房総爆釣日記2005(7〜9月)
五目釣り師が、千葉をはじめ各地で釣り歩いた釣行記。
ターゲットは、アオリイカ、青物(サバ、シイラ、イナダ、アジなど)、ハゼ、メジナ、根魚他多数!
ポイント、ターゲット、仕掛け、釣果、エサ、料理、天気もご参考に!

9月

9月29日・若潮
北浦のホソで、柿の種級のマブナ釣りを堪能する。
茨城県・北浦のホソ 晴れ・気温18度
実釣時間 2時間
ターゲット マブナ
仕掛け 小物竿1.2m+シモリ仕掛け+タナゴバリ
釣果 マブナ50匹
(3〜10cm)
エサ アカムシ
料理 リリース

久しぶりに、「ホソ」でのマブナ釣りに熱中する。この釣り、一日中やっても全然飽きないのは何故なんだろう?北浦のマブナ

北浦のホソでマブナ釣り
台風に翻弄され続けた9月。合間に小物釣りを楽しむ

9月は多発した台風によって、取材やプライベートでの釣りは大幅な変更を余儀なくされた。
本来なら、いまの時期は釣りの絶好機のはずなのに……。

今日も、ワラサ釣りの取材で鹿島沖に出船したものの、強風・高波のために竿も出さずに帰港!
(当然、近々再取材の予定)。

このままじゃあ帰れないと、村越正海さんたちと北浦へ。
なぜか車のトランクに積んでいた小物釣り道具を引っ張り出して、久しぶりにマブナ釣りを楽しむことにした。

北浦ホソのマブナ釣りポイント
ポイントは、こんな感じの小場所。北浦周辺のホソならどこでも釣りが可能だが、できれば本湖と水門で繋がっているエリアを探すのがオススメだ。水深は1mから50センチほどのポイントが釣りやすい。

仕掛けは、玉ウキ仕掛けかシモリ仕掛けに、ハリは小型のタナゴバリをセット。エサはアカムシをチョンガケすればOKだ。
タナゴバリ
(仕掛けの作り方やポイントの探し方、釣り方のコツなどは相当奥が深いので、もっと詳細を知りたい方は、拙書『川釣りの極意』を参考にしてみてください)。


この日は、北浦の平野にも強風が吹き荒れていたので軽量仕掛けの操作には難儀したものの、5センチ前後のマブナ(通称・柿の種)が小気味いい引きを楽しませてくれた。

ちなみにトップ目は、私が自作した遅ジモリ仕掛けを駆使していた村越さんでした……。


9月14日・若潮
アユの友釣りで、パワフルなファイトを満喫!
神奈川県・早川 晴れ・気温32度
実釣時間 14〜16時
ターゲット アユ
仕掛け 渓流竿6.5m+PE0.1号+ハリス1.5号+3本イカリ7.5号
釣果 アユ5匹(20〜23cm)
エサ オトリ
料理 塩焼き

追い星クッキリの良型アユたちは、久しぶりにパワフルなファイトを楽しませてくれました。
渓流竿による友釣りのテクニックは、『はじめての釣り超入門』でくわしく紹介しています。

神奈川・早川のアユ
シーズン終盤のアユは、どれも良型ぞろいだったのだ!

ここ二週間ほど、釣りの取材や来期に向けての仕事のダンドリなどで、なかなかプライベートの釣りに行けなかった。

そして、今日も写真撮影のために湘南方面へ。
でも、時間が余ったら酒匂川にでも寄ってみるつもりで、しっかりとアユ釣りの道具は用意していったのだ
……。

思ったよりも早く仕事が終わった(終わらせた?)ので、さっそく酒匂の状況視察へ。
しかし、釣り人の数は多かったものの、あんまり釣れている様子はない。
で、隣を流れている早川もチェックすることに。

この早川は、アユのエサ釣り、毛針釣り(チンチン釣り)、そして友釣りが共存している珍しい川だ。
規模こそ小さいがアユの魚影は濃く、私が好きな河川でもある。

さっそくオトリ屋で状況を聞いてみると、「数は出ないけど、大きいのが釣れるようになったよ」。
時刻は、すでに午後二時を回っている。
釣りをできる時間はわずかだが、ここまできて竿を出さないわけにはいかないだろう。
オトリを一匹だけ購入して、オトリ屋に勧められた風祭橋のポイントに入ることにした。

ここは早瀬とチャラが連続する好場所なのだが、見通せる範囲に釣り人の姿は皆無だ。
釣れていないのかなぁ、と思いつつも竿を出す。

使用するロッドは、いつも房総の川で使っている渓流竿。長さは6.5m。早川のような小河川では、この短さがじつに使いやすいのだ。

一匹だけの貴重なオトリだが、時間がないこともあって、いきなり早瀬の流心から攻めていく。
前回、久慈川で使った極細PEの水中イトは、オモリなしでも簡単にアユを沈めてくれた。

流れの白泡の中で、わずかに見える黒石の周辺にアユがヒラを打っているのが見えた。
チャンスとばかりに、流れに沿ってじりじりとアユを引いていくと「ガツガツ、ギュィーン!!」。
軽量の渓流竿が、一気に満月を描く。
目の覚めるような強烈なアタリに気を良くして、慎重にアユを引き寄せる。
バッチリ背掛りしたのは、幅広の23センチ。デカイ!

それをオトリにして、さらなる急流を狙うと、またもや「ガツギューン!」。
10mほど下流まで歩かされたが、なんとかタモ入れ成功。
これも同サイズだ。「早川、侮るべからず!」

その後、バラシやハリス切れがあったものの、何とか5匹の良型アユを釣ることができた。
時間は短かったが、久しぶりに大満足のアユ釣りだ。
片手でも扱える軽量の渓流竿で釣ったから、なおさら楽しめたのかも。

渓流竿でのアユの友釣り、ビギナーの方にも超オススメです!



9月3日・大潮
秋のアオリイカ開幕。いきなり、キロオーバー炸裂!
千葉県・近所のゴロタ場 晴れ・気温32度
実釣時間 20分
ターゲット アオリイカ
仕掛け バスロッド1.7m+PE0.6号+フロロ1.75号50センチ
釣果 アオリイカ3
エサ エギ2.5号ピンク
料理 フルコース?

小さいけれど生涯初のアオリイカに、ご機嫌の息子。この後、私にも「ズド〜ン!」と大きいのがヒット。近くで磯遊びをしていたお姉さんたちも、ビックリしておりました。

海藻がアオリイカのポイント
こんな海草がエギに引っ掛かってきたら、アオリがいる可能性大。しばらく粘ってみる価値アリなのだ。

千葉・内房のアオリイカ
今期のアオリイカは、期待度120%!?

先日、近所のゴロタ場でコロッケサイズの小型アオリの群れを数ヶ所で発見した。
この調子なら、今期も大いに期待できそうだなぁ……。

ということで、今日は久しぶりのエギング。
といっても、家族サービスで磯遊びに出掛けたついでだったので、エギを投げたのは、ほんの20分ほど。

水深は、1〜1.5mほどの遠浅のエリア。
砂地に隠れ根が広範囲に点在している、秋の典型的なポイントだ。

エギのサイズは、小型アオリを想定して2.5号をチョイス。
向かい風だったので、フルキャストしても15mほどしか飛ばないのだが、予想通りに一投目からコロッケサイズがワラワラと湧いてきた。
多少、台風のうねりが入ってくるエリアだったものの、何とかエギをコントロールして見釣りで一匹目をゲット。
続いて、息子にロッドを持たせると、ナント、一投目で念願の初アオリをゲットしたのだった。

ちなみに、今回使用したタックルは、バス釣り用のウルトラ・ライトアクションのロッド(1.7m)に、メインラインはPEの0.6号。
じつは、先日のハゼ釣りで大活躍してくれたタックルでもある。
なので、子供でも手軽にエギングを楽しめるし、小型アオリが相手でも結構、強烈な引きを体験できるのだ。

釣ったアオリイカを、少しの間だけバケツの海水に放っておくと、体色が目まぐるしく変化する。
この様子にも、感心しきりの息子たちであった(もちろん、これらはオールリリース)。

帰りぎわ、ラストの一投とばかりにフルキャスト。
水深が浅いので、ほとんど水面直下での横ジャークで誘ってくると、「ズドーン!」と強烈なアタリ。
リールのドラグも緩かったせいか、一気に20mほど走られてしまった。
相手はそれほど大きくはないが、ウルトラライトのタックルだと最高に楽しめる。
何とか走りを止めてやると、海面に浮上したのはキロ級のアオリだ。

ガッチリとエギを抱いている様子だったが慎重に引き寄せて、最後は息子が磯遊び用の網でランディングしてくれた。

バスロッドを使ったライトタックル・エギング、とくにビギナーの方にオススメです!

千葉・内房のキロオーバーアオリイカ

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8月

8月27日・小潮
夏休み最後の週末は、のんびり気分deハゼ釣り
千葉県・牛込漁港 晴れ・気温32度
実釣時間 2時間
ターゲット ハゼ
仕掛け ノベ竿3.6m+ミチイト1号+ハリス0.6号+流線バリ7号+ガン玉3B
釣果 ハゼ40匹、モクズガニ
エサ ジャリメ(一匹掛け、フサ掛け)
料理 唐揚げ(激ウマ!)

久しぶりのハゼ釣りを満喫。これから秋にかけてハゼも成長してくるので、房総への行楽を兼ねて楽しんでみてはいかがでしょう?

干潟の周辺には、このような小規模の漁港が点在している

干潟は海のパラダイスなのだ!

海の生き物たちの「ゆりかご」ともいわれる干潟。
その干潟が、
東京湾を横断するアクアラインの千葉県側に広がっている。
「盤洲干潟」と呼ばれるそのエリアは日本でも有数のノリの産地で、東京湾とは思えないほど水色もクリーン。
そして、もちろん魚たちも数多くの種類が棲息している。
盤洲干潟

今回出掛けたのは、その干潟の一角にある牛込漁港。
夏休み最後の週末、息子たちとハゼ釣りに興じようというわけだ。

この港は小規模だが、ハゼの魚影はかなり濃く、東京からやってくるベテラン釣り師も多い。
彼らの釣り方は、軟調のノベ竿を使っての「フカセ釣り」。
ラインの変化でアタリを取るのが基本だが、竿先に直接アタリを感じたときでもハゼに違和感を与えにくいので、ビギナーにもオススメの釣り方だ。

この釣り場での最大のコツは、「エサの付け方」。
通常はジャリメをハリに通し刺しにしてから、タラシを少しだけ残してカットするのだが、ここでは丸ごと一匹使いにしたほうが圧倒的にアタリが多くなる。
普段から干潟の豊富なエサに恵まれているせいなのか、カットした小さなエサでは食いが悪いのだ。
よって、半日ほど楽しむとして、ジャリメは2パック用意しておくのがいいだろう。

で、さっそく息子たちが釣りはじめると、体長10〜17センチほどのハゼがどんどん食ってくる。
投入した仕掛けがゆっくりと着底してから(オモリは軽いほうが、断然食いがいい)、手前にスローに誘い上げてやると「グググッ!」と竿先が引き込まれる。
そのまま、誘い続けてやると自動的にハリ掛りするというわけだ。
千葉・牛込漁港のハゼ

久しぶりのハゼ釣りで、新しい発見も!
一方、私が試してみたのは、バスロッド+極細PEライン+スプリットショットリグ(ガン玉3B&流線バリ8号)でのチョイ投げ。
ジャリメも3匹ほどフサ掛けにして、より大型のハゼを狙おうという魂胆だ。

しかし、いきなり釣れてきたのは7センチほどの小型。続いて、10センチ、8センチ、11センチ。
大きくエサ付けしても、釣れるハゼのサイズには関係なかった……。

ただ、この釣り方で新たな発見をした。
使用していたバスロッドは超高感度のティップを持ち、伸びのないPEラインと組み合わせたことによって、ハゼの微細なモタレも金属的なアタリとなって手元にビンビン響いてくる。
ようするに、ノベ竿ではイトふけで取るような小さなアタリが、手応えとして明確に伝わってくるのだ。
当然、ハゼにも違和感を与えやすくなるため、すぐにエサを吐き出してしまうが、電撃的なアワセを入れることによって、スローなフカセ釣りの数倍の速度で釣果を伸ばすことができる。
実際、このときは5分間で10匹ほど釣り上げた。
ハゼ釣りも奥が深いんだなぁ〜。

盤洲周辺の各港では、10月頃までハゼの数釣りが楽しめるので、もう一回、出掛けてみるつもりだ。

8月19〜23日・大〜中潮
五目釣り師ファミリー、北海道で五目釣り!
北海道・道東エリア 晴れのち雨・気温19〜22度
実釣時間 8時間ぐらい
ターゲット 五目
仕掛け チョイ投げ(ルアーロッド1.8m+オモリ3号+流線バリ9号)
ルアー(シーバスロッド2.4m+PE0.6号+スプーン18〜28g)
釣果 カレイ、クロソイ、メバル、ウグイ、カジカ、ガラ、ほか
エサ アオイソメ(生か塩漬けのもの)
料理 塩焼き、ほか


まずは、20年来通い続けている釧路の「和商市場」で、キャンプ用の食材を物色する。息子がカニを食べたいというので、タラバより飽きの来ない花咲ガニをゲット


港内のチョイ投げで、カレイやメバルが入れ食いになる。これぞ、北海道の底力。「とうちゃん、来年もここで釣りやろう」
北海道は、やっぱり五目釣りのパラダイスなのだ!

時間を無理矢理ひねり出して、5日間ほど北海道へ出掛けてきた。
基本は家族サービスだが、時間があれば久しぶりにカラフトマスも狙うつもりだ。

房総から羽田空港までは、高速バスを使えば一時間足らず。10時過ぎには北海道・釧路空港に到着していた。アクアラインができて、移動だけは本当に便利になったなぁ
……。

で、最初に向かったのは、釧路市内にある市場。
キャンプ用の食材として、ここで花咲ガニやボタンエビ、トキシラズ、トウキビ、ジャガイモなど、北海道ならでの新鮮素材を激安でゲットする。

続いて向かったのは、尾岱沼港。
ここでは、メバルやカレイが釣れるほか、状況がよければカラフトマスも狙えるのだ。
さっそく息子たちにチョイ投げで釣らせてみると、クロソイやガヤ(エゾメバル)、カレイなどが入れ食い状態に!

北海道・尾岱沼港のカレイ

あまり釣っても食べ切れないので、小さいのはすべてリリースした。
一応、カラフトマスも狙ってみたが、こちらは残念ながら回遊していないようだ。

その日の晩は、キャンプ場で大量の炭を起こし、海幸の食い放題パーティをじっくりと堪能。
ホント、北海道は豊饒の地だと実感したのだった。

雨のち雨? 北海道は大雨洪水警報が発令!

二日目以降は、当地で牧場を経営している先輩からキャンピングカーを借りて、知床方面へ向かう。
海では、さらなる五目釣り三昧とカラフトマス狙い、そして、渓流ではアメマスとオショロコマを狙う予定だ。
息子も、初めての渓流釣りを楽しみにしている。

ところが、いつしか空は低い雲で覆い尽くされ、やがてポツポツと雨が降ってきた。
そして、羅臼港に到着したときには、本格的な土砂降り状態。
ラジオで気象予報を聞くと、ナント、大雨警報が発令されている。

しかたなく、しばらくは車の中でトランプなどをして過ごしていたが(こんなときにはキャンピングカーは便利なのだ)、しびれを切らした息子が「とうちゃん、釣りしよう」。

そこで、港内で車から一番近いポイントでチョイ投げを試すことに。
雨具がほとんど役立たないほどの大雨だったが、そんなの関係ないとばかりにメバルやカジカを爆釣していく息子。
ズブ濡れになりながらも、ホント、うれしそうだ。
房総でも、こんなにバカ釣れできる場所はないからなぁ。

「気の済むまで、好きなだけ楽しめよ!」
何だか昔の自分を思い出して、胸の奥に少しだけ熱いものが込み上げてしまった……

雨の知床防波堤釣り

来年は本気でリベンジだ!

その後は、連日の雨、雨、雨。
途中、川で竿を出してみるも、大雨の濁流で釣りにならず。
雨の道東渓流釣り

初の渓流魚ゲットを期待していた息子は残念そうだったが、一応、海の五目釣りは堪能したこともあって、その後は観光地や温泉めぐりなどをして過ごしたのだった。
まあ、のんびりしたいヨメさんにとっては、むしろ、恵みの雨だったのかな?

それでも最終日の朝は、
家族が寝ている状態でキャンピングカーを走らせて、知床にしつこくカラフトマスを狙いに行ってみた。

早朝4時。
すでに、好ポイントには釣り人がズラリと並んでいる。
少し離れた場所で20gのスプーンをキャスト。
当地では、ウキとルアーを併用する釣り方がポピュラーなのだが、もちろん、ルアー単独でも十分に釣れてくる。
そして、3投目。
コツコツとした前アタリが出る。
ここで合わせると100%スッポ抜けに終わるので、そのままリトリーブを続けるのがマス釣りのセオリーだ

竿先に十分な重さを感じたところでアワセを入れ、ガッチリとフッキングさせる。
海面下で「ギラリ」と50センチほどのカラフトマスが反転する。
8フィートのルアーロッドがバットから絞り込まれる。
久しぶりの感触に、思わず口元が緩んでしまう。

と、その瞬間、ラインのテンションが消え去る……。
痛恨のバラシ!
その後、雨の中で2時間ほど粘るも結局アタリもなく、北海道での短い釣りは終了したのだった。

当然、来年もリベンジだ!

8月12日・小潮
レンタルボートで、激動の耐久五目リレー釣り!
千葉県・岩井海岸沖 雨のち曇り・気温32度
実釣時間 9時間
ターゲット 五目
仕掛け 泳がせ仕掛け、サビキ仕掛け、ルアー
釣果 アジ、イワシ、メバル、カサゴ、ソウダ、コチ、マトウダイ、ほか10目以上
エサ イワシ、アオイソメ
料理 塩焼き、刺し身、ほか

いつのまにやら、魚探が新しくなっていた。商売繁盛しているのかな?
 岩井レンタルボートの魚探

千葉・岩井沖ボート釣りW氏は外道に悩まされつつも、9時間に及ぶ耐久五目釣りを堪能しておりました!
イソメリグで、怒濤の入れ食い!

今回の釣り場は、内房総の岩井海岸。
ここでは、船外機付きのレンタルボート(3〜8人乗り)を扱っていて、仲間同士で利用すれば、ひとり数千円という格安料金でボートフィッシングを満喫できるのだ。
もちろん、手前船頭ならではの気楽さで、航行上のルールと安全に留意すれば、自分たちの好きな釣りを自由に楽しめる(船舶免許は必須ですが……)。

出船は朝の5時。
ポツポツと雨粒が落ちる天候だったが、炎天下で釣るよりは全然マシだ。
相棒のW氏とともに、ライジャケの下に雨具を着込んで、いざ出港。

まず最初に向かったポイントは、航程10分ほどにある海水浴場前の「中根」。
水深6〜7mほどで、手漕ぎボートでも十分に楽しめるポイントだ。
さっそく、潮上側のカケアガリを魚探でチェックすると、早くもアジの反応が出ている。

こういった、根回りのアジ狙いでは、サビキ仕掛けの下バリにアオイソメを一匹掛けするのがお約束。これに大アジが食いつくことが多いし、カサゴやメバル、ときにはマダイまでがヒットすることがある(大きいのは、瞬時にブッチ切られるが)。
早朝のうちならコマセも必要ないので、手返しよく攻めれば爆釣まっしぐらである。

さっそく、仕掛けをスルスルと下ろしてみると、着底と同時に強烈なアタリ!
ライトタックルをぶち曲げて上がってきたのは、居着きと思われる金アジの一荷だ。
サイズは平均20センチ前後だが、刺し身やタタキで食べるなら、これぐらいが一番おいしい。
続いての投入では、メバルを2点掛けでゲット。
W氏も着実に数を伸ばし、ほんの30分でイケスには40匹ほどのアジと良型のメバルが泳いでいた。
これだけあれば、お土産はもう十分だろう。
端物狙い用にウルメイワシも30匹ほどキープして、いよいよ今回の本命ターゲット・照りゴチ狙いのポイントへと移動する。

壮絶? 巨大シイラとのバトル!

移動時間は10分ほどだが、いい感じの潮目が出ていたので、船尾からメタルジグを流してみることに。
すると、ルアーを流し始めて3分も経たないうちに何かがルアーに食いついた。
「ヒット、ヒット〜!!」。
ロッドを手にしていたW氏が興奮気味に叫ぶ。
猛烈な勢いでリールのスプールが逆転し、一気にラインが引き出されていく。
操船していた私が瞬時にスロットルを戻して後方を振り向くと、海面で巨大なシイラがジャンプ!
さらに、再度の大ジャンプをかまされて痛恨のバラシ。

「ク〜ッ、いまのデカかったぁ〜!」
子供のように悔しがるW氏は、マゴチは後回しにして、そのままルアーを引くことを提案。
そこで、今度はさらに沖の潮目を流してみることにした。

それから5分後、またもやシイラがヒット!
やっぱり、結構な数のシイラが湾内に入っているようだ。
しかし、今回はバラシ防止のためにアシストフックを装着していたにもかかわらず、またしてもジャンプ一発でフックアウト。

熱くなった私は、その場にボートを止め、周囲をウロウロしている数匹のシイラ目掛けてジャークベイトをフルキャスト。
連続ハイパートウィッチで誘ってくると、一匹のシイラが猛烈な勢いでルアーに追従してきた。
「食え、食え!」。
思わず叫ぶと、同時にフッキング。
今度は確実に追いアワセを何度も入れる。
が、再三の激しいテールウォークでダメ押しのフックアウト。
思わずその場にへたり込んでしまった。

「オレたちって、釣りがヘタクソなのかな?」。
しばらく、自己嫌悪に陥るオヤジたちであった。

でも、東京湾内の海水浴場の眼前で、こんなビックゲームが繰り広げられているとは、ビーチでのんびりと寝そべっている人には想像もできないことだろう。

泳がせ釣りではダブルヒットも!

さて、つかの間のシイラバトルで熱くなった二人は、気を取り直してマゴチポイントへ。
釣り場は、クロダイ釣りで有名な岩井袋の「沖ノ根」。
眼前には孤高の浮島が迫り、なかなか風光明媚なロケーションである。
根は水深5mから一気に40mまで落ち込んでいるが、マゴチ狙いの場合は、根をかわして15m前後のフラットな砂地を流していく。

釣り方はイワシエサの泳がせ。
さっそくW氏にヒットしたのは、少々B級なワニゴチだ。
千葉・岩井沖のワニゴチ

続いて、私の仕掛けにもイワシが暴れているのが伝わってきた。
ロッドを送り込みながら本アタリを待つ。
この瞬間こそが、泳がせ釣りの醍醐味だろう。
ほどなくして、竿先が絞り込まれたところで確実に竿を立てる。
ズッシリとした手応え。
やがて浮上してきた魚は、体長50センチはありそうなマトウダイだ。
千葉・岩井沖のマトウダイ
この魚、ルアーのジギングでもよくヒットしてくるが、味のほうはカワハギ同様にキモ和えにして食べると絶品。
今日の夕餉が楽しみだ。

この後も、ひと流しに一度は必ずアタリがある状態が続く。
スッポ抜けやバラシも多く、この釣りの難しさをあらためて思い知らされてしまったが、コチやカサゴ、エソ、マトウダイなどが飽きない程度に釣れたし、一度はダブルヒットもあるほどだった。
ホント、内房の海は泳がせ釣りの入門に最高なのだ。

最後の最後も苦笑いで終了!

イワシがなくなったらサビキ釣りでキープして、それをまたエサにするという繰り返しで、気がついたらすでに朝から9時間以上も釣りをしてしていた。
もう十分に楽しんだので、最後に定置網近くを流しながら帰港することに。

すると早くも「アタったよ〜」と身を乗り出して竿を送り込むW氏。

10秒、20秒……。
ようやく40秒後にしてアワセを入れたものの、本日通算12回目のスッポ抜け。
仕掛けを回収してみたらイワシが半分だけ食いちぎられていたので、さらに悔しがるW氏だった。

続いて、私の竿にもアタリ。
ガッチリと竿を立てると、今度は久しぶりのジャストミートだ。
かなりの引き込みを楽しませてくれるので、カメラを向けるW氏に思わずガッツポーズ。
しかし、やがて浮上してきたそいつは、カマボコの高級素材(巨大エソとも呼ぶ)だった……。

最後まで苦笑い連発のオヤジ二人だったが、アジサビキ、シイラ、端物狙いとなかなかに充実した一日を過ごせたのであった。

(さらにくわしい内容は、近日発売の『スポーツアングラー』誌(ネコ・パブリッシング刊)にて紹介の予定です)

8月4〜5日・大潮
久慈川へ……。今期初のアユ釣りプチ遠征
茨城県・久慈川 晴れ・気温36度
実釣時間 8時間
ターゲット アユ
仕掛け 友釣り仕掛け(新素材系0.1号+7号4本イカリ)
釣果 アユ9匹
エサ オトリ
料理 塩焼き

川の状態は最高だったものの、アユの数は意外と少なかった。
まあ、清流の風を感じるだけでも気持ちよかったですが……茨城・久慈川のアユ

8月の久慈川
最後の入れ掛かりで、痛恨の親子ドンブリ!
 

暑い、熱い日が続いてますね。
房総の海も確実にヒートアップしており、ワカシやカツオといった黒潮の申し子たちが、堤防からコンスタントに釣れてます。
チャンスタイムは早朝で、20グラム前後のメタルジグの高速引きが基本の釣り方です。
この時期のワカシは、食味がいまひとつと言われていますが、先日刺し身で食べてみたら、スッキリとした味で結構おいしかったです(現地での活き締め、氷詰めは必須です)。


でも、今回の目的は海ではなく、清流のアユ。
久しぶりに涼を求めて、大好きな久慈川に出掛けてきました。

自宅から5時間のドライブ後、久慈川の河原で悪友のMと合流。
さっそく釣りを開始するも
アユの追いは弱く、釣果は20センチ級を数匹のみ。
バラシも多かったが、これは今期から掛けバリを3本イカリから4本イカリに変えたせいか?

宿に帰る途中、オトリ屋に寄ってみると、主人が今日釣ったというアユを見せてくれる。
氷詰めされた数匹のアユは、どれも体長25センチ前後だ。
話を聞くと、ポイントを選べば尺オーバーも狙えるのだとか!
「いるところには、いるもんだなぁ」。

翌日は昼までの勝負だったので、朝イチから実績ポイントへ向かうも、すでに多くのアユ師で満員状態。しかたなく、ポイントを転々とした後、最終的に舟生のポイントまで下ってきた。
ここでダメなら出直しだ。

仕掛けは昨晩、宿で作った新素材(水中抵抗がゼロ?との触れ込み)のもの。
たしかに感度は素晴らしく、アユの泳ぎもまずまず。

最初はチャラで泳がせてみたが、全然、反応がないので、オモリを付けて瀬を攻めるとこれが正解。
それまでの不調がウソのような入れ掛かりが始まった(時間帯もよかった?)。
サイズは20センチ前後だが、久しぶりの「ガツン!ギューン!」を堪能。
ところが、好調に釣っていた6匹目、一気に目印が飛ぶほどの良型が掛かり、竿を立ててためようとした瞬間、ラインが高切れ。痛恨の親子ドンブリだ!

仕掛けをチェックしてみると、新素材と付け糸の編み込み部分が解けていた。
やっぱり、ビールを飲みながら仕掛けを作ると失敗するなぁ。
反省しきりの五目釣り師でした……。
(でも、天然アユの塩焼きは絶品でした!)


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7月

7月27日・小潮
手長エビは撃沈するも、天然ウナギをゲット!!
千葉県・近所の川 晴れ・気温34度
実釣時間 19〜21時
ターゲット ウナギ
仕掛け タコ糸、ウナギバリ14号
釣果 ウナギ50センチ
エサ

ドバミミズ

料理 かば焼き(の予定)

天然ウナギのうな丼

後日、かばやきにしたウナギ。焼き縮みするので、1人前という量だったが、味は激ウマ! スタミナつきそうです

置きバリを回収しに出掛けるときは、最高にドキドキする。夏の夜は、やっぱりコレなのだ!

千葉・内房の川のウナギ
手長エビのポイントは、全滅!!
 

房総半島に台風が直撃した翌日は、富士山が見えるほどの晴天。
で、今日は
夏休みに入った息子と一緒に「手長エビ」釣りへ。

理想を言えば、手長エビは曇天時か雨の日に釣りやすいのだが、近所にある池には水面に蓮の葉が覆っているので、その暗がりを狙うと結構釣れてくるのだ。
(詳しい釣り方については、8月発売予定の『はじめての釣り超入門』で紹介しています!)

しかし、久しぶりに現地に到着して仰天。
ナント、蓮の群落がすべて消滅しているのだ。
水辺でウナギ釣りの準備をしていた爺さん釣り師に話を聞くと、ブラックバスを撲滅させるために撒いた大量の薬のせいで、こうなったとのこと。

「手長エビなんて、もう、一匹もいないよ」

外来生物法の施行によって、「害魚」とのレッテルを貼られたブラックバス。
そして、それを駆除するための予算で、特定の利害関係者が、特定エリアの生物を皆殺しにする……。

「薬を使った」という爺さんの話の信ぴょう性が確認できないだけに、なんだかグッタリとした気分になっていると、「でもさ、ウナギだけは、なぜか生き残ってるんだ」とか。

そういえば、明日は土用の丑の日。
よし、気分と場所を換えてウナギ釣りにチャレンジだ!


やっぱり、夏はウナギの夜釣りが楽しいのだ!

というわけで一度家に帰り、菜園を掘ってエサのドバミミズを探すと、昨日の大雨のせいか、極太極上のドバが短時間に大量にゲットできた。

夕方になるのを待って向かった先は、我が家の下を流れる小川。
ここで釣りをしている人を見たことはないが、一応、ハヤやハゼ、アユも遡上する穴場だ。
そして、この時期はウナギも釣れる。

タコ糸に数本のハリを結び、さらに、糸の先端にオモリ代わりの石を結ぶ。
さきほどのドバをハリ掛けしたら、ポイントに沈めて準備完了。

夜の9時。
再び、息子とともに川に降りて、4組ほど沈めた仕掛けを一本ずつ回収してみる。

最初の一本目は、ハゼの一荷。
二本目は、空振り。
三本目は、巨大なハゼ。
そして、最後の仕掛けをゆっくり回収する息子……。

水中に細長い白い腹が見えた。
「やった、父ちゃん!」

懐中電灯の光に照らされたウナギ。
サイズは小さかったが、これで昨年のリベンジも果たせたのであった……。

7月16日・若潮
五目釣り師一家、プチ川漁師になる……
房総・近所の川 晴れ・気温32度
実釣時間 10〜15時
ターゲット アユ
仕掛け 投網、手モリ、手網、箱メガネ、バケツ
釣果 アユ、オイカワ、ハヤ、バス、カニ
エサ
料理 塩焼き

釣った魚でバーベキューゲットした魚たちをさっそく炭火焼きにして食す。こうしてみると、房総の清流もなかなか捨てたもんじゃありませんね。でも、生活排水や牧畜排水の垂れ流しは相変わらずの様子。本来の清冽な流れが戻る日は、やってくるのだろうか?

千葉・内房の川で投網
たまには釣りを忘れて、少年たちの狩猟本能を呼び覚ますのだ!
 

ぶっ続けのデスクワークの反動で、またまたフィールドに出掛けてきた。
海岸や堤防は当然のように大混雑状態なので、我々五目釣り師一家は、房総の山を流れる清流を目指すことに。

今日の目的は、「川
遊び&川探検」。
よって、久しぶりに釣り竿の代わりに手にしたのは、「投網」。
これを肩に担いで、川通しに歩いて遡上していく計画なのだ。
息子たちもそれぞれが、箱メガネやモリ、網などを手にし、ときどき出くわす深い淵に備えてライフジャケットも着用して準備万端。

この川の平均水深は子供の足首ほどしかないが、いたるところに瀬や淵があって、そこにアユやヤマベ(オイカワ)などが溜まっている。
先行する息子たちがこういったポイントを発見すると、そこで投網を一閃! 網の中に入った魚たちを子供たちが捕まえるというタッグ作戦だ。

最初は、水中の魚の姿をなかなか発見できなかった息子たちも、慣れてくるに従って急速に発見のペースが上がってくる。
川遊び

釣りをする人ならご存知のように、水中の魚を探すのは「視力」ではなく「眼力」。
水底や水草、流れのヒダが創り出す一定のパターン模様に、ちょっとでも合致しない「存在」があれば、それが魚というわけだ。
魚たちはつねに上流に頭を向けていることを知れば、アプローチの角度や方法も見当がつくだろう。

また、地上の人間の話し声には、魚もほとんど警戒しないが、河原の石を踏みつける音や水の中を歩く音には、瞬時に警戒する。
さらに、瀬の魚はこちらからも見えにくいが、魚からも地上の人間が見えにくい。
逆に、静水のヒラキでは、かなり遠方の人間でも「フィッシュ・ウインドウ」の原理で発見されて、あっという間に一匹残らず逃げ去ってしまう。

昔は、身近にこうしたことを教えてくれる人がいたものだが、いまではそれもあんまり期待できない。もちろん、学校の教科書なんかに書いてあるはずもない。

でも、こればっかりはむしろ「習うより慣れろ」だろう。
一年に一回でも、こうした経験は子供たちを確実に大人にしていく。

結局、こうした観察力を普通に体得してきた人は釣りをやらせても確実にウマイし、その感性は生活のなかでも間違いなく役立っているのだと思う(ちょっと話が極端か?)。

……そんなことを久しぶりに考えつつ川を遡上していたら、いつのまにやら、バケツの中には結構な獲物がゲットされていた。これで息子たちも、少しは狩猟の本能に目覚めてくれたかな?

ちなみに、川で投網を打つときには、鑑札(年間で7,000円ほど)が必要となりますので、念のため。
投網やモリの使い方については、『海遊びの極意』で紹介しています!

7月15日・長潮
久しぶりの養老アユは……、激沈!
房総・養老川 晴れ・気温28度
実釣時間 10〜15時
ターゲット アユ
仕掛け ノベ竿6.5m+フロロ0.2号+4本イカリ6.5号
釣果 激沈!
エサ オトリ
料理 なし!

久しぶりの川釣りで、少しは精気を取り戻せました千葉・養老川

千葉・養老川でアユ釣り冷風が通る清流で、ギンギンに冷えたビールでノドを潤す。これぞ、オヤジの至福の時間(?)。これで、傍らにアユの塩焼きがあれば、もう何もいうことないのだが……
養老川のアユは、早くも土用隠れ?
 

単行本の入稿作業が終わった瞬間、W氏からアユの誘いの電話。
ナイスタイミングというわけで、久しぶりに養老川へアユの友釣りにでかけた。

オトリ屋の話によると、いい人で30〜40匹、悪い人でゼロとか。
ずいぶんと釣果にムラがあるようが、この時期、アユの着き場を外すと激沈コースへまっしぐらということなのだ。

そこで、午前中は上流の老川橋から下流の砂防ダムまで、じっくりと川見に費やすことに。
しかし、どこのポイントを見ても、アユの姿がない。
「早くも土用隠れなのか?」
しかたなく、多少なりともアカ付きのよさそうなダム上のポイントに入ってみた。

養老川にしては流れが結構澄んでおり、周囲の山々で
はカッコウの声がコダマしている……。
久しぶりの解放感。上流から降りてくる冷気も、じつに気持ちがいい。

釣りもそこそこに、W氏が差し出してくれたビールで乾杯。
なんだか、すでにアユはどうでもいい気分。
水面に落ちる木漏れ日を眺めつつ、まったり気分の二人なのであった。

でも、次回こそは本気で攻めにいきます!


7月14日・小潮
ノベ竿五目でシマアジをゲット!
房総・内房の小磯 晴れ・気温28度
実釣時間 16〜17時
ターゲット ノベ竿五目
仕掛け ノベ竿4.2m+ミチイト・フロロ0.8号+ヘラスレバリ6号
釣果 アジ、シマアジ、メバル、タナゴ、イワシ
エサ ジャリメ
料理 刺し身

小型といっても、シマアジの引きはやっぱり強烈でした千葉・内房の小磯でノベ竿五目

千葉・内房のシマアジ内房では珍しいシマアジが釣れた。今年は黒潮が大蛇行しているようだが、その影響もあるのかな?
ノベ竿五目は、やっぱり楽しい!
 

単行本の原稿、ついに完成!(祝)

で、さっそく次男を連れて、内房の小磯へノベ竿五目に出掛けてきた。
今日は
なんだか、アジ、メバル、タナゴ、小メジナたちと、のんびり遊びたい気分なのだ。

平日の夕方、だれもいない小磯に到着。
潮は多少払い出している様子だったので、シャバシャバの水コマセを効かせてやる。
と、早くもトウゴロウイワシの群れが回遊してきた。
よく見ると、その群れの下にはアジっ子も混じっているようだ。

ジャリメを小さめに切ってハリ掛けしてから、ポイントへ投入。
何度か仕掛けを打ち返して流してやると、いきなり玉ウキが消し込む。
「ゴンゴン、ゴンン!」
アジにしては何だか強烈な引きで、竿先が海面に突き刺さりそうになる。
これぞ、ノベ竿五目の醍醐味!!
やがて浮上してきたのは、このあたりでは珍しい
小型のシマアジだった。

その後も、アジやメバルなどが小気味いい引きを楽しませてくれたのだが、一度、正体不明の大物にラインをぶっ千切られてしまった。あれは、クロダイの大物か? いや、やっぱりサバかな?

いずれにしても、次回の単行本でもタップリと紹介しているノベ竿五目の楽しさを、再確認させてもらいました。


7月9日・中潮
内房の海は一面、サバ・さば・鯖・SABA!
房総・大貫〜館山 小雨・気温26度
実釣時間 14〜15時
ターゲット サバ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+リーダー2.5号
釣果 マサバ激釣!
エサ メタルジグ28g
料理 立田揚げ、シメサバ

40センチ級のサバのファイトは強烈!
一時期、内房ではサバが全然釣れなかったが、昨年秋ぐらいからサバの回遊が多くなっている。海流の周期が変化したせいか?

千葉・内房の40センチ級サバ
今年もサバの大群がやって来た!!
 

連日のデスクワークで耳にするのは、アオリやマルイカ、アジ・サバ・カマス激釣の知らせ。
大貫在住の友人によると、とくにサバの数は尋常ではなく、40センチ級のマサバが大群で押し寄せているとか。それも、陸っぱりの射程距離内にまで……。

というわけで、今回は無理やり時間を作って、久しぶりに息子と一緒にルアーフィッシングへ。
タックルは、いつものエギングロッド&極細PEライン。
ルアーは、ブルーカラー1オンスのメタルジグ。

釣り場に到着すると、海面全体がサバのナブラで盛り上がっている状態。
そのナブラ目掛けて、息子がフルキャスト!(といっても私の半分ほど)
ジグの着水と当時に、高速引き!(といっても私の半分ほど)
しかし、頑張ってリールを巻く息子のジグに、さっそくサバが食いついてきた。
「きたよ!」と叫ぶ息子が、サバの猛烈な横っ走りに耐える。

やっぱり、この手軽さこそが、サバ釣りの楽しさであり魅力といえる。
海のルアーの入門には、まさしく最高のターゲットなのだ。

結局、ワンキャスト・ワンヒット状態で、30分後、「父ちゃん、もう帰ろう」。

釣り上げたサバは、その場で活き締めしてから、冷えたクーラーボックスで持ち帰るのが基本。
締めサバで食べるなら、頭とワタも速攻で落としておくことをお勧めします。
こうすると、ワタにいる寄生虫が身にまわらなくなるのだとか。

今回のサバは、まだまだ脂の乗りはよくなかったが、これから秋にかけてが楽しみだ。

7月1日・長潮
房総のアオリイカ、キロオーバー4連発!
房総・岩井 大雨・気温24度
実釣時間 6〜15時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+リーダー1.75号
釣果 アオリ、マルイカ、
サバ
エサ エギ3.5号
料理 唐揚げ、刺し身

良型アオリに、マルイカやサバも混じった。マルイカやサバも本気でやれば、爆釣間違いなしの気配だ。

千葉・岩井のアオリイカ
シーズン後半のアオリイカ狙いで、怒濤の連釣か?
 

みなさま、ご無沙汰しております。
この一ヶ月間、毎日14時間労働です。もちろん、休日なんてありません(汗)。
近場の釣りには出掛けていましたが、HPに
アップする時間もありません。

でも、一昨日の取材では、久しぶりに快釣してきました。

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ということを書いてから、はや数週間。
いつの間にやら、梅雨も明けてしまった……。
執筆中だった単行本も、やっと手元を離れて印刷所へ。
しかし、この間に山積みになっていたほかの出版社の仕事も、これからこなさなければ。

ちなみに上の写真は、某釣り雑誌の取材での釣果。
天候は、レインウエアも無意味なほどの土砂降りでしたが、海はベタ凪&無風。
村越正海さんとともに、キロオーバーが連釣しました。
ヒットエギは、いつものピンクカラー3.5号。
ただし、この日は多少潮が濁り気味だったのでチャートリュースをキャストしてみたところ、その一投目に最大の1.5キロがヒットしてきました。
エギのカラーはこれまで無頓着だったが、意外と大事だったのかも……。

房総アオリは、現在もいい調子で釣れている様子で、ヘタをすると今年はこのまま秋まで続くかも知れません。

(7月19日・記)

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