我が家流家庭菜園術

野菜作り 実践編

 こうやってみると、家庭菜園とはいえずいぶんたくさんの種類の野菜をつくってみたものです。大収穫だったもの、逆に大失敗したもの、毎年つくっているもの、1度しかつくってないもの、いろいろあります。
 大根、ニンジン、玉ネギなどといったスタンダードな野菜以外に、お店ではあまり売っていないものを食べられるのも、楽しみのひとつだったりします。
 日本も広いので、寒いところ暑いところがあり、これをご覧の方の土地では当てはまらないものもあるかもしれません。千葉・房総からお送りする野菜の記録、とおもって割り引いてごらんください。

野菜の名前索引


あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま・や行 ら・わ行
アサツキ
ユリ科
カブ
アブラナ科
サトイモ
サトイモ科
タアサイ
アブラナ科
ナス
ナス科
ハクサイ
アブラナ科
ミニトマト
ナス科
ラッカセイ
マメ科
アスパラガス
ユリ科
カボチャ
ウリ科
サラダ菜
キク科
ダイコン
アブラナ科
ニラ
ユリ科
ピーマン
ナス科
モロヘイヤ
シナノキ科
ラディッシュ アブラナ科
インゲン
マメ科
キヌサヤ
マメ科
シシトウ
ナス科
タマネギ
ユリ科
ニンジン
セリ科
ブロッコリー
アブラナ科
レタス
キク科
エダマメ
マメ科
キャベツ
アブラナ科
シソ
シソ科
チンゲンサイ
アブラナ科
ネギ
ユリ科
ヘチマ
ウリ科
ワケギ
ユリ科
オクラ
アオイ科
キュウリ
ウリ科
ジャガイモ
ナス科
ツルムラサキ
ツルムラサキ科
ホウレンソウ
アカザ科
キョウナ
アブラナ科
シュンギク
キク科
トウガラシ
ナス科
グリーンピース マメ科 スイスチャード
アカザ科
トウモロコシ
イネ科
紅芯ダイコン アブラナ科 ズッキーニ
ウリ科
トマト
ナス科
ゴーヤ
ウリ科
ソバ
タデ科
コマツナ
アブラナ科
ソラマメ
マメ科
カリフラワー
アブラナ科
*まだまだ野菜の種類はありますので、順次更新していきます

 

野菜作り 秋の巻

 

秋の葉菜

秋まきの作物は、育ちは遅いが、葉ものは柔らかく、虫もあまりつかずにできます。ハクサイやブロッコリーなど、種まき時のタイミングが難しいものもあるので、地元の人の話など聞いて気候にいちばんあった作り方を考えましょう。

アサツキ(ユリ科)/★

種まき 8月下〜9月下 定植   収穫 9月〜12月
2月〜4月

種まきから収穫/夏の終わりになると売られる球根を購入。ひとつの球根から10本以上に分けつするので、ひとつずつ15センチ間隔くらいで埋める。球根の頭がちょこっとのぞくくらいの浅植えにする。あとは芽が出て、緑の葉がスーッとのびてきたら順次収穫。人によっては年内は収穫せず、春になってからだけ取る、という人もいるが、球根ごと引っこ抜かず、葉だけ切って収穫すれば、次々新しい葉が伸びる。が、12月いっぱいくらいで一度枯れてしまい、また2月の下旬あたりから新しい葉が伸びてくる。このころには球根もしっかり分けつしてたくさんになっているはずなので、球根ごと引っこ抜いて食べる。5月に入るころにはまた枯れてしまうので、しっかり枯れてから掘り起こして乾燥させ、次の年の球根として使うと、永遠に球根を買わずに作れる!
 ワケギも作り方はまったく同じ。

害虫や病気/たまに葉に穴をあけて、中に入っているイモムシがいるくらい。あとは春に葉がサビのように赤い斑点が出てしまう病気。これはチッ素分が過多の証拠だそうだ。

料理/アサツキは、球根ごとひっこぬいてそのまま味噌をつけて食べると、鼻にツーンと辛みが・・・。日本酒の肴なんかにぴったり? ワケギはさっとゆがいて(水にはさらさない)酢味噌あえがGOOD。ゆでたアオヤギ、ワカメなどを加えると、なおGOOD。ゆがいたものは、タラコスパゲティの具にしてもおいしいし、色もきれい。生で葉を小口切りにして、豚汁、煮物などの青みに重宝。

 

カリフラワー(アブラナ科)/★

種まき 7月下〜8月下 定植 8月下〜9月下 収穫 10月〜1月

カリフラワーまきから収穫/ブロッコリーとほとんど育て方は同じ。暑いさなかに種をまくので、どうも種からだとうまくできない。種は、ポリポットに5粒ずつくらい植え、寒冷紗をかけて育てるが、発芽が悪かったり、芽がでても暑さと水不足で枯れてしまったり・・・。
 苗から育てる場合は、最寄りのホームセンターや種苗店で購入。50?間隔くらいで畑に植える。どんどん葉が出て茎が太くなり、つぼみが出る。家庭菜園の本などには、つぼみが小さくなってきたら周囲の葉をヒモでしばって白くさせっる、とあるが、放っておいても白いし、やっぱりお日様をあびたほうが、栄養があるような気が・・・。しかし収穫が遅れると花が咲いてしまうので、ほどほどで収穫。
 肥料は、苗の植え付け時と、つぼみが出てきたら液肥やEMをやっている。肥やしのきいていない我が家の畑では、やっぱり小さなカリフラワー(大きなモノでも直径13〜4センチほど)しかできない。土質はやっぱり重要!
 ブロッコリーのように茎だけしばらく残しておけば、小さなわき芽が出てくるかと思って待っていたが、どうもカリフラワーはないらしい。残念。

害虫や病気/キャベツの親戚なので、葉にはやはりアオムシやヨトウムシが付く。基本的には撤去するが、葉を食べるわけではないので、それほど神経質に取らないことにしている。カメムシのような虫がつぼみを食べていたことがあった。これは撤去!

料理/サッとゆでてマヨネーズで・・・が取りたてが美味。あとはシチュー、グラタン、クリーム煮など、乳製品と相性が良い! 
 卵のなかにピーマンやベーコン、タマネギなどとともにゆでたカリフラワーを入れたスペインオムレツ(ほんとうはカリフラワーではなくジャガイモでつくる)も美味。

コマツナ(アブラナ科)/★

種まき 8月下〜11月中 定植   収穫 12月〜3月

種まき 2月下〜7月中 定植   収穫 5月〜8月

コマツナ種まきから収穫/真夏と真冬以外は種まきでき、何の料理にでも使えるので便利な野菜。通常は、50センチほどの畝に2すじのすじまき。発芽率がいいようなので、スカスカ気味にまいてもちょうどいいくらい。間引きながら収穫していく。真夏と真冬以外は種まきできるが、春まきのものはすぐにトウが立ってしまうし、葉もスジスジでいまひとつおいしくないので、やはり秋まきがいいみたい。
 2月に種まきをし、トンネル栽培にすると、春先の端境期に収穫ができて便利。
 「トンネル」は、竹やトンネル用のU字型の支柱などを50センチおきくらいにセットした骨組みに、トンネル用のビニールをかぶせる。裾は専用のT字型のペグで固定。ビニールには、換気用にところどころ手が入るくらいの穴をあけておく(間引きや草取りもこの穴からする)。2月中はビニールの裾は閉じたままで、3月に入って暖かくなったら、日中の日の射す時間だけ裾をめくっておく。トンネル用の資材は、ホームセンターなどで購入(我が家はもっぱら「ジョイフル本田」で)。
 この作り方だと、ほかに何も穫れない時期に食べられ、しかも柔らかくておいしいものができる。そのうえ、コマツナの場合、非常に悩まされる虫食いの被害もほとんどなし。ホウレンソウ、シュンギク、ラディッシュ、チンゲンサイなども同様にトンネルでできるので、来春はトンネルでどっさり作ろうかと思案中。

害虫や病気/アブラナ科の宿命か、虫食いが激しい。イモムシはつまんで捨てるしかない。鳥に葉をつつかれることもある。

料理/ゆでる、炒める、煮る。洋風和風中華風。何にでも使えおいしい便利野菜。

シュンギク(キク科)/★

種まき 8月下〜9月下 定植   収穫 10月〜3月

種まきから収穫/春まき(4月ごろまいて6月ごろ収穫)もしてみたが、葉がイマイチ固いし、すぐにトウが立ってしまうので、やっぱり秋まきに向いているみたい(トンネルを使っての早春まきはOK)。
 ほかの葉ものと同じように、15センチくらいの間隔ですじまきするか、ばらまきにして順次間引いていく。収穫は、根っこごと抜いてしまわず、新芽の部分をポキッと折る。側枝が次々出てくるので、どんどん新芽が収穫できる。当地は比較的暖かいので、
真冬でも少しずつ成長し、春先までずっと収穫できる。春になるとオレンジ色のキクのような(キク科だから当然だが)トウがたつ。

害虫や病気/あのクセのある匂いのせいか、虫食いは皆無。

料理/無農薬、取れたてのシュンギクは、生でもオイシイ! 葉の部分だけをちぎって水に付けてパリッとさせたら皿に盛る。ドレッシングは、醤油ベースのものがおいしい。白髭ネギを飾ったり、素揚げにしたしらすやじゃこをトッピングすると、なおGOODD。鍋物、ごまあえ、おひたしなどなど。お正月のお雑煮の具にも欠かせない存在。

タアサイ(アブラナ科)/★

種まき 8月下〜9月下 定植   収穫 12月〜3月

タアサイ種まきから収穫/チンゲンサイを小さくしたような葉が集まって丸く平たい株になる野菜。よく育つと直径30センチくらいにまでなるので、50センチほどの畝に2すじのすじまきにする。チンゲンサイやコマツナなどと一緒にまくとどれも同じような双葉が出てくるので、何をまいたのかわからなくなってしまう。が、だんだんタアサイはしわしわで濃緑色の葉になり、平べったくなってくる。とくに冬はロゼット(タンポポが地面にペタッと平べったくなるのと同じ)で地面にペタッと寝てしまう。株ごと収穫してもいいが、外側から必要なだけ葉の根元をカットして収穫すると、いつでも取れたてが食べられる。

害虫や病気/春まきでもできるがアブラナ科の定めか、イモムシの虫食いが激しい。

料理/チンゲンサイと同じように炒め物にしたり、煮びたしにしたりするとおいしい。干しエビの風味がよくあう。

チンゲンサイ(アブラナ科)/★

種まき 8月下〜9月下 定植   収穫 11月〜1月

チンゲンサイ種まきから収穫/コマツナなどと作り方は同じ。すじまきにして、株間10センチくらいになるまで間引いていく。根元の部分が張ってきたら収穫。春まで少しずつ食べながら収穫できる。しかし暖かくなるとすぐにトウがたってしまうので注意! トウは菜の花と同じで、ゆでて食べられる。
 春まき、夏まきもできるが、葉が虫食いでボコボコになりやすい。また、ゴワゴワした固いチンゲンサイになりやすい。ほかの菜っぱ同様、トンネル利用の早春まきもオススメ。

害虫や病気/タアサイと同じ。気候のいいうちは、イモムシに葉を食われる。

料理/中国野菜だけあって、シャキシャキ感が残る程度に炒めたものがおいしい。トウは、ゆでてからし醤油あえやシンプルにおひたしで。

ハクサイ(アブラナ科)/★★★

種まき 8月下〜9月上 定植   収穫 10月〜1月

ハクサイ種まきから収穫/簡単そうで、どうもうまくいかない・・・の代表がこれ! ハクサイは、蒔き時をはずすと、テキメンに結球しなくなってしまうそうである。地元で上手につくっている人に、蒔き時やどの種を使っているかをきいてまくが、それでも毎年結球させることができない。なぜだ。
 30?間隔くらいで畑に5粒ずつくらい直播きするか、ポリポットに苗をつくって移植する。実際のところ、ハクサイの種をまく頃は、まだ夏野菜も終わっていなくて、畑があいていないことがあるので、移植することが多い。ときたま堆肥や過石をまいて土をかぶせてやるくらいで、あまりめんどうはみない。しかし、害虫が多いのが難(下記参照)。寒くなってくるころにはリッパな葉が茂ってくるので、我が家の場合、結球に見切りをつけてしまうと、外側から葉をちぎって食べてしまう。春先まで、延々とちぎって収穫・・・。
 3月に入って暖かくなると、すぐにトウがたってしまう。しかし、トウは菜の花と同じで、ゆでて食べられるので、わざと2〜3株残しておいておき、しばらくはトウを収穫。

害虫や病気/11月末くらいまでは、ヨトウムシの被害がひどい。放っておくと葉脈しか残っていないムザンな姿になってしまう。夜に懐中電灯で照らして見つけるか、昼間根元に丸まっているのをほじくるかして、撤去する!

料理/結球しない負け惜しみかもしれないが、結球しないハクサイは、葉が青々していて味が濃い。それに、必要な分だけ葉をかきとって使えるので、いつでも新鮮な葉が食べられる! 我が家では、冬中、鍋物やラーメンの具、炒め物などに大重宝。柔らかく煮たロールハクサイもおいしい。
 トウは、おひたしやからしあえがおいしい。小さいものなら、刻んで菜の花ごはんにするのも、春の味。

ブロッコリー(アブラナ科)/★★

種まき 7月下〜8月上 定植 9月 収穫 10月〜3月

ブロッコリー種まきから収穫/暑いさなかに種をまくので、どうも種からだとうまくできない。種は、ポリポットに5粒ずつくらい植え、寒冷紗をかけて育てるが、発芽が悪かったり、芽がでても暑さと水不足で枯れてしまったり・・・。単にズボラなだけかもしれないが、うまく育てるコツはないものか。
 苗から育てる場合は、最寄りのホームセンターや種苗店で購入。50?間隔くらいで畑に植える。どんどん葉が出て茎が太くなり、つぼみが出る。つぼみを食べるので、花が咲かないうちに収穫。放っておくと、どんどん伸びて黄色い菜の花が咲いてしまう。それに、早めにとったほうが柔らかくておいしいようだ。収穫後も茎だけしばらく残しておけば、小さなわき芽が出てくるので、それも食べられる。

害虫や病気/キャベツの親戚なので、葉にはやはりアオムシやヨトウムシが付く。基本的には撤去するが、ブロッコリーの場合、葉を食べるわけではないので、それほど神経質に取らないことにしている。

料理/サッとゆでてマヨネーズで・・・が取りたてが美味。あとはシチュー、グラタン、茎のキンピラなどなど。
しかし、一番のオススメは、スパゲティ! 柔らかーくゆでた(しゃもじでスッと切れるくらい)ブロッコリーを、フライパンでニンニクのみじん切りやアンチョビ(お子さま向けにはツナ缶)といためて、塩こしょうをパラパラ。それをゆであげたスパゲティとあえるだけ。粉チーズをかけて食べるとおいしい! ぽりぽりしたブロッコリーとはまた別の食感が味わえる。 

ウレンソウ(アカザ科)/★

種まき 8月下〜11月上 定植 9月 収穫 10月〜3月

種まきから収穫/春まきもできるが、ほかの葉モノ同様秋まきのほうが柔らかくておいしいものができるし、トウがたちにくい。種は基本的に春まきは西洋種、秋まきは日本種のものがいいそうだ。そこで、春まきはサカタのタネの「サンライト」など、秋まきはサカタのタネの「日本」など、蒔き分けている。
 畑にばらまきして、間引きながら育てる。あまり間隔をあけるより、ある程度は混んでいたほうが葉が汚れないし、ペタッと寝てしまわないので、きれいなものができる。間引き菜は、根っこごと食べてしまう。
 コマツナ同様、トンネル栽培の早春まきをするのもオススメ。端境期に収穫できて重宝する。

害虫や病気/コマツナと違って、葉の虫食いはなし。しかし、突然しおれてしまった・・・と思ったら、根元がネキリムシにかみきられていることがある。根元をほじくって見つけ次第撤去!

料理/自家栽培の無農薬ホウレンソウは、生でも(とくに秋まきのものは)おいしい。カリッといためたベーコンとフレンチドレッシングであえるとgood。
 ホウレンソウは、根の部分も、火を通せば食べられる(コマツナも試したが、固くてダメだった)。ピンクの色がきれいだし、ほんのり甘くてかむほどにうまい、というかんじ!? 

ミズナ(水菜またはキョウナ)(アブラナ科)/★★

種まき 9月上〜10月 定植   収穫 12月〜3月

キョウナ(ミズナ)種まきから収穫/寒さに強いが、暑さには弱いそうなので、9月に入って秋だなぁ〜という頃になってから種をまく。1株がどかっと大きくなるので、本当は30センチ間隔くらいで点まきしたほうがいいらしい。が、我が家は間引き菜もすべて食べてしまうので、50センチほどの畝に2列にすじまきする。双葉はアブラナ科特有のハート型のものが出て、本葉はギザギザしたキョウナ独特のものが出て、どんどん枝分かれして成長する。追肥はとくにせず、ときたまEMの液肥をまいてやる程度。間引きをして最終的に株間30センチくらいに。冬中収穫でき、春になると真ん中から菜の花風のトウが立つ。

害虫や病気/アブラナ科の作物にしては、虫はあまりつかない。たまにアブラムシが付いたが、これがやっかい。食べるときに洗い落とすのが少々めんどうなのだ。きれいに洗ったつもりでも、おひたしにしようと思ってゆでると、お湯にアブラムシが浮いてたりして・・・。アブラムシには牛乳をまくといいというけど、根本的な駆除はなかなか大変。

料理/キョウナの本場・京都では、水炊きに欠かせないモノらしい。おひたしはもちろん、炒め物にしてもシャキシャキして歯ごたえがいい。ラーメンの具なんかにも、意外とマッチ。



タマネギ(ユリ科)/★★

種まき 9月上〜9月中 定植 10月下〜11月中 収穫 4月〜6月

タマネギ種まきから収穫/売っているもののようにリッパなのを作るのは、なかなか難しいが、栽培期間が長く大半は冬なので手はかからない。プランターか苗床に元肥を施し、育苗用の種まき。間引きながらエンピツ程度の太さになったら畑に移植。15センチ間隔程度で植え付け、冬の間はそのまま。種苗店で苗を売っていることもあり、またピンポン玉程度の小さなタマネギを植え付けるタイプのものもある。苗作りがけっこう難しいので、初心者にはオススメ!
春先に追肥をし、雑草が多い場合は草取りしたほうがベター。あまりに雑草がひどいといつの間にか溶けてなくなってしまうことが・・・。まだ球がそれほど大きくならないうちに収穫したものは、茎葉がやわらかいのでワケギなどのように食べられる。球を太らす場合は、茎が倒れてから収穫。天気のよい日に収穫して、茎を束ねて風通しのよいところに吊して貯蔵する。

害虫や病気/あまりない。

料理/新タマネギはうすくスライスしてサラダに! また、うす切りの豚肉でひと口大に切ったタマネギをくるみ、フライ衣をつけた変わりカツも美味。タマネギの甘みが堪能できます。 

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秋の根菜 

葉菜と同じく、春まきでもできる作物ですが、秋まきのほうがみずみずしくおいしくできるようです。カブは意外と育成期間が短いので、長く収穫したい場合は、少しずつずらしてまくと便利です。

カブ(アブラナ科)/★

種まき 8月下〜10月下 定植   収穫 11月〜1月

種まきから収穫/カブには、大カブと小カブがあって、野菜作りの本など読むと「小カブのほうが作りやすい」と書いてあるけど、実際、手間やでき具合は、それほど変わらない、と思う。料理するときの使い勝手は大カブのほうがいいので、個人的には大カブがオススメ。
 我が家でまいたタネは、サカタのタネの「玉波蕪」、トーホクの「雪姫かぶ」など。両方とも甘くて柔らかくておいしかった。50?幅くらいの畝に2本のすじまきにする。少しずつ間引いて、最終的に株間5〜10センチくらいにする。間引きをするたび倒れそうな株に土寄せをして、丸く結球してきたら露出しないように、また土をかけてやるとまん丸で肌がぴかぴかのカブができる。露出していると、その部分は青くてゴワゴワの肌になりやすい。
 小カブだったら、ばらまきでもOK。小カブは、むしろラディッシュと同じ感覚でつくったほうがいいみたい。
 4月ごろ種をまく春まきもできるが、どうも肌が汚く、葉も固いカブができてしまう。春まきだったら、トンネルを使っての早春まきがオススメ。

害虫や病気/葉はアオムシの虫食いが多い。葉も食べたいので、撤去する。ただし、寒さが深まると「ともにいなくなる。

料理/塩と昆布と赤とうがらしで漬けた浅漬けが美味。がんもどきと煮たり、洋風にクリーム煮にしても、とろけるようでおいしい。クリーム煮を煮すぎてくずれてしまったら、ミキサーにかけてしまい、ポタージュにしてしまうとGOOD。

ダイコン(アブラナ科)/★★

種まき 8月下〜9月下 定植   収穫 10月〜12月

種まきから収穫/育てることはそれほど難しくないが、我が家のダイコンはどうも味が悪い。ふつうダイコンは、煮ると甘みが出てくるはずだが、苦みが残る。土の状態がよくないのだろうけど、何をどうすればよいのか、いまのところ解決策はなし。また、猛烈に雑草が多い(しかも異常に根強いものばかり)ためか、耕し方が足りないためか、長くて太いダイコンがなかなかできない。太くなっても先端が人の足のようにふたつに裂けたものが多い。
 基本的な育て方。なるべくよく深く耕して堆肥やEMを入れた畑に種まき。2すじのすじまきにして土は浅めにかぶせる。発芽後は少しずつ間引きして、最終的には株間20〜30センチくらいに。カブ同様、間引きしたら根元に土寄せをする。土寄せしてもだんだん上にも成長してくる。ダイコンの首の部分が地上に成長してきたらそろそろ収穫期。ずっと畑においておくと「す」が入ってまずくなるし、春になるとトウが立ってしまう。ダイコンは1度に大量に使えるものではないので、少しずつ時期をずらしてまいたほうが、ずっとおいしいダイコンが食べられると思う。
 春まきの夏ダイコンもオススメ。食欲の落ちる夏に、ピリッとした大根おろしはけっこうイケる! ただし、ちょっと畑で放っておくと、すぐにトウがたってしまう。早め早めの収穫がいい様子。

害虫や病気/葉に黒いイモムシがつく。基本的に撤去。また、アブラムシがしつこく大量に付いてしまうことがある。洗っても取りきれないので、けっこうやっかい。牛乳や水にたばこの吸い殻をいれておいた茶色い液をかけるとよい、というが、根本的な駆除は難しいみたい。

料理/自家製のダイコンは、葉まで安心して食べられるのがうれしい(虫がいなくなるまでセッセと洗うのは、少々面倒だが)。葉はごま油で炒めて、しょうゆ、かつおぶし、だし少々で味付けしたものが一番おいしい(と思う)。熱いごはんのおともにピッタリ! じゃこや油揚げと煮びたしにしたり、だしとしょうゆとみりんでサッと煮て卵でとじてもおいしい。
 もちろん、白い根の部分は、煮物におでんにふろふき大根にサラダに・・・・・・・。
 間引き菜も、浅漬けやみそ汁の実などにして十分に食べられる。

紅芯ダイコン(アブラナ科)/★

種まき 8月下〜10月下 定植   収穫 11月〜1月

紅芯ダイコン種まきから収穫/中国産の大根で、カブのように丸い形。外側は白いが、中はきれいなピンク色。基本的に生で食べるモノらしい。種苗店でタネを見つけ、モノ珍しさからつくってみる(タネは、トーホクの「北京紅芯大根」)。
 育て方はダイコンと同じ。育ってくるとやはり根元が露出してくるが、緑色で固そうなかんじになってきたので、マメに土寄せする。我が家のヤセ畑のせいか、直径高さ共に10センチ程度にしかならなかったが、本来はどれくらい大きくなるものなのか? 野菜作りの本などを見ても、出ていないので不明。

害虫や病気/葉に黒いイモムシがつく。ふつうのダイコンと同様。
料理/
食べ方はふつうのダイコンを生で食べるときと同じ。とにかく色がきれいなので、色を生かすような使い方をすると、食卓がカラフルで楽しい。大根おろしにしてもきれい。うすく切ったものを昆布、赤とうがらし、ゆずと塩で漬けたものは、色も味も絶品。

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秋の果菜

 秋まきの豆類は、秋に種をまいてしまえば、春の成長期までは霜除け風除けの世話をするくらいで、あとは世話なし。育成期間が長いですが、なりはじめれば、次々収穫ができて楽しめます。

グリーンピース(マメ科)/★

種まき 9月下〜11月上 定植   収穫 翌4月〜6月

グリーンピース種まきから収穫/香りや味が、収穫後アッという間に変わってしまう野菜が多いのだなぁ、と自分で野菜をつくるようになってからしみじみ思う。グリーンピースの取りたてのおいしさを味わえるのも、自分で野菜をつくる特権?のひとつだと思う。
 グリーンピース、というと「子供の嫌いな野菜」に必ずランクインしている気がするが、取りたてを食べたら絶対にそんなことはない!と私は言いたい。現に、我が家の子供はグリーンピースごはんも、グリーンピースの卵とじも大好物である。子供との収穫やさやむきも楽しいし、ぜひ子供のいるご家庭でつくっていただきたい!、と思う。
 グリーンピースやキヌサヤは、連作すると格段に実のなりが悪くなるそうである。そこで、前年作った畝をチェックしておき、そこは避けて作る。畝が全部で10本くらいあるので、順番にずらしていけばOKだ。
 マメ類は、十分に涼しくなってから種まき。当地はほとんど霜はおりないが、それでもあまり寒いと、葉が凍り付いて枯れてしまうので、なるべく小さい姿で冬を越させる。10月の下旬頃、種をまく。トーホクの「グリーンピース」、サカタのタネの「グリーンピースー実えんどう」など。株間20〜30センチくらいで、1カ所に3〜5粒くらいまく。冬の間に枯れることもあるので、いつも1本立ちさせるのは、春になってから。霜よけ風除けに風上側の土を盛り上げる。または、竹や木の枝を葉がついたまま立てる。春になり、暖かくなると急に成長し、つるが伸びてくるので、支柱を立てる。つるが細いので、しっかりと支柱を組んだあと、間に枝付きの竹を立てておく。
 実のなりはじめは、キヌサヤと区別がつかないが、グリーンピースはさやが固くなり、実がふくらんで丸くなってくる。どんどん取ったほうがあとの実のなりがいいそうなので、セッセと収穫する。もっとも、子供が収穫大好き! なので、目を離すと勝手に収穫してくれている・・・。

害虫や病気/種まき後すぐ、鳥にほじくられて食べられてしまうことがある。トウモロコシやエダマメと同様に、袋、網などを本葉が出るまでかぶせておく。

料理/グリーンピースは、収穫してさやから出してしまうと、とたんに鮮度が落ちてしまうような気がする。ホントに取り立てが香りも味も一番! サッとゆがいたものをマヨネーズ、がおいしい。だしで煮て卵でとじたり、タマネギと一緒に牛乳で煮て、ミキサーにかけたポタージュも絶品!
 取れすぎたらさっとゆでて冷凍保存も可。取りたてよりは味が落ちるが、シューマイや肉じゃが、ポテトサラダなどの青み、チャーハンやチキンライスの具などに重宝する。

キヌサヤ(マメ科)/★

種まき 9月下〜11月上 定植   収穫 翌4月〜6月

キヌサヤ種まきから収穫/育て方はグリーンピースと同様。育つ姿も同じなので、どの種をどこにまいたか忘れると、実がなるまでどちらかわからなくなってしまうので、注意! 我が家でまいたのは、トーホクの「絹さやえんどう」、サカタのタネ「さやえんどうー電光30日絹莢」など。マメが大きくなるが、さやごと食べられるタイプのもの(「スナックえんどう」と呼ばれているタイプ)も、育て方は同様。スナックえんどうは、ふつうのキヌサヤより食べごたえがあるかんじ。

害虫や病気/これもグリーンピースと同様。 ごくたまにヒヨドリが葉や実をついばむことがある。

料理/おかずの主役、というよりは煮物の青みなどのひきたて役、が多い。でもそれがあるだけで、料理の印象が全然違うエライ存在!? キヌサヤだけをどっさり食べるのなら、卵とじにすると美味。肉やえびなどと炒め物もおいしい。

ソラマメ(マメ科)/★

種まき 10月下〜11月上 定植   収穫 翌5月〜6月

種まきから収穫/グリーンピース同様、取りたて&さやから出したての味は格別。
ソラマメ  ソラマメも、グリーンピースなどと同じく晩秋に種まき。トーホクの「一寸そらまめ」、アタリヤの「お多福そらまめ」などがいままでまいた種類(当然のことながら、あのマメがそのまま種になるので、1袋に10粒くらいしか入っていなかったりする)。けっこう大きく成長するので、株間30〜40センチくらいとって、1カ所に2〜3粒まく。マメのあの黒い部分を、下にしてまいたほうがいいそうである。最終的に1本立ちさせて冬を越す。霜除けに刈り取った草や竹の葉の部分などを敷いておく。春になると成長、開花。その名のとおり空を向いたさやができる。熟してくると、さやが黒ずんだり黒い斑点ができ、下向きに垂れ下がってくる。鮮度が落ちやすいので、食べるすぐ前に収穫。

害虫や病気/葉や茎にアブラムシが付きやすい。ただし、食べるのは厚いサヤに包まれた実なので、よほどの被害でないかぎり、放置しているのが現状。

料理/やっぱり取りたての塩ゆでをそのまま、がイチバン! 取って時間がたったものとは味が全然違う。かき揚げやソラマメごはんもおいしい。

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