山王祭

2010.6.14

6月11日に日枝神社の山王祭の神幸祭の祭礼行列を
13日に京橋から日本橋までの中央通りで行われた
十基のお神輿が参加する下町連合渡御を見てきました。

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山王祭は江戸三大祭の筆頭、また日本三大祭りに数えられ、神幸祭は山王まつり最大の行事でみやびやかな行列は300メートルに及びます。
江戸時代、この祭礼行列は江戸城に入ることを許され、江戸の天下祭と呼ばれましたが1681年、倹約を奨励するためのお達しにより、神田祭と交互で一年おきの隔年祭となりました。

赤坂の日枝神社を朝8時に出発した行列は
国立劇場、皇居坂下門、東京駅などを経て
夕方の5時に出発点に戻ります。
この日は気温がかなり高かったので
この格好で歩くのは大変だったと思います。
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室を見るのと一石二鳥で このお祭りを見ることができました。
ただ休憩するだけなのかと思った国立劇場では
神主さんが祝詞を読みあげ
お祓いをしていました。
その後巫女さんが刀を持って舞を奉納しました。
お囃子は車に乗って移動します。
子供たちや若い人がたくさん参加していたのには
心強く感じました。
 
想像を上回る素晴らしい行列で
外国の方が見物にきていましたが
国立劇場のあたりは
見物人が少なくて、もったいない気がしました。

13日は十基のお神輿が一堂に会する
下町連合渡御を見物してきました。
さぞかし混雑しているかと思いましたが
日曜の午前中だったためか
見物はそれほど多くありません。
どちらかというと地元の方が多い雰囲気。

永代通りと中央通りの交差点で
11時から見物したので
既に半分は終わっていましたが
どのお神輿も大変立派で、かつぐ人の中には
女性もかなりいました。
でもかついでいるというより、
ぶら下がっているように見える方も・・・。

 
このお祭のお神輿は荒々しさとは全く無縁
スピードもゆっくりと進み
和気あいあいとした感じです。
掛け声は「わいしょ!わいしょ!」というのだと
放送で説明していました。
十基のお神輿にはそれぞれにお囃子がついているので
通り全体がウキウキするリズムに沸き立っています。
 
 
日本橋の橋の上が終点です。
ここからそれぞれの町内に帰り
夕方には町内を練り歩くという予定だとか。
 

面白いなぁと思ったのは
高島屋デパートにお神輿がちょっとだけ入って
気勢をあげること。獅子舞のようだわと思いました。
苦労して重いお神輿を下げているところです。

この日はお天気もまずまずで
絶好のお祭りびよりでした。

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