ベラ【ベラ科】 キュウセン、ササノハベラ、ニシキベラなどの種類がいる。 関東では外道扱いだが、プリプリと歯ごたえのある白身で、 刺身、天ぷら、フライなどオールマイティに味わえるおいしい魚なのだ。
【材料】 ベラ、塩・こしょう、小麦粉、バター、醤油、レモン、つけあわせの野菜
【作り方】 1. ベラはうろこを落とし,ワタを出してからよく洗っておく。大きなものは三枚におろしてもいい 2. 塩・こしょうをふってしばらくおいた後、小麦粉をはたいてフライパンで焼く 3.フライパンにバター、醤油を混ぜ、レモンを絞ったソースをつくり、ベラにかける
小型のベラはおろすのがめんどうで煮付けにしてしまう人も多いようだが、 個人的にはムニエルのほうがおいしいと思う。 皮はパリッとしていて香ばしく、よく焼けていれば骨離れもよくて食べやすい。
【材料】 ベラ、塩・こしょう、梅干し、大葉、醤油、小麦粉、卵
【作り方】 1. ベラは三枚におろして腹骨をすき取り、塩・こしょうをふっておく 2.ベラの上に大葉を半分に切ったものをおき、さらに叩いて少量の醤油を混ぜた梅肉を塗り、くるくると巻いて楊枝でとめる 3. 小麦粉と卵と水でゆるめの天ぷら衣を作り、ベラをひたして油で揚げる
揚げると梅干しの酸っぱさはほとんど気にならず、 揚げ物なのにさっぱりとした風味が味わえる。 天ぷら衣でなく、フライ衣にしてもおいしい。
【材料】 ベラ、塩、醤油、みりん、白ごま
【作り方】 1.ベラはウロコと頭をとって三枚におろす 2. 塩をふってしばらくおいた後、みりんと醤油を混ぜた漬け汁に浸す 3. 汁気を切って干し網に並べ、白ごまをふって半日ほど干す
みりん干しは、いわしなど青魚だけでなく、白身魚で作ってもおいしい。 ベラの大きさによって醤油&みりん液への漬け時間が違ってくるので、 様子を見ながら作ろう。 冷蔵で1週間くらい、冷凍なら1〜2ヶ月は保存が可能だ。
【材料】 ベラ、塩、こしょう、小麦粉、卵、パン粉、つけあわせ(キャベツ、ブロッコリー)
【作り方】 1.ベラはウロコと頭をとって三枚におろす 2. 塩・こしょうをふってしばらくおいた後、水気をふきとってから小麦粉、卵、パン粉の順につけて衣をつくる 3. 中温程度の油でカラリと揚げ、つけあわせと共に皿に盛る。好みでソースやタルタルソースを添える
ベラはウロコがやや固くて大きいので、丹念にとってしまえばあとは通常の三枚おろし。 軟らかな甘味のある白身はフライによく合うのだ。 パンに挟んで食べてもおいしい。
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