第9回全国学生邦楽フェスティバル


日時 2003年8月23日(土)、24日(日)
場所 京都愛染倉(あぜくら)(京都市北区上賀茂岡本30)
参加校 筑波大学、図書館情報大学、明治大学、法政大学、東京大学、専修大学
女子美術大学、富山大学、金城学院大学、岐阜大学、名城大学、名古屋大学
名古屋女子大学、南山大学、三重大学、三重県立看護大学、京都大学
京都女子大学、京都教育大学、京都橘女子大学、佛教大学、立命館大学
同志社大学、同志社女子大学、華頂短期大学、ノートルダム女子大学
花園大学、大谷大学、大阪府立大学、大阪大学、関西学院大学
神戸女学院大学、芦屋大学、徳島大学、四国大学、高知大学、香川大学
愛媛女子短期大学、島根大学、鳥取大学、山口大学、広島市立大学
岡山大学、熊本大学、鹿児島大学
開催内容 8月23日(土)
11:00〜13:20 「鑑賞会」
 1部(古典)
  曲目
   「都十二月」、「新青柳」(石川勾当作曲)
   「湖辺の夕べ」(宮城道雄作曲)
   「虚空」
  出演
   柳川三味線・筝:林美恵子
   地歌三味線・菊重精峰
   尺八:倉橋義雄 

 2部(ライブ形式による現代曲セッション)
  曲目
   「海鳴」(石木ゆき子作曲)
   「喫茶店に行くなら」(笹本武志作曲)
   「燃え尽きるまでの形」「夏色のアダージョ」(池上眞吾作曲)
   「日本の叙情歌と世界の歌 」他
  出演
   箏:池上眞吾、帯名久仁子
   尺八:藤原道山

14:00〜18:00 「講習会」
 課題曲:「四季彩」(菊重精峰作曲 委嘱作品)
 講師:菊重精峰 藤原道山(尺八) 池上眞吾(筝)

18:30〜20:30 「交流会」
 先生方にも加わってもらって、みなさんで交流します。

8月24日(日)
9:00〜10:00 「篠笛体験教室」
 講師:朱鷺たたら

9:00〜10:00 「眞吾の小部屋」「道山の小部屋
 池上眞吾と藤原道山が、お相手します

11:00〜17:30 「若者によるコンサート」 プログラム
 全国から集まる、邦楽を愛する若者によるコンサートです。
 今年は、いろんな賞を企画中です。
 etc)申込最速賞、アイデア賞、コスチューム賞・・・

14:00〜15:00 「遊びの部屋」
 〜過去の学フェス講習曲を楽しむ〜学フェスOB会企画
 第3回委嘱曲「湖北物語」を合奏しましょう。

「尺八無料クリニック」
 製管師:松本浩和


第9回結果報告
♪目次♪
○実行委員長挨拶 伊藤和子
○関係者の感想分 スタッフ演奏家OBOG参加者
寄贈品リスト
賞の受賞者




○実行委員長挨拶 「邦楽器のこころを大切に」

学フェスが終わり、早一ヶ月がすぎました。その後お元気にクラブ活動されていることと思います。今年も大勢の若者が各地よりご参加くださり、全体としてはとても和やかな楽しいイベントで大成功に終えることが出来ました。進行がスムーズに行ったのは「えん」のボランティア、学フェスOB会の人達の働き、よく動いてくださった運営委員の学生や参加者一人一人のスムーズな動き、伊藤志野のパソコンによる参加者管理のお蔭でございます。

イベント前に散々手をかける学生は一部いますが、、全体では元気な積極的な学生が多く、イベント前までは「えん」の作業でも当日は自分たちで作り上げるイベントなのだとの意識が高まったようでございます。

お見事と思うほどの担当の役のマニュアルを仕上げてきた学生あり、31人の大人数を見事に統制とってしかも和やかな雰囲気でお行儀も良く動いたクラブあり、初参加で四国邦楽連盟の各大学を勧誘してつれてきた学生あり、運営委員担当の役割をクラブ全員で責任を持ってしたクラブが二つもあったのも初めてであり、前日の準備にも次々と心配して駆けつけてくれたり、遠路鹿児島から元気の良い17人もが気持ちよくイベントフル参加で来たり、積極的で元気な若者が多い年でした。

資金的には日本芸術文化振興基金、邦楽振興基金、京都府古典芸能振興公演としての補助金、法然院梶田貫主様を通じての玄鶴堂邦楽振興基金、他にバンブーの渡辺氏、竹勇銘様、正派家元・中島靖子師等個人からのからの協賛金で全体の半分の経費をこれらで賄っています。またチラシ作成などの2万枚に及ぶコピーは全て伊藤宅で行う等のボランティアの手間をかけることにより、参加者の方々の参加費が実際にかかる経費の半分で今年も抑えることが出来ました。昨年秋に行われました日本芸術文化振興基金の監査においてはとても良い評価を戴きました。きっちりとされている会計の山代谷夫婦のお陰です。

邦楽器は、日本の美しい自然が育んだ美しい音色があり、長年語り伝えられた「こころ」があります。楽器としてのみ接するのも一つの方法ですが、こころを大事にして接して欲しいと思います。邦楽には洋楽には無い良さ、「間」、邦楽器にしかない演奏方法、手法を大事に、古典を大事にしていただければ嬉しいです。最後に定演の案内など送って戴ければとても嬉しいです。

                                               実行委員長  伊藤和子(えん代表)



○関係者感想文
【スタッフ】
伊藤志野(えん、元京都女子大学筝曲部OB、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター研究補助員)

9年前、学フェスで仲良くなったメンバーが、実行委員として毎年ヘトヘトになるまで働いてくれています。とても大切な仲間を得ることが出来ました。参加者として運営側としての学フェスは毎年想い出深いものばかりです。現在私は、参加者の管理、書類の作成、HPの管理等やっています。毎年、申込が始まりまだかまだかと毎日何度もポストを見に行く母(実行委員長)を横目に、“どうせぎりぎりやって…”とつぶやきつつ、やっと来た申込書に歓喜をあげる母のあと、“ちゃんとよめよ!書けよ!足し算しろよぉ〜っ!”と申込書に【キィ―――っっ】となっております。皆さんが、笑顔でイベントを楽しんでくれることが、我々スタッフにとって、「これだから辞められない・・」と毎年の活力になっています。またきて下さい。卒業しても、邦楽をわすれないように…



山代谷博之・恵津子(えん、会計、ワンポイントアドバイス、自家製パンと喫茶manna経営)

今年の学フェスは、えんのボランティアスタッフの一年毎の体力の衰えを考慮に入れても、随分楽にスムーズに進行したように思います。自ら率先して動いてくれる学生は勿論、頼めば必ず複数で動いてくれるのは本当に有難かったです。舞台の進行は、テキパキとしてて伊藤氏の余裕が伝わりました。池上先生の総評では、最高に誉め言葉を頂いたクラブもあったりで、これからが楽しみです。毎年ながら、プロの先生方の熱意に頭が下がります。皆々様に本当にお疲れ様と言いたいです。



岸田洋子(えん、主婦)

学フェスには時々手伝いに行っていましたが、今年は初めて泊りがけで行きました。参加者のエネルギーには改めて驚かされました。伊藤さんの邦楽への純粋な情熱を学生たちは感じ取られ、邦楽の楽しさを存分に味わっておられたように感じました。、そしてOBたちの笑顔には疲れが癒されました。



栗田紫音(えん、元京都橘女子筝曲部OG)

今年は本当に学生がよく動いてくれました。それだけ「学フェス」は自分達で作る!そして楽しむ!イベントというのが伝わってきたからでしょう。また今年は「えん」の持つ「縁」の深さにあらためて感銘を受けました。ただ毎年伊藤さんや志野さんの負担が軽減されないのがつらい所です。イベント当日も質問攻め。来年は会場も変わり、しかも10周年記念です。すこしでもお二方の負担を減らせるよう頑張りますので宜しくお願いします。



川中洋子(えん、ワンポイントアドバイス、音楽プロデューサー、スタジオ73経営、サクソン他経営)

《いつもは音楽監督です。今年は24日のみのお手伝い。サクソンのお蔭で印刷代は特別安い料金です》



【演奏家】
池上眞吾(演奏、講師、ワンポイントアドバイス、眞吾の小部屋)

今年は参加者の雰囲気も良く、良い形で交流ができたと思います。「若者によるコンサート」も充実して出演者それぞれが楽しみながら演奏していたような気がします。また、講習曲もまとめやすく親しみやすい曲で主旨に合っていたと思います。特に、今年新設された「眞吾(道三)の小部屋」では楽しい雰囲気の中合奏して遊ぶことができ良い企画でした。欲を言えば、学生たちがさらに積極的に合奏の場に加われるとよかったです。また、もう少し時間があればおしゃべりなどを楽しむ余裕もあったかと思われ、その点少し残念でした。



藤原道山(演奏、講師、ワンポイントアドバイス、道山の小部屋)

回を重ねるごとに一人ひとりがいろいろ理解していって事の運びが良くなっているように思いました。また今年の経験を糧に来年もより素晴らしいフェスティバルになること願っております。学生の皆さんへ2つ。
1、基礎はしっかりと!
 何事も基礎が大切。言葉や字を知らなければどんな良いことを考えても相手には伝わりません。演奏も小手先の技法ばかりでなく、しっかりとしたいい音を出せるようになってください。
2、物事いろいろと広く見ること。
 一つの小さいことにこだわりすぎ全体が見えなくなることは結構あると思います。逆に大きく全く違った角度から見たときにそれが解決することがあります。一つの物事の裏にはその何万倍の事の積み重ねがあってからこそ成り立っていることを知っていて欲しいと思います。
 この2つは音楽に限ったことではなくすべてに言えることだと思います。



菊重精峰(演奏、講習会作曲と講師)

学フェスに感謝!  私は五年前の四回目より以降今回まで、鑑賞会に出演させて頂いたり調弦のお手伝いをさせて頂いたりしながら今に至っており、とりわけ今回は学フェス合奏講習のための曲を委嘱戴き、講師としてお招きくださったことにとても感謝しております。学生たちの澄んだ目で質問を受けたときなど、邦楽をやっていてよかったなあとつくづく感じました。来年は節目の十回目、これを機に益々学フェスが発展することを祈りながらペンを起きます。感謝!!



帯名久仁子(演奏、若者によるコンサート調弦)

 学フェス大成功!! 本当に楽しく、充実した二日間でした。心から感謝しています。伊藤さんのお人柄、志野ちゃんのお人柄… それが成功の源! 皆の活力源なのですね。全体を通して・・・・強くそう感じました。
 今後について気づいたことより抜粋。1.調弦室で話したり練習までしたところは調弦している部屋であることを意識して気をつけて。2.礼儀正しい学校と、そうでない所と…色々見えますね。とにかく金城の礼儀正しさは逸脱。沢山の調弦に疲れてくると「ありがとうございました」の一言に救われます。


朱鷺たたら(篠笛体験教室)

昨年に始まった体験教室には今年も予想を越える学生さんが参加され、横笛への関心度の高さをあらためて感じる一日となりました。二年連続で参加の方もおられ、嬉しい限りです。横笛は独立楽器として発達してこなかった歴史があり、そのため、笛の為の曲は非常に少ないです。しかしこのことは憂いにあたるのではなく、私たちこ そがどんどん創りだしていくパイオニアの世代に当たるのではと考えています。若々しい感性と情熱で横笛の世界を共に創っていきましょう!



松本浩和(同志社大学邦楽部OB、尺八クリニック)

今回尺八無料クリニックとして3回目の参加だったのですが、例年以上に訪ねてくださった方が多く、少し馴染みになってきたのかなとも思いました。学生コンサートの休憩時間にはお待ちいただくような状況でした。修理や、この竹どうですかといった質問はもちろんですが、初心者の方が吹き方を訪ねに来られたりもしました。尺八の音色をもう一度考えてみよう、というささやかなたくらみをしていたのですが、後日参加者の方からもう少し積極的にそういう音色を議論できるような場にしてはどうか、とのご提案を頂きました。次回も参加できましたら、そういう問題も含めてさらに様々な話題を自由に話し合える場に出来れば、と思っております。



吉村蒿盟(若者コンワンポイントアドバイス、琴古流竹盟社師範、尺八塾「薫習庵」)

「24日の若者によるコンサート楽しく聴かせていただきました。全体の感想につきましては、数年前と比較して随分垢抜けしてきたというか、よく練習された卒の無い演奏が多かったという感想です。あえて、誤解を覚悟で本音を言わせていただきますと、もっと難しい曲に挑戦してほしいなと考えています。ただし私のいう難しい曲というのは「六段」「千鳥の曲」や宮城作品など本当の力が求められる曲のことであって見かけの難しさではないといういうことです。”若者の皆さん、真に難しい曲にもっと挑戦しましょう!!”」



大釋 真佐俊(ワンポイントアドバイス 、西園流尺八、明暗對山派本曲、川瀬順輔氏・善養寺恵介氏に師事)

学フェス魂〜邦楽を心の友として夏の暑い季節がくると学フェスでの皆さんとの出会いを楽しみにしている自分に気づきます。皆さんに御願いがあります。20歳前後の良い時期に熱中したこの邦楽を生涯の友としてほしいのです。残念ながら学生時代一所懸命やった人も社会人になり、仕事が忙しくなると邦楽から遠ざかってしまう人がほとんどです。この学フェスの熱き魂を心に刻み、心のどこかに邦楽をおいて、じっくりと長く付き合っていってください。



立花宏(ワンポイントアドバイス)

皆さんは特に、邦楽への興味や楽器の演奏技術を学生時代に修得していますので、これを蓄えとして卒業後も、邦楽を聞くことから、邦楽器で(邦楽でないことも多い)自分の好きな音楽を演奏することまで、いろいろな選択肢がありますので、続けて下さい。



【OB(学フェスOBの実行委員)】
山根未帆(同志社女子大学筝曲部OG)

毎日のように人が殺されたりなどという悲しいニュースが流れる時代に、学フェスに集まって来る学生さん達の素朴でさわやかな笑顔に接すると、とても元気づけられます。また、あんなに多くの人が参加するイベントでも、それぞれが自分の役割をきっちりするというシンプルな行為が集まると、結果的に大きな物も滞りなくきちんと流れていくんだな〜と感心しました



山本恵(大谷大学邦楽部OG)

おくればせながら。今年も夏が終わっていきます。思えば初々しかったあの初参加からいくつの夏が過ぎて行ったでしょうか…。卒業してしまうとどうしても邦楽を続けていくのが難しくなっていく中で、学フェスは私にはいいきっかけとなっています。プロから学生まで、それぞれの奏でる楽曲をたくさん聞き、それぞれのドラマに思いを馳せるのもまた貴重な時間です。学生はもちろん会場に来てくださる方々、先生方にも見て、聞いて、味わって、触れ合って、嗅ぎあって(?)これからも五感をフルに使って楽しむイベントであり続けるために私も微力ながら協力させていただきます!もちろん私の場合第六感をも駆使して…!



好田慎一(同志社大学邦楽部OB)

 「学フェスは着々と成長していますね。働く学生の姿が目に付くようになってきました。学フェスは『仕事も遊びもひっくるめて動いてなんぼ』。いい傾向です。かく言う私は・・・棚に上げさせてもらいます(汗)
 OB企画はどうでした? あんな大編成での合奏って、なかなか貴重な機会だとおもいません? 合奏好きの人にはたまらない企画に成長させたいものです。では、また来年、お世話になります!!



ベイ栄造(東北大学OB)

東の楽屋で質問を受け、西の受付で案内し、南の調弦室で先生方と歓談し、北の高史屋で遊ぶ学生を見守り… 額に汗しつつ会場中を縦横無尽に巡っていました。熱い折でもあり、確かにしんどくはありました。でも参加者の嬉しそうな笑顔、真剣なまなざし、そして邦楽に対する前向きな熱い思いに触れていると、どこからともなく元気が沸いてくるんですね。来年もまた、その笑顔、熱い想いを楽しみにしています。



【参加学生から】
松本宏平(京都大学叡風会、運営委員・舞台裏監督)

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」そんな言葉が何度も頭をよぎった。二度目の参加で運営委員の舞台裏監督という大役を仰せ受け、事前の打ち合わせやマニュアルの作成のため自分の時間はどんどんと削られてゆく。しかし「学生ら自身で作り上げる」というこのイベントの一端に自分が関わっているという事が心地よかった。知らない者らがただ「邦楽を楽しみたい」という一点だけでつながるこの不思議な空間。その空間が生む笑顔。そういったものがなれない重責にささくれだった私の心を癒してくれた。「お疲れ様、良かったよ」。この一言だけで今年も学フェスに参加してよかった、運営委員をして良かったと思え、学フェスは本当にいいイベントだといまさらながら感じるのだった。最期に、ただ学生の為、この一心で学フェスを企画し、資金、会場等いろいろな面で奔走してくださるえん様には本当に感謝したいです。



嶋田直子

 私は今回が初参加で、はじめは戸惑いと緊張がありましたが、次第に場の空気に馴染むことができました。道山先生や眞吾先生、全国の学生の演奏を聴いていると、もっと上手くなりたいという感情が生まれてきて、とてもよい刺激になりました。伊藤さんの司会を聞いていると、学フェスに対する情熱がひしひしと伝わってきました。このような素晴らしいフェスティバルに参加出来たことを嬉しく思います。本当にお疲れ様でした。



大岩功(運営委員・講習会・前日準備、鹿児島大学邦楽部)

「邦楽」このわりかし珍しいジャンルのもとに集まった全国諸大学の変わり者たち、学フェスとやらはそれらを一蹴に集めてネットを作り上げるという。これは面白いと思い先輩たちと参加したのは去年の学フェス。予想通り、いやそれ以上に楽しく、それを後輩たちにたいそう自慢していたら今年は僻地鹿児島から17人も送り込むことになろうとは…、これはなかなか。しかし!これがまた今年も皆の期待を裏切らないあたり、この企画の完成度が伺える。どれもとても楽しく、しかも十七絃のおまけ付!また来年も暇見つけて遊びにいきますね。



●寄贈品リスト
新十七弦 玄鶴堂邦楽振興基金より 鹿児島大学邦楽部へ
紅木地歌三味線(糸巻き象牙) 島田重弘師より 実行委員会所有とし京都学生三曲連盟に貸与
小唄稽古用三味線 金城学院筝曲部へ
稽古用新地歌三味線 実行委員会より
長唄三味線 梅屋様より 三重大学邦楽部
竹・尺八2尺3寸管 藍空尺八工房 京都大学叡風会
竹・1尺8寸管 島根大学邦楽部
プラ官「悠」10本 日本コンダクター販売会社 花園大学邦楽部
広島市立大学三味線の会2本
徳島大学邦楽部2本
岡山大学邦楽部
大阪大学邦楽部
四国大学

交流会ではバンブーの渡邊氏より沢山のCDや篠笛の本50冊、立花氏よりCDと楽譜、倉橋義雄師よりCDと手書きの本曲の楽譜、伊藤よりCD「沙羅の花」5枚、講習会においては菊重精峰師より楽譜102冊が参加者に配られました。法然院の梶田貫主様からは交流会に日本酒2本の差し入れがありました。

◎皆様、寄贈された楽器は代代後輩に語り伝えていってください。そして戴いたところにはお礼状と定演の案内をお送りください。希望されても過去に学フェスより寄贈したものが語り伝えられていなく何を過去に寄贈されたか答えられないクラブには寄贈できませんでした。




●賞の受賞者
大学名・曲 賞品
♪演奏最優秀賞 京都大学叡風会「都踊」 箏柱
♪アイデア賞 合竹尺八連盟「合竹の譜」 「悠」
くじにより立命館大学邦楽部へ
♪企画賞 「明暮」 「悠」
くじにより岡山大学邦楽部へ
♪最速賞 大谷大学邦楽部「六段・八段」 受賞式に不在で失格
♪実行委員長賞 金城大学筝曲部 見台
徳島大学邦楽部 三味線糸
♪池上眞吾賞 鹿児島大学邦楽部「旅人考」