夏にお別れ

こんなピーカンな日に「夏にお別れ」とは変な感じですが、夏も最後のシャカリキモードじゃないかなぁと・・・
そんな予感のする一日でした。こんな日には風は西から西南に吹き上がりながら徐々にシフトしてゆきます。
Akaさんの強風レッスンと同じくらいかも知れませんが、一人で何とかできるようにが目標ですから・・・・。
そうはいっても午後は初心者にとってはちょっと手ごわそうなので、早めに出港することにしました。
風はどんどん上がっているようで、7〜9mくらいでしょうか。
マリーナの旗はUW旗ですがやがて黄色の注意旗に変わるでしょう。
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U・W旗:出港船には「御安航を祈る」、入港船には「ようこそ」

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Single Handですので、こんな日は特に大忙しになります。
風と波が強いため、帆を張る時からして速度を上げないと風上を向いてくれません。
慎重を期して縮帆してスタートすることにしました。
海面も白波と激しい乱反射で賑やかです。

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後を振り返ると湿度の高い夏にしては珍しく富士山がくっきりと見えています。
風が強いからだと一人納得して船を走らせますが、縮帆しているにもかかわらず結構なスピードです。
風の息に合わせながらセイルをトリムして、登り、下り、アビームと走り回りました。
10時を過ぎると続々とヨットが出港してきましたが、皆さんフルセイルでカッ飛ばしてます。
Akaさんが「強風も慣れだよ」と言っていましたが、自分も早くそうなりたいものだと思います。

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本線航路付近にいると、頻繁に巨大な船の往来に出会います。
しかも巨大な割りに恐ろしく速い速度で近づいて来るので油断なく距離を保つようにしています。

益々風は上がって、そろそろ帰港の潮時とマリーナに向かいますが、
マリーナ付近は特にびゅーびゅー!
帆を降ろすには風上に船を立てておかなくてはなりませんが、
今日はちょっと手こずりました。
いつものようにオートパイロットをセットしていると
強風と波に舳先をすぐ風下に持って行かれ、帆が風をはらんでしまうのです。
何度目かにオートパイロットを諦めて、
レジージャックを思い切り締め上げ、風上に立った瞬間にメインハリヤードを
開放し、お助けハリヤード(セイルを降ろす時用に付けちょります)を引きます。
後はパワー腕アリングでぐいぐいと・・・。
なんでもやってみるもので、やっと帰れそうです!

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闘い終わって?帰港すると、こんなスタイルでのんびりしてます。
山に行っても海に出てもなんだかいつもこんな天蓋の下にいるようです。(;^_^A
先週で一応夏の工作アレコレは終わったので、なんとなく手持ち無沙汰ですが、
エンジンの冷却水が少し漏れているのを発見し、
どうしたものかと思案したり、また、念のためクラッチオイルを交換補充してみたり、
燃料の水抜きをしてみたりと貧乏性なのでしょうか?
(貧乏性かどうかはわかりませんが、貧乏なことは確かです!)(o^v^o)
5月の連休明けから船に専念して、夏も終わろうとしていますが、
いろいろやれたようでまだ足りない気もします。
でも、I崎、T田船長はじめ新しい友人もできたし、
海王のY吹さんにもお世話になりながら
楽しい夏を過ごせたことは間違いありません。みなさんありがとうございました!
さぁて、また気合入れて頑張りますかぁ!
p(^-^)q

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