春の祭りだ!船底作業

今年も恒例の船底作業の日がやってきた。毎年二月の最終週ということにしているが、
今回は1週間早い。去年は春一番に見舞われ下架してからが大変だった。
船は3隻目だが、もう10年以上この日を迎えている。

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朝一番9時の上架。随分推力が落ちラダーも重たかった。はてさて底は?

今年は当初S飼、I崎両艇と一緒に揚げるはずであったが、S飼船長所用のためgkは上架時刻を
I崎艇は下架の時刻をそれぞれ譲っていただいた。午前9時30分作業開始。船に付いた海洋生物を
落とす。高圧洗浄をしているとO田船長が手伝いに来たよと七つ道具とともに顔を出された。
ありがたい。O田船長はご自分のルボンでオズモシス退治のためキールのFRP処理をはじめ様々な
処理技術を体験されている。使い込んだ七つ道具はそれを物語っているし見るからに頼もしそうだ。

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このところ毎年同じ日に作業しているI崎船長艇。
今日はご次男が助っ人に来られた。

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ヨッコラショ!といかにも重たそうなBW25!2tあるのだ。

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船底全体としてはさほど海洋生物の付着はないのだが・・・

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ブラケット、シャフト、スクリューに集中攻撃されていた!

海洋生物!植物、貝類は見たままだが、えび、かに、イソメの類から奇怪な虫まで実に多彩である。
こやつらをことごとく落とし去って船底を乾かす間に船具市場・景山さんのところに塗料など買いに行く。
応援のO田船長は手際よくシャフト、ペラ等をグラインダーで磨き、布団乾燥機を使って暖めてから
ペラクリンの塗布と手を進めてくれた。う〜ん、デキル!昼食後船底塗料を塗ってほぼ本日の作業終了。
好天に恵まれ春を感じさせるうららかな一日で、O田船長のお陰もあって作業も順調に運んだ。
青の塗料だと思って買ってきた物が白であったので、何かの下塗りみたいだがまぁいいだろう。
浮かべたフナゾコを見るのは魚ぐらいのものなのだから・・・・。

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