ハゼノキ(櫨・黄櫨・枦)

ウルシ科(ウルシ属)


2002、6月、植物園
ハゼノキには思い入れがあります。子供の頃、何度ハゼにかぶれたかわかりません。先ず手足がかゆくなり、股間から、顔へ、印象のよい思い出はありません。

ハゼばかりではなくウルシ、ツタウルシ、ギンナンかぶれる木や草はたくさんあります。

よく似た木にウルシ、ゴンズイ、ナナカマド、ヌルデ葉が似ています。
秋の紅葉はすばらしく美しいです。


落葉高木で5〜10m、雌雄異株、葉は羽状複葉で秋には紅葉する。
葉の特徴として枝先に集まって付きます。鋸歯はありません。
果物のマンゴーもウルシ科で口の周りがかぶれる人もいます。
果実からロウを採るために栽培された。

果実から※ロウを採るために栽培された。
※以下に詳しくご紹介されています。
近江手作り和蝋燭 http://www.biwa.ne.jp/^daiyo/
侍街道はぜのき館 http://www.adsccat.co.jp/kumamoto/siranui/spain/05.html

画像の追加
春の芽吹きです。
2007.11.17
冬の実と冬芽


2008年夏、何十年ぶりでハゼに左手がかぶれました。事情は花壇近くのフェンスから出ていた雑草を刈り取っていましたらたまたまハゼノキの幼木が混じっていました。ヌルデと思っていたのですが良く見ましたら葉にがありません。悪い予感がしました。水で流しさらに帰宅後石鹸で慎重に洗いましたが2日後に湿疹がでて約10日ほど痒い思いをしました。幸い腕だけですみました。しばらくは幼木を見るのも近くを通るのもビクビクでした。
12月21日
刈り取った枝からでた新芽が落葉して冬の装いを終えていました。「イマイマシイ」と思いながらマジマジと観察。健気な冬芽が笑っていました(^・^)。

●治療方法
皮膚科に行くこと
特効薬はありませんがステロイド軟膏で症状緩和。

●かぶれた時の民間療法(効果の程は不明)
1.沢蟹を潰してガーゼで覆う。
2.油揚げで患部を拭き利用した油揚げはそのまま食べる。
2008.12.21
笑っている犯人です。
2008.12.21
別の個体、南区団地敷地内
2008.12.21
南区団地敷地内

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