ファクシミリ誤送信防止対策

誤送信防止対策の方式
ファクシミリの誤送信を防止する方法としてセンター集中管理方式と端末個別管理方式に大別しました。


センター集中管理方式
・通信管理が容易(発信元、発信先等)・送信内容を保存可能
・システムの変更に柔軟に対応が可能
・多彩なシステム構築が可能
・保守管理が容易
・端末の設置数量が多いときに効果的
・センターシステムの運用経費が発生
・通信管理を詳細にすることが可能
・初期導入経費が大きい

端末個別管理方式
・運用性に優れる。
・システム管理者が不要
・システム障害が限定的
・ファクシミリ通信管理を有効利用
・方式によっては情報流出の可能性は小さい
・端末の設置数量が少ないときは、費用効果が大きい
・運用経費は殆ど発生しない


誤送信の原因の大部分は人為的な要因です。
・相手先のファクシミリ番号の聞き違い
・送信先の勘違い
・相手先番号の単純な入力ミス
・単純な押し間違い
・送信する電文の間違い
・相手先のファクシミリ番号が変わっていた
ファクシミリの誤送信を完全に防止することはできませんが、複数の対策を採用することにより誤送信を大幅に削減することは可能です。