房総爆釣日記2005(1〜3月)
五目釣り師が、千葉をはじめ各地で釣り歩いた釣行記。
ターゲットは、アオリイカ、青物(サバ、シイラ、イナダ、アジなど)、ハゼ、メジナ、根魚他多数!
ポイント、ターゲット、仕掛け、釣果、エサ、料理、天気もご参考に!

3月

3月21日・中潮
レンタル漁船のヒラメ釣りで本命ゲット!
房総・岩井沖 晴れ・気温14度
実釣時間 9〜15時
ターゲット ヒラメ
仕掛け ルアー竿1.8m+PE0.6号+ヒラメ仕掛け
釣果 ヒラメ・マゴチ・カサゴ
エサ 活きイワシ
料理 刺身・唐揚げ


午前中は強烈な北風が吹いたものの、W氏が何とか本命をゲット。五目釣り師はマゴチ一本のみ。でも、アタリは結構あったので、条件さえよければ、いい釣りができるかも? 今度は、釣り会のメンバーも、この釣りに引き込んでやろう

千葉・岩井沖でボート釣り
手前船頭のお気楽ヒラメフィッシング
 

房総半島でのヒラメ釣りは、外房方面での釣りが圧倒的に人気だ。
しかし、内房にもヒラメはいないことはなく、意外と穴場だったりもする。
そこで今回は、W氏と漁船をチャーターして、内房のヒラメ釣りの可能性を探ってみることにした。

漁船は6人乗りなので、二人で乗るとほとんど大名釣り状態。
手前船頭だから、自由気ままに釣りを楽しめるのもうれしい。
ちなみに、料金はエサの活きイワシ込みで、今回は1万2000円にまけてくれた。
4人で乗れば、手漕ぎボートと値段は変わらない。
ボート免許を持っている人なら、利用価値大だろう。

釣り場は、港から10分ほどの岩井沖。
しかし、この日は強い北風が吹き、船足もデッドスローでポイントまで20分ほどかかってしまった。
到着後、シーアンカーを投入。これによって、流し釣りのスピードを制御するわけだ。

今回使用したタックルは、シーバスのベイジギングで使っているものをそのまま流用。ロッドはスローアクションなので、ヒラメの食い込みにもちゃんと竿先が入っていくだろうとの読みだ。W氏はいつものように、自作のヒラメ竿を使用。オモリは、30〜60号を水深によって使い分けた。

最初の流しは水深20m前後。底は砂地だ。
すると、のっけからアタリ! 
しかし、なかなか食い込まない。というか、何かオモリが吸盤に吸い付けられるような感じ。
これはまさか……。
仕掛けを回収してみると、イワシの後頭部がかじられている。やっぱり、アオリイカの仕業だ。

この後も、同様のアタリが続いたのでエギをシャクろうかと思ったが、今回はじっと我慢してヒラメからのシグナルを待ち続ける。

数回目の流しで、ようやく本命らしきアタリ。しかし、いつまでたっても最後の締め込みが来ないので、仕掛けを上げてみるとイワシの頭だけが残っていた……。くやし〜!

すると、W氏が「乗りましたよ〜ぉ」。見るとロッドが満月状態になっている。うらやまし〜!

すぐさまタモを探すが、どこにもないではないか! 
しかたないので、船の隅に置いてあったタライで取り込むことに。
やがて見えてきたのは、ナイスサイズのヒラメ。

一度は失敗したが、何とかタライ作戦で取り込み成功(二人ともズブ濡れ)。
1キロほどの食い頃サイズでした。

岩井沖のヒラメ

続いて、五目釣り師のロッドにも確かな手応え。
しかしこれは、本命ではなくマゴチ。
岩井沖のマゴチ

その後も、根まわりを流すことで何度かのアタリがあり、内房でのヒラメ釣りの可能性を大いに確認することができた。この釣り、ハマりそうです。

3月13日・中潮
久しぶりのメバル釣り。クロダイもいよいよ乗っ込み?
房総・内房の堤防 晴れ・気温6度
実釣時間 17〜19時
ターゲット メバル
仕掛け ルアー竿1.8m+ライン1号+ジグヘッド1.5〜2g
釣果 メバル2匹
エサ ワーム(2インチ)ホワイト
料理 煮付け

早春の雪
房総では珍しい大雪に、子供たちは大ハッスル! 今年は、まだまだ冷え込む?

千葉・内房のメバル千葉・内房の防波堤釣りこの日は猛烈な北風が吹き荒れ、軽量のルアーでは全然釣りにならず。それでも、W氏とともに良型のメバルを何とかゲット。そして、同じポイントにいたエサ釣り師には、腹ボテのクロダイがヒット。乗っ込みの季節が、いよいよ到来か!
三寒四温の季節に、春告魚を探しに……
 

 奄美大島から帰ってきてから、ずっと寒い日が続く房総半島。
 今朝も起きてみたら、あたり一面の銀世界。3月の房総で、こんなに雪が降るのも珍しい。
 さっそく、子供たちが雪合戦やら雪だるまづくりに夢中になる。でも、昼になるとあらかたの雪は解け、庭に咲いている菜の花も元気を取り戻した様子。やっぱり、春はそこまできているんだなぁ〜。

 というわけで、今日は仲間4人とともに「春告魚」とも呼ばれるメバル狙いに。
 しかし、昼過ぎから吹き始めた北風が、夕方からさらに強くなり、ルアーがまともにキャストできない。アオイソメで頑張っていたエサ組みも、いきなり戦意喪失気味。途中から、さらに仲間が二人参戦したものの、結局、ルアーで粘っていたW氏と五目釣り師が一匹ずつ上げたのみ。
 
 ちなみに、この日の使用ルアーは、2インチのピンテールワーム。メバル用のジグヘッド2g(風のない日なら1g前後を使用)にセットしてキャスト。ルアーの引き方は、スローなタダ巻きが基本。ヘタにアクションを入れると、メバルが警戒してしまうようだ。アワセも基本的に無用。向こう合わせでフッキングするので、本来ならビギナーでも簡単に楽しめる釣りなのだが……。

 でも、思いがけない発見はあった。

 先着していたエサ釣り氏が、良型のクロダイをキープしていたのだ。腹がパンパンだったので、完全に乗っ込みの先陣だろう。
 
これから、楽しいシーズンになりそうです。

内房のクロダイ

3月10日・大潮
熱帯魚釣り・パート2。ツノダシも現る!?
房総・内房の堤防 晴れ・気温15度、水温16度
実釣時間 16〜17時
ターゲット 熱帯魚
仕掛け ノベ竿1.8m+ウキ仕掛け+タナゴバリ(極小)
釣果 オヤビッチャ
エサ オキアミと米糠の練りエサ
料理 リリース

港内に生えていた海藻まわりでは、オヤビッチャのほかにツノダシも発見! でも、コイツは釣れなかった……。

ツノダシ
奄美大島で伝授された、オヤビッチャ釣法を実践!

 奄美でお世話になった某氏に教わったのが、「オヤビッチャ」の釣り方。

 詰まるところ、やっぱり前々回の釣行記でも書いたように、ハリとエサの大きさがキモなのだ。要するに、魚の口のサイズに合わせて、できるだけハリを小さくするのがモアベターということ。フライフックでいえば、#20ほどのミッジ級。前回、極小タナゴバリを使ったのは、やっぱりビンゴだったのだ。

 というわけで、奄美から帰ってきた翌日、速攻で近所へオヤビッチャ釣り。

 今回は、オキアミと米ヌカ、そして、ホットケーキミックスの素を適量、すり鉢で混ぜ合わせたエサを作って持参した。淡水のタナゴ釣りでいう「オカユ練り」を海水仕様にしたものだが、かなり、いい匂いがする。これを、少量の海水で溶いてコマセのように撒いて、まずは反応を見る。水温は16度と、やっぱり高めだ。

 10分後……。

 来た! 数匹のオヤビッチャが、コマセの粒子に寄せられて、それをプハプハを吸っている。いい感じ。しかし、直径5ミリ以上の大きめの粒子には相変わらず警戒してしまう。やはり、彼らは極小のプランクトンを食べているんだろうか。

 と、そのうちエンゼルフィッシュのような魚形の熱帯魚も寄ってきた。体長は10センチ以上はあるだろうか。あとから図鑑で調べると、どうも「ツノダシ」の一種のようだ。こんなのも、釣れるんかい?

 前回同様、エサをケシ粒ほどのサイズに丸めてハリがけ。エサをゆっくり沈めていくと、さっそくオヤビッチャが口先で突っついてくる。エサを吸い込んだタイミングでアワセを入れるが、フッキングする確率は、ほんの一〜二割ほど……。これは、淡水のバラタナゴ釣りよりもシビアな釣りだぞ。

 しかも、同じポイントにいるツノダシは、エサの手前でストップして絶対にエサを食ってこない。
 なぜ? エサの練り具合や大きさをいろいろ変えてみたけれど、それでも全然ダメだ。

 光明が見えてきた熱帯魚釣りも、さらなる膏肓に入ってしまいそうな漁港での釣りだった……
 

  

3月7〜9日・中潮〜大潮
五目釣り師、奄美大島で五目釣り
鹿児島県・奄美大島 晴れ・気温16〜20度
実釣時間 6〜18時
ターゲット 五目釣り
仕掛け ルアー竿1.8m+PE0.6号+リーダー2号(フロロ)
釣果 アオリイカ、根魚
エサ ルアー、エギ各種
料理 リリース

奄美大島というと、大物釣りのイメージがあるが、アオリイカや根魚、メッキ、コトヒキなど、五目釣りをガンガン楽しめるパラダイスでもあったのだ!

奄美大島の海岸

奄美大島のルアー五目
南の島では、アオリイカとカンモンハタが爆釣!
 

 今週は雑誌の仕事で、村越正海氏とともに奄美大島へ遠征取材。

 房総を早朝出発するときには、車のフロントガラスが霜氷でガチガチ状態だったのに、当地では半袖短パンで大丈夫なほどの暖かさ。日差しも強く、顔と腕は完全に日焼けしてしまった!

 ちなみに釣果は、アオリイカが約20杯(キロオーバー多数)、ほかに五〜六目の魚たちといったところ。くわしくは、『SaltWater』誌・5月号にて。
  奄美大島のアオリイカ

 久しぶりの奄美で、今回はちょっと変わった釣りを発見した。

 本州でも、人気のアオリイカのヤエン釣り。この釣りの発祥地は紀州と聞いていたのだが、奄美では昔から普通に行われていたとか。しかも、その釣り方が変わっている。

 本州のヤエン釣りでは、軟らかめの磯竿とリアドラグリールといったタックルを使うのがポピュラーだ。しかし、奄美では、竿を使わない「手釣り」が基本。しかも、ラインは空き缶に巻いておくのが奄美流なのである。

 エサは、生きたボラを使用。尾ビレの付け根にラインを巻き止めてからポイントに放り投げ、空き缶を短くカットした鉄管の中にセットして準備完了。アオリがボラに抱きついて引っ張ると、空き缶が鉄管の中でカラカラと音を立てて回転し、それがアタリの合図になるわけだ。う〜ん、合理的!

 今回は、実際にアオリとやりとりしている場面を見ることはなかったが、この釣りは奄美全島で盛んに行われていた。しかも、本州ではヤエンというとオッサンの釣りのイメージなのだが、当地では、女性ヤエン師も多かった。
 
 爪にマニキュアをした指でボラを大胆につかみ、手作りのヤエンをわざわざ見せにきてくれる姿は、じつに微笑ましかった……。

 今度、房総でこの釣りを試してみようかな?
 
 
ヤエン
女性もヤエン釣り

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2月

2月27日・中潮
新ジャンル発見!? 冬の港内で“熱帯魚”を釣る
房総・内房の堤防 晴れ・気温7度
実釣時間 9〜11時
ターゲット 熱帯魚
仕掛け ノベ竿1.8m+ウキ仕掛け+タナゴバリ(極小)
釣果 オヤビッチャ
エサ アミエビのカット
料理 リリース

今年は海水温が高かったせいか、冬の港でも死滅回遊魚を見ることができる。このまま、越冬できるかも知れないなぁ死滅回遊魚

冬のオヤビッチャ釣り
冬の日だまりでの小物釣りは、ホソのタナゴ釣りにも通じるのだ…… 
 

 暦の上では春といえども、さすがの房総半島でも北風は冷たい。
 庭に咲くオオイヌノフグリも、まだまだ遠慮がちだ。

オオイヌノフグリ

 今日は息子たちを連れて、房総の釣り場探索。
 この時期の堤防や磯はメジナ狙いの釣り人が多いが、いずこも釣果はいまいちの様子。

 息子たちも寒そうにしているので、今日は釣り竿を持たずに各所の漁師町の散策を楽しむことにした。
 こうしてのんびりと港を歩いたり路地裏を探索してみると、思いもしない発見があるものなのだ。
 地元の漁師との会話で、最近の海の様子や穴場情報を教えてもらうことも多いし、ワカメの群生地やウニの溜まり場を発見したりもする。

 こういうのって、釣りばっかりに夢中になってるとあんまり楽しめないことが多いんだよな……。

 そんなわけで、今日も意外な発見があった。



 ある港の船着き場。
 
 息子が何気なく水の中をのぞくと(川の橋を渡るとき、釣り人なら本能的に川の中を見るのと同じだなぁ)、「とうちゃん、なんかいる!」

 見ると、確かに岸壁のエグレの下から小魚の群れが出入りしている。じっと目を凝らしてみると、どうやら「オヤビッチャ」らしい。

 オヤビッチャというのは、黒潮に乗って南の海から流れてきた熱帯魚の一種。本州の冬の海は低温になって生きていけないため、「死滅回遊魚」とも呼ばれている。

 そのオヤビッチャが、真冬になってもここで泳いでいるという現実。
 それも、まとまった群れで……。

 本来なら、そのままおとなしく見過ごしてやるべきだったが、ふと、「これは釣れるかも知れない」との思いがよぎる。

 釣り人の悲しいサガ……。

 歩いて車まで引き返し、いつも常備している小物釣りセットを取り出す。

釣り仕掛け 

 竿は、いつもマブナ釣りで使っている一間のノベ竿。
 ミチイトは、フロロの0.2号。
 ウキは、超高感度の硬質発砲ウキ。
 そして、ハリはなぜかケースに入っていた、タナゴばり(海タナゴ用ではなく、淡水のタナゴ釣りに使う世界最小のハリですね)の「極小」。

 エサは、念のために持参していた「大粒アミエビ」。
 仕掛けをセットしてから、アミエビ数匹を海中に投じてみる。

 しかし、海中に見え隠れしていたはずの魚の反応はない……。

 今度は、アミエビ数匹を指ですりつぶしてから投入。
 エビのすり身が沈下するにしたがって、徐々に拡散していく。

 と、岸壁の陰から数匹のオヤビッチャが現れて、一瞬の間の後、すり身を口にした。

 「とうちゃん、食べてる食べてる!」。

 そこで、小さなアミエビをさらに5ミリほどにカットしたものをハリがけして投入。
 ハリス長は50センチの超ロングにしてあるので、ごくゆっくりとエサが沈下していく。
 
 それを発見したオヤビッチャが急接近。
 しかし、なかなかそれを口にしようとはしない。

 わずかに誘いを入れると興味を示すが、それでもエサは食わない……。

 そこで今度は、アミエビをケシ粒ほどの大きさにハリがけする。
 もう、完全に淡水のタナゴ釣りと同じ世界だ。

 今度はうまくいった。接近してきたオヤビッチャが、迷うことなくエサを吸い込む。
 同時に、超高感度のウキが沈んだが、ほとんど見釣りのタイミングでアワセを入れる。

 小気味よい引きを楽しませてくれたのは、7センチほどの成魚(というか、オヤビッチャってどれぐらいの大きさに育つのだろうか?)。

 それにしても、きれいな魚だ。淡水のバラタナゴもきれいだが、やっぱり、こっちのほうが華がある。さすが熱帯の生まれ……。

 この釣りって難易度はかなり高いけど、タックルも仕掛けも相応に工夫して本気でやれば、相当楽しめそうだ。
 
 息子とともに、この釣りを開拓していくことにしよう。
 

  

2月6日・中潮
三島湖でワカサギ釣り大会!
房総半島・三島湖 晴れ・気温5〜7度
実釣時間 10〜14時
ターゲット ワカサギ
仕掛け ワカサギ竿1.5m+市販のワカサギ仕掛け+オモリ2号
釣果 船中100匹(5人)
エサ ベニサシ
料理 唐揚げ

房総半島のワカサギ釣りといえば高滝湖が有名だが、ここ数年は三島湖でも釣れている。魚探にも、ワカサギの反応がビッシリ!魚探にワカサギの反応

千葉・三島湖でワカサギ釣り
海は連日の荒天。こんなときは、淡水の釣りが楽しいのだ! 
 

 今年の内房は西風の強い日が多く、海での釣りは辛い状態が続いております……。
 
 で、恒例となった仲間たちとの釣り大会は、風を避けるために今回も内陸の湖で「ワカサギ」を狙うことに。釣り場は三島湖。メンバーは5人。最近の三島湖は、そこそこ釣れているらしいのだが、実際はどうかな?
 
 10時過ぎに湖に到着してみると(重役出勤ですね)、陸っぱりでワカサギ釣りをしている人を発見。しかし、状況を聞いてみると「全〜然、ダメ!」。
 
 一同、少々の不安を抱えながらボートに分乗し、店主に教わった「鯨島ロープ」というポイントにボートを係留する。魚探を見ると水深は5m。たしか、店主は水深9〜10mといっていたはずだが……。

 はたして、そのポイントでは全然アタリがない。まさか、高滝に続いて今回も撃沈か!? 急速にビールの消費量が増えるオヤジたち……。
 
 あまりの釣れなさ加減にしびれを切らし、ロープづたいにゆっくりポイントを移動することに。
 そして、水深が9mを越えたカケアガリで、ついに、魚探がワカサギの反応を捉えた! しかも、群れが大きい。
 すると、さっそくS氏が銀ピカのワカサギをゲット! そして、それを皮切りに全員が本命を釣り上げる。うち、3人は生涯初のワカサギである。よかった〜。やっぱり、釣りで重要なのは「一に場所」なんですね。あらためて再確認!

ワカサギ爆釣ワカサギ連続ヒット

 しかし、ワカサギは一匹、二匹の釣りではなく、100匹、200匹の世界が当たり前。確実にいる魚をどうやって数釣りしていくかが、勝負の分かれ目になる。

 まず、この日は、小刻みな誘いからエサを止める瞬間にアタリが出ることが多かった。大きい群れが通過するときは置き竿でもOKだが、アタリが多いのは絶対的にこのパターンだ。
 
 そして、魚探に反応しない湖底を回遊するワカサギに対しては、誘いを入れたあとにオモリを湖底に着け、ラインをたるませて食わせる方法が有効だった。アタリは非常に小さく、竿先のほんの1〜2ミリの動きだけでアワセを入れていく。今日はこれが最強のパターンだったらしく、魚探の反応の有無に関係なく徐々に数が伸びていった。やっぱり、「ワカサギは底を釣れ」が大基本なのである。

 結局、船中の釣果はトータルで100匹ほど。爆釣とはいえなかったが、懸念された風も吹かず、心地よい冬の釣りを楽しめた。

 ちなみに、ボート代は三人乗りで3500円でした。三島湖へは、館山道路・君津ICから清和方面へ向かって30分ほどです。
 

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1月

1月28日
2005フィッシングショー、先乗りチェック!
千葉県・幕張メッセ 晴れ・外気温9度(室内温25度!)
時間 10〜16時

かつては、不況に強いと言われていた釣り業界ですが、ここ数年は会場の規模もどんどん縮小されています。
まあ、一部では元気なブースもありましたが……。

フィッシングショー
ニッポンの「釣り」の行方はどうなるのか…… 
 

今日は、明日から一般開催される2005フィッシングショーに行ってきました。
とりあえず、お世話になっている方々や出版関係者にあいさつした後、あらためてブースまわりへ。

それにしても、ここ数年、会場の規模はどんどん縮小されている感じです。
そして、行く先々で耳にしたのが、先日の小池百合子環境大臣の発言へのリアクション。
例の「オオクチバス」発言ですが、釣り業界にとっては相当のダメージに直結するだけに、怒り心頭、憤懣やるかたなし、といった方々も少なからずいました。

ブラックバスは、害魚か否か。
そもそも、“害魚”って何だろう。
外来魚だから? 在来種を食害するから? 生態系を破壊するから!?

すでに、日本の淡水域にはブラックバス以外にもバラタナゴやニジマス、レンギョといった外来魚がたくさん入っています。
その一方で、在来種であるはずのヤマメやアユは、いまや全国的に放流に頼っている漁協がほとんどでしょう。
そして、問題になっているのが純血種の交雑やアユの冷水病……。

また、たとえば私の地元の房総の河川では、三面コンクリート護岸は当たり前。
地元の人でさえも、“川は生活排水の流し場”ぐらいに思ってたりします。

実際のところ、在来種だったフナやタナゴなどが、とっくにいなくなっていた川で、唯一、子供たちの釣り遊びの相手になってくれたのが、当時のブラックバスやブルーギルだったんですね。

いったい、どうして日本の川はこんなふうになっちゃったんでしょう。

バス問題以前に、やるべきことがあったはずなんじゃないでしょうか? 

これらについては、改めて触れたいと思います……。


今年の目玉は……、特設釣り堀?

さて、いろいろと会場をまわってみた結果、例年にはなかったのが“野外特設釣り堀”。
準備中で近寄ることはできませんでしたが、結構、ファミリーで楽しめそうな感じです(でも、混雑するかな?)。

フィッシングショー2
それから個人的に気になったのは、ダイワのロッドの「チタントップ」。
去年はイカダ竿だけ採用してましたが、カワハギ竿やキス竿なども登場しているとか。
この超感トップは、釣り業界の久しぶりのヒットだと思います。
ノベ竿でも出してくれるように、お願いしておきました。

それから、気になったのが“生分解ライン”。
水中で自然に分解するラインのことですが、どこのメーカーに聞いても「研究中」とか。
以前、知り合いの海女さんに「磯で潜ると切れたラインがたくさんあって、危なくてしょうがない」という言葉を聞いて以来、生分解ラインをチェックしていたのですが……。
販売中のラインもあるそうですが、実際に売られているのを見たことがないんですよね。

あとは、超小型の“ライフジャケット”とか、“船検不要の船外機付きボート”などが個人的には気になって、ずいぶんメーカーの人と長話ししてしまいました。(ちなみに、会場の中はすごく暑いです)

明日からの一般開催では、各ブースでテスターのトークや実演も見られると思いますので、熱気ムンムンの雰囲気を楽しみたいなら、一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。


1月20日・若潮
丹沢湖でワカサギのプチ・リベンジ
神奈川県・丹沢湖 晴れ・気温3度
実釣時間 16〜17時
ターゲット ワカサギ
仕掛け ルアー竿1.8m+市販のワカサギ仕掛け+ナス型オモリ3号
釣果 20匹
エサ ベニサシ
料理 なし

朝から釣っていた地元釣り師は、150匹ほどの釣果とか。型もまあまあサイズ。陸っぱりで、これだけ釣れれば上等でしょう。

神奈川・丹沢湖のワカサギ
仕事帰りに、ワカサギのリベンジ! 
 

 昨年暮れ、まさかの撃沈に終わった高滝湖のワカサギ。その後、高滝も復調しているようだが、何せリベンジのための時間がとれない。

 で、取材で小田原に行った帰りに、ほんの一時間ほど丹沢湖で竿を出してみることに。
 ポイントに到着した頃には、すでに陽が山の陰に隠れ、気温も急低下。
 しかし、帰り支度をはじめていた地元釣り師に話を聞くと、朝からやって150匹とか!
 
 俄然、ヤル気モードになって、さっそく仕掛けを投入するも、全然アタリなし。またしても、撃沈か!?
 そこで、仕掛けにいろいろなアクションを入れてみたところ、ロッドを目一杯高く掲げてからゆっくり落とし込み、オモリが湖底に着いた瞬間にアタリがあることを発見!
 この微妙なパターンをつかんでから10分ほどは、ほとんど入れ食い状態が続いた。
 
 しかし、すでにあたりは真っ暗。寒風も身に染みる。まあ、プチ・リベンジも果たせたので早く帰ろう!

 *丹沢湖のワカサギはそんなにサイズが大きくないので、地元釣り師はエサにアカムシを使ってました。活性の渋いときにもアカムシは有効なようです。「紅雪」でもいけると思いますよ。
 

1月上旬・小潮〜大
近所の釣り場で小物釣り
房総・内房の堤防&小磯 晴れ&大風・気温3〜12度
実釣時間 不定
ターゲット 小物
仕掛け ノベ竿+ウキ仕掛け、ルアー竿+チョイ投げ仕掛け
釣果 メバル、海タナゴ、ムラソイ、ベラ、ハゼ
エサ オキアミ
料理 刺身・煮物

港内には小型のメバルがたくさん見えてましたが、付けエサにはまったく反応なし。やっぱり、海藻まわりに着いたメバルのほうが、活性は高かったです

千葉・内房のメバル
西風が吹き荒れた内房で、小物を探してラン&ガン! 
 

 みなさん、初釣りにはいってきましたか?(って、もう1月も終わりなんですね)

 五目釣り師は年明けからなぜか多忙で、本格的な釣りはほとんどゼロ状態。仕事の合間を縫っては、息子を連れて近所に釣りに出かける程度でした。
 それにしても、内房の冬は西風が吹き荒れる日が多くて、のんびり小物釣りって雰囲気じゃないんですよね。結構、シビアな釣りの連続でした。

 狙いどころとしては、毎年恒例の寒イシモチが有望だったのですが、保田〜岩井海岸をチェックしてみたところ、未だに接岸がありませ〜ん。やっぱり、水温が下がり切っていないようです。早く、イシモチの刺身が食べた〜い! 

 イシモチが駄目なら、あと小物といったらノベ竿での海タナゴ&メバルしかないでしょう。
 というわけで、金谷、保田、勝山周辺の各港をランガンしてみましたが、反応はいまいち。やっぱり、明るい時間帯のメバルは辛い。
 そこで、そろそろ海藻が芽吹き始めている小磯&ゴロタ場を狙ってみたら、これがピンポン!でした。いきなり、息子に良型のメバルがヒットし、その後も巨大海タナゴを交えつつメバルの強烈な引きを楽しめました。

 今回の使用タックルは、清流竿4.2m、ミチイト1号、ハリス0.6号(フロロ)、玉ウキといったライトなものを上のイラストのようにセットするだけです。これで、20cmクラスのメバルがヒットすれば、結構、楽しめますよ! 
 ちなみに、付けエサは大粒のアミエビ。コマセは使わず、足でポイントを探し歩くスタイルが楽しいです。
 それから、「ノベ竿小物」を満喫するなら、やっぱり、晴天&無風&凪という条件は必須ですね。
 
 

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