砂糖は太るのか
現代社会において,人が直面する非常に重大な問題の一つに健康問題がある.
その中でも特に重大で,頻度が高く,注意しなければならないものが
癌,脳卒中,心臓病,糖尿病に代表される生活習慣病である.
そして肥満はこれらの原因に深く関与しており,これらに掛かるリスクを高める作用がある.
…そして近年の健康ブーム!!
ダイエット(=肥満対策?) といえば健康ネタで定番の一つだし
TVや雑誌でもよく特集されているみたいだ.
そういうことで多くの人は「太る」ということに対して非常に敏感になっている.
そして,砂糖はまさにダイエットの敵!!非常に太りやすいものであると目の敵にされているような気がする.
そういうわけだからかな?
比火中は時々スティックタイプの砂糖をそのままのむ習性があるんだけど
のんでいると大概こんなことを言われるのだ.
「太るよ(太らないの?)」
比火中的な答えはもちろん「太らない」だ.
というのも比火中はちゃんと分量を守ってのんでいるからなのだ.
スティックタイプの砂糖の主成分はグラニュー糖というもので
これは100gあたり387kcalの熱量を持っている.
スティック1本の内容量は4g前後なので,1本あたりの熱量はたったの15kcal
飴玉1個分(あるいはそれよりも少ない)程度のカロリーだわ.
2,3本程度のんだとしても全然たいしたことはないのだ.
ちなみに白米は100gで170kcal程度の熱量なので砂糖に換算すると約44g相当ということになる.
つまりご飯100g(だいたいコンビニのオニギリがこれくらい)を食べる代わりに
スティック砂糖11本(=44/4)飲むとカロリーベースでは等価ということになる.
つまり何らかの事情でご飯が食べられないときは
自分の普段食べる量に換算した砂糖をのめば良いということだね.
砂糖といっても分量さえ守れば太るということは全くない.
食べ過ぎれば当然悪いかもしれないけど,そもそもほとんどすべての物は食べ過ぎれば体に悪い.
(水も飲みすぎれば急性水中毒で死んだりもするのだ)
何物も適量を食べるようにすれば体に悪いということはないということだわ.
いや,しかし