「使命と感情。どちらを、優先させればいいのですか?」
―――速野 瀧流



◇パーソナルデータ
名前速野 瀧流(はやの・たきる)/愛称:るう  出身出雲地方
生年月日?年正月元旦?四大
身長五尺六寸(約168cm)体重?貫(約59kg)
趣味瞑想(ぼーっとすること)
座右の銘『平常心』
恋人弥勒 萬斎
好き温かいお茶
嫌い冷たいもの

◇設定など
 気がつけば、一人ぽつんととある村の社の前に居た…人物。男女の別を述べられないのは、瀧流が“両方”を持ち合わせているため。しかし、血を継がせる事はできないのか、胸にふくらみはほとんどない。
 社の巫女に引き取られ育ったものの、村の人々は瀧流を避ける日々だった。
 ときおり、何かの意思と心を通わせており、“それ”から自分が他者とは違う存在である事をおぼろげながら…成長するにつれはっきりと、教えられる。
 記憶にある限り、拾六を数えた年に、“それ”――<龍脈>に見た幻影の答えを求めて村に別れを告げ、江戸へと向かう。
 その途上で鬼道衆と出会うのだが…それが、瀧流の中に眠る<心>を揺さぶってゆく。

 使命を果たす事しか出来ない…知らない人形は、少しずつ、ひとに憧れ…近づいてゆく。
 その先に、何があるかは分からずに…

 着ているものは、青地に朱を散らした胴着と、黒の袴(ちょっと違いますが)


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◇製作コメント
 弥勒さん愛好会の皆さんに触発されて一気に組み上げた主人公像。「主人公=黄龍そのもの」説からモチーフをとりました。細かく言うと、また違うのですけど。
 行動にいろいろ矛盾点はあるのですが、それはちゃんと話を書くつもりでいます。
 ちなみに、体重が「?」になっているのは、江戸時代の単位の計算を忘れたからです(苦笑)
 なお、陰→陽ルートです。
 え? こいつの子孫ですか? …予定は一切ありません。