思い立って富浦!

またまた金曜日になって週末の天気が良さそうだとわかった。
‘思い立って’第2弾である。S飼、O田両船長も行くということで
今回は富浦を狙うことにする。事前の情報収集は進めてきたが
初めての場所は行ってみないとわからないところが多い。
と言っても初心者の私には殆どが初めての所だ。(笑)
保田辺りまでは何回か来ているので問題はなさそうだが、
大房崎近辺と富浦港の情報は机上のものばかりだ。
成り行きで一番カケダシである私がナビゲートするような格好となる。
折々にGPSに目を凝らす。少し緊張してしまう。
そこがまたこの遊びのくすぐられるところかも知れない。

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観音崎を回った頃青空がのぞき、防衛大ヨット部の白い帆が際立つ

9時04分出港。YBMは赤潮にまみれ悪臭に近い磯臭さが漂っていた。
弱いが南寄りの向かい風。セイルアップするが機帆走で行く。
ヨットのヨの字も知らずにボートから乗り換えた頃、
船を出したら帆走すべきものだと思っていた。
しかし、旅程があり目的地がある以上
必ずしも帆走にこだわらなくて良いことを知り気が楽になったものだ。
勿論、帆走にこだわるのも良いだろう。ただ、
自分は物事にこだわらないというコダワリがあるだけである。
さて、釣師O田船長は早くも曳き釣りを始め、良型のスズキを上げたらしい。
私も暇に任せて道具を曳いてみる。観音崎を回った頃、なんと大きなサバがかかった!
艇速を落とさず引き抜こうとしてバラしてしまった。
逃がした魚はデカイ!ちょっぴり本気で曳いてみることにする。

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セイルアップのgk

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東京マーチス下を行くO田艇

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いつもながら軽快なS飼艇。

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八景沖でスズキを上げたO田船長。期待高まる!

浦賀水道を出た辺りから真直ぐに大房崎を狙う。S飼、O田両艇は徐々に千葉側にシフトして行くようだ。
保田を正横に見る頃、大房がはっきりとしてくる。沖に定置網があるはずなので富浦湾への進入点に集中する。
大き目の笹束が目に入る。湾内にいざなうように転々と設置されており、保田より見やすいように思えた。
湾内から強いオフショアが引き出し、明るい海の色が白く波立ってきた。

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富浦湾内へ、S飼艇

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左手正面が富浦旧港、右手が新港

富浦湾内を大房崎寄りに点在する目印に沿って進む。
右手から新港のすぐ表に設置された生簀が見えてくる。
これは釣堀で、多くの釣り客が竿を出していた。
位置関係からいって、もう一つ生簀群が手前にあるのかもしれない。
いずれにせよ湾内はブイなどの目印に沿ってゆけば安心のようだ。

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