アオギリ(青桐・梧桐) | アオギリ科(アオギリ属) | ||||
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2002.05.19英連邦墓地 やっぱり枝は切らずに自然形がいいですね。葉っぱは、大きく掌状形、葉柄は長い。特徴のある葉で恐竜の足跡みたいです。 |
同 若いアオギリの木の幹は、本当に緑色をしています。節があれば竹のようです。 切られた切り株を見ると中は、白い色をしています。 |
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2002.07.14.井土ヶ谷 4〜5本の若いアオギリが駐車場の隅に立っています。台風の後で花が強風で千切れていました。一つの花に雄花と雌花が混じっています。キリの花に較べてすごく地味ですね。 果実は大変おもしろい形をしています。 古くは種子を食用したそうです。
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2002.08.015.英連邦墓地 近くの公園に幾つかあるのですが、実が枝の上の方にあるので詳しく見れませんでした。春に訪れた同じ木です。 ラッキーでした。小判状の5枚のヘラに実が1〜3個付いています。それが房になっています。まるでバナナが実っているように重みで垂れ下がり不思議な光景です。 |
2005.04.24.公園 |
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花から果実へ大変身です。 初めアオギリの果実を見たときに 『同じ木かいな?』 と不安でした。時間の経過はありますが余りにも形が変わっています。調べてみました。『ヘラ』 と書いていますがめしべの一部で『心皮』と言います。めしべは『柱頭』、『花柱』、『子房』からできていますが、アオギリの場合は『心皮』が5個集まって子房をつくっています。7月に開花した幼果(つぼみ状の物)が熟して裂け、『ヘラ』のような形になったのです。小さい丸いのが『種』です。 若いエンドウの莢を裏返しにした状態を思い浮かべると納得します。普段何気なく見ている木ですがこれにはびっくりしました。 |
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アオギリ科でアオギリ属の一属のみ、雌雄同株でカカオやバルサが同じ仲間、日本産「桐」はゴマノハグサ科で全く別種。沖縄、台湾、中国、インドネシアなどに分布し日本南部の暖地には野生化しているものがある。樹皮が緑色なのでこの名があり、庭木、街路樹などに用いられ、材は建材、タンス、茶器、箱、下駄、はし、楽器、パルプに利用されます。成長が非常に早いのも特徴です。
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20110529追加 日本で最初の「青桐・悟桐」の記録 万葉集810・811の大伴旅人の詞書 帥(かみ)大伴の卿の梧桐(きり)の日本琴(やまとこと)を中衛大将(なかのまもりのつかさのかみ)藤原の卿に贈りたまへる歌二首 梧桐の日本琴一面(ひとつ) 對馬ノ結石山ノ孫枝ナリ 此の琴、夢に娘子に化(な)りて曰けらく、「余(われ)根を遥島の崇巒(すうれむ)に託(よ)せ、幹(から)を九陽(くやう)の休光に晞(さら)す。長く烟霞を帯びて、山川の阿(くま)に逍遥す。遠く風波を望みて、雁木の間に出入りす。唯百年の後、空しく溝壑(こうがく)に朽ちなむことを恐れき。偶(たまた)ま長匠に遭ひて、散りて小琴と為りき。質麁(あら)く音少きを顧みず、恒に君子(うまひと)の左琴とならむことを希ふ」といひて、即ち歌ひけらく、 0810 いかにあらむ日の時にかも声知らむ人の膝の上(へ)吾(あ)が枕かむ 0811 言問はぬ木にはありとも美(うるは)しき君が手(た)馴れの琴にしあるべし 悟桐一吐落 天下尽知秋 悟桐一葉落ち 天下ことごとく秋を知る 王象晋 人煙寒橘柚 秋色老悟桐 人煙 帰るは嬉し悟桐のいまだ青きうち 漱石 |
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