GSG-9 対テロ特殊部隊



第9話「希望からの挫折」





というような展開になるかと思っていたら
全然違っていました・・・・・・(笑)





爽やかな終わり方がちょっと新鮮・・・!!

休憩している時の伯爵様がちょっと他の3人と雰囲気違っていたけど、彼の経歴とか関係あるのかなとふと思いました。前回の台詞の分までカスパーが喋っていました。カスパーって食いだめとか寝だめとか出来そう。あと一人だけ視力5.0くらいありそうです。

第9話は宗教やら、歴史やら、民族問題やら、思想やらとは別の、人間としての資質の問題がその物語の中核になっていました。
犯人はGSG−9に入隊することだけを目標に努力を重ねてきたのに納得できない理由(だったのだろう、彼にとっては面接で落されたから)で挫折を余儀なくされたとても優秀な青年でした。
組織としての機能やチームワークを最優先に考えると、彼のあまりに自分への自信を持った性格は不適切だったのでしょう。
けれど生まれて初めて挫折した青年は最終テストに挑む仲間たちを射殺して、己の存在を示そうとします。
エリートは挫折すると弱いね・・・。

5人の中で一番挫折に強いのはデミですね。一番立ち直るのに時間がかかるのは・・・フランクがゲープ?
コニはコニで何となく苦労してそうだし、カスパもそうだし。

あと、前進とかのシーンも秩序ある動きで彼らの動きだけに注目するのも新鮮でした。

ゲープは隊長としての威厳たっぷりでした。





(2007.8.28)