カシワ(柏) ブナ科(コナラ属)

2002.03.28.英連邦墓地
いよいよ新芽が膨らんでみるみるうちに大きくなりました。
葉が大きいぶんだけ蕾も大きくビデオの早送りをしているようで、じっくり楽しめます。
新芽の展開がよくわかります。
外気の様子を根、幹、枝すべてを使って感じているようです。
枝はクヌギやコナラに較べて太くて短くごつごつした印象です。

2002.04.06.同上
新しい葉っぱはとてもきれいです。
確かに美しいのですが、まるで昆虫が羽化して誕生したような感動があります。初々しくて赤ん坊の手のようです。

この頃になるたくさん虫が寄って葉を食べます。黒いのはクモです。
2002.07.14.同上
ナラカシワのドングリです
大きさはマテバシイほどですがずんぐりしています。


九州から本州、北海道まで広く分布する落葉高木。
雌雄同株、樹皮は黒褐色でクヌギのように深く縦に裂け目ができる。
葉の形は大きく、柏餅などに利用されるので馴染み深く冬でも枯葉を枝に付けています。
春に新芽が出ると同時に落葉するので 『世代交代が途切れずになされる』 意に解され縁起の良い木とされ庭木として植えられます。
新しい葉と共に花が咲き黄色い花粉がたくさんあります。
秋のドングリはが、はかまに鱗片があり半分はかくれています。
大きさは1.5〜2cm、卵球形。


画像の追加(2009.10.20)
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