アオキ(青木)

ミズキ科(アオキ属)


2002.05.02.英連邦墓地

よく道端や庭で見られる常緑低木です今春誕生した若々しい大きな葉が、手を触れると柔らかく実も少しずつ色付きかけています。枝が青いのでアオキの名がついたといわれています。
真冬に赤い実を付けヒヨドリの餌になりなす。
ヒヨドリにとっては冬の貴重な食料でしょうか。
日本原産の木で1690年ドイツ人ケンベルによってヨーロッパに紹介されました。
葉を押し葉の標本にすると黒く変色します。
園芸品種がたくさんあります。


2002.07.27。児童公園
関東以南に分布する常緑低木。
雌雄異株で枝は緑色、葉は対生、大きい鋸歯があり、托葉がない。花は紫褐色、7mmほどの4弁の小花枝の先に円錐花序を付け実に成り、秋から冬にかけて赤く熟しきれいです。葉にあらい鋸歯があります。葉は薬用になり、健胃剤としての「ダラニスケ」はこの葉とキハダのあま皮とを煎じつめたものです。
保育社、    標準原色図鑑全集8、「樹木」より

日陰でも育つので観葉植物として利用もされています。何かの原因で枯れた葉です。黒くなります。


栽培管理
斑入り葉品種が多い。実もきれい。常緑性広葉低木、日陰に耐える、木を扱うのは6〜7月または9月下旬がよい。5〜6月に枝抜き選定をして姿を整える。カイガラムシ、炭素病に注意梅雨ざし、実生
                                    講談社、「樹木たちの歳時記」より  
 ※キハダ
ミカン科の落葉高木、葉は奇数複葉、樹皮は湿布薬や胃腸薬に利用される。
樹皮を剥がすと黄色い内皮がよく目立つ。

画像の追加
2008.02.10 英連邦墓地
斑入りの葉です

個体は違いますが斑入りです
2008.02.10
実を付けています
2009.04.04
アオキの雄花
雄木は結実しません
2009.04.06
アオキの雌花
図鑑の内容を読んで理解したつもりでいました。
ところがふとしたきっかけで実物をまじまじと見ますと
納得です。雌花を探しました。、<笑う>
2009.03.29
アオキの雌花と実
芽は蕾の状態ですが実は昨年から付いていたのでしょうか?
雌雄異株の現実に不思議な気がします。

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