ヨーグルト食べくらべのページ

 多摩市屈指の花粉症ヤロウとして知られるボクのことですから(笑)、予想通り生半可な花粉症対策ではどうにもなりません。甜茶とかは全く効かず、市販の抗ヒスタミン剤なんかはちょっと効くけど眠気でフラフラになるという状態で、今年も例年通りの症状に悩まされています。

 そんな中、なにげなく「あるある大辞典」を見てたら、「オマエら、今年もやっぱりヨーグルトだよ。ヨーグルトを毎日食いな」とかなんとか言っていました。意外と素直な性格であるうえに、もともとプリンとかゼリーとかヨーグルトとかの「カップもの」が大好きなボクは、一日1個のヨーグルトを食べ続けてみることに決めました。

 そんなわけで、早速コンビニに行って花粉症に効果がありそうなヨーグルトを探してみたところ・・・、あるわあるわ、「機能性ヨーグルト」だとか「プロバイオティクス」などと銘打ったヨーグルトがビックリするほど並んでいます。あまりの数の多さにちょっと打ちのめされましたが、気を取り直して、どうせ毎日食べるのだから食べくらべでもしてみようと考えました。

 で、せっかくだから「レビュー」をしてみようと。でもまとめて表とかにするのはめんどくさいんで、とりあえず「やっつけた順」に片っ端から感想を書いていきます。例によってボクの主観的な判断なので文句は言わないように。

 

 現在までにレビューをしたのが16種類。ヨーグルトの種類はもっとたくさんありますけど「プロバイオティクス」と明記してあるのはだいたいこれぐらいでしょうね。
 この中からボクなりのおすすめ商品を選びたいと思います。値段や量はどれも同じようなものなので、基準はあくまで「味」と「食感」のみです。

BIO BE80菌

 2位の「LC1」とどちらが上か悩みましたが、なめらかさをとことんまで追求した点を評価してこれに決めました。味に関してももちろん文句なしです。味もいいですよ。

Nestle LC1

減点材料は何もありません。あくまでもシンプル&スタンダード。もしもどれか1種類だけを毎日食べ続けろと言われたとしたら、ボクはこれを選びます。

おいしさデュエット
アセロラ&アロエ ヨーグルト

アセロラの酸っぱさ加減が絶妙です。アロエの甘味ともよくバランスが取れてますね。さっぱりとした「デザート」を食べたいときにはこういうのがいいでしょう。

次点 ヨープレイト
ビフィーナヨーグルト

ヨーグルトの中のツブツブを「違和感」とみるか「新食感」とみるかは人それぞれでしょうが、一度試してみる価値はあると思います。味もいいですよ。

  4月以降に初めて食べたヤツがいくつかありましたが、上位ランキングに変動はありません。1位の「BIO」と2位の「LC1」との間の差はほとんどないですね。ていうか、「ヨーグルトらしいヨーグルト」を食べたいならむしろ「LC1」のほうがいいかな。個人的には「BIO」の「スーパークリーミー」を一度体験していただきたいんですけど。
 それから一つ断っておきますが、ボクはステビアとかアスパルテームとかエリスリトールとかの甘味料の味が苦手で、そういったものを使っているヨーグルトは必然的に採点が辛くなっております。ですから、甘味料が気にならない人の場合は、全然違う評価になるかもしれません。

 

商品名 メーカー 感 想

プロビオヨーグルト  LG21

明治

このタイプのヨーグルトとしては元祖なのかな。やや酸味が強く、甘味は少なめ。やわらかいけどちょっと舌にザラっとくる感覚があります。あまり加工してない「普通のプレーンヨーグルト」って感じですね。

LGG ヨーグルト

タカナシ

プルプルした「フルーチェ」のような食感。ゼラチンが多いのでしょう。味もかなり甘めで、完全に「おやつ」ですね。子供は好きかも知れないけど、大人が毎日食べるのはちょっときついかな。

BIO BE80菌 アロエ

ダノン

アロエ入りです。アロエやキウイは花粉症にいいみたいですね。「甘さひかえめ大人の」と銘打っていますが、そうでもないです。アロエが甘いのでヨーグルト自体は甘さを抑えて欲しかった。なめらかさは抜群ですね。

おいしさデュエット
アセロラ&アロエ ヨーグルト

ルナ

アロエに加えてアセロラまで入っています(ただし果汁だけ)。アセロラが花粉症にいいかどうかは知りませんけど、酸味がちょうどいいですね。美味しいと思います。欲を言えばアロエがもっと多いと良かった。

Nestle LC1

ネスレ

非常にシンプルですね。「特徴が無いのが特徴」といったところでしょうか。甘味も酸味も適当。舌触りもちょうどいい。まともすぎて面白みが無いともいえますが、逆に言うと飽きの来ない味です。

BIO BE80菌

ダノン

前に食べたやつのアロエ無しバージョンですね。このぐらいの甘さがちょうどいいです。このシリーズ、特筆すべきはなめらかさです。どういう作り方をしてるのか、びっくりするほどクリーミーですね。

海の恵み ヨーグルト
フコダイン

協同

なんかモズク成分とかサンゴカルシウムとかが入っているそうです。そんな感じはしないですけど、寒天が入っているせいか粘度は高いですね。味は少し甘め。お子様向けでしょう。

ラクトフェリン 森永

甘味が強めな割にカロリーが少ないなと思っていたら、甘味料にステビアを使っていますね。ステビア独特の後味の悪さが残ります。ボクはちょっと苦手ですね。食感はトロトロした感じ。

3つのベリーと
アロエのヨーグルト
オハヨー

3つのベリーっていうのは、ストロベリーとラズベリーとブルーベリーのこと。ちょっと酸味が強いかな。ヨーグルトの酸味ではなく、果物の酸味が強調されている感じです。そういうのが好きな人に。

小岩井ヨーグルト
BBライト
小岩井

3個入り1パックのやつです。一応これもプロバイオティクスって書いてあったので買ってみましたが、やっぱり子供のおやつ系ですね。寒天の効いた食感といい、味といい、給食のヨーグルトそっくりです。

L−55 オハヨー

お肌にいいセラミド入りだそうです。やや固めながら舌触りはなめらかという不思議な食感。悪くないんですが、ちょっと味にコクが足らない感じですね。もう少し「ミルク感」がほしいところ。

ヨープレイト
ビフィーナヨーグルト
全農

これも3個入りのやつ。それほど期待してなかったのですが、意外といけます。最大の特徴はビフィズス菌が入っているという小さなカプセル。魚の卵のようなプチプチとした食感が面白いですね。

実はまだまだありました、プロバイオティクス・ヨーグルト。4月以降に食べたものはこちら
ロイテリ菌ヨーグルト チチヤス

ロイテリ菌というのは虫歯予防にいいそうなんですが・・・。味はあまりよくないですね。ちょっと酸味が強すぎる。甘みは少ないのに、ステビア独特の後味の悪さはしっかり残ってしまう。いまいち。

ソフールプレーン ヤクルト

食感が特徴的。ヨーグルトというよりはプリンのような食感です。味はというと、よくある乳酸菌飲料みたいな感じですね。そういう意味ではいかにも「ヤクルト」らしいとも言えます。

リンゴとバナナの
ヨーグルト

プロバイオティクス
オハヨー

「バナナのヨーグルト」と聞いて、コクがあるドッシリとしたものを想像して食べると裏切られるかもしれません。バナナは風味だけ、どちらかというとリンゴがメインです。あと、ビタミンCを無理やり入れたって感じ。

うるピチお肌の
ヨーグルト
オハヨー

このコーナー最多出場の「オハヨー」さんです。これは3個入り。お肌がどうのこうのと言っているのはセラミドが入っているからだそうです。寒天とゼラチンが多くて固めの食感。やや酸味が強いかな。

プロバイオティクス
アミノヨーグルト
グリコ

いま流行りのアミノ酸入りですね。グリコは33年前から「ヨーグルト健康」っていう定番のヨーグルトを売ってますが、味はほぼ一緒です(笑)。なめらかでいいんですけど、牛乳っぽいコクが足りないですね。