恒例!「大日本中高年キノコ愛好会」祭り

今年は遅めのキノコの例会。秋に入り、雨よし、冷え込みよしと期待していったのだが、
どうやら当日の天気にまでそっぽを向かれたらしい。途中綺麗な虹が出る。
以前虹を見たときはキノコが採れなかった。今回はどうだろうかと身支度をして山に入る。

08.11.1-2kinoko1.jpg

目的の沢の左岸山肌の中腹を息を切らせながら上り下りしては倒木を中心にチェックして進む。
あと数メーター上の倒木、もう少し先の立ち枯れの裏側とキノコを求めて息を詰めるが
期待に反して山の中腹以上にはキノコは見当たらない。時々思い出したように驟雨がやって来て、
身体を冷やす。沢風は冷蔵庫のようで立ち止まるとたちまち寒くなる。
昼食をとるため下の林に降りたのを潮に沢中央の広い林に宝探しの場を移すことにした。
やっと雲にも切れ間が出始め、暖かい陽だまりを探して昼食にする。沢水を沸かし熱いスープと
コーヒーをパートナーと分け合う。陽だまりの温かさと満腹感が寒さと寝不足で凝った身体を溶かしてゆく。

08.11.1-2kinoko2.jpg

08.11.1-2kinoko3.jpg

08.11.1-2kinoko4.jpg

08.11.1-2kinoko5.jpg

テン場に戻る時間も迫り、広い林を左右に大きく蛇行しながらポイントを拾っていく。
ポツポツとキノコにも巡り会え、丁寧に採取して前に進む。今回はどの組も苦戦らしい。
それでもみんなで持ち寄れば、恒例のキノコ鍋には充分なはずだ!

icon2097.gif icon2098.gif