鯛で乾杯

甘〜い天気予報に誘われて出かけたのだが、思ったよりドンヨリの一日だ。
YBMに着くとF谷船長がもう出港準備に取り掛かっていた。
S飼船長とmorning coffeeしてると先日隣に越してこられたI崎船長も合流。
マリーナに来て一緒に何かできる友人がいてくれるのはありがたい。
風は・・・物足りないが3艇でちょっと出てみようということになり、
無線の周波数を合わせて猿島辺りまでフワフワと出て行ったところで凪止まり。
昼は3人でミートナポリタン?を賑やかに食べて、夕方の買出しまで休憩することにした。
先日型落ちで安く手に入れたモンベルのストレッチシュラフ#7の寝心地を
気持ちよく試しているとI崎船長に起こされ、買出しに出かけた。

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Westからgkの隣に越して来たI崎船長艇

近くに相鉄ローゼンという便利なスパーがあるので助かる。今夜のメニューは
香の物、厚揚げ、餃子、豚しゃぶにマーボなす、締めはそばとしよう。
デザートはイチゴにヨーグルトとアイスクリームを和えて。
買い物も済んで帰る途中、今朝から諸磯に鯛を狙いに出かけたO田船長から
いい鯛が2枚上がったのでこれから合流するという連絡が入る。

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快調なS飼船長艇

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I崎艇は岸寄りを猿島に向けて

それは見事の部類に入る鯛であった。釣人は脱走した養殖鯛だと言われ気にしておられたが、
No one knowsである。腐っても鯛というくらいだ。よしんば脱走者だって鯛である!
廃鶏を棚から下ろして地面を歩かせ、ハイ!地鶏なんて代物より本物である。
早速下ろして湯引きで皮と身の間の旨味を活かす。キュッと締まる様は垂涎ものだ。

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O田船長の釣果。40cmオーバーの新鮮な鯛(Photo by S飼)

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ほんのり甘くコリッとした食感は鯛ならでは(Photo by S飼)

僕の船は4人がちょうど良い。料理を作りながら話も酒も進んでいく。いつものことだが、いつも楽しい。
結局I崎船長が意識を失う頃、そば、デザートまで行き着かずにお開きとなった。
それにしても今年は寒暖の差が激しい。夜は#3のシュラフに潜り込む。

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I崎、O田、S飼の3船長(左から)

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こちらはgk入り
(*^0^)(Photo by S飼)

キャビンハッチを締めて寝てよかった。目覚めた頃は小降りになったが、未明には雨音が聞こえた。
宴の後片付けを済ませ、昨夜の3人に朝飯の時間だと知らせる。今朝はマーボなすに熱盛りだ。
薬味をたっぷり入れ、わさびを利かせた温かい盛りそばを頬張る。この沈黙は旨いということだな。
皆が帰った後、久しぶりにギターを引っ張り出してみた。今週も良い一週間になる予感がする。

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