新作映画採点表
(100点満点で、☆20点、★5点)
2019年
あなたはまだ帰ってこない | ☆☆☆★★★ | 作家マルグリツト・デュラスの自伝的小説「苦悩」の映画化。 |
キャプテン・マーベル | ☆☆☆★★★ | マーベル作品として、初めて女性ヒーローが単独主役となる。 |
ROME/ローマ | ☆☆☆☆ | 1970年代初頭のメキシコを舞台に描いた人間ドラマの秀作。 |
岬の兄妹 | ☆☆☆★★★ | 社会の底辺で必死に生きる兄妹の姿を描いた話題の映画。 |
天国でまた会おう | ☆☆☆★★★ | 第一次世界大戦で人生を破壊された兵士らの反逆の物語。 |
運び屋 | ☆☆☆☆ | 「グラン・トリノ」以来11年ぶりにイーストウッドが監督・主演。 |
眠る村 | ☆☆☆☆ | 東海テレビ が「名張毒ぶどう酒事件」を追ったドキュメント。 |
スパイダーバース | ☆☆☆☆ | スパイダーマンのアニメ化。アカデミー長編アニメ賞受賞。 |
グリーンブック | ☆☆☆☆★ | アカデミー作品賞を受賞のロード・ムービーの新たな秀作。 |
盆 唄 | ☆☆☆★★★ | 双葉町の伝統芸能の「盆唄」を後世に伝えるドキュメント。 |
ギルティ | ☆☆☆★★★ | 88分間を電話の音だけで描いた異色のサスペンス映画。 |
ビール・ストリートの恋人たち | ☆☆☆★★★ | 母親役のレジーナ・キングがアカデミー助演女優賞受賞。 |
あの日のオルガン | ☆☆☆☆ | 太平洋戦争中の「疎開保育園」の実話にもとづく映画化。 |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ | ☆☆☆☆★ | オリジナル版に最も近い上映時間のディレクターズカット。 |
半世界 | ☆☆☆☆ | 人生の半ばで見つめ直す3人の男達の友情と再生の物語。 |
鈴木文子と朴烈 | ☆☆☆☆★ | 朴烈(パクヨル)と金子文子の愛と闘いを描いた韓国映画。 |
女王陛下のお気に入り | ☆☆☆★★★ | 18世紀初頭のイングランドが舞台の宮廷ドラマの佳作だ。 |
洗 骨 | ☆☆☆☆ | 笑いあり、涙ありの家族の物語。「洗骨」も見せてくれる。 |
ファースト・マン | ☆☆☆☆ | 「アポロ計画」を美化せず、光と影をリアルに描いた秀作。 |
ちいさな独裁者 | ☆☆☆★★★ | ドイツ敗戦前の混乱期に起こった実話の映画化で異色作。 |
ナディアの誓い | ☆☆☆★★★ | ノーベル平和賞の ナディア・ムラドに密着したドキュメント。 |
バーニング 劇場版 | ☆☆☆☆★ | 村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を元に映画化した力作。 |
メリー・ポピンズ リターンズ | ☆☆☆★★★ | ミュージカル映画「メリー・ポピンズ」のその後を描いた続編。 |
七つの会議 | ☆☆☆☆ | 池井戸潤による同名の企業小説を福澤克雄監督が映画化。 |
デイアンドナイト | ☆☆☆☆ | 「善と悪」をテーマに、家族の命を奪われた者の生き様を描く。 |
フロントライナー | ☆☆☆★★★ | 大統領選挙最有力候補のスキャンダル報道を描いた佳作。 |
ヴィクトリア女王 最期の秘密 | ☆☆☆☆★ | ジュディ・デンチの名演が光る英国映画らしい愛すべき秀作。 |
ジュリアン | ☆☆☆★★★ | 女性に対する家庭内暴力(DV)をテーマにしたサスペンス。 |
天才作家の妻 | ☆☆☆☆ | ノーベル賞に輝いた作家とその妻の秘密の心理サスペンス。 |
ナチス第三の男 | ☆☆☆☆ | ハイドリヒの残虐ぶりと暗殺計画の顛末を描いた戦争映画。 |
バハールの涙 | ☆☆☆☆ | 尊厳をかけてISによる性暴力と闘うクルド人女性たちの物語。 |
闇の歯車 | ☆☆☆★★ | 現金強奪に一獲千金の夢を見た男たちの運命を描く時代劇 。 |
夜明け | ☆☆☆☆ | 逃げてきた青年と息子を失った男が絆を築く過程を描く秀作。 |
マスカレード・ホテル | ☆☆☆☆ | 「グランドホテル」形式の群像劇として、期待以上の面白さだ。 |
ライ麦畑の反逆児 | ☆☆☆☆ | 作家・サリンジャーの苦悩と生き様を描いた伝記映画の秀作。 |
輪違屋糸里 京女たちの幕末 | ☆☆☆★★★ | 女性の目線で新選組の時代を描いた初の本格的な時代劇だ。 |
蜘蛛の巣を払う女 | ☆☆☆★★★ | 女性スパイ・アクション映画としてハラハラドキドキの面白さ。 |
この道 | ☆☆☆☆ | 詩人・北原白秋の波乱の半生と音楽家・山田耕筰の友情物語。 |
クリード 炎の宿敵 | ☆☆☆☆ | 「ロッキー4/炎の友情」を受け継いだ息子同士の宿命の戦い。 |
喜望峰の風に乗せて | ☆☆☆★★★ | コリン・ファースを主演に実話を基に描いた海洋冒険ドラマ。 |
選挙に出たい | ☆☆☆☆ | 異色の選挙ドキュメント。政治に関心のない人に見てほしい。 |
迫り来る嵐 | ☆☆☆★★★ | 時代に取り残される事実を見ようとしない男の物語。中国映画。 |
ホイットニー | ☆☆☆★★★ | 米国の歌姫ホイットニー・ヒューストンの素顔と生き様を描く。 |
それだけが、僕の世界 | ☆☆☆☆ | 韓国映画。不器用な兄弟の絆を丁寧に描いた心温まる秀作だ。 |
葡萄畑に帰ろう | ☆☆☆★★★ | 権力社会への風刺と故郷への愛を描いた人生賛歌の佳作だ。 |
こんな夜更けにバナナかよ | ☆☆☆☆ | 難病患者の型破りな生き様を、ユーモアを交えて描いた秀作。 |
えちてつ物語 | ☆☆☆★★★ | 「えちぜん鉄道」を舞台に人生の再出発や家族との絆を描く。 |
家へ帰ろう | ☆☆☆☆★ | ユダヤの老人が恩人との約束を果たすための故郷への旅。 |
アリー/スター誕生 | ☆☆☆☆★ | 人生の光と影が交錯する愛の物語で、歌唱シーンが光る。 |
シュガー・ラッシュ:オンライン | ☆☆☆★★ | 「シュガー・ラッシュ」の続編でインターネットの世界が舞台。 |
彼が愛したケーキ職人 | ☆☆☆☆ | 同じ男性を愛し、悲しみにくれる男女を繊細に描いたドラマ。 |
メアリーの総て | ☆☆☆☆ | 小説「フランケンシュタイン」の原作者の人生を描いた秀作。 |
マイ・サンシャイン | ☆☆☆★★★ | 「ロサンゼルス暴動」に巻き込まれた家族を描いたドラマ。 |
グリンチ | ☆☆☆★ | 「クリスマス」を盗もうとするひねくれ者を描いた長編アニメ。 |
バクダッド・スキャンダル | ☆☆☆★★★ | 国連史上最悪の汚職事件を描いた政治サスペンスの佳作。 |
青の帰り道 | ☆☆☆☆★ | 人生が交差する7人の生き様を描いた青春群像劇の秀作。 |
暁に祈れ | ☆☆☆★★★ | イギリス人ボクサーの自伝小説が原作のアクションドラマ。 |
パッドマン | ☆☆☆☆★ | 生理用品の普及に奔走した男の実話を映画化したドラマ。 |
スパイネーション/自白 | ☆☆☆☆ | 韓国による北朝鮮スパイねつ造事件の真相を暴いた力作。 |
共犯者たち | ☆☆☆☆★ | 韓国における言論弾圧とジャーナリストの闘いを追う秀作。 |
来る | ☆☆☆☆ | 5人の演技派俳優の怪演で見応えある怖くて面白い映画に。 |
ロンドンに奇跡を起こした男 | ☆☆☆☆ | 「クリスマス・キャロル」誕生のいきさつに迫るファンタジー。 |
斬、 | ☆☆☆★★★ | 塚本晋也監督が池松壮亮、蒼井優を迎え初挑戦した時代劇。 |
かぞくいろ | ☆☆☆☆ | 愛する人を失った不揃いの3人の家族の再出発を描く秀作。 |
ごっこ | ☆☆☆★★★ | 社会問題を絡めながら「疑似家族」を描いた映画として貴重。 |
ビーストと黒い魔法使いの誕生 | ☆☆☆★★★ | 大人も子どもも楽しめる「正月映画」らしい娯楽大作になった。 |
ボーダーライン ソルジャーズ・デイ | ☆☆☆☆ | 「ボーダーライン」続編。人間性を描き、前作を上回る秀作に。 |
恐怖の報酬 オリジナル完全版 | ☆☆☆☆ | フリードキン監督がクルーゾー版をリメイクした作品の完全版。 |
恐怖の報酬 クルーゾー版 | ☆☆☆☆★★ | 映画史に残る「ハラハラ・ドキドキ」のサスペンス映画の傑作。 |
銃 | ☆☆☆★★★ | 銃を拾ってしまった一人の青年の葛藤を描いた異色の佳作だ。 |
母さんがどんなに僕を嫌いでも | ☆☆☆★★★ | 児童虐待がテーマ。太賀と吉田羊の迫真の演技が光る佳作だ。 |
ぼけますからよろしくお願いします。 | ☆☆☆☆ | 認知症の母と老老介護する父を描いたドキュメンタリーの秀作。 |
アウト&アウト | ☆☆☆★★★ | 元ヤクザの探偵と少女が事件に挑む様を描いたドラマの佳作。 |
人魚の眠る家 | ☆☆☆☆ | 「脳死」をテーマに娘の延命に向き合う夫婦の姿を描いた力作。 |
鈴木家の嘘 | ☆☆☆☆ | 長男自死による家族の混乱と再生をユーモア交え描いた秀作。 |
体操しようよ | ☆☆☆★★★ | ラジオ体操を通して退職高齢者に温かいエールを送る佳作だ。 |
近松物語 | ☆☆☆☆★★★ | 身分が違う男女の道ならぬ恋を、厳しくも美しく描いた名作だ。 |
ボヘミアン・ラプソディ | ☆☆☆☆★ | ラスト21分のライブ・エイド再現は音楽映画史に残る名場面。 |
生きてるだけで、愛。 | ☆☆☆★★★ | 不器用な一組の男女の愛の物語を描いたドラマ。趣里が熱演。 |
ガンジスに還る | ☆☆☆☆ | ガンジス河を背景に、人生最後の時をテーマに描いた秀作だ。 |
ヴェノム | ☆☆☆★★★ | マーベルの新シリーズ第一弾。 バイクチェイスは見応え十分。 |
十年 | ☆☆☆★★ | 10年後の日本への危惧を描き現代に警告を発する企画だが。 |
スマホを落としただけなのに | ☆☆☆★★★ | スマホへの依存が高まったことによる危険を警告する異色作。 |
華氏119 | ☆☆☆☆ | トランプ大統領とアメリカ社会の現実に迫ったドキュメンタリー。 |
ビブリア古書堂の事件手帖 | ☆☆☆☆ | 三上延のミステリー小説を三島有紀子監督が映画化した秀作。 |
栞(しおり) | ☆☆☆★★★ | 理学療法士をつとめる青年の成長を描いた新しい視点の映画。 |
ソフィーの選択 | ☆☆☆☆★★ | メリル・ストリープがアカデミー主演女優賞を初受賞した秀作だ。 |
search/サーチ | ☆☆☆★★★ | パソコン画面の中だけですべての物語が展開する新しい映画。 |
恋のしずく | ☆☆☆☆ | 酒づくりと恋模様、大人への成長を描いた青春ドラマの秀作だ。 |
止められるか、俺たちを | ☆☆☆★★ | 若松孝二監督と若松プロの活動を少女の視点から描いた作品。 |
ハナレイ・ベイ | ☆☆☆★★★ | ハワイでサメに襲われて死亡した息子と母親の愛情の物語だ。 |
億 男 | ☆☆☆★★★ | 「お金とは何か」「幸せとは何か」と、考えさせてくれる佳作だ。 |
負け犬の美学 | ☆☆☆★★★ | 家族のためにボロボロになっても立ち上がる父の姿が胸を打つ。 |
文福茶釜 | ☆☆☆★★ | 古美術でひと儲けをたくらむ男たちによるだまし合いのバトルだ。 |
バッド・ジーニアス | ☆☆☆★★★ | 珍しいタイ映画。カンニング作戦を描いた異色の青春犯罪映画。 |
乱世備忘 僕らの雨傘運動 | ☆☆☆★★★ | 4年前に香港で起きた「雨傘運動」を記録したドキュメンタリー。 |
多十郎殉愛記 | ☆☆☆★★★ | 中島貞夫監督が20年ぶりに長編劇映画として撮ったチャンバラ。 |
日日是好日 | ☆☆☆☆ | 20代~40代を黒木華が好演、樹木希林の渋い演技が光る秀作。 |
チューリップ・フィーバー | ☆☆☆ | 多くのテーマを詰め込みすぎ。シンプルな恋愛ドラマにすべき。 |
教晦師 | ☆☆☆☆ | 教誨師と6人の死刑囚との対話を描いた密室会話劇の秀作だ。 |
LBJ ケネディの意志を継いだ男 | ☆☆☆★★★ | 第36代ジョンソン大統領の知られざる一面を描いた政治ドラマ。 |
イコライザー2 | ☆☆☆★★★ | ハリウッド版必殺仕事人といえる前作「イコライザー」の続編。 |
リレイジー・リッチ! | ☆☆☆★★★ | 主要登場人物や監督がアジア系。異例のアメリカ映画の快作。 |
運命は踊る | ☆☆☆☆ | 戦争に翻弄される家族の悲運を描いたイスラエル映画の秀作。 |
クワイエット・プレイス | ☆☆☆★★★ | 「音をたてたら即死する」 という世界で生き延びる家族の物語。 |
散り椿 | ☆☆☆☆★ | 木村大作監督が「美しい時代劇を作りたかった」と撮った秀作。 |
スカイスクレイパー | ☆☆☆★★★ | ドウェイン・ジョンソンの体を張ったアクションが最大の見もの。 |
若おかみは小学生! | ☆☆☆★★★ | 人気児童文学シリーズのアニメ映画化。大人も楽しめる佳作。 |
きみの鳥はうたえる | ☆☆☆☆★ | 「函館での3人の若者たちのひと夏」を描いた青春映画の秀作。 |
食べる女 | ☆☆☆★★ | 8人の自由で孤独な女たちの生き様を爽やかに描いた佳作。 |
愛しのアイリーン | ☆☆☆★★★ | 山村を舞台に3人の愛と暴力を描いた異色のラブストーリー。 |
妻の愛、娘の時 | ☆☆☆☆ | 父の墓の移転をめぐって3世代の女性の想いを描いた秀作。 |
響 -HIBIKI- | ☆☆☆☆ | 「欅坂46」の平手友梨奈の怪演が存在感を示す異色の快作。 |
国家主義の誘惑 | ☆☆☆★★★ | 日本にとってのナショナリズムを問う異色のドキュメンタリー。 |
オーケストラ・クラス | ☆☆☆★★★ | 音楽や人生の喜び、素晴らしさを描いた学園ドラマの佳作だ。 |
泣き虫しょったんの奇跡 | ☆☆☆★★★ | 35歳で将棋のプロ棋士となった瀬川五段の自伝の映画化。 |
1987、ある闘いの真実 | ☆☆☆☆★★ | 軍事政権下での民主化闘争の全容を描いた屈指の力作だ。 |
判決、ふたつの希望 | ☆☆☆☆★ | レバノンで些細な対立が裁判沙汰となる顛末を描いた力作。 |
500ページの夢の束 | ☆☆☆★★★ | 自閉症の女性が「スター・トレック」の脚本を書き届ける佳作。 |
ブレス しあわせの呼吸 | ☆☆☆☆ | 全身マヒとなり余命数ヵ月の宣告を受けた人の半生のドラマ。 |
わたしたち | ☆☆☆☆ | いじめなどの社会で必死に生きる子どもたちを描いた秀作。 |
輝ける人生 | ☆☆☆★★★ | 夫の浮気をきっかけに、人生を見つめなおす女性のドラマ。 |
アントマン&ワスプ | ☆☆☆★★★ | 「アントマン」の続編で、「アベンジャーズ」のファンには必見。 |
SUNNY | ☆☆☆★★★ | 韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」を日本舞台でリメイク。 |
寝ても覚めても | ☆☆☆☆ | 柴崎友香の同名小説を映画化 した異色の恋愛映画の秀作。 |
ボルグ/マッケンロー | ☆☆☆★★★ | 1980年のウィンブルドン決勝戦での「世紀の対決」の映画化。 |
チャーチル ノルマンディの決断 | ☆☆☆★★★ | チャーチルがノルマンディー上陸に反対していた事を映画化。 |
マンマ・ミーア!2 | ☆☆☆★★★ | 前作のその後と母親らの青春時代を交差させて描いた続編。 |
返還交渉人 | ☆☆☆☆ | 「沖縄返還」の知られざる歴史を描いたドラマの劇場公開版。 |
検察側の罪人 | ☆☆☆★★ | 木村拓哉と二宮和也の対決は見応えあるが、盛り込みすぎ。 |
ちいさい英雄 | ☆☆☆★★ | アニメの新たな可能性を追求した異色の短編アニメ映画集。 |
ペンギン・ハイウェイ | ☆☆☆★★★ | 森見登美彦の小説のアニメ映画化。青春ファンタジーの快作。 |
軍中楽園 | ☆☆☆☆ | 台湾・金門島に実在した娼館を舞台にした恋愛映画の秀作。 |
志乃ちゃんは自分の名前が… | ☆☆☆★★★ | 人気漫画の映画化。傷だらけでまぶしい青春を描いたドラマ。 |
タリーと私の秘密の時間 | ☆☆☆★★★ | 18㎞増量したチャーリーズ・セロンの体当り熱演が見もの。 |
ガザの美容室 | ☆☆☆★★ | 美容師ら13人の女性の戦争への抵抗を描いた人間ドラマ。 |
追想 | ☆☆☆★★★ | 新婚の初夜につまずいた若き2人の異色のラブストーリー。 |
ゲッベルスと私 | ☆☆☆★★★ | ゲッベルスの秘書・ポムゼルの証言をもとにした記録映画。 |
オーシャンズ8 | ☆☆☆★★ | 「オーシャンズ11」の女性版だがハラハラドキドキ感が弱い。 |
おだやかな革命 | ☆☆☆★★ | 再生可能エネルギーの取り組みを描いたドキュメンタリー。 |
ヒトラーを欺いた黄色い星 | ☆☆☆☆ | ナチ政権下のベルリンで生き延びたユダヤ人たちの実話。 |
スターリンの葬送狂騒曲 | ☆☆☆★★★ | スターリンの死による政権内部の争いを描いた異色の映画。 |
沖縄スパイ戦史 | ☆☆☆☆★ | 沖縄戦の知られざる真実に迫ったドキュメンタリーの力作。 |
ミッション・インポッシブル6 | ☆☆☆☆ | トム・クルーズの危険なアクションが見物。シリーズ第6弾。 |
センセイ君主 | ☆☆☆★★★ | 人気コミックスの実写映画化。大いに笑わせ幸せな気分に。 |
インクレディブル・ファミリー | ☆☆☆★★★ | 人気アニメ「Mr.インクレディブル」の続編。赤ちゃんが活躍。 |
正しい日 間違えた日 | ☆☆☆★★★ | ホン・サンス監督と女優キム・ミニの記念すべき初タッグ作。 |
劇場版 コード・ブルー | ☆☆☆☆ | 人気テレビドラマ「コード・ブルー」劇場版で事実上の完結編。 |
ウインド・リバー | ☆☆☆☆ | 先住民保留地での悲惨な現実をリアルに描いたサスペンス。 |
夜の浜辺でひとり | ☆☆☆★★★ | キム・ ミニがベルリン国際映画祭主演女優賞に輝いた佳作。 |
ストリート・オブ・ファイヤー | ☆☆☆☆ | ウォルター・ヒル監督の手による伝説のロックンロール映画 。 |
子どもが教えてくたこと | ☆☆☆★★★ | フランスで23万人動員のヒットとなったドキュメンタリー映画。 |
未来のミライ | ☆☆☆☆ | 「家族の絆」を4歳の目線で語る秀作。夏休みにぜひ家族で。 |
カメラを止めるな! | ☆☆☆☆ | 「ワンカット・ゾンビ映画」撮影の舞台裏をコミカルに描く快作。 |
グッバイ・ゴダール! | ☆☆☆★★ | ジャン=リュック・ゴダール監督と「5月革命」を描いたドラマ。 |
椿 三十郎 | ☆☆☆☆★ | 「用心棒」の「姉妹編」「続編」として作られた痛快な時代劇。 |
ジュラシック・ワールド 2 | ☆☆☆★★★ | 「ジュラシック・ワールド」の続編。ラストで恐竜は解放される。 |
菊とギロチン | ☆☆☆★★★ | 「女相撲」と「ギロチン社」を描いた瀬々敬久監監督の異色作。 |
それから | ☆☆☆★★★ | ホン・サンス監督がキム・ミニを迎えて描いたドラマの佳作。 |
天命の城 | ☆☆☆☆ | 「丙子の役」の最後の47日間を描いた韓国時代劇の力作だ。 |
バトル・オブ・ザ・セクシーズ | ☆☆☆★★★ | 女子テニスの元王者、ビリー・ジーン・キングの実話のドラマ。 |
アメリカン・アサシン | ☆☆☆★★ | 複雑な国際情勢や諜報活動の内幕を描いたアクション映画。 |
ワンダーランド北朝鮮 | ☆☆☆★★★ | 韓国出身の女性監督が北朝鮮の実相に迫ったドキュメント。 |
ハン・ソロ | ☆☆☆★★ | ハン・ソロの若き日の戦いを描いたスピンオフ映画の第2弾。 |
バーフバリ王の凱旋(完全版) | ☆☆☆☆ | 年末公開されたバージョンより26分長いテルグ語版完全版。 |
女と男の観覧車 | ☆☆☆★★★ | 82歳ウディ・アレン監督によるNY舞台の人間ドラマの佳作。 |
オンリー・ザ・ブレイブ | ☆☆☆★★★ | 5年前に起きた巨大山火事に立ち向かう森林消防隊の実話。 |
焼肉ドラゴン | ☆☆☆☆ | 鄭義信監督が数々の演劇賞に輝いた自身の舞台を映画化。 |
用心棒 | ☆☆☆☆★★ | 面白い娯楽時代劇をめざした黒澤明監督の代表作の一つ。 |
ワンダー 君は太陽 | ☆☆☆☆ | 家族の愛を勇気に変え困難に立ち向かう少年を描く秀作。 |
空飛ぶタイヤ | ☆☆☆★★ | 大企業の不正・リコール隠しを暴く池井戸潤原作の映画化。 |
犯罪都市 | ☆☆☆★★★ | 中国系犯罪組織との死闘を描いた韓国の警察映画の力作。 |
29歳問題 | ☆☆☆☆ | 30歳を目前にした2人の対照的な女性を描いた人間ドラマ。 |
終わった人 | ☆☆☆★★★ | 「定年」後の夫婦の生き様を映画化した、コメディの佳作。 |
羊と鋼の森 | ☆☆☆★★ | 「本屋大賞」に輝いた宮下奈都の同名小説の実写映画化。 |
30年後の同窓会 | ☆☆☆★★★ | ベトナムで共に戦った兵士3人が30年後に再会する物語。 |
海を駆ける | ☆☆☆★★★ | 深田晃司監督がスマトラ島でロケを敢行したファンタジー。 |
10人の怒れる教授たち | ☆☆☆★★ | 職を失った研究者らが、頭脳を駆使し世間を騙すコメディ。 |
万引き家族 | ☆☆☆☆★ | カンヌ映画祭で最高賞に輝いた是枝裕和監督の最新作。 |
レディ・バード | ☆☆☆★★★ | 女子高校生が自分らしく生きる道を模索する姿を描いた。 |
恋は雨上がりのように | ☆☆☆★★★ | 小松菜奈と大泉洋の熱演が光る大人の青春映画の佳作。 |
友罪 | ☆☆☆★★★ | 生田斗真と瑛太がダブル主演した人間ドラマの異色作。 |
妻よ薔薇のように | ☆☆☆☆ | 山田洋次監督が主婦の家事労働を正面から描いた秀作。 |
ゲティ家の身代金 | ☆☆☆★★★ | 大富豪の孫の誘拐事件を描くリドリー・スコット監督作品。 |
ラジオ・コバニ | ☆☆☆★★★ | 女性らの活躍が地域の未来への希望を感じさせる佳作。 |
モリのいる場所 | ☆☆☆★★ | 伝説の画家・熊谷守一夫妻の生き様を描いた人間ドラマ。 |
フロリダ・プロジェクト | ☆☆☆☆ | 「隠れホームレス」という深刻な社会問題を描いた秀作。 |
マルクス・エンゲルス | ☆☆☆☆ | マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」までを描いた力作。 |
弧狼の血 | ☆☆☆☆ | 警察と暴力団との深い関係を描いた刑事ドラマの力作。 |
モリーズ・ゲーム | ☆☆☆★★★ | 女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いた実録ドラマ。 |
ニッポン国VS泉南石綿村 | ☆☆☆☆★ | 「大阪泉南アスベスト国賠訴訟」に密着して記録した力作。 |
アイ,トーニャ | ☆☆☆★★★ | 五輪史に残る「ライバル襲撃事件」の真実に迫ったドラマ。 |
ザ・スクエア | ☆☆☆★★★ | カンヌ映画祭最高賞を受賞した野心作だが分かりにくい。 |
レディ・プレイヤー1 | ☆☆☆☆ | スピルバーグ監督が 近未来を描いた冒険活劇の快作だ。 |
大統領の陰謀 | ☆☆☆☆★★ | 「報道の自由」を守る記者らの戦いを描いた屈指の秀作。 |
アベンジャーズ3 | ☆☆☆★★★ | シリーズ第3弾は10周年にふさわしい集大成といえる大作。 |
君の名前で僕を呼んで | ☆☆☆★★★ | 異色の青春映画、父と子のドラマとして、心に染みる佳作。 |
修道士は沈黙する | ☆☆☆★★ | 少々難解な経済用語が飛び交う社会派ミステリーの佳作。 |
タクシー運転手 | ☆☆☆☆ | 「光州事件」 を外国人記者とタクシー運転手の視点で描く。 |
女は二度決断する | ☆☆☆☆ | 移民を狙ったテロ事件を題材にしたドイツ映画の異色作。 |
名探偵コナン ゼロの執行人 | ☆☆☆★★ | 異色の 大人向け本格的なドラマで、専門用語が飛び交う。 |
リメンバー・ミー | ☆☆☆☆ | 「死者の日」の祭礼を描いたディズニー・ピクサーアニメ。 |
ダンガル きっと、つよくなる | ☆☆☆☆ | 「女子レスリング」の世界を描いたインド映画の痛快作だ。 |
ウィンストン・チャーチル | ☆☆☆★★★ | チャーチル首相の戦争中の言動を人間的に描いた映画。 |
レッド・スパロー | ☆☆☆★★★ | ジェニファー・ローレンスの熱演が光る本格的スパイ映画。 |
ペンタゴン・ペーパーズ | ☆☆☆☆★★ | 「報道の自由」を守る戦いを描いた社会派ドラマの秀作だ。 |
ちはやふる ー結びー | ☆☆☆★★★ | 競技かるたに打ち込む高校生達の姿を描くドラマ完結編。 |
北の桜守 | ☆☆☆★★★ | 吉永小百合120本目。 「北の三部作」最終章となる力作。 |
ブラックパンサー | ☆☆☆★★★ | 国王とヒーローの2つの顔を持つ男を主人公にした映画。 |
シェイプ・オブ・ウォーター | ☆☆☆☆ | 口のきけない女性と半魚人的生物の異色の恋愛映画だ。 |
15時17分、パリ行き | ☆☆☆★★★ | 無差別テロ事件の当事者を俳優に迎えて、リアルに再現。 |
リバーズ・エッジ | ☆☆☆★★★ | 岡崎京子の人気漫画を映画化した異色の青春ドラマだ。 |
空海 美しき王妃の謎 | ☆☆☆★★ | 空海を主人公にした夢枕獏の小説を日中合作で映画化。 |
ザ・シークレットマン | ☆☆☆★★★ | 「大統領の陰謀」を 情報リーク者の側から描いた異色作。 |
グレイテスト・ショーマン | ☆☆☆★★★ | 団員が「これが私」と胸を張って歌い踊るシーンが圧巻。 |
今夜、ロマンス劇場で | ☆☆☆★★★ | 綾瀬はるかと坂口健太郎がW主演のラブ・ストーリー。 |
ぼくの名前はズッキーニ | ☆☆☆★★★ | 大人の鑑賞にもたえるストップモーションアニメの佳作。 |
ロープ/戦場の生命線 | ☆☆☆☆ | 不条理な紛争地の現実に立ち向かう1日を描いた物語。 |
マンハント | ☆☆☆★★ | 高倉健主演映画をジョン・ウー監督が日本で再映画化。 |
君への誓い | ☆☆☆☆ | オスマン帝国のアルメニア人大量虐殺を再現した力作。 |
羊の木 | ☆☆☆★★★ | 元受刑者6人を受け入れた港町のドラマを描いた佳作。 |
月夜釜合戦 | ☆☆☆★ | 大阪・釜ヶ崎で繰り広げられる騒動を描いた人情喜劇だ。 |
ごはん | ☆☆☆☆ | コメづくり農家を引き継ぐ若い女性の奮闘を描いた秀作。 |
スリー・ビルボード | ☆☆☆☆★ | 女優フランシス・マクドーマンが複雑なキャラクターを熱演。 |
ロング、ロングバケーション | ☆☆☆☆ | 老夫婦の人生最後の旅を描き、生と死を問いかける秀作。 |
星めぐりの町 | ☆☆☆★★★ | 小林稔持が映画初主演。豆腐屋の親父を好演している。 |
祈りの幕が下りる時 | ☆☆☆★★★ | 東野圭吾原作「新参者」シリーズの完結編。見応えは十分。 |
デトロイト | ☆☆☆☆ | 50年前のデトロイト暴動を題材にして再現した実録ドラマ。 |
笑う故郷 | ☆☆☆☆ | ノーベル賞作家をめぐる人間模様と悲喜劇を描いた秀作。 |
ジオストーム | ☆☆☆★★★ | 宇宙ステーション内部が中心のドラマで拾い物的な佳作だ。 |
嘘を愛する女 | ☆☆☆★ | 瀬戸内ロケの映像は見せるが、サスペンスとして中途半端。 |
パディントン2 | ☆☆☆☆ | 「パディントン」続編。大人も子どもも楽しめる愛すべき快作。 |
ナチスの金塊を奪還せよ! | ☆☆☆★★ | ナチスの金塊をめぐる冒険活劇。後味よいラストで楽しめる。 |
ヒトラーに屈しなかった国王 | ☆☆☆☆ | ノルウェー国王の決断の3日間を描いた歴史ドラマの秀作だ。 |
アニー・ホール | ☆☆☆☆ | 男女の出会いと恋愛、別れを描いた大人のラブ・ストーリー。 |
伊藤くん A to E | ☆☆☆★★ | 「嫌な男と女」を 岡田将生と木村文乃が怪演する異色作だ。 |
ルージュの手紙 | ☆☆☆★★ | 2大女優が初共演。フランス映画らしい味わいの深い佳作。 |
希望のかなた | ☆☆☆☆ | 難民問題をテーマとしたアキ・カウリスマキ監督の秀作だ。 |
わたしは、幸福(フェシリテ) | ☆☆☆★★★ | コンゴの首都が舞台。「幸福とは何か」を問いかける佳作。 |
キングスメン2 | ☆☆☆★★ | 前作のような新鮮な驚きはなく、詰め込みすぎなのが残念。 |
嘘八百 | ☆☆☆★ | 笑えるシーンが意外に少なく、コメデイとしては「空振り」に。 |
牯嶺街少年殺人事件 | ☆☆☆☆★ | 台湾映画界をリードするエドワード・ヤン監督渾身の力作。 |
バーフバリ 王の凱旋 | ☆☆☆☆ | 三代にわたる愛と復讐のドラマを描いたインド映画の力作。 |
ペーパー・ムーン | ☆☆☆☆★ | テイタム・オニールがアカデミー助演女優賞受賞した秀作。 |
2017年 (8月から)
勝手にふるえてろ | ☆☆☆★★★ | 綿矢りさ・恋愛小説の映画化。初主演の松岡茉優が熱演。 |
リベンジgirl | ☆☆☆☆ | 女性総理大臣を目指すヒロインの奮闘を描くラブコメディ。 |
カンフー・ヨガ | ☆☆☆★★ | ジャッキー・チェン主演のアジア版「インディ・ジョーンズ」だ。 |
立ち去った女 | ☆☆☆☆★★ | 無実の罪で30年投獄されていた女の復讐劇を描いた力作。 |
彼女が目覚めるその日まで | ☆☆☆★★★ | 原因不明の難病に苦しむ女性記者の「闘病記」の映画化。 |
花筐 | ☆☆☆★★★ | 大林監督が40年前の幻の脚本を映画化した青春群像劇。 |
8年越しの花嫁 | ☆☆☆☆ | 奇跡の実話を元にしたラブストーリー。土屋太鳳が大熱演。 |
ユダヤ人を救った動物園 | ☆☆☆☆★ | 動物園の園長夫妻が300人のユダヤ人の命を救った実話。 |
最後のジェダイ | ☆☆☆☆ | ルークを探し当てたレイがたどる新たな物語を描いた力作。 |
ビジランテ | ☆☆☆☆ | 入江監督が地方都市の暗部と狂気を描いた衝撃の問題作。 |
ネルーダ | ☆☆☆★★★ | 共産党員パブロ・ネルーダと警官との追跡劇を描いた佳作。 |
鎌倉ものがたり | ☆☆☆★★★ | 山崎貴監督がVFXを兼任し、本格的ファンタジーに初挑戦。 |
否定と肯定 | ☆☆☆☆★★ | 「ホロコースト否定論者」とのたたかいを描く法廷劇の力作。 |
オリエント急行殺人事件 | ☆☆☆☆ | ケネス・ブラナーが趣向を凝らして再映画化。見応え十分。 |
プラハのモーツァルト | ☆☆☆★★ | 天才の愛と嫉妬、陰謀にまみれた三角関係を描く愛憎劇。 |
ジャスティス・リーグ | ☆☆☆★★★ | ワンダーウーマンの活躍と美しさが目立つアクション大作。 |
探偵がBARにいる3 | ☆☆☆★★★ | お正月映画の中で、肩の力を抜いて楽しめる娯楽映画だ。 |
永遠のジャンゴ | ☆☆☆★★★ | ジャンゴの演奏シーンが圧巻。「音楽・反ナチ」映画の佳作。 |
リュミエール! | ☆☆☆☆ | 「映画の原点」を体験できる貴重な映像。映画ファンは必見。 |
ギフテッド | ☆☆☆☆ | 少女役のマッケナ・グレイスの演技が見事。後味は爽やか。 |
密偵 | ☆☆☆☆ | ソン・ガンホが複雑な役柄をかつて見せたことのない熱演。 |
泥棒役者 | ☆☆☆★★★ | 大いに笑って泣ける佳作。映画の後、幸せな気分になれる。 |
火花 | ☆☆☆★★ | 演芸好きにはたまらない映画だが、ハッピーエンドではない。 |
ロダン カミーユと永遠のアトリエ | ☆☆☆★★★ | ロダンの半生を描くドラマ。傑作誕生の瞬間が目撃できる。 |
不都合な真実2 | ☆☆☆★★★ | アル・ゴア元副大統領に密着し、地球温暖化への道を探る。 |
明日へ 戦争は罪悪である | ☆☆☆☆ | 「日本の青空」第4弾。「戦争は罪悪」と正面から描いた秀作。 |
MASTER マスター | ☆☆☆★★★ | イ・ビョンホンの悪役が最大の見物。異色のアクション映画。 |
はいからさんが通る 前編 | ☆☆☆★★★ | 大和和紀のコミックの映画化。女性の自立を描いた佳作。 |
ザ・サークル | ☆☆☆★★ | 遠くない未来に待つSNS社会に警鐘を鳴らした問題作だ。 |
IT/イット | ☆☆☆☆ | スティーヴン・キング原作。ホラー版「スタンド・バイ・ミー」。 |
マイティ・ソー バトルロイヤル | ☆☆☆★★★ | ソーとハルクの対決場面が見もの。シリーズファンは必見。 |
禅と骨 | ☆☆☆☆ | 天龍寺禅僧の波乱にみちた人生を描いたドキュメンタリー。 |
ノクターナル・アニマルズ | ☆☆☆★★★ | 切ない愛と復讐のミステリー映画の佳作。構成が複雑だ。 |
ラストレシピ | ☆☆☆☆★★ | 単なる料理映画でなく、社会派映画でもある屈指の秀作。 |
先生! | ☆☆☆ | 広瀬すずは熱演だが、非現実的おとぎ話に終わっている。 |
婚約者の友人 | ☆☆☆☆★ | 二つの大戦の狭間で生まれた切ない愛を描く屈指の秀作。 |
ブレードランナー2049 | ☆☆☆★★★ | 「ブレードランナー」の続編。前作を見ていないと楽しめない。 |
猿の惑星:聖戦記 | ☆☆☆★★★ | オリジナル版につながる一本。シリーズファンには必見だ。 |
彼女がその名を知らない鳥たち | ☆☆☆☆ | 蒼井優と阿部サダヲの演技合戦が見物。異色の恋愛映画。 |
アトミック・ブロンド | ☆☆☆☆ | シャーリーズ・セロンのアクションが光るスパイ映画の力作。 |
女神の見えざる手 | ☆☆☆★★★ | 銃規制をめぐるアメリカ政界の闇に迫る社会派サスペンス。 |
ミックス。 | ☆☆☆☆ | 予想を超える出来の卓球シーン。大いに笑わせ泣ける映画。 |
あゝ、荒野 前・後篇 | ☆☆☆☆★ | 都会における若者の孤独を描いた青春映画の異色の力作。 |
ナラタージュ | ☆☆☆☆ | 大人のラブストーリーの秀作。有村架純が体当たりで熱演。 |
エルネスト | ☆☆☆☆ | ゲバラと行動を共にした日系人の短い生涯を描いた 秀作。 |
サーミの血 | ☆☆☆☆ | 先住民族の一少女が差別や困難に立ち向かう人間ドラマ。 |
望郷 | ☆☆☆★★★ | 湊かなえの短編を映画化した親子ミステリードラマの佳作。 |
パーフェクト・レボリューション | ☆☆☆☆ | 「障害者の恋とセックス」 を描いた快作。主役2人が熱演。 |
ドリーム | ☆☆☆☆★ | 有人宇宙飛行計画を陰で支えた黒人女性達を描いた秀作。 |
トリュフォーの思春期 | ☆☆☆☆ | 思春期前の子どもの日常を断片的エピソードで綴った秀作。 |
パターソン | ☆☆☆☆ | ジム・ジャームッシュ4年ぶりの新作。しみじみと心にしみる。 |
ユリゴコロ | ☆☆☆★★ | 吉高由里子が殺人に取りつかれた壮絶な人生を熱演する。 |
ナミヤ雑貨店の奇蹟 | ☆☆☆★★★ | 現在と過去が手紙で繋がる雑貨店を舞台にした人間ドラマ。 |
あさひなぐ | ☆☆☆★★★ | なぎなたに青春をかける女子高校生の成長を描いた佳作。 |
米軍が最も恐れた男 | ☆☆☆☆★★ | 瀬長亀次郎の人生と沖縄の戦後史を描くドキュメンタリー。 |
ハローグッバイ | ☆☆☆★★★ | 2人の女子高校生と認知症の女性との交流を描いた佳作。 |
奥田民生になりたいボーイ~ | ☆☆☆★★ | 冴えない男性が魔性のヒロインに振り回されるラブコメディ。 |
ラスト・プリンセス | ☆☆☆☆ | 実在した大韓帝国最後の皇女の激動の生涯を描いた力作。 |
エイリアン:コヴェナント | ☆☆☆★★★ | 傑作SF「エイリアン」の前日譚を描いた「プロメテウス」続編。 |
泥の河 | ☆☆☆☆★★ | 子どもの視点から戦後の日本を描いた小栗康平監督作品。 |
三度目の殺人 | ☆☆☆☆ | 是枝監督の新作。福山雅治と役所広司の演技合戦が見物。 |
ダンケルク | ☆☆☆☆★ | 生き残るための勇気あるダンケルク撤退作戦を描いた力作。 |
裁き | ☆☆☆☆ | 独特の視点で描いたインド発の異色の法廷ドラマの秀作。 |
ザ・ウォール | ☆☆☆★★★ | 実在スナイパーの標的となった兵士の攻防を描いた力作。 |
おしゃれ泥棒 | ☆☆☆☆ | おしゃれな映画。 ヘップバーンの魅力を味わえる秀作だ。 |
スキップ・トレース | ☆☆☆★★ | ジャッキー・チェンが巨大な悪に立ち向かう刑事を熱演。 |
トリガール! | ☆☆☆★★★ | 鳥人間コンテストに挑む若者たちを描く青春映画の佳作。 |
新感染 ファイナル・エクスプレス | ☆☆☆☆ | 「泣けるゾンビ映画」として韓国で大ヒットを記録した力作。 |
幼な子われらに生まれ | ☆☆☆☆★ | 血のつながりのない親子、家族のあり方を描いた秀作だ。 |
エル ELLE | ☆☆☆☆ | 主演女優賞を総なめにしたイザベル・ ユペールの怪演技。 |
「知事抹殺」の真実 | ☆☆☆★★★ | 元福島県知事の「汚職」による辞職の真相に迫った力作。 |
関ヶ原 | ☆☆☆☆ | 「関ヶ原の戦い」を正面から描いたドラマで見応えは十分。 |
ワンダーウーマン | ☆☆☆★★★ | 美女戦士ワンダーウーマンを主人公にしたアクション映画。 |
きみの声をとどけたい | ☆☆☆★★ | 一生懸命なヒロインたちの純粋さが胸をうつ青春アニメだ。 |
ギフト 僕がきみに残せるもの | ☆☆☆☆ | 難病宣告された元アメフト選手が息子に残したビデオ日記。 |
ベイビー・ドライバー | ☆☆☆★★★ | 冒頭約6分のカーチェイスは迫力満点で、一見の価値あり。 |
ハイドリヒを撃て! | ☆☆☆☆★ | テロや暗殺で世界は変えられないことを教える必見の秀作。 |
ダイ・ビューティフル | ☆☆☆★★ | トランスジェンダーの一生を描いたフィリピン映画の佳作。 |
人間爆弾「桜花」 | ☆☆☆★★★ | 特攻出撃隊員選出にあたった元海軍大尉のインタビュー。 |
打ち上げ花火、下から見るか‥‥ | ☆☆☆ | ラストの解釈を観客に任せる手法は、全く成功していない。 |
ろくでなし | ☆☆☆★★★ | 渋谷が舞台。大いなる勘違いから始まる切ない純愛映画。 |
甘き人生 | ☆☆☆☆★ | イタリアの光と影を、一人の男の人生を通して描いた秀作。 |
海辺の生と死 | ☆☆☆★★ | あまりのスローテンポ。2時間35分の上映時間は長すぎる。 |
ローサは密告された | ☆☆☆☆ | フィリピン映画の勢い示す力作。カンヌで主演女優賞受賞。 |
みかんの丘 | ☆☆☆☆ | 負傷した敵同士の兵士2人を介抱する老人を描いた秀作。 |
空と風と星の詩人 | ☆☆☆☆ | 韓国の国民的詩人・ 尹東柱の短い生涯を描いた力作だ。 |
とうもろこしの島 | ☆☆☆★★★ | 殆ど台詞はなし。祖父と孫娘の生活を描く静かな反戦映画。 |
夜明けの祈り | ☆☆☆☆ | 修道女たちを救うため尽力した若き女医の実話の感動作。 |
少女ファニーと運命の旅 | ☆☆☆☆ | 子どもたちの視点からナチスの戦争犯罪を告発した映画。 |
スパイダーマン ホームカミング | ☆☆☆★★★ | 「スパイダーマン」新シリーズ。 学園コメディとして楽しめる。 |
ターミネーター2 3D | ☆☆☆☆★★ | 「SFアクション映画」の中で、私の「史上ベスト1」 の傑作。 |
ローマ法王になる日まで | ☆☆☆☆ | フランシスコ法王の波乱にみちた半生を描いた人間ドラマ。 |
ニュートン・ナイト | ☆☆☆★★★ | 南北戦争時代に「自由の旗」をかかげた男の物語で実話。 |
ある戦争 | ☆☆☆★★★ | 結果として民間人の命を奪ってしまった兵士と家族の葛藤。 |
若者のすべて | ☆☆☆☆★ | ヴィスコンティがイタリアの南北問題と人間の弱さを描いた。 |
トンネル 闇に鎖された男 | ☆☆☆☆ | 韓国で700万人を超える動員を記録。 政治への批判も鋭い。 |
ローマの休日 | ☆☆☆☆★★★ | ダルトン・トランボの脚本。誰をも幸せな気持ちにさせてくれる |
ありがとう トニ・エルドマン | ☆☆☆☆ | お茶目な父親が、娘に笑顔と幸せを取り戻す感動的な物語。 |
東京喰種 トーキョーグール | ☆☆☆★★★ | 新しい「ホラー・サスペンス映画」として、予想以上に面白い。 |
トランスフォーマー 最後の騎士王 | ☆☆☆☆ | スピード感のある編集、臨場感あふれる映像は見応え十分。 |
哭声/コクソン | ☆☆☆☆ | 謎が残ったままで終わる映画でサスペンス・スリラーの力作。 |
怪盗グルーのミニオン大脱走 | ☆☆☆★★★ | 夏休みに子や孫と一緒に見る映画としてイチオシ のオススメ。 |
アシュラ | ☆☆☆★★★ | 主な登場人物は悪党ばかり。韓国映画の勢いを示す力作だ。 |
ザ・マミー | ☆☆★★ | トム・クルーズ主演の大作映画としては、明らかに「失敗作」 。 |
お嬢さん | ☆☆☆☆ | 男たちに復讐する女たちの「愛のドラマ」として、見逃せない。 |
世界にひとつの金メダル | ☆☆☆☆ | 二つのオリンピックでの障害飛越競技の実話に基づく感動作。 |
グッド・ウィル・ハンティング | ☆☆☆☆★★ | 若者たちの人間的な成長と葛藤を描いた青春ドラマの秀作。 |
ファウンダー | ☆☆☆★ | 世界的大企業・マクドナルドの経営のヒミツを描いているが‥。 |
スター・ウォーズフォースの覚醒 | ☆☆☆★★★ | IMAX・3Dを初体験したが、進歩した映像技術は迫力満点。 |
海難1890 | ☆☆☆☆ | 期待せずに見たが、二つの事件に示された「真心」に涙した。 |
ベテラン | ☆☆☆★★★ | 韓国でタブーの財閥の横暴に切り込んだ痛快な刑事ドラマ。 |
完全なチェックメイト | ☆☆☆★★ | 見応えは十分。チェスを知らない方でも、十分に楽しめます。 |
独裁者と小さな孫 | ☆☆☆☆ | 憎しみと暴力の連鎖を断ち切ろうと訴える人間ドラマの秀作。 |
クリード チャンプを継ぐ男 | ☆☆☆☆ | 「ロッキー」シリーズの新たな物語。試合場面の迫力は満点。 |
母と暮せば | ☆☆☆★★★ | 山田洋次監督が長崎を舞台に原爆の悲劇を描いた意欲作。 |
杉原千畝 スギハラチウネ | ☆☆☆★★★ | 「日本のシンドラー」を描いた映画で、殆どポーランドで撮影。 |
黄金のアデーレ 名画の帰還 | ☆☆☆☆ | 名画を取り戻すため闘う老女。若き弁護士の成長の物語だ。 |
007 スペクター | ☆☆☆★★★ | OO7シリーズの王道に立ち返った快作。アクションは満載だ。 |
ハンガーゲーム | ☆☆☆★★ | ジェニファー・ローレンスには、アクション映画以外で活躍を。 |
恋人たち | ☆☆☆★★★ | 橋口亮輔監督の新作は商業映画と一線を画する問題作だ。 |
国際市場で逢いましょう | ☆☆☆☆ | 見逃していた韓国映画の大ヒット作品をようやくDVDで鑑賞。 |
明日へ | ☆☆☆☆ | 非正規労働者の置かれている過酷な状況と闘いを描く力作。 |
あん | ☆☆☆☆★ | 見逃していた映画。樹木希林の円熟した演技は演技賞物だ。 |
首相官邸の前で | ☆☆☆☆ | 戦争法反対 |
ヒトラー暗殺、13分の誤算 | ☆☆☆☆★ | 長年封印されてきたヒトラー暗殺未遂事件の真相に迫る力作 |
マイ・インターン | ☆☆☆★★★ | 仕事と家庭を両立させようと苦闘する女性たちへのエールだ。 |
薩チャン 正ちゃん | ☆☆☆☆★ | 「社会派の巨匠 」2人の作品と闘いを描いたドキュメンタリー。 |
図書館戦争 | ☆☆☆★★ | 銃撃シーンが全編の8割。 ドラマ部分をもっと見せてほしい。 |
アメリカン・ドリーマー | ☆☆☆☆ | アメリカン・ドリームの夢と挫折を描いた秀作。地味だが必見。 |
罪の余白 | ☆☆☆★★★ | 女子高校生役の吉本実憂の怪演は演技賞物。後味は悪い。 |
バクマン。 | ☆☆☆★★★ | 漫画家の夢を追う高校生の青春ドラマとしても楽しめる佳作。 |
あの日のように抱きしめて | ☆☆☆★★ | ナチスの犯罪を新たな切り口で描いているが、成功していない。 |
ふたつの名前をもつ少年 | ☆☆☆★★★ | ユダヤ人へのナチスの犯罪を撮り続けるドイツ映画の佳作だ。 |
ボーイ・ソプラノ | ☆☆☆★★★ | 有名な作曲家による名曲の数々。音楽ファンには必見・必聴 |
天空の蜂 | ☆☆☆★ | 原発への基本的立場があいまいで、 期待はずれ感は大きい。 |
キングスメン | ☆☆☆★★★ | 英国製スパイ映画の魅力満載の快作。スパイ映画の当たり年。 |
アンフェア the end | ☆☆☆★ | シリーズの完結編として楽しめる.が、つっこみどころは満載だ。 |
ナイトクローラー | ☆☆☆★★★ | 視聴率競争に走るTV業界の実態に迫る問題作。見応え十分。 |
ミッション・インポシブル | ☆☆☆☆ | 夏休みの大作映画の中でベストの出来。トム・クルーズに拍手。 |
戦場ぬ止み | ☆☆☆☆ | 「標的の村」の三上智恵監督が辺野古の海の今を描いた秀作。 |
野火 | ☆☆☆★★★ | 戦争の恐ろしさ、悲惨さをリアルに描いた「反戦映画」の力作。 |
日本のいちばん長い日 | ☆☆☆ | 天皇の戦争責任をあいまいにした描き方に不満の残る作品。 |
HERO | ☆☆☆★ | 松たか子の久しぶりの登場だが、ドラマとしての見応えは弱い。 |
バケモノの子 | ☆☆☆★★★ | 細田守監督の3年ぶりの新作アニメ。 渋谷の街並みがリアル。 |
アベンジャーズ ウルトロン | ☆☆☆★★ | アクションシーンは見せるが、前作の方がインパクトがあった。 |
ターミネーター ジェニシス | ☆☆☆★ | ジョン・コナーが悪役とは少々やりすぎ。時間軸も分かりにくい。 |
おかあさんの木 | ☆☆☆★★★ | 鈴木京香の熱演が光る。「戦争反対」を正面から訴えた佳作。 |
海街diary | ☆☆☆☆ | 長女役の綾瀬はるかの好演が光り四女役の広瀬すずが新鮮。 |
サンドラの週末 | ☆☆☆☆ | サンドラになりきったマリオン コティヤールの熱演が光る秀作。 |
チャッピー | ☆☆☆★★ | SF映画。後半、単なるアクション映画になってしまったが残念。 |
駆込み女と駆出し男 | ☆☆☆★★★ | 江戸時代の駆け込み寺を描いた群像劇。戸田恵梨香が好演。 |
真夜中のゆりかご | ☆☆☆★★★ | スサンネ・ビネ監督の問題作。主人公の行為は許されるのか。 |
Mommy/マミー | ☆☆☆★★★ | 母と息子の切ない愛をテーマに描いた人間ドラマの異色作だ。 |
百日紅(さるすべり) | ☆☆☆★★ | 美術ファンには必見の一作だが、なぜ、今、 葛飾北斎なのか。 |
ブラックハット | ☆☆☆★ | サイバー犯罪を丁寧に描いたが後半はB級アクション映画だ。 |
パレードへようこそ | ☆☆☆☆ | 炭坑町を舞台にした英国映画の新たな秀作。実話には驚いた。 |
映画ビリギャル | ☆☆☆★★★ | 教育のあり方に一石を投じ、家族のドラマとしても見せる佳作。 |
名探偵コナン 業火の向日葵 | ☆☆☆★ | コナンシリーズの本来の面白さから外れていくアクション映画。 |
シンデレラ | ☆☆☆★★★ | 監督はケネス・ブラナー。豪華な宮殿や舞踏室は一見の価値。 |
ハーツ・アンド・マインズ | ☆☆☆★★★ | 関係者の本音発言は貴重な映像。ベトナム戦争終結前に完成。 |
あの日の声を探して | ☆☆☆☆ | 戦争の狂気と悲惨さを描いた秀作。青年の殺人兵器化もリアル。 |
海にかかる霧 | ☆☆☆☆ | 韓国の恥部ともいうべき実際の事件を正面から描いた力作だ。 |
グッドライ いちばん優しい嘘 | ☆☆☆★★★ | 難民問題を難民の視点から描いた佳作。最後の嘘は肩すかし。 |
寄生獣 完結編 | ☆☆☆★★ | 前編は新鮮で早く後篇が見たいと思ったが、アクション映画に。 |
ワイルド・スピード 7 | ☆☆☆★★★ | 迫力満点のカーチェイスは空中戦に。アクションファンは必見。 |
セッション | ☆☆☆☆★ | 今年のGW映画の中ではイチオシで、音楽映画史に残る力作だ。 |
バードマン | ☆☆☆☆ | アカデミー作品賞も納得の意欲作。 映画ファンには見逃せない。 |
ソロモンの偽証 後篇・裁判 | ☆☆☆★★★ | 前編に比べると裁判シーンがやや単調だが、見応えは十分だ。 |
映画 暗殺教室 | ☆☆☆★★ | 荒唐無稽な人気コミックの実写映画化。「続編」が早く見たい。 |
愛して飲んで歌って | ☆☆☆★★★ | 91歳のアラン・レネ監督の遺作となった佳作。まるで舞台劇だ。 |
ナイト ミュージアム3 | ☆☆☆★★ | シリーズの前作を予習・復習すれば、何倍にも楽しめるかも。 |
陽だまりハウスでマラソンを | ☆☆☆☆★ | 昨年の「人生はマラソンだ」に続き、高齢者にエール送る秀作。 |
博士と彼女のセオリー | ☆☆☆★★★ | 夫婦のラブストーリーとしても楽しめる佳作。最後は想定外だ。 |
風に立つライオン | ☆☆☆☆ | 「医療とは何か」を問う秀作。 三池崇史監督らしからぬ演出だ。 |
イミテーション・ゲーム | ☆☆☆☆ | 英国政府が50年以上も隠してきた事実に驚かされる。秀作だ。 |
パリよ、永遠に | ☆☆☆☆ | 歴史的な視点で独仏関係を描き続ける監督の新たな秀作だ。 |
ソロモンの偽証 前編・事件 | ☆☆☆★★★ | 「見て見ぬふり」をテーマに見応え十分で、後編が早く観たい。 |
妻への家路 | ☆☆☆☆ | 文化大革命後の中国を舞台に夫婦の切ない愛を描いた秀作。 |
幕が上がる | ☆☆☆☆ | 後味の爽やかな青春映画だ。黒木華の演技に★一つおまけ。 |
くちびるに歌を | ☆☆☆★★ | ヒロインがピアノを弾けるようになるまでの描写が物足りない。 |
おみおくりの作法 | ☆☆☆☆ | 身寄りのない人の葬儀を行う地方公務員の姿を描いた秀作。 |
アメリカン・スナイパー | ☆☆☆☆★ | 戦争とは何かを問うテーマに加え壮絶な戦闘シーンが見もの。 |
6才のボクが、大人になるまで | ☆☆☆☆★ | 一人の少年の6歳から18歳までの成長と軌跡を描いた秀作。 |
リトル・フォレスト 冬・春 | ☆☆☆☆ | 昨年公開の「夏・秋」編に続いての完結編。橋本愛の代表作。 |
フォックスキャッチャー | ☆☆☆★★★ | レスリング五輪金メダリストの射殺事件を映画化した力作だ。 |
悼む人 | ☆☆☆★★★ | 生と死と愛」をテーマに、人生について考えさせられる映画だ。 |
御薗ユニバース | ☆☆☆★★ | 歌以外の全ての記憶を喪失した男の生き様を描く音楽映画。 |
マンゴーと赤い車椅子 | ☆☆☆★★ | 車椅子生活の女性を描いた佳作だが、盛り上がりに欠ける。 |
トレヴィの泉で二度目の恋を | ☆☆☆★★★ | シャーリー・マクレーンの映画60周年記念作品で見逃せない。 |
ANNIE/アニー | ☆☆☆★★★ | 人気ミュージカルの再映画化。 舞台は、現代のニューヨーク。 |
はじまりのうた | ☆☆☆☆ | キーラ・ナイトレイの歌声、ニューヨークの街並みが見どころ。 |
チャーリー・モルデカイ | ☆☆ | 最低の出来で、ジョニー・デップのファンもガッカリするだろう。 |
ミルカ | ☆☆☆★★★ | インド・パキスタン関係の歴史の勉強にもなるスポーツ映画。 |
映画 深夜食堂 | ☆☆☆☆ | 人情味にあふれた人間ドラマの秀作だ。 多部未華子が好演。 |
マエストロ! | ☆☆☆★★★ | 音楽ファンは必聴・必見の佳作。 「運命」「未完成」が楽しめる。 |
KANO 1931海の向こうの甲子園 | ☆☆☆☆★★ | 実話の映画化。最近の3本の野球映画の中で、ベストの出来。 |
ジョーカー・ゲーム | ☆☆☆★★★ | 日本製の本格的スパイ映画。深田恭子が「不二子」役を熱演。 |
ドラフト・ゲーム | ☆☆☆★★ | アメフト界の裏側は興味深いが、「一発逆転劇」が理解できず。 |
さよなら歌舞伎町 | ☆☆☆★★★ | R15指定だが、切ないラブ・ストーリー、ほろ苦い青春映画だ。 |
馬々と人間たち | ☆☆☆☆ | アイスランド映画の秀作。馬と人間が同じ目線で描かれている。 |
滝を見にいく | ☆☆☆★★★ | ラスト近くおばちゃんたちが可愛らしい少女のように見えてくる。 |
ビッグ・アイズ | ☆☆☆☆ | ティム・バートン監督の新境地かも。エイミー・アダムスが熱演。 |
ジャッジ 裁かれる判事 | ☆☆☆★★★ | 「父と息子のドラマ」として見応え十分の法廷サスペンス映画。 |
拝啓、愛しています | ☆☆☆★★★ | 映サ例会で初見。韓国も急激に高齢化社会に向かっている。 |
ジミー、野を駆ける伝説 | ☆☆☆☆ | 無名の活動家の生き様を描いたケン・ローチ監督の秀作だ。 |
アゲイン 28年目の甲子園 | ☆☆☆☆★ | 笑いあり、涙あり。、「父と娘のドラマ」として感動できる秀作。 |
薄氷の殺人 | ☆☆☆☆ | 中国映画としては異色のクライムサスペンス。映像美に注目。 |
自由が丘で | ☆☆☆★★★ | 久しぶりに見た女優ムン・ソリの存在感が光る。67分の中編。 |
ST 赤と白の捜査ファイル | ☆☆☆★★ | TVドラマは全く未見だが、 異色の刑事ドラマとして楽しめる。 |
トラッシュ!この街が輝くまで | ☆☆☆☆★ | 不正に立ち向かう少年たちの勇気を描く秀作。ブラジル映画。 |
96時間/レクイエム | ☆☆☆ | 老体にムチをうったアクションが痛々しい。やりすぎの場面も。 |
ニューヨークの巴里夫 | ☆☆☆★ | 14年ごしの同キャストによる三部作で、前2作の未見は辛い。 |
サンバ | ☆☆☆★★ | 不法移民の問題とラブ・ストーリーが、どちらも中途半端かも。 |
幸せのありか | ☆☆☆☆ | ポーランド映画の瑞々しい秀作。父と息子のドラマとして秀逸。 |
おやすみなさいを言いたくて | ☆☆☆☆ | 「愛する家族」と「危険を伴う仕事」で揺れる女性を描いた秀作。 |
百円の恋 | ☆☆☆☆★★ | 安藤サクラのボクシング場面だけでも一見の価値ありの力作。 |
あと1センチの恋 | ☆☆☆★★★ | 12年間にわたるすれ違いの恋を描いたラブ・ストーリーの佳作。 |
王の涙 イ・サンの決断 | ☆☆☆★★★ | 名君として名高い国王イ・サンの暗殺未遂事件を描いた佳作。 |
0、5ミリ | ☆☆☆☆ | 安藤桃子監督が安藤サクラを主演にした初の姉妹タッグ作。 |
海月姫 | ☆☆☆★★★ | 能年玲奈がオタク役を熱演。菅田将暉の女装役は演技賞物。 |
ホビット 決戦のゆくえ | ☆☆☆☆ | 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作がもう一度観たくなる力作だ。 |
毛皮のヴィーナス | ☆☆☆★★ | ロマン・ポランスキー監督の夫人が挑発的で官能的な演技。 |
暮れ逢い | ☆☆☆☆ | パトリス・ルコントが原点の恋愛映画に戻ってつくった秀作だ。 |
インターステラー | ☆☆☆★★★ | SF映画の歴史を変えるであろう一作だがテーマがやや難解。 |
ベイマックス | ☆☆☆☆ | 大人から子どもまであらゆる世代が楽しめるアニメの秀作だ。 |
バンクーバーの朝日 | ☆☆☆★ | バントと盗塁で勝っていく野球シーンが物足りなく期待はずれ。 |
寄生獣 | ☆☆☆★★★ | グロテスクとユーモアで予想以上の面白さ。完結編が楽しみ。 |
チェイス! | ☆☆☆★★ | トリックが明かされてからのアクションが物足りないのが残念。 |
ゴーン・ガール | ☆☆☆☆ | 結婚とは何かを問いかける力作。ロザムンド・パイクが怪演。 |
フューリー | ☆☆☆☆ | 戦車によるリアルな戦闘場面で戦争の悲惨さを描いた力作。 |
西遊記 はじまりのはじまり | ☆☆☆★★★ | ありえない映像ととんでもないアクション。とにかく面白い快作。 |
救いたい | ☆☆☆☆ | 麻酔科医に光をあてた点が新鮮。ホームドラマとしても秀逸。 |
想いのこし | ☆☆☆★★ | 広末涼子が披露するセクシーなポールダンスシーンが見もの。 |
ショート・ターム | ☆☆☆☆ | 「児童虐待」がテーマだがユーモアあふれる場面も多い秀作。 |
紙の月 | ☆☆☆☆★ | 宮沢りえが体当たりで大熱演。彼女の代表作となった力作だ。 |
トワイライト ささらさや | ☆☆☆★★ | 幽霊になって他人の体に乗り移るシーンの演技合戦が見もの。 |
ザ・テノール 真実の物語 | ☆☆☆★★★ | 日韓の国境を越えた友情や愛情、音楽への情熱が胸をうつ。 |
エクスペンダブルス3 | ☆☆☆★★ | スタローンの脚本・主演。理屈抜きに楽しめるアクション映画。 |
福福荘の福ちゃん | ☆☆☆☆ | 「森三中」の大島美幸が中年男性に扮したラブコメディの秀作。 |
ブリキの太鼓 | ☆☆☆☆★ | 3歳で成長を止めた少年の視点で激動の時代を描いた力作。 |
シャトーブリアンからの手紙 | ☆☆☆☆★★ | ナチスの犯罪をリアルに描いた屈指の力作だ。今年のベスト1。 |
ベイブルース~25歳364日~ | ☆☆☆★★ | 25歳の若さで亡くなった漫才芸人の生き様を、相方が映画化。 |
マダム・ローリーと魔法のスパイス | ☆☆☆★★★ | フランス料理とインド料理の対決、両文化の融合を描いた佳作。 |
イコライザー | ☆☆☆★★★ | 不幸な少女を人生の危機から救い出すドラマ。後味は爽やか。 |
小野寺の弟・小野寺の姉 | ☆☆☆★★★ | 片桐はいりと向井理の息のあった姉弟ぶりが最大の見どころ。 |
ヘラクレス | ☆☆☆★★★ | 黒澤明監督の映画を想起させる戦闘シーンの迫力は満点だ。 |
まほろ駅前狂想曲 | ☆☆☆★★ | 瑛太&松田龍平をはじめ実力派俳優のアンサンブルが見物。 |
グレース・オブ・モナコ | ☆☆☆★★ | モナコ公妃となったグレース・ケリーの最後のスピーチが圧巻。 |
誰よりも狙われた男 | ☆☆☆☆ | 諜報機関の非情さを描き、最近のスパイ映画で一押しの出来。 |
沓掛時次郎 遊侠一匹 | ☆☆☆☆★★ | 股旅映画の最高傑作。中村錦之助と池内淳子の熱演が光る。 |
悪童日記 | ☆☆☆☆★ | 双子の少年の目から見た戦中戦後のハンガリー。屈指の力作。 |
ぶどうのなみだ | ☆☆☆★★★ | 誰かとワインを飲みたくなる映画。初出演の安藤裕子が熱演。 |
ふしぎな岬の物語 | ☆☆☆★ | 人と人のつながりが心に響くが、ドラマの盛り上がりに欠ける。 |
フランシス・ハ | ☆☆☆☆ | 27歳の不器用なヒロインの生き様を生き生きと描いた秀作だ。 |
ミリオンダラー・アーミー | ☆☆☆★★★ | ハリウッドとインドのコラボにより実現したスポーツ映画の佳作。 |
蜩ノ記 | ☆☆☆☆ | 「柘榴坂の仇討」に続く本格時代劇の秀作で、こちらの方が上。 |
レッド・ファミリー | ☆☆☆☆ | 北朝鮮工作員を優しい眼差しで描いた韓国映画の異色作だ。 |
お熱いのがお好き | ☆☆☆☆★ | ビリー・ワイルダー監督の傑作。マリリン・モンローの代表作。 |
近キョリ恋愛 | ☆☆☆★ | 教師と高校生の恋愛という設定が無理で、感情移入できず。 |
ジャージー・ボーイズ | ☆☆☆☆★ | イーストウッド監督がミュージカル初挑戦。音楽ファンは必見。 |
アバウト・タイム | ☆☆☆★★ | タイムトラベルで歴史を直せる家族の生き様を描くラブコメ。 |
消えた画(え) | ☆☆☆☆ | ポルポト政権の「虐殺」をクレイアニメと記録映像で描く力作。 |
神さまがくれた娘 | ☆☆☆☆ | DVD鑑賞。6歳の娘役のベイビー・サラが収穫。泣かせます。 |
リスボンに誘われて | ☆☆☆☆ | 独裁政権とたたかった若者たちの青春と苦悩を追った秀作。 |
柘榴坂の仇討 | ☆☆☆☆ | 中井貴一が熱演し広末涼子が新境地を開拓。夫婦愛の物語。 |
ジャッカルの日 | ☆☆☆☆★ | BSで再見。 ドゴール大統領暗殺をめぐって手に汗握る力作。 |
猿の惑星 新世紀 | ☆☆☆☆ | 銃社会の怖さや戦争と民族紛争、家族の問題を描いた力作だ。 |
るろうに剣心 伝説の最期編 | ☆☆☆☆ | アクション映画の到達点を示した殺陣シーンの迫力は満点だ。 |
舞妓はレディ | ☆☆☆★ | 「Shall we ダンス?」に及ばず、ドラマ性に欠けるのが残念。 |
Shall we ダンス? | ☆☆☆☆★★ | 何度見直しても新鮮。誰もが大いに笑って、感動できる傑作だ。 |
フライト・ゲーム | ☆☆☆★ | 伏線が殆どなく、推理は不可能。真犯人が分かっても驚かない。 |
イン・ザ・ヒーロー | ☆☆☆★★★ | 映画やドラマの現場を支える裏方の存在に光をあてた佳作だ。 |
チング 永遠の絆 | ☆☆☆★ | 韓国の裏社会を描いたヤクザ映画だが、前作の感動はない。 |
ローマの教室で | ☆☆☆★★★ | 3人の教師が生徒との交流を通し変わっていく様を描く佳作。 |
ルパン3世 | ☆☆☆★ | 豪華キャストが競演しているが、映画としての面白さに欠ける。 |
リトル・フォレスト 夏・秋 | ☆☆☆★★★ | 農山村を舞台にした佳作。橋本愛のプロモーションビデオだ。 |
NO ノー | ☆☆☆★★ | 広告の力で選挙による政権の交代を実現した実話の映画化。 |
グレート デイズ! | ☆☆☆★★★ | 「最強のふたり」の親子版。ラスト30分は思わず応援したくなる。 |
プロミスト・ランド | ☆☆☆☆ | 大企業エリート社員の人間的成長を描いたオススメの秀作だ。 |
喰女 クイメ | ☆☆☆★★ | あまり怖くないのが難点。後半の展開は原作小説が不可欠だ。 |
バルフィ!人生に唄えば | ☆☆☆★★★ | 2人の女性に愛される男性の人生を描いたインド映画の佳作。 |
ホットロード | ☆☆☆★★ | 80年代の人気コミックを、能年玲奈主演で実写映画化した佳作。 |
めぐり逢わせのお弁当 | ☆☆☆★★★ | お弁当の中の手紙を通した2人の男女のラブストーリーが新鮮。 |
麦の穂をゆらす風 | ☆☆☆☆★★★ | アイルランド独立戦争と内戦を描いたケン・ローチ監督の傑作。 |
宇宙兄弟#0 | ☆☆☆★ | 今回の劇場版アニメは期待はずれ。TVシリーズ3回分の出来。 |
ソフォン/願い | ☆☆☆☆★ | 韓国の実際の幼女暴行事件を被害者家族の視点で描く力作。 |
光にふれて | ☆☆☆☆ | DVDで鑑賞。盲目の天才ピアニストが本人役で出演の感動作。 |
イーダ | ☆☆☆★★★ | 「ポーランド派」の流れをうけ継ぐ新時代監督の誕生の瞬間だ。 |
トランスフォーマー ロストエイジ | ☆☆☆☆ | バトルと変形のシーンは迫力満点。アクション映画ファン必見。 |
STAND BY ME ドラえもん | ☆☆☆★★ | 3DCGアニメで大人も楽しめるが、エピソードを詰め込みすぎ。 |
イヴの総て | ☆☆☆☆★★ | あらゆる手段をろうしてスターの座をめざす女優を描いた名作。 |
インサイダー | ☆☆☆☆★ | アル・パチーノとラッセル・クロウの演技合戦を堪能できる秀作。 |
複製された男 | ☆☆☆★★ | 一度見ただけでは理解できなかったミステリー映画の異色作だ。 |
サンシャイン 歌声が響く街 | ☆☆☆☆ | 人気ミュージカルの映画化。家族再生のドラマとして後味爽やか。 |
薄桜記 | ☆☆☆☆ | BSプレミアム。市川雷蔵と勝新太郎が共演する時代劇の力作。 |
るろうに剣心 京都大火編 | ☆☆☆★★★ | 日本のアクション映画の到達点を示しており、続編が楽しみだ。 |
大列車強盗団 | ☆☆☆★★★ | 「ブリット」の原点ともなったピーター・イエーツ監督の出世作だ。 |
幕末高校生 | ☆☆☆★★★ | 玉木宏 と石原さとみが初共演。コメディと本格時代劇を楽しめる。 |
マダム・イン・ニューヨーク | ☆☆☆☆★ | 女性監督による女性賛歌。成熟ぷりを示すインド映画の秀作だ。 |
GODZILLA ゴジラ | ☆☆☆★★ | ハリウッドの再リメイク作。失敗作の前作と違って見応えは十分。 |
思い出のマーニー | ☆☆☆★★★ | 思春期の少女の成長物語としてジブリアニメの新境地を開いた。 |
パガニーニ | ☆☆☆☆ | 天才バイオリニストの生涯を世界的バイオリニストが熱演の秀作。 |
ジゴロ・イン・ニューヨーク | ☆☆☆★★★ | ニューヨークを舞台にした粋な大人たちのラブストーリー の佳作。 |
KAZUYA | ☆☆☆★★ | 売れないミュージシャンの生き様をとらえたドキュメンタリー映画。 |
怪しい彼女 | ☆☆☆★★★ | 70歳の老女が20歳に若返ったことから起こる騒動を描いた佳作。 |
好きですといいなよ。 | ☆☆☆★ | あまりにも 幼いラブ・ストーリーで、見ていてイライラさせられる。 |
オール・ユー・ニード・イズ・キル | ☆☆☆☆ | 日本の小説が巧みにハリウッド大作として生まれ変わった力作。 |
ゴジラ デジタルリマスター版 | ☆☆☆☆ | デジタルリマスター版でゴジラの恐怖感はいっそう増した。力作。 |
マレフィセント | ☆☆☆★★★ | アンジェリーナ・ジョリーがマレフィセントを熱演し新境地を開拓。 |
観相師 | ☆☆☆★★ | 見応えある時代劇の超大作だが、2時間19分は少々長すぎる。 |
私の、息子 | ☆☆☆☆ | ルーマニアの過去・現在・未来を考えさせる人間ドラマの力作。 |
シンプル・シモン | ☆☆☆★★★ | ラブ・コメディの佳作で後味爽やか。 誰にでもおすすめ出来る。 |
her 世界でひとつの彼女 | ☆☆☆☆ | 人工知能と人間の出会いを描いた異色のラブストーリーの秀作。 |
渇き。 | ☆☆★★ | すさまじい暴力描写と後味の悪さは半端でない。救いのな 映画。 |
人生はマラソンだ! | ☆☆☆☆★ | まさに「人生はマラソン」。公開中の映画でイチオシのおススメ。 |
円卓 | ☆☆☆★★★ | 芦田愛菜が女優の片鱗を。 かつての小学3年生にも楽しめる。 |
超高速!参勤交代 | ☆☆☆★★★ | 大いに笑って楽しめめ時代劇だ。紅一点の深田恭子が儲け役。 |
スノーピアサー | ☆☆☆★ | 韓国版「ノアの方舟」か。突っ込みどころが満載のB級映画だ。 |
私の男 | ☆☆☆☆★ | 難しい役所を二階堂ふみが体当たりで熱演。恐るべき女優だ。 |
ノア 約束の舟 | ☆☆☆★ | 聖書になじみのない日本人として、物語の展開についていけず。 |
春を背負って | ☆☆☆☆ | 立山連峰の長期ロケによる映像が圧巻。後味爽やかな秀作だ。 |
ポリス・ストーリー | ☆☆☆★★ | アクションシーンは痛々しいが、 年齢を考えるとこれが限界かも。 |
罪の手ざわり | ☆☆☆☆★ | 実際におこった4つの事件を通し中国社会の現実を描いた力作。 |
朽ちた手押し車 | ☆☆☆☆ | 三國連太郎の主演。30年ぶりに劇場公開が実現した幻の秀作。 |
太秦ライムライト | ☆☆☆☆ | 時代劇の裏方に光をあて、映画の現場をリアルに再現した秀作。 |
グランド・ブタペスト・ホテル | ☆☆☆★★★ | 食べなれないフランス料理のよう。映画ファンには見逃せないか。 |
瀬戸内海賊物語 | ☆☆☆☆ | 日本版「グーニーズ」の快作で、大人も十分に楽しめる冒険物語。 |
インサイド・ルーウィン… | ☆☆☆★★ | コーエン兄弟のユーモラスな語り口。猫好きの方にはたまらない。 |
ディス/コネクト | ☆☆☆☆ | ネット社会の現実とこわさをリアルに描いた群像ドラマの力作だ。 |
万能鑑定士Q モナ・リザの瞳 | ☆☆☆★★★ | ルーヴル美術館のロケ撮影映像は見もの。予想より面白かった。 |
X-MEN フューチャー&パースト | ☆☆☆★★ | X-MENシリーズの集大成だが、登場人物の予備知識が必要。 |
マンデラ 自由への長い道 | ☆☆☆☆ | 自伝に基づいて、ネルソン・マンデラの波乱の人生を描いた秀作。 |
青天の霹靂 | ☆☆☆☆★ | 劇団ひとりが監督。あるマジシャンの出生の秘密を描いた感動作。 |
ぼくたちの家族 | ☆☆☆☆★★ | 「舟を編む」の石井裕也監督が家族の再生を描いた屈指の秀作だ。 |
野のなななのか | ☆☆☆☆ | 大林宣彦監督が3・11後の日本再生を問うた力作。171分の長編。 |
闇金ウシジマくん PART2 | ☆☆☆★★★ | ヤミ金融の恐ろしさをリアルに描いて、国民に警告を発した佳作だ。 |
ニューヨーク 冬物語 | ☆☆★★ | 豪華キャストだが、久しぶりに「時間とお金を返して」と叫んだ凡作。 |
レイルウェイ 運命の旅路 | ☆☆☆★★★ | もう一つの「戦場にかける橋」の裏話で、これが実話だとは驚いた。 |
チョコレートドーナツ | ☆☆☆☆ | ゲイのカップルがダウン症の子どもを守るために奮闘する感動作。 |
WOOD JOB! | ☆☆☆☆ | 「林業」をテーマにした青春映画の痛快作。大いに笑って楽しめる。 |
ブルージャスミン | ☆☆☆★★ | ケイト・ブランシェットの主演女優賞は納得だが、完成度は高くない。 |
アデル、ブルーは熱い色 | ☆☆☆☆ | フランス映画らしい恋愛映画の秀作。3時間の長編だが退屈せず。 |
プリズナーズ | ☆☆☆★★★ | 誘拐された娘を取り戻そうと一線を越える父親を描いたサスペンス。 |
夢は牛のお医者さん | ☆☆☆☆ | 獣医になる夢を実現させた女性を追うドキュメンタリー映画の秀作。 |
ネイチャー | ☆☆☆ | 大自然の映像は一見の価値ありだが、物語性と新鮮味に欠ける。 |
とらわれて夏 | ☆☆☆★★★ | 脱獄囚とシングルマザーの禁断の恋を少年の視点で描いた佳作。 |
ある過去の行方 | ☆☆☆★★★ | 「別離」のファルハデイ監督が二つの家族の秘密を描いた佳作だ。 |
ワレサ 連帯の男 | ☆☆☆★★ | アンジェイ・ワイダが、ワレサ元大統領の20年間を描いた異色作。 |
テルマエ・ロマエⅡ | ☆☆☆★★★ | 「戦争のない平和な国を」とのメッセージが爽やかだ。楽しめます。 |
ばしゃ馬さんとビッグマウス | ☆☆☆☆ | DVD。夢を忘れることの切なさを麻生久美子が好演し代表作に。 |
相棒 劇場版Ⅲ | ☆☆☆★★ | 「国防」をテーマとしたことは評価できるが、踏み込みが足りない。 |
アメージング・スパイダーマン2 | ☆☆☆☆ | 若者のラブ・ストーリーとしても秀逸。アクションは3Dの効果抜群。 |
危険なプロット | ☆☆☆★★★ | DVD。フランソワ・オゾン監督の演出が冴える異色の人間ドラマ。 |
逆襲のロボとーちゃん | ☆☆☆★★★ | 「映画クレヨンしんちゃん」。13年ぶりに大人の鑑賞にたえる佳作。 |
名探偵コナン 異次元の狙撃手 | ☆☆☆★★ | 原作ファンには大いに楽しめる面白さ。完全に大人向けのアニメ。 |
そこのみにて光輝く | ☆☆☆☆ | 綾野剛と池脇千鶴の代表作となったか。ラブ・ストーリーの秀作だ。 |
キャプテン・アメリカ2 | ☆☆☆★★★ | 見応え十分のアクション。「アベンジャーズ」関連作で最高の出来。 |
アクト・オブ・キリング | ☆☆☆☆★ | インドネシア共産党の大虐殺を描いた異色のドキュメンタリー映画。 |
8月の家族たち | ☆☆☆★★★ | メリル・ストリープとジュリア・ロバーツの演技合戦が楽しめる佳作。 |
飢餓海峡 | ☆☆☆☆★★ | BS放映録画で久しぶりに再見。日本映画を代表す名作の一本。 |
LIFE! | ☆☆☆★ | 美しい映像は一見の価値あるが、映画の出来栄えは期待はずれ。 |
60万回のトライ | ☆☆☆☆ | 異色のドキュメンタリー映画。高校生の青春ドラマとしても秀逸だ。 |
ワンチャンス | ☆☆☆★★★ | ラストシーンでは本物の審査員・観客の映像が。音楽ファン必見。 |
チスル | ☆☆☆★★ | 済州島事件を描きタブーに挑戦したが、説明不足で分かりにくい。 |
チーム・バチスタ FINAL | ☆☆☆★ | なぜ、FINALか。主人公の過去のミスにも触れる展開に驚いた。 |
大人ドロップ | ☆☆☆★★ | 高校生の青春を描いた佳作だが、余りにも幼すぎてイライラする。 |
ローン・サバイバー | ☆☆☆★★ | 戦闘シーンのリアルな描写は痛々しい。ラストの展開に救われる。 |
悪の法則 | ☆☆☆★ | DVD。豪華キャストの演技合戦は楽しめるが、後味が悪すぎる。 |
リベンジ・マッチ | ☆☆☆★★★ | スタローンとデ・ニーロが老骨にムチを打っての熱演。励まされる。 |
サクラサク | ☆☆☆★★★ | 家族の再生を描いたロードムービー。藤竜也の渋い演技が光る。 |
神様のカルテ2 | ☆☆☆☆ | 医師不足の現場を舞台に三組の夫婦の生き様を描いた感動作。 |
白ゆき姫殺人事件 | ☆☆☆☆ | 湊かなえの小説を中村義洋監督が映像化したミステリーの秀作。 |
あなたを抱きしめる日まで | ☆☆☆☆ | ジュディ・デンチの名演技が堪能できるイギリス映画らしい秀作。 |
アナと雪の女王 | ☆☆☆☆ | 松たか子、神田沙也加の歌唱力が光る日本語吹替版がお薦め。 |
グロリアの青春 | ☆☆☆★ | 珍しいチリ映画。中年女性の自分探しの映画だが、期待はずれ。 |
銀の匙 | ☆☆☆☆ | 農業高校を舞台にした佳作で、笑いと涙にあふれ後味は爽やか。 |
それでも夜は明ける | ☆☆☆☆★ | アカデミー作品賞受賞も納得の力作。一度は観ておくべき映画。 |
逃亡者 | ☆☆☆★ | DVD。ロバート・レッドフォードの老いた姿があまりにも痛々しい。 |
追憶 | ☆☆☆★★ | BS。久しぶりの再見だが初めて観た時の印象とは随分違った。 |
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 | ☆☆☆☆★ | 父親と息子のロードムービーの秀作。今のところ今年のベスト1。 |
家路 | ☆☆☆☆ | 原発で故郷を失った家族の再生を描いた秀作。福島オールロケ。 |
ダラス・バイヤーズクラブ | ☆☆☆☆ | 80年代の米国でエイズと闘った男の生き様を描いた実録ドラマ。 |
東京難民 | ☆☆☆★★★ | 格差社会の現実をリアルに描いた佳作。ラストには救われます。 |
エイジェント:ライアン | ☆☆☆★★ | 経済テロとのたたかいを描いたジャック・ライアンの新シリーズだ。 |
大統領の執事の涙 | ☆☆☆☆ | 7代の大統領に仕えた黒人執事の目から見たアメリカの近代史。 |
ザ・イースト | ☆☆☆☆ | 企業へのテロ集団に潜入する女性捜査官の葛藤を描いた力作。 |
ニシノユキヒコの恋と冒険 | ☆☆☆★ | もてる男の女性遍歴の数々をコミカルに描いた佳作ですが……。 |
ラッシュ/プライドと友情 | ☆☆☆☆ | 2人の天才的なF1レーサーの宿命の対決と絆を描いた力作だ。 |
鉄くず拾いの物語 | ☆☆☆☆ | 無保険証の問題を通して、ボスニアの貧困と格差を描いた秀作。 |
抱きしめたい 真実の物語 | ☆☆☆★★★ | 後味の爽やかな恋愛映画の佳作で、北川景子と錦戸亮が好演。 |
アメリカン・ハッスル | ☆☆☆★★ | 俳優たちの怪演が楽しめるが、見事に騙される映画にはならず。 |
遥かなる勝利へ | ☆☆☆☆ | ニキータ・ミハルコフ監督の三部作の完結篇。スターリンも登場。 |
小さいおうち | ☆☆☆☆ | 山田洋次監督の初の恋愛映画。女中役の黒木華に注目したい。 |
アオギリにたくして | ☆☆☆★★★ | 広島発の感動的な佳作。手作りの映画としては合格点の出来。 |
ビフォア・ミッドナイト | ☆☆☆★★★ | 恋人からパートナーとなった2人がしゃべり続ける異色のドラマ。 |
母の身終い | ☆☆☆★★★ | 安楽死を決意した母親と息子の心の交流を静かに描いた佳作。 |
セデック・バレ | ☆☆☆☆ | DVD。日本統治下の台湾でおこった蜂起事件を描いた超大作。 |
危険な関係 | ☆☆☆★★★ | 中国映画の恋愛劇、二大女優の華麗なる演技合戦が見ものだ。 |
大脱出 | ☆☆☆★ | 二大スターの本格的競演は一見の価値あるが大味な出来ばえ。 |
ジャッジ! | ☆☆☆★★★ | 広告業界の裏側を描いたドタバタ喜劇。正月の初笑いにピッタリ。 |
麦子さんと | ☆☆☆☆ | 母親と娘の絆と葛藤を描いた秀作。堀北真希の代表作となった。 |
少女は自転車にのって | ☆☆☆★★★ | サウジアラビアにおける女性の現実を乗り越えようとする佳作だ。 |
ルパン三世VS名探偵コナン ☆☆☆★ 自衛隊宣伝の前作より楽しめるが、やはり別々の作品で観たい。 ハンガー・ゲーム2 ☆☆☆★★ 1年後に公開予定の続編が早く観たいと思わせる終わり方です。 パシフィック・リム ☆☆☆★★ DVD鑑賞。日本の怪獣映画に大きな影響を受けたことは明らか。 永遠の0 ☆☆☆☆ 零戦の悲劇を描いた映画。助演陣の巧演で十分「反戦映画」に。 武士の献立 ☆☆☆★★★ 上戸彩が料理の得意な妻役を凛として好演。ぜひ夫婦で鑑賞を。 鑑定士と顔のない依頼人 ☆☆☆★★★ 意外などんでん返しのミステリー。一度観ただけでは分からない。 ゼロ・グラビティ ☆☆☆☆ 宇宙空間で撮影したかのような驚異の映像。3Dで体験すべきだ。 もらとりあむタマ子 ☆☆☆★★★ 前田敦子がぐうたら女子になりきり好演。エールを送りたい佳作。 カティンの森 ☆☆☆☆★ BSで再見。ラストの延々と続く大虐殺場面に監督の思いが凝縮。 ハンナ・アーレント ☆☆☆☆ 信念に基づき自説を発表した女性哲学者の勇気を描いた問題作。 キャプテン・フィリップス ☆☆☆★★★ ソマリア海域での人質事件を再現したドラマで見応え十分の力作。 ペコロスの母に会いに行く ☆☆☆★★★ 長崎発の介護コメディの佳作だ。認知症を否定的に描いていない。 かぐや姫の物語 ☆☆☆☆★ アニメ映画史に残る秀作。水彩画タッチの映像は一見の価値あり。 清須会議 ☆☆☆★★ 三谷幸喜監督初の時代劇。登場人物の人間関係が分かりにくい。 もうひとりの息子 ☆☆☆☆ イスラエルとパレスチナ間での子供の取り違え事件を描いた力作。 42 世界を変えた男 ☆☆☆☆ 大リーグメジャー初の黒人選手のやり返さない勇気を描いた秀作。 Wの悲劇 ☆☆☆☆★ BSで再見。女優・薬師丸ひろ子誕生の時を刻んだ屈指の秀作。 ダイアナ ☆☆☆★★★ ダイアナになりきったナオミ・ワッツの大熱演が最大の見どころだ。 おしん ☆☆☆★★★ おしん役の濱田ここねの大熱演で、現代にも通じるドラマとなった。 陽だまりの彼女 ☆☆☆★★ 上野樹里ファンには見逃せないラブ・ストーリーの佳作。ラストは? 白い巨塔 ☆☆☆☆★★ 山崎豊子追悼放映。何度観ても楽しめる山本薩夫監督の代表作。 今日子と修一の場合 ☆☆☆★★★ 奥田瑛二監督が大震災を題材にして、若者の苦悩を描いた佳作。 地獄でなぜ悪い ☆☆☆★ 園子温監督が「仁義なき戦い」にオマージュを捧げた異色娯楽作。 パッション ☆☆☆★★ デ・パルマ監督が女性対女性の嫉妬や戦いを描いたサスペンス。 謝罪の王様 ☆☆☆★ 一応楽しめるが、脚本家クドカンの才能を活かせる映画を見たい。 そして父になる ☆☆☆☆ 子どもの取り違えにゆれる2つの家族の葛藤と選択を描いた秀作。 エリジエム ☆☆☆★★ 超格差社会ほ風刺したSFだが、後半は単調なアクション映画だ。 凶悪 ☆☆☆☆★ 今年の日本映画で最大の問題作であり、力作だ。見応えは十分。 日本の悲劇 ☆☆☆☆ 面白さや感動とは無縁の地味な映画だが、舞台劇のような力作。 ウルヴァリン SAMURAI ☆☆★★★ 突っ込みどころ満載の完全なB級アクション映画になってしまった。 レイダース 失われたアーク ☆☆☆☆★ 新・午前十時の映画祭。インディ・ジョーンズシリーズの最高傑作。 劇場版 ATARU ☆☆☆★★ ドラマ未見でも楽しめる佳作。掘北真希がカギを握る女性を熱演。 許されざる者 ☆☆☆★ 見応えは十分だが、余りにもオリジナルと同じテーマ・ストーリー。 許されざる者(オリジナル) ☆☆☆☆★ DVD。見直すたびに発見がある。リメイクの必要などない完成度。 標的の村 ☆☆☆☆★ オスプレイ発着帯に反対する戦いを描いた必見のドキュメンタリー。 共喰い ☆☆☆★★★ 芥川賞受賞作の映画化。田中裕子の存在感は助演女優賞物だ。 ダブル・フェイス ☆☆☆★★★ DVD。「インファナル・アフェア」の日本ドラマ版。見応えは十分だ。 マン・オブ・スティール ☆☆☆★ スーパーマンの新シリーズだが失敗作。都市の破壊はやりすぎ。 夏の終り ☆☆☆★★★ 瀬戸内寂聴の自伝的小説を映画化した佳作。満島ひかりが熱演。 愛しきソナ ☆☆☆★★ DVD。ヤン・ヨンヒ監督が反骨精神で家族を描くドキュメンタリー。 10人の泥棒たち ☆☆☆★★ DVD。韓国で大ヒットした話題作。もう一度、じっくりと見直したい。 クロワッサンで朝食を ☆☆☆☆ 「老い」をリアルに描いた秀作だ。エストニアの女優が素晴らしい。 上京ものがたり ☆☆☆★★ 夢を追う青年にエールを送る佳作。青春映画としては物足りない。 スタートレック ☆☆☆☆★ ハリウッドにおける、SF映画の進化の到達点を確認できる力作だ。 スマイル、アゲイン ☆☆☆★★ サッカーファンには必見。中盤の母親たちの猛アタックはやりすぎ。 タイピスト ☆☆☆★★★ タイピスト世界大会優勝までを描いたサクセス・ストーリーの佳作。 ホワイトハウス・ダウン ☆☆☆☆★ 「ホワイトハウス版」ダイ・ハードの面白さ。主人公の娘が大活躍。 ワールド・ウォーZ ☆☆☆★ Zとはゾンビ。見応えはあるが、ご都合主義的ナラストは頂けない。 ひろしま~遺されたものたち~ ☆☆☆★★★ 被爆者たちの遺品を写した写真展を紹介する形のドキュメントだ。 立候補 ☆☆☆★★ 一昨年の大阪府知事選挙に立候補した泡沫候補を追った異色作。 トゥ・ザ・ワンダー ☆☆ モノローグだけで登場人物どうしの対話のない演出に疑問。難解。 少年H ☆☆☆☆★ 少年の目から見た戦争を描いた秀作。水谷豊が父親役を大熱演。 最愛の大地 ☆☆☆★★★ アンジェリーナ・ジョリーが内戦下での女性の悲劇を告発した力作。 おりづる ☆☆☆☆ 原爆症認定集団訴訟のたたかいを描いたドキュメンタリーの力作。 明日 TOMORROW ☆☆☆☆★ DVD。長崎への原爆投下前日の市民の生活を淡々と描いた秀作。 ヒロシマナガサキ ☆☆☆☆ DVD。被爆者の証言で綴るドキュメンタリー。若者の反応には驚く。 謎解きはディナーのあとで ☆☆☆ 前日に放映された新作スペシャルの方が作品の出来として上かも。 じんじん ☆☆☆☆★ 大地康雄が企画・主演。「夏休み映画」の中ではイチオシの感動作。 ローン・レンジャー ☆☆☆★★ 西部劇版「パイレーツ・オブ・カビリアン」。列車シーンは一見の価値。 高地戦 ☆☆☆★★★ DVD。朝鮮戦争の停戦協定調印直前の壮烈な激闘を描いた力作。 鈴木先生 ☆☆☆★★ DVD。妄想場面には驚くが、まじめに教育問題を取り上げた佳作。 三姉妹~雲南の子 ☆☆☆☆ 経済格差の大きさをリアルに描き、三姉妹の生き様を描いた力作。 爆心 長崎の空 ☆☆☆★★★ 被爆2世・3世の二つの家族を通して、被爆の傷跡を描いた佳作だ。 終戦のエンペラー ☆☆☆★★★ 「昭和天皇の戦争責任」について、アメリカの視点から描いた力作。 31年目の夫婦げんか ☆☆☆★ 熟年世代のセックスレスを正面から描いた異色作。身につまされる。 風立ちぬ ☆☆☆☆ 宮崎駿監督の5年ぶりの最新作は、完全に大人向けのアニメです。 永遠の人 ☆☆☆☆ DVD。木下恵介監督作品。生涯にわたり夫を憎みぬく女の物語。 ベルリンファイル ☆☆☆★★★ 南北分断の悲劇はなく北朝鮮の政情を反映したアクション映画だ。 嘆きのピエタ ☆☆☆☆ 血も涙もないサラ金取立て屋とその母親を名乗る女性との愛憎劇。 アンコール!! ☆☆☆★★★ またも高齢者による音楽映画の佳作。前向きに生きる姿が爽やか。 コン・ティキ ☆☆☆☆ 南米から海を渡りポリネシアに行ったとの説を証明する航海を再現。 ワイルドスピードユーロミッション ☆☆☆★★★ 理屈抜きに楽しめるアクション映画の快作。次回作も期待できそう。 容疑者Xの献身 ☆☆☆★★★ 新作公開の機会にTVで再見したが、これは完全に堤真一の映画。 しわ ☆☆☆☆ スペイン発の長編アニメ。老人問題を静かなタッチで描いた秀作。 真夏の方程式 ☆☆☆☆ 東野圭吾の人気小説の映画化。キャストが揃って好演の感動作。 さよなら渓谷 ☆☆☆★★★ 吉田修一原作の愛の問題作。真木よう子が難役を体当たり熱演。 建築学概論 ☆☆☆★★ 韓国で大ヒットも納得。ダブルキャストによるラブストーリーの佳作。 にっぽん泥棒物語 ☆☆☆☆★ 最後の法廷シーンは爆笑につぐ爆笑のあと大泣きさせられました。 荷車の歌 ☆☆☆☆ 「追悼・三國連太郎特集」。山本薩夫監督らしく、前向きのラストに。 日本の悲劇 ☆☆☆☆★ 子が親を見捨てていく戦後日本社会を描いた木下恵介監督作品。 二流小説家 シリアリスト ☆☆☆☆ 海外ミステリー部門で3冠に輝いた小説の映画化。見応えは十分。 インポッシブル ☆☆☆★★★ 実話。スマトラ島沖地震による津波で引き裂かれた家族の物語。 華麗なるギャツビー ☆☆☆★★★ アメリカ社会の虚栄をも描いた、切ないラブストーリーの佳作です。 異母兄弟 ☆☆☆☆ 文化博物館の追悼・三國連太郎特集。家城巳代治監督の代表作。 ローマでアモーレ ☆☆☆★ ウディ・アレン監督がローマを舞台に肩の力を抜いて撮った小品。 エンド・オブ・ホワイトハウス ☆☆☆★★★ ホワイトハウス版「ダイ・ハード」。「北朝鮮」の名指しには驚いた。 奇跡のリンゴ ☆☆☆☆★★ 無農薬リンゴに挑んだある家族の物語。上半期のマイ・ベスト1。 李藝 最初の朝鮮通信使 ☆☆☆☆ 日韓の合作によるドキュメンタリー映画の秀作。京都でも撮影が。 箱入り息子の恋 ☆☆☆★★★ 2人の若者が障害をのりこえていく初々しいラブストーリーの佳作。 みなさん、さようなら ☆☆☆★★ 団地をテーマにした佳作だ。濱田岳が12歳から30代までを好演。 大曽根家の朝 ☆☆☆★★★ 木下恵介監督の戦後第一作。ラストシーンに監督の力強い決意。 女の園 ☆☆☆☆★★ 京都女子大がモデル。女学生の立ち上がりと挫折を描いた力作。 グランド・マスター ☆☆☆★★★ トニー・レオン、チャン・ツィイーのアクションとメロドラマが見もの。 はじまりのみち ☆☆☆☆★ 木下恵介の原点描く秀作。「陸軍」のラストシーンは一見の価値。 陸軍 ☆☆☆ 国策映画だが、母親が息子の出征を見送るラストは名場面だ。 約束 名張毒ぶどう酒事件 ☆☆☆☆★ 東海テレビの制作。奥西勝の再審開始・無罪を主張する力作だ。 くちづけ ☆☆☆☆★ 知的障害者のグループホームが舞台の秀作。貫地谷が新境地。 ビル・カニンガム&ニューヨーク ☆☆☆★★★ ファッション写真家の生き様を追ったドキュメンタリーの佳作だ。 モネ・ゲーム ☆☆ コーエン兄弟の脚色が信じられない愚作。お金と時間を返して。 きっと、うまくいく ☆☆☆☆ 学園ドラマ。大いに笑え、ラストでは泣けるインド映画の痛快作。 愛さえあれば ☆☆☆★★ デンマーク映画。スサンネ・ビア監督が様々な愛を描いた佳作。 中学生円山 ☆☆ 宮藤官九郎の持つ才能を浪費しているとしか思えない凡作だ。 ハワイ・マレー沖海戦 ☆☆☆★ 文化博物館で鑑賞。特撮は見応え十分だが戦意昂揚の映画。 私は王である! ☆☆☆★ 「王になった男」の二番煎じだが、韓国での公開はこちらが先。 探偵はBARにいる ☆☆☆★★ TB放映を再見。第一作でもヒロイン役の小雪の存在感が光る。 探偵はBARにいる 2 ☆☆☆★★ 犯人探し物としては物足りないが尾野真千子の好演が見もの。 :県庁おもてなし課 ☆☆☆☆ 原作は有川浩の人気小説。高知に行きたくなる爽やかな佳作。 チャップリンの殺人狂時代 ☆☆☆☆★ BS。「赤狩り」でアメリカから追放されるきっかけとなった力作。 ライジング・ドラゴン ☆☆☆★★ ジャッキー・チェンのアクションは見逃せないが、映画は不出来。 メリー・ポピンズ ☆☆☆☆ 「新・午前十時の映画祭」。実写とアニメの合成が楽しく童心に。 ロッキー ☆☆☆☆★ BS。何度見ても感動できる秀作で、第1作がずば抜けている。 リンカーン/秘密の書 ☆☆☆ 昨年公開のもう一つのリンカーン映画たが、余りにも荒唐無稽。 ハッシュパピー バスタビ島の少女 ☆☆☆★★★ 史上最年少のアカデミー主演女優賞ノミネートが話題の佳作だ。 ふがいない僕は空を見た ☆☆☆★★★ DVD。昨年公開時に見逃した。田畑智子が体当たりの熱演だ。 L.A.ギャング ストーリー ☆☆☆★★ 実在の大物ギャングとロス市警の死闘を描いたアクション映画。 バカうまっ!B級グルメサバイバル! ☆☆☆★ 見終わった後に焼きそばを食べたくはなるが、出来はイマイチ。 太秦ヤコペッテイ ☆ 元立誠小・特設シアターで鑑賞。コメントする気にもなれません。 ゴジラ ☆☆☆☆ 京都文化博物館特集上映で再見。ゴジラが地震・津波とダブる。 カルテット! 人生のオペラハウス ☆☆☆★★ ダスティン・ホフマン初監督作。カルテット場面が無いのは残念。 サラリーマンNEO :劇場版 ☆☆☆★ BS。TVシリーズは未見だが、サラリーマン社会を描き楽しめる。 海と大陸 ☆☆☆☆★ アフリカ難民が小さな島でおこす波紋を描くイタリア映画の秀作。 ラストスタンド ☆☆☆★★★ シュワルツネッガーの主演復帰作は、理屈抜きに楽しめて痛快。 アイアンマン3 ☆☆☆ ラストのペッパーの大活躍には驚いたが、本筋の方は消化不良。 藁の楯 わらのたて ☆☆☆☆ 日本映画の枠をこえるサスペンスの力作で、藤原竜也が怪演。 図書館戦争 ☆☆☆ ラブ・ストーリーかつ戦争映画だが、どちらも中途半端に終わる。 名探偵コナン 絶海の探偵 ☆☆★★ 完全に自衛隊・イージス艦のPR映画となっており危険を感じる。 だいじょうぶ3組 ☆☆☆★★★ 「みんなちがって、みんないい」と誰もが素直に感動できる佳作。 天使の分け前 ☆☆☆☆ ケン・ローチ監督が若者の失業を描いたハッピーエンドの喜劇。 リンカーン ☆☆☆★★★ 奴隷制の廃止へ憲法修正第13条成立までを描いた人間ドラマ。 裏窓 ☆☆☆☆ 何度見ても面白いサスペンス。グレース・ケリーの美しさは絶品。 先祖になる ☆☆☆☆ 陸前高田市で自分の家を建て直す老人を追うドキュメンタリー。 舟を編む ☆☆☆☆★ 15年間にわたり新しい辞書づくりに励む人々の姿を描いた秀作。 君と歩く世界 ☆☆☆★★ マリオン・コティヤールが両脚を失った女性を熱演。CGは見事。 紙ひこうき ☆☆☆☆ 「シュガー・ラッシュ」と同時上映の短編でラブストーリーの秀作。 シュガー・ラッシュ ☆☆☆★★★ ゲームの世界を舞台にした冒険物。大人も子供も楽しめる佳作。 サイコ ☆☆☆☆ DVD。制作秘話を描いた「ヒッチコック」を見た直後で楽しめた。 ヒッチコック ☆☆☆★★★ ヒッチコックファンには見逃せない佳作。「サイコ」を見直したい。 めまい ☆☆☆☆★ BSで久しぶりに再見。ヒッチコック映画の中でもお気に入りだ。 アンナ・カレーニナ ☆☆☆★★★ 全編を舞台劇風に撮った演出が新鮮で、予想外に面白かった。 ザ・マスター ☆☆☆★★ 主役2人の演技は堪能できるが、宗教のからんだ映画は苦手。 相棒 X-DAY ☆☆☆★★★ 絶好のタイミングの話。スピン・オフ作品として大いに楽しめる。 塀の中のジュリアス・シーザー ☆☆☆☆ 囚人による「ジュリアス・シーザー」上演を描いた異色の力作だ。 東ベルリンから来た女 ☆☆☆★★ ヒロインが自転車で走るシーンはいいが、少々期待はずれだ。 プラチナデータ ☆☆☆★ 前半は見応えがあったが、二重人格の話になってから乗れず。 愛、アムール ☆☆☆☆★ 「老老介護」の夫婦の:現実をリアルに描いた各賞受賞の力作。 ジャンゴ 繋がれざる者 ☆☆☆★★★ タランティーノ監督によるマカロニ・ウェスタンの異色の快作だ。 フライト ☆☆☆★ 予告編の印象と違って、アル中の物語。意外なラストに驚いた。 スミス都へ行く ☆☆☆☆★★ BSで再見。フランク・キャプラ監督の秀作は、何度見ても感動。 横道世之介 ☆☆☆★★★ 2時間40分の長さを忘れさせてくれる青春ラブ・コメディの佳作。 お日柄もよくご愁傷さま ☆☆☆★★★ BSで再見。「東京家族」の老夫婦コンビがこの作品でも好演。 世界にひとつのプレイブック ☆☆☆★★★ ラブ・コメディの佳作。ジェニファー・ローレンスにアカデミー賞を。 ゼロ・ダーク・サーティ ☆☆☆☆ ビンラディンを追う女性分析官を描いた力作。各賞受賞も納得。 王になった男 ☆☆☆★★ イ・ビョンホンが暴君と影武者の一人二役を演じた時代劇大作。 脳男 ☆☆☆★★★ 生田斗真が「脳男」を好演する異色のサスペンスで見応え十分。 声をかくす人 ☆☆☆★★★ リンカーン暗殺事件の裁判を通して、正義とは何かを問う佳作。 上意討ち ~拝領妻始末~ ☆☆☆★★★ TV版。オリジナルの映画と同様に見応えある時代劇の力作だ。 神様がくれた赤ん坊 ☆☆☆☆ BSで初見。桃井かおりと渡瀬恒彦がカップルを爽やかに好演。 ライフ・オブ・パイ ☆☆☆★★ トラのCG映像は驚異的。どちらが真実かというラストには疑問。 ストロベリーナイト ☆☆☆★ 人気TVドラマの映画化。驚くべき展開もあって、後味はよくない。 東京家族 ☆☆☆☆★ 山田洋次監督が「東京物語」をモチーフに「家族」を描いた秀作。 LOOPER/.ルーパー ☆☆☆ 未来の自分と対決するタイムトラベルSFだが、最後まで乗れず。 東京物語 ☆☆☆☆★★ 「東京家族」公開を前に再見。何度見ても新鮮な屈指の秀作だ。 とんかつ大将 ☆☆☆★★★ BSで初見。長屋の取り壊し計画に立ち向かう医師を描いた快作。 ひまわり ☆☆☆★★ 米軍基地被害に苦しむ沖縄の痛みを描いた社会派ドラマの佳作。 もうひとりのシェイクスピア ☆☆☆★★★ シェイクスピアの戯曲別人説を大胆に映画化した重厚ミステリー。 96時間 リベンジ ☆☆☆★ アクションの連続で退屈はしないが、こんなに巧くいくハズはない。 マリー・アントワネットに別れを ☆☆☆★★ 仏王妃を朗読係の視点から描いた異色作。レア・セドゥが魅力的。 恋のロンドン狂騒曲 ☆☆☆★ ウディ・アレン監督のロンドンが舞台の新作は中途半端な出来だ。 駅 STATION ☆☆☆☆★ BSで再見。倍賞千恵子の演技が圧巻で彼女のベスト作品かも。
フランケンウィニー | ☆☆☆★★★ | ティム・バートン監督の原点回帰的な作品は大いに楽しめる佳作。 |
ホビット 思いがけない冒険 | ☆☆☆☆ | 「ロード・オブ・ザ・リング」のファン必見の超大作。続編が楽しみだ。 |
遥か群衆を離れて | ☆☆☆★ | BSで初見。前半は見応えある女性映画たが、後半、メロドラマに。 |
砂漠でサーモン・フィッシング | ☆☆☆★★★ | 奇想天外なプロジェクトへの挑戦を描いたイギリス映画の佳作だ。 |
大奥~永遠~ | ☆☆☆ | 男女逆転の設定もマンネリ気味。このシリーズもそろそろ潮時か。 |
レ・ミゼラブル | ☆☆☆☆★ | 人気ミュージカルの映画版。ファンの期待を裏切らない出来栄え。 |
にっぽんのお婆あちゃん | ☆☆☆★★★ | BSで初見。故今井正監督が50年前に老人問題を描いた佳作だ。 |
スカイフォール | ☆☆☆★★★ | 冒頭12分の迫力。Mとボンドの関係を描いたドラマとして見応え。 |
間諜X27 | ☆☆☆★★ | BSで初見。マレーネ・ディートリッヒの美しさが光るスパイ映画。 |
人生の特等席 | ☆☆☆☆ | 老いの人生を描いた佳作だ。エイミー・アダムスの好演に★一つ。 |
綱引いちゃった! | ☆☆☆★ | 何とも中途半端な出来で大分市のまち起こしにはつながらない。 |
悪の教典 | ☆☆☆★ | 今年最大の問題作。「告白」とは比較にならない凶暴な教師だ。 |
エクスペンダブルズ2 | ☆☆☆★★ | 後に残るものはないが、理屈抜きに楽しめるアクション超大作だ。 |
フレンチ・コネクション | ☆☆☆☆ | BSで初見。高架下の追跡シーンは見応え十分。「2」も見たい。 |
黄金を抱いて翔べ | ☆☆☆★★ | 井筒監督には珍しい豪華キャスト。原作未読者には分かり難い。 |
北のカナリアたち | ☆☆☆★★★ | 吉永小百合の映画としては異色作。後半は森山未来の存在感。 |
のぼうの城 | ☆☆☆★ | スケールの大きな時代劇だが、水攻めシーンを見るのはつらい。 |
ヒーローショー | ☆☆☆ | 新作公開を前に初見。前半の暴力シーンには目を背けたくなる。 |
HANA 奇跡の46日間 | ☆☆☆★★★ | 卓球の南北統一チームが世界選手権で優勝した実話の映画化。 |
桃(タオ)さんのしあわせ | ☆☆☆☆ | 60年仕えてきたメイドの最期を介護する日々を淡々と綴る秀作。 |
終の信託 | ☆☆☆☆ | 周防正行監督が終末医療の問題を正面から描き、見応え十分。 |
アルゴ | ☆☆☆☆★ | ニセ映画を使った人質救出作戦を描き手に汗握る面白さの力作。 |
ペンギン夫婦の作りかた | ☆☆★★ | 実話の映画化とのことだが、何を描きたいのか全く不明の凡作。 |
希望の国 | ☆☆☆☆ | 園子温監督が性・暴力を封印し、原発問題に鋭く迫った力作だ。 |
ニッポンの嘘 | ☆☆☆☆★ | 日本の戦後を見つめた報道写真家・福島菊次郎を追った秀作。 |
ツナグ | ☆☆☆★★ | ベテランの巧演でじっしりと見せるが、死後の世界の話は苦手だ。 |
推理作家ポー 最期の5日間 | ☆☆☆★★★ | アラン・ポー小説ファンなら何倍も楽しめる映画。見応えは十分。 |
SAFE/セイフ | ☆☆☆★ | ステイサムの元刑事が魅力だが単なるアクション映画になった。 |
プーサン | ☆☆☆★★ | BSで初見。戦後社会を風刺した喜劇だが、完成度は高くない。 |
新しい靴を買わなくちゃ | ☆☆☆★★ | オールパリ・ロケのラブ・ストーリーの佳作。パリを観光した気分。 |
ソハの地下水道 | ☆☆☆☆ | 地下水道でユダヤ人をかくまった平凡な男の成長を描いた秀作。 |
アイアン・スカイ | ☆☆☆★★ | ナチス対地球防衛軍の戦いを描いたフィンランド映画の異色作。 |
アウトレイジ ビヨンド | ☆☆☆★★★ | 北野武版「仁義なき戦い」で、前作と比べても、見応えは十分だ。 |
雲の上団五郎一座 | ☆☆☆★★ | BS。60年代の喜劇役者がオールスターで総出演している佳作。 |
ハンガー・ゲーム | ☆☆☆★★ | ジェニファー・ローレンスが熱演するサバイバル劇。続編は見たい。 |
グラン・トリノ | ☆☆☆☆★★ | BSで再見。クリント・イーストウッドの「遺作」といえる屈指の秀作。 |
エイジェント・マロリー | ☆☆☆★ | 女性スパイのアクションは一見の価値。人間関係が分かりにくい。 |
ボーン・レガシー | ☆☆☆★ | バイクチェイスは見応えあるが前半退屈。前作には遠く及ばない。 |
嘆きのテレーズ | ☆☆☆☆★ | エミール・ゾラの原作をマルセル・カルネ監督が映画化した秀作。 |
100年の谺(こだま) |
☆☆☆★★ | 大逆事件の全体像を描いたドキュメンタリー映画だが、少し単調。 |
バイオハザードV | ☆☆☆★ | 完全にアクション映画になっているが、次回作もやはり見にいく。 |
白雪姫と鏡の女王 | ☆☆☆★★★ | 「スノー・ホワイト」と違い、こちらこそが現代版「白雪姫」の佳作。 |
ロック・オブ・エイジズ | ☆☆☆★★ | トム・クルーズとゼタ=ジョーンズが完全に食ってしまった怪作だ。 |
家族 | ☆☆☆☆★★ | BSで久しぶりに再見。1970年の日本を見事に活写した秀作だ。 |
コッホ先生と僕らの革命 | ☆☆☆☆ | サッカー禁止の時代を描いた秀作。子どもたちに拍手を送りたい。 |
天地明察 | ☆☆☆★★★ | 滝田洋二郎監督が日本初の暦をつくった安井算哲を描いた佳作。 |
鍵泥棒のメソッド | ☆☆☆☆ | 広末涼子のコメディエンヌぶりに★をおまけ。恋愛映画の秀作だ。 |
お嬢さん乾杯 | ☆☆☆☆ | BS。木下恵介監督初期の佳作。若者の結婚観を新鮮に描いた。 |
夢売るふたり | ☆☆☆☆ | 西川美和監督が女性映画に初挑戦。松たか子の表情がすべて。 |
デンジャラス・ラン | ☆☆☆★★★ | 南アを舞台にしたデンゼル・ワシントン主演のスパイ映画の力作。 |
アウトレイジ | ☆☆☆★ | 新作公開を前にしたTV放映で初見。北野版「仁義なき戦い」だ。 |
踊る大捜査線 THE FINAL | ☆☆☆★ | TV版のLASTよりはましだが、これがシリーズ最終作とは残念だ。 |
ひみつのアッコちゃん | ☆☆☆★ | 綾瀬はるかが意外なハマリ役。株主総会のシーンは盛り上がる。 |
最強のふたり | ☆☆☆☆ | 大ヒットしたフランス映画。大いに笑え、心があたたまる痛快作だ。 |
ぼくたちのムッシュ・ラザール | ☆☆☆★★★ | 学校を舞台に生徒たちと大人の交流を描いたカナダ映画の佳作。 |
しあわせのパン | ☆☆☆★★ | DVD。北海道のパン屋を舞台に様々な人生模様を描いた佳作。 |
踊る大捜査線 THE LAST TV | ☆☆★★★ | 新作公開を前にしたTVスペシャル。コミカルすぎて期待はずれ。 |
顔のないスパイ | ☆☆☆★ | DVD。二重スパイの姿を描いた異色作で意外なドンデン返しも。 |
屋根裏部屋のマリアたち | ☆☆☆★★★ | スペイン人メイドとの交流を描いた愛すべきフランス映画の佳作。 |
あなたへ | ☆☆☆★★ | 高倉健は年をとった。田中裕子の歌がうまい。映画としては平凡。 |
るろうに剣心 | ☆☆☆★★ | 邦画には珍しいアクション時代劇。これなら洋画にも対抗できる。 |
THE GREY 凍える太陽 | ☆☆☆ | -20℃の地でのサバイバル。暑さしのぎにはなるが後味は悪い。 |
男はつらいよ | ☆☆☆☆★ | 「山田洋次の軌跡」で再見。シリーズのすべてが詰まった秀作だ。 |
アイアイマン2 | ☆☆☆★★ | 「アベンジャーズ」後に再見。ブラック・ウィドウの活躍など楽しめる。 |
マイティ・ソー | ☆☆☆★★★ | ケネス・プラナー監督で「アベンジャーズ」に直接つながる佳作だ。 |
キャプテン・アメリカ | ☆☆☆★★ | 新作「アベンジャーズ」を見る前に観ていなかったことを反省した。 |
死刑弁護人 | ☆☆☆★★★ | 日本の司法制度や社会の現実について深く考えさせる問題作だ。 |
あの日 あの時 愛の記憶 | ☆☆☆★★ | 収容所から脱走した恋人の別れと再会を描いたドイツ映画の佳作。 |
プロメテウス | ☆☆☆☆ | 「エイリアン」シリーズの最新作。リドリー・スコット監督の集大成か。 |
アベンジャーズ | ☆☆☆★★★ | 前評判どおりの面白さ。見逃していた関連作をチェックしなくては。 |
桐島、部活やめるって。 | ☆☆☆☆ | 高校生たちの5日間を描いた青春群像劇の快作。今年の収穫だ。 |
トータル・リコール(新) | ☆☆☆★★ | 技術の進歩は歴然だが、単なるアクション映画になってしまった。 |
トータル・リコール(旧) | ☆☆☆★★ | 新作公開を前に再見。火星を舞台にした荒唐無稽さも懐かしい。 |
トガニ 幼き瞳の告発 | ☆☆☆☆ | 韓国の聴覚障害者学校で起きた性的虐待事件を描いた力作だ。 |
かぞくのくに | ☆☆☆☆★★ | 在日2世のヤン・ヨンヒ監督が「国家の分断と家族」を描いた秀作。 |
ジョルダーニ家の人々 | ☆☆☆★★★ | イタリアの今を描いた大作で見応え十分だが6時間半は長すぎる。 |
マダカスカル3 | ☆☆☆ | 3Dのサーカス場面は見ものだが、対象年齢を下げて子供向けに。 |
二等兵物語 | ☆☆☆★★ | BSで初見。戦後10年を経て、戦争体験を笑いと涙で描いた佳作。 |
ダークナイト ライジング | ☆☆☆☆★ | 今夏必見の力作。アン・ハサウェイのキャットウーマンに★をおまけ。 |
内部被ばくを生き抜く | ☆☆☆★★★ | 映画大学で初見。鎌仲ひとみ監督ならではの貴重なドキュメントだ。 |
ローマ法王の休日 | ☆☆☆★★ | ナンニ・モレッテイ監督がローマ法王の苦悩を描いた驚きの異色作。 |
台風騒動記 | ☆☆☆★★ | BSで初見。「天災のあとに人災が来る」と政治を風刺したコメディ。 |
アウンサンスーチー | ☆☆☆☆★ | 激動の半生を描いた力作。ミシェル・ヨーがスー・チー役を大熱演。 |
おおかみこどもの雨と雪 | ☆☆☆☆ | “おおかみこども”とその母の成長の物語を描いたアニメの秀作だ。 |
グスコーブドリの伝説 | ☆☆☆★★ | 宮沢賢治原作の映画化。自己犠牲の物語だが最後があっけない。 |
苦役列車 | ☆☆☆★★★ | 山下敦弘監督。ほろにがい青春映画の佳作で、森山未來が巧演。 |
この空の花 長岡花火物語 | ☆☆☆★★★ | 大林宣彦監督の渾身の力作だが、情報量の多さについていけず。 |
いわさきちひろ 27歳の旅立ち | ☆☆☆☆ | いわさきちひろの知られざる生き様に迫るドキュメンタリーの秀作。 |
ヘルタースケルター | ☆☆☆★ | 沢尻エリカの体当たりの熱演は見ものだが、ただそれだけの映画。 |
BRAVE HEARTS 海猿 | ☆☆☆☆ | シリーズ中最高の出来栄えの力作。全員が助かるラストも許せる。 |
鬼に訊け | ☆☆☆★★ | 宮大工の仕事と生き様を正面から描いたドキュメンタリーの佳作だ。 |
崖っぷちの男 | ☆☆☆★★★ | ハラハラドキドキさせながら、最後のドンデン返しまで楽しめる快作。 |
スープ | ☆☆☆★★ | 死後の世界を描いたドラマは苦手だが、この映画は後味さわやか。 |
さらば復讐の狼たちよ | ☆☆☆★★★ | 中国を舞台にした西部劇風アクション映画の快作。大ヒットも納得。 |
臨場 続章 | ☆☆☆☆ | TV版。チームの1人ひとりのドラマを描き、劇場版より見応えあり。 |
臨場 劇場版 | ☆☆☆★★★ | 検視官の活躍を描く刑事映画の力作。TVシリーズが観たくなった。 |
ブラック・ブレッド | ☆☆☆★★★ | スペイン内戦を描いた政治ドラマと見せかけ、深い闇に迫る力作。 |
独立愚連隊 | ☆☆☆★★ | BSで初見。異色の戦争映画だが、日中戦争の描き方に問題あり。 |
マイ・ウェイ | ☆☆☆★★ | 韓国製の戦場映画大作として見ごたえあるが、ドラマ部分が希薄。 |
ムサン日記~白い犬 | ☆☆☆★★★ | ソウルでの脱北者の状況をリアルに描いた佳作。背中が印象的。 |
ワン・デイ 23年のラブストーリー | ☆☆☆★★ | 23年間、ほぼ毎年の7月15日を切り取って描いたラブ・ストーリー。 |
アメイジング・スパイダーマン | ☆☆☆☆ | 新シリーズは青春映画とアクションが融合した秀作。3Dも効果的。 |
キリマンジャロの雪 | ☆☆☆☆★ | マルセイユを舞台に、プロレタリア・ヒューマニズムを描いた秀作だ。 |
ネイビーシールズ | ☆☆★★ | 本物の隊員らによる戦闘シーンはリアル。これは戦意昂揚映画だ。 |
君への誓い | ☆☆☆★★ | 事故で妻が記憶を失った夫婦が新たな愛を築くまでを描いた佳作。 |
図書館戦争 革命のつばさ | ☆☆☆☆ | 「表現の自由」を守るたたかいをテーマにした近未来アニメの力作。 |
愛と誠 | ☆☆☆★ | ミュージカル仕立てに違和感はないが、暴力シーンの描写は過剰。 |
スノーホワイト | ☆☆☆ | シャーリーズ・セロンの怪演は見ものだが、中盤から退屈な展開。 |
あの頃ペニー・レインと | ☆☆☆★★★ | 音楽ジャーナリスト出身のキャメロン・クロウ監督の自伝的映画だ。 |
マンハッタン | ☆☆☆☆ | DVD。ウディ・アレンがマンハッタンで撮ったラブ・コメディの秀作。 |
道 ~白磁の人~ | ☆☆☆☆ | 知られざる浅川巧の生き様。日韓相互理解への道を示した秀作だ。 |
私が、生きる肌 | ☆☆☆★★★ | 狂気の愛を描くアルモドバル監督のミステリー。見応えは十分です。 |
映画 ホタルノヒカリ | ☆☆ | ローマ観光は楽しめるが映画としては酷い出来。今年のラジー賞。 |
幸せへのキセキ | ☆☆☆☆★ | 実話を元にした動物園映画の秀作。父と子のドラマとしても上出来。 |
サニー 永遠の仲間たち | ☆☆☆★★ | 韓国で大ヒット。グループをつくった女性たちの友情を描いた佳作。 |
ジェーン・エア | ☆☆☆★★★ | 何度も映画化された古典だが、英国文学の香りを堪能できる佳作。 |
11.25 自決の日 | ☆☆☆★ | 三島由紀夫の自決までをドキュメンタリー風に再現。見応えはある。 |
外事警察 | ☆☆☆★★★ | 公安警察映画の力作だが、「ハゲタカ」同様、TVシリーズの方が上。 |
ジョニー・イングリッシュ | ☆☆☆★★ | DVD。007のパロディとして大いに楽しめるスパイ映画の快作だ。 |
ロンドン・ブルバード | ☆☆☆ | DVD。キーラ・ナイトレイが有名女優役で出ているが期待はずれ。 |
ダーク・シャドウ | ☆☆☆★ | 吸血鬼と魔女の200年ごしの対決を描いたブラック・コメディだが…。 |
ミッドナイト・イン・パリ | ☆☆☆☆★ | ウディ・アレン監督がパリを舞台に描いたラブ・コメディの会心作だ。 |
フツウの仕事がしたい | ☆☆☆★★★ | DVD。労働組合の重要性をリアルに描いたドキュメンタリー映画。 |
ガール | ☆☆☆★★ | 脇役の壇れいの怪演がヒロインの4女優を完全に食ってしまった。 |
メン・イン・ブラック3 | ☆☆☆★★ | 大いに笑える怪作で、最近のハリウッド大作の中では良い方かも。 |
外事警察 TVシリーズ | ☆☆☆☆ | DVDで初体験。「ハゲタカ」に続く力作で映画版の公開が楽しみ。 |
ファミリー・ツリー | ☆☆☆☆ | ハワイを舞台にある家族の危機と再生をユーモラスに描いた秀作。 |
オレンジと太陽 | ☆☆☆☆★★ | 英国による児童移民の真実を明らかにした女性を描く屈指の力作。 |
親愛なるきみへ | ☆☆☆★ | DVD。9・11が2人の仲を引き裂いたという設定だが、消化不良。 |
馬鹿まるだし | ☆☆☆★★★ | BS。山田洋次監督による寅さんシリーズが生まれる前の佳作だ。 |
大木家のたのしい旅行 | ☆☆☆★ | DVD。人気小説の映画化だが、「新婚地獄編」は奇妙な味わい。 |
ロボット | ☆☆☆★★★ | 久しぶりのインド映画。IT大国らしくCGを駆使して驚くべき面白さ。 |
ル・アーヴルの靴みがき | ☆☆☆☆ | カウリスマキ監督の新境地といえる秀作。最後の奇跡はやりすぎ。 |
恋と愛の測り方 | ☆☆☆★★ | 浮気をテーマに、ある夫婦の一晩を描いた佳作で見応えは十分。 |
ポテチ | ☆☆☆★★★ | 伊坂幸太郎原作を映画化した68分の中編だが、爽やかな後味だ。 |
幸せの教室 | ☆☆☆★ | トム・ハンクスとジュリア・ロバーツの組み合わせに期待したが…。 |
ニッポン無責任時代 | ☆☆☆★★★ | BS。サラリーマン社会を痛快に笑い飛ばした東宝喜劇の代表作。 |
サラリーマンNEO 劇場版 | ☆☆☆★★ | DVD。NHK放映の異色コント番組の映画化で、笑って楽しめる。 |
ハラがこれなんで | ☆☆☆★★ | DVD。妊婦が主人公の人情ドラマで、仲里依紗・石橋凌が怪演。 |
宇宙兄弟 | ☆☆☆☆ | 最近の宇宙物ではベスト。宇宙について語り合うシーンが秀逸だ。 |
ポエトリー アグネスの詩 | ☆☆☆☆ | 孫が関わった少女レイプ事件で、老女が下した決断を描いた秀作。 |
HOME 愛しの座敷わらし | ☆☆☆★★ | 震災後の岩手県で撮ったホームドラマの佳作で水谷豊が新境地。 |
ウィンターズ・ボーン | ☆☆☆★★★ | DVD。失踪した父親を捜す少女をジェニファー・ローレンスが好演。 |
テルマエ・ロマエ | ☆☆☆★★ | 人気コミックの映画化。入浴文化について考えさせられ、笑えます。 |
スマグラー | ☆☆☆★ | DVD。豪華キャストが総出演しているが、作品の出来はイマイチ。 |
裏切りのサーカス | ☆☆☆★★★ | ジョン・ルカレの人気小説をリアルに映画化した本物のスパイ映画。 |
わが母の記 | ☆☆☆☆★ | 原田眞人監督が新境地を開いた秀作。樹木希林は主演女優賞物。 |
別 離 | ☆☆☆☆★★ | 介護問題をテーマにしてイラク社会の現実を描いた屈指の力作だ。 |
少年と自転車 | ☆☆☆☆ | ダルデンヌ兄弟の新作は少年に希望を与える女性の存在が救い。 |
捜査官X | ☆☆☆★★★ | ピーター・チャン監督の新境地か。ミステリー・アクションの佳作だ。 |
僕等がいた 後篇 | ☆☆☆★★★ | 期待どおりの出来の佳作。生田・吉高だけでなく本仮屋にも注目。 |
ブラック&ホワイト | ☆☆☆ | 何でもありのハリウッド映画だが、このおふざけぶりは度が過ぎる。 |
召使 | ☆☆☆☆ | DVD。ジョセフ・ロージー監督が英国で撮った秀作で見応えあり。 |
ヤング・ゼネレーション | ☆☆☆★★★ | DVD。青春映画の快作。ラストの自転車レースシーンに拍手だ。 |
州崎パラダイス 赤信号 | ☆☆☆★★★ | 川島雄三監督初期の佳作。芦川いづみの爽やかな好演が収穫。 |
ルート・アイリッシュ | ☆☆☆☆ | イラク戦争の民営化をリアルに描いたケン・ローチ監督の力作だ。 |
指輪をはめたい | ☆☆☆★ | 若者達の恋愛模様を描いたが、快作「モテキ」には遠く及ばない。 |
新少林寺 | ☆☆☆★★ | アンディ・ラウの悪役ぶりに驚いたが、ジャッキー・チェンが救い。 |
この愛のために撃て | ☆☆☆★★★ | DVD。上映時間は85分だが、巻き込まれ型サスペンスの快作。 |
ジョン・カーター | ☆☆☆★ | 「アバター」にも影響を与えたSF古典小説の映画化ですが……。 |
名探偵コナン | ☆☆☆★★ | コナンが、11人目のストライカー。Jリーグファンには見逃せない。 |
バトルシップ | ☆☆☆★★ | エイリアンと海軍の対決という荒唐無稽な設定だが見応え十分。 |
ブルーバレンタイン | ☆☆☆★★★ | 旬の若手俳優が体当たりで競演している痛々しいラブストーリー。 |
荒馬と女 | ☆☆☆★ | DVD。マリリン・モンローの遺作ともなった異色の現代西部劇だ。 |
タイタニック 3D | ☆☆☆☆★ | キャメロン監督による3D版。震災ともダブり、新たな感動を呼ぶ。 |
アーティスト | ☆☆☆☆ | サイレントからトーキーへの転換期を、無声映画で描いた秀作だ。 |
しとやかな獣 | ☆☆☆★★★ | DVD。川島雄三監督晩年の代表作で、登場人物がすべて悪人。 |
ドライヴ | ☆☆☆★★★ | ライアン・ゴズリングとキャリー・マリガンの切ない純愛映画です。 |
幕末太陽傳 デジタル修復版 | ☆☆☆☆★ | 川島雄三監督の代表作を初見。エネルギッシュな喜劇に拍手だ。 |
ヘルプ/心をつなぐストーリー | ☆☆☆☆★ | 60年代の南部で人種差別に立ち向かう女性たちを描いた秀作。 |
スーパー・チューズデー | ☆☆☆☆ | ジョージ・クルーニー監督が米大統領選挙の内幕を描いた力作。 |
にあんちゃん | ☆☆☆☆★ | DVD。今村昌平監督初期の秀作。今見ても新鮮な感動がある。 |
ミッション・8ミニッツ | ☆☆☆★ | DVD。予告編は期待を持たせたが荒唐無稽な展開には無理が。 |
王子と踊り子 | ☆☆☆★★★ | DVD。「7日目の恋」のマリリン・モンローをもう一度見たくなった。 |
サウダーヂ | ☆☆☆★★ | 京都初公開の異色の話題作。セリフが聞き取りにくいのが残念。 |
マリリン 7日間の恋 | ☆☆☆☆ | 女優マリリン・モンローに迫る秀作。サッチャー映画よりオススメ。 |
僕達急行 A列車で行こう | ☆☆☆☆ | 森田芳光監督の遺作は、若者の仕事・趣味・恋愛を描いた秀作。 |
僕等がいた 前篇 | ☆☆☆★★★ | 人気コミックの映画化だが吉高由里子がハマリ役。後篇が楽しみ。 |
シャーロック・ホームズ | ☆☆☆★★ | 宿敵との対決を描いた佳作だが謎解きの楽しみがないのは何故。 |
クレオパトラ | ☆☆☆★★ | 映画史に残る伝説の超大作をBS録画で初見。スケールは圧巻。 |
ビルマVJ :消された革命 | ☆☆☆★★★ | DVD。独裁政権下の最近のビルマ情勢がよく分かる貴重な映像。 |
マーガレット・サッチャー | ☆☆☆★★ | アカデミー主演女優賞も納得の熱演だが、ドラマは平凡な出来。 |
アテナ ⑪~⑳ | ☆☆☆★ | 「アイリス」のソンファをなぜ出したのか。結末もなく、消化不良だ。 |
レッド・バロン | ☆☆☆★★★ | DVD。第一次大戦でのドイツ空軍飛行士の生き様を描いた佳作。 |
シェイム | ☆☆☆☆ | 現代人が抱える孤独や闇を描いたイギリス映画の異色の力作だ。 |
星守る犬 | ☆☆☆★★ | DVD。震災前の東北・北海道で撮影し、絆の大切さを描い佳作だ。 |
スクリーム4 | ☆☆☆★★ | それなりに楽しるが、シリーズ第1作の新鮮な驚きには及ばない。 |
チェルノブイリ・ハート | ☆☆☆★★ | 放射能と子どもへの影響についての短編ドキュメンタリーの佳作。 |
おとなのけんか | ☆☆☆☆ | ポランスキー監督の新作は、芸達者の4人の演技合戦が見もの。 |
戦火の馬 | ☆☆☆★★★ | 第一次大戦を舞台にした馬の物語。スピルバーグ監督の新境地。 |
ヒューゴの不思議な発明 | ☆☆☆★★★ | スコセッシ監督が映画への愛をこめて3Dに挑戦した異色の佳作。 |
バビロンの陽光 | ☆☆☆☆ | DVD。祖母と共に父親探しをする少年を描いたイラク映画の秀作。 |
ミケランジェロの暗号 | ☆☆☆★★★ | DVD。見逃していた拾い物的快作。やっぱりドイツ語がよく似合う。 |
TIME/タイム | ☆☆☆★ | 「時間=金」の世界を描いた異色作だが、予告編の方が良かった。 |
ヤング≒アダルト | ☆☆☆★ | 久しぶりのシャーリーズ・セロン主演に期待したが、残念な出来に。 |
人生はビギナーズ | ☆☆☆★★ | 75歳でゲイを告白する父役のクリストファー・ブラマーが助演賞か。 |
善き人 | ☆☆☆★★★ | 親友を裏切ってナチスに協力した学者の葛藤と苦悩を描いた佳作。 |
ものすごくうるさくて、ありえない… | ☆☆☆★★★ | セリフなしで謎の老人を演じたマックス・フォン・シドーの巧さが光る。 |
ドラゴン・タトゥーの女 | ☆☆☆☆★ | ヒロインを演じたルーニー・マーラの体当たり熱演に★一つおまけ。 |
誰が為に鐘は鳴る | ☆☆☆☆ | ワールドプレミア上映版。例のキス・シーンは、何度見ても楽しい。 |
逆転裁判 | ☆☆ | 人気ゲームの実写映画版。ひどい出来で今年のラジー賞候補だ。 |
はやぶさ 遙かなる帰還 | ☆☆☆★★★ | プロの仕事を描いた男のドラマの佳作だが、あまりに地味な作品。 |
キツツキと雨 | ☆☆☆★★★ | 映画を撮影する若き監督と木こりの奇妙な出会いを描いた佳作。 |
ペントハウス | ☆☆☆★★ | 高級マンションが舞台。ラストの宙づりシーンまで楽しめる快作だ。 |
ALWAYS 三丁目の夕日`64 | ☆☆☆☆ | 5年後を描く新作は「幸せとは何か」を正面から問いかける秀作。 |
J・エドガー | ☆☆☆☆ | FBI長官フーバーの生き様を描いたイーストウッド監督の力作だ。 |
麒麟の翼 | ☆☆☆★★★ | テレビドラマの延長のようで小粒だが、人間ドラマとして佳作に。 |
サラの鍵 | ☆☆☆☆ | ユダヤ人迫害事件による少女の運命を追う女性記者を描く秀作。 |
戦争と平和 全4部 | ☆☆☆☆ | BS。絢爛豪華な舞踏会や迫力満点の戦場シーンに圧倒される。 |
紀ノ川 | ☆☆☆☆★ | BS。有吉佐和子原作を映画化した大河ドラマで司葉子の代表作。 |
姉妹 | ☆☆☆☆ | BS。家城巳代治監督が対照的な生き方の姉妹を描いた佳作だ。 |
兄とその妹 | ☆☆☆★★★ | BS。昭和14年とは思えないシャレた感覚のホームドラマの佳作。 |
祇園の姉妹 | ☆☆☆☆ | BS。溝口健二監督戦前の代表作。18歳の山田五十鈴が美しい。 |
ヒミズ | ☆☆☆☆ | 園子温監督が現代の青春像を描いた力作で二階堂ふみに注目。 |
ロボジー | ☆☆☆☆ | 誰もが笑える痛快作だ。ロボットオタク役の吉高由里子に★一つ。 |
ハーモニー | ☆☆☆★★★ | 実話が元にした韓国映画。女子刑務所内の合唱団を描いた佳作。 |
デビルズ・ダブル | ☆☆☆★★ | サダム・フセインの息子とその影武者の物語で実話を元に映画化。 |
ふたたび | ☆☆☆★★★ | 音楽好きの旧友たちの再会と念願の演奏を感動的に描いた佳作。 |
ニューイヤーズ・イブ | ☆☆☆★★★ | 大晦日に見たかったと思わせる佳作。ニューヨーク観光の案内にも。 |
トゥルース 闇の告発 | ☆☆☆★★★ | 劇場未公開作のDVD。国連監視団のスキャンダルを描いた力作。 |
灼熱の魂 | ☆☆☆☆ | レバノン内乱を背景に、ある家族の悲劇的な運命を描いた秀作だ。 |
悲しき獣 | ☆☆☆☆ | 「チェイサー」のコンビによる新作。練り上げられた脚本が光る力作。 |
宇宙人ポール | ☆☆☆★★★ | スピルバーグ監督へのオマージュをこめて作られたコメディの快作。 |
ハンナ | ☆☆☆ | DVD。暗殺者として育てられた少女の運命を描いた異色作だが…。 |
再生の朝に ある裁判官の選択 | ☆☆☆★★ | 刑法改正の狭間で起きた事件での一裁判官の決断を描いた佳作。 |
RAILWAYS 2 | ☆☆☆★★★ | 第二の人生を前にした夫婦の物語を、三浦友和と余貴美子が好演。 |
映画「けいおん!」 | ☆☆☆★★ | TVシリーズは未見。アニメファンの評価の高い理由がよく分かった。 |
暖流 | ☆☆☆★★ | BS。病院内の内幕を描いた佳作。看護婦役・左幸子の巧さが光る。 |
アテナ ①~⑩ | ☆☆☆★★★ | DVD。「アイリス」のスピンオフで、見応え十分。早く後半が見たい。 |
もしドラ | ☆☆☆★★ | DVD。「スポ根物」ではない高校野球映画として十分に楽しめる。 |
無言歌 | ☆☆☆☆ | 「文革」に先立つ「反右派闘争」の実態を描きタブーに挑んだ力作。 |
恋の罪 | ☆☆☆☆ | 園子温監督の異色作。堕ちていく女性役の神楽坂恵が演技賞物。 |
もしドラ | ☆☆☆★★ | DVD。あまり期待せずに見たが、野球映画の佳作として楽しめる。 |
木洩れ日の家で | ☆☆☆☆ | 人生の最晩年を凛として生きる老女の日々をモノクロで描いた秀作。 |
復讐捜査線 | ☆☆☆★★ | DVD。メル・ギブソンが軍需産業と国家の犯罪に挑む異色の力作。 |
タンタンの冒険 | ☆☆☆★★ | スピルバーグの新しい冒険活劇だが、アクションの連続に疲れる。 |
永遠の僕たち | ☆☆☆★★ | 加瀬亮が意外な役で登場しているが、切ない青春映画として佳作。 |
山本五十六 | ☆☆☆ | 豪華キャストの大作だが、太平洋戦争に対する歴史認識に問題が。 |
海炭市叙景 | ☆☆☆★★ | DVD。五つのエピソードを描く群像劇だが後半息切れで長すぎる。 |
モンガに散る | ☆☆☆★★★ | DVD。台湾での大ヒットも納得。黒社会を描いた青春映画の佳作。 |
ゴースト・プロトコル | ☆☆☆★★ | トム・クルーズの話題のアクションだけでも一見の価値はありそう。 |
リアル・スティール | ☆☆☆☆★ | 誰もが素直に感動できる秀作。お正月映画の中でオススメです。 |
50/50 フィフティ・フィフティ | ☆☆☆☆ | ガンを宣告された青年の闘病体験を描いた佳作。後味は爽やか。 |
切腹 | ☆☆☆☆★ | 何度見ても新鮮で見応えある小林正樹監督による時代劇の力作。 |
アントキノイノチ | ☆☆☆★★★ | 岡田・榮倉の熱演で見応えある佳作に。ラストは★一つ減点です。 |
マネーボール | ☆☆☆★★★ | 実話を映画化した佳作だ。ブラッド・ピットがGM役を熱演している。 |
コンテイジョン | ☆☆☆★★★ | ウイルス感染の怖さをドキュメンタリータッチで描いた異色の佳作。 |
1911 | ☆☆☆★★ | ジャッキー・チェン主演の大作。辛亥革命の勉強にはなりますが。 |
三銃士 | ☆☆☆ | 2D版で見たのは失敗かも。3D映像だけが売りの薄味の大作。 |
ナチュラル | ☆☆☆☆★ | 「マネーボール」公開を前に録画で再見。野球映画史に残る秀作。 |
ステキな金縛り | ☆☆☆★★ | 深津絵里は新境地を開いているが、詰め込みすぎ、ふざけすぎ。 |
フェア・ゲーム | ☆☆☆☆ | イラク戦争に突き進む政府に挑む夫婦のたたかいを描いた秀作。 |
カウボーイ&エイリアン | ☆☆☆★ | せっかくの正統派西部劇のドラマもエイリアンの参戦で台無しに。 |
一命 | ☆☆☆★★★ | 「切腹」には及ばないが、原作の再映画化として一見の価値あり。 |
ツレがうつになりまして。 | ☆☆☆★★★ | うつ病のツレを支える妻を宮崎あおいが好演。ラブ・ストーリーだ。 |
幸せパズル | ☆☆☆★ | ジグゾーパルズの世界を描いたアルゼンチン映画だが期待外れ。 |
はやぶさ HAYABUSA | ☆☆☆★★★ | 「はやぶさ」の打ち上げから回収までを再現。竹内結子が新境地。 |
猿の惑星 創世記 | ☆☆☆☆ | 猿たちの豊かな表情に驚いた。いつのまにか感情移入してしまう。 |
ゴーストライター | ☆☆☆☆★ | 巻き込まれ型の政治サスペンスの快作だ。ラストシーンは鮮やか。 |
ダイ・ハード | ☆☆☆☆★ | 何度見ても理屈抜きに楽しめる刑事アクション映画の痛快作です。 |
僕たちは世界を変えることができない | ☆☆☆☆ | 実話。学生らがカンボジアに小学校を建設するまでを描いた秀作。 |
アジョシ | ☆☆☆★★ | 韓国版「レオン」。少女役キム・セロンはいいが、アクションは過激。 |
ミツバチの羽音と地球の回転 | ☆☆☆☆ | 上関原発に反対する祝島島民の生き様を描いた鎌仲監督の秀作。 |
人生、ここにあり | ☆☆☆★★ | 実話を元にして「やればできる」と謳いあげたイタリア映画の佳作。 |
モテキ | ☆☆☆★★ | TVシリーズは未見だが、現代青年の恋愛模様を描いた佳作に。 |
ワイルド・スピード メガ・マックス | ☆☆☆★★★ | シリーズ中最高の面白さか。1人ひとりのキャラも描かれている。 |
世界侵略 ロサンゼルス決戦 | ☆☆☆★★ | 流行のSF大作かと思って見たが、ロス舞台の戦場映画の佳作だ。 |
アンフェア the answer | ☆☆☆★★ | 4年ぶりの新作でシリーズファンには楽しめるが暗すぎるのでは。 |
ライフ | ☆☆☆★★ | 自然界の生存競争の厳しさを描いたドキュメンタリー映画の佳作。 |
テキサスの五人の仲間 | ☆☆☆☆ | DVD。何度観ても面白い。ポーカー好きには宝物のような快作だ。 |
ロシアより愛をこめて | ☆☆☆☆★ | DVD。007シリーズの最高傑作。後半の手に汗握る展開が見事。 |
探偵はBARにいる | ☆☆☆★★ | 札幌が舞台のハード・ボイルド。謎の女性を演じる小雪に存在感。 |
上意討ち 拝領妻始末 | ☆☆☆☆★ | DVDで再見。小林正樹監督が演出の技を見せた時代劇の力作。 |
ソフィアの夜明け | ☆☆☆★★ | DVD。格差社会の底辺で生きる人々の姿を描くブルガリア映画。 |
水曜日のエミリア | ☆☆☆ | ナタリー・ポートマンが弁護士役をどう演じるか、期待していたが。 |
シルビアのいる街で | ☆☆☆★★★ | DVD。斬新な手法で見せるラブストーリーの佳作。見つめる映画。 |
日輪の遺産 | ☆☆☆★★★ | 原作は浅田次郎の同名小説。佐々部清監督が手堅く描いている。 |
ハウスメイド | ☆☆☆★★ | チョン・ドヨンが体当たりの熱演だが、ラストの「復讐」は肩すかし。 |
おとうと | ☆☆☆☆★ | 市川崑監督と岸恵子の代表作。ニュープリント銀残し版が鮮やか。 |
うさぎドロップ | ☆☆☆★★★ | 子育てがテーマのSABE監督の佳作だ。松山ケンイチが新境地。 |
ピラニア3D | ☆☆☆★ | B級パニック映画の怪作だが、残酷な描写は少々見せすぎでは。 |
神様のカルテ | ☆☆☆★★ | 地方病院で働く医師の生き様を描いた佳作。加賀まり子が好演。 |
シャンハイ | ☆☆☆ | 豪華スター競演が売りの映画だが、突っ込み所の多いメロドラマ。 |
海洋天堂 | ☆☆☆★★★ | 自閉症の子と余命短き父親の物語を温かい眼差しで描いた佳作。 |
人間の條件 第5部・第6部 | ☆☆☆☆★ | 敗残兵となった梶の逃避行を描き、9時間半の大作が幕を閉じる。 |
黄色い星の子供たち | ☆☆☆☆★ | フランス政府の手によるユダヤ人一斉検挙事件を再現した力作。 |
未来を生きる君たちへ | ☆☆☆☆ | 原題は「復讐」。憎しみの連鎖は悲劇しか生まないと訴える秀作。 |
人間の條件 第3部・第4部 | ☆☆☆☆★ | 軍隊内部でのリンチや最前線の悲惨さをリアルに描いた力作だ。 |
北京の自転車 | ☆☆☆★★ | DVD。中国版「自転車泥棒」。現代北京の自転車事情の一端も。 |
君を思って海をゆく | ☆☆☆★ | DVD。クルド人難民の少年と水泳コーチとの交流を描いた佳作。 |
人間の條件 第1部・第2部 | ☆☆☆☆★ | 日本支配下の満州における中国人労働者の問題を描いた力作。 |
超強台風 | ☆☆☆★★ | DVD。人命第一で、大型台風に立ち向かう姿を描いた中国映画。 |
クリミナル | ☆☆☆★ | DVD。詐欺師たちのだましあいを描いたが、ラストは説明不足だ。 |
一枚のハガキ | ☆☆☆☆★ | 新藤兼人監督による最後の秀作。大竹しのぶの代表作となった。 |
ツリー・オブ・ライフ | ☆☆☆ | あまりに哲学的な映像の連続。今年最大の「期待はずれ」作品。 |
ドライブ・アングリー | ☆☆☆ | 3D映像はそれなりに楽しめるが、余りにもB級のアクション映画。 |
モールス | ☆☆☆★ | 切なく恐ろしいスリラー映画の佳作だが、バンパイア映画だとは。 |
ロック~わんこの島~ | ☆☆☆ | 三宅島の噴火と原発事故が重なってくるが、後半は疑問だらけ。 |
トランスフォーマー リベンジ | ☆☆☆★★ | TV放映を再見。やっぱり、このシリーズは大画面で観なければ。 |
デビル | ☆☆☆★★ | エレベーター内での密室殺人ミステリー+ホラーとして楽しめる。 |
カーズ 2 | ☆☆☆★★ | ピクサーの3Dアニメ。東京・ロンドン等の街並みの映像に注目。 |
愛の勝利を | ☆☆☆☆ | ムッソリーニを愛した女性の生き様を描いたイタリア映画の力作。 |
トランスフォーマー 3 | ☆☆☆★★★ | ドラマ部分は弱いが、3D映像は「アバター」以来の驚異の連続。 |
4月の涙 | ☆☆☆★★★ | フィンランド内戦時代の許されざるラブ・ストーリーを描いた力作。 |
アンダンテ~稲の旋律~ | ☆☆☆★★★ | 引きこもり、農業、親子関係などのテーマを巧みに描いた佳作だ。 |
大鹿村騒動記 | ☆☆☆☆ | 原田芳雄の遺作となった人情喜劇で、主演男優賞の有力候補か。 |
コクリコ坂から | ☆☆☆★★★ | 60年代の横浜が舞台。高校生の恋物語を描く青春アニメの佳作。 |
ハリーポッターと死の秘宝 2 | ☆☆☆★★★ | シリーズ完結編らしく見応え十分。明かされる真相に大変驚いた。 |
アリス・クリードの失踪 | ☆☆☆★★★ | たった3人で、これだけ楽しませてくれるとは。拾い物的な快作だ。 |
ラスト・ターゲット | ☆☆☆★ | ジョージ・クルーニーが引退まぎわの暗殺者を演じた異色作だが。 |
初恋のきた道 | ☆☆☆☆★★ | 新作公開を機に再見したが映画史に残るラブストーリーの傑作だ。 |
BIUTIFUL | ☆☆☆☆ | 余命2ヵ月を宣告された男の生き様を描いたスペイン映画の秀作。 |
サンザシの樹の下で | ☆☆☆★★★ | チャン・イーモウが11年ぶりに再び撮ったラブ・ストーリーの佳作。 |
亡命 | ☆☆☆★★ | 亡命者のインタビューで中国の過去と現在に迫ろうとした意欲作。 |
小川の辺 | ☆☆☆★★ | 篠原哲雄監督の端正な演出には好感を持てるが、物足りなさも。 |
戦火のナージャ | ☆☆☆★★★ | 秀作「太陽に灼かれて」の続編で、独ソ戦の悲惨さを描いている。 |
100;000年後の安全 | ☆☆☆☆ | フィンランド発の原発映画。使用済み核燃料の後始末は大問題。 |
キューポラのある街 | ☆☆☆☆★★ | BS録画。浦山桐郎監督のデビュー作で吉永小百合の代表作だ。 |
アンダルシア 女神の報復 | ☆☆☆★★★ | 単なる観光映画でなく、織田・伊藤・黒木のドラマとして楽しめた。 |
SUPER 8 | ☆☆☆★★★ | 「未知との遭遇」と「E.T.」を足して3で割ったような快作。楽しめる。 |
未知との遭遇 | ☆☆☆☆★ | DVD。「SUPER 8」の予習として再見したが、いまでも実に新鮮。 |
東京公園 | ☆☆☆☆ | 青山真治監督が新境地を開いた秀作。榮倉奈々の存在感が光る。 |
127時間 | ☆☆☆☆ | 実話の映画化。正視できない衝撃的な結末だが、後味は爽やか。 |
ペルシャ猫を誰も知らない | ☆☆☆★★ | ゲリラ撮影によりテヘランのいまと自由への想いを描いた異色作。 |
義兄弟 | ☆☆☆★★ | 韓国で大ヒットの話題作。南北問題を描いたがハッピーエンドだ。 |
さや侍 | ☆☆☆★★ | ばかばかしさを通りこして、ラストには感動。拾い物的な佳作だ。 |
孫文 100年先を見た男 | ☆☆☆★★ | 「孫文の義士団」と続けて鑑賞したので、イメージがふくらんだ。 |
BECK | ☆☆☆★ | よくできた映画だが、肝心の歌を最後まで聞かせないのはダメ。 |
奇跡 | ☆☆☆★★★ | 是枝裕和監督の新作。子どもたちの自然な演技が光る佳作だ。 |
X-MEN | ☆☆☆★★★ | X-MENの起源を描いた新作。スケールも大きく見応えがあった。 |
国家代表!? | ☆☆☆★ | 長野オリンピックのシーンは見応え十分だが、前半が長すぎる。 |
スプリング・フィーバー | ☆☆☆★★ | 反体制監督の異色の中国映画。社会を描いていないのが残念。 |
真夜中のカーボーイ | ☆☆☆☆ | アメリカン・ニューシネマの1本。ノン・ヒーローによる青春映画。 |
ファイブ・イージー・ピーセス | ☆☆☆★★★ | DVD。ジャック・ニコルソンは、ラストでたしかに泣いていました。 |
クロエ | ☆☆☆★★★ | アトム・エゴヤン監督による官能ドラマ。ジュリアン・ムーアが◎。 |
軽蔑 | ☆☆☆★★★ | 廣木隆一監督によるラブ・ストーリー。鈴木杏が体当たりで熱演。 |
メアリー&マックス | ☆☆☆★★ | 文通による国を超えた2人の友情を描いた大人のアニメの佳作。 |
ヘヴンズ ストーリー | ☆☆☆☆ | 京都初公開。4時間38分の超大作だが、見応え十分の力作だ。 |
セルピコ | ☆☆☆★★★ | DVD。ニューヨーク市警の腐敗・汚職をリアルに描いた力作だ。 |
見えない雲 | ☆☆☆★★ | DVD。原発事故の被害を受けた人々を描くドイツ映画の佳作。 |
マイ・バック・ページ | ☆☆☆☆ | 山下敦弘監督が新境地を開いた力作。忽那汐里が印象に残る。 |
プリンセス トヨトミ | ☆☆☆★★ | 荒唐無稽の設定だが府庁前のシーンは圧巻。沢木ルカに注目。 |
アジャストメント | ☆☆☆★★ | 「どこでもドア」の登場にはビックリした。異色のラブストーリーだ。 |
ジュリエットからの手紙 | ☆☆☆★★★ | 後味の爽やかなラブストーリーの佳作だ。レッドグレイヴが渋い。 |
少女たちの羅針盤 | ☆☆☆★★★ | ミステリー風の青春映画の佳作で見応えあり。成海璃子が快調。 |
パイレーツ・オブ・カビリアン4 | ☆☆☆★★ | 「インディ・ジョーンズ」風のアクション映画。それなりに楽しめる。 |
チァイナ・シンドローム | ☆☆☆☆ | DVD。事態の深刻さを知り行動する現場責任者の苦悶が見物。 |
ずっとあなたを愛している | ☆☆☆★★ | 15年の刑期を終えたヒロインを迎える家族の再生を描いた佳作。 |
サラエボ、希望の街角 | ☆☆☆★★★ | 紛争の傷跡が今もなお残るサラエボの今と明日を描いた佳作だ。 |
ナンネル・モーツァルト | ☆☆☆★ | モーツァルトの姉・ナンネルの知られざる才能と恋を描いた作品。 |
孫文の義士団 | ☆☆☆☆ | 中国映画の力作で、ラストの1時間は「十三人の刺客」を超えた。 |
反逆児 | ☆☆☆☆ | BS。伊藤大輔監督・中村錦之助コンビによる格調高い時代劇。 |
ブラック・スワン | ☆☆☆☆★ | ナタリー・ポートマンの鬼気迫る大熱演。アカデミー賞受賞に納得。 |
告訴せず | ☆☆☆ | DVD。堀川弘通監督の松本清張物。「黒い画集」に遠く及ばず。 |
まほろ駅前多田便利軒 | ☆☆☆★ | 直木賞受賞作の映画化。バツイチの悲哀がゆったり描かれるが。 |
ウホッホ探検隊 | ☆☆☆☆ | 森田芳光の脚本と根岸吉太郎の演出が単身赴任の悲劇を活写。 |
岳 ガク | ☆☆☆★★★ | 山岳遭難救助隊の姿を描いた力作。長澤まさみが体当たり熱演。 |
わたしの可愛い人 シェリ | ☆☆☆ | DVD。ミシェル・ファイファーもさすがに年をとって、痛々しい程だ。 |
アンノウン | ☆☆☆★★★ | ヒッチコック映画風のミステリー・アクションの快作。見応え十分。 |
ヌードの夜 2 | ☆☆☆★ | DVD。竹中直人・大竹しのぶら石井隆監督作品の常連が怪演。 |
生き残るための3つの取引 | ☆☆☆★★ | 警察・検察の不正・腐敗を描いた意欲作だが完成度はいまいち。 |
キッズ・オールライト | ☆☆☆★★★ | 家族のあり方をユーモラスに描いた佳作。アネット・ベニングに★。 |
神々と男たち | ☆☆☆☆ | アルジェリアで起きたフランス人修道士の殺害事件を描いた秀作。 |
浮雲 デジタル・リマスター版 | ☆☆☆☆★★ | 高峰秀子が22歳の時に演じた力作で、文句なく彼女の代表作だ。 |
GANTZ パート2 | ☆☆☆★★ | パート1は未見だが、アクション場面のテンポもよく、十分楽しめた。 |
勇気ある追跡 | ☆☆☆★★ | DVD。「トゥルー・グリット」と同原作。コーエン兄弟の新作に軍配。 |
信さん 炭坑町のセレナーデ | ☆☆☆★★ | DVD。炭坑町で暮らす人々の生き様を描いた佳作。小雪が光る。 |
酔いがさめたら、うちに帰ろう。 | ☆☆☆★★★ | DVD。実話を元にアルコール依存症とのたたかいを描いた佳作。 |
彼女が消えた浜辺 | ☆☆☆★★ | DVD。ミステリー風のイラン映画の佳作で、現代のイラン風景も。 |
八日目の蝉 | ☆☆☆☆★★ | 永作博美・井上真央の大熱演が光る秀作。今年のベスト1候補。 |
カプリコン・1 | ☆☆☆☆ | DVD。火星探検をめぐる国家的な陰謀を描いた必見の痛快作。 |
アメリア 永遠の翼 | ☆☆☆★ | DVD。世界一周をめざす女性パイロットの実話だが後味は悪い。 |
ダラスの熱い日 | ☆☆☆★★ | DVDで再見。ケネディ大統領暗殺の真相に迫った異色の力作。 |
嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦 | ☆☆☆★ | 映画クレヨンしんちゃんの異色作。「黄金」の意味はいかにも…。 |
ナバロンの要塞 | ☆☆☆☆ | 午前10時の映画祭。何度見ても楽しめる戦場冒険映画の快作。 |
阪急電車 片道15分の奇跡 | ☆☆☆☆ | 期待以上の出来の佳作。宮本信子が演じるお婆ちゃんに拍手。 |
抱きたいカンケイ | ☆☆☆★ | ナタリー・ポートマンが受賞作の後、肩の力を抜いて演じた小品。 |
ガリバー旅行記 | ☆☆☆ | 2D吹替版で見たが、これは3Dで見た方が良かったかもと反省。 |
やさしい嘘と贈り物 | ☆☆☆★★★ | DVD。老夫婦の晩年の愛情を描いた佳作。名優の競演が見物。 |
名探偵コナン 沈黙の15分 | ☆☆☆★★★ | シリーズ中でも屈指の迫力と面白さ。コナンが命がけの大活躍。 |
ダンシング・チャップリン | ☆☆☆☆ | チャップリン映画のファン、ダンスファンには、至福の2時間です。 |
フェアウェル さらば哀しみのスパイ | ☆☆☆★★ | 実際のスパイ事件を映画化した異色の力作で、見応え十分だ。 |
再会の食卓 | ☆☆☆☆ | 中国と台湾の関係を背景に、男女の再会と決断を描いた秀作。 |
アメイジング・グレイス | ☆☆☆☆ | 奴隷貿易の廃止に命をかけた政治家の生き様を描いた力作だ。 |
SOMEWHERE | ☆☆☆★★ | 父親と娘との幸せな日々を描いたソフィア・コッポラ監督の佳作。 |
ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 | ☆☆☆★★★ | ドラえもんシリーズで屈指の力作。スケールの大きさは格別だ。 |
婚前特急 | ☆☆☆ | 吉高由里子のキャラが十分には生かせず、後半は各駅停車に。 |
デストラップ 死の罠 | ☆☆☆★★★ | DVDで久しぶりの再見。シドニー・ルメット監督の演出が光る。 |
ドラえもん のび太と鉄人兵団 | ☆☆☆★★ | 話題の新作を見る前にオリジナルをDVDで初見。泣かせます。 |
わたしを離さないで | ☆☆☆★★★ | キャリー・マリガンの代表作となりそうな佳作。悲しい青春映画。 |
ザ・ファイター | ☆☆☆☆ | ボクシング映画だが、実話に基づき家族のドラマを描いた秀作。 |
闇の列車、光の旅 | ☆☆☆★★★ | 命がけで米国との国境を越えようとする若者たちを描いた力作。 |
死刑台のエレベーター(日本版) | ☆☆☆★ | DVD。オリジナルとほとんど同じ展開なのに、この違いはなぜ。 |
トゥルー・グリット | ☆☆☆☆★ | コーエン兄弟の秀作。少女役のヘイリー・スタインフェルドが光る。 |
SP テレビシリーズ | ☆☆☆★★★ | DVD。初見だが、映画版につながる綿密な伏線を確認できた。 |
キック・アス | ☆☆☆★★ | お正月映画が早くもDVDに。少女のぶっ飛びアクションが見物。 |
TSUNAMI ツナミ | ☆☆☆★★ | DVD。津波シーンは余りに辛い。「ヒア アフター」は上映中止に。 |
SP 革命篇 | ☆☆☆☆ | TVオンエアされた「革命前日」を見ていたので、大いに楽しめた。 |
塔の上のラプンツェル | ☆☆☆☆ | デイズニーアニメ第50作。大人も楽しめる秀作で、3D映像も◎。 |
クレアモントホテル | ☆☆☆★★★ | 初老の未亡人と青年の運命的出会いと心の交流を描いた佳作。 |
悪魔を見た | ☆☆☆★★★ | 衝撃的な復讐劇の力作。チェ・ミンスクの殺人鬼の怪演が圧巻。 |
アレクサンドリア | ☆☆☆☆ | 実在した女性学者の波乱の人生を描いたスペイン映画の力作。 |
ツーリスト | ☆☆☆★★ | ベネチア観光映画として楽しめるが、本筋の切れ味はやや不足。 |
恋とニュースのつくり方 | ☆☆☆★ | イヤな男役のハリソン・フォードが、みのもんたとダブって見えた。 |
おにいちゃんのハナビ | ☆☆☆★★★ | DVD。泣かせる兄妹物だが花火場面だけでも一見の価値あり。 |
終着駅 トルストイ最後の旅 | ☆☆☆★★★ | DVD。ヘレン・ミレンが「トルストイの悪妻」役を大熱演した佳作。 |
英国王のスピーチ | ☆☆☆☆ | コリン・ファースが巧演。最後のスピーチには素直に感動できる。 |
セラフィーヌの庭 | ☆☆☆★★ | DVD。生存中は無名であった女性画家の半生を描いた佳作だ。 |
男たちの挽歌 | ☆☆☆★★ | 脱北者の兄弟愛に中心を置き、韓国版リメイクとして見応えあり。 |
新幹線大爆破 | ☆☆☆☆★ | DVDで久しぶりの再見。新発見もあり映画の凄さを再認識した。 |
ヒア アフター | ☆☆☆☆ | 三つの物語が一つになる巧みな展開。ラストには大きな感動が。 |
戦火の中へ | ☆☆☆★★★ | 朝鮮戦争での学徒兵の悲劇をリアルに描いた戦争映画の力作。 |
ばかもの | ☆☆☆★ | ラブ・ストーリーかと思いきやアルコール依存症との戦いが中心。 |
県警対組織暴力 | ☆☆☆★★★ | DVD。深作欣二監督が「仁義なき戦い」に続いて撮った力作だ。 |
アリスの恋 | ☆☆☆★★★ | DVD。女性の自立と幸せをコミカルに描いた人間ドラマの佳作。 |
あしたのジョー | ☆☆☆☆ | 試合シーンは見応え十分。伊勢谷・香川の体当たり熱演が光る。 |
パピヨン | ☆☆☆★★ | DVD。マックウィーンとホフマンの二大俳優の競演が見ものだ。 |
太平洋の奇跡 | ☆☆☆☆ | サイパン島の戦いを、日本と米国の双方の視点から描いた力作。 |
BOX 袴田事件 命とは | ☆☆☆★★★ | DVD。冤罪の疑い強い袴田事件を裁く側の視点で描いた力作。 |
ケンタとジュンとカヨちゃんの国 | ☆☆☆★ | DVD。ロード・ムービーの佳作で安藤サクラが助演女優賞受賞。 |
毎日かあさん | ☆☆☆★★★ | 小泉今日子と永瀬正敏が夫婦役を競演したホームドラマの佳作。 |
冷たい熱帯魚 | ☆☆☆☆ | 新年早々の衝撃の問題作。でんでんの殺人鬼は映画史に残る。 |
ジーン・ワルツ | ☆☆☆★ | 出産シーンには心を動かされるが、設定は少々やりすぎでは。 |
ザ・タウン | ☆☆☆☆ | ベン・アフレックの監督としての力量を示した犯罪映画の秀作。 |
ウォール・ストリート | ☆☆☆★★ | 家族のドラマに力点がうつり、前作の「ウォール街」に及ばない。 |
僕が結婚を決めたワケ | ☆☆☆ | 結婚をめぐるコメディだがロン・ハワード監督らしからぬ不出来。 |
シチリア! シチリア! | ☆☆☆★ | 共産党議員となった父の半生を描いたが、映画として成功せず。 |
ウォール街 | ☆☆☆☆ | 続編の公開を前にDVDで再見。いま見ても新鮮で見応え十分。 |
白夜行 | ☆☆☆★★★ | 人気ミステリーの巧みな映画化。堀北真希が新境地を開いた。 |
RED/レッド | ☆☆☆★★ | 老人パワー炸裂の快作で、ヘレン・ミレンの銃撃シーンは必見。 |
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん | ☆☆☆★★ | 若手女性監督の商業映画第一作。今後の活躍に期待したい。 |
華麗なるアリバイ | ☆☆☆★ | アガサ・クリスティ原作。いかにもフランス映画らしい味付けだ。 |
完全なる報復 | ☆☆☆★★ | 前半の展開は見応えあるが、タネ明かしからラストでガッカリ。 |
天井桟敷の人々 | ☆☆☆☆★★★ | DVDで再見。人生と恋愛を描いたフランス映画の最高傑作。 |
市民ケーン | ☆☆☆☆★★ | DVDで再見。実在新聞王をモデルにした映画史に残る力作。 |
映画に愛をこめて アメリカの夜 | ☆☆☆☆★ | 「午前10時の映画祭」。映画制作の舞台裏を映画にした秀作。 |
愛する人 | ☆☆☆★★★ | ナオミ・ワッツの熱演とアネット・ベニングの巧さが光る佳作だ。 |
ソーシャル・ネットワーク | ☆☆☆☆★ | 映画賞レースを独走中の秀作。青春映画としても見応え十分。 |
ブロンド少女は過激に美しく | ☆☆☆☆ | 「恋は盲目」を描くオリヴェイラ監督100歳のみずみずしい秀作。 |
ロストクライム 閃光 | ☆☆☆★★★ | DVD。3億円強奪事件の真相に迫った異色作で、見応え十分。 |
しあわせの雨傘 | ☆☆☆★★★ | カトリーヌ・ドヌーブの存在感と演技を楽しめるコメディの佳作だ。 |
さんかく | ☆☆☆ | DVD。若者の三角関係を描いた小品。誰にも感情移入できず。 |
ザ・ウォーカー | ☆☆☆★ | DVD。「聖書」は予想通りだったが、日本人にはなじめない話。 |
エリックを探して | ☆☆☆★★ | ケン・ローチ監督の新境地か。ハッピーエンドのコメディですが。 |
アイリス THE LAST | ☆☆ | 出来の悪い総集編。納得のいかない「新たな裏切り」に驚いた。 |
アンストッパブル | ☆☆☆☆★ | 「手に汗握る」ノンストップのアクション大作。新年必見のお薦め。 |
きみがくれた未来 | ☆☆☆★ | 死者が出まくる映画は苦手だ。普通の青春映画を見たかった。 |
ハングオーバー | ☆☆☆★★ | DVD。見逃していたコメディだが、意外にまともな作品でした。 |
クリスマス・ストーリー ☆☆☆★★ ある一家族の愛憎を群像劇として描いたフランス映画の佳作。 ローラーガールズ・ダイアリー ☆☆☆★★★ こんなスポーツがあるとは知らなかった。女性監督による快作。 ブラック・サンデー ☆☆☆☆★ DVD。公開中止となった問題作で、ぜひスクリーンで見たい。 白いリボン ☆☆☆☆★ モノクロの映像の中に第一次大戦前夜のドイツを描いた力作。 劇場版イナズマイレブン ☆☆☆ 場内は小学生で一杯だが劇場版「メジャー」には遠く及ばない。 人生万歳! ☆☆☆★★ 久しぶりにニューヨークが舞台で、「観光映画」としても楽しめる。 トロン・レガシー ☆☆☆★ 「トロン」初見時の新鮮な驚き。今回はジェフ・ブリッジスに注目。 相棒 劇場版Ⅱ ☆☆☆★★ 警察内部の暗闘をここまで描くのかと驚いた。最後は予想通り。 最後の忠臣蔵 ☆☆☆★★★ 桜庭ななみが収穫。劇中劇「曾根崎心中」の工夫は成功せず。 バーレスク ☆☆☆☆ 歌姫アギレラの歌とダンスのショーを楽しむだけで十分に満足。 ノルウェイの森 ☆☆☆★★ 原作は未読。松山ケンイチファンには必見作だが、物足りない。 ヤマト ☆☆☆★ 日本初の本格SF大作。技術はかなりの水準だがドラマが貧弱。 ロビン・フッド ☆☆☆☆ マリアン役のケイト・ブランシェットの存在感が光る。見応え十分。 武士の家計簿 ☆☆☆★★ 下級武士の「節約」を描き新鮮だが、森田監督として物足りない。 キス&キル ☆☆☆ 流行のスパイ映画だが、ラブ・コメディには似合わず楽しめない。 めまい ☆☆☆☆ BSで再見。キム・ノバクの二役が見せる異色のミステリー作品。 黒く濁る村 ☆☆☆☆ 漫画を映画化した韓国映画の力作。紅一点の存在感が印象的。 ハリー・ポッターと死の秘宝 ☆☆☆★★ 魔法学校の外を舞台に、3人のドラマをしっかり描いたのが新鮮。 行きずりの街 ☆☆☆★ 人気ミステリーの映画化。阪本順治監督としては平凡な出来か。 ゴースト もういちど抱きしめたい ☆☆☆ リメイクとして成功していない。松嶋菜々子がミス・キャストでは。 マザーウォーター ☆☆☆★ 京都に暮らし始めた3人の女たちの日常を描くが生活感が不足。 クロッシング ☆☆☆★★★ ニューヨークを舞台に3人の警官の生き様と苦悩を描いた力作。 ゴースト ニューヨークの幻 ☆☆☆★★★ DVDで再見。デミ・ムーアの可憐さが光るラブストーリーの佳作。 冬の小鳥 ☆☆☆☆★★ 父に捨てられた孤独な少女の魂の軌跡を描く、韓国映画の秀作。 SP 野望篇 ☆☆☆★★ 岡田・真木のアクションは見物だが、シリーズ未見者には不親切。 雷桜 ☆☆☆★★ 蒼井優が体当たりの熱演で新境地を開いたが、物語はイマイチ。 エクスペンダブルズ ☆☆☆★★ 大味のアクション大作だが、いい年の男たちの競演が楽しめます。 シングルマン ☆☆☆★ 死を決意したゲイの男の1日を描いた異色作で好きになれない。 桜田門外ノ変 ☆☆☆★★ 最大の見せ場は襲撃場面。前半に設定した構成には疑問残る。 大奥 ☆☆☆★ 「男女逆転」が売りの作品だが、意外にオーソドックスなドラマに。 バイオハザードⅣ ☆☆☆★★ シリーズ初の3D映像が、意外と楽しめる。ヒロイン2人が大活躍。 ナイト&デイ ☆☆☆ 大味のスパイ映画。ボーンシリーズの面白さには勝てそうもない。 君に届け ☆☆☆★ ヒロイン多部未華子より、ワキ役の蓮佛美沙子の存在感が光る。 アマデウス ☆☆☆☆★★ 「午前10時の映画祭」。映画史に残る音楽家映画の最高傑作だ。 カサブランカ ☆☆☆☆★ 「午前10時の映画祭」。久しぶりに見たがよく出来た反ナチ映画。 ゴッドファーザー ☆☆☆☆★ 映画史に残るマフィア映画の力作で、家族のドラマとしても秀逸。 十三人の刺客 ☆☆☆☆ リメイクだが見応え十分の力作。暴君役・稲垣吾郎は演技賞物。 パリ20区、僕たちのクラス ☆☆☆★★★ 公立中学のあるクラスの1年をドキュメンタリー風に描いた佳作。 食べて、祈って、恋をして ☆☆☆★ ロケ地の観光気分になるが、映画として期待はずれ。長すぎる。 ザ・ラストメッセージ 海猿 ☆☆☆★ 単なるパニック映画になっている。TV放映された第1作がベスト。 戦場にかける橋 ☆☆☆☆★ 「午前10時の映画祭」。何度見ても心うたれる戦場映画の秀作。 悪人 ☆☆☆☆ 妻夫木聡・深津絵里とも大熱演だが、満島ひかりも印象に残る。 オカンの嫁入り ☆☆☆★★ 大竹しのぶ相手に宮崎あおいが新境地を開いたが後半に不満。 バイオハザード3 ☆☆☆ 3Dの新作を見る前の予習としてDVDを見たが、初見であった。 大脱走 ☆☆☆★★★ 「午前10時の映画祭」。3時間近くの大作だが少しも退屈しない。 東京島 ☆☆☆★ 木村多江は熱演だが、性欲が食欲にすりかえられ期待はずれ。 氷点 ☆☆☆★★ BSで初見。山本薩夫監督作品には珍しい悲劇のメロドラマだ。 ブリット ☆☆☆★★ 「午前10時の映画祭」。映画史に残るカーチェイスシーンは必見。 トロッコ ☆☆☆★★★ 台湾を舞台にして家族の絆を描いた佳作。尾野真千子が好演。 コロンブス 永遠の海 ☆☆☆★★ 巨匠・オリヴェイラ監督がコロンブスの謎を追って世界を旅する。 カラフル ☆☆☆☆ さすが原恵一監督。家族・友情をリアルに描いたアニメの秀作。 瞳の奥の秘密 ☆☆☆☆ 珍しいアルゼンチン映画で、ミステリー+ラブストーリーの秀作だ。 ハナミズキ ☆☆☆★★ 北海道編はよく出来ていたが、後半、余りに長すぎたのが残念。 特攻野郎Aチーム ☆☆☆★★ 奇想天外のアクションシーンは痛快だ。シリーズ化を期待したい。 キャタピラー ☆☆☆★★ 若松孝二監督の問題作。寺島しのぶは熱演だが完成度は低い。 魔法使いの弟子 ☆☆☆ 魔法使い同士の対決物で何でもありだが、荒唐無稽でやりすぎ。 春との旅 ☆☆☆☆ 現代版の「東京物語」。仲代達矢と徳永えりが代表作となる功演。 羊たちの沈黙 ☆☆☆☆★ 「午前10時の映画祭」。間違いなくジョディ・フォスターの代表作。 ちょんまげぷりん ☆☆☆★★ 流行のタイム・スリップ物。ともさかりえがシングルマザーを好演。 ベスト・キッド ☆☆☆☆ ウィル・スミスの息子とジャッキー・チェンの熱演で旧作を超えた。 ヒックとドラゴン ☆☆☆★★★ トイ・ストーリー3に続いての佳作。夏休み映画の中では拾い物。 インセプション ☆☆☆★★★ 驚くべき映像体験だが、一度見ただけでは分かりにくいのが難。 川の底からこんにちは ☆☆☆★★ 満島ひかりの代表作となりそうな異色作。期待が大きすぎたか。 アイリス ノーカット版 ☆☆☆★★ DVDで5~8回分を再見。毎回17分程カットしての放映は問題。 ソルト ☆☆☆★★ 大流行のスパイ映画で、アクションシーンの迫力は見応え十分。 借りぐらしのアリエッティ ☆☆☆★★★ 大作感こそないが、従来のジブリアニメとは一味ちがう佳作です。 踊る大捜査線3 ☆☆☆★★ シリーズ作もやや大味。小泉今日子の存在感で後半は見せる。 アデル ☆☆☆★ 今や何でもありのフランス映画。ヒロインの変装場面は笑える。 必死剣鳥刺し ☆☆☆☆ 平山秀幸監督が本格時代劇に挑んだ力作。ラスト15分は壮絶。 トイ・ストーリー3 ☆☆☆☆ ピクサー・アニメの到達点を示す。大人も十分に楽しめる秀作。 雨に唄えば ☆☆☆☆★ 「午前十時の映画祭」。トーキー誕生期の映画界を描いた秀作。 ウェスト・サイド物語 ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。ミュージカル映画の歴史を変えた傑作。 エデンの東 ☆☆☆☆★ 「午前十時の映画祭」。何度見ても新鮮な人間ドラマの力作だ。 RAILWAYS ☆☆☆★★ 中高年にエールを送る佳作。電車の走る島根県の風景が見物。 ヒーローショー ☆☆☆★★ 井筒監督の新作は、若者たちの暴力の連鎖を見つめた異色作。 スタンド・バイ・ミー ☆☆☆☆ 「午前十時の映画祭」。少年時代の友情と冒険を描いた秀作だ。 FLOWERS ☆☆☆ せっかく6人の人気女優が競演しながら、短編集の寄せ集めに。 クレイジー・ハート ☆☆☆★★★ アカデミー主演男優賞も納得の、しみじみとした音楽映画の佳作。 アイアイマン2 ☆☆☆★ 誕生までの物語があった前作。今回は、単純なアクション映画に。 シーサイドモーテル ☆☆☆ 若手俳優の競演なのに全くの不出来。麻生久美子が泣いている。 孤高のメス ☆☆☆☆★ 医療現場を正面から描く人間ドラマの秀作。夏川結衣に★一つ。 昼下りの情事 ☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。ビリー・ワイルダーとしては平凡な出来だ。 告白 ☆☆☆☆★ 今年の邦画で最大の問題作。中島哲也監督の演出が光る力作。 マイ・ブラザー ☆☆☆★★★ デンマーク映画のリメイクだが、若手俳優3人の競演が見ものだ。 ローマの休日 ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。何度見ても楽しめるヘプバーンの代表作。 アンナと過ごした4日間 ☆☆☆★★★ 昨年公開の異色作をDVDで初見。「仕立て屋の恋」を思い出した。 プリンス・オブ・ペルシャ ☆☆☆★★ エンタテイメント映画の王道を行く大作で、それなりに楽しめます。 座頭市 THE LAST ☆☆☆★ 豪華キャストによる阪本順治監督の異色作だが中途半端な出来。 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を ☆☆☆☆ ジョニー・トー監督のスタイリッシュな復讐ドラマで、見応えは十分。 パーマネント野ばら ☆☆☆★ 高知県の田舎町を舞台にした奇妙な恋物語。期待が大きすぎた。 意志の勝利 ☆☆☆☆ 映画史上最大の問題作をDVDで初見。資料としても貴重な映像。 ボックス! ☆☆☆★★ ボクシングに青春かける高校生を描いた佳作。試合場面は迫力。 京都太秦物語 ☆☆☆☆★ 山田洋次監督が学生と創りあげた秀作で若者たちへの応援歌に。 ある日どこかで ☆☆☆★ 「午前十時の映画祭」。タイムスリップ物ラブストーリーのはしりか。 書道ガールズ!! ☆☆☆★★★ 吹き替えなしのシーンが見もの。成海璃子が武士道に続き適役。 パリより愛をこめて ☆☆☆★★ B級アクション映画の快作。短いのもよく、理屈抜きに楽しめる。 ロミオとジュリエット ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。映画史に残るのはオリビア・ハッセー版。 グリーン・ゾーン ☆☆☆☆★ イラク戦争の真実に迫り、米国の政策を告発した意欲的な力作。 ウルフマン ☆☆☆★★ リック・ベイカーの特殊メイクが堪能できるホラー・ラブストーリー。 17歳の肖像 ☆☆☆☆ キャリー・マリガンの本格的デビュー作。後味の爽やかな秀作だ。 海の沈黙 ☆☆☆☆★ フランス映画史に残るレジスタンス映画の名作で、日本初公開。 ゼブラーマン2 ☆☆☆★ 前作は未見。「バットマン」シリーズを想起させる設定で楽しめる。 フィールド・オブ・ドリームス ☆☆☆☆ 「午前十時の映画祭」。野球への思い入れが強い人には宝物か。 のだめカンタービレ 後編 ☆☆☆★★★ 演奏場面がたっぷり楽しめる音楽映画の佳作。前編より上出来。 タイタンの戦い ☆☆☆★★ ギリシャ神話を元にした映画のリメイクで、3D映像を楽しめます。 ショーシャンクの空に ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。何度見ても感動できる刑務所物の傑作。 クロッシング ☆☆☆☆ ある家族を通して「脱北者」を描いた力作。涙なしに見られない。 オーケストラ! ☆☆☆★★★ 笑って泣かせる、音楽映画の佳作。共産党の描き方も興味深々。 幸福 ☆☆☆☆★ 市川崑監督の幻の名作をDVDで初見。「相棒」につながったか。 スミス都へ行く ☆☆☆☆★★ キャプラ監督の傑作。戦前の米国には自由と民主主義の伝統が。 ウディ・アレンの夢と犯罪 ☆☆☆★★ ロンドン三部作の最終章となる悲劇。「マッチポイント」の方が上。 半分の月がのぼる空 ☆☆☆★★ 後半に明らかとなる仕掛けは疑問だが、ラブ・ストーリーの佳作。 ショウほど素敵な商売はない ☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。大いに楽しめるミュージカル映画の佳作。 プレシャス ☆☆☆☆★★ アカデミー賞受賞も納得。16歳の黒人女性の自立を描いた秀作。 武士道シックスティーン ☆☆☆☆ 剣道に励む2人の少女の成長を描いた青春映画。後味さわやか。 月に囚われた男 ☆☆☆★★ 月の裏側を舞台にした異色のSF。「ウォーリー」の人間版の趣き。 アリス・イン・ワンダーランド ☆☆☆★★★ アリスの自立を描いた冒険物で楽しめる。ジョニー・デップは脇役。 お熱いのがお好き ☆☆☆☆ 「午前十時の映画祭」。マリリン・モンローの魅力満開のコメディ。 名探偵コナン 天空の難破船 ☆☆☆★ スケールこそ大きくなっているが、本来の面白さに物足りなさも。 花のあと ☆☆☆★★★ 藤沢周平原作時代劇の佳作。凛とした北川景子に★一つ加点。 息もできない ☆☆☆☆★ 暴力場面が多いが、映画ファンは見逃せない韓国映画の力作。 アパートの鍵貨します ☆☆☆☆ 「午前十時の映画祭」。シャーリー・マクレインがキュートな秀作。 アイガー北壁 ☆☆☆☆ 実話を再現した山岳映画の力作。ドイツ映画の勢いを示す一本。 シャッター アイランド ☆☆☆★★ ディカプリオは大熱演だが、「謎解き」の方は少々期待はずれだ。 第9地区 ☆☆☆☆★ アカデミー作品賞ノミネートも納得。B級SF映画の驚くべき快作。 フォロー・ミー ☆☆☆☆★ 「午前十時の映画祭」。キャロル・リード監督の恋愛映画の秀作。 人生に乾杯! ☆☆☆★★★ ハンガリー映画。年金生活者の反抗を描いた愛すべき佳作です。 ソラニン ☆☆☆★★ 宮崎あおいのギターと歌は一見の価値あり。佳作だが長すぎる。 チャップリンの独裁者 ☆☆☆☆★★★ 「午前十時の映画祭」。今見ても新鮮なチャップリンの最高傑作。 ライムライト ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。チャップリンの人生ドラマの秀作を堪能。 K-19 ☆☆☆★★★ キャスリン・ビグロー監督の前作を再見。新作より好感がもてる。 フローズン・リバー ☆☆☆☆★★ 家族のため必死に生きる2人の母親のドラマ。恐るべき力作だ。 マイレージ、マイライフ ☆☆☆☆ リストラの宣告人を描いた秀作。メイン3人の演技が堪能できる。 NINE ☆☆☆★★★ 女優陣の競演は見ごたえあるが、肝心の監督の苦悩はイマイチ。 渇き ☆☆☆ ラブ・ストーリーかと思いきや、とんでもないヴァンパイア映画に。 追憶 ☆☆☆★★★ 「午前十時の映画祭」。ソ連崩壊後の今日見ると複雑な心境に。 シャーロック・ホームズ ☆☆☆★★ 理屈抜きに楽しめるアクション映画だが、謎解きの楽しみは弱い。 プリンセスと魔法のキス ☆☆☆★★ ディズニー久しぶりの手描きアニメで、愛の大切さを描いた佳作。 刑事ジョン・ブック/目撃者 ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。映画史に残る恋愛映画の秀作を再確認。 ウェディング・ベルを鳴らせ! ☆☆☆★ エミール・クストリッツァ監督の新作は、賑やかな大人のおとぎ話。 そんな彼なら捨てちゃえば? ☆☆☆ 若手俳優の競演が見ものだが、物語自体はとりとめのない展開。 キャラメル ☆☆☆★★★ ベイルートのエステサロンを舞台に女性たちの恋を描いた佳作。 ハート・ロッカー ☆☆☆★ 女性監督とは思えない戦場映画の力作だが戦争観に異議あり。 セントアンナの奇跡 ☆☆☆★★★ スパイク・リー監督が、第二次大戦下のイタリアを描いた異色作。 不毛地帯 ☆☆☆☆★ 故山本薩夫監督の力作を再見。秋吉久美子が国民の声を代弁。 しあわせの隠れ場所 ☆☆☆☆ 実話の映画化で素直に感動できる。サンドラ・ブロックに女優賞。 北北西に進路を取れ ☆☆☆☆ 「午前十時の映画祭」。007に影響与えたヒッチコックの代表作。 裏窓 ☆☆☆☆★ 「午前十時の映画祭」。ヒッチコックの巧みな語り口とユーモアを。 人間失格 ☆☆☆★ 太宰治原作の映画化。女優陣は豪華キャストだが期待はずれ。 パレード ☆☆☆☆ 行定勲監督が自らの原点に戻って若者たちの今を描いた秀作。 コララインとボタンの魔女 3D ☆☆☆☆ ストップモーションアニメと3Dの新技術が見事に融合した労作。 恋するベーカリー ☆☆☆★ メリル・ストリープは熱演。不倫ラブコメディだが、なぜR15指定。 バンデイジ ☆☆☆★★ 岩井俊二の脚本で好感のもてる青春映画に。北乃きいに注目。 ユキとニナ ☆☆☆★ 少女のゆらぎを瑞々しく描いた佳作。森をさまよう場面が見もの。 明日に向って撃て! ☆☆☆☆★ 「午前十時の映画祭」。自転車シーンが楽しくボリビア編が秀逸。 交渉人 THE MOVIE ☆☆☆★★ TVシリーズは未見。つっこみ所は多いが、それなりに楽しめる。 バレンタインデー ☆☆☆★ アメリカとの文化の違いはよく分かるが、登場人物が多すぎる。 ドラゴン・タトゥーの女 ☆☆☆☆ ベストセラー・ミステリーを映画化した力作。早く続編が見たい。 抱擁のかけら ☆☆☆★★ アルモドバル監督の新作でペネロペ・クルスの美しさが見もの。 スティング ☆☆☆☆★★ 「午前十時の映画祭」。劇場では初見で、画面の隅々まで堪能。 インビクタス/負けざる者たち ☆☆☆☆★★★ クリント・イーストウッド監督最新作はファン必見の屈指の秀作。 夏時間の庭 ☆☆☆★★ フランス版「歩いても、歩いても」といえる佳作。身につまされる。 Dr.パルナサスの鏡 ☆☆☆★★★ ヒース・レジャーの遺作。3人の親友の力で見応えある佳作に。 湖のほとりで ☆☆☆★★★ DVD。小さな村でおこった殺人事件を通して家族を描いた佳作。 おとうと ☆☆☆☆★★ 10年ぶりの現代劇で山田洋次監督の集大成。笑って泣けます。 ゴールデンスランバー ☆☆☆☆ まきこまれ型サスペンスにプラスして、切ない青春映画の秀作。 マン・オン・ワイアー ☆☆☆☆★ DVD。WTCでの綱渡りを再現した驚異のドキュメンタリー映画。 ラブリーボーン ☆☆☆★★ シアーシャ・ローナンは好演だが天国のシーンが少々長すぎる。 パーフェクト・ゲッタウェイ ☆☆☆★★ もう一度見たくなる快作。ハワイ諸島の風景は一見の価値あり。 マチュカ 僕らの革命 ☆☆☆★★ DVD。1973年のチリクーデターを少年の目を通して描いた佳作。 サヨナライツカ ☆☆☆★★ 中山美穂が12年ぶりの映画で大熱演だが、なぜR15指定なの? オーシャンズ ☆☆☆★★★ 生物多様性をキーワードとしたドキュメンタリー映画の力作です。 低開発の記憶 ☆☆☆★★ 革命直後の世相、人々の様子等を描いた異色のキューバ映画。 ヴィクトリア女王 世紀の愛 ☆☆☆★★ 若き日のヴィクトリア女王を史実に基づき描いて見応えは十分。 今度は愛妻家 ☆☆☆★★ 薬師丸ファン待望の新作だが少々期待はずれ。石橋蓮司は○。 かいじゅうたちのいるところ ☆☆☆☆ ベストセラーとなった絵本の映画化で大人も十分楽しめる秀作。 海角七号/君想う、国境の南 ☆☆☆☆ 日本と台湾を結ぶ二つの恋。台湾で歴代2位の大ヒットも納得。 インフォーマント! ☆☆☆★ 嘘と内部告発でアメリカを混乱させた実在の人物を描く異色作。 (500)日のサマー ☆☆☆☆★ 男の子が失恋に至る500日を描く切ないラブ・ストーリーの秀作。 ワンピース第10弾 ☆☆☆★★ 初めて見たが、大人も楽しめるアニメで昨年末の大ヒットも納得。 ザ・コープ ☆☆☆☆ DVD。太地町でのイルカ猟の実態に迫った力作。ぜひ公開を。 銀色の雨 ☆☆☆ 浅田次郎の原作。心に傷を持つ3人の男女の再生を描くが……。 きみに微笑む雨 ☆☆☆★ 中韓合作のラブストーリー。ホ・ジノ監督作品としては物足りない。 愛を読むひと(完全無修正版) ☆☆☆☆★★ DVD。どこが「完全版」か分からなかったが、確かに「無修正版」。
カティンの森 | ☆☆☆☆★ | アンジェイ・ワイダ監督が両親に捧げた渾身の力作で、集大成だ。 |
誰がため | ☆☆☆☆ | デンマークにおけるナチス・ドイツへの抵抗運動を初めて映画化。 |
ジェイン・オースティン | ☆☆☆★★★ | 女性作家の「秘められた恋」を描いた佳作。アン・ハサウェイが◎。 |
12の椅子 | ☆☆☆★ | キューバ映画祭。ある椅子に隠された宝石を探し求めるコメディ。 |
ある官僚の死 | ☆☆☆★★ | キューバ映画祭。黒澤明監督「生きる」キューバ版といえる佳作。 |
釣りバカ日誌20 ファイナル | ☆☆☆★★ | ラストのカーテンコールは納得。22年間、ありがとうごさいました。 |
アンを探して | ☆☆☆★★ | 「赤毛のアン」のファンには必見かも。現地でオールロケの佳作。 |
アバター | ☆☆☆☆★★ | ジェームズ・キャメロン監督の集大成。予想以上にすごい映像だ。 |
のだめカンタービレ 前編 | ☆☆☆★ | パリロケの割に平凡な出来だが、やっぱり後編は見てしまいそう。 |
牛の鈴音 | ☆☆☆☆★ | 韓国での大ヒットも納得のドキュメンタリーの秀作。牛の目にも涙。 |
パブリック・エネミーズ | ☆☆☆★★ | スタイリッシュなギャング映画。銃撃戦は見応えあるが、ドラマは? |
ジュリー&ジュリア | ☆☆☆★★★ | 料理とブログがテーマの愛すべき佳作。メリル・ストリープが巧い。 |
スノープリンス | ☆☆☆★ | 確かに涙なしに見れない映画だが、現代の部分は必要なかった。 |
脳内ニューヨーク | ☆☆☆★ | 人生そのものを描いた意欲作だが、一度見ただけでは難解です。 |
カールじいさんの空飛ぶ家 | ☆☆☆☆ | 高齢者を主人公にした初の秀作アニメ。2Dの方が見やすいかも。 |
キャピタリズム | ☆☆☆★★★ | 資本主義の罪を問うマイケル・ムーアの力作だが日本認識は×。 |
クリスマス・キャロル | ☆☆☆★★ | 最新の技術と古典的名作の組み合わせが見どころの佳作です。 |
ブラック会社に勤めてるんだが、 | ☆☆☆★ | ニートの青年のIT会社就職体験をコミカルに描いた異色の作品。 |
ベルサイユの子 | ☆☆☆★ | DVD。ベルサイユ宮殿の森にホームレスが住んでいるとは……。 |
千年の祈り | ☆☆☆☆ | 中国と米国に別れて住む父と娘の葛藤を、しみじみと描いた佳作。 |
戦場でワルツを | ☆☆☆★★★ | イスラエルの監督がパレスチナ難民虐殺を描いたアニメだが……。 |
いのちの山河 | ☆☆☆☆ | 沢内村での老人医療費無料化、乳児死亡ゼロを映画化した秀作。 |
理想の彼氏 | ☆☆☆★ | ゼタ=ジョーンズがバツイチの母親に扮するラブストーリーの佳作。 |
曲がれ!スプーン | ☆☆ | 今年見た日本映画の中で最低の出来。時間と金を返して下さい。 |
イングロリアス・バスターズ | ☆☆☆☆ | タランティーノ監督が反ナチを描いた異色の力作で、見応え十分。 |
2012 | ☆☆☆★★ | 地球崩壊の日に「ノアの方舟」登場。驚異の映像は、ぜひ劇場で。 |
なくもんか | ☆☆☆★ | 笑って泣ける人情コメディ。竹内結子が新境地を開いているが…。 |
笑う警官 | ☆☆☆★★★ | 北海道警の腐敗を描き、なかなかの見応え。松雪泰子が収穫か。 |
ゼロの焦点 | ☆☆☆★★ | 3女優の競演が見もの。なぜ犯人が分かったのか、後半に難点。 |
パイレーツ・ロック | ☆☆☆★★ | 60年代の英国で実際に存在した海賊ラジオ局の物語で楽しめた。 |
スペル | ☆☆☆★★★ | サム・ライミ監督が原点に返ったホラー映画の怪作だが、面白い。 |
THIS IS IT | ☆☆☆★★★ | マイケル・ジャクソンのファンには宝物のような「奇跡の映画化」。 |
風が強く吹いている | ☆☆☆☆ | 箱根駅伝に挑む若者たちを描いた青春ドラマの秀作。拾い物だ。 |
わたし出すわ | ☆☆☆ | 森田芳光監督の久しぶりのオリジナルだが、冴えは見られない。 |
サイドウェイズ | ☆☆☆★★ | 珍しい日本版リメイク。オールロケで中年にエールを贈る佳作に。 |
母なる証明 | ☆☆☆☆★ | 息子を守ろうとする母を描く力作。意外な展開で衝撃のラストへ。 |
クライマーズ・ハイ | ☆☆☆★★★ | 御巣鷹山でのジャンボ機墜落事故に挑む新聞記者たちのドラマ。 |
僕の初恋をキミに捧ぐ | ☆☆☆★ | まだ難病物は続くのか。井上真央のがんばりで最後まで見せる。 |
きみが僕を見つけた日 | ☆☆★★ | タイムトラベル物だが、ここまで話を広げるとついていけなくなる。 |
パンドラの匣 | ☆☆☆★★ | 太宰治原作。結核療養所を舞台にした異色の青春映画の佳作。 |
沈まぬ太陽 | ☆☆☆☆★ | 山崎豊子原作を映画化した3時間22分の大作。見応え十分だ。 |
引き出しの中のラブレター | ☆☆☆★★ | ラジオ番組と手紙をテーマにした点が新鮮。しみじみとした佳作。 |
あの日、欲望の大地で | ☆☆☆★★★ | シャーリーズ・セロンが熱演。新星ジェニファー・ローレンスに★。 |
悪夢のエレベーター | ☆☆☆★ | 密室劇かと思わせての意外な展開は新鮮だが、後味はよくない。 |
あなたは私の婿になる | ☆☆★★★ | 出来のよくないラブ・ストーリー。途中で何度帰ろうと思った事か。 |
カイジ 人生逆転ゲーム | ☆☆☆ | 中盤は悪趣味。Eカードで勝つ確率が5分の1というのは本当か。 |
ワイルド・スピード MAX | ☆☆☆★★ | 原点に返り、カーアクションをここまで見せてくれれば言う事ない。 |
リリィ、はちみつ色の秘密 | ☆☆☆★★ | DVD。予備知識なしに見たが60年代の南部を舞台にした佳作。 |
私の中のあなた | ☆☆☆★★ | 病気とたたかう家族の絆と葛藤を描いた佳作。米国は訴訟社会。 |
クヒオ大佐 | ☆☆☆★★★ | 実在の結婚詐欺師を堺雅人が巧演。日米関係にも迫る異色作。 |
ジョニーは戦場へ行った | ☆☆☆☆★ | 戦争の残酷さを訴えた反戦映画。公開時の衝撃は薄れている。 |
ヴィヨンの妻 | ☆☆☆☆★ | 太宰治の世界を再現。松たか子の好演が輝き、代表作となった。 |
さまよう刃 | ☆☆☆★★ | 被害者家族の怒りを描いた佳作だが、警察の描き方に難点が。 |
ザ・クリーナー | ☆☆☆★ | DVD。銃社会らしく、犯罪現場の清掃業を描いた映画がつづく。 |
空気人形 | ☆☆☆★ | 韓国の女優ペ・ドゥナが体当たりの熱演を見せる異色作だが…。 |
のんちゃんのり弁 | ☆☆☆★★★ | 後味の爽やかな佳作。小西真奈美が新境地を開いて代表作に。 |
エル・スール | ☆☆☆☆★★ | エリセ監督10年ぶりの第二作。光と影の映像が息をのむ美しさ。 |
ミツバチのささやき | ☆☆☆☆★ | ビクトル・エリセ監督の長編第一作。アナ・トレントのつぶらな瞳。 |
キラー・ヴァージンロード | ☆☆☆ | 上野樹里がドジな女の子役に挑んだが、出来のよくないコメディ。 |
南極料理人 | ☆☆☆★ | 網走で撮影した南極物。料理シーンがメインで、お腹がすきます。 |
正義のゆくえ | ☆☆☆★★★ | アメリカにおける不法移民問題を正面から描いた異色の佳作だ。 |
カムイ外伝 | ☆☆☆★★ | 松山ケンイチがカムイを体当たり熱演。又も大後寿々花に注目。 |
ロルナの祈り | ☆☆☆★★★ | DVD。ベルギー舞台に不法移民の現実をリアルに描いた佳作。 |
コネクテッド | ☆☆☆☆ | 快作「セルラー」香港版リメイク。アクションでハリウッドを超えた。 |
男と女の不都合な真実 | ☆☆☆ | 余り期待せずに見たが、予想通り出来のよくないラブ・コメディだ。 |
火天の城 | ☆☆☆★ | 安土城築城の過程を描いた異色の時代劇だが、一本調子が難。 |
ウルヴァリン | ☆☆☆★★ | 「X-MEN」シリーズで一番楽しめる。過去3作を再度見なくては。 |
女の子ものがたり | ☆☆☆★★ | 女性版「スタンド・バイ・ミー」。高校生役の大後寿々花に★一つ。 |
扉をたたく人 | ☆☆☆★★★ | 9.11以降の移民政策を問う佳作。アカデミー賞ノミネートに納得。 |
ちゃんと伝える | ☆☆☆☆ | 鬼才・園子温監督が家族・余命を描いた秀作。伊藤歩が収穫だ。 |
20世紀少年 最終章 | ☆☆☆★ | エンド・ロール後の10分は見逃せない。万博会場は東京周辺か。 |
グッド・バッド・ウィアード | ☆☆☆★★ | 荒唐無稽なアクション超大作だが、ここまで徹底されると脱帽だ。 |
BALLAD 名もなき恋のうた | ☆☆☆★★ | 「戦国大合戦」の実写化。合戦シーンに見応え。新垣結衣に★を。 |
幸せはシャンソニア劇場から | ☆☆☆★★★ | 1936年のパリ。劇場を守ろうとする人々の生き様を活写した佳作。 |
サブウェイ123 激突 | ☆☆☆★★★ | デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの競演。ラストは息切れか。 |
ハイスクールミュージカル | ☆☆☆★★ | DVD。「進路」をテーマにした高校生物の佳作。後味は爽やかだ。 |
ポー川のひかり | ☆☆☆★★ | エルマンノ・オルミの最後の劇映画は黒澤明監督の晩年作のよう。 |
縞模様のパジャマの少年 | ☆☆☆☆ | 純粋な子どもの目から見たホロ・コースト。全編英語なのが残念。 |
西の魔女が死んだ | ☆☆☆★ | DVD。少女と祖母との一夏の体験を綴った佳作だが、長すぎる。 |
トプカピ | ☆☆☆★★★ | BS。ロープを使ってのクライマックス・シーンがハラハラドキドキ。 |
トランスポーター2 | ☆☆☆★★ | DVD。舞台をマイアミに写し国際的スケールのアクション大作に。 |
トランスポーター | ☆☆☆★ | DVD。新作につながるエピソードもたっぷりで初見より楽しめた。 |
3時10分、決断のとき | ☆☆☆★★★ | 久しぶりの西部劇の登場。人間ドラマとしても見応えある佳作だ。 |
96時間 | ☆☆☆★ | 誘拐された娘の救出劇は見せるが、「ランボー」並みの乱暴さだ。 |
トランスポーター3 | ☆☆☆★★★ | 特別な設定でカーチェイスの迫力も十分。理屈抜きに楽しめます。 |
HACHI 約束の犬 | ☆☆☆★★★ | 「ハチ公物語」のリメーク。名匠の手でオリジナルをこえる佳作に。 |
ナイトミュージアム2 | ☆☆☆★ | スミソニアン博物館に行った気にはなれるが、ドラマは二番せんじ。 |
ポルト | ☆☆☆★★★ | 最近のディズニーアニメではベストか。アクションも満載で楽しめる。 |
愛のむきだし | ☆☆☆★ | DVD。4時間近くの異色大作だが「ポチの告白」に遠く及ばない。 |
サマーウォーズ | ☆☆☆☆ | 夏休み映画のイチオシかも。日本アニメの充実ぶりを示す快作だ。 |
新宿区歌舞伎町保育園 | ☆☆☆★ | DVD。認可保育所と認証保育所とのちがいがよく分かる映画だ。 |
暴行 | ☆☆☆★ | 黒澤明「羅生門」のリメイク。ポール・ニューマンの強盗役が新鮮。 |
大阪ハムレット | ☆☆☆★★ | 大阪の下町を舞台に、一家族の日常を描いた後味爽やかな佳作。 |
サンシャイン クリーニング | ☆☆☆★★ | エイミー・アダムスが熱演。「負け組」一家を描いた愛すべき小品。 |
アマルフィ 女神の報酬 | ☆☆☆★★ | 美しき風景が楽しめ音楽も良いが、サスペンスの描写はイマイチ。 |
ハリーポッターと謎のプリンス | ☆☆☆★ | 青春ドラマの要素も加わっているが、最終章への小休止という所。 |
ごくせん THE MOVIE | ☆☆☆★ | 同窓会的な集大成版だが、TVシリーズを見ていないと少々辛い。 |
モンスターVSエイリアン | ☆☆☆ | 3Dの映像は見ものだが、メガネが小さく画像が暗いのが難点か。 |
ノウイング | ☆☆☆★ | 飛行機墜落事故や地下鉄衝突の場面は見せるが、ラストは疑問。 |
ウィッチマウンテン | ☆☆☆★ | 荒唐無稽なSFミステリーだが「未知との遭遇」を思い出し楽しめる。 |
蟹工船 | ☆☆☆★ | 予想以上に骨太の映画だが、シュールな映像には違和感が残る。 |
それでも恋するバルセロナ | ☆☆☆★★★ | ウディ・アレン監督による奇妙な四角関係のラブストーリーの佳作。 |
攻撃 | ☆☆☆☆ | BSの録画で初見。軍国主義を痛烈に批判した戦争映画の力作。 |
蟹工船(山村聡版) | ☆☆☆★★ | 新作鑑賞後にDVDで再見。多喜二にはリアリズム映像が似合う。 |
トランスフォーマー | ☆☆☆★★ | 新作公開を機にDVDで再見。リアルタイムで見た時より楽しめた。 |
ディア・ドクター | ☆☆☆☆★ | 西川美和監督の人間観察が光る必見の秀作。ラストは不要では。 |
トランスフォーマー リベンジ | ☆☆☆★★ | 「ターミネーター4」より楽しめるが前作の予習が必要。疲れます。 |
劔岳 点の記 | ☆☆☆☆ | まるでドキュメンタリー映画。木村大作の執念がにじみ出た力作。 |
愛を読むひと | ☆☆☆☆★★ | ケイト・ウィンスレットの抑えた演技が光る秀作。原作を超えたか。 |
反恋愛主義 | ☆☆☆★ | 「結婚なしに子供が欲しい」と願う女性を描いたハンガリー映画。 |
レスラー | ☆☆☆☆★ | ミッキー・ロックが体当たり熱演。マリサ・トメイの好演に★一つ。 |
ブッシュ | ☆☆☆★★ | オリバー・ストーン監督がブッシュ大統領の人間像に迫った佳作。 |
真夏のオリオン | ☆☆☆★ | 潜水艦と駆逐艦の戦いを描いた戦争映画だが、意外と悪くない。 |
ウルトラミラクルラブストーリー | ☆☆☆★★ | 松山ケンイチが怪演技を見せる。麻生久美子は3本中でベスト。 |
ハゲタカ | ☆☆☆☆ | 評価の高かったTVドラマの続編で、見応えある社会派の力作。 |
ガマの油 | ☆☆★★ | 役所広司の初監督作品だが、意味不明な展開で完全な失敗作。 |
ターミネーター4 | ☆☆☆★★ | シリーズ最新作だが、「1・2」の面白さが味わえない出来に不満。 |
路上のソリスト | ☆☆☆★ | コラムニストと路上生活を送る音楽家の交流を描いた佳作だが。 |
おと・な・り | ☆☆☆★★ | 都会に生きる若者の日常と孤独を描いたラブ・ストーリーの佳作。 |
ラスト・ブラッド | ☆☆☆ | 荒唐無稽なB級アクション。チョン・ジヒョンは出演作を選ぶべきだ。 |
インスタント沼 | ☆☆☆★★★ | 公開作品の相次ぐ麻生久美子がはじけて見せたコメディの快作。 |
沈黙を破る | ☆☆☆☆★ | イスラエル兵士たちが語る占領の真実。長期の取材による秀作。 |
ROOKIES 卒業 | ☆☆☆★★ | 甲子園をめざす高校生たちを描いた佳作。卒業式の後に見せ場。 |
ランジェ公爵夫人 | ☆☆☆★★ | DVD。いかにもフランス映画らしい辛口の大人の恋愛映画です。 |
ハゲタカ(ドラマシリーズ) | ☆☆☆☆★★ | こんなに見応えあるドラマがNHKで何回も放映されていたとは。 |
山椒大夫 | ☆☆☆☆ | DVD。溝口健二監督作品。前進座の舞台とともに見ごたえ十分。 |
鶴彬 こころの軌跡 | ☆☆☆★★ | 低予算のドキュメンタリードラマ。治安維持法に関心あれば必見。 |
スター・トレック | ☆☆☆☆ | シリーズファンでなくても十分楽しめる。SFアクション映画の力作。 |
チョコレート・ファイター | ☆☆☆★★★ | タイ発のB級少女アクション・ムービーの快作。ここまでやるとは。 |
映画は映画だ | ☆☆☆★★ | 人気俳優とヤクザが映画に共演。ラストシーンは「大いなる西部」。 |
重力ピエロ | ☆☆☆☆ | 伊坂幸太郎の人気小説を原作のイメージどおり映画化した秀作。 |
消されたヘッドライン | ☆☆☆★★★ | 「大統領の陰謀」を意識した拾い物の佳作。最後は少々肩すかし。 |
小三治 | ☆☆☆☆★ | 落語家・小三治の生き様と芸を追ったドキュメンタリー。秀作です。 |
60歳のラブレター | ☆☆☆★★ | 魚屋夫婦の物語は泣かせるが、メーンのエピソードには違和感。 |
鈍獣 | ☆☆☆ | 真木よう子に注目だ。舞台そのままの映画化は成功していない。 |
天使と悪魔 | ☆☆☆★★★ | 前作より面白く見応えあるが、謎解きのテンポが余りに早すぎる。 |
バンコック・デンジャラス | ☆☆☆★ | ニコラス・ケイジが殺し屋を演じた異色作だが、出来はイマイチ。 |
THIS IS ENGLAND | ☆☆☆★★ | 1983年のイギリスが舞台。生き方を模索する青春を描いた佳作。 |
余命1ヶ月の花嫁 | ☆☆☆★★★ | 乳がん検診の大切さを伝える佳作。出演陣の熱演で後味爽やか。 |
ウォーロード 男たちの誓い | ☆☆☆☆ | 「レッド・クリフ」よりリアルで見応えあるドラマ。紅一点にも注目。 |
GOEMON | ☆☆☆ | CG満載の新感覚映画。映像は注目だがゲーム感覚でしかない。 |
四川のうた | ☆☆☆☆ | 労働者の生の声から社会主義・中国の半世紀が見えてくる秀作。 |
チェチェンへ | ☆☆☆★★★ | ソクーロフ監督がチェチェン戦争の現場から「反戦」を謳った佳作。 |
マックス・ぺイン | ☆☆☆★ | 人気ゲームの映画化。映像は超スタイリッシュで、見せますが…。 |
デュプリシティ | ☆☆☆★ | 豪華キャストの企業スパイ物だが、展開が複雑すぎるのが難点。 |
新宿インシデント | ☆☆☆★★ | ジャッキー・チェンが新境地。不法移民の黒社会での苦闘を描く。 |
チェイサー | ☆☆☆☆ | 追跡者を描いた韓国映画の力作。「ダーティハリー」の影響大か。 |
史上最大の作戦 | ☆☆☆☆ | DVD。ノルマンディ上陸作戦の2日間をリアルに再現した力作。 |
胡同の理髪師 | ☆☆☆★★ | DVD。五輪を前にした胡同(フートン)の変わりゆく様子が見物。 |
アウェイ・フロム・ハー | ☆☆☆★★★ | DVD。アルツハイマー・老老介護の世界をしみじみ描いた佳作。 |
受験のシンデレラ | ☆☆☆★★ | DVD。「東大入試合格」をテーマにした異色のドラマで楽しめる。 |
許されざる者 | ☆☆☆☆★ | DVD。クリント・イーストウッド監督による本格的西部劇の秀作。 |
ダーティハリー | ☆☆☆★★★ | DVD。人気シリーズ第1作。上から見たサンフランシスコのまち。 |
レイン・フォール/雨の牙 | ☆☆☆★ | 東京を舞台に、ある殺し屋の孤独とCIAの暗躍を描いた異色作。 |
子供の情景 | ☆☆☆☆★ | 6才の少女の目を通して、アフガニスタンの現実を描いた秀作だ。 |
クレヨンしんちゃん | ☆☆☆★ | 環境問題をテーマにして劇場版らしいスケールで描いた異色作。 |
つみきのいえ | ☆☆☆★★ | DVD。米アカデミー賞の短編アニメ賞。不思議な味わいの佳作。 |
ポチの告白 | ☆☆☆☆ | 警察組織による国家ぐるみの犯罪に迫り、告発した異色の力作。 |
グラン・トリノ | ☆☆☆☆★★ | クリント・イーストウッドの集大成。「遺言」ともいえる屈指の秀作。 |
レイチェルの結婚 | ☆☆☆★★★ | 姉の結婚式に集った家族のドラマ。アン・ハサウェイが楽しみだ。 |
バーン・アフター・リーディング | ☆☆☆★★ | コーエン兄弟が肩の力を抜いて撮ったコメディで、少々やりすぎ。 |
名探偵コナン 漆黒の追跡者 | ☆☆☆★★ | シリーズ中で屈指の見ごたえ。ラストは「ダイハード」なみの迫力。 |
鴨川ホルモー | ☆☆☆★★ | ホルモーは抱腹絶倒だが、意外に学生たちの日常を描いた佳作。 |
ミルク | ☆☆☆☆ | アメリカにおける民主主義を考えさせる秀作。ショーン・ペン好演。 |
スラムドッグ$ミリオネア | ☆☆☆☆★ | インド社会の現実と人気クイズショーを巧みに交差させた力作だ。 |
おっぱいバレー | ☆☆☆★★★ | 後味の爽やかな青春映画だ。題名で損したのか、観客は少ない。 |
ある公爵夫人の生涯 | ☆☆☆★★ | ラストの保守的な解決に疑問が残るが、実話の映画化の限界か。 |
ピンクパンサー2 | ☆☆☆ | シリーズもそろそろ潮時か。ピーター・セラーズ版に遠く及ばない。 |
ニセ札 | ☆☆☆★★ | 北村祐一監督作品。実話のニセ札事件を描いた佳作だが……。 |
花の生涯 梅蘭芳 | ☆☆☆★★★ | 京劇俳優・梅蘭芳の半生を描いたチェン・カイコー監督の最新作。 |
レッドクリフ PartⅡ | ☆☆☆★★★ | 「七人の侍」と同じで、戦いが始まるまでのドラマに見応えがある。 |
トワイライト~初恋~ | ☆☆☆★★ | 少女と吸血鬼の禁断の恋を描いた佳作で、世界中のヒットも納得。 |
ザ・バンク 墜ちた巨像 | ☆☆☆★★★ | 巨大銀行の犯罪と武器商人の暗躍を描いたタイムリーな佳作だ。 |
いのちの戦場 | ☆☆☆☆ | タブーであったアルジェリア戦争の実相をリアルに再現した力作。 |
ウォッチメン | ☆☆☆★ | 映像の進化に目を見張るものがあるが、2時間40分は長すぎる。 |
男たちの挽歌 | ☆☆☆★★ | BSで初見。ジョン・ウー監督のスタイリッシュな映像が光る作品。 |
アンナ・カレニナ | ☆☆☆★★ | DVD。35年のグレタ・ガルボ版。労演例会を前に予習を兼ねて。 |
十戒 | ☆☆☆★ | BSで初見。ラストの例のシーンは見応えあるが、ドラマが大味。 |
ドロップ | ☆☆☆★★ | 一応まともな青春映画だが、くり返される喧嘩シーンはやりすぎ。 |
フロスト×ニクソン | ☆☆☆☆★ | ニクソン役を演じたフランク・ランジェラは主演男優賞ものの好演。 |
鑑識・米沢守の事件簿 | ☆☆☆★★ | ラストは尻すぼみだが、「相棒」のスピンオフとして十分楽しめる。 |
長江にいきる | ☆☆☆★★★ | 三峡ダム建設に伴う移住命令に立ち向かった女性を描いた佳作。 |
悲夢 | ☆☆☆★ | オダギリ・ジョーが痛々しい熱演だがキム・ギドクが好きになれず。 |
ブラジルから来たおじいちゃん | ☆☆☆★★★ | 日本とブラジル、人生について考えさせるドキュメンタリーの佳作。 |
そして、私たちは愛に帰る | ☆☆☆☆★ | ドイツとトルコを結び、すれ違う三組の親子の人生を描いた秀作。 |
フィシュストーリー | ☆☆☆☆ | 中村義洋監督の充実ぶりを示す力作で、最後は「アルマゲドン」。 |
釣りキチ三平 | ☆☆☆★★★ | 滝田洋二郎監督の新作。自然の風景と釣りシーンが見物の佳作。 |
ワルキューレ | ☆☆☆★★ | 実話の重みで見応えあるが、「手に汗握るサスペンス」には遠い。 |
ホノカアボーイ | ☆☆☆★ | 日系移民の町を舞台にした青年の成長物語だが、余りにスロー。 |
ヤッターマン | ☆☆★ | 深田恭子ファンには見逃せない怪作だが、今年のラジー賞候補。 |
ジェネラル・ルージュの凱旋 | ☆☆☆☆ | 救急医療現場の問題を正面から描いた意欲作。拾い物の佳作。 |
パッセンジャーズ | ☆☆☆★★ | 予想外の結末にあ然とするが、アン・ハサウェイは今後が楽しみ。 |
ダウト あるカトリック学校で | ☆☆☆☆★ | アカデミー賞ノミネート4人の演技合戦。エイミー・アダムスが◎。 |
シリアの花嫁 | ☆☆☆☆ | 家族を分断する「境界線」の問題を描いたイスラエル映画の秀作。 |
美しすぎる母 | ☆☆☆ | DVD。ジュリアン・ムーアが難しい役に挑んだが後味が良くない。 |
ファニーゲームU.S.A | ☆☆☆★★ | ハネケ監督が暴力ゲームの自作をリメイク。サスペンスたっぷり。 |
接吻 | ☆☆☆☆ | DVDで初見。小池栄子が女優賞に匹敵の熱演を見せた異色作。 |
その木戸を通って | ☆☆☆★★★ | DVD。故市川崑監督の幻の作品。なぜ、公開されなかったのか。 |
インサイダー | ☆☆☆☆★★ | DVDで再見。ラッセル・クロウ演じる元大企業重役の苦悩と決断。 |
花とアリス | ☆☆☆☆ | DVDで再見。蒼井優の本格デビュー前作品だが、存在感は抜群。 |
革命戦士ゲバラ! | ☆☆☆ | DVD。この旧作を見るとチェ・ゲバラ2部作の素晴らしさが分かる。 |
厳重に監視された列車 | ☆☆☆☆ | 京都初公開の秀作。イジー・メンツェル監督の未公開作が見たい。 |
オーストラリア | ☆☆☆★★ | 1500頭の牛を運ぶシーンは見応えあるが、詰め込みすぎで大味。 |
罪とか罰とか | ☆☆☆★ | 演劇界の鬼才によるブラック・コメディの怪作。成海璃子は期待大。 |
ハルフウェイ | ☆☆☆★★★ | 恋に揺れる高校生の青春をリアルに描いたラブ・ストーリーの佳作。 |
7つの贈り物 | ☆☆☆★★★ | 贖罪と臓器移植を題材にした異色の佳作。ラブ・ストーリーでもある。 |
チェンジリング | ☆☆☆☆★★ | イーストウッド監督の巧さが光る。アンジェリーナ・ジョリーが大熱演。 |
三国志 | ☆☆☆★★ | レッドクリフともダブり見応えはあるが、裏切りのドラマが物足りず。 |
旭山動物園物語 | ☆☆☆★★ | 廃園の危機を救ったアイデアが水族館にあったとは複雑な心境だ。 |
ノン子36歳 (家事手伝い) | ☆☆☆★★★ | 30路バツイチ女性の青春映画の佳作。坂井真紀の熱演に★一つ。 |
ディファイアンス | ☆☆☆☆ | ユダヤ人自身によるもう1人の「シンドラー」をリアルに描いた力作。 |
少年メリケンサック | ☆☆★★★ | 宮藤官九郎がダメ親父達の再生を描いたが、今回も好きになれず。 |
フェイクシティある男のルール | ☆☆☆ | 警察内部の巨悪を描いた映画は過去にも数多く、新鮮味に欠ける。 |
懺悔 | ☆☆☆☆★ | ペレストロイカの象徴となったグルジア映画の力作がようやく公開。 |
英国王給仕人に乾杯! | ☆☆☆☆★★ | チェコの激動の現代史を巧みな語り口で描いた人間ドラマの秀作。 |
ベンジャミン・バトン | ☆☆☆☆ | アカデミー賞13部門ノミネートは納得だが、意外にもドラマは平凡だ。 |
ララピポ | ☆☆★★ | 「負け犬」たちをコミカルに描いた異色の作品だが、成功していない。 |
余命 | ☆☆☆★ | 乳ガンの再発に直面する夫婦愛の物語だが、中だるみで長すぎる。 |
シャッフル | ☆☆☆★ | 1週間をシャッフルする新感覚のサスペンスだが、矛盾がボロボロ。 |
20世紀少年〈第2章〉 | ☆☆☆★ | 荒唐無稽だが、前作よりは映画的。次回作も、見てしまいそう……。 |
浪花の恋の物語 | ☆☆☆☆ | BS。近松自身を登場させる手法が新鮮。萬屋錦之介が若々しい。 |
カッコーの巣の上で | ☆☆☆☆★★ | BS。管理社会の下での人間の尊厳と自由を追求した屈指の秀作。 |
チェ 39歳別れの手紙 | ☆☆☆☆★ | ボリビアでの悪戦苦闘のたたかいと死をリアルに再現した力作だ。 |
マンマ・ミーア! | ☆☆☆★ | メリル・ストリープの歌唱力には驚かされるが、映画は平凡な出来。 |
戦場のレクイエム | ☆☆☆☆ | 国共内戦をリアルに描いた中国版「プライベート・ライアン」の力作。 |
誰も守ってくれない | ☆☆☆☆★ | 「容疑者家族の保護」を題材に、日本社会の現実に迫った秀作だ。 |
レボリューショナリー・ロード | ☆☆☆☆★ | アメリカ社会の縮図を描いた問題作。ケイト・ウィンスレットが熱演。 |
エレジー | ☆☆☆☆ | 身につまされるラブ・ストーリー。ペネロペ・クルスの美しさが魅力。 |
ザ・ムーン | ☆☆☆★ | アポロ11号を巡る貴重なドキュメンタリーだが単調な編集は辛い。 |
感染列島 | ☆☆☆★★ | 前半の緊迫感が後半は個人的ドラマになるが、一見の価値あり。 |
プライド | ☆☆☆★★ | オペラ歌手をめざす女同士の対決を描いた人気コミックの映画化。 |
007/慰めの報酬 | ☆☆☆★★★ | 「ジェイソン・ボーン」シリーズの影響大。異色のボンドガールも○。 |
バンク・ジョブ | ☆☆☆★★★ | 王室スキャンダルがからむ実話をもとにした銀行強盗映画の快作。 |
禅 ZEN | ☆☆☆★★ | 道元の半生を描いた佳作。遊女役・内田有紀の見せ場が不足か。 |
永遠のこどもたち | ☆☆☆★★ | 失踪した息子を必死で捜す母…。異色のホラー・ファンタジーです。 |
チェ 28歳の革命 | ☆☆☆☆★ | キューバ革命とチェ・ゲバラの闘いを、史実に忠実に描いた力作だ。 |
ヘルボーイ 2 | ☆☆☆★ | それなりに楽しめるが、荒唐無稽な映画についていくのは大変だ。 |
エグザイル/絆 | ☆☆☆☆ | スタイリッシュな映像と銃撃戦。「高倉健」主演映画のような面白さ。 |
劇場版 メジャー | ☆☆☆★★ | 劇場版で初体験。お正月は再放映のテレビ版にすっかりハマった。 |
007/カジノ・ロワイヤル | ☆☆☆★★★ | 新作公開を前にDVDで復習。苦悩するボンドは新シリーズの柱か。 |
若者たち・テレビシリーズ | ☆☆☆☆☆ | DVDで全34作品を鑑賞。宝物の映像で、あふれる涙を抑えられず。 |
2008年
連獅子/らくだ | ☆☆☆★★ | 山田洋次監督による「シネマ歌舞伎」第2弾。2000円は値打ちだ。 |
ラースと、その彼女 | ☆☆☆☆ | リアル・ドールに恋する青年と周囲の人々との交流を描いた佳作。 |
いのちの作法 | ☆☆☆☆★ | 旧沢内村の今を紹介した力作。日本にこんな町が残っていたとは。 |
シャイン・ア・ライト | ☆☆☆★★★ | ローリング・ストーンズのファンには宝物のようなライブ映画です。 |
K-20 怪人二十面相・伝 | ☆☆☆★★ | 気軽に楽しめる大人の劇画。松たか子のコメディエンヌぶりが○。 |
ワールド・オブ・ライズ | ☆☆☆★★★ | ディカプリオとラッセル・クロウの演技合戦。リアルなCIA映画です。 |
地球が静止する日 | ☆☆☆ | 「人類と地球」をテーマにしたSF大作だが、「ウォーリー」に完敗だ。 |
252 生存者あり | ☆☆☆★ | 消防庁が全面協力の災害パニック映画だが、つっこみどころ満載。 |
トロピック・サンダー | ☆☆☆ | トム・クルーズの怪演ダンスシーンは記憶に留めておきたいが…。 |
女工哀歌 | ☆☆☆☆ | グローバル化の中、中国における出稼ぎ労働の実相に迫る佳作。 |
ウォーリー | ☆☆☆☆★ | ゴミ・環境問題をテーマにした異色作。米国アニメ史上の力作だ。 |
この自由な世界で | ☆☆☆☆★★ | 移民・派遣労働の問題をリアルに描いたケン・ローチ監督の秀作。 |
青い鳥 | ☆☆☆★★★ | いじめ問題に正面から挑戦した佳作で、阿部寛が教師役を熱演。 |
ヤング@ハート | ☆☆☆☆★ | 老人パワー全開のドキュメンタリー映画の秀作。万人にお薦めだ。 |
ボーダータウン | ☆☆☆☆ | 連続女性殺害事件の闇に迫るジェニファー・ロペスに★一つ加点。 |
デス・レース | ☆☆☆★★★ | 刑務所を舞台にした定石通りのアクション映画だが、見応え十分。 |
蟹工船 | ☆☆☆★★ | 戦前の過酷な労働を描いた意欲作だが、原作との違いは大きい。 |
ネットワーク | ☆☆☆☆★ | ビデオで再見。シドニー・ルメット監督全盛期の力作で今も新鮮。 |
ブラインドネス | ☆☆☆ | 監督は一体なにが言いたいのか、最後までよく分からない怪作。 |
桜の園 | ☆☆☆★★ | 日本映画史に残る秀作である同監督の前作の11年後の後日談。 |
パーク アンド ラブホテル | ☆☆☆☆ | ベルリン映画祭新人賞受賞作品。伏線を張った脚本が見事です。 |
私は貝になりたい | ☆☆☆☆ | 中居正広と仲間由紀恵の代表作となる熱演。自然の風景も見物。 |
マルタのやさしい刺繍 | ☆☆☆★★ | 珍しいスイス映画。おばあさん達の生き生きした表情に癒される。 |
ICHI 市 | ☆☆☆★ | 綾瀬はるかの殺陣シーンはまずまずの出来だが、ミス・キャスト。 |
天安門、恋人たち | ☆☆☆☆ | 天安門事件を背景に、若者たちの愛と青春・苦悩を描いた秀作。 |
リダクテッド 真実の価値 | ☆☆☆☆★ | デ・パルマ監督がイラク戦争の真実に迫る実験的野心作。力作。 |
ハッピーフライト | ☆☆☆★★★ | 航空業界に働く人々の姿を描いた群像劇の佳作。見て損はない。 |
かけひきは、恋のはじまり | ☆☆☆★ | 1920年代のアメリカ。大人の恋を描いたロマンティック・コメディ。 |
花はどこへいった | ☆☆☆☆★ | ベトナム戦争での枯葉作戦の傷跡を追うドキュメンタリーの力作。 |
天国はまだ遠く | ☆☆☆☆ | 宮津を舞台に、自殺に来た女性と青年との出会いを描いた秀作。 |
秋深き | ☆☆☆★★★ | 純情な夫婦の物語を描いた佳作。佐藤江梨子がヒロインを好演。 |
ハンサム☆スーツ | ☆☆☆★★ | 顔がテーマの他愛ない話だが、後味さわやかで拾い物的な佳作。 |
まぼろしの邪馬台国 | ☆☆☆★ | 吉永小百合の二役部分には興ざめだが、九州観光を楽しめます。 |
その日のまえに | ☆☆☆ | 妻の死を前にした夫婦の物語。群像劇にしたのは成功していない。 |
センター・オブ・ジ・アース | ☆☆☆★ | 3D版。テーマ・パークでのアトラクション気分で見れば楽しめます。 |
ブタがいた教室 | ☆☆☆☆ | ブタを食べるか、食べないか。教室でのディスカッションが圧巻だ。 |
その土曜日、7時58分 | ☆☆☆☆★ | シドニー・ルメットが年齢を感じさせない演出で人間を描いた秀作。 |
レッドクリフ PartⅠ | ☆☆☆☆ | 来春公開PartⅡへの壮大な予告編だが、見応え十分の面白さ。 |
赤ひげ | ☆☆☆☆☆ | BS放映で再見。何度見ても新鮮な感動。日本映画の金字塔だ。 |
コーラスライン | ☆☆☆☆ | ビデオで再見したが、やはりこの映画は劇場の大画面で見たい。 |
ホームレス中学生 | ☆☆☆★★ | ホームレス生活を体験する少年の成長を描いたなかなかの佳作。 |
釣りバカ日誌19 | ☆☆☆★ | 披露宴のシーンは秀逸。マンネリだが安心して見れるシリーズだ。 |
花は散れども | ☆☆☆☆★ | 新藤兼人監督が演出の「若さ」を見せた。ラブ・ストーリーの秀作。 |
コーラスラインにかける夢 | ☆☆☆★★ | 「コーラスライン」再演のオーディションを追うドキュメンタリー映画。 |
ブーリン家の姉妹 | ☆☆☆★★ | ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの演技合戦が見もの。 |
わが教え子、ヒトラー | ☆☆☆★ | ヒトラーを人間として描いたのは初めて。その分、緊張感に欠ける。 |
イーグル・アイ | ☆☆☆★ | 監視社会の恐怖を描く異色作だが、アクションのテンポが早すぎる。 |
人情噺文七元結 | ☆☆☆☆ | さすが山田洋次監督。シネマ歌舞伎の新たな可能性を開いた秀作 |
宮廷画家ゴヤは見た | ☆☆☆★★ | ゴヤは主役でなく狂言回し。ナタリー・ポートマンが体当たりで二役。 |
しあわせのかおり | ☆☆☆★★★ | 名料理人と若き女性の師弟関係を描いた佳作。お腹が減りますよ。 |
私がクマに切れた理由 | ☆☆☆★★ | コメディの佳作だ。スカーレット・ヨハンソンが新境地を開いている。 |
:ゲット スマート | ☆☆☆★ | 「それ行けスマート」の映画化。アクションは見せるが笑いが不足。 |
三本木農業高校、馬術部 | ☆☆☆★★★ | 実話を基に盲目の馬と女子高生の絆を描いた佳作。泣かせます。 |
キネマの大地 | ☆☆☆★★ | 京都映画祭。激動の時代の「満映」を史実に即して描いた意欲作。 |
奇跡の海 | ☆☆☆★★ | 京都映画祭。阿南市を舞台に、漁師たちの生き様を描いた佳作だ。 |
最後の初恋 | ☆☆☆★ | ダイアン・レインとリチャード・ギアのラブ・ストーリー。物足りなさも。 |
容疑者Xの献身 | ☆☆☆★★ | 真の主役は堤真一。天才的数学者と物理学者の対決も見ものだ。 |
トウキョウソナタ | ☆☆☆☆★ | 黒沢清監督がホームドラマに挑んだ力作。カンヌの結果に納得だ。 |
きみの友だち | ☆☆☆★ | 広木隆一監督の佳作。期待が大きすぎた分だけ、期待はずれ感も。 |
イントゥ・ザ・ワイルド | ☆☆☆☆ | ショーン・ペン監督が若者の魂の旅を優しい眼差しで見つめた秀作。 |
ウィンター・ホース | ☆☆☆★★ | DVD。ネス湖伝説を戦争にからめて描いた佳作。後味は爽やかだ。 |
アイアンマン | ☆☆☆★★★ | シリーズ第1作。アイアンマン誕生までの経過が大いに楽しめます。 |
イキガミ | ☆☆☆★★ | 国家が死を宣告するという荒唐無稽な設定だが、見ごたえはある。 |
アキレスと亀 | ☆☆☆★★ | 画家になる夢を追いかける夫婦の物語をていねいに描いた佳作。 |
落語娘 | ☆☆☆☆ | ミムラが熱演。津川雅彦の俳優としての巧さが光る拾い物的快作。 |
次郎長三国志 | ☆☆☆★★ | マキノ雅彦が人気シリーズに挑戦。名場面のダイジェスト総集編か。 |
グーグーだって猫である | ☆☆☆★★ | 吉祥寺を舞台に少女漫画家の生き様と内面を優しく見つめた佳作。 |
12人の怒れる男 | ☆☆☆☆★ | 名作のリメイクでロシアの現情勢を反映した見応えある人間ドラマ。 |
言えない秘密 | ☆☆☆★ | ジェイ・チョウのピアノ演奏が見物。ラブストーリーとしては二番煎じ。 |
パコと魔法の絵本 | ☆☆☆★★ | 実写と3Dアニメを合成したファンタジー。ラストは見事な映像世界。 |
おくりびと | ☆☆☆☆★★ | 納棺師の仕事を描いた本年屈指の秀作。「お葬式」を超えたかも。 |
フライング☆ラビッツ | ☆☆☆ | 試合シーンの迫力はあるが、特定企業の宣伝イメージが強すぎる。 |
ウォンテッド | ☆☆☆★ | アクション場面に新味あるが、余りに荒唐無稽な物語の展開で…。 |
シャッター | ☆☆☆ | こちらも東京を舞台にしたハリウッド製ホラーで、元々はタイ映画。 |
TOKYO! | ☆☆☆★★ | 東京を舞台にしたオムニバス映画。香川・蒼井版が短いのは残念。 |
クローン・ウォーズ | ☆☆☆★ | スター・ウォーズのアニメ版。新キャラも登場しそれなりに楽しめる。 |
20世紀少年 | ☆☆☆ | 人気コミックを映画化した大作第1部で、続きが気になりますが…。 |
七人の侍 | ☆☆☆☆★★★ | BSで久しぶりに再見。見るたびに発見のある日本映画の金字塔。 |
暗殺者のメロディ | ☆☆☆★ | BS。アラン・ドロンがトロツキー暗殺者を演じる異色の政治ドラマ。 |
あの日の指輪を待つきみへ | ☆☆☆★★ | シャーリー・マクレーンの存在が光るラブ・ストーリーの佳作だが…。 |
ラストゲーム 最後の早慶戦 | ☆☆☆★★★ | 「最後の早慶戦」を実現するまでの経過を描いた反戦映画の佳作。 |
闘茶 | ☆☆☆ | 京都と台北を舞台に茶の世界を描いた異色作で、微妙な味わい。 |
セックス・アンド・ザ・シティ | ☆☆☆★ | 人気TVシリーズの映画化だが、平凡な出来栄えに少々ガッカリ。 |
赤い風船 | ☆☆☆☆★ | あの風船はどうやって撮影したのか。映画史に残る珠玉の名作。 |
白い馬 | ☆☆☆☆ | アルベール・ラモリス監督の詩情あふれる秀作。西部劇のようだ。 |
ハンコック | ☆☆★★ | あまりに荒唐無稽。シャーリーズ・セロンは出る作品を選ぶべき。 |
ひゃくはち | ☆☆☆★ | 名門高校野球部の補欠選手に光をあてた異色の青春映画です。 |
たみおのしあわせ | ☆☆☆★ | このキャストで定石通りの展開とならない事は予想していたが…。 |
闇の子供たち | ☆☆☆☆★★ | 阪本順治監督が幼児売買春、臓器密売を描いた渾身の力作だ。 |
ベガスの恋に勝つルール | ☆☆☆ | キャメロン・ディアス主演のラブ・コメディ。設定に新味はあるが…。 |
ハムナプトラ3 | ☆☆☆★ | スケールはシリーズ最大。息子が大活躍するのは二番せんじか。 |
スカイ・クロラ | ☆☆☆★★ | 押井守監督の新作アニメ。「ショーとしての戦争」の設定には驚き。 |
ダークナイト | ☆☆☆☆ | ジョーカーが凄すぎる。「バットマン」シリーズ中でも屈指の力作。 |
純喫茶磯辺 | ☆☆☆★★ | ホームドラマの佳作。麻生久美子が怪演で新境地を開いている。 |
インクレディブル・ハルク | ☆☆☆★★★ | 演技派の競演に注目。アクション・サスペンスとしても見応えあり。 |
野いちご | ☆☆☆☆★ | イングマル・ベルイマン監督の代表作で、人生の意味を問い直す。 |
Z | ☆☆☆☆★ | コスタ・ガヴラス監督の力作。ドラマが終わった後、突然の幕切れ。 |
ドラゴン・キングダム | ☆☆☆★ | 荒唐無稽な大人のマンガだが、カンフー・アクションは楽しめます。 |
カンフー・パンダ | ☆☆☆★★ | カンフーとパンダの組み合わせが新鮮で、大人も子供も楽しめる。 |
ハプニング | ☆☆☆★★ | 最後まで異変の謎が明らかにされないのは、現代米国の象徴か。 |
歩いても 歩いても | ☆☆☆☆★ | 長男の命日に集まる家族の一日を追う秀作。是枝監督の新境地。 |
火垂るの墓 | ☆☆☆☆ | アニメ版が名作だが実写版も見応えある。松坂慶子は演技賞物。 |
百万円と苦虫女 | ☆☆☆★★★ | 蒼井優が等身大の女性を表情豊かに演じ、新境地を開いた佳作。 |
シークレット・サンシャイン | ☆☆☆☆ | チョン・ドヨンが最愛の息子を失うシングルマザーを熱演した秀作。 |
近距離恋愛 | ☆☆☆★ | 予想通りの展開の恋愛映画だが、スコットランドの風景を楽しめる。 |
イースタン・プロミス | ☆☆☆★★ | サウナ浴場での大乱闘シーンなど見応えあるが、後味は良くない。 |
崖の上のポニョ | ☆☆☆★★★ | 家族そろって安心して楽しめる佳作だが、パワー不足は否めない。 |
カメレオン | ☆☆☆★ | 阪本順治監督が肩の力を抜いてつくった異色のアクション映画だ。 |
クライマーズ・ハイ | ☆☆☆★★★ | 日航機墜落事故を追う記者たちを描いた力作だが、不要な場面も。 |
ミラクル7号 | ☆☆☆★ | チァウ・シンチーの新作はSF。主人公の少年をはじめ女優が活躍。 |
火垂るの墓(アニメ版) | ☆☆☆☆★★ | 実写版を機に再見したが、切々と迫える秀作でアニメ史の金字塔。 |
あにいもうと | ☆☆☆☆★ | BS。成瀬巳喜男監督版で、兄妹の裏返しの愛情を描いた秀作だ。 |
モロッコ | ☆☆☆☆ | BS録画で初見。マレーネ・ディートリッヒの美しさと存在感に驚き。 |
ひめゆり | ☆☆☆☆★ | 「ひめゆり学徒隊」の悲劇を生存者らの証言で綴った必見の秀作。 |
告発のとき | ☆☆☆☆★ | イラク戦争の泥沼から抜け出せないアメリカの今を描いた力作だ。 |
ふるさとをください | ☆☆☆★★ | 精神障害者の施設と地域住民との関係に単刀直入に迫った佳作。 |
マンデラの名もなき看守 | ☆☆☆★★★ | ネルソン・マンデラと看守との交流を実話に基づき描いた佳作です。 |
奇跡のシンフォニー | ☆☆☆★ | 音楽の魅力を全面的に生かした佳作だがラストの盛り上げが不足。 |
ぐるりのこと。 | ☆☆☆☆★★ | 夫婦の10年を優しく見つめた秀作。法廷画家の設定が生きている。 |
築地魚河岸三代目 | ☆☆☆★★ | シリーズ化が楽しみな人情青春映画。田中麗奈は「山桜」より適役。 |
パリ、恋人たちの2日間 | ☆☆☆★★ | ジュリー・デルピーの主演・初監督作品で、マルチ才能ぶりを発揮。 |
JUNO/ジュノ | ☆☆☆★★★ | 「16歳で妊娠」の話を爽やかに描いた佳作。エレン・ペイジに注目。 |
インディ・ジョーンズ 4 | ☆☆☆★ | どこかで見た様な場面の連続。核実験場面と宇宙人のオチにあ然。 |
幻影師アイゼンハイム | ☆☆☆★★★ | 天才的奇術師と初恋女性とのラブ・ストーリーで、拾い物的な佳作。 |
山桜 | ☆☆☆★★★ | 原作は藤沢周平の短編小説。脇を固める女優陣が揃って好演だ。 |
休暇 | ☆☆☆★★★ | 死刑執行する刑務官の苦悩を描いた佳作。編集のテンポに難あり。 |
ザ・マジックアワー | ☆☆☆★★ | 佐藤浩市の怪演は抱腹絶倒だが、後半からの尻すぼみが残念だ。 |
靖国 | ☆☆☆★ | 中国人監督の目から見た「靖国」。話題先行だが不満の残る出来。 |
僕の彼女はサイボーグ | ☆☆☆ | 定番のラブコメディかと思いきや、意外にも後半は災害パニックに。 |
フールズ・ゴールド | ☆☆☆ | 海底での宝物探しを軽いノリで描いた作品だが、客が少なすぎる。 |
ラスベガスをぶっつぶせ | ☆☆☆★★ | 実話の映画化。「数学」の力でカジノを荒らすチームを描いた快作。 |
幸せになるための27のドレス | ☆☆☆ | 「結婚」をテーマにしたラブ・コメディだが、後半の展開はやりすぎ。 |
レイダース 失われたアーク | ☆☆☆☆★★ | ビデオ。新作公開を機に再見したが、やはり第1作が最高の出来。 |
運命じゃない人 | ☆☆☆★★★ | DVD。新作公開の機に見直したが、改めて練り上げた脚本に感心。 |
祭りの準備 | ☆☆☆☆★ | BS。中島丈博の自伝的脚本を映像化した黒木和雄監督の秀作。 |
Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 | ☆☆☆★ | ケビン・コスナーが殺人鬼に扮し新境地を開くが、後味は良くない。 |
山のあなた 徳市の恋 | ☆☆☆★ | 山の温泉場が舞台。按摩と訳あり女のちょっとしたラブ・ストーリー。 |
ランボー 最後の戦場 | ☆☆★★★ | 目をそむけたくなる残虐な戦闘シーンの連続で、ぐったり疲れます。 |
アフタースクール | ☆☆☆☆★ | 気持ちよく騙される「日本版スティング」の快作。脚本の完成度◎。 |
ナルニア国物語 第2章 | ☆☆☆★★ | 今回は、大人も十分に楽しめる冒険ファンタジーの佳作。迫力十分。 |
チャーリー・ウィルソンズ・ウォー | ☆☆☆★★ | コメディと思いきや、米国のアフガン戦略を赤裸々に描いた問題作。 |
牡牛座 レーニンの肖像 | ☆☆☆★ | ソクーロフ監督が、晩年のレーニンの生き様を描いた異色の作品。 |
トゥヤーの結婚 | ☆☆☆☆ | 内モンゴルが舞台。たくましく生きる女性を描いた中国映画の秀作。 |
最高の人生の見つけ方 | ☆☆☆★★ | ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの巧演が見ものの佳作。 |
ミスト | ☆☆☆★★★ | 「もっとも怖いのは人間」というラストは、後味こそ悪いが衝撃的だ。 |
ハンティング・パーティ | ☆☆☆★★★ | ボスニア紛争の戦犯を追う戦場ジャーナリストの姿を描いた佳作。 |
隠し砦の三悪人 | ☆☆☆★★★ | 脚色の工夫で若者向けにリメークした快作。長澤まさみファン必見。 |
光州5・18 | ☆☆☆☆★ | 軍隊が自国民に銃を向けた「光州事件」を正面から描いた力作だ。 |
アイム・ノット・ゼア | ☆☆☆★★ | ケイト・ブランシェットの変身は必見だが、ファン以外には少々辛い。 |
パレスチナ1948・NAKBA | ☆☆☆☆ | 広河隆一監督が40年来のパレスチナ取材を基に映画化した力作。 |
さよなら。いつかわかること | ☆☆☆☆ | イラク戦争が家族にもたらす現実を描いたロード・ムービーの佳作。 |
今夜、列車は走る | ☆☆☆ | アルゼンチン映画。失業労働者とその家族をリアルに描いたが…。 |
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド | ☆☆☆☆★ | 破滅する石油王役のダニエル・デイ=ルイスの怪演が光る力作。 |
つぐない | ☆☆☆☆★★ | 少女の嘘がひき起こした戦時下の悲劇を描く秀作。脚本が緻密。 |
NEXT ネクスト | ☆☆☆ | 「2分先が見える」との設定で楽しめるが、ラストのオチはやりすぎ |
相棒 劇場版 | ☆☆☆★★★ | 映画版のスケールで見応え十分。シリーズファンは2倍楽しめる。 |
フレンズ ポールとミッシェル | ☆☆☆★★ | DVD。公開後37年。痛々しいほど初々しいラブ・ストーリーの佳作。 |
オフサイド・ガールズ | ☆☆☆★★ | DVD。見逃していたイラン映画の佳作。サッカー人気がよく分かる。 |
遠くの空に消えた | ☆☆☆★ | 行定勲監督のオリジナル作品だが、映画としての完成度は今イチ。 |
隠し砦の三悪人(黒澤版) | ☆☆☆☆★★ | 新作公開を前に再見。「一難去ってまた一難」の脱出劇が面白い。 |
ベオウルフ | ☆☆☆★ | DVD。実写とCGの融合でロバート・ゼメキス監督の実験的作品。 |
あの空をおぼえてる | ☆☆☆★ | トンネルは効果的。最後に泣かされるがそれまでの暗さが辛い。 |
紀元前1万年 | ☆☆☆★ | 荒唐無稽な設定の冒険映画だが、この迫力は大画面で見たい。 |
砂時計 | ☆☆☆★★ | 夏帆の成長ぶりが確認できる佳作だが、松下奈緒はどうしたの。 |
少林少女 | ☆☆☆ | トレーニングを重ねた柴咲コウの少林拳は様になっています…。 |
大いなる陰謀 | ☆☆☆★ | 対テロ戦争に対する批判の明確な意欲作だが、完成度に不満も。 |
08クレヨンしんちゃん | ☆☆☆ | 12年ぶりの本郷みつる監督復帰で期待したが、やはり子供向け。 |
名探偵コナン 戦慄の楽譜 | ☆☆☆★ | クラシック音楽を楽しめる設定は魅力だが、謎解きがひねり不足。 |
コントロール | ☆☆☆★★ | 短命に終わった天才的歌手の半生をモノクロ画面で描いた佳作。 |
ブラックサイト | ☆☆☆★ | ネット犯罪を描いたサイコ・スリラー。ダイアン・レインは熱演だが。 |
王妃の紋章 | ☆☆☆☆ | 中国版「華麗なる一族」の力作。最後の戦闘場面は空前の迫力。 |
フィクサー | ☆☆☆☆ | 訴訟社会の裏側を描く人間ドラマの秀作。助演女優賞も納得だ。 |
ヒットマン | ☆☆☆★★★ | 新感覚のアクション映画で見応え十分。シリーズ化を期待したい。 |
ぼくたちと駐在さんの700日戦争 | ☆☆☆★ | いたずら合戦のギャグに乗れず。ラストのエピソードで救われる。 |
アメリカを売った男 | ☆☆☆★★ | 実話を元に、非常なスパイの世界を描いた緊迫感あふれる佳作。 |
モンゴル | ☆☆☆★★★ | チンギス・ハーンの半生を描いた佳作。浅野忠信が頑張っている。 |
クローバーフィールド | ☆☆☆★★★ | 米国版「グエムル」の異色作。登場人物の目線での映像に注目だ。 |
悲しみが乾くまで | ☆☆☆★★ | ハル・ベリーとベニチオ・デル・トロの演技合戦が堪能できるが…。 |
うた魂 | ☆☆☆★★ | 合唱の楽しさを描いた佳作。ヒロインの高校生役の夏帆が適役だ。 |
死神の精度 | ☆☆☆★ | 金城武が死神に扮する人間ドラマ。富司純子の存在感は別格だ。 |
映画 クロサギ | ☆☆☆ | TVシリーズ未見のためか感情移入できず。騙しの切れ味も不足。 |
微熱 愛と革命の日々 | ☆☆☆★ | DVD。珍しいノルウェイ映画。ここにも毛沢東派の深刻な影響が。 |
相棒 pre season 1 | ☆☆☆★★ | DVD。劇場公開前にTV版を初めて見たが、新作に期待できそう。 |
ファーゴ | ☆☆☆☆★★ | DVD。悲劇を描きながら、観た後に不思議な温かさの残る秀作。 |
4ヶ月、3週と2日 | ☆☆☆☆★ | 違法中絶に協力するヒロインの緊張感に満ちた1日を描いた秀作。 |
アフター・ウェディング | ☆☆☆★★★ | インドとデンマークを結び家族と人生を描いた力作。新作が楽しみ。 |
ジャンパー | ☆☆☆ | 世界旅行的な観光は楽しめるが、あまりに荒唐無稽な物語です。 |
燃えよ!ピンポン | ☆☆ | 不吉な予感はあったが、ここまでダメとは。卓球ファンも怒ります。 |
マイ・ブルーベリー・ナイツ | ☆☆☆★★ | ナタリー・ポートマンが巧くなった。二度のキスシーンは素敵です。 |
ポストマン | ☆☆☆★★★ | 郵便配達員とその家族の生き様を描いて素直に感動できる佳作。 |
犬と私の10の約束 | ☆☆☆★ | 犬好きでなくても、それなりに楽しめる人間ドラマ。後味は爽やか。 |
孔雀 我が家の風景 | ☆☆☆☆ | 文革後の中国を家族の年代記を通して描いた秀作。公開は昨年。 |
ダージリン急行 | ☆☆☆★★ | インドを旅する三兄弟の交流を描いた佳作。併映短編に★おまけ。 |
ノーカントリー | ☆☆☆☆ | コーエン兄弟による「ファーゴ」以来の力作。助演男優賞は納得だ。 |
魔法にかけられて | ☆☆☆★★ | アニメと実写を一つにしたラブファンタジーの佳作。後味は爽やか。 |
バンテージ・ポイント | ☆☆☆★★★ | 大統領狙撃事件の真相を追った快作。90分で大作なみの満腹感。 |
ガチ☆ボーイ | ☆☆☆☆ | 脳機能の障害をもつ学生がプロレスに挑戦する姿を描いた感動作。 |
明日への遺言 | ☆☆☆★★★ | リーダーの責任の取り方を問う異色の力作。藤田まことの代表作。 |
おとうと | ☆☆☆☆★★ | DVD。姉と弟の半生を描いた秀作。市川監督と岸恵子の代表作。 |
私は二歳 | ☆☆☆☆ | DVD。市川崑監督が赤ちゃんの視点から大人社会を描いた佳作。 |
コマンダンテ | ☆☆☆☆ | DVD。オリバー・ストーン監督がカストロの人間像に迫った異色作。 |
カストロ | ☆☆☆★★ | DVD。キューバとカストロを手際よく紹介したドキュメンタリー映画。 |
市川崑物語 | ☆☆☆★★★ | DVD。岩井俊二監督が市川崑監督の作品の魅力に迫った佳作。 |
レッスン! | ☆☆☆★★★ | DVD。アントニオ・バンデラスが社交ダンスの教師を熱演の佳作。 |
腑抜けども、悲しみの愛を見せろ | ☆☆☆★★★ | DVD。佐藤江梨子も大熱演だが永作博美の助演女優賞に納得。 |
テラビシアにかける橋 | ☆☆☆★★ | 少年少女の友情と冒険を描いたファンタジーの佳作。後味爽やか。 |
いつか眠りにつく前に | ☆☆☆ | そうそうたる女優陣の競演も空回りに終わった感の残る出来栄え。 |
君のためなら千回でも | ☆☆☆★★★ | 凧揚げシーンの美しさ。全編が英語でなく現地語で。泣かせます。 |
ライラの冒険 黄金の羅針盤 | ☆☆☆★★ | 鎧熊の決闘シーンが最大の見もの。続編に期待をもたせるラスト。 |
奈緒子 | ☆☆☆☆ | 高校駅伝を描いた青春映画の秀作。上野樹里が新境地を見せる。 |
迷子の警察音楽隊 | ☆☆☆☆★ | 一昼夜の物語で人生の全てを語りつくした感のある愛すべき秀作。 |
潜水服は蝶の夢を見る | ☆☆☆☆★ | 人間の尊厳・生命力を再認識させる秀作。監督賞の最有力候補か。 |
エリザベス ゴールデンエイジ | ☆☆☆★★★ | ケイト・ブランシェットは女優賞候補だが前作の新鮮な驚きは希薄。 |
人のセックスを笑うな | ☆☆☆☆★ | 永作博美の小悪魔的魅力。蒼井優の存在感。今年の収穫の1本。 |
チーム・バチスタの栄光 | ☆☆☆★★★ | 手術の場面も含め病院内の描写はリアル。竹内結子がピタリの役。 |
北辰斜にさすところ | ☆☆☆☆ | 旧制高校の青春と戦争を描いた秀作。三國連太郎の代表作かも。 |
ラスト、コーション | ☆☆☆☆★★ | 異色の恋愛映画の秀作。早くも今年度ベスト1の最有力候補です。 |
歓喜の歌 | ☆☆☆★★★ | 誰もが楽しめ、ラストでは涙があふれ、少しだけ元気になる佳作。 |
アメリカン・ギャングスター | ☆☆☆☆★ | デンゼル・ワシントンとラッセル・クロウの演技合戦が見物の力作。 |
夏の夜は三たび微笑む | ☆☆☆★★ | BS。ベルイマン監督作品にこんなラブ・コメディがあったとは驚き。 |
ヒトラーの贋札 | ☆☆☆☆ | 最近のドイツ映画の充実ぶりを示す一本。実話の重みが圧巻です。 |
母べえ | ☆☆☆☆★★ | 山田洋次監督が渾身こめた秀作。浅野忠信の助演男優賞は確実。 |
Mr.ビーン カンヌで大迷惑 | ☆☆☆★★★ | こんなに笑ったのは久しぶり。フランス縦断ロードムービーの快作。 |
ぜんぶ、フィデルのせい | ☆☆☆★★ | 社会運動に参加する両親に振り回される少女の姿を描いた佳作。 |
やわらかい手 | ☆☆☆☆ | 「キネ旬6位」も納得の人間ドラマ。マリアンヌ・フェイスフルに拍手。 |
シルク | ☆☆★★ | 豪華キャストによる超大作だが、大味なドラマで退屈させられた。 |
スウィーニー・トッド | ☆☆☆☆ | ゴールデン・グローブ賞も納得。衝撃的なラストはギリシャ悲劇だ。 |
プロヴァンスの贈りもの | ☆☆☆★★ | DVD。リドリー・スコット監督が肩の力を抜いて作った人生ドラマ。 |
銀色のシーズン | ☆☆☆★★ | 雪山とスキー・モーグルシーンが見もの。後味爽やかな青春映画。 |
ジェシー・ジェームズの暗殺 | ☆☆☆☆ | ブラッド・ピットとケイシー・アフレックの演技合戦が見物の心理劇。 |
ペルセポリス | ☆☆☆★★★ | イラン出身の女性監督が自らの青春時代をアニメ化した異色作。 |
サラエボの花 | ☆☆☆☆ | ボスニア内戦の悲劇を母娘を通し描いた秀作。ラストに希望が。 |
ユゴ 大統領有故 | ☆☆☆★★ | 朴大統領暗殺事件の一日をドキュメンタリー風に再現した力作。 |
アース | ☆☆☆★★★ | 地球のいまを描いたドキュメンタリーの佳作。大画面で見るべし。 |
勇者たちの戦場 | ☆☆☆☆ | イラク戦争版「ディア・ハンター」の秀作。関西単館公開が惜しい。 |
ルイスと未来泥棒 | ☆☆☆ | ディズニー初の未来を舞台にしたフルCGアニメだが、出来は…。 |
エンジェル | ☆☆☆★ | フランソワ・オゾン監督作品。シャーロット・ランプリングが印象的。 |
フランドル | ☆☆☆★ | DVD。異色の戦争映画の佳作だがカンヌグランプリは少々疑問。 |
そして、デブノーの森へ | ☆☆☆★ | DVD。脇役グレタ・スカッキが巧演。後半の展開は分かりにくい。 |
再会の街で | ☆☆☆★★ | アダム・サンドラーが新境地を開く熱演だが、精神科医物は苦手。 |
once ダブリンの街角で | ☆☆☆☆ | 音楽映画の秀作。ラブ・ストーリーとしても秀逸で、ラストは爽やか。 |
レディ・チャタレイ | ☆☆☆★★ | いかにもフランス映画らしい風格ある文芸大作。ぼかしには苦笑。 |
実録・連合赤軍 | ☆☆☆ | 永田洋子役は演技賞もの。彼らが果たした役割の総括が必要だ。 |
突入せよ! あさま山荘事件 | ☆☆☆★★★ | DVD。長野県警と警視庁の衝突は、「踊る大捜査線」より面白い。 |
光の雨 連合赤軍事件 | ☆☆☆★ | DVD。劇中劇の二重構造である分、若者たちの違和感がリアル。 |
2007年
小津の秋 | ☆☆☆★ | 題名にある「小津」は映画の舞台だけで、中身はほとんど別世界か。 |
その名にちなんで | ☆☆☆★★ | インドとアメリカ。異文化の交差を背景に、家族の絆を描いた佳作。 |
街のあかり | ☆☆☆★★★ | DVD。アキ・カウリスマキ監督が敗者を描いた佳作でラストに希望。 |
サイドカーに犬 | ☆☆☆★★★ | DVD。竹内結子が新境地を開いた佳作。主演女優賞受賞も納得。 |
茶々 天涯の貴妃(おんな) | ☆☆☆★ | 東映が総力を結集した大作だが、ヒロインに華がないのが致命的。 |
ナショナル・トレジャー2 | ☆☆☆★★ | 前作よりスケールアップし、テンポも快調で、それなりに楽しめます。 |
サーフズ・アップ | ☆☆☆★★ | CGアニメによるサーフィン場面は見応え十分で、一見の価値あり。 |
スマイル 聖夜の奇跡 | ☆☆☆★ | アイスホッケーの試合シーンが見応えあり、それなりに楽しめます。 |
アポカリプト | ☆☆☆☆ | DVD。マヤ文明の末期をえがいたメル・ギブソン監督の力作です。 |
カンナさん大成功です! | ☆☆☆★★ | 整形手術をテーマにした韓国製コメディですが、最後は泣かせます。 |
アイ・アム・レジェンド | ☆☆☆ | 前半は犬の好演もあり佳作かと思わせたが、後半はゾンビ映画に。 |
イラク 狼の谷 | ☆☆☆★ | DVD。イラクにおけるアメリカの行動を批判した異色のトルコ映画。 |
転々 | ☆☆☆★★ | 主人公の2人が歩き回る東京の街の風景だけでも一見の価値あり。 |
パラダイス・ナウ | ☆☆☆☆ | DVD。自爆テロに向かう2人の青年の2日間を描いた異色の力作。 |
マリと子犬の物語 | ☆☆☆★★ | 震災場面に迫力あり、「泣ける映画」ですが、子役たちの演技が…。 |
僕のピアノコンチェルト | ☆☆☆★★★ | 音楽・数学の天才的才能をもつ少年の苦悩と生き様を描いた佳作。 |
タロットカード殺人事件 | ☆☆☆★★ | スカーレット・ヨハンソンを再び起用し、肩の力を抜いて作った佳作。 |
君の涙ドナウに流れ | ☆☆☆☆★★ | ハンガリー事件に関心のある人に必見の力作。マイ・ベスト1候補。 |
椿三十郎 | ☆☆☆★★★ | 名作のリメイクとしてまずまずの出来だが、黒澤版には勝てません。 |
大列車作戦 | ☆☆☆★★★ | BS。ナチの絵画強奪を阻止する国鉄労働者の抵抗を描いた快作。 |
エリザベス | ☆☆☆☆ | DVD。イギリス政治史の勉強にもなる力作。続編の公開が楽しみ。 |
椿三十郎(黒澤版) | ☆☆☆☆ | DVD。さすが黒澤明監督。新作より20分以上短いが見応え十分。 |
自虐の詩 | ☆☆☆★★ | 中谷美紀が熱演だが前作「松子」の二番煎じの印象で損している。 |
やじきた道中 てれすこ | ☆☆☆ | 柄本明が怪演。小泉今日子も奮闘だが落語オチについていけず。 |
ヴィーナス | ☆☆☆★★★ | ピーター・オトゥールが老俳優を巧演。イギリス映画らしい渋さです。 |
マイティ・ハート 愛と絆 | ☆☆☆★★ | ジャーナリスト誘拐事件を描いた佳作で、アンジェリーナが大熱演。 |
ミッドナイト イーグル | ☆☆★ | 自衛隊と安保の必要性をうたう大変危険な映画。出来もイマイチ。 |
肩ごしの恋人 | ☆☆☆★ | 対照的な2人の女性の恋愛模様を描いた日韓合作。男性もどうぞ。 |
バイオハザードⅢ | ☆☆☆★ | アクション映画として楽しめるが、前2作の物語が思い出せません。 |
フリーダム・ライターズ | ☆☆☆☆ | DVD。ヒラリー・スワンクが教育に情熱もやす教師を熱演の秀作。 |
モーテル | ☆☆☆★ | 密室でのサスペンスを描いたB級映画だが、それなりに楽しめる。 |
ドレスデン、運命の日 | ☆☆☆☆ | DVD。最近のドイツ映画の勢いと力強さを示す戦争映画の力作。 |
4分間のピアニスト | ☆☆☆☆ | 「シャイン」を想起させる音楽映画の秀作。ラスト4分間は圧巻だ。 |
犯人に告ぐ | ☆☆☆☆ | 「劇場型捜査」を描いた刑事映画の力作。キャストもそろって好演。 |
この道は母へとつづく | ☆☆☆★★★ | 孤児院を抜けだし母を探す少年の旅を描いた佳作。ラストに希望。 |
呉清源 極みの棋譜 | ☆☆☆★ | 天才棋士の半生を描いた異色作だが囲碁ファンには物足りない。 |
サルバドールの朝 | ☆☆☆★ | 死刑場面は目をそむけたくなる迫力だが、映画としてはイマイチ。 |
ディスタービア | ☆☆☆★★ | 高校生版「裏窓」。携帯、ビデオカメラ等が効果的で、楽しめます。 |
ボーン・アルティメイタム | ☆☆☆☆ | 臨場感たっぷりの映像の連続で、アクション映画史に残る力作だ。 |
ブレイブ ワン | ☆☆☆★★ | ジョディ・フォスター久々のハマリ役で熱演だが、ラストには疑問も。 |
オリヲン座からの招待状 | ☆☆☆★ | 宇崎竜童は好演だが、ヒロイン役・宮沢りえに精細が見られない。 |
続・三丁目の夕日 | ☆☆☆★★★ | 新鮮な驚きはないが、不作続きの今年の邦画の中では佳作かも。 |
ディア・ピョンヤン | ☆☆☆☆★ | 映サ例会。映画も良い出来だが、監督のトークショーに★を加点 |
個人教授 | ☆☆☆★★ | BS。60年代の高校生たちの青春と恋を、生き生きと描いた佳作。 |
ボーン・スプレマシー | ☆☆☆★★★ | DVD。後半のカーチェイスが圧巻。ラストシーンは新作の先取り。 |
ボーン・アイデンティティー | ☆☆☆★★★ | DVDで再見。新作への期待を大きくさせるスパイ映画の快作だ。 |
クワイエットルームにようこそ | ☆☆☆★ | 内田有紀をはじめ旬の若手俳優が揃って頑張っていますが……。 |
ヘアスプレー | ☆☆☆☆ | ジョン・トラヴォルタに女優賞をあげたい。後味爽やかな快作です。 |
グッド・シェパード | ☆☆☆★★★ | CIAの実像をリアルに描いた力作。アメリカの戦後史の勉強にも。 |
長江哀歌(エレジー) | ☆☆☆☆ | 市井の人々の生き様を描き、現代中国の抱える課題に迫る秀作。 |
題名のない子守唄 | ☆☆☆★★ | トルナトーレ監督久々の新作は、新生児の売買を扱った異色作。 |
キングダム 見えざる敵 | ☆☆☆★★ | テロとの戦いを描いたアクション映画だが、米国一辺倒ではない。 |
大統領暗殺 | ☆☆☆★★★ | 大胆な設定だが、ブッシュ政権への批判の高まりを示す一本です。 |
パンズ・ラビリンス | ☆☆☆☆ | ファシズムの恐怖を描いたダーク・ファンタジーの力作。必見かも。 |
あるスキャンダルの覚え書き | ☆☆☆★★★ | ケイト・ブランシェットとジュディ・デンチが演技合戦の火花をちらす。 |
サウスバウンド | ☆☆☆★★★ | 森田芳光監督が全共闘世代の家族を描いた佳作。天海祐希が◎ |
クローズド・ノート | ☆☆☆★ | 沢尻エリカと竹内結子の爽やかな演技合戦が見ものですが……。 |
エディット・ピアフ 愛の讃歌 | ☆☆☆☆ | シャンソン歌手の生涯を描くフランス映画の秀作。主演女優賞物。 |
喝采 | ☆☆☆★★ | ビデオで再見。グレース・ケリーの美しさと存在感がすべてです。 |
居酒屋 | ☆☆☆☆★★ | エミール・ゾラ原作をリアルに映画化したルネ・クレマンの代表作。 |
松ヶ根乱射事件 | ☆☆★★★ | DVD。山下敦弘監督が原点に帰った作品だが、好きになれない。 |
幸せのレシピ | ☆☆☆★★★ | ゼタ=ジョーンズが新境地をひらく好演で、幸せな気分になれます。 |
パーフェクト・ストレンジャー | ☆☆☆ | ハル・ベリーファンには必見ですが、どんでん返しの切れ味はなし。 |
めがね | ☆☆☆★★★ | 小林聡美の巧さが光る佳作。しばしの間、多忙さを忘れ癒されます。 |
さらば、ベルリン | ☆☆☆☆ | 1940年代の雰囲気を再現した力作。ケイト・ブランシェットが圧巻。 |
夜の上海 | ☆☆☆★★ | 日中合作によるラブ・ストーリーの佳作。竹中直人のキャラは不要。 |
銀河の危機 | ☆☆☆ | 手を変え品を変えて登場するSF大作だが、いかにもB級映画の趣。 |
スキヤキウェスタン ジャンゴ | ☆☆☆ | 全編英語による日本製「荒野の用心棒」。桃井かおりが怪演です。 |
ミス・ポター | ☆☆☆★ | 有名な女性作家の半生を描いた伝記映画ですが、納まりすぎでは。 |
包帯クラブ | ☆☆☆★★ | 柳楽優弥と石原さとみが存在感ある演技を見せる青春映画の佳作。 |
殯(もがり)の森 | ☆☆☆ | 映像の美しさは認めるが、映画として不満。カンヌグランプリに疑問。 |
サッド ヴァケイション | ☆☆☆★★★ | 石田えりは圧巻。見応えはあるが、3部作の前2作が未見で辛い。 |
リトル・チルドレン | ☆☆☆★ | もう一つの「アメリカン・ビューティー」だが、中途半端な終わり方だ。 |
釣りパカ日誌18 | ☆☆☆★★ | 環境問題を前面に出した意欲は買えるが、笑いの要素が不足気味。 |
HERO | ☆☆☆★★★ | 法廷場面に重点を置いたのは正解で楽しめる。ラストは予想通りだ。 |
デス・プルーフ | ☆☆☆★★ | 後半は一転してガールズ・ムービーの快作で、意外に後味爽やか。 |
天国で君に逢えたら | ☆☆☆★ | 実話をもとにした作品で後味は悪くないが、またまたの難病物です。 |
続・忍びの者 | ☆☆☆★★★ | DVD。前作のヒットで作られた続編。こちらの方が本格的時代劇。 |
忍びの者 | ☆☆☆★★ | DVD。「赤旗」連載小説を映画化した故・山本薩夫監督の時代劇。 |
家門の危機 | ☆☆☆★ | DVD。韓国製のラブ・コメディーだが、最後の最後まで見ないと…。 |
芙蓉鎮 | ☆☆☆☆★★ | 久しぶりに再見。文化大革命の悲劇を描いた中国映画屈指の力作。 |
Helpless | ☆☆☆★ | ビデオ。青山真治監督第1作で、新作につながる人間関係に注目。 |
ママの遺したラヴソング | ☆☆☆★ | DVD。ジョン・トラヴォルタが初老の男性(父親)役を好演している。 |
天国と地獄 | ☆☆☆☆★★ | テレビ版放映の機会に再見したが、黒澤明監督の演出力を再認識。 |
キャプテン | ☆☆☆★★★ | 元キャプテンの一人として素直に感動できた。拾い者的な佳作です。 |
TAXi4 | ☆☆★★ | 人気シリーズもマンネリ気味。カーチェイス場面も少なく期待はずれ。 |
シッコ | ☆☆☆☆ | 米国の医療保険制度の貧困さを外国との比較で明らかにした快作。 |
アヒルと鴨のコインロッカー | ☆☆☆★★ | 人気ミステリー小説の映画化で特に瑛太の巧さが印象に残る佳作。 |
怪談 | ☆☆☆★★ | ホラーというより本格的な恋愛ドラマで女優陣の競演が楽しめます。 |
不死鳥の騎士団 | ☆☆☆★ | 前作のスケール感もなくなり、物語の展開についていくのが精一杯。 |
ヒロシマナガサキ | ☆☆☆★★★ | 日系アメリカ人が広島・長崎の被爆に迫ったドキュメンタリーの佳作。 |
陸に上った軍艦 | ☆☆☆☆ | 新藤兼人監督の戦争体験を本人の証言とドラマで再現した力作だ。 |
消えた天使 | ☆☆☆ | 性犯罪の深淵に迫った異色作で久しぶりにクレア・ディンズの登場。 |
天然コケッコー | ☆☆☆★★★ | 過疎の進む片田舎での中学生の初恋と成長をゆったり描いた佳作。 |
オーシャンズ13 | ☆☆☆★ | 今回は、アル・パチーノとエレン・バーキンに完全に食われています。 |
トランスフォーマー | ☆☆☆★★ | 地球に潜む金属生命体の対決を描くSFで、CG映像は一見の価値。 |
夕凪の街 桜の国 | ☆☆☆★★★ | 新しい視点で描いた原爆映画の佳作。麻生久美子がベストの好演。 |
レミーのおいしいレストラン | ☆☆☆★★★ | ネズミのレミーが大いに料理の腕をふるうディズニー・アニメの佳作。 |
河童のクゥと夏休み | ☆☆☆☆ | さすが原恵一監督。大人の鑑賞にも堪える夏一番のアニメの秀作。 |
シー・オブ・ラブ | ☆☆☆★★★ | アル・パチーノとエレン・バーキンによるラブ・サスペンスの佳作だ。 |
オーシャンズ11 | ☆☆☆★★ | DVD。シリーズ化で初見時より楽しめたが、大味感は変わらない。 |
傷だらけの男たち | ☆☆☆ | 「恋する惑星」コンビの刑事物だが、トニー・レオンの悪役はどうか。 |
選挙 | ☆☆☆★★ | 自民党型「どぶ板選挙」を密着取材したドキュメンタリーの異色作。 |
ボルベール<帰郷> | ☆☆☆★★★ | ペネロペ・クルスが女優としての新境地を開いた女性映画の佳作。 |
転校生 さよならあなた | ☆☆☆★★ | 大林宣彦監督のセルフ・リメイク作だが、オリジナルに遠く及ばない。 |
ダニエラという女 | ☆☆☆ | DVD。モニカ・ベルッチがペネロペ・クルスと競う体当たり熱演だが。 |
シュレック3 | ☆☆☆★ | ディズニー映画等に対するパロディーの新鮮さも今やマンネリに…。 |
ゾディアック | ☆☆☆★★★ | 現実の未解決連続殺人事件に関わった人々の半生を描いた力作。 |
憑神 | ☆☆☆★ | 幕末を舞台にした「落語物」ですが、主人公の生き方に共鳴できず。 |
ダイ・ハード4.0 | ☆☆☆★★ | シリーズ最大のスケールと迫力だが、アクションの連続で疲れます。 |
キサラギ | ☆☆☆ | アイドルの死をめぐる5人の男性の会話による密室ドラマですが…。 |
舞妓Haaaan!!! | ☆☆☆★ | 「舞妓」の世界を舞台にしたコメディで、それなりに楽しめますが…。 |
卒業写真 | ☆☆☆★★ | 報道カメラマンのガンとのたたかいを温かい眼差しで描いた佳作だ。 |
プレステージ | ☆☆☆★★ | 2人の奇術師の対決は見応えあるが、片方のオチはルール違反か。 |
大日本人 | ☆☆ | 今年の邦画の不振を象徴する珍作。カンヌでの公開は日本の恥だ。 |
女帝(エンペラー) | ☆☆★★★ | 「ハムレット」の中国版だが、ドロドロとした愛憎劇で後味も良くない。 |
その時は彼によろしく | ☆☆☆ | 子ども時代の回想場面が多くて、肝心の長澤まさみの印象が薄い。 |
ザ・シューター | ☆☆☆★ | 予告編の出来は大変良かったが、本編は少々期待はずれの感あり |
300 (スリーハンドレッド) | ☆☆☆ | 驚異的映像は目を見張るが、残酷な戦闘シーンの連続で疲れます。 |
パイレーツ・オブ・カリビアン2 | ☆☆☆★ | 新作公開の機会にDVDで再見したが「前編」でしかない怪獣映画。 |
GOAL!2 | ☆☆☆★ | サッカーの試合シーンは増えており、それだけでも楽しめますが…。 |
ボラット | ☆☆☆★ | もっと下品な映画かと想像していたが、風刺の効いたコメディーだ。 |
しゃべれどもしゃべれども | ☆☆☆★★ | 落語家の日常生活がのぞける佳作で、少年役が大人を食っている。 |
パイレーツ・オブ・カリピアン3 | ☆☆☆☆ | 完結編にふさわしいスケールと迫力の快作。前作のチェックが必要 |
プルコギ | ☆☆☆ | 焼肉が食べたくなる映画ですが、兄弟再会のドラマに切れが不足。 |
主人公は僕だった | ☆☆☆★★ | 脇を固めるダスティン・ホフマン、エマ・トンプソンの巧さが光る佳作。 |
パッチギ! LOVE & PEACE | ☆☆☆☆ | 乱闘場面は疑問だが、「在日」と「戦争賛美映画批判」は貴重です。 |
スモーキン・エース | ☆☆☆★ | 副題どおり「暗殺者がいっぱい」で、映像はスタイリッシュだが……。 |
サン・ジャックへの道 | ☆☆☆★★ | 人生の旅路と重ね合わせて描いた巡礼ロード・ムービーの佳作だ。 |
初雪の恋 | ☆☆☆★★ | 宮崎あおいのラブストーリーの佳作だが、京都観光案内映画かも。 |
眉山 | ☆☆☆★★ | 宮本信子の演技は見ものだが、阿波踊り場面が少々期待はずれ。 |
俺は、君のためにこそ死ににいく | ☆☆☆ | 「特攻美化」にも「反戦映画」にもなりえず、中途半端な出来栄え。 |
13/ザメッティ | ☆☆☆★ | ロシアン・ルーレットの恐怖を描いた異色作。モノクロ映像が新鮮。 |
サンシャイン 2057 | ☆☆☆★ | 太陽の再生に挑む人類を描いたSF。太陽の映像は一見の価値。 |
恋しくて | ☆☆★★ | 高校生のへたな芝居を見せられたような気分。時間と金を返して。 |
ハンニバル・ライジング | ☆☆☆★ | ハンニバル・レクター博士の誕生秘話だが、ここにも戦争の傷跡。 |
クレヨンしんちゃん | ☆☆☆ | スケールの大きな冒険物だが、「オトナ帝国の逆襲」が懐かしい。 |
ラプソングができるまで | ☆☆☆★ | ヒュー・グラントの歌とダンスが意外にも見せるラブ・コメディです。 |
キトキト! | ☆☆☆★★ | 邦画で流行中の母親ものの佳作。大竹しのぶが相変わらず巧い。 |
スパイダーマン3 | ☆☆☆★★ | 完結篇らしい展開で楽しめるが、内容が盛り沢山で目が回りそう。 |
クライング・フィスト | ☆☆☆★★ | DVD。韓国版「ロッキー・ザ・ファイナル」ともいうべき人間ドラマ。 |
不毛地帯 | ☆☆☆☆★ | ロッキード事件を先取りした力作。秋吉久美子が国民の声を代弁。 |
白い巨塔 | ☆☆☆☆★★ | DVDで再見。山本薩夫監督が医学界の実像に鋭く迫った力作。 |
日本でいちばん長い日 | ☆☆☆☆ | DVDで再見。「ポツダム宣言」受諾までの一日を再現した力作。 |
東京タワー オカンとボクと~ | ☆☆☆★★★ | 親孝行をテーマにした佳作。樹木希林の助演女優賞は決まりか。 |
黄色い涙 | ☆☆☆★★ | 東京で芸術家をめざす若者たちの貧乏生活を淡々と描いた佳作。 |
ツォツィ | ☆☆☆☆★ | アパルトヘイト廃止後の南アフリカの現実をリアルに描いた秀作。 |
約束の旅路 | ☆☆☆☆ | アフリカ難民の現実とイスラエルという国について考えさせる力作。 |
クイーン | ☆☆☆☆ | ヘレン・ミレンの演技は見物。英国の王室をリアルに描いている。 |
バベル | ☆☆☆☆★ | 菊池凛子の助演女優賞候補に納得。大いに考えさせられる力作。 |
プロジェクトBB | ☆☆☆★ | ジャッキー・チェンは健在で、悪役に初挑戦。「赤ちゃん」が可愛い。 |
名探偵コナン 紺碧の棺 | ☆☆☆ | 蘭と園子が大活躍する冒険物だが、謎解きの楽しみは希薄です。 |
ハッピーフィート | ☆☆☆★★ | アニメでここまで表現できるのかとビックリ。人間など本物そっくり。 |
オール・ザ・キングスメン | ☆☆☆★★ | ショーン・ペンが大熱演で見応えあるが、リメークとして成功せず。 |
ロッキー・ザ・ファイナル | ☆☆☆★★★ | 老体にムチを打ってのファイト・シーンが最大の見せ場で泣かせる。 |
ブラックブック | ☆☆☆★★★ | ナチス占領下のオランダが舞台。レジスタンス内部の裏切りも描く。 |
ブラッド・ダイヤモンド | ☆☆☆★★★ | アフリカの抱える問題を描いた社会派の力作。ディカプリオが好演。 |
オール・ザ・キングスメン | ☆☆☆★★★ | DVDで再見。オリジナルの方が、知事当選後の腐敗がよく分かる。 |
二十四の瞳 リマスター版 | ☆☆☆☆★★★ | 久しぶりに劇場で再見。画質も音響も良く、今こそ、見るべき名作。 |
ハチミツとクローバー | ☆☆☆★★ | DVDで再見したが断トツで蒼井優の存在感ある演技が光る佳作。 |
ホリディ | ☆☆☆★★ | キャメロン・ディアスがキュート。ロマンティック・コメディの佳作です。 |
今宵、フィッツジェラルド劇場で | ☆☆☆★★★ | ロバート・アルトマン監督の遺作。メリル・ストリープの歌が見事だ。 |
ルワンダの涙 | ☆☆☆☆ | ルワンダの大虐殺をリアルに再現した力作。国連の無力さが辛い。 |
ステップ・アップ | ☆☆☆★★ | アメリカでのヒットも納得。後味爽やかなダンス・ムービーの佳作。 |
アンフェア the movie | ☆☆☆★★ | TVシリーズは未見だが、不正を憎むヒロインのキャラクターに共感。 |
デジャヴ | ☆☆☆★ | 予告編の印象と違い、タイムマシン物のSFだったのにはビックリ。 |
日本の青空 | ☆☆☆★★★ | 日本国憲法誕生を巡る真実を描いた力作で、後味爽やかな佳作。 |
華麗なる恋の舞台で | ☆☆☆★ | 現代版「イヴの総て」かと期待したが、後味の良くない展開で残念。 |
ナイト ミュージアム | ☆☆☆ | おもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさだが、少々期待はずれ。 |
ラストキング・オブ・スコットランド | ☆☆☆☆★ | 米アカデミー主演男優賞も納得。独裁政治の実像を再現した力作。 |
バッテリー | ☆☆☆★★★ | 野球の魅力を前面におしだした佳作。捕手役の山田健太がいい味。 |
パフュームある人殺しの物語 | ☆☆☆★★ | 嗅覚の映像化には成功していないが、クライマックスは前代未聞だ。 |
蒼き狼 地果て海尽きるまで | ☆☆★★★ | 戦闘場面のスケールは迫力満点だが、肝心のドラマがひどすぎる。 |
グアンタナモ僕達が見た真実 | ☆☆☆☆ | 米国による「対テロ戦争」の内実を赤裸々に描いた必見の力作だ。 |
さくらん | ☆☆☆★★ | 蜷川実花監督による新感覚の花魁物。土屋アンナがはまり役です。 |
赤線地帯 | ☆☆☆★★★ | DVD。夜の女たちへの溝口健二監督の温かい眼差しが光る佳作。 |
夜の女たち | ☆☆☆★★★ | DVD。溝口健二監督が大阪を舞台に戦後の風俗を活写した力作。 |
華麗なる一族 | ☆☆☆☆★ | DVD。TVシリーズ完結を前に再見したが、映画版も屈指の力作だ。 |
春の日のクマは好きですか? | ☆☆☆★★ | DVD。ペ・ドゥナの魅力がたっぷり楽しめるラブ・ストーリーの佳作。 |
氷の微笑2 | ☆☆☆ | DVD。前作と同じ仕掛けで新味はないが、ラジー賞とは厳しすぎる。 |
愛より強く | ☆☆☆★★ | DVD。偽装結婚から真実の愛へと発展する2人の運命を描く佳作。 |
酒井家のしあわせ | ☆☆☆★★ | 伊賀上野を舞台に、ある家族の「崩壊」と再生を丹念に描いた佳作。 |
赤い鯨と白い蛇 | ☆☆☆☆ | 5世代の女性の出会いと別れ、成長を描いた女性監督による秀作。 |
ボビー | ☆☆☆★★ | 68年のアメリカを再現した群像劇の異色の力作だが前半に難あり。 |
カンバセーションズ | ☆☆☆★ | 画面を2分割する実験的な手法は映画の新しい可能性を開くかも。 |
ドリームガールズ | ☆☆☆☆★ | 期待通りの秀作。ジェニファー・ハドソンの歌唱力に★一つおまけ。 |
輝く夜明けに向かって | ☆☆☆★★ | アパルトヘイト反対闘争に身を投じた男の実話を映画化した佳作。 |
善き人のためのソナタ | ☆☆☆☆★★ | 監視社会の恐怖という過去の歴史に目を向けたドイツ映画の秀作。 |
バブルへGO! | ☆☆☆ | バブル期の六本木の再現は見物だが、中盤からドタバタコメディに。 |
天国は待ってくれる | ☆☆☆★★★ | またもや難病物だが、岡本綾の好演で爽やかな後味を残す佳作に。 |
となり町戦争 | ☆☆☆★ | 原田知世ファンには見逃せない作品だが、物語が荒唐無稽すぎる。 |
守護神 | ☆☆☆★★ | ハリウッド版「海猿」で二番せんじだが、ラストの泣かせ方はうまい。 |
あなたになら言える秘密の… | ☆☆☆★★★ | 傷を負った者同士の男女の愛と再生を温かい眼差しで描いた佳作。 |
世界最速のインディアン | ☆☆☆★★★ | スピードの夢を追う主人公をアンソニー・ホプキンスが熱演の佳作。 |
ディア フレンズ | ☆☆☆★★ | またも難病物の青春映画だが、意外とよく出来ていて泣かせます。 |
墨攻 | ☆☆☆★★★ | 中国版「硫黄島の戦い」ともいえる時代劇大作で、大いに楽しめる。 |
どろろ | ☆☆☆★★ | 時代劇と西部劇をミックスしたような味わいで、見応えはあります。 |
キンキーブーツ | ☆☆☆★ | DVD。ブーツをテーマにした珍しい映画だが実話の重みで見せる。 |
夜よ、こんにちは | ☆☆☆★★★ | DVD。実際に起こった元首相誘拐事件を犯人の側から描く力作。 |
バッシング | ☆☆☆★★ | DVD。実在の人物をモデルに日本の遅れた風土を突いた問題作。 |
幸福な食卓 | ☆☆☆★★ | 家族の崩壊と再生を描いたホームドラマの佳作で、後味は爽やか。 |
幸せのちから | ☆☆☆☆★ | アメリカ版「自転車泥棒」の秀作。ウィル・スミス親子は演技賞もの。 |
夏物語 | ☆☆☆★★ | 久しぶりのイ・ビョンホンもスエの笑顔と涙に完全に食われています。 |
魂萌え! | ☆☆☆★ | 風吹ジュンの代表作ともなる熱演だが、阪本監督は消化不良気味。 |
あなたを忘れない | ☆☆☆★★★ | 日韓合作。夢に生きる若者達への監督の温かい眼差しが光る佳作 |
僕は妹に恋をする | ☆☆☆ | 双子兄妹の恋を描いた少女コミックの映画化だが、出来はイマイチ。 |
明日へのチケット | ☆☆☆★★ | 3人の名匠の腕の見せ合いが魅力だが、オムニバス映画の印象も。 |
不都合な真実 | ☆☆☆★★ | 映像に衝撃はないが、米国内で社会的話題となっている事に注目。 |
ディパーテッド | ☆☆☆★★★ | 「インファナル・アフェア」のリメイクで力作だがオリジナルの方が上。 |
それでもボクはやってない | ☆☆☆☆★★ | 痴漢冤罪事件裁判の過程をリアルに描いた周防正行監督の秀作。 |
マリー・アントワネット | ☆☆☆☆ | ソフィア・コッポラ監督が世界一有名な王妃に新たな光をあてた秀作 |
モンスター・ハウス | ☆☆☆★ | 字幕版。CGアニメの技術的進歩には目を見張るものがあるが…。 |
デート・ウィズ・ドリュー | ☆☆☆★★ | ドリュー・バリモアとのデート実現までを追うドキュメンタリーの佳作。 |
愛の流刑地 | ☆☆☆★★ | 寺島しのぶが体当たりの大熱演だが、長谷川京子はミス・キャスト。 |
ラッキーナンバー7 | ☆☆☆★ | ラストの「ドンデン返し」の切れ味がイマイチで、少々、期待はずれ。 |
靴に恋する人魚 | ☆☆☆ | 台湾映画の一風変わったラブ・ストーリーだが、おとぎ話すぎる…。 |
サラバンド | ☆☆☆★★ | ベルイマン監督の「最後の作品」で、「ある結婚の風景」の30年後。 |
悲しき天使 | ☆☆☆★★★ | 大森一樹監督が名作「張込み」の現代的リメイクに挑戦した佳作。 |
あるいは裏切りという名の犬 | ☆☆☆★★★ | フランス2大名優の演技合戦が楽しめる刑事サスペンスの力作だ。 |
名犬ラッシー | ☆☆☆★★ | なつかしき名犬ラッシーの登場。美しきイギリスの風景が見ものだ。 |
とかげの可愛い嘘 | ☆☆☆★★ | またも難病物のラブストーリーだが、カン・へジョンの可憐さに注目。 |
長い散歩 | ☆☆☆☆ | 児童虐待をテーマにした人間ドラマの秀作。奥田瑛二監督に拍手。 |
2番目のキス | ☆☆☆★★★ | DVD。いかにも野球好きの米国らしいロマンチックコメディの佳作。 |
日本以外全部沈没 | ☆☆★★ | DVD。「日本沈没」のパロディだが、なんとも中途半端な出来ばえ。 |
太陽の墓場 | ☆☆☆ | DVD。大阪・西成を舞台に失業・貧困問題に迫った意欲作だが…。 |
日本の夜と霧 | ☆☆★★ | DVD。安保挫折組の思想的混迷ぶりを示す大島渚監督の問題作。 |
2006年
ファミリー | ☆☆☆★★★ | 父と娘の葛藤と和解を描いた佳作。新人女優・スエの今後に注目。 |
ヘンダーソン夫人の贈り物 | ☆☆☆★ | 実話を基にした映画で、第二次大戦中に劇場を守った人々を描く。 |
無花果の顔 | ☆☆★★★ | 桃井かおりの監督デビュー作は、何を描きたいのか不明確なまま。 |
シャーロットのおくりもの | ☆☆☆★★★ | クモとブタの友情を描いた佳作でジュリア・ロバーツの声優に注目。 |
鉄コン筋クリート | ☆☆☆★★ | 不思議な肌触りのアニメだが、声優を演じた蒼井優の低音は必聴。 |
リトル・ミス・サンシャイン | ☆☆☆☆ | 「負け組」一家に温かいエールを送るロード・ムービーの佳作です。 |
大奥 | ☆☆☆★★★ | 大奥での女の戦いは見応え十分。お正月気分に浸れる映画です。 |
エラゴン 遺志を継ぐ者 | ☆☆☆★ | ワキ役陣は豪華でドラゴンは見物だが、メインキャストが弱すぎる。 |
上海の伯爵夫人 | ☆☆☆ | 1930年代後半の上海を舞台にしたメロドラマだが消化不良気味。 |
敬愛なるベートーヴェン | ☆☆☆☆ | 10分以上に及ぶ「第九」初演シーンは音楽映画史に残る名場面。 |
NANA 2 | ☆☆☆★ | 大ヒット作の続編だが、ハチのキャラクターが優柔不断でイライラ。 |
犬神家の一族 | ☆☆☆ | 全く新鮮味のないリメーク。旧作をリバイバル公開した方がましだ。 |
王の男 | ☆☆☆★★ | 王の寵愛をうける芸人達の数奇な運命を描いた大ヒット作だが…。 |
硫黄島からの手紙 | ☆☆☆☆★★ | 硫黄島の戦いの真実に迫ったクリント・イーストウッド監督の傑作。 |
007 カジノ・ロワイヤル | ☆☆☆★★★ | アクションの原点に回帰した新生ボンドは新鮮。大いに楽しめます。 |
武士の一分 | ☆☆☆☆★★ | 夫婦愛を描いた秀作。壇れいは新人賞、笹野高史は助演男優賞。 |
プラハ! | ☆☆☆★★ | DVD。1968年・「プラハの春」を舞台にした新感覚のミュージカル。 |
恋は足手まとい | ☆☆☆★ | DVD。いかにもフランス映画らしい恋愛ドラマですが、ドタバタ調。 |
硫黄島の砂 | ☆☆☆ | DVD。硫黄島2部作の原点となる作品だが、アメリカ万歳の映画。 |
陽気なギャングが地球を… | ☆☆★★★ | DVD。豪華キャスト出演もムダだったとしか言いようのない凡作。 |
好きだ、 | ☆☆☆ | DVD。流行の若者向け純愛映画だが、観ていてイライラする程だ。 |
犬神家の一族 | ☆☆☆★★★ | DVD。新作の予習として30年ぶりに再見。さてリメークの出来は。 |
ありがとう | ☆☆☆☆ | 阪神大震災シーンの迫力は必見。中年男性にエールを送る秀作。 |
幸福のスイッチ | ☆☆☆★★★ | 上野樹里が「虹の女神」に続いての好演を見せ、ラストも爽やかだ。 |
ユア・マイ・サンシャイン | ☆☆☆★ | チョン・ドヨンがエイズに冒されるヒロインを熱演するラブストーリー。 |
めぐみ | ☆☆☆★★ | 北朝鮮による拉致問題を映像と証言で追うドキュメンタリーの力作。 |
椿山課長の七日間 | ☆☆☆★★★ | 「よみがえり」物は苦手だが、今回の人情話には大いに泣かされた。 |
三池 終わらない炭鉱の物語 | ☆☆☆☆★ | 市民と行政、スタッフの共同によるドキュメンタリーの屈指の力作。 |
六ヶ所村ラプソディー | ☆☆☆☆ | 「ヒバクシャ」の鎌仲ひとみ監督が撮ったドキュメンタリーの秀作だ。 |
ハリヨの夏 | ☆☆☆★ | 京都(鴨川)ロケ作品。久しぶりの風吹ジュンの登場は収穫だが…。 |
エンロン | ☆☆☆★★★ | 巨大企業エンロン倒産に至る背景に迫ったドキュメンタリーの力作。 |
麦の穂をゆらす風 | ☆☆☆☆★★★ | アイルランド独立戦争をリアルに描いたケン・ローチ監督の集大成。 |
トゥモロー・ワールド | ☆☆☆★★★ | アルファソン・キュアロン監督が未来社会をリアルに描いた力作だ。 |
40歳の童貞男 | ☆☆☆★★ | 下ネタセリフ満載のコメディだが最後はハートフルなラブストーリー。 |
サッド・ムービー | ☆☆☆★★ | 4組のカップルの愛と別れを描いた佳作。人気スターの競演が見物 |
ウィンター・ソング | ☆☆☆★★★ | 映画の制作と現実のドラマが二重写しとなるラブ・ストーリーの佳作。 |
プラダを着た悪魔 | ☆☆☆★★★ | メリル・ストリープが鬼編集長役を怪演。ファッションだけでも楽しい。 |
TANNKA 短歌 | ☆☆☆ | 黒谷友香の体当たり熱演は魅力だが、「短歌」は生かされていない。 |
木更津キャッツアイ | ☆☆☆★ | それなりに楽しめるが、一部熱狂ファンの高評価についていけない。 |
母たちの村 | ☆☆☆☆★ | 今なお残る割礼を正面から描いたウスマン・センベーヌ監督の力作。 |
ただ、君を愛してる | ☆☆☆★★ | 「虹の女神」と設定の似た佳作だが、宮崎あおいの切なさが印象的。 |
デスノート(後編) | ☆☆☆★★★ | 二転・三転する面白さは前編以上。毎回満席の大ヒットも納得です。 |
7月24日通りのクリスマス | ☆☆☆★ | 良くも悪くもハリウッド風ロマンティック・コメディ。中谷美紀が変身。 |
手紙 | ☆☆☆★★★ | 「犯罪者の家族」をテーマにした佳作で泣ける。沢尻エリカが爽やか |
儀式 | ☆☆☆☆ | DVD。大島渚監督は苦手だが、この作品の力強さには納得できる |
るにん | ☆☆☆★ | DVD。松坂慶子が体当たりの熱演を見せるが、あまりに長すぎる。 |
三年身籠る | ☆☆☆★★ | DVD。妊娠をテーマにしたコメディで、グルメ映画としても楽しめる。 |
大統領のカウントダウン | ☆☆☆★★ | DVD。壮大なスケールでテロとの戦いを描いたロシア映画の快作。 |
ゾラの生涯 | ☆☆☆☆ | DVD。ドレフェス事件にかかわった作家エミール・ゾラを描いた力作 |
うつせみ | ☆☆☆★★★ | DVD。キム・ギドク監督が孤独な男女の奇妙な愛を描いた異色作。 |
ククーシュカ | ☆☆☆★★★ | DVD。戦時下、言葉の通じない三人の奇妙な出会いを描いた佳作。 |
戦場のアリア | ☆☆☆★★ | DVD。第一次大戦の最前線での兵士たちの交歓を描いた感動作。 |
小さき勇者たち ガメラ | ☆☆☆ | DVD。金子修介監督版「ガメラ」がいかに優れていたか良く分かる。 |
アサルト13 要塞警察 | ☆☆☆★★ | DVD。見逃していた快作。「16ブロック」同様の設定だが脚本が○。 |
天使の卵 | ☆☆☆★★ | 京都ロケ作品。小西真奈美が悲劇のヒロイン役を好演し爽やかだ。 |
トンマッコルへようこそ | ☆☆☆☆ | 韓国映画における米国離れを再確認できる快作。大ヒットも納得だ。 |
父親たちの星条旗 | ☆☆☆☆★★ | クリント・イーストウッド監督の集大成にして戦争映画史に残る秀作。 |
虹の女神 | ☆☆☆☆ | 今年の日本映画の収穫の一本。上野樹里の代表作となるであろう。 |
スネーク・フライト | ☆☆☆★★ | とんでもないB級パニック映画だが、面白くて最後まで飽きさせない。 |
サンキュー・スモーキング | ☆☆☆★★★ | たばこ業界、政界、マスコミ等を風刺し、アメリカ社会を描いた快作。 |
地下鉄(メトロ)に乗って | ☆☆☆ | 流行のタイム・スリップ物だが、「三丁目の夕日」の様な感動はない。 |
トリスタンとイゾルデ | ☆☆☆★ | 悲劇のラブストーリーであり時代劇だが、キャストが弱く物足りない。 |
16ブロック | ☆☆☆☆ | ブルース・ウィリス久々の適役。「セルラー」と同様、拾い物の快作。 |
ブラック・ダリア | ☆☆★★★ | 複雑な人間関係が分かりにくく、せっかくの二大女優もよい所なし。 |
記憶の棘 | ☆☆☆★★ | ショート・カット姿のニコール・キッドマンの演技が楽しめる佳作です。 |
佐賀のがばいばあちゃん | ☆☆☆☆ | 「明るい貧乏」を生き抜くばあちゃんの人生哲学に不覚にも涙した。 |
ヨコハマメリー | ☆☆☆★★ | 横浜の娼婦メリーの生き様を関係者の証言で綴るドキュメンタリー。 |
ワールド・トレード・センター | ☆☆☆★★★ | 9・11の惨劇から奇跡的に生還した実話の映画化で、ラストは疑問。 |
ザセンチネル陰謀の星条旗 | ☆☆☆★★ | シークレット・サービスの仕事ぶりを詳細に描いていて、興味津々。 |
レディ・イン・ザ・ウォーター | ☆☆★★★ | ナイト・シャマラン監督作品としては最悪。ホラー仕立ても成功せず。 |
ストロベリーショートケイクス | ☆☆☆★★★ | 4人の女性の群像劇で、流行の若者向け映画とは一線を画す佳作。 |
カポーティ | ☆☆☆☆★ | フィリップ・シーモア・ホフマンの名演技が堪能できる重厚な力作だ。 |
緋牡丹博徒 | ☆☆☆★★ | 京都映画祭。藤純子の人気シリーズ第1作で、高倉健が友情出演。 |
湖の琴 | ☆☆☆★★★ | 京都映画祭。佐久間良子が水上勉文学の悲劇のヒロインを大熱演 |
青春の門 | ☆☆☆★★★ | 京都映画祭。松坂慶子の東映初出演作で、体当たりの熱演が光る。 |
古都 | ☆☆☆★★★ | 京都映画祭。岩下志麻の初々しい可憐さ、美しさに、★一つおまけ。 |
ニュー・ワールド | ☆☆☆★★ | DVD。ポカホンタス伝説を実写映画化した佳作。映像がきれいだ。 |
B型の彼氏 | ☆☆☆ | DVD。韓国製のラブ・コメディで血液型占いブームにのった映画化。 |
涙そうそう | ☆☆☆★★★ | 妻夫木聡と長澤まさみが血のつながりのない兄妹の絆と愛を好演。 |
夜のピクニック | ☆☆☆ | 80㎞の歩行祭シーンだけで2時間弱はつらい。途中で疲れました。 |
もしも昨日が選べたら | ☆☆☆★ | 家族をテーマにしたコメディの佳作だが、やっぱり全ては夢でした。 |
イルマーレ | ☆☆☆★★ | 「スピード」のコンビがリメークに挑んだ佳作。キス・シーンが素敵。 |
フラガール | ☆☆☆☆★ | 素直に感動できるダンス映画の秀作。蒼井優の輝きに、★おまけ。 |
ワイルドスピードX3 | ☆☆☆ | 今回は東京が舞台だが、内容的にはマンネリで、そろそろ潮時か。 |
シュガー&スパイス | ☆☆☆★ | 若者の初恋を描いた作品だが、夏木マリの老婆が出過ぎの印象。 |
出口のない海 | ☆☆☆★★ | 人間魚雷「回天」を描いた佳作だが、市川海老蔵はミス・キャスト。 |
トランスアメリカ | ☆☆☆★★★ | 不思議な肌ざわりのロード・ムービーの佳作。後味は爽やかです。 |
バックダンサーズ! | ☆☆☆★★★ | ダンサーたちの青春を描いた佳作。ダンスはhiroとソニンが一枚上 |
X-MENファイナル | ☆☆☆★★ | 三部作のファイナルとして迫力十分だが、まだまだ続きそうな気配。 |
マイアミ・バイス | ☆☆☆★★ | マイケル・マン監督らしいスタイリッシュで危険なラブ・ストーリーだ。 |
マッチポイント | ☆☆☆☆ | ウディ・アレン監督久々の復調。スカーレット・ヨハンソンの魅力大。 |
グエムル 漢江の怪物 | ☆☆☆☆ | 韓国映画のパワーを示した怪獣映画の力作。映画ファンには必見。 |
紙屋悦子の青春 | ☆☆☆☆★★ | 戦時下の庶民の日常生活、若者たちの恋を淡々と描いた秀作だ。 |
真夜中のピアニスト | ☆☆☆★★ | DVD。フランス映画らしい洗練さと渋さを持った音楽映画の佳作。 |
メリンダとメリンダ | ☆☆☆ | 「喜劇と悲劇」がテーマだがウディ・アレン監督としては平凡な出来。 |
子ぎつねヘレン | ☆☆☆★ | DVD。動物好きの方にはたまらない感触のほのぼのとした作品。 |
陽のあたる場所 | ☆☆☆☆ | DVDで久しぶりに再見。「マッチポイント」と見くらべると興味津々。 |
祇園の姉妹 | ☆☆☆☆ | BS。芸者の世界をリアルに描いた溝口健二監督初期の代表作。 |
僕の、世界の中心は、君だ。 | ☆☆☆ | 韓国リメイク版は長澤まさみの体当たり熱演に勝てませんでした。 |
UDON | ☆☆☆★★★ | 予想以上に「さぬきうどん」にこだわった佳作。後半は泣かせます。 |
ラフ | ☆☆☆★★ | 長澤まさみファンには宝物のような青春ラブストーリーの快作です。 |
青春漫画 | ☆☆☆★ | 後味のさわやかな韓国製のラブ・ストーリーだが、少々物足りない。 |
幸せのポートレート | ☆☆☆★★ | ラブ・ストーリーの佳作だが、後半、ドダバタ調になったのは残念。 |
花田少年史 | ☆☆☆★★★ | ほのぼのとした拾い物的な佳作。夏の終わりに家族揃ってどうぞ。 |
死者の書 | ☆☆☆★★★ | 人形アニメの川本喜八郎監督が30年来の夢を実現させた集大成。 |
二重被爆 | ☆☆☆★★ | 広島・長崎の二重被爆者がこんなに多いとは。新たな視点で迫る。 |
ガーダ パレスチナの詩 | ☆☆☆☆ | パレスチナ・ガザ地区での女たちの生き様をリアルに描いた秀作。 |
プルートで朝食を | ☆☆☆★★ | ニール・ジョーダン監督の最新作。「母を訪ねて三千里」の世界だ。 |
笑う大天使 | ☆☆★★ | ハチャメチャな少女漫画の世界で上野樹里も作品を選ばないと…。 |
東京フレンズ | ☆☆☆★ | 青春群像劇としてはイマイチだが、大塚愛の歌がたっぷり楽しめる。 |
スーパーマン リターンズ | ☆☆☆★ | 大人の漫画としてそれなりに楽しめますが、ラストのオチには疑問。 |
ユナイテッド93 | ☆☆☆☆★ | ドキュメンタリー風に9.11事件を再現した臨場感あふれる力作です。 |
太陽 | ☆☆☆★★★ | 人間としての昭和天皇を描いた問題作。日本映画として見たかった |
時をかける少女 | ☆☆☆★★ | 後味の爽やかな青春映画の佳作。今夏公開アニメではベストかも。 |
蟻の兵隊 | ☆☆☆★★ | 中国山西省に残留した日本軍の真相に迫るドキュメンタリーの力作 |
釣りバカ日誌17 | ☆☆☆★ | 石田ゆり子演じるヒロインの恋模様と輪島・金沢の観光案内が目玉 |
ラブ★コン | ☆☆☆★ | いかにも若者向けの他愛ないラブ・コメディですが大いに笑えます。 |
照明熊谷学校 | ☆☆☆★★★ | 照明技師の第一人者である熊谷秀夫の仕事ぶりを記録した佳作。 |
ピーナッツ | ☆☆☆★ | DVD。中年草野球チームの奮闘ぶりを描いたハートフル・コメディ。 |
ファイヤーウォール | ☆☆☆ | DVD。現代的サスペンス映画だが、予告編の印象とはかなり違う。 |
PROMISE | ☆☆☆★ | DVD。チェン・カイコー監督による中国製ファンタジーの大作だが…。 |
美しき野獣 | ☆☆☆★★ | DVD。スタイリッシュな韓国製刑事ドラマの力作だが、後味は悪い。 |
シムソンズ | ☆☆☆★★★ | DVD。トリノ五輪で大ブレイクしたカーリングの楽しさを伝える佳作。 |
ゲド戦記 | ☆☆☆ | やっぱり宮崎駿監督作品として見たかったと思わせる平凡な出来。 |
ハチミツとクローバー | ☆☆☆★★ | 人気コミックの映画化で、全員が片想いという設定が切ない佳作だ。 |
胡同(フートン)のひまわり | ☆☆☆★★★ | 変貌する北京を舞台に、画家である父と息子の確執を描いた佳作。 |
ジャスミンの花開く | ☆☆☆★ | チャン・ツィイーが三代にわたる女性の生き様を熱演しているが…。 |
パイレーツオブ・カビリアン2 | ☆☆☆★ | 大味の前作より笑えてアクションを楽しめるが、今回は次作の前編。 |
親密すぎるうちあけ話 | ☆☆☆★★ | 「仕立て屋の恋」コンビによるラブ・ストーリーの佳作だが少々単調。 |
ゆれる | ☆☆☆☆★★ | オダギリジョーと香川照之が巧演。西川美和監督の演出力に拍手。 |
日本沈没 | ☆☆☆★★ | パニック映画としては見応え十分の出来栄え。大地真央がもうけ役。 |
バルトの楽園 | ☆☆☆★★ | ドイツ人捕虜との交歓を描いた第一次大戦中の秘話。意外に佳作。 |
ブレイブ ストーリー | ☆☆☆★★ | 少年の冒険の旅と成長を描いた佳作だ。松たか子ら声優陣も豪華。 |
ココシリ | ☆☆☆☆ | 密猟者を追う山岳パトロール隊の苦闘を描いた力作。実話の重み。 |
トリック劇場版2 | ☆☆★★ | シリーズもそろそろ潮時か。エセ宗教集団とのたたかいもマンネリ。 |
隠された記憶 | ☆☆☆★★★ | 知的刺激に満ちたフランス映画の力作だが、結局謎は解明されず。 |
タイヨウのうた | ☆☆☆★★ | 難病物だが25才監督の演出で現代の若者にエールを送る佳作に。 |
カーズ | ☆☆☆★★ | 大人も十分楽しめるピクサー・アニメの佳作。高速道路への批判も。 |
祇園祭 | ☆☆☆★ | 38年ぶりに文博で再見。豪華キャストによる大作だが出来は大味。 |
ダイアモンドイン・パラダイス | ☆☆☆ | DVD。007のプロスナンがダイヤ泥棒に扮する。肩の凝らない作品。 |
あおげば尊し | ☆☆☆★★ | DVD。市川準監督が「生と死」を見つめた佳作。テリー伊藤が好演。 |
カサノバ | ☆☆☆★ | ラッセ・ハルストレム監督としては、あまりにも平凡なラブストーリー。 |
坂東玉三郎 鷺娘 | ☆☆☆★ | デシタル映像で舞台の迫力を再現。ファンにはたまらない企画かも。 |
やわらかい生活 | ☆☆☆★ | 廣木隆一・寺島しのぶコンビの新作は「ヴァイブレータ」に及ばない。 |
M:i:Ⅲ | ☆☆☆★★ | 手に汗にぎる場面の連続で、スパイ映画の醍醐味を十分楽しめる。 |
デスノート(前編) | ☆☆☆★★ | まったく期待せずに見たが、意外にも楽しめた。早く後編が見たい。 |
不撓不屈 | ☆☆☆★ | 国相手にたたかう税理士の姿を描いた佳作だが、力みすぎの感も。 |
間宮兄弟 | ☆☆☆★★★ | 森田芳光監督が肩の力を抜いて撮りあげた佳作。ほのぼの系です。 |
トランスポーター2 | ☆☆☆★★ | 「大人のマンガ」として理屈抜きに楽しめるアクション映画の痛快作。 |
初恋 | ☆☆☆ | 60年代末の新宿の雰囲気を再現。ヒロインの宮崎あおいが切ない。 |
家の鍵 | ☆☆☆★★ | 障害をもつ息子と15年ぶりに再会した父親の心の旅を描いた佳作。 |
インサイド・マン | ☆☆☆ | 予告編への期待と本編の落差が大きいスパイク・リー監督の新作。 |
カミュなんて知らない | ☆☆☆☆ | 柳町監督の新作は、映画ファンを楽しませる「遊び」が満載の力作。 |
花よりもなほ | ☆☆☆★ | 是枝裕和監督による時代劇への挑戦だが、成功したとはいえない。 |
ポセイドン | ☆☆☆★ | パニック映画として楽しめるが、オリジナルの良さには遠く及ばない。 |
樹の海 | ☆☆☆★ | 映サ。井川遥は好演だが、オムニバス映画として成功していない。 |
空中庭園 | ☆☆☆★★★ | DVD。家族の崩壊と再生を描いた佳作。小泉今日子が大熱演です。 |
デイジー | ☆☆☆★ | チョン・ジヒョンが悲劇的な三角関係のヒロインを演じていますが…。 |
GOAL! | ☆☆☆★★★ | W杯をめざす青年の3部作第1弾で、素直に感動できる出来ばえ。 |
嫌われ松子の一生 | ☆☆☆★★ | 現代版「女の一生」か。中谷美紀が体当たりで熱演している快作。 |
雪に願うこと | ☆☆☆★★★ | 東京で事業に失敗した青年が北海道で再生するまでを描いた佳作。 |
夢駆ける馬ドリーマー | ☆☆☆★★ | レースで骨折した競走馬の再起をめざす父と娘の物語。実話が元。 |
RENT/レント | ☆☆☆★★ | ヒット・ミュージカルの映画化だが、青春群像ドラマとして楽しめる。 |
ダ・ヴィンチ・コード | ☆☆☆★ | 今年最大の話題作だが、大味で、原作の未読者には理解が困難。 |
ピンクパンサー | ☆☆☆ | それなりに楽しめますが、いま、なぜ、「ピンクパンサー」なのか? |
ひだるか | ☆☆☆★★ | 久しぶりの試写会。三池闘争の記録映像だけでも一見の価値あり。 |
ナイロビの蜂 | ☆☆☆★★★ | 製薬会社の陰謀、政府との癒着に挑む妻の死の真相を追う力作。 |
明日の記憶 | ☆☆☆★★ | 若年性アルツハイマーの夫と彼を支える妻の愛情を描いた佳作。 |
グッドナイト&グッドラック | ☆☆☆☆ | 「赤狩り」批判のたたかいを描くジョージ・クルーニー監督の秀作。 |
アイス・エイジ2 | ☆☆☆★ | 氷河期を舞台にしたCGアニメの佳作で、大人にも十分楽しめます。 |
Vフォー・ヴェンデッタ | ☆☆☆ | ナタリー・ポートマンが体あたり熱演していますが、話が荒唐無稽。 |
LIMIT OF LOVE 海猿 | ☆☆☆★★★ | 日本映画には珍しいスケールの大作で見応え十分、手に汗握る。 |
チェケラッチョ!! | ☆☆☆★ | 沖縄が舞台。音楽にハマる高校生の青春を活写した佳作だが…。 |
ブロークン・フラワーズ | ☆☆☆★★★ | ジム・ジャームッシュ監督の成熟ぶりが伺える人間ドラマの秀作。 |
かもめ食堂 | ☆☆☆★★ | 全編がフィンランドロケ。小林聡美らの巧さが際立つほのぼの系。 |
ダンサーの純情 | ☆☆☆★★ | ヒロインの可憐さが爽やかな後味を残すダンス映画の佳作です。 |
寝ずの番 | ☆☆☆★ | 日本映画には珍しい大人向けの粋なコメディだが、下ネタが満載。 |
名探偵コナン | ☆☆☆ | 10周年記念作だが、コナン君の活躍場面が少なく、平凡な出来。 |
連理の枝 | ☆☆☆ | 韓流ドラマお得意の難病物だが、ここまでやるかと呆れてしまう。 |
タイフーン | ☆☆☆★ | 国際的スケールのアクション大作で、「南北分断の悲劇」は薄味。 |
プロデューサーズ | ☆☆☆ | 久しぶりの映画。ミュージカルの楽しさは味わえるが、ふざけすぎ。 |
理想の女 | ☆☆☆ | DVD。ヘレン・ハントとスカーレット・ヨハンソンの演技合戦が見物。 |
ブロークバック・マウンテン | ☆☆☆★★★ | アン・リー監督の人間・家族にたいする優しい眼差しが光る佳作。 |
ウォレスとグルミット | ☆☆☆★ | シリーズ初の長編だが、初期の傑作短編の方が楽しめたかも…。 |
白バラの祈り | ☆☆☆☆★ | 一女学生の死を恐れぬたたかいをリアルに再現した屈指の秀作。 |
イノセント・ボイス | ☆☆☆★★★ | 戦争(内戦)の犠牲となる少年達の生き様をリアルに描いた力作。 |
イーオン・フラックス | ☆☆ | 荒唐無稽な近未来作。シャーリーズ・セロンは作品を選ばないと。 |
ナルニア国物語 | ☆☆☆★ | あまり期待せずに見れば、意外と楽しめるかも。子ども向け作品。 |
リトル・ランナー | ☆☆☆★★ | 病床の母を想い、ボストンマラソンに挑戦する少年の姿が爽やか。 |
力道山 | ☆☆☆★★ | 力道山の生き様と苦悩をリアルに見つめた日韓合作映画の佳作。 |
シリアナ | ☆☆☆★★ | アメリカの中東政策を暴く意欲作だが、人物関係が分かりにくい。 |
傷だらけの栄光 | ☆☆☆★★ | BS。ポール・ニューマンが実在ボクサーの生き様を熱演した佳作。 |
山猫は眠らない3 | ☆☆☆ | DVD。年老いたスナイパーの孤高の闘いを描いたシリーズ第3弾。 |
県庁の星 | ☆☆☆★ | 織田・柴咲コンビは楽しめるが、県庁内の描写には違和感だらけ。 |
クラッシュ | ☆☆☆★★★ | ロサンゼルスを舞台に人種問題を描いた群像ドラマの力作です。 |
僕が9歳だったころ | ☆☆☆★★ | 小学生と転校生との初恋を、生き生きと描いた韓国映画の佳作。 |
ナイト・オブ・ザ・スカイ | ☆☆☆★ | フランス版「トップガン」。実写中心の映像の迫力は十分ですが…。 |
ホテル・ルワンダ | ☆☆☆★★★ | ルワンダでの大量虐殺事件を描いた話題作。一見の価値はあり。 |
ウォーク・ザ・ライン | ☆☆☆★★★ | またも音楽家の伝記映画。主役2人の吹替なしの歌唱力は見事。 |
時代を撃て・多喜二 | ☆☆☆★★ | 小林多喜二の生涯と作品を関係者の証言で綴るドキュメンタリー。 |
タブロイド | ☆☆☆★★ | 中南米からやってきた異色の力作。メディアの報道に警鐘ならす。 |
サイレン | ☆☆★★ | 思わせぶりな音響効果だが、ホラー映画としては中途半端な出来。 |
燃ゆるとき | ☆☆☆★ | 米国に進出する企業の姿を追うが、ユニオンの描き方に問題あり。 |
ジャーヘッド | ☆☆☆★★★ | 湾岸戦争の裏舞台と空虚さに一海兵隊員の視点から迫った力作。 |
グレート・ビギン | ☆☆☆ | 胎児の映像にはビックリだが、その他は教科書的で平凡な出来。 |
ミュンヘン | ☆☆☆☆★ | スピルバーグ監督がテロ・報復の連鎖に疑問を投げかけた力作。 |
パープル・バタフライ | ☆☆☆★ | チャン・ツィイーが抗日レジスタンスの闘士役を熱演しているが…。 |
ミニヴァー夫人 | ☆☆☆★★★ | DVD。戦争に巻き込まれる一家族の日々をじっくりと描いた佳作。 |
証人の椅子 | ☆☆☆☆ | 文博。徳島ラジオ商事件の検察によるでっち上げを告発した力作。 |
三人の妻への手紙 | ☆☆☆★★ | DVD。三夫婦の駆け落ち騒動を描いた佳作で脚本が素晴らしい。 |
傷だらけの山河 | ☆☆☆☆ | 文博。大資本家の生態を赤裸々に告発した力作。山村聡が巧演。 |
待ち伏せ | ☆☆☆ | オールスター競演が売りの時代劇だが2時間テレビドラマの水準。 |
風林火山 | ☆☆☆★★★ | 戦略家・山本勘助の半生を描いた超大作。見ごたえは十分です。 |
続・宮本武蔵一乗寺の決斗 | ☆☆☆★ | 一乗寺の決斗場面のスケールは後の内田吐夢監督版が数段上。 |
宮本武蔵 | ☆☆☆★ | 稲垣浩監督版。三船敏郎の武蔵がピッタリでそれなりに楽しめる。 |
青春残酷物語 | ☆☆☆★ | BS。二つの世代の青春の「敗北」を描いた異色作。大島渚監督。 |
単騎、千里を走る。 | ☆☆☆★ | 高倉健の中国の旅。携帯やデジカメ、ビデオカメラは似合わない。 |
オリバー・ツイスト | ☆☆☆★★ | ポランスキー監督が名作小説をオーソドックスに映画化した佳作。 |
フライトプラン | ☆☆☆★★ | 設定にやや無理があるが、ジョディ・フォスターらしい密室劇です。 |
レジェンド・オブ・ソ゜ロ | ☆☆☆★ | 見せ場がたっぷりの大人向け冒険活劇で、それなりに楽しめます。 |
天空の草原のナンサ | ☆☆☆★★ | モンゴルの遊牧民一家の日常生活を淡々と綴った愛すべき佳作。 |
博士の愛した数式 | ☆☆☆☆★ | 今年の邦画の収穫の一本。数学に興味があると二倍楽しめます。 |
スタンドアップ | ☆☆☆☆ | セクハラ集団訴訟に初勝利した実話の映画化。拾い物的な力作。 |
プライドと偏見 | ☆☆☆★★★ | 女性に財産相続権のなかった時代が舞台。ラブストーリーの佳作。 |
プルーフ・オブ・マイ・ライフ | ☆☆☆★★ | 数学者親子が主人公。ある「証明」をめぐるミステリーが興味津々。 |
THE 有頂天ホテル | ☆☆☆★ | グランドホテル形式の群像コメディだが、メインのキャラが多すぎる。 |
ブレイキング・ニュース | ☆☆☆★★★ | 威信回復をかけた警察のマスメディア利用作戦を快テンポで描く。 |
ディック&ジェーン | ☆☆☆ | ジム・キャリーが企業社会に復讐するコメディでそれなりに笑える。 |
歓びを歌にのせて | ☆☆☆☆ | スウェーデンからやってきた音楽と人生についての心温まる秀作。 |
疾走 | ☆☆☆★ | SABU監督の新作。題名どおり、今回も走るシーンが見ものです。 |
秘密のかけら | ☆☆☆ | ショウビズ界の内幕を描いた異色作で、ケヴィン・ベーコンが怪演。 |
ある子供 | ☆☆☆☆★ | ダルデンヌ兄弟が現代の若者たちを優しい眼差しで見つめた秀作。 |
愛と希望の街 | ☆☆☆★★ | BS。和解できない階級の断絶を描いた大島渚監督のデビュー作。 |
女の中にいる他人 | ☆☆☆★★★ | BS。成瀬監督には珍しい、犯罪がらみの心理サスペンスの佳作。 |
妻として女として | ☆☆☆★ | BS。成瀬・森・高峰の「浮雲」コンビによる妻と愛人との女の闘い。 |
笛吹川 | ☆☆☆☆ | BS。合戦の空しさを描いた異色の戦国時代劇で色彩効果も注目。 |
カルメン純情す | ☆☆☆★★★ | BS。斜構図など実験的精神にあふれ、社会性も盛り込んだ佳作。 |
2005年
あらしのよるに | ☆☆☆★ | オオカミとヤギの奇妙な友情を描いたアニメだが、ラストは平凡か。 |
ポビーとディンガン | ☆☆☆★★ | さすがに「フル・モンティ」の監督。心温まるおとぎ話の佳作でした。 |
綴り字のシーズン | ☆☆☆ | 家族の再生を描いた物語だが、宗教に関する部分の理解が困難。 |
ロード・オブ・ウォー | ☆☆☆★★ | 武器商人の暗躍を描いた異色の佳作。ラストのメッセージに拍手。 |
チキン・リトル | ☆☆☆★★ | 映画のパロディ満載で、大人もそれなりに楽しめるフルCGアニメ。 |
キング・コング | ☆☆☆★★★ | 見せ場たっぷりの大作。CGが見事でお正月映画の中ではお薦め。 |
男たちの大和 | ☆☆☆ | 戦闘シーンの迫力は十分以上だが、ドラマには見るべき点はなし。 |
SAYURI | ☆☆☆★★ | 予想以上に見応えある芸者物だが、全編英語にはやはり違和感。 |
風の前奏曲 | ☆☆☆☆ | タイ版「シャイン」といえる音楽映画の秀作で、演奏場面が見もの。 |
亀も空を飛ぶ | ☆☆☆☆ | イラクでたくましく生きることを強いられる子どもたちを描いた力作。 |
愛をつづる詩 | ☆☆☆★★ | サリー・ポッター監督が大人の愛の行方をじっくり見つめた意欲作。 |
Mr.&Mrs.スミス | ☆☆☆ | いかにもハリウッド映画らしい、ゴージャスなアクション大作だが…。 |
カルメン故郷に帰る | ☆☆☆☆ | BS。日本初の総天然色映画。高峰秀子のストリッパー役は見もの。 |
陸軍 | ☆☆☆★★ | BS。国策映画だが、息子の出征を見送る最終場面が印象に残る。 |
花咲く港 | ☆☆☆★★ | BS。木下恵介監督デビュー作。2人のペテン師をめぐる人情喜劇。 |
大曽根家の朝 | ☆☆☆★★★ | BS。軍国主義の批判を訴えた木下恵介監督の戦後第1作で力作。 |
バッド・エデュケーション | ☆☆★★ | DVD。いかにもアルモドバル監督らしい作品だが、好きになれず。 |
炎のゴブレット | ☆☆☆★ | スケールの大きさはシリーズ1で見せ場は多いが、ドラマに不満。 |
同じ月を見ている | ☆☆☆★ | 窪塚洋介復帰第一作だが、エディソン・チャンの方が印象に残る。 |
大停電の夜に | ☆☆☆ | 邦画に珍しいシャレた作りの群像ドラマだが、いずれも中途半端。 |
エリザベスタウン | ☆☆☆★★ | 青春ラブ・ストーリーとして見ても爽やかな佳作。音楽が楽しめる。 |
親切なクムジャさん | ☆☆☆★ | パク・チャヌク監督の「復讐三部作」第3弾だが、スッキリしません。 |
カーテンコール | ☆☆☆☆ | 映画館、家族愛、「在日」。佐々部清監督の想いがつまった力作。 |
イン・ハー・シューズ | ☆☆☆★ | キャメロン・ディアスがシリアスな役に挑んだ女性映画の佳作だが。 |
スクラップ・ヘブン | ☆☆☆★ | 前半の復讐代行ゲームは快テンポだが、後半からラストに疑問も。 |
ALWAYS 三丁目の夕日 | ☆☆☆★★★ | CGを駆使した特撮が見事で、往年の日本映画を想起させる佳作。 |
ワイルド・シングス3 | ☆☆☆ | DVD。ドンデン返しの連続はあるが、途中でオチが分かってしまう。 |
バットマン・ビギンズ | ☆☆☆★★ | DVDで再見して点数をアップ。初見の試写会では、寝ていたかも。 |
ヴェニスの商人 | ☆☆☆★★★ | アル・パチーノが熱演だが、ポーシャの出番がこんなに多いとは。 |
春の雪 | ☆☆☆★★★ | 代表作となるであろう竹内結子の美しき輝きに★一つおまけです。 |
まだまだあぶない刑事 | ☆☆☆ | 中年組が頑張っているが、テレビの二時間ドラマの水準をこえず。 |
ドミノ | ☆☆☆★ | スタイリッシュでテンポの速い映像には、ついていくだけで一苦労。 |
コープス ブライド | ☆☆☆★★★ | ティム・バートン監督が本領発揮。ストップモーションアニメの佳作。 |
私の頭の中の消しゴム | ☆☆☆★★ | 「四月の雪」に続きソン・イェジンの切ない表情が印象に残る佳作。 |
シン・シティ | ☆☆☆★ | 白と黒の映像は斬新だが、繰り返される暴力的な描写はやりすぎ。 |
極道の妻たち 情炎 | ☆☆☆★★ | DVD。4年ぶりの新作は、シリーズ中でも一、ニを争う見ごたえだ。 |
恋は五・七・五! | ☆☆☆★ | DVD。俳句甲子園大会という題材が新鮮だが、盛り上げが不足。 |
ルパン | ☆☆☆★ | ハリウッド映画のようにテンポ速く、アクションの見せ場は多いが。 |
延安の娘 | ☆☆☆★★★ | 見逃していたドキュメンタリー映画の意欲作。文革の傷跡は深い。 |
この胸いっぱいの愛を | ☆☆★★★ | 東宝のラブ・ストーリー路線もタネ切れか。平凡な割には長すぎる。 |
埋もれ木 | ☆☆☆★ | 幻想的な映像は見ものだが、小栗監督は何が言いたかったのか? |
ステルス | ☆☆☆★ | 映像のスピード感にはビックリだが、「世界の警察官」の怖さが…。 |
蝉しぐれ | ☆☆☆☆★ | 黒土三男監督の執念が結実した秀作で、邦画ベスト1の有力候補。 |
放浪記 | ☆☆☆★★ | BS。高峰秀子が林芙美子の放浪生活を伸び伸び演じている佳作。 |
浮雲 | ☆☆☆☆★★ | BS。成瀬巳喜男監督と高峰秀子による大人の恋愛ドラマの傑作。 |
流れる | ☆☆☆★★★ | BS。制作当時の女優総出演による演技合戦が楽しめる佳作です。 |
晩菊 | ☆☆☆☆ | BS。「お金」をテーマにした異色作。杉村春子と望月優子が巧演。 |
めし | ☆☆☆☆★ | BS。成瀬巳喜男監督の代表的な秀作だが、ラストは意外な展開。 |
深紅 | ☆☆☆★★ | 野沢尚原作・脚本。拾い物といってよい心理ミステリーの佳作です。 |
サヨナラCOLOR | ☆☆☆★★★ | 竹中直人監督・主演。初恋の同級生への切ない思いを綴った佳作。 |
がんばれ!ベアーズ | ☆☆☆★ | 少年野球映画のリメークで、オリジナル版をもう一度見たくなった。 |
8月のクリスマス | ☆☆☆★★ | 新人・関めぐみは今後に期待できそう。オリジナル版の良さを痛感。 |
チャーリーとチョコレート工場 | ☆☆☆ | テーマパークそのもののチョコレート工場の内部は楽しめますが…。 |
マルチュク青春通り | ☆☆☆★★★ | 青春映画の要素がすべて詰め込まれた力作で、懐かしくもあります。 |
NANA | ☆☆☆★★ | これも人気コミックの映画化。予想以上の出来栄えで大ヒットも納得。 |
運命じゃない人 | ☆☆☆★★★ | 日本映画になかったタイプの快作です。練り上げられた脚本の勝利。 |
いつか読書する日 | ☆☆☆☆★ | 「火火」に続き田中裕子の好演が光る。今年の邦画の収獲の一本。 |
四月の雪 | ☆☆☆★★★ | ホ・ジノ監督による恋愛ドラマの佳作で、韓流ブームとは一線を画す。 |
コーチ・カーター | ☆☆☆★★★ | 米国お得意のバスケット映画の佳作。意外なラストも、実話の重み。 |
シンデレラマン | ☆☆☆☆★ | 「レイジング・ブル」に匹敵するボクシング映画+人間ドラマの秀作。 |
サマータイムマシン・ブルース | ☆☆☆★★ | これは拾い物的なタイムマシン映画の快作で、腹の底から笑えます。 |
メゾン・ド・ヒミコ | ☆☆☆★★★ | 犬童一心監督が、ゲイの老人ホームを舞台に描いた異色のドラマだ。 |
タッチ | ☆☆☆★★★ | 余りにも純な青春映画だが、長澤まさみの爽やかさに★一つおまけ。 |
Be Cool/ビー・クール | ☆☆☆★★ | 映画ファンにも楽しめる快作ですが、音楽通ならもっと高い点数かも。 |
人生の逆転 | ☆☆☆ | DVD。証券マンとゴルファーの組合みせだが、最後の逆転は疑問? |
誰が俺を狂わせるか | ☆☆☆ | DVD。イ・ビョンホンの映画デビュー作は、異色のブラック・コメディ。 |
おかあさん | ☆☆☆☆ | BS。クリーニング店を営む一家の暮らしを描きほのぼのとした秀作。 |
女が階段を上る時 | ☆☆☆★★★ | BS。銀座のバーで働く女たちの生き様と悲哀を描いた異色の佳作。 |
乱れ雲 | ☆☆☆★★★ | BS。成瀬巳喜男監督の遺作で十和田湖畔を舞台にした恋愛映画。 |
乱れる | ☆☆☆★★★ | BS。二人の距離が縮まっていく様子を描いた車中のシーンが秀逸。 |
山の音 | ☆☆☆☆ | BS。男と女の愛憎を描いた秀作で、原節子と山村聡の巧さが光る。 |
妻よ薔薇のやうに | ☆☆☆★★★ | BS。成瀬巳喜男監督の戦前の代表作で当時としては大胆な設定。 |
私は死にたくない | ☆☆☆★★★ | BS。無実の死刑囚となったある女性の最期の瞬間を描いた力作。 |
釣りバカ日誌16 | ☆☆★★★ | 今回の脚本は典型的な消化不良の見本で、題名どおり「ダメだった」 |
奥さまは魔女 | ☆☆☆ | ニコール・キッドマンには、やっぱり、ラブ・コメディは似合わないか? |
容疑者・室井慎次 | ☆☆☆★★ | 「交渉人・真下正義」と対照的な人間ドラマだが、ラストは肩透かし。 |
大いなる休暇 | ☆☆☆★ | 医師確保のため悪戦苦闘する小島民の姿を描いたコメディだが…。 |
いぬのえいが | ☆☆☆★ | DVD。犬好きの人には「号泣すること必至」の映画だそうだが……。 |
亀は意外と速く泳ぐ | ☆☆★★★ | 今年の日本映画の不作ぶりを象徴するような怪作で、笑えません。 |
劇場版 NARUTO 2 | ☆☆☆★★ | 予想以上の迫力とスケールの大きさにビックリ。大人も楽しめます。 |
17歳の風景 | ☆☆☆★★ | 巨匠らしからぬ実験的精神にみちた意欲作だが、完成度はどうか。 |
マダガスカル | ☆☆☆★ | 意外と辛口のCGアニメ。四人組のペンギンのキャラが異色の存在。 |
恋する神父 | ☆☆☆ | 先の読める展開で新鮮味のないラブ・コメディ。教会の設定も安直。 |
Uボート 最後の決断 | ☆☆☆★ | DVD。米兵とドイツ兵の協力による生還を描く異色の潜水艦映画。 |
皇帝ペンギン | ☆☆☆★★★ | 厳しい自然と戦い、ヒナを生み育てる姿を描いたドキュメントの力作。 |
リンダ リンダ リンダ | ☆☆☆★★★ | 青春映画の快作。韓国女優ペ・ドゥナの大熱演に★一つおまけです。 |
ヴェラ・ドレイク | ☆☆☆☆★ | 妊娠中絶を題材として、家族の問題を掘り下げた人間ドラマの秀作。 |
プリティ・プリンセス2 | ☆☆☆★ | DVD。お約束通りの展開ですが、最後まで独身を通すところが新鮮。 |
Dearフランキー | ☆☆☆★★★ | 難聴の少年のまだ見ぬ父への思いを描いた佳作。心が洗われます。 |
チームアメリカ・ワールドポリス | ☆☆ | おバカ映画と思いきや、ブッシュ応援の過激作。今年のワースト1か。 |
めぐりあい | ☆☆☆★★★ | BS。酒井和歌子の初々しさが印象に残った青春恋愛映画の佳作。 |
ビッグ・バウンス | ☆☆☆ | DVD。ハワイを舞台にした小悪党たちのコメディで、ドンデン返しも。 |
恋 | ☆☆☆★★★ | BS。身分違いの大人の恋を、純真な少年の目を通して描いた佳作。 |
ロボッツ | ☆☆☆★★ | ロボット社会の話だが、人間社会を投影させて大人も楽しめる佳作。 |
亡国のイージス | ☆☆★★ | 改憲論に直結する危険な設定だが、すべてが中途半端な出来栄え。 |
ヒトラー 最期の12日間 | ☆☆☆☆ | ヒトラーの自殺に至る最期を、ドキュメンタリー風に再現した問題作。 |
ハービー | ☆☆☆★ | 最後のレースシーンが見もの。ハービーのキャラクターは笑えます。 |
姑獲鳥(うぶめ)の夏 | ☆☆☆ | 人気小説の映画化だが、原田知世の二役以外、全くのれなかった。 |
復讐者に憐れみを | ☆☆☆★★ | DVD。「オールド・ボーイ」の原点ともいうべき異色の復讐劇でした。 |
アイランド | ☆☆☆★★★ | 近未来物の快作。夏映画の大作の中では、ベストの出来栄えでは。 |
アルフィー | ☆☆☆★ | プレイボーイの女性遍歴を描いた異色作だが、意外に辛口でした。 |
マイ・リトル・ブライド | ☆☆☆ | こちらもラブ・コメディだが、本国での大ヒットが信じられない平凡さ。 |
彼女を信じないでください | ☆☆☆ | 女詐欺師を主人公にしたラブ・コメディだが、先が読めてしまう凡作。 |
星になった少年 | ☆☆☆ | タイでのゾウ学校シーンは見ものだか、ドラマ部分は消化不良気味。 |
にがい涙の大地から | ☆☆☆★★★ | 旧日本軍による遺棄兵器事故を追ったドキュメンタリー映画の力作。 |
ラヴェンダーの咲く庭で | ☆☆☆★★★ | 青年音楽家に恋する老婦人のときめきをジュディ・デンチが大熱演。 |
HINOKIO | ☆☆☆★★ | 引きこもり、ロボット、ラブストーリーと盛り沢山だが、拾い物的佳作。 |
フライ,ダデイ,フライ | ☆☆☆★★★ | ダメ親父にエールを贈る佳作で、トレーニングシーンが秀逸な出来。 |
海女のリャンさん | ☆☆☆☆ | 未完成フィルムを38年後に結実させたドキュメンタリー映画の力作。 |
スター・ウォーズ エピソード3 | ☆☆☆★ | 予想通りとはいえ、シリーズ完結編がこんなに「ダーク」でいいの? |
ガラスのうさぎ | ☆☆☆★★ | 素直に感動できる戦争アニメの佳作だが、ラストは、やや強引かも。 |
逆境ナイン | ☆☆☆ | 「少林サッカー」の野球版だが、中盤の恋愛ごっこは蛇足だったか。 |
映画 日本国憲法 | ☆☆☆☆ | 日本国憲法の制定過程や9条の意義をインタビューで綴った力作。 |
マラソン | ☆☆☆★★★ | 自閉症の青年とその母親役の2人の好演が光る人間ドラマの秀作。 |
初恋のアルバム | ☆☆☆★★ | チョン・ドヨンの二役が見どころ。韓国版「初恋のきた道」風の佳作。 |
ドニー・ザ・ドッグ | ☆☆☆★ | 単なるアクション映画でない異色作で、モーガン・フリーマンが渋い。 |
らくだの涙 | ☆☆☆★★★ | DVD。らくだ親子におこる奇跡を写し撮ったドキュメンタリーの佳作。 |
ライフ・イズ・コメディ | ☆☆☆ | DVD。ピンク・パンサーシリーズだけはどうしても見たくなるが……。 |
間違えられた男 | ☆☆☆★★★ | BS。ヒッチコックには珍しいドキュメンタリー風サスペンスの佳作。 |
宇宙戦争 | ☆☆☆★★★ | 夏映画対決の本命かも。ラストまで一瞬たりとも目が放せない力作。 |
シルヴィア | ☆☆☆ | 精神のバランスを失う詩人の半生を描くが、バルトロウには無理か。 |
オープン・ウォーター | ☆☆☆ | 後味の悪すぎる結末で、予想していたほどサメの怖さも伝わらない。 |
砂の器 デジタルリマスター版 | ☆☆☆☆★★ | 映像も音響もよくなり、映画史に残る名作にますます磨きがかかる。 |
ファースト・キス | ☆☆☆★ | 韓流シネマ。メガネをかけたチェ・ジウもなかなかチャーミングです。 |
50回目のファースト・キス | ☆☆☆★ | ハワイを舞台にしたほのぽの系のラブ・ストーリーの佳作ですが…。 |
ザ・リング2 | ☆☆☆ | 中田秀夫監督のハリウッド大ヒット作だが、意外と平凡な出来ばえ。 |
ベルリン,僕らの革命 | ☆☆☆☆ | 「グッバイ、レーニン!」に続いての力作で、青春映画としても秀逸。 |
マイ・ブラザー | ☆☆☆☆ | 兄弟の愛を描いた秀作。2人以上に母親役のキム・ヘスクが好演。 |
バットマン ビギンズ | ☆☆★★★ | バットマン誕生秘話を描いた異色作だが、豪華出演陣を生かせず。 |
ライフ・アクアティック | ☆☆☆★ | ビル・マーレイ主演の海洋アドベンチャーで奇妙な味付のコメディ。 |
赤いアモーレ | ☆☆☆ | ペネロペ・クルスが体当たり熱演を見せる大人の純愛映画だが…。 |
female<フィーメイル> | ☆☆☆★ | Jam Filmsシリーズ最新作。女優の競演は石田・高岡の貫禄勝ち。 |
いらっしゃいませ、患者さま。 | ☆☆☆ | 荒唐無稽なコメディだが、手術シーンなど意外にまじめなシーンも。 |
氷雨 | ☆☆☆★★★ | ラブ・ストーリーと思いきや、雪山の怖さを正面から描いた力作だ。 |
天国からの手紙 | ☆☆☆★★ | ダムの底に沈む村が舞台。意外と辛口のラブ・ストーリーの佳作。 |
サハラ 死の砂漠を脱出せよ | ☆☆☆★★ | 突っ込みどころ満載のアドベンチャーだが、それなりに楽しめます。 |
戦国自衛隊1549 | ☆☆ | 自衛隊の全面協力による迫力が空回りしている陳腐な怪作です。 |
ビフォア・サンセット | ☆☆☆★★ | 久しぶりに再会したジュリー・デルピーは、ますますキュートでした。 |
リ・ニクソン暗殺を企てた男 | ☆☆☆ | ショーン・ペン大熱演の1人芝居だが、最初1時間のテンポに問題。 |
同い年の家庭教師 | ☆☆☆ | 主役の2人は今後に期待できるが、脚本・演出に難ありで長すぎる。 |
ピアノを弾く大統領 | ☆☆☆★★ | 韓流シネマ・フェス。チェ・ジウとアン・ソンギの競演で、後味爽やか。 |
ホステージ | ☆☆☆ | 二重構造の人質事件がからんで複雑な展開だが、後味がよくない。 |
電車男 | ☆☆☆★ | オタク青年による純真ラブ・ストーリーだが、ラストのおちには呆然。 |
エレニの旅 | ☆☆☆☆★★ | テオ・アンゲロプロス監督の6年ぶりの力作。画面の美しさは絶品。 |
フォーガットン | ☆☆☆★ | 先の読めない意外な展開で楽しめるが、結局、何がどうなったの?。 |
最後の恋のはじめ方 | ☆☆☆★★ | 相棒のキャラクターが笑わせ、後味爽やかに楽しめるラブコメディ。 |
四日間の奇蹟 | ☆☆☆★★ | 石田ゆり子ファンには満足できる佳作だが、意外にも泣けません。 |
レイジング・ブル | ☆☆☆☆★ | DVD。ロバート・デ・ニーロの役者魂が光るボクシング映画の力作。 |
ラスベガス万才 | ☆☆☆★★ | 40年ぶりにBSで再見。アン・マーグレットの魅力が光る音楽映画。 |
恋人までの距離 | ☆☆☆★★★ | ビデオで再見。前作の方がウイーン観光とキスシーンが楽しめる。 |
サボタージュ | ☆☆☆★ | BS。テログループの一員とその家族の側から描いた珍しい1本。 |
逃走迷路 | ☆☆☆★★★ | BS。「逃亡者」の原点ともいえる佳作。ラストは「自由の女神」像。 |
大統領の陰謀 | ☆☆☆☆★★ | ニュースを読み30年ぶりに再見。全体像が見えにくいが迫力十分。 |
間諜最後の日 | ☆☆☆★★★ | BS。対独のスパイ戦を描いた佳作。最後は「アラビアのロレンス」。 |
バルカン超特急 | ☆☆☆☆ | BS。戦前のヒッチコック代表作の1本でユーモアとサスペンスが。 |
三十九夜 | ☆☆☆★★★ | BS。巻きこまれ型サスペンスの原点で、テンポの速さにビックリ。 |
オペレッタ狸御殿 | ☆☆☆ | 美空ひばりまで登場の怪作だが、チャン・ツィイーが日本語で歌う。 |
ベルンの奇蹟 | ☆☆☆★ | W杯決勝戦で一気に盛り上がるが、前半の展開がいかにもドイツ。 |
ウィスキー | ☆☆☆★★★ | 日本初のウルグアイ映画の愛すべき小品でヒロインの変化に注目。 |
やさしくキスをして | ☆☆☆★★ | ラブストーリーの佳作だが、ケン・ローチ監督としては物足りなさも。 |
ミリオンダラー・ベイビー | ☆☆☆☆★★ | アカデミー賞4冠独占も納得の秀作。ヒラリー・スワンクの熱演に◎。 |
ふたりにクギづけ | ☆☆☆★★ | 異色の題材を扱うが、実に後味爽やかなコメディに仕上がっている。 |
さよなら、さよならハリウッド | ☆☆☆ | ウディ・アレンのセルフ・パロディも体力の限界か。途中で退屈した。 |
スカーレットレター | ☆☆★★ | イ・ウンジュの遺作だが、ドロドロとした愛憎劇で、後味が良くない。 |
ザ・インタープリター | ☆☆☆★★★ | 国連本部で初撮影の政治サスペンスの力作。キッドマンが新境地。 |
炎のメモリアル | ☆☆☆☆ | 人命救助に命をかける消防士たちの生き様をリアルに描いた秀作。 |
デンジャラス・ビューティー2 | ☆☆★★★ | パート1の新鮮さ、爽やかさは失われて、嫌味だけが残る作品に。 |
クローサー | ☆☆☆ | ナタリー・ポートマンは熱演だが、「大人の恋愛ドラマ」は不発気味。 |
バタフライ・エフェクト | ☆☆☆★ | 6年もかけた脚本は凝っているが、予備知識なしでは理解できず。 |
サマリア | ☆☆☆☆ | キム・ギドク監督が援助交際を題材に父と娘の葛藤を描いた力作。 |
バンジージャンプする | ☆☆☆★★ | イ・ビョンホン主演の異色の純愛映画。イ・ウンジュに★一つおまけ。 |
プライド 栄光への絆 | ☆☆☆★★★ | 最近のスポーツ映画ではベストの力作。アメフトを通し米国を描く。 |
キングダム・オブ・ヘブン | ☆☆☆★★ | 戦闘場面のスケールと迫力は一見の価値ありだが、ドラマは希薄。 |
フェーンチャン ぼくの恋人 | ☆☆☆★ | 珍しいタイ発の初恋ラブ・ストーリーの佳作だが、話が幼稚すぎる。 |
村の写真集 | ☆☆☆★★★ | 三原光尋監督の新作で日本版「山の郵便配達」ともいうべき佳作。 |
シベリア超特急5 | ☆☆ | 水野晴郎監督の「道楽」というべき珍作。まだ、続いていたとは…。 |
交渉人・真下正義 | ☆☆☆★★★ | 日本映画に珍しい地下鉄サスペンスの快作で、手に汗を握ります。 |
愛の神、エロス | ☆☆☆ | 3巨匠によるオブニバス映画だが合格点はウォン・カーウァイだけ。 |
母 | ☆☆☆★★ | DVD。広島を舞台にした佳作だが、テーマを詰め込みすぎかも…。 |
悪党 | ☆☆☆★★★ | DVD。新藤監督のレパートリーの広さを示す異色時代劇の佳作。 |
わが道 | ☆☆☆☆ | DVD。出稼ぎ裁判を映画化した秀作で、後半の法廷場面が圧巻。 |
どぶ | ☆☆☆★★ | DVD。乙羽信子が天真爛漫な娼婦役を好演。ストライキの描写も。 |
おとし穴 | ☆☆★★★ | 文博。安部公房の脚本、勅使河原宏監督の演出とも意図が不明確。 |
人間 | ☆☆☆☆ | DVD。極限状態に追いつめられた人間の業を赤裸々に描いた力作 |
彼女と彼 | ☆☆☆★ | 文博。平凡な主婦の自分探しを描いた羽仁進監督の意欲作だが…。 |
縮図 | ☆☆☆★★★ | DVD。乙羽信子扮する芸者の半生を描いた新藤兼人監督の佳作。 |
ドッジボール | ☆☆☆★ | ベン・ステイラーが怪演。エンド・クレジットの後が一番の見ものかも。 |
甘い人生 | ☆☆☆★ | 裏社会の残酷さを描いた異色作。イ・ビョンホンの代表作にならず。 |
ウィンブルドン | ☆☆☆★★ | ウィンブルドンで撮影されたテニス・シーンが見もの。CGも上出来。 |
野田版 鼠小僧 | ☆☆☆★★★ | デジタル上映による「シネマ歌舞伎」。特等席で見て得をした気分。 |
英語完全征服 | ☆☆☆ | あまり出来の良くないコメディだが、エンド・ロールのNG集は必見。 |
Shall we Dance ? | ☆☆☆★★★ | オリジナル版には及ばないが、意外にも楽しめる出来の佳作です。 |
コックリさん | ☆☆☆ | 韓国ホラー映画で怖いのは、むしろ人間たちの愚かな行為の方か。 |
ハイド・アンド・シーク | ☆☆☆★ | ダコタはデ・ニーロを食う巧さだが、どんでん返しの切れがイマイチ。 |
真夜中の弥次さん喜多さん | ☆☆ | クドカンの初監督作だが、これでは、せっかくの才能と資金の浪費。 |
タッチ・オブ・スパイス | ☆☆☆★★★ | 「バベットの晩餐会」以来の美味しい映画で、人生を味わい深く描く。 |
アイ・アム・デビッド | ☆☆☆★★ | ブルガリアの強制収容所を抜け出した少年の心の旅を描いた佳作。 |
阿修羅城の瞳 | ☆☆☆ | 奇想天外な舞台劇の映画化で、宮沢りえの変身ぶりは見ものだが。 |
映画クレヨンしんちゃん | ☆☆★★ | 今回は怪獣退治物で、子ども向け。ここ数年の志の高さはいずこへ。 |
海を飛ぶ夢 | ☆☆☆☆★ | 外国語映画賞受賞も納得の秀作。尊厳死を深く描いた人間ドラマだ。 |
インファナル・アフェアⅢ | ☆☆☆★ | 作品の出来がⅡ>Ⅰ>Ⅲとなるのは、三部作シリーズ物の宿命か。 |
コンスタンティン | ☆☆☆★ | 映像の進化は楽しめるのに、ストーリーはますます荒唐無稽に……。 |
恍惚 | ☆☆☆★ | 二大女優の対決は、映画と同様、ファニー・アルダンの貫録勝ちか。 |
名探偵コナン水平線上の陰謀 | ☆☆☆★★ | 今回は、意外にも毛利小五郎探偵が大活躍で、大人も楽しめます。 |
ジョヴァンニ | ☆☆☆★ | 時代背景の解説は参考になったが、いま、なぜ、ジョヴァンニなの? |
コーラス | ☆☆☆☆ | 音楽教師と子どもたちとの結びつきを、優しい眼差しで描いた秀作。 |
フライト・オブ・フェニックス | ☆☆☆★★ | 40年前の旧作のリメイクで、墜落シーンの映像など意外に楽しめる。 |
ビューティフル・デイズ | ☆☆☆★★★ | 珍しいインドネシア発の青春ラブストーリーの佳作で、好感度抜群。 |
大統領の理髪師 | ☆☆☆★★★ | 独裁政権時代の韓国を風刺した佳作だが、期待が大きすぎたかも。 |
ビハインド・ザ・サン | ☆☆☆ | ビデオ。家どうしの果てしなき争い合いの無意味さを描いたが……。 |
松川事件 | ☆☆☆☆★ | 文博。進行中の松川裁判の経過を再現し、無罪説を主張した力作。 |
屋根 | ☆☆☆☆ | BS。新婚夫婦の住宅をめぐる悪戦苦闘をリアルに見つめた秀作。 |
ミラノの奇蹟 | ☆☆☆★★★ | BS。デシーカが戦後復興と新しい国づくりへの希望を描いた佳作。 |
その男ゾルバ | ☆☆☆☆ | BS。ヤルタ島を舞台に、人間の愚かさ、したたかさを描いた佳作。 |
原爆の子 | ☆☆☆★★★ | DVD。新藤兼人監督が広島を舞台に原爆の傷跡を見つめた佳作。 |
第五福竜丸 | ☆☆☆☆★ | DVD。アメリカへの怒りをこめ、被爆の実相を忠実に再現した力作。 |
CODE46 | ☆☆☆ | DVD。ウィンターボトム監督初のSFだが、やはりラブ・ストーリーだ。 |
ターンレフト・ターンライト | ☆☆☆★ | DVD。典型的なすれ違いのラブストーリーだが、少々やりすぎでは。 |
チェ・ゲバラ 人々のために | ☆☆☆★★ | DVD。チェ・ゲバラの生き様を関係者の証言でつづったドキュメント。 |
日の果て | ☆☆☆ | DVD。戦場の狂気を描く山本薩夫監督作品だが、成功していない。 |
浮草日記 | ☆☆☆☆ | DVD。旅回り一座と炭鉱ストの交流を描いた山本薩夫監督の秀作。 |
家族のかたち | ☆☆☆★★ | DVD。元夫と恋人の間を揺れる母と子を通して家族を描いた佳作。 |
ひとまず走れ! | ☆☆☆ | 題名どうり、サブの映画のように、本当によく走る映画ですが……。 |
カナリア | ☆☆☆★★★ | 「オウム」の子どもたちと信者の「その後」を題材とした異色の力作。 |
クライシス・オブ・アメリカ | ☆☆☆★★ | 大統領選にからむ陰謀を描いた問題作。メリル・ストリープが怪演。 |
アビエイター | ☆☆☆☆★ | 米アカデミー賞は5部門にとどまったが、ハリウッド映画らしい力作。 |
世界で一番パパが好き! | ☆☆☆★★ | 子役の今後の成長に期待。大学院生役のリヴ・タイラーが爽やか。 |
酔画仙 | ☆☆☆★★★ | イム・グォンテク監督が実在宮廷画家の波瀾の人生を描いた力作。 |
Jam Films S | ☆☆☆★★ | 小雪が大杉漣に迫る「ブラウス」だけでも、一見の価値がありそう。 |
雨鱒の川 | ☆☆☆★★ | 北海道の大自然の美しさが目にしみる純愛ラブ・ストーリーの佳作。 |
オオカミの誘惑 | ☆☆☆★★ | 普通の女の子がイケメンの2人から愛されるというラブ・ストーリー。 |
ナショナル・トレジャー | ☆☆☆★★★ | ニコラス・ケイジの代表作となるか。ぜひ、シリーズ化を期待したい。 |
ブリジット・ジョーンズの日記2 | ☆☆☆ | 前作の二番煎じで新鮮さなし。結婚こそが幸福というラストは疑問。 |
エターナル・サンシャイン | ☆☆☆ | アカデミー賞脚本が懲りすぎで、ストーリーが分かりにくいのが難点。 |
レーシング・ストライプス | ☆☆☆★★ | 「負け組」にエールを贈る佳作。ラストでは、「行け」と声が出そうに。 |
運命を分けたザイル | ☆☆☆★★★ | 遭難した2人の登山家の「奇跡の生還」をリアルに映画化した力作。 |
故郷の香り | ☆☆☆☆★ | 東京国際映画祭グランプリ納得の秀作。香川照之はさすがに巧い。 |
火火 | ☆☆☆☆ | 田中裕子の大熱演が光る秀作。高橋伴明監督が新境地を開いた。 |
ロング・エンゲージメント | ☆☆☆★★★ | 「アメリ」コンビの新作。久しぶりに見応えあるフランス映画の大作。 |
あずみ2 | ☆☆☆ | 高島礼子の怪演は少々やりすぎ。パート1のような新鮮さに欠ける。 |
シャーク・テイル | ☆☆☆ | 吹替版で見たのは失敗。字幕なら、声優似のキャラを楽しめたかも。 |
香港国際警察 | ☆☆☆★★★ | ジャッキー・チェンはいまだ健在。とくに、暴走バスのシーンは必見。 |
サイドウェイ | ☆☆☆☆ | 米国での高い評価も納得。ワインと人生を重ね合わせた人間賛歌。 |
ローレライ | ☆☆☆★ | 邦画に珍しい潜水艦映画の大作だが、CG映像の出来がイマイチだ。 |
台風騒動記 | ☆☆☆☆ | 文博。台風後の騒動を皮肉たっぷりに描いた山本薩夫監督の快作。 |
エレファント・マン | ☆☆☆★★★ | デイヴィッド・リンチ監督2作目の大ヒット作をようやくビデオで初見。 |
永遠なる帝国 | ☆☆☆★★ | DVD。改革派と保守派の権力闘争を描いた韓国版「薔薇の名前」。 |
dot the i | ☆☆☆★★ | DVD。全く先の読めない意外な展開に、最後まで目が離せません。 |
暗黒街 | ☆☆☆☆ | BS。1930年代のギャング映画全盛期の原点となった古典的傑作。 |
第七天国 | ☆☆☆☆ | BS。第1回米アカデミー監督賞、主演女優賞に輝く戦争メロドラマ。 |
つばさ | ☆☆☆☆ | BS。第1回米アカデミー賞・作品賞を受賞した空中戦映画の力作。 |
ホワイト・ライズ | ☆☆☆★ | ミステリー風の大人のラブストーリーだが、複雑な気持ちになります。 |
ビヨンド the シー | ☆☆☆★★★ | ケヴィン・スペイシーがボビー・ダーリンの生涯を映画化した意欲作。 |
セルラー | ☆☆☆☆ | 題名どおり「携帯」の機能をフルに活用した快作。とにかく、面白い。 |
ボン・ヴォヤージュ | ☆☆☆ | パリ陥落から36時間の混乱ぶりをコミカルに描いたが期待はずれ。 |
リバイバル・ブルース | ☆☆☆★★ | 中年男女三人の友情を描いた佳作。野村麻紀のライブに★おまけ。 |
トニー滝谷 | ☆☆☆★★ | 市川準監督らしい静謐な小品。宮沢りえは相変わらず巧いが……。 |
恋に落ちる確率 | ☆☆☆★★★ | デンマーク発の型破りな恋愛映画の力作。もう一度見たくなります。 |
ステップフォード・ワイフ | ☆☆☆★ | ニコール・キッドマンの美しさに見とれたが、前半の退屈さについ… |
犬猫 | ☆☆☆★★ | 20代の女の子たちのとりとめのない日常生活を淡々と描いた佳作。 |
ボーン・スプレマシー | ☆☆☆★★★ | スパイ映画の王道をいく快作。カー・チェースだけでも一見の価値。 |
THE JUON / 呪怨 | ☆☆★★★ | オリジナルと同様に支離滅裂なホラー。2週連続NO1が不思議だ。 |
アレキサンダー | ☆☆☆★ | 戦闘シーンの迫力は圧巻だが、ナレーションでの解説が長すぎる。 |
着信アリ2 | ☆☆★★★ | 舞台を台湾まで広げた分、ホラー映画としての怖さは前作より半減。 |
ニワトリはハダシだ | ☆☆☆★★ | 舞鶴が舞台。知的障害と在日問題、検察の汚職等を描いたが…… |
ロッテとアンナ | ☆☆☆★★★ | 戦争に翻弄される双子の姉妹の運命を描いたオランダ映画の佳作 |
理由 | ☆☆☆☆★ | 宮部みゆきの原作を見事に映像化した大林宣彦監督渾身の力作。 |
きみに読む物語 | ☆☆☆★★ | 生涯をつらぬく夫婦愛を描いた佳作ですが、全く泣けませんでした。 |
ピエロの赤い鼻 | ☆☆☆★★ | ドイツ占領下のフランスにおける人々の勇気と決断を描いた佳作。 |
ヴィタール | ☆☆☆ | 「六月の蛇」に続く塚本晋也監督の最新作で、映像は新鮮だが…。 |
黒の試走車 | ☆☆☆★★★ | 文博。自動車業界における産業スパイの暗躍をリアルに描いた力作 |
誇り高き挑戦 | ☆☆☆★★★ | 文博。武器密輸の黒い霧に鋭く迫った深作欣二監督初期の意欲作。 |
ゼロの焦点 | ☆☆☆★★★ | 文博。松本清張原作。「羅生門」に挑んだ橋本忍らの脚本が見もの。 |
真空地帯 | ☆☆☆☆★ | DVD。天皇制軍隊の実態をリアルに描いた日本映画史に残る力作。 |
点と線 | ☆☆☆★★ | DVD。西村京太郎ブームの先駆けとなった松本清張原作の映画化。 |
ミトン | ☆☆☆★★ | DVD。1967年にソ連で製作されたパベット・アニメのほのぼの佳作。 |
わが青春のフロレンス | ☆☆☆☆★ | DVD。イタリア労働運動の黎明期を、ある一家を通して描いた秀作。 |
ぼくセザール10歳半1m35cm | ☆☆☆★★ | DVD。子どもの目から見たカメラ視線が新鮮、ほのぼのとした佳作。 |
愛の落日 | ☆☆☆★★★ | DVD。ベトナムでアメリカが行った行為に鋭く迫った拾い物の力作。 |
ガールフレンド | ☆☆☆★★ | DVD。廣木隆一監督が肩の力を抜いて撮った小品だが、見せます。 |
マッスルモンク | ☆☆★★ | DVD。なぜ、香港アカデミー作品賞なのか。全く理解できない珍作。 |
世界でいちばん不運で幸せな私 | ☆☆☆ | DVD。いかにもフランス映画だが、題名と同様に、中途半端な出来。 |
ともしび | ☆☆☆☆ | DVD。同年公開の「二十四の瞳」に続いて教育の本質に迫る秀作。 |
山びこ学校 | ☆☆☆★★ | DVD。生活綴り方運動の原点をリアルに描いた今井正監督の佳作 |
人間の壁 | ☆☆☆☆ | DVD。教職員組合の活動を正面から描いた山本薩夫監督の力作。 |
Ray /レイ | ☆☆☆☆ | アカデミー作品賞ノミネートも納得の秀作。主演男優賞の本命かも。 |
スパイ・バウンド | ☆☆☆★ | リアルな女スパイ物だが、いかにもフランス映画で、切れ味は鈍い。 |
オペラ座の怪人 | ☆☆☆★★★ | 舞台は未見で比較できないが、映画版として十分に堪能できます。 |
菊花の香り | ☆☆☆★ | またも韓国製ラブストーリーだが、難病物の定番どおりでやや単調。 |
レイクサイド・マーダーケース | ☆☆☆★★ | 久しぶりの薬師丸ひろ子の怪演に★一つおまけですが、後味悪し。 |
オーシャンズ12 | ☆☆☆ | 監督の遊び心満載でそれなりに楽しめますが、少々やりすぎでは。 |
パッチギ! | ☆☆☆★ | 68年の京都が舞台の力作だが、「血と骨」と同様、好きになれない。 |
フォッグ・オブ・ウォー | ☆☆☆☆★ | 「華氏911」に感じた物足りなさをカバーするドキュメンタリーの傑作。 |
ターン オーバー | ☆☆☆★ | 京都の町家を舞台に、老夫婦の愛の物語をしっとりと描いたが……。 |
イブラヒムおじさんとコーラン | ☆☆☆★★★ | オマー・シャリフの渋い演技が光る佳作で、幸せな気分になれます。 |
東京タワー | ☆☆☆★ | 寺島しのぶの存在感は抜群だが、黒木瞳に精彩がないのが残念。 |
北の零年 | ☆☆☆★★★ | 北海道版「西部開拓史」の風格を備えた文芸大作で、見応え十分。 |
ネバーランド | ☆☆☆☆ | 「ピーター・パン」誕生秘話の秀作。ジョニー・デップが作家役を好演。 |
ロード88 | ☆☆☆★★★ | 白血病の少女とお笑い芸人のお遍路の旅を描いた佳作。拾い物だ。 |
父、帰る | ☆☆☆☆★★ | 久々のロシア映画の傑作。父と息子の葛藤を描き、完成度は高い。 |
父と暮せば | ☆☆☆☆★★ | 宮沢りえと原田芳雄が巧い。反核・平和の思いあふれる屈指の秀作 |
TAXI NY | ☆☆☆★ | 女強盗団は魅せるが、フランス版の二番せんじの感はぬぐえない。 |
ベルヴィル・ランデブー | ☆☆☆★★ | ハウルと同様、おばあちゃんの冒険を描いた異色のフランスアニメ。 |
カンフーハッスル | ☆☆☆★★★ | 理屈抜きに楽しめ、お正月の初笑いに最適のカンフー・アクション。 |
テキサスの五人の仲間 | ☆☆☆☆ | BSで40年ぶりの再見。ドンデン返しの鮮やかな詐欺師物の傑作。 |
越後つついし親不知 | ☆☆☆☆ | 文博。水上勉原作を今井正が映画化。佐久間良子の美しさが光る。 |
女の坂 | ☆☆☆★★★ | 文博。菓子屋の後継ぎとして生きる現代っ娘を岡田茉莉子が好演。 |
偽れる盛装 | ☆☆☆☆★ | 文博。祇園が舞台の秀作で吉村公三郎監督と京マチ子の代表作。 |
雪婦人絵図 | ☆☆☆★ | 文博。木暮実千代の名演も、「いくじなし」の生き方にイライラ……。 |
女人哀愁 | ☆☆☆★★★ | 文博。良妻賢母型の女性が夫を捨てて家を出るまでを描いた佳作。 |
太白山脈 | ☆☆☆☆ | DVD。朝鮮戦争前夜のイデオロギー対立をリアルに描いた問題作。 |
金環触 | ☆☆☆☆★ | DVD。やや類型的だが、今こそ製作されるべき政治ドラマの傑作。 |
卒業の朝 | ☆☆☆★★★ | DVD。従来の学園物と一線を画す佳作で、ケビン・クラインが熱演。 |
ザ・ボディガード | ☆☆☆★★ | DVD。スタローンとマデリーン・ストウの掛け合いで見せるコメディ。 |
二重誘拐 | ☆☆☆★ | DVD。特典映像の解説付き「未公開シーン」が必見の面白さです。 |
イエスタデイ 沈黙の刻印 | ☆☆★★★ | DVD。韓国製近未来SFだが、荒唐無稽すぎて最後までのれない。 |
2004年
約三十の嘘 | ☆☆☆★★★ | 寝台特急列車内の会話劇だが、最後まで展開が読めず、面白い。 |
スーパーサイズ・ミー | ☆☆☆★★ | マクドナルド商法に挑戦状をたたきつけた痛快作だが、やや単調。 |
気まぐれな唇 | ☆☆☆★★ | DVD。2人の女性との出会いと別れを描くロードムービーの佳作。 |
ホワイト・バレンタイン | ☆☆☆ | DVD。「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンの、初々しいデビュー作。 |
陽だまりのイレブン | ☆☆★★ | DVD。ジーコ主演のブラジル映画で、サッカー人気がよく分かる。 |
クリムゾン・リバー2 | ☆☆☆ | DVD。前作より大仕掛けで、アクションはハデになっていますが… |
バレエ・カンパニー | ☆☆☆★★ | DVD。バレエの練習・公演シーンは堪能できるが、ドラマは弱い。 |
リアリズムの宿 | ☆☆☆★★ | DVD。2人の映画青年が、山陰の裏びれた温泉街を旅する物語。 |
堕天使のパスポート | ☆☆☆★★ | ロンドンの片隅で移民として生きる弱者の現実をリアルに描いた。 |
飛ぶ教室 | ☆☆☆★★★ | 映サ例会。友情の大切さを描くドイツ版「ハリー・ポッター」の佳作。 |
ソニー | ☆☆☆★ | DVD。ニコラス・ケイジ初監督作品で、母親との葛藤を描いたが…。 |
五線譜のラブレター | ☆☆☆☆ | 作詞・作曲家コール・ポーターの生涯を描いたラブストーリーの秀作 |
孔雀夫人 | ☆☆☆★★★ | BS。ウィリアム・ワイラー監督が「アメリカ」を描いた初期の代表作 |
宮本武蔵 巌流島の決斗 | ☆☆☆★★★ | DVD。東映オールスターの総出演で、完結編にふさわしい見応え。 |
宮本武蔵 二刀流開眼 | ☆☆☆★★ | DVD。高倉健の佐々木小次郎が新鮮で、巌流島の決闘が楽しみ。 |
宮本武蔵 般若坂の決斗 | ☆☆☆★★ | DVD。般若坂の決斗場面は日本映画に珍しくスケールが大きい。 |
やさしい嘘 | ☆☆☆☆ | グルジア版「グッバイ・レーニン」の秀作で日常生活の描写が光る。 |
宮本武蔵 | ☆☆☆★★ | DVD。武蔵の人間的成長を描いた内田吐夢監督5部作の第1作。 |
わたしのグランパ | ☆☆☆★★★ | BS。菅原文太の巧演が収穫。新人・石原さとみは今後が楽しみ。 |
ジャスティス | ☆☆☆★★★ | DVD。軍事独裁政権下のアルゼンチンでの「失踪」を告発した力作 |
エイリアンVS.プレデター | ☆☆☆★ | 理屈抜きに楽しめるが、「敵の敵は味方」とのラストは★一つ減点。 |
お父さんのバックドロップ | ☆☆☆★ | プロレスの世界で父と子の葛藤を描いた大阪版「チャンプ」の佳作。 |
ゴジラ FINAL WARS | ☆☆ | シリーズの歴史に汚点を残す最終作。これではゴジラが可哀想だ。 |
H【エイチ】 | ☆☆☆★ | DVD。韓国版「羊たちの沈黙」「セブン」だが、出来は遠く及ばない。 |
女ひとり大地を行く | ☆☆☆☆ | DVD。炭鉱労働者を描いた亀井文夫監督の力作で、今見ても新鮮 |
婉という女 | ☆☆☆★★★ | DVD。岩下志麻の演技は光るが、今井正監督作品としては不満も。 |
スパニッシュ・アパートメント | ☆☆☆★★ | DVD。EU統合後のヨーロッパの現実を反映した青春映画の佳作。 |
ニュースの天才 | ☆☆☆★★ | 記事捏造の実話を元にした問題作だが、編集長の態度が救いか。 |
スカイ・キャプテン | ☆☆☆★★ | 「実写+CG」で空想科学冒険活劇を再現。理屈ぬきに楽しめます。 |
荷車の歌 | ☆☆☆☆ | DVD。農家に嫁いだ嫁と姑との葛藤を描いた山本薩夫監督の力作。 |
レディ・ジョーカー | ☆☆☆★★★ | 高村薫のベストセラー小説を映画化した力作だが、ラストに不満も。 |
SSU | ☆☆☆★★ | DVD。海難救助隊の活躍を描く韓国版「海猿」だが、意外な拾い物 |
ひめごと | ☆☆☆ | DVD。フランスの映画専門誌でベスト1選出に疑問を感じる異色作 |
80デイズ | ☆☆☆ | 「80日間世界一周」のリメーク+ジャッキー・チェン映画という怪作。 |
誰にでも秘密がある | ☆☆☆ | 人気スターの競演が話題の韓国製ラブ・コメディだが、軽すぎます。 |
キッチン・ストーリー | ☆☆☆★★ | DVD。「台所における独身男性の行動調査」を描いた静かな佳作。 |
くりいむレモン | ☆☆☆★ | DVD。腹違いの兄妹の微妙な恋愛関係を描いた青春映画だが…。 |
ポーラー・エクスプレス | ☆☆☆★★ | テーマパークのアトラクションに乗った気分で、大人も楽しめる佳作。 |
夜の鼓 | ☆☆☆★★★ | 文博。今井正監督の初時代劇、下級武士と妻の悲劇を描いた力作。 |
裸の十九才 | ☆☆☆★★★ | DVD。集団就職で上京した青年の生き様を描いた新藤監督の力作。 |
僕の彼女を紹介します | ☆☆☆★★ | チョン・ジヒョンが男勝りの刑事を演じてキュートだが、ラストは疑問。 |
座頭市血煙り街道 | ☆☆☆★★ | DVD。座頭市と近衛十四郎扮する公儀隠密との殺陣シーンが必見。 |
ターミナル | ☆☆☆★ | スピルバーグ監督が肩の力を抜いて撮ったヒューマンドラマだが…。 |
愛にかける橋 | ☆☆☆★★ | DVD。オーストリアから中国に嫁いできた女性の人生を描いた佳作 |
17歳の処方箋 | ☆☆☆★ | 思春期の揺れ動く心情を綴った佳作だが。クレア・デインズが光る。 |
Mr.インクレディブル | ☆☆☆★★ | ヒーローの復活と家族の団結がテーマで、大人も十分楽しめます。 |
みんな誰かの愛しい人 | ☆☆☆★★ | 二組の家族をめぐる人々の人間模様を、愛情をこめて描いた佳作。 |
ぼくは怖くない | ☆☆☆★★★ | DVD。純真な子どもたちと犯罪に手を染める大人との対比が怖い。 |
竹山ひとり旅 | ☆☆☆☆ | DVD。厳しい自然を背景に高橋竹山の半生を綴った異色の力作。 |
さくら隊散る | ☆☆☆★★★ | DVD。広島で被爆した移動演劇隊の悲劇を関係者の証言で再現。 |
花 | ☆☆☆★★★ | DVD。柄本明と大沢たかおの演技が光るロード・ムービーの佳作。 |
花咲ける騎士道 | ☆☆☆★★ | DVD。半世紀前のジェラール・フィリップ版をリメイクした娯楽映画。 |
ミッシング | ☆☆☆★★★ | DVD。ケイト・ブランシェットがたたかう母親を熱演する異色西部劇。 |
砂と霧の家 | ☆☆☆★★ | 大佐の妻の役を演じたイラン人女優の存在感が印象に殘る佳作。 |
透光の樹 | ☆☆☆★★★ | 秋吉久美子は健在。久しぶりの体当り熱演に、★一つおまけです。 |
アモーレス・ペロス | ☆☆☆☆ | DVD。「21グラム」の監督が三つの物語を巧みに交差させた力作。 |
ハウルの動く城 | ☆☆☆★★★ | 良くも悪くも宮崎駿アニメの総集編。童心に帰って楽しめますが…。 |
春夏秋冬そして春 | ☆☆☆☆ | キム・ギドク監督の新境地。四季に重ね人生の意味を描いた秀作。 |
ソウ | ☆☆☆★★★ | 一瞬たりとも目が離せず、スリル満点。一気にラストまで走る快作。 |
股旅 | ☆☆☆★★ | DVD。市川崑監督が日本人の「義理と人情」を探った異色の作品。 |
座頭市物語 | ☆☆☆★★★ | DVD。やっぱり座頭市には勝新が一番。やくざの悲哀が胸を打つ。 |
東京の女 | ☆☆☆★★ | DVD。岡田嘉子の美しさの前には若き田中絹代も太刀打ちできず。 |
新幹線大爆破 | ☆☆☆☆★ | DVD。「スピード」「TUBE」のアイデアはこの作品からといえる傑作。 |
インストール | ☆☆☆★ | 芥川賞作家・綿矢りさのデビュー作の映画化だが出来栄えは平凡。 |
ある映画監督の生涯 | ☆☆☆☆★ | DVD。溝口健二の生涯に迫る記録。田中絹代インタビューが圧巻。 |
とらばいゆ | ☆☆☆★★★ | DVD。女流棋士が主人公。若いカップルたちの葛藤を描いた佳作。 |
海猫 | ☆☆☆★★★ | 厳しい北海の大自然が主役。見応えある大人の恋愛映画の力作。 |
祭りの準備 | ☆☆☆☆ | DVD。黒木和雄監督初期の秀作。映画初出演の竹下景子が新鮮。 |
かげろう | ☆☆☆★★ | DVD。大戦中のフランス、未亡人一家と青年のひと夏の体験を描く。 |
東京ゴッドファーザーズ | ☆☆☆★★★ | DVD。実写以上にリアルに、「東京の街」を描いたアニメの力作だ。 |
我が心のオルガン | ☆☆☆★ | DVD。チョン・ドヨンが17歳の少女役を演じたラブストーリーの佳作。 |
僕はラジオ | ☆☆☆★★★ | アメリカの懐の広さを示す佳作。デブラ・ウィンガーの復活も嬉しい。 |
浮気な家族 | ☆☆☆★★★ | ムン・ソリが「オアシス」に続いて体当りの熱演。今年の女優賞候補。 |
オールド・ボーイ | ☆☆☆★★ | いかにもカンヌ好みの屈折した愛の物語。チェ・ミンシクは力演です。 |
太陽のない街 | ☆☆☆☆ | DVD。共同印刷労働者のストライキを描いた徳永直原作の映画化。 |
暴力の街 | ☆☆☆☆ | DVD。暴力一掃に挑んだ朝日新聞浦和支局の行動を描いた力作。 |
武士道残酷物語 | ☆☆☆☆★ | DVD。中村錦之助が、七代続いた一家の悲劇を一人で演じた秀作。 |
悪い男 | ☆☆☆ | ビデオ。狂気の愛を描いた韓国映画の話題作だが、好きになれず。 |
王女フアナ | ☆☆☆★ | ビデオ。夫の愛を独占しようとした王女フアナの悲劇を描いた佳作。 |
モーターサイクルダイアリーズ | ☆☆☆☆★ | 革命家チェ・ゲバラの青年時代、南米大陸縦断の旅を描いた秀作。 |
笑の大学 | ☆☆☆☆★ | 三谷幸喜原作・脚本。こんなに腹の底から笑えた映画は久しぶり。 |
シークレット・ウィンドウ | ☆☆☆ | 「ワルへの挑戦」がハリウッドで流行だが、今回は成功していない。 |
いま、会いにゆきます | ☆☆☆★ | 竹内結子の爽やかさは評価できるが、純愛物でインパクトは弱い。 |
トリコロールに燃えて | ☆☆☆★★ | 女優シャーリーズ・セロンの美しさを再確認するための映画でした。 |
コラテラル | ☆☆☆★★★ | トム・クルーズが最後まで悪役に徹してプロの殺し屋を演じた力作。 |
思い出の夏 | ☆☆☆★★ | ビデオ。映画の撮影隊を迎えた田舎の一夏の経験をつづった佳作。 |
隠し剣 鬼の爪 | ☆☆☆☆★ | 山田洋次監督の時代劇第二作は、ファンの期待を裏切らない秀作。 |
列車に乗った男 | ☆☆☆★★★ | ビデオ。パトリス・ルコントが2人の男の数日間の友情を描いた佳作。 |
予言 | ☆☆☆ | 「感染」との2本立で1本分の料金なら、お値打ちかも。出来は平凡。 |
感染 | ☆☆☆★ | 謎の感染ウィルスよりも、医療事故の集団隠ぺい工作の方が怖い。 |
珈琲時光 | ☆☆☆★★ | 電車が主役。侯孝賢監督が小津の遺志をついで撮った「東京物語」。 |
紅夢 | ☆☆☆☆ | ビデオ。「菊豆」に続くチャン・イーモー監督の色彩美ゆたかな力作。 |
菊豆 | ☆☆☆★★★ | ビデオ。古い因習にとらわれていた時代の女の悲劇を描いた佳作。 |
ツイステッド | ☆☆☆★★ | 生身の女性捜査官を描いた佳作だが、どんでん返しに新鮮味なし。 |
ほえる犬は噛まない | ☆☆☆★★ | ビデオ。ポン・ジュノ監督のデビュー作で、ブラック・コメディの佳作。 |
TUBE | ☆☆☆★★★ | 暴走する地下鉄を舞台にした韓国版「スピード」。手に汗握る力作。 |
2046 | ☆☆☆☆ | 久しぶりの大人の恋愛映画の快作。中でもチャン・ツーイーが光る。 |
草の乱 | ☆☆☆☆★ | 「秩父事件」をリアルに再現した力作。8000人のボランティアは圧巻。 |
幸せになるためのイタリア語~ | ☆☆☆★★★ | ビデオで初見。イタリア語講座に集う6人の男女の愛を描いた佳作。 |
仇討 | ☆☆☆★★★ | 文博で初見。仇討の悲劇を描く今井正監督の力作だが構成に難点。 |
モンスター | ☆☆☆☆ | シャーリーズ・セロンの女優魂を見せた体当り熱演に★一つおまけ。 |
こんばんは | ☆☆☆☆ | 「学校」の舞台となった夜間中学校の生徒と教師たちを追った秀作。 |
ロスト・メモリーズ | ☆☆☆★ | ビデオ。韓国製SFアクションだが日本による植民地統治の記憶が。 |
丹下左膳 百万両の壺 | ☆☆☆★★★ | 映画史に残る山中貞雄監督の名作をほぼ忠実にリメークした佳作。 |
ヴィレッジ | ☆☆☆★ | あやうくB級ホラー映画になるところ。一番怖いのは人間の業かも。 |
マイ・ボディガード | ☆☆☆★ | 一転しての「目には目を」式の復讐劇で、前半のドラマが台無しに。 |
血と骨 | ☆☆☆★★ | パワフルな力作だけに、暴力的な描写への無神経さが惜しまれる。 |
勝鬨 | ☆☆☆★★ | 初期時代劇に多かった仇討悲劇の1本。ラストの解釈は分かれそう。 |
幕末剣史 長恨 | ☆☆☆☆ | わずか13分の残存フィルムに、時代劇映画の原点・真髄がすべて。 |
斬人斬馬剣 | ☆☆☆☆ | 伊藤大輔監督・脚本の真骨頂ともいうべき社会派時代劇の力作だ。 |
護持院ケ原の火華 | ☆☆☆ | 一部分のみで、複雑な人間関係が十分理解できなかったのが残念。 |
子連れ狼 地獄へ行くぞ大五郎 | ☆☆☆★★ | 大雪原でのスキーチェイス、壮絶な死闘場面が迫力満点でビックリ。 |
疵千両 | ☆☆☆★★ | 想いを寄せる女から仇として命を狙われる侍の哀しさを描いた佳作。 |
きさらぎ無双剣 | ☆☆☆ | 東映お得意のオールスターキャスト映画だが、その分、内容は弱い。 |
斬る | ☆☆☆★★ | こちらも三隅研次監督で、市川雷蔵、天知茂、藤村志保らが競演。 |
眠狂四郎無頼剣 | ☆☆☆★★ | 伊藤大輔の骨太の脚本が光り、円月殺法同士の対決場面が見所。 |
鞍馬天狗 横浜に現る | ☆☆★★★ | 明治初期、外国の悪徳商社を鞍馬天狗が退治する奇想天外な話。 |
木枯し紋次郎 関わりござん~ | ☆☆☆★ | 女郎に身を落とす姉役・市原悦子が切ない。菅原文太は似合わず。 |
武士道 | ☆☆☆★ | 新発見の日独合作映画の珍品。陳腐な物語だが一見の価値あり。 |
忍者狩り | ☆☆☆★★★ | 隠密忍者と浪人たちの凄惨な死闘を描いて、手に汗を握る面白さ。 |
宮本武蔵 一乗寺の決斗 | ☆☆☆☆ | 一乗寺下り松での、田圃を走りに走っての決斗シーンには驚いた。 |
十三人の刺客 | ☆☆☆☆★ | 集団時代劇の力作。ラスト30分近くの大殺陣は日本映画史に残る。 |
十兵衛暗殺剣 | ☆☆☆★★★ | 琵琶湖水中での近衛十四郎と大友柳太郎の決闘シーンは前代未聞 |
丹下左膳餘話 百万兩の壺 | ☆☆☆☆ | こけ猿の壺の争奪戦をユーモア交えて描いた山中貞雄監督の秀作。 |
青空天使 | ☆☆☆★★★ | 戦後の世相を活写。少女歌手デビュー当時の美空ひばりが可愛い。 |
特急三百哩 | ☆☆☆★★ | 京都映画祭で生演奏付。暴走機関車に手に汗握り、悲恋物語に涙 |
アイ,ロボット | ☆☆☆ | 近未来におけるロボットの反乱を描いたが、平凡な出来栄えに終る |
25時 | ☆☆☆★★★ | 9・11後のニューヨークの喪失感を描いたスパイク・リー監督の力作 |
キャットウーマン | ☆☆☆★ | ハル・ベリーの美しさは絶品だが、パート2はつくらない方が良い。 |
薄桜記 | ☆☆☆★★★ | 文博で初見。市川雷蔵と勝新太郎の競演、ラストの美しさは見もの |
アラモ | ☆☆☆★★ | アラモ砦の闘いをリアルに再現した力作だが「報復主義」の匂いも。 |
イノセンス | ☆☆☆★ | ビデオで初見。押井監督の力作アニメだが、1回では理解できず。 |
ヘルボーイ | ☆☆☆ | またもコミックの映画化。楽しめるが、荒唐無稽な物語に食傷気味。 |
ゴシカ | ☆☆★★ | ビデオで初見。ハル・ベリーにホラーは似合わず。次回作に期待。 |
スクール・ウォーズ HERO | ☆☆☆★★★ | 実在モデルを全面的には美化しておらず、素直に感動できる佳作。 |
テイキング ライブス | ☆☆☆★ | 前半のサスペンスは快調だが、「羊たちの沈黙」には遠く及ばない。 |
熊笹の遺言 | ☆☆☆☆ | 国立ハンセン病療養所のいまを描いたドキュメンタリー映画の傑作。 |
インファ.ナルアフェア無間序曲 | ☆☆☆☆★ | 前作以上に力作の香港版「ゴッド・ファーザー2」。パート3が楽しみ。 |
バイオハザードⅡ | ☆☆☆★★ | 前作の完全な続編。スケールはアップして、それなりに楽しめます。 |
ヴァン・ヘルシング | ☆☆☆★ | 理屈ぬきで楽しめる大人の漫画だが、荒唐無稽な設定にビックリ。 |
スウィングガールズ | ☆☆☆★★ | 久しぶりのホール試写。音楽好きにはたまらない青春映画の佳作。 |
忍者ハットリくん ザ・ムービー | ☆☆★★★ | 人気漫画の実写映画化だが、なんとも中途半端な出来栄えの1本。 |
LOVERS | ☆☆☆★★ | 最初の踊りからラストまで、チャン・ツーイーの見せ場は満載だが…。 |
千の風になって | ☆☆☆★★★ | 映画大学の試写で初見。「生と死」を正面から見つめた誠実な佳作。 |
カーサ・エスペランサ | ☆☆☆ | ジョン・セイルズが養子を迎えようとする女性たちの本音に迫るが…。 |
ディープ・ブルー | ☆☆☆★★ | 生物たちの弱肉強食の世界に迫った海洋ドキュメンタリーの力作だ。 |
永遠の語らい | ☆☆☆★★★ | 船上ディナーでの文明に関する会話に注目。突然のラストは衝撃的。 |
釣りバカ日誌15 | ☆☆☆★★★ | 江角マキコをドラマの中心にすえたのが成功。シリーズ屈指の佳作。 |
華氏911 | ☆☆☆★★ | ブッシュとイラク戦争を痛烈に批判。テレビ映像のつぎはぎに弱みも。 |
忘れられた子等 | ☆☆☆★★★ | 「手をつなぐ子等」の姉妹編。どの子にも伸びる個性があるとうたう。 |
蜂の巣の子供たち | ☆☆☆★★ | 「誰も知らない」の原点か。ドキュメンタリータッチで戦災孤児らを描く。 |
手をつなぐ子等 | ☆☆☆☆ | 文博で初見。いま見ても新鮮、戦後民主化の息吹を感じさせる佳作。 |
リディック | ☆☆★★★ | 制作費をつぎこんでも面白くなるとは限らない。唐突なラストにあ然。 |
サンダーバード | ☆☆☆★★ | 60年代の人気TVドラマの実写映画化版で、大人も子供も楽しめる。 |
少女へジャル | ☆☆☆☆ | トルコにおけるクルド人問題を描き、公開中の洋画で一押しの秀作。 |
子猫をお願い | ☆☆☆★ | 女子商業高校を卒業した5人の同級生の友情と自立を描いたが…。 |
誰も知らない | ☆☆☆☆★ | テレビ出身の是枝監督として「幻の光」に匹敵する秀作。必見です。 |
モナリザ・スマイル | ☆☆☆★ | ジュリア・ロバーツが教師を演じる50年代の名門女子校ものだが…。 |
機関車先生 | ☆☆☆★★ | 瀬戸内海の美しい風景と人間味あふれる登場人物たちに癒される。 |
ドリーマーズ | ☆☆☆★★★ | 「69」に感じた物足りなさをカバーしてくれる久しぶりの大人の映画。 |
茶の味 | ☆☆☆ | 山村風景は美しく、いい場面もあるが、少々長すぎて、散漫な出来。 |
箪笥 | ☆☆☆★ | 韓国内で大ヒットのホラーだが、ラストで明かされる真実にはあ然。 |
マッハ! | ☆☆☆★★ | ブルース・リー、ジャッキー・チェンの再現か。B級アクションの快作。 |
トスカーナの休日 | ☆☆★★★ | ダイアン・レインも老けた。やっぱり、「運命の女」の方がよく似合う。 |
永遠の片想い | ☆☆☆★★ | 三角関係のラブストーリーというより、2人の女の子の友情の物語だ。 |
ハナのアフガンノート | ☆☆☆ | 「午後の五時」のメイキングを作る過程で生まれたドキュメンタリー。 |
午後の五時 | ☆☆☆★ | タリバン政権崩壊後のアフガンを描くが、「アフガン零年」に及ばない |
千年女優 | ☆☆☆★ | ビデオで初見。老女優の人生に迫るアニメだが、骨太さにビックリ。 |
大砂塵 | ☆☆☆★★ | BSで初見。古典的な本格的西部劇だが、女性2人の対決が新鮮。 |
アメリカン・スプレンダー | ☆☆☆★ | なぜ、米国内で評論家の絶賛を集めたのか、理解に苦しむ作品だ。 |
スチームボーイ | ☆☆☆★★ | 19世紀のイギリスを舞台にした空想科学冒険活劇の力作だが……。 |
シュレック2 | ☆☆☆★ | 1作目と同じネタの繰り返しで、やや新鮮味に欠ける。予習が必要。 |
キング・アーサー | ☆☆☆★★ | 戦闘シーンの迫力は見応え十分だが、ドラマ部分がやや中途半端。 |
春香伝 | ☆☆☆ | BSで初見。悪徳長官による拷問シーンが最大の見せ場ですが…。 |
4人の食卓 | ☆☆☆★ | 現代韓国の社会問題に迫る意欲作だが、必ずしも成功していない。 |
ワイルド・レンジ | ☆☆☆★★★ | 久しぶりの本格的西部劇。アネット・ベニングの凛々しさに★おまけ。 |
ウォルター少年と、夏の休日 | ☆☆☆★★ | ロバート・デュバルの巧演が光る。後味の爽やかな、ほのぼの佳作。 |
69 sixty nine | ☆☆☆ | 青春の躍動感は出ているが、宮藤官九郎の脚本が余りも軽すぎる。 |
わが故郷の歌 | ☆☆☆★★★ | クルド人の苦難を描いた力作だが、「酔っぱらった馬~」に及ばない。 |
あなたにも書ける恋愛小説 | ☆☆☆★★ | ケイト・ハドソンが1人5役で大奮闘しているラブ・コメディの佳作です。 |
アユの物語 | ☆☆★★★ | ビデオで。援助交際でエイズに感染した少女の生き様を描いたが…。 |
スパイダーマン2 | ☆☆☆★★★ | ヒーローの葛藤を描いた異色作だが、ここまで正体を見せていいの? |
ハリウッド的殺人事件 | ☆☆★★ | ビデオで。刑事物コメディーだが、ハリソン・フォードはミス・キャスト。 |
スイミング・プール | ☆☆☆★★★ | ラストの鮮やかなどんでん返しで、もう一度、最初から見たくなります。 |
ハッピーエンド | ☆☆☆★★ | チョン・ドヨンが体当たりで熱演しているが、後味のよくないラストだ。 |
フルタイム・キラー | ☆☆★★★ | ビデオで初見。殺し屋同士の対決ドラマだが、中途半端な出来栄え。 |
ブラザーフッド | ☆☆☆★★★ | 戦場シーンのリアルさはハリウッド映画を越えたが、少々疲れます。 |
女神が家にやってきた | ☆☆☆ | スティーブ・マーティンのコメディはどうも好きになれない。ビデオで。 |
デッドロック | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。刑務所を舞台にボクシングのチャンプ争い描く佳作。 |
メダリオン | ☆☆★★ | ジャッキー・チェンが一度は死ぬという設定に疑問。後半はやりすぎ。 |
ロスト・イン・トランスレーション | ☆☆☆★★ | ソフィア・コッポラ監督の目から見た東京の街の風景が実に魅力的。 |
東京原発 | ☆☆☆☆★ | なぜ2年間もお蔵入りしていたのか。原発問題を描き、面白い傑作。 |
アズカバンの囚人 | ☆☆☆★★ | シリーズの3作目にして、ようやく大人も楽しめる冒険物語となった。 |
白いカラス | ☆☆☆★★ | アメリカにおける人種問題の深さを描いたベストセラー小説の映画化 |
アフガン零年 | ☆☆☆☆ | タリバン政権下のアフガニスタンを、一少女の目を通して描いた力作 |
ヴァージン・スーサイズ | ☆☆☆★★ | ソフィア・コッポラ監督デビュー作。新作で東京をどう描くのか楽しみ。 |
シャイニング | ☆☆☆★★ | ジャック・ニコルソンの不気味な怪演が怖いサイコサスペンスの古典 |
オアシス | ☆☆☆☆★ | 韓国製ラブ・ストーリー。「八月のクリスマス」以来の屈指の傑作だ。 |
太陽を盗んだ男 | ☆☆☆☆★ | 今見ても新鮮な映画史に残る力作。「東京原発」がどこまで迫れるか |
ハンテッド | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。ベニチオ・デル・トロの存在感が光り、見ごたえ十分。 |
ハッピー・フライト | ☆☆☆★ | グウィネス・パルトロウのファッションが楽しめるサクセス・ストーリー。 |
竜馬暗殺 | ☆☆★★ | 公開当時の高評価に疑問。黒木和雄監督は何を描きたかったのか。 |
運転手の恋 | ☆☆☆ | 宮沢りえの主演ではなく、たんなる出演の台湾映画。ビデオで初見。 |
奇人たちの晩餐会 | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。いかにもフランス映画らしい、洒落たコメディの佳作。 |
ヴェロニカ・ゲリン | ☆☆☆★★★ | 麻薬撲滅のため、命をかけて闘った女性記者の生き様を描いた力作 |
海猿 ウミザル | ☆☆☆☆ | 日本版「愛と青春の旅だち」の秀作。教官役の藤竜也の渋さが光る。 |
歌姫カルメーラ | ☆☆☆ | BSで初見。スペイン内戦下、旅芸人一座の歌姫の悲劇を描くが…。 |
天国の本屋~恋火 | ☆☆☆★ | 竹内結子と香川照之の対決シーンは見ものだが、後は期待はずれ。 |
コールド・クリーク | ☆☆★★★ | 劇場未公開も納得のサイコミステリー。火曜サスペンス劇場の水準。 |
上海家族 | ☆☆☆★ | 最近の中国映画のパワー不足を象徴するようなホームドラマでした。 |
ベアーズ・キス | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。空中プランコ乗りの少女と熊の切ないラブストーリー。 |
21グラム | ☆☆☆☆ | 命の重みを問い、3俳優の演技で堪能させる。が、少々凝りすぎでは |
カレンダー・ガールズ | ☆☆☆★★ | おばさんたちの勇気ある行動が光るが、後半は、いかにも英国映画 |
魚と寝た女 | ☆☆★★★ | ビデオで初見。狂気の愛を描く異色作だが、生理的に好きになれず |
シルミド | ☆☆☆☆ | 実話の重みが胸を打つ問題作にして力作。韓国映画よ、恐るべし。 |
ディ・アフター・トゥモロー | ☆☆☆★ | パニック映像はぜひ大画面で。だが、後半の息子探しの展開は疑問 |
ホーリー・スモーク | ☆☆★★★ | ビデオで初見。カンピオン監督とウィンスレットがタブーに挑戦したが |
純愛中毒 | ☆☆☆★ | 韓国製のラブサスペンスだが、後半の展開がうまく出来すぎで減点。 |
下妻物語 | ☆☆☆★★★ | 邦画のイメージを打ち破る痛快作。土屋アンナの怪演は新人賞もの。 |
リード・マイ・リップス | ☆☆☆★★ | 読唇術を巧みに活用した犯罪ラブサスペンスの佳作。ビデオで初見。 |
深呼吸の必要 | ☆☆☆☆ | さとうきび狩りの作業シーンが延々と続く、青春群像ドラマの秀作だ。 |
月曜日に乾杯 | ☆☆☆★ | ビデオで初見。ヴェニスの街の風景が最大の見所のロード・ムービー |
蛇イチゴ | ☆☆☆★★ | 20代の女性監督が、一家族の崩壊と再生へのきざしを描いた佳作。 |
サロメ | ☆☆☆ | カルロス・サウラ監督が、舞台「サロメ」のリハーサルを描く。ビデオ。 |
リーグ・オブ・レジェンド | ☆☆☆ | 奇想天外なアクション。ショーン・コネリーには今後も頑張ってほしい。 |
セブンスアニバーサリー | ☆☆☆ | ビデオで初見。行定勲監督が、失恋に揺れるヒロインを描いたが…。 |
マダムと泥棒 | ☆☆☆☆ | いかにもイギリス喜劇の傑作で、新作とは天と地の差。ビデオ再見。 |
レディ・キラーズ | ☆☆☆★ | 「マダムと泥棒」のリメークだが、コーエン兄弟らしい工夫が足りない。 |
危険な関係 | ☆☆☆★★ | ビデオ再見。キアヌ・リーブスとユマ・サーマンが新人で出ていたとは |
トロイ | ☆☆☆★★★ | 有名なトロイ戦争を壮大なスケールで描いた力作。大画面で見たい。 |
神に選ばれし無敵の男 | ☆☆☆★ | ナチスとユダヤ人との関係を描いた意欲作だが……。ビデオで初見。 |
スキャンダル | ☆☆☆★★★ | ペ・ヨンジュンがプレイボーイに扮する韓国版「危険な関係」の力作。 |
たまゆらの女 | ☆☆☆★ | ビデオで初見。コン・リーが二役で、恋に揺れ動くヒロインに迫るが… |
フル・フロンタル | ☆☆☆★★ | ハリウッド映画界の内幕を斬新な手法で描いた佳作。ビデオで初見。 |
国姓爺合戦 | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。史実に基づいて台湾奪回を描いた歴史劇の超大作。 |
クリムゾン・リバー | ☆☆☆★ | 新作の予習にとビデオで初見。ラストのオチ(双子)は禁じ手では? |
ビッグ・フィッシュ | ☆☆☆☆ | いかにもティム・バートンの映像で、父親と息子の和解を描いた秀作 |
モーヴァン | ☆☆☆ | ビデオで初見。サマンサ・モートンの演技力を引き出してはいるが… |
世界の中心で、愛をさけぶ | ☆☆☆★★ | 長澤まさみの熱演は光るが、難病物の純愛映画としては平凡な出来 |
死に花 | ☆☆☆★★ | 「ジョゼと虎~」の犬童監督が、老人たちの冒険にエールを送る佳作。 |
ブロンド・ライフ | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。死を予言されたTVキャスターの生き様を描いた佳作 |
ピーター・パン | ☆☆☆★ | 名作アニメの実写版だが、少女ウェンディーの冒険物語になっている |
CASSHERN | ☆☆☆★★ | アニメ「新造人間キャシャーン」の実写化だが、反戦のテーマが重い。 |
クローサー | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。香港版「チャーリーズ・エンジェルズ」の拾い物的快作 |
フォーチュン・クッキー | ☆☆☆★★ | 「パッション」のお口直しに最適の愛すべきコメディで、ロックが活躍。 |
パッション | ☆☆☆☆ | キリストの最後の12時間を徹底したリアリズムで描いた力作・問題作 |
carmen.<カルメン> | ☆☆☆★★ | カルメンとホセの運命を原作通り映画化。新星パス・ベガに★おまけ |
みなさん、さようなら。 | ☆☆☆★★ | 人生を楽しんできた大学教授の晩年を描く佳作だが、少々期待外れ |
エレファント | ☆☆☆☆ | コロンバイン高校銃乱射事件のおこる1日を淡々と描く異色の秀作。 |
ドッグヴィル | ☆☆☆☆ | ニコール・キッドマンの熱演が光る力作。映画史に残るラストは衝撃。 |
キル・ビル | ☆☆☆★ | ビデオで再見したが点数は変わらない。殺陣場面は相当やりすぎ。 |
スクール・オブ・ロック | ☆☆☆☆ | ロックがすべてを解決するラストでは不覚にも涙。大いに笑える快作 |
真珠の耳飾りの少女 | ☆☆☆★★★ | 名画誕生の秘話を描く力作。スカーレット・ジョハンソンの魅力が輝く |
夕陽のカスカベボーイズ | ☆☆★★ | 西部劇に期待したが、大人の鑑賞に堪える作品はもう見られないか |
ドッペルゲンガー | ☆☆☆★ | ビデオで初見。役所広司が分身との二役を演じる話題作だが……。 |
オーシャン・オブ・ファイヤー | ☆☆☆★★★ | アラビア半島縦断レースに参加したカウボーイと馬の苦闘を描く力作 |
キル・ビルVol.2 | ☆☆☆★★★ | 前作と雲泥の差の面白さに思わず拍手。ただし、ラストは長すぎる。 |
名探偵コナン 銀翼の奇術師 | ☆☆☆★★ | 5年ぶり登場の怪盗キッドがカッコよく、コナンを完全に食ってます。 |
バリスティック | ☆☆☆★★ | ビデオで初見。ルーシー・リューのアクションが光るB級映画の快作 |
ふくろう | ☆☆☆★★★ | 大竹しのぶの独演会で大いに笑えますが、後味は良くありません。 |
恋人はスナイパー 劇場版 | ☆☆☆★★ | 水野美紀が体当たりで奮闘。終盤の盛り上げにもう一工夫ほしい。 |
ホーンテッド マンション | ☆☆★★★ | リック・ベイカーのゴーストは見ものだが、怖くないのはエディのせい |
ディボース・ショウ | ☆☆☆ | コーエン兄弟が肩の力を抜いて作ったコメディだが、抜きすぎでは。 |
タイムリミット | ☆☆☆★ | やっぱりデンゼル・ワシントンには正義のヒーロー役が似合うと実感。 |
イン・ザ・カット | ☆☆☆★ | メグ・ライアンはミスキャスト。二コール・キッドマンこそふさわしい役。 |
暗殺者のメロディ | ☆☆☆★★ | BSで初見。「フリーダ」に登場したトロツキーと暗殺者を描く実録物。 |
シェイド | ☆☆☆★★★ | ポーカーに命賭ける詐欺師物の快作。ラスト、見事に騙されました。 |
赤目四十八瀧心中未遂 | ☆☆☆★★ | 寺島しのぶの熱演が光る佳作だが、世間の評価が高すぎるのでは |
コールドマウンテン | ☆☆☆☆★ | 南北戦争を背景とした人間ドラマの力作。助演女優賞受賞も納得。 |
グッバイ、レーニン! | ☆☆☆☆ | 「ベルリンの壁」崩壊が東ドイツにもたらした変化を見つめ直す秀作 |
殺人の追憶 | ☆☆☆☆★ | 未解決の連続殺人事件を描き、軍事政権時代の歪みに迫った力作 |
ワイルドシングス2 | ☆☆☆ | 前作のパート1と同様に、最後の最後までどんでん返しの連続です。 |
秘書 セレクタリー | ☆☆★★★ | ビデオで初見。ヒロインの新人女優は今後の活躍が期待できそう。 |
恋愛適齢期 | ☆☆☆★ | ダイアン・キートンの魅力は◎だが、ラブストーリーとしては期待外れ |
クイール | ☆☆☆★★★ | 盲導犬の一生を丹念に描き、崔洋一監督の意外な面を見せた快作 |
きょうのできごと | ☆☆☆☆ | 若者の日常を淡々と描く秀作。伊藤歩と池脇千鶴の存在感が抜群。 |
ウィニング・パス | ☆☆☆★★ | 車椅子バスケにかける高校生の青春群像を描いた爽やかな佳作。 |
花とアリス | ☆☆☆★★ | 岩井俊二が本家に戻った佳作。「少女漫画」に好みは分かれそう。 |
ペイチェック 消された記憶 | ☆☆☆★★ | ジョン・ウー版「北北西に進路を取れ」「めまい」は、手に汗握る快作 |
ホテル ビーナス | ☆☆☆★★★ | こちらも「グランド・ホテル」形式の群像ドラマだが、草彅剛に拍手。 |
いつかA列車に乗って | ☆☆☆★★ | とあるジャズ・クラブを舞台にした「グランド・ホテル」ドラマの佳作だ |
レジェンド・オブ・メキシコ | ☆☆☆ | メキシコが舞台のB級アクション。ジョニー・デップの座頭市が見もの |
ヘブン・アンド・アース | ☆☆☆★ | 中国製の西部劇大作として途中まで楽しめたが、ラストで興ざめに。 |
マスター・アンド・コマンダー | ☆☆☆★ | 大英帝国万歳の好戦的映画。アカデミー賞10部門ノミネートは疑問。 |
しあわせな孤独 | ☆☆☆★★★ | 突然の事故が4人の男女にもたらす波紋を繊細に描く大人の映画。 |
油断大敵 | ☆☆☆★★★ | 刑事と泥棒の奇妙な友情を描いた佳作。役所広司と柄本明が競演。 |
ロード・オブ・ザ・リング完結編 | ☆☆☆☆★ | ついに見た3部作の完結編。アカデミー賞最有力も納得の超大作だ |
ゼブラーマン | ☆☆☆ | ゼブラーマンと宇宙人の死闘を描くB級映画だが、クドカン脚本の味も |
コンフィデンス | ☆☆☆★ | 現代版「スティング」として一応楽しめるが、ラストの落ちが二番煎じ。 |
タイムライン | ☆☆☆ | 見せ場は中世の戦闘シーンだが、「ロード・オブ~」と比べてしまうと… |
ラブストーリー | ☆☆☆★★ | 題名通りの純愛ドラマで後味は爽やかだが、ラストの奇跡はやりすぎ |
嗤う伊右衛門 | ☆☆☆★ | 「ラスト・サムライ」に続いて小雪が熱演する新解釈「四谷怪談」だが… |
ラブ・アクチュアリー | ☆☆☆★★★ | 総勢19人の男女の恋模様を描いた佳作。いかにもイギリス映画です |
ドラッグストア・ガール | ☆☆☆★★ | 商店街のオヤジたちが女学生に恋する話だが、田中麗奈がピッタリ。 |
赤い月 | ☆☆☆★★★ | 予告編の印象と違い地味だが、中国ロケの効果が生かされた力作。 |
この世の外へ クラブ進駐軍 | ☆☆☆☆★ | 戦争の意味を問うタイムリーな秀作。阪本順治監督が本領を発揮。 |
ニューオーリンズ・トライアル | ☆☆☆☆ | 年末に試写会で見たが、銃社会と訴訟社会を描いた力作で面白い。 |
シービスケット | ☆☆☆☆ | 素直に感動することのできる競馬映画であり、人間ドラマの秀作だ。 |
着信あり | ☆☆☆★ | 十分に怖い本格ホラー映画だが、不可解なラストは一体どうなったの |
リクルート | ☆☆☆★★★ | ラストの大どんでん返しまで、手に汗にぎる本格的スパイ映画の力作 |
解夏 | ☆☆☆★ | 大沢たかおと石田ゆり子で、なぜ大人のラブ・ストーリーではないの? |
黒水仙 | ☆☆☆★ | ビデオで初見。朝鮮戦争下の悲劇を描くが、日本の部分は不要だ。 |
半落ち | ☆☆☆☆ | 最愛の妻を殺した警部に扮する寺尾聰の演技が絶妙。泣かせます。 |
ミスティック・リバー | ☆☆☆☆★ | イーストウッド監督の巧さと俳優たちの熱演が光る人間ドラマの秀作 |
チャーリーと14人のキッズ | ☆☆☆ | アメリカの保育事情の一端を伺うことはできるが、出来はイマイチだ。 |
わたしンち | ☆☆☆★★ | 意外にも正月の邦画アニメでは最良。「転校生」同様の設定が成功。 |
女はみんな生きている | ☆☆☆★★ | さすが女性監督らしく、男たちにひと泡吹かせる女たちの反逆が痛快 |
美しい夏キリシマ | ☆☆☆☆★ | 黒木和雄監督の自伝的な秀作。石田えりのせつなさは演技賞ものだ |
ヴァイブレータ | ☆☆☆☆ | 寺島しのぶの女優賞も納得。女性の心情を描くロードムービーの力作 |
息子のまなざし | ☆☆☆★★★ | ムダのない映像で、犯罪被害者家族と加害者の和解のテーマに迫る |
イン・アメリカ | ☆☆☆★★ | ニューヨークに移住したアイルランド人一家のどん底生活を描く佳作 |
MUSA | ☆☆☆★★★ | 韓国版「隠し砦の三悪人」の力作。チャン・ツィイーが高慢な姫を熱演 |
2003年
密愛 | ☆☆☆★★ | 韓国版ロマン・ポルノかと思いきや、予想に反して描写は抑制的だ。 |
ここに、幸あり | ☆☆☆ | 福岡県姫島を舞台にした手作りドラマだが、ほのぼのとした味わい。 |
犬夜叉 天下覇道の剣 | ☆☆☆ | 犬夜叉兄弟の宿命の対決を描くが、「もののけ姫」の二番煎じの感。 |
こちら葛飾区亀有公園前… | ☆☆☆★ | スケールの大きさにビックリ。ユーモアもあり「犬夜叉」より楽しめた。 |
コール | ☆☆☆★ | 前半はスリリングだが、誘拐の動機が分ってからはトーンダウンだ。 |
アイデン&ティティ | ☆☆☆★★ | ロック・バンドを舞台に自分探しの旅を描いた青春映画の佳作だが… |
ジョゼと虎と魚たち | ☆☆☆☆ | 妻夫木聡と池脇千鶴の異色カップルが爽やかな恋愛映画の秀作だ。 |
ブルース・オールマイティー | ☆☆★★★ | ジム・キャリーはやりすぎだが、ジェニファー・アニストンは期待できる。 |
ミシェル・ヴァイヨン | ☆☆☆★★ | ル・マン24時間レースにカメラを持ち込んでのシーンは、一見の価値。 |
最後の恋,初めての恋 | ☆☆☆★ | オール上海ロケによるラヴストーリーとして期待したが、少々はずれ。 |
すべては愛のために | ☆☆☆★ | アンジェリーナ・ジョリーの実人生とダブる問題作だが、完成度は…。 |
復活 | ☆☆☆☆ | タヴィアーニ兄弟は、トルストイ原作を見事に現代によみがえらせた。 |
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ | ☆☆☆★ | モスラファンにも楽しめるが、やっぱり、ザ・ビーナッツでなければ…。 |
精霊流し | ☆☆☆★★ | 松坂慶子、田中邦衛などが脇を固め、丁寧な映画づくりが光る佳作。 |
アンダーワールド | ☆☆☆ | ヴァンパイアと狼男の死闘を描く新感覚の怪作。携帯にはビックリ。 |
スティール | ☆☆☆★ | スポーツ感覚の銀行強盗映画で楽しめるが、切れ味はイマイチだ。 |
イン・ディス・ワールド | ☆☆☆★★★ | 本物の難民を主人公に、ロンドンをめざしての旅を追った異色作品。 |
ポロック 2人だけのアトリエ | ☆☆☆★★★ | エド・ハリスが、天才画家ポロックの破滅的な人生を自ら演じた力作。 |
アイ・ラブ・ピース | ☆☆☆★★★ | 地雷で片足をなくした少女とろうあの女性の心の交流を描いた力作。 |
再見 また逢う日まで | ☆☆☆☆ | 事故で両親をなくした4人兄弟姉妹の別離と再会を描いた涙の秀作。 |
ファインディング・ニモ | ☆☆☆★★ | 魚親子の再会までを描く佳作。水中シーンだけでも一見の価値あり。 |
バッドボーイズ2バッド | ☆☆☆★ | 何でもありのアメリカ映画でアクションシーンの迫力は凄いのだが…。 |
昭和歌謡大全集 | ☆☆☆★★ | 少年たちとおばさんの対決を描くブラック・ユーモアたっぷりの異色作 |
ラストサムライ | ☆☆☆☆ | トム・クルーズの執念で見応えある力作に。お正月映画のイチオシ。 |
フォーンブース | ☆☆☆★★★ | アイデアの勝利。電話ボックスだけを舞台にしたサスペンスの快作。 |
チルソクの夏 | ☆☆☆★★★ | 「アジア映画祭」で関西初公開。佐々部監督の思いが結実した佳作。 |
ティアーズ・オブ・ザ・サン | ☆☆☆★ | 「世界の警察官」シリーズの集大成的作品。戦場の描写はリアルだ。 |
木更津キャッツアイ | ☆☆★★ | TVシリーズを見てないせいか、全くのれなかったですよ。ピリカさん。 |
キューティ・ブロンド2 | ☆☆☆★★ | 期待せずに見たが、アメリカ議会への風刺をこめた爽やかな後味だ。 |
シャンハイ・ナイト | ☆☆☆ | 老体にムチうつジャンキー・チェンのアクションが見物だが、それだけ。 |
山猫は眠らない2 | ☆☆☆★ | 米国こそ「世界の警察官」とのキナ臭さが強く、男のドラマが台無しだ。 |
アララトの聖母 | ☆☆☆★★★ | トルコによるアルメニア人虐殺を描いた力作だが、複雑な構成が難点 |
マグダレンの祈り | ☆☆☆☆ | 修道院に収容された女性たちの実体験をもとにした衝撃の問題作だ。 |
わらびのこう | ☆☆☆★★★ | 江戸時代の農民の生活を格調高く描き、「生と死」を見つめた意欲作。 |
アイデンティティー | ☆☆☆★ | 先の読めないサスペンスだが、すべてが多重人格者の妄想とは驚き。 |
g@me. | ☆☆☆★★★ | 題名通りの狂言誘拐サスペンスの佳作。先の展開が全く読めません。 |
死ぬまでにしたい10のこと | ☆☆☆★★ | お涙頂戴の難病物ではなく、ヒロインの「生きる」瞬間を描いた佳作。 |
阿修羅のごとく | ☆☆☆☆★ | 森田芳光監督作品とは思えない人間ドラマの秀作。邦画のベスト1か |
マトリックス レボリューションズ | ☆☆☆★★ | 全編がCGを駆使したアクションシーン。3部作の1・2を見直したくなる |
キル・ビル | ☆☆☆★ | タランティーノ監督のチャンバラ活劇だが、殺陣場面は少々やりすぎ。 |
フレディ VS ジェイソン | ☆☆☆★ | なぜか両シリーズとも1本も見ていないが、これは意外にも楽しめた。 |
恋は邪魔者 | ☆☆☆★★★ | 定石通りの小品だが、懐かしく、大いに楽しめたラブ・コメディの佳作。 |
ジョニー・イングリッシュ | ☆☆☆★ | こちらは「007」の下品なパロディだが、ジョン・マルコビッチが敵役。 |
巌流島 | ☆☆☆★ | 武蔵ブームに乗ったパロディ調の怪作。話題のシーンはなぜかカット |
くたばれ!ハリウッド | ☆☆☆★★ | 実在するプロデューサーの栄光と挫折を描くドキュメンタリーの佳作。 |
インファナル・アフェア | ☆☆☆★★★ | ほぼ期待通り。久しぶりに見応えある香港ノワール映画の力作です。 |
戦場のフォトグラファー | ☆☆☆★★★ | 最近のドキュメンタリー映画の充実を示す1本で、戦争写真家に迫る。 |
陰陽師Ⅱ | ☆☆★★★ | 作品の迫力もお客の入りも前作よりダウンで、深田恭子が気の毒だ。 |
マッチスティック・メン | ☆☆☆★★ | ケチな詐欺師たちの物語だが、後半の展開が読めてしまうのが残念 |
シェフと素顔と、おいしい時間 | ☆☆☆★ | ジュリエット・ビノシュとジャン・レノのラブストーリーだが盛り上がらず。 |
S.W.A.T. | ☆☆☆★★ | S.W.A.T.チームの訓練と活躍を本格的に描いており、楽しめる。 |
クジラの島の少女 | ☆☆☆★★★ | マオリ族の伝統的な男社会に異議を唱えるヒロインの姿が印象的。 |
うつくしい人生 | ☆☆☆★★ | 映サ例会で初見の仏映画。農民一家の生活をしみじみ描いた佳作。 |
ナイン・ソウルズ | ☆☆★★★ | 脱走した9人の囚人達のロードムービーだが、不発に終わっている。 |
ローマの休日 デジタル新版 | ☆☆☆☆★★ | スクリーンで見るのは初めて。50年を経ても新鮮さを失わない名作。 |
ヒバクシャ 世界の終わりに | ☆☆☆★★★ | 劣化ウラン弾や放射能漏れによる被曝の実態を世界に訴える力作。 |
釣りバカ日誌14 | ☆☆☆★★★ | シリーズ中屈指の出来栄えの佳作。マドンナ役の高島礼子が収穫。 |
サハラに舞う羽根 | ☆☆☆★ | さすがインド人監督。大英帝国軍のみじめな敗北ぶりを描いたが… |
シモーヌ | ☆☆☆★★ | デジタル画像で女優を創ったらどうなるか。映画界の風刺もたっぷり |
ロボコン | ☆☆☆★★★ | ロボットコンテスト優勝めざす高専校生たちの姿を描く爽やかな佳作 |
トゥームレイダー2 | ☆☆☆★ | 前作よりスケールアップしているが、最後はホラー映画となりビックリ |
閉ざされた森 | ☆☆☆★★★ | 緻密な脚本の勝利。2回目を見たくなるドンデン返しの鮮やかな佳作 |
座頭市 | ☆☆☆★★★ | 意外にも正統派の時代劇で、黒澤明監督の「椿三十郎」他の影響大 |
NOVO ノボ | ☆☆☆★ | ラブ・ストーリー版「メメント」ともいうべき異色作だが、尻切れトンボだ |
天使の牙 | ☆☆☆★ | 前半は期待を持たせたが、萩原健一の登場する後半からB級映画に |
呪怨2 | ☆☆★★★ | テレビ特番の水準の支離滅裂なホラー映画で、怖くないのが致命傷 |
ドラゴンヘッド | ☆☆★★ | 珍しく時間と金をかけた大作だが、何をいいたいのか全く伝わらない |
アダプテーション | ☆☆☆★★ | 脚本家の苦悩を描く異色作だが、後半タッチが一変するのはビックリ |
チャンピオン | ☆☆☆★★★ | 実在ボクサーのドラマチックな生涯を描いた韓国版「ロッキー」の佳作 |
ワイルド・スピードX2 | ☆☆☆★★ | 前作よりパワーアップしており、残暑を吹き飛ばすには最適の娯楽作 |
ファム・ファタール | ☆☆☆★ | デ・パルマ監督もやりすぎ。「すべてが夢だった」とは禁じ手のはず? |
アニバーサリーの夜に | ☆☆☆ | 「ハリウッドの裏側を描いた映画」との売りだが、「デブラ~」の方が上 |
ワイルド・スピード | ☆☆☆ | 新作の予習でビデオを見たが、ラストシーンは「X2」に続く伏線か? |
コンフェッション | ☆☆☆★ | 昼はTVマン、夜はCIAの殺し屋という人物の実話だが、演出が単調。 |
HERO | ☆☆☆★★★ | チャン・イーモウが赤・青・白の色彩美の中に真の英雄を描いた力作。 |
氷海の伝説 | ☆☆☆★★★ | ドキュメンタリーかと思ったが、ギリシャ神話を思わせる堂々の大作。 |
デブラ・ウィンガーを探して | ☆☆☆★★ | インタビューに応じて語る34人の女優たちの本音トークが興味津々。 |
名もなきアフリカの地で | ☆☆☆☆ | ユダヤ人迫害を新たな視点から描いたカロリーヌ・リンク監督の秀作。 |
フリーダ | ☆☆☆☆ | 共産主義者でもあったフリーダ・カーロの激動の生涯を再現した力作。 |
ゲロッパ! | ☆☆★★ | 「ぼくんち」同様、今年のワースト候補。井筒監督の再起を期待したい |
10日間で男を上手にフル方法 | ☆☆☆ | 結末が最初から読めてしまうのが難点。ラブ・コメディーとしても平凡。 |
たけくらべ | ☆☆☆★★ | 少女から大人の女になる瞬間を、美空ひばりが爽やかに演じている。 |
忠治旅日記 | ☆☆☆★ | 歴史的なフィルムの上映だが、音楽・弁士なしで見るのは少々つらい。 |
藍色夏恋 | ☆☆☆★★ | こんなに初々しいラブ・ストーリーを見るのは久しぶり。台湾発の佳作。 |
永遠のマリア・カラス | ☆☆☆★★★ | とにかく、ファニー・アルダンの熱演がすべて。彼女の代表作となった。 |
パンチドランク・ラブ | ☆☆☆☆ | エミリー・ワトソンがこんなに幸せそうな表情を見せてくれるとは驚き。 |
ライフ・オブ・デビッド・ゲイル | ☆☆☆★★★ | 死刑制度廃止をテーマに、サスペンスあふれる映画に仕上げた力作 |
灰の記憶 | ☆☆☆★★ | ナチ強制収容所内でおこった反乱を実話にもとづいて描いた異色作 |
パイレーツ・オブ・カリビアン | ☆☆☆ | ディズニーランドの人気アトラクションの映画化だが、少々大味すぎる |
ふたりのトスカーナ | ☆☆☆★★ | 子どもの目から見た戦争悲劇の佳作を、竹山博英氏の解説付で初見 |
ホテル・ハイビスカス | ☆☆☆★ | 名護市を舞台にしたほのぽのドラマだが、予告編の危惧が的中した。 |
さよなら、クロ | ☆☆☆★★ | 動物ものは苦手だが、長野県の進学校を舞台にした青春映画の佳作 |
茄子 アンダルシアの夏 | ☆☆☆★★ | 自転車レースの模様を描いた異色の短編アニメだが、完成度は高い |
エデンより彼方に | ☆☆☆★★★ | 1950年代のアメリカを人種差別や同性愛の問題を通して描いた力作 |
ハルク | ☆☆☆★ | 予想以上に見応えあったが、巨人のCGとあのトランクスは頂けない。 |
ぼくの妻はシャルロット~ | ☆☆☆★ | 女優を妻にした男の悲哀を描いたが、シャルロットに華のないのが難 |
ロスト・イン・ラ・マンチャ | ☆☆☆★★★ | テリー・ギリアム監督の「ドン・キホーテ」が頓挫する過程を描いた怪作 |
踊る大捜査線ザムービー2 | ☆☆☆★★ | 5年間待った期待作だが、盛り沢山につめこみすぎて後に残らない。 |
マイ・ビッグ~ウェディング | ☆☆☆ | 全米大ヒットが信じられない凡作。ギリシャ人社会への興味本位か。 |
六月の蛇 | ☆☆☆★★ | セックスレス夫婦の再生がテーマで、黒沢あすかの熱演に★おまけ。 |
トレジャー・プラネット | ☆☆☆★ | 「宝島」を原作としたディズニーアニメの最新作だが、新鮮さに欠ける |
春の惑い | ☆☆☆★★ | 中国の古典映画「小城之春」のリメーク作だが、テンポが緩すぎる。 |
シティ・オブ・ゴッド | ☆☆☆☆ | ブラジルからやってきた衝撃の映像。もう一つの「仁義なき戦い」だ。 |
夢追いかけて | ☆☆☆★★★ | パラリンピックで金メダルを獲得するまでを、本人出演で爽やかに描く |
トーク・トゥ・ハー | ☆☆☆☆★ | 完成度の高い愛のドラマでベスト1候補。劇中劇の無声映画に注目。 |
人生は、時々晴れ | ☆☆☆★★★ | 「秘密と嘘」のマイク・リー監督が崩壊寸前の家族の再生を描く佳作。 |
ターミネーター3 | ☆☆☆★★★ | 面白かった。女ターミネーターは強し。ただ、傑作「2」には及ばない。 |
バトル・ロワイヤルⅡ | ☆☆☆★ | テロ・戦争をテーマにした意外な力作。良くも悪くも健太監督の作品。 |
ブルークラッシュ | ☆☆☆★★ | サーフィンに夢をかける女の子たちの姿を描いた青春映画の佳作。 |
D.I. | ☆☆☆ | 超話題のパレスチナ映画だが、ブラック・ユーモアが伝わってこない。 |
ニューヨーク 最後の日々 | ☆☆☆★ | アル・パチーノも衰えたり。彼の「最後の日々」にならなければよいが |
ムーンライト・マイル | ☆☆☆★★ | ホフマン、サランドンらの抑えた演技が渋いが、ヒロイン役にも注目 |
チャーリーズ・エンジェル | ☆☆★★★ | 敵役で久々登場のデミ・ムーアには、3人でかかっても勝てません。 |
少女の髪どめ | ☆☆☆☆ | アフガン難民の現実ふまえ、「無償の恋」を描いたイラン映画の秀作 |
歌え!フィッシャーマン | ☆☆☆★ | 映サで初見の珍しいノルウェー映画。共産主義者の登場にビックリ。 |
ソラリス | ☆☆☆★ | 夫婦の愛を描いた新解釈リメークだが、難解さは旧作と変わらない。 |
沙羅双樹 | ☆☆☆★★ | 祭りの場面が秀逸。出産シーンを演じた河瀬直美監督の熱演が光る |
ミニミニ大作戦 | ☆☆☆★★ | 裏切り者への報復計画をスリルたっぷりに描いた拾い物的痛快作。 |
略奪者 | ☆☆★★ | フランス版の「マッド・マックス」と「タクシー」を足して3で割った出来。 |
恋愛寫眞 | ☆☆☆★ | プロのカメラマンをめざす二人の青春と悲劇。広末涼子は◎だが…。 |
アンダー・サスピション | ☆☆☆ | M・フリーマンとG・ハックマンの対決にモニカ・ベルッチがからんで… |
ジャンダラ | ☆☆☆★★ | タイ発のロマン・ポルノと思いきや、堂々たる文芸大作風にビックリ。 |
ブロンドと柩の謎 | ☆☆☆★ | チャップリンの女性遍歴や新聞王ハーストの描写は興味津々だが… |
スパイ・ゾルゲ | ☆☆☆☆ | ゾルゲと尾崎秀実の活躍を描いた力作で、篠田正浩監督の集大成。 |
メラニーは行く! | ☆☆☆ | ドタキャンのヒロインに振り回される男たちに同情したくなるコメディ。 |
北京ヴァイオリン | ☆☆☆☆ | チェン・カイコー監督は、中国初の本格的音楽映画の成功で復調か。 |
CUBE2 | ☆☆☆ | 前作同様、思わせぶりな映像は見せるが、話の筋は観念論の世界 |
過去のない男 | ☆☆☆★★★ | アキ・カウリスマキ監督のラブ・ストーリーとは。すし屋に直行です。 |
二重スパイ | ☆☆☆★★★ | 「シュリ」「JSA」をへて、南北分断下でのスパイの悲劇を描く力作。 |
マトリックス リローデッド | ☆☆☆★ | CGを駆使したアクションは目を見張るが、解決は次回作までお預け |
ザ・コア | ☆☆☆★ | 地球の危機に立ち向かう科学者たち。地球内部の映像はイマイチ。 |
マナに抱かれて | ☆☆★★★ | ハワイの雄大な風景は観光気分で楽しめるが、肝心の物語は平凡。 |
レセ・パセ | ☆☆☆★★★ | ナチ占領下でのフランス映画人のしたたかな抵抗は一見の価値あり |
おばあちゃんの家 | ☆☆☆☆ | おばあちゃんと孫の交流を描く秀作。お涙頂戴でなく、後味は爽やか |
ぷりてぃ・ウーマン | ☆☆☆★★ | 芝居に第二の人生を見出すおばあちゃんたちの奮闘を描いた快作 |
コーリング | ☆☆★ | ケビン・コスナー主演の夫婦愛物だが、凡作で途中で出たくなった。 |
トゥー・ウィークス・ノーティス | ☆☆☆★★ | サンドラ・ブロックとヒュー・グラントが好演。後味爽やかな恋愛映画 |
TAXi3 | ☆☆☆ | 007のパロディと超大物スターが出演する最初の10分間がすべて |
8Mile | ☆☆☆★★ | 来日公演中のエミネムが初主演。自伝的な辛口青春映画の佳作。 |
アバウト・シュミット | ☆☆☆★★★ | 定年退職サラリーマンの孤独をジャック・ニコルソンが抑えた演技で |
サラマンダー | ☆☆☆★ | 怪獣と人間のサバイバルをかけた死闘。荒唐無稽だがスリル満点。 |
エロス+虐殺 | ☆☆★★ | やっぱり、難解で観念的な吉田喜重監督の作品は、肌にあわない。 |
愛してる、愛してない | ☆☆☆★★ | 途中で巻き戻しがあり、違う視点から繰り返すという構成にビックリ。 |
エニグマ | ☆☆☆★ | 第二次世界大戦の戦局を変えた暗号解読チームの活躍を描くが… |
めぐりあう時間たち | ☆☆☆★★★ | 三大女優の競演は堪能できるが、「自殺」がテーマとは少々つらい。 |
シベリア超特急 | ☆★ | WOWOWで初見したが、あまりのお粗末さに、あきれてしまった。 |
メイド・イン・マンハッタン | ☆☆☆★★ | 定番のシンデレラ・ストーリーで新味はないが、後味爽やかな佳作。 |
ぼくんち | ☆☆ | 阪本順治監督の新作とは思えない凡作で、今年のワースト1候補。 |
あずみ | ☆☆☆★★★ | 美少女・あずみが斬って斬って斬りまくる、アクション時代劇の力作 |
ボイス | ☆☆☆ | ホラー映画と思いきや、もっと怖いのは女の嫉妬と恨みという物語。 |
キープ・クール | ☆☆☆ | チャン・イーモウ監督による現代北京を舞台にした実験的作品だが |
ハッピー・フューネラル | ☆☆★★★ | お葬式のイベント化を描いたブラック・コメディだが、成功していない |
秋津温泉 | ☆☆☆☆ | 吉田喜重監督による恋愛映画の秀作で、岡田茉莉子の魅力が光る |
アイ・スパイ | ☆☆★★★ | エディ・マーフィのアクション・コメディだが、スパイ映画は似合わない |
ドリームキャッチャー | ☆☆☆★★ | 人類を襲うエイリアンとの死闘。2時間20分の長尺を退屈させない。 |
X-MEN2 | ☆☆☆★ | ミュータント狩りとの戦いだが、前作をチェックしないと面白さが半減 |
鏡の女たち | ☆☆☆★★ | 3代の女性の葛藤を通して「内なる広島」を描いた意欲作だが……。 |
母と娘 | ☆☆☆★★★ | フィリピンから香港へ出稼ぎにでる母と娘の葛藤を丁寧に描く佳作 |
WATARIDORI | ☆☆☆★★ | 一体どうやって撮影したのか。渡り鳥たちの旅を追う映像がすべて。 |
スピリット | ☆☆☆★★★ | 野生の馬から見た西部開拓史を描くドリームワークス・アニメの力作 |
ベッカムに恋して | ☆☆☆★★ | サッカーの好きなインド人少女の成長を後味爽やかに描いた佳作。 |
きみの帰る場所 | ☆☆☆★★ | 「黒人青年よがんばれ」とうたうデンゼル・ワシントンの初監督作品 |
魔界転生 | ☆☆☆★★ | 旧作深作版は未見。荒唐無稽だが、意外に楽しめた本格的時代劇 |
クレヨンしんちゃん | ☆☆☆ | 巻き込まれ型サスペンスとして出足は良かったが、終盤にはあ然。 |
名探偵コナン 迷宮の十字路 | ☆☆☆ | 京都の雰囲気はそれなりに出ているが、ミステリーとしては中途半端 |
シカゴ | ☆☆☆☆★ | アカデミー賞の結果も納得。久しぶりのミュージカルの力作で必見。 |
バティニョールおじさん | ☆☆☆★★★ | ナチのユダヤ人狩りに協力したフランス国民の反省が胸を打つ佳作 |
星に願いを。 | ☆☆☆★ | 函館ロケの効果はよく出ているが、ラブ・ストーリーとしては幼児的。 |
デアデビル | ☆☆★★ | 「バットマン」「スパイダーマン」の二番せんじで、出来栄えも最悪だ。 |
スパイダー | ☆☆☆★★ | 文学の香り高いミステリーだが、もう一度見ないと、よく分からない。 |
歓楽通り | ☆☆☆★ | いかにも、パトリス・ルコント監督らしい「無償の愛」の物語だが…。 |
小さな中国のお針子 | ☆☆☆★★★ | 文化大革命下の青春恋愛映画の秀作だが、ラストで★一つの減点 |
ボウリング・フォー・コロン~ | ☆☆☆☆ | ブッシュ政権のイラク攻撃の背景に迫る必見のドキュメンタリー映画 |
タキシード | ☆☆☆★ | ジャッキー・チェンには、やっぱりハリウッド映画は似合わないかも。 |
暴走超特急 | ☆☆☆★★ | 「暴走特急」+「カサンドラ・クロス」÷3のB級映画だが、楽しめた。 |
キャッチミーイフユーキャン | ☆☆☆★★ | スピルバーグが肩の力を抜いて作った、デイカプリオのための映画 |
青の炎 | ☆☆☆★★ | 二宮和也と松浦亜弥、人気アイドル2人の繊細な演技が収穫の佳作 |
ノー・グッド・シングス | ☆☆☆★★ | 期待せず見たが、不思議な味わいのあるフィルム・ノワールの佳作。 |
SWEET SIXTEEN | ☆☆☆☆ | 幸せな家庭生活を求めて悪の道に走る少年を優しく見つめた秀作。 |
抱擁 | ☆☆☆★★★ | 久しぶりに、グウィネス・パルトロウのクールな美しさが輝く恋愛劇。 |
ヘヴン | ☆☆☆☆ | 故キェシロフスキ監督の遺稿を映画化。「愛の逃避行」が胸に迫る。 |
007/ダイ・アナザー・デー | ☆☆☆★ | ハル・ベリーのジンクスが唯一の収穫。北朝鮮悪論の後味は悪い。 |
リロ&スティッチ | ☆☆☆★ | ディズニー版「クレヨンしんちゃん」の趣だが、ラストが尻切れとんぼ。 |
裸足の1500マイル | ☆☆☆☆ | 母を訪ねて2400キロ歩いた少女達の物語。実話の重みが胸を打つ。 |
草ぶきの学校 | ☆☆☆☆ | 文化大革命前の農村の小学校を舞台にした秀作。心が洗われます。 |
ダークネス | ☆☆☆★ | アンナ・パキンの成長ぶりが唯一の収穫。スペイン版「アザーズ」だ。 |
ビロウ | ☆☆☆★★ | B級ホラーかと思ったが、潜水艦を舞台にした本格的な戦場映画だ。 |
クリスティーナの好きなこと | ☆☆☆ | キャメロン・ディアスのコメディ。30前の独身女性の本音がのぞける。 |
きらめきの季節 | ☆☆☆★★ | ヤクザ社会に足を踏み入れた青年達の青春と絶望を切なく描く佳作 |
新仁義なき戦い/謀殺 | ☆☆☆★★ | 大阪・名古屋を舞台にした異色の現代ヤクザ映画。夏木マリが快演 |
ホワイト・オランダー | ☆☆☆ | 愛情過剰な母親と娘の葛藤の物語だが、女優達の競演が空回り。 |
ロード・オブ・ザ・リング | ☆☆☆★★★ | 第2部は力作。ラスト約40分の戦闘シーンは絶対に大スクリーンで。 |
戦場のピアニスト | ☆☆☆☆★ | 戦場を生き抜いた名ピアニストの物語を、抑えた演出で描いた秀作。 |
チベットの女 イシの生涯 | ☆☆☆★★★ | チベット版「女の一生」。オールロケの大自然だけでも一見の価値。 |
デュラス 愛の最終章 | ☆☆☆★★ | マルグリット・デュラスと38歳年下の青年との16年にわたる愛の軌跡 |
サラーム・シネマ | ☆☆☆☆ | 「カンダハール」のマフマルバフ監督による「映画」についての傑作。 |
猟奇的な彼女 | ☆☆☆★★★ | 韓国発ラブ・ストーリーの佳作。ヒロインのキュートさに★一つおまけ |
ブルー・イグアナの夜 | ☆☆☆ | ストリップ・ダンサーの人生を描く群像劇。神代監督作品が懐かしい。 |
アレックス | ☆☆☆★★ | 途中までB級ポルノ映画かと思ったが、大人度が試される愛の物語。 |
13階段 | ☆☆☆★★★ | 死刑囚の冤罪をテーマにした意欲作。山崎努が今度は刑務官役だ。 |
ケミカル51 | ☆☆★★★ | サミュエル・L・ジャクソンとロバート・カーライルの組合せが空回り。 |
トランスポーター | ☆☆☆★ | カーチェイスの迫力満点アクションだが、ヒロインの見せ場が不足。 |
レッド・ドラゴン | ☆☆☆☆ | 期待通りの力作。レイフ・ファインズの快演がレクターを食っている。 |
ストーカー | ☆☆☆★★ | 題名からサイコ・スリラーかと思ったら、孤独な男の愛の物語とは。 |
ばかのハコ船 | ☆☆★★ | この程度の水準の映画に補助金を出すのは税金のむだ使いでは? |
映画の天使 | ☆☆☆★★ | 淀川長治さんと宮川一夫撮影監督の対談を記録した貴重なフィルム |
彼女たちの時間 | ☆☆☆★ | 幼なじみの2人の女性の友情と葛藤を繊細に描いてはいるが……。 |
刑務所の中 | ☆☆☆☆ | 何と美味しそうに食べること。一度は刑務所に入ってみたくなる映画。 |
イナフ | ☆☆☆★★ | 暴力的な夫からの逃亡劇かと思ったが、ジェニファー・ロペスが反撃。 |
ボーン・アイデンティティー | ☆☆☆★★★ | 記憶を失ったスパイの逃亡劇に、マット・デイモンが体当たりで挑戦。 |
西洋鏡 映画の夜明け | ☆☆☆ | 中国版「ニュー・シネマ・パラダイス」をめざしたが、成功していない。 |
ラスト・プレゼント | ☆☆☆★★ | イ・ヨンエは「春の日は過ぎゆく」の方が好き。意外にも泣けなかった。 |
マドモアゼル | ☆☆☆★★★ | キャリア・ウーマンが出張先で24時間の情事にふける大人のドラマ。 |
アウトライブ | ☆☆☆★★★ | 韓国で大ヒットも納得のワイヤーアクション時代劇超大作。面白い。 |
黄泉がえり | ☆☆☆ | 日本版「シックス・センス」を狙ったファンタジーだが、泣けなかった。 |
カンパニー・マン | ☆☆☆★★★ | 退屈な人生に見切りをつけ、産業スパイとなった男の物語。快作だ。 |
オールド・ルーキー | ☆☆☆★★ | メジャーリーグの夢を追う男と彼を支える妻の夫婦愛の物語の佳作。 |
壬生義士伝 | ☆☆☆★★ | 滝田洋二郎監督の力作だが、「たそがれ清兵衛」の後で損をしている |
雄呂血 | ☆☆☆☆ | 日本映画史に残る傑作を活弁付きで初見。日本一不幸な男の物語。 |
太陽の誘い | ☆☆☆★★★ | BS放映で初見。無知の農場主と若き家政婦との恋を描いた佳作。 |
ゴーストシップ | ☆☆☆ | 救難船のクルーが40年前に消息を絶った船の中で見たものは…。 |
ウォーク・トゥ・リメンバー | ☆☆☆★★ | またまたの難病物だが、素直に感動できるラブ・ストーリーの佳作。 |
運命の女 | ☆☆☆★★★ | 女性版「危険な情事」。ダイアン・レインの体あたり熱演に★おまけ。 |
T.R.Y. | ☆☆☆★★ | 上海長期ロケにトライした意欲はみとめるが、完成度に粗さが残る。 |
北京の天使 | ☆☆☆★★★ | 郵便配達の祖父と6歳の少年の愛と成長の物語に、今年初の涙。 |
アイ・ラブ北京 | ☆☆☆★★ | タクシー運転手の目を通して見た北京の街の表情が映画の主役か。 |
Jam Films | ☆☆☆★ | 若手7人の競作だが、鑑賞にたえられるのは行定監督版ぐらいか。 |
2002年
酔っぱらった馬の時間 | ☆☆☆☆★★ | 今年の見納めにふさわしい傑作。邦題の意味は見てのお楽しみに。 |
火山高 | ☆☆★★★ | 何でもありの韓国発(初)のファイヤー・アクションだが、二番煎じだ。 |
シャーロット・グレイ | ☆☆☆★★★ | レジスタンスに参加する中で人間的に成長する女性を描いた力作。 |
グレースと公爵 | ☆☆☆ | ロメール監督の挑戦は斬新だが、革命に反対する女性の話とは…。 |
甘い嘘 | ☆☆☆★ | いかにもフランスらしい愛の映画だが、ラストの切れ味が今一つ。 |
AIKI | ☆☆☆★★ | 前半やや冗漫だが、石橋凌扮する合気柔術師匠がこの映画の味。 |
ごめん | ☆☆☆☆ | 京都・大阪を舞台に、思春期の性のめざめと初恋を爽やかに描く。 |
夜を賭けて | ☆☆☆★★★ | 終戦直後の大阪を舞台に、在日の生きざまを描くパワフルな力作。 |
アイリス | ☆☆☆★★★ | アルツハイマーの女流作家とその夫との夫婦愛を描く感動もの。 |
犬夜叉 鏡の中の夢幻城 | ☆☆☆★ | 「竹取物語」に題材をとったアニメだが、人物関係が分かりにくい。 |
ピーター・パン2 | ☆☆☆★★ | 現実主義者として育ったウェンディの娘ジェーンの一大冒険物語。 |
スパイダー パニック | ☆☆☆★★ | 巨大なクモの大群が人間に襲いかかるB級パニック映画の快作。 |
仔犬ダンの物語 | ☆☆☆★ | 澤井信一郎監督の新作に不覚にも涙。「Wの悲劇」がなつかしい。 |
8人の女たち | ☆☆☆★★ | 8人の女たちの本音まるだしの会話が楽しく怖い大人の映画です。 |
ゴジラ×メカゴジラ | ☆☆☆★★ | シリーズ中で屈指の見ごたえ。「引き分け」の再試合をぜひ見たい。 |
ギャング・オブ・ニューヨーク | ☆☆☆★★ | 米国=移民の国を再認識させてくれる超大作たが、少々暗すぎる。 |
サンタクロース・リターンズ | ☆☆☆★ | いまアメリカで大ヒット中とは。国民性の違いを痛感させられる1本。 |
ノンストップ・ガール | ☆☆★★ | 何の見どころもない凡作。レートショーの観客は1人だけという初体験 |
ブラッド・ワーク | ☆☆☆★★ | クリント・イーストウッドが老体にムチうって熱演。ラブ・シーンもあり |
K-19 | ☆☆☆★★ | 原潜事故の恐ろしさは伝わるが、ハリソン・フォードがミス・キャスト。 |
太陽の雫 | ☆☆☆☆ | ハンガリーの激動の20世紀を描いたサボー監督の集大成的力作。 |
クライム&ダイアモンド | ☆☆☆★ | 映画オタクによる映画オタクのための快作、マニア度がテストされる |
ダーク・ブルー | ☆☆☆★★ | 「パール・ハーバー」と似た設定の戦争映画だが、こちらの方が上。 |
遥かなるクルディスタン | ☆☆☆★★★ | クルド人への差別・抑圧を、トルコの内側から描いた衝撃的な力作。 |
ショウタイム | ☆☆☆ | ロバート・デ・ニーロとエディ・マーフィーのコンビは、1本で結構です。 |
ディナー・ラッシュ | ☆☆☆★★ | ニューヨークの有名レストランを舞台にした一夜の物語だが拾い物。 |
バースデイ・ガール | ☆☆☆ | ニコール・キッドマンにはやはり悪女が似合う。この点で中途半端。 |
マイノリティ・リポート | ☆☆☆★★★ | 情報管理社会の怖さを警告するスピルバーグ監督の意欲的なSF。 |
ジョンQ 最後の決断 | ☆☆☆★★★ | 金がないと手術も受けられないアメリカの医療保険制度を問う力作。 |
ブレッド&ローズ | ☆☆☆☆★★ | 移民労働者の闘いを描いた力作。姉妹の絆と葛藤が映画に深みを。 |
ナビゲーター | ☆☆☆★ | 民営化にゆれる鉄道労働者の姿を描くケン・ローチ監督の新作だが |
木曜組曲 | ☆☆☆★★★ | 女優たちが競演する殺人ミステリー劇の力作。加藤登紀子が巧い。 |
落穂拾い | ☆☆☆ | 映サで初見のドキュメンタリー。環境問題への視点はユニークだが… |
恋に唄えば♪ | ☆☆★★★ | 金子修介監督はどうしたのか。優香の良さが少しも引き出せてない。 |
トリック 劇場版 | ☆☆☆★ | TVの2時間ドラマ並かと全く期待せずに見たが、意外にも楽しめた。 |
ラスト・キャッスル | ☆☆☆★★★ | タイムリーな刑務所ものの力作。ロバート・レッドフォードは健在だ。 |
ハリー・ポッター秘密の部屋 | ☆☆★★★ | 第1作と同様に楽しめなかった。子ども向け映画としては、長すぎる。 |
セレンディピティ | ☆☆★★ | 身勝手な二人の行動とご都合主義の脚本に、あきれてしまう愚作。 |
メルシィ!人生 | ☆☆☆★★ | いかにもフランス映画らしく、社会風刺をきかせたコメディの佳作。 |
ゴスフォード・パーク | ☆☆☆☆ | さすがアルトマン監督。職人芸が冴えわたる群像ドラマの力作だ。 |
ふたつの時、ふたりの時間 | ☆☆☆★ | 都会に生きる男女の孤独を撮り続ける監督の作風に感心するが… |
至福のとき | ☆☆☆☆ | チャン・イーモウ監督の最新作に、またまた、涙と感動と拍手です。 |
チェンジング・レーン | ☆☆☆★ | ちょっとした交通トラブルが2人の男の人生を狂わせていくが……。 |
ザ・リング | ☆☆☆ | このリメイク失敗作に比べたら、オリジナル版の何と怖かったことか |
たそがれ清兵衛 | ☆☆☆☆★★ | 山田洋次監督初の本格的時代劇は、完成度の高い見事な傑作だ。 |
抹殺者 | ☆☆☆★★★ | 激動のエルサレムを舞台に、科学・宗教・政治を問う拾い物の1本。 |
ピカレスク 人間失格 | ☆☆☆★★ | 太宰治の生涯を女性遍歴を中心にして描き、時代背景も興味深い。 |
チャドルと生きる | ☆☆☆★★★ | イランの女たちが直面する現実を半日の出来事として描いた力作。 |
群青の夜の羽毛布 | ☆☆☆★★ | 「がんばっていきまっしょい」の磯村監督によるラブストーリーの佳作 |
イチかバチか | ☆☆☆★★ | リストラの嵐が吹き荒れる上海をリアルに描くセミ・ドキュメンタリー。 |
容疑者 | ☆☆☆★★ | 父親と息子の物語に弱く、ロバート・デ・ニーロの巧演にホロリと涙。 |
OUT | ☆☆☆★★★ | 女優陣は揃って巧い。ストーリーに共感できないのは男だからか? |
Dolls(ドールズ) | ☆☆☆★★ | 四季の風景をバックに3組の愛を静かに見つめる北野監督の新作。 |
エンジェル・アイズ | ☆☆☆★ | タフな女刑事役がよく似合うジェニファー・ロペスに、★一つおまけ。 |
モンスーン・ウェディング | ☆☆☆★★★ | 結婚式をテーマにしたインド映画の佳作。もちろん、歌と踊りもあり。 |
なごり雪 | ☆☆☆★ | 大分・臼杵を舞台にした大林宣彦監督の新作だが、心に響かない。 |
チョムスキー9・11 | ☆☆☆★★ | 最大のテロ国家であるアメリカを告発し続ける勇気ある講演の記録。 |
9デイズ | ☆☆☆★ | アンソニー・ホプキンスが老体にムチうってアクションに挑んだが…。 |
怪盗ブラック・タイガー | ☆☆☆★★ | 西部劇からメロドラマまで、なんでもあり。コテコテの珍しいタイ映画。 |
ザ・ロイヤルテネンバウムズ | ☆☆☆★★ | ジーン・ハックマンとグウィネス・パルトロウの怪演が最大の見もの。 |
裸のマハ | ☆☆★★★ | ぺネロぺ・クルスの裸体だけが印象に残る、奇妙なミステリー映画。 |
阿弥陀堂だより | ☆☆☆☆ | 心の病をもつ女医が田舎生活の中で癒される話に素直に感動した。 |
宣戦布告 | ☆☆☆★ | 有事法制必要論の意図はミエミエ。意外に面白い出来なのが危険。 |
明日があるさ | ☆☆☆ | 吉本の総出演で有人ロケット開発の夢を追う男たちを描いたが…。 |
住井すゑ 百歳の人間宣言 | ☆☆☆★★★ | 「橋のない川」の作者、住井すゑの生誕100年を記念する記録映画。 |
エンジェル・スノー | ☆☆☆★★★ | 韓国内で大ヒットも納得の若夫婦の愛の物語に素直に感動できた。 |
笑う蛙 | ☆☆☆★★ | 平山秀幸監督が職人芸的巧さを見せた大人向けコメディーの佳作。 |
完全犯罪クラブ | ☆☆☆★ | トラウマを持つ女刑事役にサンドラ・ブロックが挑戦しているが……。 |
ジャスティス | ☆☆☆★★ | 法廷劇+脱走物+人種差別まで描いた新タイプの戦争映画だが。 |
ロード・トゥ・パーディション | ☆☆☆☆★ | 三組の父親と息子の物語を描いた久しぶりのギャング映画の秀作。 |
モンテ・クリスト伯 | ☆☆☆★★ | あまりにもオーソドックスな古典の映画化にビックリ。公開は11月。 |
天国の口、終りの楽園。 | ☆☆☆★★★ | 性に開放的。不思議な魅力をもつロード・ムービー青春映画の秀作 |
まぼろし | ☆☆☆★★★ | 突然の夫の失踪にとまどう50女をシャーロット・ランプリングが熱演。 |
赤毛のアン アンの結婚 | ☆☆☆★★ | 「アンの結婚」より、「アンの大冒険」の副題の方がふさわしい佳作。 |
イノセント・ボーイズ | ☆☆☆ | ジョディ・フォスターが製作。初挑戦の悪役は、やはり似合わない。 |
プレッジ | ☆☆☆★★★ | 名刑事が引退後におかす重大な失敗。ジャック・ニコルソンが熱演。 |
竜馬の妻とその夫と愛人 | ☆☆☆ | 三谷幸喜脚本と市川監督のミスマッチ。鈴木京香だけが浮いている |
サイン | ☆☆☆★★ | エイリアンの侵略から家族を守る話がヒッチコック風サスペンスに。 |
命 | ☆☆☆★★ | 柳美里役の江角マキコが新鮮。豊川悦司がデ・ニーロばりの力演。 |
セプテンバー11 | ☆☆☆★★★ | 世界の映画作家が9・11テロ事件に何を感じたか。11監督の競作。 |
スパイ・キッズ2 | ☆☆☆★ | 第1作は未見だが、これなら、テーマ・パーク派には結構楽しめる。 |
アバウト・ア・ボーイ | ☆☆☆★ | 男性版の「ブリジット・ジョーンズ」だが、ダメ男の物語が面白くない。 |
インソムニア | ☆☆☆★★★ | アル・パチーノが悪の道に迷い込む刑事役で大熱演を見せる力作。 |
es[エス] | ☆☆☆ | 実際に行われた実験の映画化だが、後味の悪さでは今年のベスト。 |
ぼのぼの | ☆☆☆★ | 思わず触りたくなるふかふかの毛並みが見どころのフルCGアニメ。 |
ル・ブレ | ☆☆☆ | カー・チェイス映画かと思ったが、ハチャメチャなフレンチ風コメディ。 |
トリプルX | ☆☆☆★★ | 久しぶりの完成披露試写会。ラスト30分は手に汗握る場面の連続。 |
ダスト | ☆☆☆★★★ | マケドニア発の新作は意欲あふれる力作だが、前作には及ばない。 |
DRIVE ドライブ | ☆☆☆★ | 疾走しないSABU監督の映画。豪華キャストが生かされていない。 |
バイオハザード | ☆☆☆★★ | テレビゲームの映画化だが、「エイリアン2」を思い出して楽しめた。 |
リターナー | ☆☆☆★★ | 日本でも「E.T.」「ターミネーター」等のSFが作れることを示した。 |
華の愛 | ☆☆★★★ | なぜ、宮沢りえが女優賞? まだしも、ジョイ・ウォンの熱演の方が。 |
船を降りたら彼女の島 | ☆☆☆★★ | 始め傑作かと期待したが、「がっばっていきまっしょい」」に及ばない。 |
ポケット・モンスター | ☆☆☆ | スケールの大きさにはビックリ。子どもたちに人気があるのも納得。 |
スクービー・ドゥー | ☆☆★★★ | アメリカでは人気のTVシリーズも、日本ではコメディは当たらない。 |
軍隊をすてた国 | ☆☆☆★★ | 「国の予算の4分の1を教育に注いでいる」とのコメントが印象に残る |
ウインドトーカーズ | ☆☆☆★★ | ジョン・ウー監督による新しいタイプの戦争映画。サイパン島が舞台。 |
オースティン・パワーズ | ☆☆☆★ | 大物俳優の出演、「SWシリーズ」」「羊たちの沈黙」のパロディーも。 |
チョコレート | ☆☆☆☆★★ | ハル・ベリーがアカデミー主演女優賞に輝く体当たり熱演を見せる。 |
この素晴らしき世界 | ☆☆☆★★★ | ナチ占領下のチェコで夫婦に迫られた決断をユーモアを交えて描く。 |
白い船 | ☆☆☆★★★ | 実話を元にした後味爽やかな佳作。夏休みの思い出に家族でぜひ。 |
バスを待ちながら | ☆☆☆★★★ | 社会主義の模索を続けるキューバの日常がよく分かるお薦め作品。 |
月のひつじ | ☆☆☆★★ | 人類初の月面歩行の映像を世界に流す感動の実話を描いた佳作。 |
釣りバカ日誌13 | ☆☆★★★ | シリーズも潮時か。1000円の価値もない凡作で鈴木京香が気の毒。 |
アイス・エイジ | ☆☆☆★★★ | 友情の大切さをうたった氷河期アニメの佳作。避暑・納涼にピッタリ。 |
イン・ザ・ベッドルーム | ☆☆☆★★ | 米国版のもう一つの「息子の部屋」だが、こちらは辛く、重すぎる。 |
青い春 | ☆☆★★★ | 「ピンポン」同様、松本大洋原作漫画の映画化だが、乗れなかった。 |
トンネル | ☆☆☆★★★ | ベルリンの壁からの脱出劇を実話に基づき描いた手に汗握る力作。 |
ピンポン | ☆☆☆★★★ | CGを駆使した試合シーンは、元卓球部キャプテンも大満足の出来。 |
海は見ていた | ☆☆☆☆★ | 黒澤明の遺稿を熊井啓監督が見事に映画化した女性映画の秀作。 |
タイムマシン | ☆☆★★ | ジェレミー・アイアンズの登場場面には驚いたが、それだけの作品。 |
SPY_N | ☆☆★★ | 藤原紀香の体当たり熱演も空しい陳腐な作品。時間と金を返して。 |
クロエ | ☆☆☆★ | 前半は、ラブ・ストーリーの傑作誕生かと一瞬身構えたが………。 |
平塚らいてうの生涯 | ☆☆☆☆ | 平塚らいてうの生涯と人間像を近代史の中に見事に再現した秀作 |
海辺の家 | ☆☆☆★★★ | 「エピソード2」にも出でいるクリステンセン君の演技が光る秀作。 |
スチュアート・リトル2 | ☆☆☆★★ | 期待せず見たが、スチュアートくんの恋と冒険の物語は楽しめた。 |
猫の恩返し | ☆☆☆★ | スタジオジブリによる愛すべき作品だが、小粒すぎて物足りない。 |
ナショナル7 | ☆☆☆★★★ | さすがフランス。「障害者の性」の問題を、こんなに明るく描くとは。 |
しあわせ色のルビー | ☆☆☆ | 厳格なユダヤ社会で苦しむヒロインにレニー・ゼルウィガーが挑戦。 |
森の学校 | ☆☆☆★ | 祝ナナゲイ再開。昭和10年代の丹波篠山を舞台にした教育映画。 |
ラッキー・ブレイク | ☆☆☆★★ | 刑務所からの脱走か、彼女への愛か。ラストの選択が爽やかだ。 |
人として生きる | ☆☆☆★★ | 「じん肺根絶」をめざすたたたかいを描いた貴重なドキュメンタリー |
春の日は過ぎゆく | ☆☆☆☆ | 名作「八月のクリスマス」のホ・ジノ監督によるラブストーリーの傑作。 |
暗い日曜日 | ☆☆☆★ | 戦中のブタペストを舞台に、「暗い日曜日」のメロディーが流れるが… |
ドリアン ドリアン | ☆☆☆★★★ | ドリアンと同様、不思議な味わいのする新しい女性映画の誕生だ。 |
メン・イン・ブラック2 | ☆☆☆ | 愛嬌あるエイリアンの大集合で、さながら、納涼お化け屋敷の感。 |
がんばれ、リアム | ☆☆☆★★ | 30年代のリバプールを舞台に、子供の目から見た世界を描く佳作。 |
アレクセイと泉 | ☆☆☆★ | 生き続けることの大切さを静かに描いた佳作らしいのですが…… |
鬼が来た! | ☆☆☆☆ | 今年一番の問題作。見逃して後悔する所だった。水野さんに感謝。 |
エピソード2 | ☆☆☆★★★ | 若い二人の禁断の恋もあり見応え十分。前作のチェックが必要。 |
折り梅 | ☆☆☆☆ | 老人介護の問題を正面から見つめた秀作。原田美枝子が巧い。 |
きれいなおかあさん | ☆☆☆★★ | 聴覚障害児を一人で育てる母親役をコンリーが熱演するが……… |
マジェスティック | ☆☆☆☆ | 「ハリウッドの赤狩り」をここまで正面から描いた映画だったとは。 |
ワンス&フォーエバー | ☆☆☆★ | 戦闘シーンは見応えあるが「侵略」をあいまいにしたのが致命傷。 |
トータル・フィアーズ | ☆☆☆★★★ | 核兵器廃絶と理性の力をテーマにしたアメリカ映画の登場に拍手。 |
ニューヨークの恋人 | ☆☆☆ | メグ・ライアンにいつも同じキャラクターを演じさせるのは気の毒。 |
ハイ・クライムズ | ☆☆☆★★ | タフな弁護士をアシュレイ・ジャドが熱演、最後の尻すぼみが残念。 |
陽はまた昇る | ☆☆☆★★★ | 期待せずに見たが、新製品開発めざす男のロマンに素直に感動。 |
ノー・マンズ・ランド | ☆☆☆☆★ | 戦争の愚かさをブラック・ユーモアたっぷりに描いた屈指の傑作。 |
バーバー | ☆☆☆★★ | 全編モノクロの映像は新鮮だが、傑作「ファーゴ」には及ばず。 |
ブレイド2 | ☆☆☆ | 日が昇ると消滅するヴァンパイアの世界の不思議な映像体験。 |
アイ・アム・サム | ☆☆☆★ | 不覚にも泣けてしまった。ミッシェル・ファイファーの弁護士は平凡。 |
模倣犯 | ☆☆★★★ | 森田芳光監督の才能はどこへ行ったか。今年一の期待はずれ。 |
スコーピオン・キング | ☆☆☆ | これだけ定番どおりの展開だと、文句を言う気にもなれない一品。 |
愛しのローズマリー | ☆☆☆★ | グウィネス・バルトロウの大熱演には拍手、本当にお疲れ様です。 |
サウンド・オブ・サイレンス | ☆☆☆★ | マイケル・ダグラスが娘を守るため奮闘する善良な市民の役とは。 |
KT | ☆☆☆☆ | よくここまで政治的テーマを映画化できたと感心。今年の収穫だ。 |
ALI アリ | ☆☆☆☆ | 「レイジング・ブル」以来の迫力ある試合シーンと「反戦」に満足。 |
少林サッカー | ☆☆☆★★★ | 理屈ぬきに面白い。香港映画の底力を改めて世界に示す傑作。 |
E.T.特別篇 | ☆☆☆★★★ | 20年ぶりに見ても感動できた。バスタブシーンはなぜカットに? |
アトランティスのこころ | ☆☆☆★ | 後半、思わせぶりな展開を見せるが、映画としての完成度は低い。 |
スパイダー | ☆☆☆★★ | 人気シリーズの第2作だが、予想以上に見応えのある捜査官だ。 |
ローラー・ボール | ☆☆★★ | 子どものころ、木下サーカスで見たオートバイショーを思い出した。 |
突入せよ「あさま山荘」事件 | ☆☆☆★★★ | 有名な「あさま山荘」事件を、突入する警察の側から描いた佳作だ。 |
ナースのお仕事 | ☆☆☆ | テレビの人気シリーズだが、劇場版にするのには向いていないか。 |
パニック・ルーム | ☆☆☆★ | 密室空間でのドラマが意外に弾まず、期待はずれ感が強くのこる。 |
活きる | ☆☆☆☆★ | 原作の悲劇性を抑えたチャン・イーモウ監督の演出に好感がもてる。 |
プライベートレッスン | ☆☆☆★ | 「なんでもあり」の韓国からやってきたポルノ映画にして、青春映画。 |
金色の嘘 | ☆☆☆ | 上流階級の人々のドロドロした愛憎ドラマだが、心を動かされない。 |
スパイダーマン | ☆☆☆★★★ | アクション映画では今年一番に楽しめ、ラブ・ストーリーとしても秀逸。 |
キューティ・ブロンド | ☆☆☆★★ | いかにものサクセス・ストーリーだが、法曹界を舞台にしたのが新味。 |
ハッシュ! | ☆☆☆★ | 評判の高かった作品だが、同性愛ものは苦手で好きになれません。 |
アザーズ | ☆☆☆★★ | またも登場の幽霊物だが、一ひねりが効いていて最後まで楽しめる。 |
クレヨンしんちゃん | ☆☆☆ | 大人の話題をあつめた前作には及ばないが、馬鹿にはできません。 |
名探偵コナン | ☆☆☆★★ | 映画版は初見だが迫力にビックリ。シリーズをビデオで見なければ。 |
ブラックボード 背負う人 | ☆☆☆★ | 国境地帯でおこる悲劇を描いた意欲作だが、少々わかりにくいかも。 |
陽だまりのグラウンド | ☆☆☆★ | アメリカ映画が得意とする野球映画だが、少々盛り上がりに欠ける。 |
プラットホーム | ☆☆☆★★ | 中国版の「旅芸人の記録」で、70~80年代の中国が描かれた佳作。 |
光の旅人 | ☆☆☆ | 何度も見たような気のするSFで、後に何ものこらないのはなぜ? |
コラテラル・ダメージ | ☆☆☆★★ | なぜ、9・11テロ事件で公開が延期になったのか、よく分からない。 |
ピアニスト | ☆☆☆ | カンヌ・グランプリの映画だが、生理的に全くついていけなかった。 |
ザ・ワン | ☆☆★★★ | 奇想天外な近未来物だが、アクションをじっくりと描いてほしかった。 |
ミスター・ルーキー | ☆☆☆★★ | 「阪神が優勝」というとんでもない設定で、最後まで突っ走る快作。 |
シッピング・ニュース | ☆☆☆★★ | 心に傷を負う人々の再生のドラマだが、港町の風景が印象に残る。 |
ぼくの神さま | ☆☆☆★★★ | またまた登場の反ナチ映画だが、子どもたちの熱演に不覚にも涙。 |
ビューティフル・マインド | ☆☆☆☆ | 数学教室の雰囲気がよく出ていた秀作。天才となんとかは紙一重。 |
ブラックホーク・ダウン | ☆☆☆★★ | この映画を見て戦意高揚させる兵士は1人もいないのではないか。 |
モンスターズ・インク | ☆☆☆☆ | アメリカのアニメについに登場した、大人の鑑賞に堪えられる傑作。 |
マルホランド・ドライブ | ☆☆☆★★★ | ストーリーの不可解さこそが最大の魅力で、ハマってしまいそうだ。 |
アメリカン・スウィートハート | ☆☆★★ | なんの見どころもない駄作で、本年度ワースト1の有力候補作品。 |
エネミー・ライン | ☆☆☆ | 他国に侵入しても恥じないアメリカの横暴さが、端的にあらわれた。 |
恋ごころ | ☆☆☆★★★ | さすがフランス映画だ。恋愛の機微を描かせたら誰にも負けない。 |
キリング・ミー・ソフトリー | ☆☆★★★ | これがチェン・カイコー監督の新作とは。ハリウッド進出が間違い。 |
助太刀屋助六 | ☆☆☆★ | ご老体・岡本喜八監督の演出にも、冴えの衰えがハッキリと出た。 |
マリーアントワネットの首飾り | ☆☆★★★ | 実話なのか、創作なのか。歴史の裏話としては興味津々だが…。 |
ローサのぬくもり | ☆☆☆★★ | 家族のきずなと愛情を描いて、ほのぼのと心あたたまる佳作だ。 |
ロード・オブ・ザ・リング | ☆☆☆ | 「さあ、これからどうなるの」と思ったとたんにエンド・マークとは…。 |
化粧師 | ☆☆☆★★ | 池脇千鶴、菅野美穂らの初々しく爽やかな演技が印象に残る佳作。 |
ラット・レース | ☆☆☆★ | 奇想天外なロード・ムービーだが、意外にも楽しめる拾い物の1本。 |
えっちゃんのせんそう | ☆☆☆★★ | 反戦アニメの佳作だが、子どもたちには、少々難しすぎるのでは…。 |
ソウル | ☆☆★★★ | 日韓合作の超大作だが、「シュリ」には遠くおよばない出来栄えだ。 |
カンダハール | ☆☆☆★★★ | アフガニスタンの現実をシュールに切り取った佳作で、必見の1本。 |
インティマシー 親密 | ☆☆☆★★ | ベルリン映画祭グランプリ作品だが、そんな傑作には見えなかった。 |
地獄の黙示録 特別完全版 | ☆☆☆☆ | 追加部分にコッポラ監督のメッセージがこめられて、豊かな作品に。 |
仄暗い水の底から | ☆☆★★★ | 「リング」のような怖さが感じられず、意味ありげな映像だけの凡作。 |
友へ チング | ☆☆☆★★ | 韓国発の青春ドラマ+やくざ映画として、見ごたえのあった佳作だ。 |
ハート・ブレーカー | ☆☆★★★ | シガニー・ウィーバーが女詐欺師に扮するが、物語が弾まない…。 |
フロム・ヘル | ☆☆☆ | ジョニー・デップの良さが出ておらず、サスペンスも盛り上がらない。 |
オーシャンズ11 | ☆☆☆★ | 大物スターを揃えた割には見応えがなく、前作には遠くおよばない。 |
息子の部屋 | ☆☆☆☆ | さすがカンヌ・グランプリ。息子の死を契機にした家族再生の物語。 |
ヴィドック | ☆☆☆★★ | 期待せずに見たが、なかなか見応えのあったフランス風の時代劇。 |
メメント | ☆☆☆★★★ | 物語のラストから始まり、時間をさかのぼっていく構成が実に斬新。 |
クレーヴの奥方 | ☆☆☆ | 年末から大いに期待して見たのに、平凡な出来に終わった作品だ。 |