房総爆釣日記2005(4〜6月)
五目釣り師が、千葉をはじめ各地で釣り歩いた釣行記。
ターゲットは、アオリイカ、青物(サバ、シイラ、イナダ、アジなど)、ハゼ、メジナ、根魚他多数!
ポイント、ターゲット、仕掛け、釣果、エサ、料理、天気もご参考に!

5月

5月28日・中潮
近所の磯で、高級根魚のチョイ釣り
房総・近所の磯 晴れ・気温24度
実釣時間 13〜15時
ターゲット 高級根魚
仕掛け 拾った竹の棒1.2m+フロロ1.75号1m+チヌバリ1号
釣果 ムラソイ、ギンポ
エサ 海岸で採取した貝のムキ身
料理 唐揚げ

水深10センチほどのこんな磯場でも、高級根魚がバンバン釣れるのだ。息子たちにとって、ここは秘密のポイントとか……。
そういえば、私も子供の頃は、自分だけの秘密のポイントをいくつか持っていたなあ

千葉・内房の磯でチョイ釣り
竿とエサは現地調達なのだ
 

以前、息子たちがムラソイとギンポを爆釣した磯場に、再び行ってみた。
当日は中潮で、干潮時には大きく潮が引く。
磯場に到着してみると、普段は乗れないような岩まで完全に露出している。

通常、こんな状態では全然釣りにならないのだが、じつはこれが盲点で、ほんの水深10センチほどのスポットでもちゃんと魚は潜んでいるのだ。

さっそく、息子が拾った竹の棒にラインとハリを結んで仕掛けをセット。
一見、粗末な道具に見えるが、こうした小場所を狙うには理想的なタックルだったりする。
エサも拾った貝を石で叩きつぶして使う。

さっそく、藻の切れ目に仕掛けを投入。
この釣り方は息子もすでに何度かやっているので、結構、ポイントの狙い方も的確だ。

するとさっそくアタリがあって、いきなり根に潜られてしまう。
こんなときは、無理して竿を立てずに、適度にラインを引っ張ったままにしておくのが正解。
3〜5分ほど待っていると、根負けした魚が根から飛び出してくる。
無事にゲットしたのは良型のムラソイ。
引き続いて、ギンポ、ムラソイ、ギンポと連発。

ひとしきり釣ったあとは、お約束の磯遊び。
息子たちは全身ずぶ濡れになって、磯じゅうをはしゃぎ回ったのだった……。

ちなみに、こうしたチョイ釣りでも、確実に釣るためにはいくつかのツボがあるので、次回に出版する本で紹介する予定です。

5月27日・中潮
房総のアオリ続報、そして、130キロの超弩級巨魚! 
房総・館山〜 晴れ・気温21度
実釣時間 17〜18時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
釣果 1ゲット
エサ エギ4号(ピンク)
料理 唐揚げ

鮎キチのMが、今期の初アオリ狙い数投目で本命をキャッチ。
今シーズンのアオリは数、型ともに期待できそうだ


アオリイカは絶好調!
 

千葉から友人のM、群馬からSさんが遊びにきた。

さっそく、Sさんが持参してきた梅炭(自分の炭窯で焼いたとか!)で火を起こし、冷蔵庫で眠っていたアオリイカを焼いて、ビールで再会の乾杯。
そのまま、夜更けまで久しぶりに楽しく語り合ってしまった……。

あくる日の午前中は、これまた久しぶりにのんびり南房総までドライブ。
道中のポイントで
Mがエギをしゃくってみたら、ものの数分で本命をキャッチ。
今期の好調さを裏付けてくれた。

巨大魚の正体は「イシナギ」!

天気も良かったので、市場でアジとマンボウ(房州名物なのだ)の刺身を注文して、隣接の青空食堂で再びビール。
千葉・船形の市場

いや〜、こんなにのんびりするのは、超久しぶり!
3人とも、まったり気分でいると、市場のおじさんが手招きする。
ヒマな3人が興味津々で近づいていくと、大きな水槽から取り出したのは何とコイツ!

イシナギの頭

重さ130キロのイシナギの頭だという。
高橋治の名小説「秘伝」にも登場する幻の巨魚だ。
今朝、一本釣り漁師が上げたもので、最後はウインチを使ったとか。
こんなヤツが、房総の海にも泳いでいるんだなぁ……。
内蔵は食べ過ぎると当たることもあるそうだが、身のほうは絶品で高値取引されているそうだ。
さすが、モロコの親戚だけはある。

みんなが感心していると、ナ、ナント、Sさんがコイツを持って帰りたいという。
すると即座に市場の人が反応して「これをさばくのは、素人さんじゃ無理でしょ!」。

しかし、SさんとMはイノシシやシカの解体も得意としている猟師でもある。
まあ何とかなるでしょ、という軽いノリで我が家まで持ち帰ってきたのである。

Sさんがさっそく取り出したのは、愛用のナイフ。

イシナギ解体のナイフ
こんなのを普段から持ち歩いている人は、そうはいないだろう。
さっそく、巨大頭をさばきにかかる。
イシナギの頭解体
助手のMも手慣れたもので、カマ肉や頬肉などがつぎつぎと切り取られていく。
ときおり金ノコギリで軟骨を断ちながら、格闘すること20分ほどで作業完了。
大ナベに山盛り2杯ほどの魚肉ゲットに成功した。

さっそく、炭火で巨大な頬肉を焼きにかかる。
あたりに漂う、何ともいえないウマそうな香り。
いつの間にやら息子たちもやってきて、盛大なイシナギパーティとなったのである。
ちなみに頬肉は脂がタップリ乗っていて、味も
絶品でした!
イシナギのバーベキュー

5月25日・中潮
大型アオリイカは、痛恨のラインブレイク!
房総・某所 晴れ・気温21度
実釣時間 17〜18時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
釣果 2ヒット、1ゲット
エサ エギ4号(ピンク)
料理 丸焼き!

凪ぎ、無風、澄み潮、適度な潮の効きという理想的なコンディションの中、予想通り一投目で良型がヒット。しかし、この後にヒットした大物が、まさかのライン切れとは……。


アオリイカの丸焼きッ梅炭でこんがりと焼き上げた、アオリイカの丸焼き。甘くジューシーな身が絶品でした!

千葉・房総のアオリイカ
房総のアオリは、シーズン最高潮に突入!
 

ようやく単行本の仕事が終わったものの、定例モノや新雑誌の仕事、そして次の単行本の執筆が待ち受けている。
いったい、いつになったらのんびり釣りを楽しめるのだろう……。

というわけで、今回も仕事の合間を縫って、久しぶりのエギングに行ってきた。
早いもので、すでに5月も残りわずか。そろそろ、アオリの活性も最高潮に達しているはずだ。

今回の釣り場は、以前から目を付けていた内房の某所。
水深はちょっと浅いが、砂地に岩礁が点在していて、秋には小型のアオリと遊べる場所だ。

ポイントに到着してみると風は無く、海は凪ぎ、潮は澄んでいる。
しかも、あっちこっちでイワシらしき小魚が水面でざわついている。
はっきり言って、これは最高の条件だ! これで釣れなきゃウソだろう。

一投目から気合いが入る。
見た目よりも潮が効いているせいか、ラインがどんどん出て行く。
こんなときは、エギの着底がわかりにくいのだが、だいたいの水深を6〜7mと想定して約20秒ほどカウントする。
この時期、海藻の種類によっては2m以上の高さに繁茂しているので、これで、海藻の上面にエギが乗った状態になるのだ。

海藻にエギが引っかからないように、タマネギのみじん切りアクションを細かく入れていく。
そして、エギが視界に入ってきた瞬間、PEラインに生体反応が……。

小さく聞き合わせしてみると、間違いなくイカの反応。すかさず、ガッチリとアワセを入れてフッキング!
小気味いいジェット噴射を楽しませてくれたのは、1.2キロの本命でした。

敗因は、タックルのメンテナンス不足?

今日の条件なら連発もありそうだったので、そのままさらにキャストを繰り返していくと20分後に、今度は海底近くで再びイカの反応。
即座にアワセをくれてやると、今度はガッチリと根がかりのように動かない。
こんなときは、無理してロッドをあおらずに、そのままロッドを立てた状態をキープして相手が動き出すのを待つのがセオリーだ。

数秒後、動き出した相手はかなりの大物。ひょっとして潜水艦か?
ジリジリとラインが引き出されていく。
これで海藻に巻かれる失敗が多いので、リールのドラグを強めに締め直す。
そして、さらに足場を移動して安定した場所に陣取る。

その間も「ズンズンズン」と重いジェット噴射が続き、さらにドラグを1クリック締めた瞬間、フッとラインテンションが消し去ってしまった。
「???」

フックアウトか? カンナが伸びたのか?
いや、イカはもちろん、エギもラインに付いていないようだ。
痛恨の高切れ!!

回収したラインの先端は、なぜか、ナイフでスパッと切ったようになっていた。
ラインブレイクの原因は不明だが、そういえば、最近、ラインの手入れをしていなかったことを思い出す。0.8号以下のPEラインでは、マメなチェックが不可欠だというのに!!

いや〜、デカかった〜!

でも、房総のアオリイカは、いよいよ最高潮に突入したようだ。

5月11日・中潮
房総のアオリイカ、開拓ポイントでキロオーバー連発!!
房総・新発見の海岸 晴れ・気温18度
実釣時間 18〜19時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
釣果 アオリイカ2匹
エサ エギ4号(ピンク)
料理 寿司

水深10mラインの表層近くでバイトしてきた良型アオリ千葉・房総のアオリイカ

アオリイカ1.5キロ級
海藻に絡まれながらも、何とかキャッチした1.5キロ級。
今の季節のアオリ狙いでは、海藻の繁茂したエリアは外せないのだ
房総のアオリは、シーズン本番到来か?
 

先日、奄美大島に行ったさいに、砂浜からのアオリイカ狙いが盛んなことに感心した。
しかし、考えてみれば砂浜でも沖に沈み根があればアオリイカは回遊してくるわけで、当然、ここ房総でもその釣りは成立するはずだ。

内房から南房総にかけて、アオリが潜んでいそうな砂浜といえば……。
そうだ! 確実そうなポイントが一ヶ所だけ、ある。

そこは以前、アイナメを釣ったことのあるドン深の海岸で、メチャクチャに根がかりの多いポイントでもある。逆に考えれば、その根まわりはアオリの回遊ルート、あるいは今の時期の産卵床になっているかも知れない。

というわけで、仕事を終えてからそのポイントに向かってみた。
到着は午後6時。空はまだまだ明るく、一時間はたっぷり釣りができそうだ。
しかし、海岸を見ると波打ちぎわには水面まで海藻がビッシリ!
デカイのがヒットしたら、取り込みに難儀しそうだな……。

活性の高いアオリは、表層でもヒットしてくるのだ!
とりあえず、海岸から張り出していた畳5帖ほどの岩に乗って、4号のエギをフルキャスト。
エギの沈下をカウントしていくと、潮に流されつつも約50秒で着底。
おそらく、水深は10m近くあるだろう。

最初は、とにかくエギをアオリにアピールさせるために、激しいシャクリを繰り返していく。
風はなく、海も凪。ときおりベイトも跳ねて、すごくいい雰囲気だ……。

5〜6投目。エギがさらにいい感じの潮に乗って沈下していく。
5秒、
10秒……。
???
突然、ラインが止まった。
半信半疑ながら、強めにアワセを入れてみる。
一瞬、根がかりのような感触から、一気にジェット噴射のファイト。
「ヒット!!」

どうやら、アオリが中層まで浮いてきたようだ。
サイズもなかなか。
しかし、問題は手前にある水面まで繁茂している海藻。
そこで、沖でしばらくアオリとファイトしてから、水面に浮上してきたところを海藻の切れ目に誘導してくる。
途中、何度か海藻に引っ掛かったものの、何とか足下まで寄せてきた。
アオリはエギをがっちり抱いていたので、最後はエギをつかんで取り込み成功。
今季初のキロオーバーだ。

新規開拓ポイントで結果を出せたので、これで終了にしようと思ったが、アオリがさらに表層まで上ずっているような気がして、あと1回だけキャストしてみることに。
ちょうど、沖めのポイントでイワシの群れもざわついていたのだ。

すると、何とナント、エギの着水後すぐにバイトの気配。
今度はラインスラックを取ってから、確信を持ってアワセを入れる。
さっきのより少々デカイらしく、結構なファイトを楽しませてくれる。
一度は海藻に絡まれたが、これも何とかかわして無事ランディング。
やけに胴の厚いアオリで、重さは1.5キロあった。

わずかの時間で、キロオーバーを2匹。しかも表層で。
春〜初夏のアオリはボトム狙いがセオリーだが、イカの活性に合わせて狙うレンジを探ったほうがよさそうだ。

房総のアオリも、いよいよ本格シーズン突入の気配です。


5月8日・大潮
GW最後の休みのボート五目は、轟沈!!!
房総・岩井沖 晴れ・気温18度
実釣時間 6〜15時
ターゲット 五目釣り
仕掛け ルアーロッド6ft+PE0.6号+フロロ2号1m、など
釣果 カサゴ、エソ、イワシ
エサ エギ4号(ピンク)
料理 煮付け

一応、アオリを狙ってエギもしゃくってみたが、ノーバイトボート釣りでアオリイカ狙い

千葉・岩井沖でボート釣りW氏は、コマセマダイと泳がせヒラメの二刀流で攻める。
乗り合い船では、絶対にあり得ない風景
五兎を追う者は一兎も得ず……?
 

GW中、房総の道路は大渋滞。
自宅から歩いていける釣り場までも、車を使うと30分以上かかる状態だ。

そこで休み中は、鶏小屋を新築したり、近所の子供たちをニジマスの釣り堀に連れていったり、遠来からの客人をもてなしたりと、ほとんど海には出掛けなかった。
(まあ、ほとんどは締め切り間近の原稿書きに追われていたのだが……)
養老渓谷のニジマス釣り堀庭のニワトリ小屋

そんなわけで、GW最終日に満を持して仲間と一緒に岩井から船を出すことにした。
狙いは、タイ、アオリ、ヒラメ、マゴチ……。とにかく、何でも釣れればOKだ。

しかし、こういう何でもありの釣りというのは案外とクセ者で、結局、集中力が散漫になっていい結果を出せないこともある。実際、
この日がそうだった。

最初は、五目釣り師とK氏はヒラメの泳がせ、W氏はコマセマダイでスタート。
泳がせではアタリは何度もあり、すっぽ抜けも数回。
魚がいるのは間違いないが、なぜだか乗らない。

そこで、根の上にアンカーリングして釣ることにしたのだが、流し釣りに比べて明らかにアタリの数が少なくなってきた。
で、今度はエギを取り出してアオリを狙ってみることに。
水深は15mだから、中オモリをつけずにキャスティングで広範囲を探っていく。
すると、置き竿にしていた泳がせのロッドがガクガクと暴れ始め、ついには竿先が水面に絞り込まれた。
エギロッドを放り投げて、すぐさま泳がせロッドを引き寄せてファイト開始!
ものすごい重量感で突っ込まれる。ヒラメだったら2キロオーバー間違いなしだ。
ところが、K氏がタモ網を用意してくれた次の瞬間、無念のスッポ抜け。くやし〜!

これで一気にリズムが崩れ、何ヶ所かのポイント移動を繰り返したものの、ついに本命からのアタリを見ることはなかった。

結局、今日の釣果は
全員でカサゴ4匹、巨大エソ2匹、イワシ2匹(サビキもやっていたのだ)のみ。

カサゴヒット千葉・岩井沖のボート釣りでカサゴ

今回は、五目狙いが裏目に出てしまったが、もちろん、これが成功することもある。
やっぱり、釣りは奥が深いのだ。


top

4月

4月26日・中潮
房総のアオリイカは、中休み?
房総・近所の小磯 晴れ・気温18度
実釣時間 12〜13時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ1.75号1m
釣果 アオリ一匹
エサ エギ4号(ピンク)、2.5号(ピンク)
料理 天ぷら?

水温が一気に下がって、アオリの活性も激シブに……。GWは、後半に期待か?

4月のアオリイカ
今日も、アオリに行って来ました!
 

最近、日中は半袖でも暑いぐらいなのに、朝夕は結構冷える日が続いている。
この“寒の戻り”状態は海の中でも起こっていて、先週まで18度だった海水温が、ここ数日は15度まで急降下しているとか。
これは魚たちにとって、常夏のハワイから厳寒のアラスカに行ったのと同じぐらいの激変ぶりかもしれない。

で、今日も昼に30分ほどエギをシャクってきたのだが、アタリはあるもののチップの連続。やはり、アオリの活性が相当降下しているようだ。

しかたなく、最近は全然使っていなかった2.5号の小型エギにチェンジ。タマネギのみじん切りメソッドで、ようやくトンカツサイズを掛けることができた。

このままの水温が続くとGW前半のイカは厳しいかも知れないが、イカそのものは確実にいるので、5月に入って水温が安定してくれば期待は持てそうだ。



4月19日(火)若潮
房総の乗っ込みブナは、最後の最後に巨ベラ激釣 !!
房総・小糸〜戸面原ダム 快晴!・気温20度
実釣時間 15〜18時
ターゲット マブナ、ヘラブナ
仕掛け 竿13〜16尺+道糸1号+ハリス0.5号+ヘラバリ6号
釣果 ヘラブナ激釣!
エサ 両ダンゴ
料理 リリース

畦道にはタンポポ、湖畔には黄色のヤマブキが満開。乗っ込みブナは終了間際か?ヤマブキの花

房総のマブナポイント
乗っ込みブナを求めて、ローラー作戦をしてみたが……
 

今日は、朝から素晴らしい快晴。
息子が学校に行く前に掲げた鯉のぼりも、気持ちよさそうに泳いでいる。
こんな日には、やっぱり釣りに行くしかないでしょう!

というわけで、山積みの仕事を傍らに置いて(締め切り間近?)、急遽、釣りの準備を開始する。
今日のターゲットは、久しぶりの「乗っ込みブナ」だ。
例年だと、霞ヶ浦のホソに出かけてマブナを狙うのだが、今年は房総の乗っ込み状況をチェックしてみることにした(これも取材を兼ねているのが辛い……)。

最初に行ったのは小糸川。知る人ぞ知る、巨マブナのメッカである。
しかし、ヘラブナを狙っていた釣り人に話しかけると、「小糸も小櫃も亀山も乗っ込みは終わったよ」。いきなり、出鼻をくじかれる……。

そこで、小糸川の支流をしらみつぶしにチェックしてみることに。 本流筋でもマブナは釣れるのだが、乗っ込みシーズンはやっぱりホソで釣りたい気分なのだ。

しかし、カーナビに映り出される支流は、行く場所行く場所すべてが三面護岸のドブ川だった。
たまに、いい雰囲気の小川を発見しても、水の中をのぞいてみると自転車や冷蔵庫が捨てられている有り様だ。結局、昼過ぎから2時間ほど探してみたが徒労に終わった……。

しかたなく、今度は湊川へ向かってみる。
駅前の釣具店で状況を聴くと、「いまじゃ、マブナを釣っている人はいないからねぇ。昔はたくさんいたんだけど……」。
一応、ここでも支流をチェックして見たが、やっぱり三面護岸が多く、フナが隠れられそうなポイントはまったく見当たらない。マブナは諦めるしかなさそうだ……。

カラツン地獄からの脱出。そして、激釣!

このままで帰るのは悔しいので、湊川上流の戸面原ダムでヘラブナを狙ってみることにした。

湖に到着してみると、ボート屋は休業のようだ。そこで、湖岸から陸釣りができそうなポイントを探してみる。上流筋の流れ込み付近によさそうな場所があったので、とりあえず、そこで今日初めて釣り竿を出すことにした。時間は3時過ぎ。すでに、太陽が山の端に隠れようとしている。

多少、風と流れがあったが、まずはバランスの底釣りを試してみる。竿は13尺。エサは両ダンゴ。
しかし、エサの打ち始めから約30分、まったくサワリすらない。

つぎに、竿を16尺にチェンジ。アタリがないのは変わらないが、周囲が暗くなってくるにしたがって水面にもじりが見られ始めた。「魚がうわずっているのか?」

そこで、今度はウキを交換して宙釣りを試してみると、やっとサワリが出始めた。
ウキの回りでは泡づけも始まり、もじりもあちこちで見られるようになって魚の気配は最高潮に達してくる。これぞ、野釣りの醍醐味!

そのまま、一定のリズムでエサを打ち返し、ついに今日初めての明確なアタリ。

戸面原ダムでヘラブナヒット

アワセが決まると、一気に竿をのされそうになる。デカイ!
久しぶりのヘラの引きを堪能しつつ、慎重に寄せてくる。タモに収まったのは40センチ級!

戸面原ダムのヘラブナ

腹がパンパンなので、産卵も間近なのだろう。撮影後、静かに水の中に戻してやった……。
それから、同サイズを数枚上げたところで、今度はアタリがあっても乗らない「カラツン」状態に陥る。エサのタッチ、ハリス長、段差、タナなどをいろいろ変えてみたが状況は変わらず。

そこで、竿をふたたび13尺に戻して仕切り直すと、ようやくアタリが落ち着いてきた。それからは、怒濤の巨ベララッシュ!

巨大ヘラブナ

それにしても、コレぐらいのサイズを掛けると本当にスリリングで楽しい。引きの強さも、メジナの40センチ級に匹敵するほどだ。これを、ムチのように細い竿と0.5号前後の細ハリスで釣るのだから、やっぱり、ヘラ釣りに人気があるのもうなずけるのだ。

結局、十数枚の巨ベラを釣り上げたところで日没。
結果オーライの房総乗っ込みブナ釣行になった(腕は筋肉痛になったが……)。


4月18日・長潮
陸っぱりアオリイカ、好調!!
房総・岩井周辺の小磯 晴れ・気温18度
実釣時間 17〜18時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ2号1m
釣果 アオリ一匹
エサ エギ4号(ピンク)
料理 天ぷら?

またまた、同サイズ。一ヶ月後には倍のサイズになっていることでしょう。

千葉・内房のアオリイカ
今日も、アオリに行って来ました!
 

おとといに続いて、今日もアオリイカ狙いに。
しかし、平日だというのに、やっぱりクロダイ師が目白押しだ。

海を見ると、完全無風のベタ凪状態。
エギをキャストしてみたところ、まったく潮が止まっている……。今日はダメかな?

そこで、エギを着底させたままで軽くシェイクしてみる。これは、活性の低いイカを焦らす作戦。
続いて、タマネギのみじん切りを刻むイメージで(どんなだ?)、竿先を
小さく刻みながらエギをしゃくってくる。
内房のイカには、ときとしてこの小さな誘いが効くのである。

その結果は3投目に、出た。

先日と同サイズのアオリだが、潮止まりのなかで掛けた嬉しい一匹だ。

GW頃には、もっと簡単に釣れるようになる……かな?

4月16日・小潮(旧暦3/8)
房総の陸っぱりアオリイカ、開幕 !!
房総・岩井周辺の小磯 晴れ・気温20度
実釣時間 15〜16時
ターゲット アオリイカ
仕掛け ルアーロッド8ft+PE0.6号+フロロ2号1m
釣果 アオリ一匹
エサ エギ4号(ピンク)
料理 天ぷら?

今期初のアオリはトンカツサイズ。これから、大きいのが釣れ始めるかな?

千葉・内房野アオリイカトンカツ級
クロダイ釣り師で、磯は大混雑!!
 

掲示板にも書き込んだように、そろそろアオリイカの開幕の時期。
昨年も、一昨年も、4月の中旬に第一陣を釣っているので、今日はチャンスかも?
で、午前中に引き続いて釣りに出かけることにした……。

しかし、行く場所行く場所すべてが、クロダイ釣り師で満員御礼状態。
そこで、秋に小型アオリを釣ったことのある小磯に行ってみると、だ〜れもいない。ラッキー!

さっそく、エギをセットしてフルキャスト。今日は久しぶりに海も無風なので、気持ちよくキャストできる。
すると数投目のフォーリングで、ラインがススッと引き込まれた。ひと呼吸おいてから、小さくシャクリアワセを入れると、久しぶりの「ギュイ〜ン!」。乗った! サイズは大きくなかったが、初物はやっぱりウレシイ。

ちなみに、釣り場の状況は水深約2mほどで、海藻が大量に繁茂していた。この海藻がじゃまでエギをシャクリにくいのだが、こうした場所にこそアオリが多いことも事実。「春のアオリは、海藻を釣れ!」なのだ。なお、エギの下側のカンナをプライヤーで内側に曲げておくと、多少、根がかりしにくくなります。



4月16日・小潮
春本番の房総で、山菜狩り&ギンポ釣り
房総・近所の山&堤防 晴れ・気温20度
実釣時間 11〜12時
ターゲット タラの芽、ギンポ
仕掛け ルアー竿1.8m+ナイロン1号+チヌバリ1号+ガン玉3B
収穫 タラの芽、明日葉、ノビル、ギンポ
エサ ワーム
料理 豪華テンプラ

山中で発見したグミも、薄黄色の花が満開状態。春だなぁ〜グミの花

房総の山菜
気温は20度超! Tシャツ姿で山菜狩りへ
 

本日の房総の気温は、20度超。もう、春というか夏の気配だ。

そこで、我が家から見える裏山の山頂に生えているタラの木を双眼鏡でチェックしてみる。
おっ、いい感じに芽を吹いているじゃないか!

というわけで、午前中は恒例の山菜狩りに息子と出かけることにした。
裏山の極秘登山ルート(けもの道?)には、タラの木やワラビがたんまりと生えているのだ。

歩いて山中に入ると、そこかしこの木々が芽吹きを迎え、遠くからは沢のせせらぎが聞こえてくる。
「海もいいけど、山もいいですなぁ〜」と、クレヨンしんちゃん風の口調で息子。
「そうですなぁ〜」。

収穫好きの親子は、さっそく、タラの木を群落を見つけ、手頃な大きさの芽を家族で食べられる分だけ摘んでいく。ついでに、かたわらに生えていたノビルと明日葉もゲット。下山中に、息子がワラビの群生を発見したが、少々、伸び過ぎだったのでこれは却下。

それでも、夕食でテンプラをするには十分な収穫だ。これで、最高の天ダネであるギンポがあればパーフェクトである。
「ちょっと、いってみるか?」
「いくいく!」

釣りバカ親子たちは、その足で近所の堤防に向かったのだった。

この場所でギンポを狙うのは初めてだったが、例のごとく、水深10センチほどのゴロタを攻めてみると、良型のギンポがどんどん湧いてきた。う〜ん、手つかずの穴場だ。
ギンポって、引きが強くて美味しい魚なのに、誰も狙って釣らないんだよなぁ……。

千葉・内房のギンポ

結局、ほんの20分ほどで家族分の天ダネをゲット。夕食が楽しみだ……。



4月10日・大潮
今期初のカカリ釣りは……、轟沈!
房総・勝山 晴れ・気温16度
実釣時間 6〜15時
ターゲット クロダイ
仕掛け かかり竿1.6m+フロロ2号+チヌバリ5号+ガン玉B
釣果 メジナ、巨ボラ多数
エサ オキアミ、ボケジャコ
料理 香草炭火焼き

強烈なヒットは、いずれも「ラーボー(ボラ)」。本命はいずこに?カカリ釣りでボラヒット

血バイ・勝山のカカリ釣り
いきなりの良型メジナに、一同、盛り上がったのだが……
 

房総のクロダイの乗っ込みは、いよいよ本格化している様相だ。こりゃ、デスクワークばっかりやっていられないぞ!
というわけで、今回は仲間4
人で勝山へカカリ釣りに行ってきた。

海況は少々風が吹いており、カカリ釣りには微妙な条件。
しかし、今期初のカカリ釣りに、気分は早くもヒートアップ状態だ。

釣り場に到着後、五目釣り師が周囲の撮影をしていると、いきなりI氏の一投目に何かがヒット!
カカリ初挑戦のI氏が何とか浮上させてきたのは、良型のメジナだった。

カカリ釣りでメジナゲット

どうやら、魚っ気は結構ありそうだ。さらにヒートアップする一同。

しかしその後、その魚っ気の正体が判明。
何度も強烈なヒットがあるものの、それらは全〜部、ボラ、ぼら、鯔、BORA!!!

果たして、この場所に本命のクロダイはいるのだろうか?

9時間後、結局本命の型を見れずにヒートダウンしまくった一同が帰港すると、待っていたのは驚愕の情報。
「ほかのポイントでは、クロダイが爆釣だったよ」。

やっぱり、釣りは場所なのか!

帰宅後、巨大ボラを炭火焼きにしてヤケ食いする一同であった……(意外とおいしかったです)。

次回
は絶対にリベンジだ!



4月1日・小潮
春の小磯で、ギンポとムラソイ、海タナゴを釣る
房総・近所の磯 晴れ・気温16度
実釣時間 13〜14時
ターゲット 根魚
仕掛け ルアー竿1.8m+ナイロン1号+チヌバリ1号+ガン玉3B
釣果 ギンポ、ムラソイ、海タナゴ
エサ オキアミ
料理 天ぷらの予定

春は、こういった小磯でのチョイ釣りが結構楽しい。釣り方のコツは、海藻の下の暗がりを静かに狙うこと。これさえ守れば、子供でも爆釣間違いなしだ!チョイ釣りでムラソイ

磯でチョイ釣り
春の小磯は、チョイ釣りのパラダイスなのだ!
 

ようやく、春本番を迎えた房総半島。
天気もいいし、こんな日はのんびり釣りでもしたいなぁと思いつつ、今日も締め切り間近の原稿書きに追われる……。

すると、昨日、巨大マダコを磯でゲットしてきた息子(ブログに記載)が、「とうちゃん、今日も何か釣れる気がするんだよね〜」。
こやつの野生のカンは、結構、鋭い。

で、昼飯後の腹ごなしに、一時間ほど近所の小磯に行ってみた。
狙いは、ギンポとムラソイ。そういえば、久しくギンポの天ぷらを食べていない。

ミチイトにハリを直結しただけのシンプル仕掛けで、磯に一面に繁茂している海藻の穴を狙う。
マブナの藻穴釣りとまったく同じ感覚だ(そろそろ、マブナも乗っ込みだ!)。

すると、一投目から強烈な引き!
根に潜り込まれないように、多少強引にファイト。
穴から出てきたのは、ナイスサイズのムラソイだった。

つぎからは息子たちにバトンタッチすると、もう、一投必中の入れ食い状態。
同じ穴から、特大のギンポやムラソイ、海タナゴなどがガンガン釣れる。
彼らも、乗っ込みまっさり状態なのだ。


結局、正味30分ほどで、20匹オーバー。
小物と海タナゴはすべてリリースして、良型10匹ほどをキープ。
今夜の天ぷらが楽しみだ……。

ムラソイゲット

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