文壇の間・江田夕海様のお部屋

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10・「最近泳ぎは〜」のポイント
実は先日、例の全員SWIMレベル17パーティーで何回か飛び込んで実験をしたんです(人体実験^^;)。
そうしたら……6人の中で必ず誰かが死ぬんですよ。
運が悪いと3人くらい、運がよくてもひとりは死にます。
試したのは10回くらいなので、もっとやれば誰も死なないとか全滅とかもあるのかもしれませんけど……。
ともかく、「SWIMレベルが高ければ絶対に死なない」というわけではないようです。
泳ぎが上手くても、死ぬ確率が低くなるだけなんでしょうね。
それにしても……ひとりだけ死んだりすると、他の5人はそのひとりを「踏み台」にして助かったんじゃないかと、そんな悲しい想像をしてしまう私(苦爆)。

※復刻版55に関するレポートです。
これは管理人も驚きでした。
貴重なレポートありがとうございました。

9・夕海のWiz失敗談シリーズ!
第5回テーマ『石』

FC版2の6階でのことです。
6階はマップが公表されていなかったので、『攻略の手引き』の一部白紙マップに自分でマッピングをしながら進んでいきました。
ところが、歩ける範囲を全部歩いてもどうやっても入れない3×3のエリアが2ヶ所。
もちろん、それらのエリアの周辺はくまなく調べましたが、シークレットドアなどはありませんでした。
「石なのかな」と思いましたが、それでも確認しないとすっきりしないのが私。
そこで私が何をしたかと言いますと、なんと6階でテレポーターを開けまくり、石の中に出ることがあるかどうか試したのです(爆)。
数回試した結果、期待通り(というのも変だけど)「いしのなかにいる」のメッセージを見ました。
「あ、やっぱりここは石なんだ!」
それが判明して嬉しかった私は、マップ上の3×3のブロックのところに大きく「石」と書き込みました。
……ところが。
うっかりコントローラーのボタンを押してしまったのか、それともタイマーを無限大じゃない状態にしておいた結果なのかは記憶にありませんが、その書き込み中にいきなり画面が切り替わって、画面には6つの墓石が……(苦爆)。
前回の3階といい、FC版2における想い出は石ばっかりですねぇ(汗)。
ちなみにこの6階の石、メッセージは「いしのなかにいる」と出ますが、その間、画面には「岩の塊」ではなく、3×3の出口のない空間にいるようなグラフィックが表示されます。
私はこれを根拠に、友の会の方のネタにあった「あそこは火山の火口かもしれない」という説を信じていたりします(笑)。

※FC版2の6階の石ですね。
あれには管理人もウィズ友初掲載という思い出があります。
復刻版・1参照。

8・GBC版・『他の機種との相違点レポート』

1.レベルアップ時の能力アップ率
GBC版ではレベルアップ時の能力アップ率が異様に低いです。
通常、確率75%(後の25%は無変動)で、特性値ごとに「年齢が0〜130の乱数より高ければ下がり、それ以下なら上がる」といった計算がされるのですが(特性値の状態によってはこれに当てはまらない場合もあります)、GBC版をプレイしている限り、とてもこれが採用されているとは思えません。
すべての能力が最大値未満でも、全部一気に上昇なんてことまずないですもんねぇ(苦笑)。

2.戦闘時の素早さ
ものすごく大ざっぱな言い方をすれば、クラシックなWizでは敵には素早さが設定されておらず、こちらの素早さが平均(10前後)より高いか低いかで有利不利が決まってくるのですが……。
GBC版だと、どうやら敵のレベルが素早さに関係しているようです。
その証拠に、レベルが低い状態で地下10階に下りてマイルフィックなどと戦うと、ほぼ確実にターンの一番最初に攻撃されます。
GBC版ではこの敵や味方の「レベル」が、かなり様々な影響を及ぼしていると思われます。
その例のひとつが次。

3.呪文の効きやすさ
GBC版#1において、レベル11の魔法使いがバンパイアロードにジルワンをかけてみたところ、呪文無効化率ゼロのはずなのにまったく効きませんでした。
しかし、同じ魔法使いをレベル20まで育ててから再戦したところ、今度はそこそこの確率で効くようになっていました。

4.呪文の無効化率の変化
これはレベルによる変化か、それとももともとGBC版#1は呪文が効きやすいのかは定かではありませんが……。
レベル20の僧侶が無効化率95%のはずのグレーターデーモンにモンティノを50回かけたところ、その「無効化された/無効化はされなかったが効かなかった/効いた」はそれぞれ「34/7/9」でした。
同じく、レベル20の魔法使いが無効化率95%のウィルオーウィスプ、ポイゾンジャイアント、フロストジャイアントにそれぞれラダルトを50回かけたところ、効いた数はそれぞれ「15/14/17」でした。
ほぼ、無効化率95%が70%程度に落ちている計算になりますね。

5.後衛キャラに直接攻撃が当たる?
私のパーティーでは4番めに盗賊がいるのですが、この前GBC版#1でグレーターデーモンの養殖技をやっていたら、なぜかこの盗賊に敵の直接攻撃が当たるんですよ(それより後ろのビショップと魔法使いには当たらない)。
これは、はっきりした原因がわかりません。
GBC版の盗賊や忍者は、#5などと同じ「隠れる」ができるのですが、ひょっとしてこれを使うと、後衛にいても前衛扱いになってしまうのでしょうか?

6.呪文のダメージ
どうやらGBC版の敵には「弱点属性」が用意されていて、それを突いた呪文攻撃をすると、本来その呪文に込められた威力よりも大きいダメージが与えられるようです。
ダルトのダメージは本来なら6〜36のはずなのに、俗に「冷気に弱い」と言われる昆虫タイプのモンスターに使ってみると、70くらいのダメージが簡単に出るのでした。

※データ収集ご苦労様でした。
大変に興味深いレポートです。
GBC版をプレイする人に是非参考にしてもらいたいですね。

7・ミスマッチなキャラ

種族と職業がミスマッチなキャラを育てた経験ですか。
私のこだわり「全員に全部の呪文を覚えさせる」の一環として、後にロードやバルキリーにする予定のドワーフを魔法使いやアルケミストにしたことや、侍にする予定のムークを僧侶にしたことならありますよ。
あと、外伝3ではフェアリー専用の「エンゼルウィップ」が後衛用の武器として異様に強いので、忍者やビショップはいつもフェアリーで作ります。
そうそう、フェアリーのバルキリーも作りましたね。
あの小さい体で槍を持たせるとかわいいかなと思いまして(笑)。
(本当に普通の「槍」しか装備できなかったけど^^;)

※フェアリーのバルキリーがナイスです。
普通の槍しか装備出来ないというのもなんだかカワイイですね。
外伝1にはエルマナヤンという妖精のモンスターがいました。
彼女(だよな)は弓矢を装備していましたね。

6・夕海のWiz失敗談シリーズ!
第4回テーマ『湖の誘惑』

FC版2でのお話です。
2の『攻略の手引き』を見ながら、悪のパーティーで3階を探索していました。
その本のマップを見ると、一歩進むごとに後ろが壁になっていく大広間の隅に何かあります。
そこは、マップ上では水色に塗られていました。
マップの下の凡例を見ると、水色に塗られたマスは「湖」とのこと。
そういえば1階の湖もそうでした。
「ここには何かイベントがあるに違いない!」
元来の水好きも手伝って(?)、私は喜び勇んでその大広間の隅へ向かったのです。
近づいてくると、「これ以上進むな」みたいなメッセージが表示されましたが、それはRPGではお約束のトラップ、と気にせずにさらに前進したら……。
「いしのなかにいる」
……ええ、リセットを押す暇もなく全滅しましたとも(苦爆)。
地図記号の間違いと言ってしまえばそれまでなんですが、よく見たらそのページの解説文に「何度も警告するので、よほどのバカでないと踏み込まない」などと書いてあり、思いっきりとほほな私なのでした(汗)。
しかし、なんであの本はあんなミスをしたんでしょうねぇ。
3では同じようなメッセージ連発地点の先に泉があるので、それと混同したのでしょうか?

※「リルガミンの遺産」はFC、リルサガ、GBCとプレイしていますが、あのポイントに入った事は1度もないですね。
1度くらい体験しておくか(苦笑)。

5・夕海のWiz失敗談シリーズ!
第3回テーマは『転移のかぶと』。

前回はFC版1で魔法使いをロストさせたお話でしたが、実はその後に作り直した魔法使いもロストさせてしまったことがあるのです(汗)。
ただしこちらは迷宮内でのロストだったため、救済措置がありました。
それは、FC版1だけの裏技「ロストしたキャラと一緒にマロールで変な座標に飛び込むと、ロストキャラがただの死亡状態になってお城に戻る」というもの。
雑誌でその裏技を知った私は、何とかしてそれで哀れな魔法使いを救ってあげようと思いました。
しかし、何といってもロストしたのはマロールを使える魔法使い。
当時の私のパーティーは「戦士×2、僧侶、盗賊、ビショップ、魔法使い」というものでして、パーティーを変えずにその技を使うには、ビショップを育てるしかありませんでした。
が、ビショップの魔法修得の遅さは当時の私も実感していたので、とてもそんなに待っていられません。
そこで私が注目したのは、雑誌についてきたアイテム一覧表で見つけた「転移のかぶと」。
これがあればマロールが使える、つまり魔法使いを復活させられる!
そう思った私は、一度も拾ったことのないそれを求めて、残りの5人でダンジョン内の探索を始めたのでした。
ところが、その雑誌には地下6階までのマップしか載っていません。
一度クリアはしていましたが、それも地図などを見たわけではなく、本当に手探りの末のことだったんですよね。
おまけに、地下10階では苦戦した想い出ばかりが強くて、もう二度と行きたくない状態でした。
だから、何とか地下6階で「転移のかぶと」を手に入れようと思って連日戦ったんです。
何を根拠にかは覚えていませんが、当時はどの階でも確率次第ですべてのアイテムを拾えると信じてたんですよ(苦笑)。
しかし、その期待も虚しく、結局地下6階では「転移のかぶと」は決して拾えず、強敵渦巻く地下10階へと下りるしかなかったのでした……。
やっとの思いで手に入れて、念願の魔法使いを復活させたときは、思わず笑みがこぼれましたけどね(笑)。

※苦労してキャラを救出した時のあの感激はウィズならではでしょう。
ところでこの裏技は知りませんでした。
「石の中」とかに飛び込めばいいんでしょうか?
もしそうなら、転移の兜がなくても、10階でわざとテレポーターを引いて石の中に飛び込む、とか・・・

4・夕海のWiz失敗談シリーズその2『ああ、悲しき魔法使い』

私は、FC版1がWiz初体験でした。
そのためシステムなどもよくわかっておらず、数え切れないほどキャラを死なせてしまったものでした。
中でも一番痛かったのが、称号がついたパーティーの魔法使いをロストさせてしまったこと。
魔除けを手に入れようにも、他の5人には称号がついているのでワードナは出てきてくれません。
他のパーティーを育て直して取ってきてもらえばいいのですが、当時の私がそんな根気のいることを思いつくわけもなく(苦笑)、どうにもなりませんでした。
結局、新しく作り直した魔法使いだけが称号なしというかわいそうな状態。
しかし、それは1の中だけにとどまらなかったのです。
2以降はターボファイルでキャラを転生させてプレイしたので、「魔法使いだけ1の称号がないパーティー」は、時代を超えて代々続くはめになったのでした(汗)。
しかも、名前を変えて同じキャラを何度も転生させたりしたので(2パーティー必要な2は特に)、最近1〜5のソフトをチェックしてみたら、本当にどのパーティーも魔法使いだけが1の称号を持っていませんでした……。
ああ、悲しき魔法使い(苦笑)。

※1人称号の無い魔法使いを見る度にロストの想い出が甦るわけですね・・・
それは辛いかも。

3・夕海のWiz失敗談シリーズその1『不確定名』

私がFC版#1を手に入れ、初めてプレイしたときのことです。
地下1階に下りて最初に出会ったモンスターは「スライム」でした。
RPGではおなじみのモンスターなので、「あ、このゲームにもスライムっているのね」と思いながら戦闘開始。
ところが、1ターンで全滅させることができず、次のコマンド入力に戻ったとき、いきなりモンスターの名前が「バブリースライム」になり、グラフィックも変化。
「うわっ、変身した!!」
……そうです。
私は、実際にプレイするまで「モンスターには不確定名と確定名がある」ということを知らなかったのです。
確かマニュアルにも書いてませんでしたよね?
ラツマピックの説明も「モンスターを識別する」というくらいだったと思いますし……。
ともかく私は、この「スライム→バブリースライム」現象を見て「スライム程度のモンスターでも変身するとは、さすが『ウィザードリィ』は他のRPGとは違うなぁ」と、思いっきり勘違いしてしまったのでした(汗)。

※確かに。
ウィズは他のRPGとは違いますよね。
でもスライムが変身てのはなあ・・・(苦笑)。

2・リズマンに関する苦〜い想い出

ゲームとはまったく関係ない、本当に個人ネタですが、リクエストにお応えして書きましょう。
失敗談は私の特技でもあるので(苦笑)。

外伝3の発売は1993年でしたね。
実は私、この年は高校3年生だったんです(年バレまくり^^;)。
その年の暮れ、私は先生に推薦状を書いてもらってとある大学(哲学科っぽいところ)を受験しました。
推薦なので、筆記試験の他に面接がありました。
私は普段、よほどのことがない限り緊張することはない人間なのですが、このときは人生がかかっていただけあってコチコチになってました(笑)。
で、いざ私の番。
面接官に「大学に入ったらどんな研究をしたいですか?」というようなことを聞かれました。
そんな質問は予想外だったので、大パニック。
そして……焦った末に、こんなようなことを答えてしまいました。
「人間というものの存在について、極限まで掘り下げて考えてみたいです」
……外伝3の公式ガイドブックでは、リズマンの説明のところに「戦士としての資質を極限まで掘り下げて云々」という意味のことが書いてあるんです。
こともあろうに、私はこの場面でそれを思い出してしまったのでした(笑)。
で、それをとっさにアレンジして答えたのが先のセリフだったのですが……。
結局この大学には見事にふられ、そのセリフは苦〜い想い出に変身(汗)。
それ以来「リズマン」という種族名を見るとどうしてもこのときのことを思い出し、使うのをためらってしまうのでした。

※何故こんな場面でリズマンを思い出す!(笑)
あー、でもウチもリズマンは使った事ないなあ。

1・江田夕海、最強最大の外伝3ネタ(笑)

外伝3にはそれまでにない新種族、新職業が目白押しでしたが、私にとってはそれよりももっと注目に値する新要素がありました。
それは「キャラの性別の概念」。
女性専用の職業バルキリーは発表されていましたし、おそらく同じ職業でも性別によって能力や装備品が多少異なったりするのでは、との予想は簡単にできました。
……が、私は考えてしまいました。
「果たしてそれだけだろうか?」
で、いろいろ予想というか空想をしたんですね。
その結果は、これ。
「男と女がいるなら……キャラ同士で『結婚』ができる、これしかない!(爆)」
当時某RPG5にはまっていた関係もあるのでしょうが、私はそれを強烈に期待したのでした(汗)。
もちろん、運がよければ(?)そのうち子供も生まれる。
そのとき、親のレベルや職業、呪文習得状況などが子供に影響し、普通に訓練場で作るのとは違うタイプのキャラが作れる……とか。
例えば、父がロードで母が魔法使いだったら、彼らの子供は最初からロードと魔法使いには適性を持っていてレベルアップが通常より早いとか、他の職業についても魔法使いの呪文はレベル50くらいまでかけて覚えてくれるとか、そんな感じです。
他にも、性格が合わないと結婚できないとか、異種族結婚でないとできないハーフ種族……例えば人間とエルフの子供は「ハーフエルフ」になるとか、いろいろ考えていたものでした(苦笑)。
今なら「こんな概念を取り入れてはまるで別のゲームになってしまう」と理解できますが、当時は本当にこのシステムが欲しいと考えていたんですよ。
それはゲームが発売されても変わらず、結局男女カップルをクスト寺院に連れていって、頭の中だけで「結婚式の真似事」などをしたりしていたのでした……。
ああ、世の中恋ばかりだったあの頃の私(汗)。

※管理人のコメント
記念すべき文壇の間第1号ネタです。
さすがは愛の探求者、夕海さんですね。
ちなみにPS版エンパイア「古の王女」では、人間とエルフのカップルからハーフエルフが産まれたりしますが、あれは結婚とはちょっと違うのかな・・・?