朝に焼け、夕に焼けし初冬の海
11月の3連休。天候もまずまずのようなので遠出も考えたが
夏の大島でふっ飛んだトラベラーの交換も済んだばかりだし
様子を見ながらのセイリングとフィッシングでお茶を濁すことにした。
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朝はMax9mオーバーと風も強く寒い。
それをよいことにトラベラーと一緒にWest Marineから買い込んだ国際VHFの設置場所など
アレコレ思案して過ごす。先週の釣行で2本の竿を失ってしまい、こちらも補充で何かと物入りである。
結局狭いキャビンでは無線機の設置場所も決まらず、ボート時代からの釣道具を整理して昼を迎えた。
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昼過ぎにS飼船長が買出しから戻られた。14時出船であわよくば座布団ガレイでもと小柴沖に向かう。
落ちつつある風を掴んで久々のセイリング。トラベラーも素人仕事にしてはガッチリついて良好のようだ。
ヨット de フィッシングで面倒なのはアンカリングである。今日は風も落ち、潮も長潮。
ヒーブツーするまでもなくセイルを降ろし漂いながらの流し釣りだ。
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天気はポカポカと眠くなるような麗らかさなのだが、肝心の魚信はまったくない。
3時を回った頃、少し潮が動き始めたのか2度目のアタリに合わせてみる。なにやら本命ではない引き味。
やがて白い魚体が海中から現れ、イシモチだとわかった。そのすぐ後S飼船長にも良型のイシモチが。
しかし、初冬の海はあっという間に陽が傾き肌寒くなってしまう。暗くなる前に母港の前まで戻り、
短い日暮れに最後の悪あがきを試みるもイシモチを1匹追加しただけであった。
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帰港するとI崎船長が到着されており、釣りたてのイシモチを仕込んだキムチ・チゲでカンパ〜イ!
I崎、S飼両船長と三人で鍋を囲む。宴会も終わる頃O田船長も加わり一しきり話が弾んだ。