サベージガーデン

年二回行われる御殿場の大会、サベージガーデン。
今回は前夜祭から参戦。

雨の中、戦士達は酒を飲む...。
明日をも知れぬ自分の運命を受け入れて...。

一時も自分の愛刀も離さない憲兵曹長殿。
そのため、戦闘中ではないのに私の背中は悪寒が
走りっぱなしである....。
霊感の強いウイザードのギルティ殿が
曹長の愛刀に何かを感じている。

聞けば由緒正しい人きりの刀だそうな。

刀談義が盛り上がりつつ、
私が持参したキムチ鍋は別の物体に変貌を遂げていく。
いつも、お世話になりっぱなしのモジャ殿。

今回も宴会の末席に加えていただき、
大感謝である。

夜が明けて、雨あがる。

モジャ殿は黒コートを持参。
凄い格好である。

モジャ殿曰く、「暑い...。」

確かに暑そうである。
こちらは前日の宴会で知り合った、
痛風陸戦隊のHALL殿。

とてもお世話になった戦友である。

また定例ゲームでお世話になりたい。
ギルティ殿は自作した兵器で参戦。

とても格好良く完成されていて、
私が欲しくなってしまったのは内緒である。
こちらの方々はなんと、
バズーカと滞空ミサイル「スティンガー」を配備。

ちゃんと玉が出るのだ。
装甲目標ではなく、歩兵に向かって放たれるのか...。

敵に回したくない相手である。
今回我が部隊の要、麻薬カルテル軍団。

皆、この日に備えてスーツを調達したらしい。
実は私もスーツを用意していたが、
今回は腰が引けてしまった。
それにしても、凄い人数である。

両軍合わせてその数400!
これは戦闘ごっこではない、
戦争ごっこなのだ!

配置につく戦士達、
心強い反面、これだけの数なのに
指揮官不在というのは少し、心配である。
だが、数がある。
一人がやられれば、すぐ別のヤツがカバーに入る。

戦況は消耗戦になってきた。

しかし、これではいつものように回りこんで後輩をついても
しっかり守備がいて、突破が難しいのだ。

やはり、突出しても犠牲が増えるばかりで
作戦は思うようにはいかない。
結局、じわじわと進み、
裏切り者のハブヤマ氏の射殺に成功。

たった一人の為に150人が戦った。
彼を擁護する米軍の介入により
我が軍も被害甚大であった。

私も戦果が振るわず、
一人も倒せずじまい。

やはり私は卑怯に敵の背中を狙うほうが性に合っているようだ。

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