SIEMPREの感想




デイヴィッドの血管切れるかと思ったし・・・・・・。





わたしはいったいIL DIVOの音楽に何を求めているのだろうかと考えさせられる1枚です。
というか、今これを書くにあたって考えているのですが。

「サテンの夜」の衝撃が薄れると次に思ったのがこのアルバムは昭和歌謡ロマン路線なのだろうか・・・、もしくはラテン演歌?
どうしてもファーストやセカンドと比較して、彼らの声はパワーアップしていると思いましたが(カルロスは最初からすごかったけどウルスの声に艶っぽさが出てきたというか、彼の声にぞくっとしたのは初めてです)時間不足からくる(?)緻密な計算が足りない・・・、声が重なり合ってより高みを目指していく・・・そんな盛り上がりに欠ける・・・、そんなことが気になっていました。たくさん聴いたわけではなくて車を運転しながら聴いた感じがです。それで、昨日からずっとそのところを確認するために聴いているのですが・・・・・・、

「てへっ、SIEMPREの魔法にかかったみたい

聴けば聞くほどその辺は気にならなくなり、いつしかこのまったり感にどっぷり浸っとりました・・・・・・。(結論)

けどジャケットは好きじゃないです。
避暑地の遊び人風情だし、最初見た時ファンの誰かの下手な合成だと思ったし、言わせてもらえれば「IL DIVO」はもっとこう気品があってどこか古風で親しみよりも孤高の雰囲気がいいです。その辺の兄ちゃんよりも・・・・・・。私生活とかステージを降りたらその辺の兄ちゃんでも別にいいけど。

以前、ネットをふらふらしていたら彼らのサードアルバムのインタビュー記事を見つけて、自分たちの目指す方向に近づいたようなことを言っていたのを読んだ気がするけど、次もこんな感じならちょっと・・・・・・。

レコード会社・事務所・プロデューサーとか゛商品"としての思惑もあるだろうけど、これは人から聞いたことですが、ラジオのインタビューでウルスは自分たちの置かれている状況を正確に把握して
゛サイモンのプロデュースでデビューした負のリスク"
゛バーブラとのコンサートで、自分たちは驚くほど無名だ"
と語っているそうです。
彼らがそれを認識している限り大丈夫かなって思いますね。

(ちなみにわたしの音楽の成績はというと・・・平均値。ど素人が何か言ってる程度でさらりと読み流してください。)






以下、要望!
来日コンサートにわたしは行けないんですけど、特にウルスとセバスチャンのお二人さん。
ステージの上で視線を合わせたり、仲良くしないで下さいね〜。そしたら諦めつくからね。もしいちゃこらステージだったらさ、見られなくてわたし憤死ものだし・・・。



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