イイギリ(飯桐・椅) イイギリ科(イイギリ属)

2002.05.児童公園

幹はキリノキに良く似ています。
樹皮に黒い皮目が点在します。

2002.06月

青い実が付いています。
毎年良く実が付きます。

1986.11.03.植物園

赤い実になって熟していています。一見、美味しそうですが食用にはなりません。その代わり、小鳥は大好きです。よくヒヨドリが食べているのを見かけます.
葉が落ちた後も、残ってよく目立ちます.葉は大きくハート型です。雌雄異株の木です。



イイギリ科として世界に70属500種ほどあります。本州、以南に分布する落葉高木。高さ15mに達する。樹皮は灰白色で横に長い皮目が目立つ。枝は大きくほぼ段上をなして車輪状に開花する。葉は大きく、ほぼ卵心形、長さ10〜20cm、裏面は粉白、葉柄は長く赤みを帯び上端に2個の腺体がある。和名は「飯桐」の意で、昔は、この葉で飯を包んだことによる。材は軽軟で、箱(家具)、下駄、小物細工に利用。

保育社、標準原色図鑑全集8、樹木より

キリの代用としてよく使われましたので、全国に方言名があります。
サワギリ、ヤマギリ、イヌギイ、インギリ、ウネギリ、カタギリ、シオギリ、タニギリ、ナンテンギリ、ミズギリなど

 追加画像
2006.05.05
上記の個体、ちょっと涼しいかな
2008.09.07
別の個体、植物園
2009.11.15 2008.08.03
 追加画像 (2010.10.31)

昨年は名前がわかりませんでしたが、葉に特徴があります。
葉柄は長く赤色を帯び上端に2個の腺体がある。
腺体があります。幼木では途中に付くこともある。 付け根の腺体

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