カラスザンショウ(鴉山椒)
ミカン科(サンショウ属)

2002,5月.英連邦墓地

よく見ると幹に刺の跡があります。
幼木は毎年毎年すくすく大きくなります。

葉を蝶の幼虫(モンキアゲハ)が大好きです。夏にこの木の周りに黒い大きな蝶がいますがそれがモンキアゲハです。

サンショウの仲間ですがサンショウの
ような匂いはありません。

同上

葉が出て間もないのでまだ空が見えます。
もうしばらくすると葉が大きくなって覆い尽くすでしょう。

葉は大型の奇数羽状複葉です。

2002,7月。六ッ川
花がたくさん付いていますがクズに覆われそうです。
この日はモンキアゲハが4匹周りを飛び回っていました。山の縁なのでうっかりすると花に気がつきません。

2007年春に宅地開発で切らました。
2007.11.03
南区六ッ川 上記の場所とは違います。
2007.11.03
上記の果実です
低気圧が通過後枝がちぎれて落ちていました。


この木には思い出があります。

菜園を借りて1999年10月まで9年間ほど自然野菜を目標に汗をかきました。
畑の縁に「木」が芽吹き、なんという名前だろうと調べていましたら、まさしくこのカラスザンショウでした。あっという間に大きくなり3mを超えるほどになりました。ある年に、この木を支柱にしてヘチマを育てたところ、なかなかのヘチマを収穫できました。(自画自賛)タワシにして友人に分け喜ばれました。現在、私も大切に使っています。

暖地の林の中や、海岸に生える落葉高木で、高さ10m以上になります。
枝には刺があり、大径の幹は、刺の跡が残ります。
雌雄異株で枝の先に小さな花が集まって咲きます。
実は秋に褐色に熟し小鳥が好んで食べます。       

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