新年早々、我々はとんでもない相手と闘うことに
なってしまった。

なんと第二次大戦中の兵隊たちが
現用ハイテク装備の我が軍に挑んで来たのだ!

三八歩兵銃を担いで我等の装備を奇怪に
見ているのは帝国陸軍のM少尉である。
GIもいた。
空挺隊員も見受けられる。

敵はガーランド(7,62/8発)、良くてトンプソン
(45口径/20発)だ。

と、思いきや...。

そのガーランドはフルオート!?
電動だ!
最新の迷彩、銃、光学照準機、
それをもってしても、我が軍は一人、また一人と
敵にやられていく...。

「悪夢でも見ているのか?」
士気は低下している。
それでも戦争は終わらない。

配置に付く友軍だが、その足取りは重い。

ギルティ殿も給弾の調子が良くないと言っていた。
昔の銃が簡単な分故障が少ない。

この戦い、勝てないまでも生き残らねば...。
我等の陣地は敵陣地と丘を一つはさんだ位置にある。

つまり、丘を制圧したほうが相手を制することが出来る。
うかつに丘から顔を出せば一斉に敵の放火が火を吹く!

丘の麓から垣間見える頭を狙撃、文字通り頭数を減らす。
後方から狙撃手の支援を頼りに、
我が小隊は丘を左回りに進軍。
敵に捕捉された!

敵は中腹、麓から撃ってきている。
左のタイガーを着てるのはI氏。

何処の戦場でもみかけるベテランである。

彼のシャープシュートによって中腹の敵は
ほぼ撃破できたようだ。

しかし、敵にも狙撃手がいたらしい、
このあとすぐ、右手の戦友は
やられてしまった...。
我が小隊の後方で情報収集を行う友軍。

「敵は何処だ!?」

「逆光で良く分かりません!」

太陽が敵に味方している。
私はI氏にその場を任せ、

我が軍の左翼を遊撃している敵に当たった。

数、火力でも引けを取らないはずだが
士気が違いすぎるのか、

なすすべも無く我が軍はFPL(最終防衛線)を
突破されしまう。
戦場は混戦模様。

敵と味方が文字通り入り混じる大乱戦。

識別マーカーが鮮やかに舞っている。

でも、私には何も出来なかった。
なぜなら既に私は死んでいるからだ。
「ほーるどあっぷせんか米兵め!」

「ヤポンスキー国際条約を守れ!」

戦死者多数、捕虜多数。(違)

そういえばジョーカー二等兵が言ってたな、
生きてるほうがまだマシってさ。
(スノーボール談)
僅か数メートルで接敵した両軍。

激しい銃撃の中、生き残るのはどっちなのか?

やがて、戦闘は終わり

残るは散々な戦績。

第二次装備の圧倒的勝利であった。

私も確認殺害戦火は5、味方誤射1であった。

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