プラタナス(鈴懸の木)

スズカケノキ科(スズカケノキ属)


2002.05.12.英連邦墓地
いよいよ若葉が展開してきました。
当たり前と言えばその通りなのですが、冬を過ごした芽から小さい葉が出てきます。
その形は正しくプラタナスの葉の形です。
カエデでもなく、ケヤキでもなくそのまま成長したプラタナスの葉を縮小コピーしたかたちなのです。

同上
大きな木です
街路樹に多く植栽されていますが、そのほとんどは枝を剪定され、悲しい形になっています。この木は枝を残して十分に張っています。
毎年スズカケの実を付けそれが幹の周りに
たくさん落ちています。
幼木のとき何か大きな力が加わったのでしょうか地上から出たところで大きく曲がっています。
力づよさを感じる 「木」 です。

2002.10.06
プラタナスの実
タンポポのように長い毛があり風に乗ってとんでゆきます
2003.11.30 2008.02.10
雪が降りました
解けた雪が水になってしっとり
濡れました。


 プラタナスはスズカケノキの仲間の学名で、葉が広いという意味です。
葉の幅は15cm〜20cmと大きく、浅い切込みで3〜5片に分かれています。
西アジア原産のスズカケノキと北米原産のアメリカスズカケノキとがあり、交配種である
モミジバスズカケノキ』が大気汚染に強く街路樹として多く植えられています。
都市部の街路樹ではベスト3になります。
和名は『鈴懸の木』と書いて果実の集合である丸い玉がぶら下がる様子を示します

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