久々のマリーナライフ

昨年末から作りかけていたラジオ・アーム。
せっかくアマチュア無線機と海上無線機を搭載していても
セイリング中に使えないのでは仕方ない。
そこでコックピットでも情報のやり取りがしやすいようにアームに乗せて
出し入れができるようにと作っていたものである。
昨年のイージス艦と漁船の衝突事故以来海上無線の運用が取りざたされているが、
なぜ未だに全ての艦船が互いに連絡を取り合うことに監督官庁が異議を唱えるのか理解に苦しむ。
日本では国際VHFを矮小化したマリンVHFなるものがあり、自分も開局資格はある。
しかしである。いわば「ご用達」製品の馬鹿げた値段、開局・更新手続きの複雑さと高額料金に
誰もが安全のため使えたほうがいいことは明々白々でもあるのにかかわらず二の足を踏んでしまう。
一日も早く善処してほしいものである。

09.02.07karaoke1.jpg
左アマチュア無線。右国際VHF。

2台の無線機をコックピットでと思うと長いアームが必要だが適当な物が見当たらなかった。
そんな時ホームセンターでふと目に止まったのが物干し用のアーム。
これを少し加工して取り付けてみたが、強度は充分だし、廉価な上に角度も固定できて満足している。
これで東京マーティスを聞きながら僚船同士の通信もできるし便利で安心である。

09.02.07karaoke2.jpg
0度90度180度の3箇所で固定できるので便利だ。

今日は久々にI崎、S飼、O田船長も来られ、夕餉を共にすることに。
O田船長は数日前からカラオケを持参するということで気合が入っていた。
ご自分でも一時凝ったことがあるそうで、どうやらまた最近ちょっと火がついたようである。

ヨットでカラオケ!?
眉をひそめる向きもあるだろう。確かにヨット硬派の方々からすれば何たることか!かも知れない。
また、海の季節ともなり利用者の多い時に深夜まで騒いでいるのは
カラオケならずとも御免蒙りたいものである。
だがまぁ、凍てつく夜、誰もいないマリーナでの座興である。
それに歌うというのは食らう、眠る、○るに次ぐ本能なのだ!
ひとつ大目に見てもらおうではないか!という訳で
熱々の鍋をつつきながらほろ酔い気分で和やかな小宴となった。

09.02.07karaoke3.jpg
I崎船長艇は大宴会場仕様!?
左からI崎、O田、S飼船長。

09.02.07karaoke4.jpg
すっかりカラオケシステムが気に入ったご様子のI崎船長

09.02.07karaoke5.jpg
カラオケ仕掛け人O田船長とS飼船長

09.02.07karaoke6.jpg
gkも久しぶりのマイクハナサーズ

なんと先日小規模噴火した浅間山から火山灰が飛んできていたようである。
そういえば先週末、自宅で2度ほど地震を感じた。浅間が噴火したのを知ったのは翌朝であった。

09.02.07karaoke7.jpg
ソーラーパネルに薄く積もった火山灰。

icon2097.gif