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弊社では、社内にITシステム部門を専門で持たない、製造業の中小企業様向けに、3DCAD Inventorという経営資源を有効活用して、3次元設計の生産性を向上させるための潤滑油となるべく

これらのサービスを提供しております。
お客様の明るい未来へ繋がる、3Dによるものづくりを全力でサポートします!!

Infomation

  • 2011年1月28日
    当サイトリニューアルオープンしました。

3DCADへの期待と現実の問題について

近年のものづくりにおいて、3DCADを導入して3次元設計に移行する企業が増えています。その主な目的として次があげられます。

  • 3次元設計により、設計のミス・工数・手戻りを削減して、設計の生産性を向上させる。
  • モデルデータを軸にした新しい製品開発プロセスを構築して、工程全体で開発コストのダウンと開発期間の短縮を実現させる。
  • 取引先企業の3次元化に対応させる。

これらに共通していることは、3DCADに求める価値であり、期待です。

3DCADを導入し、従来の2DCADには無い機能を目の当たりにすると、3次元設計への期待は高まります。
ところが、3次元設計を開始してみるとたちまち…

  • 設計に直接関係ない作業が増えた。
  • 設計ミスや手戻りが増えた。
  • 設計に費やす時間が増えた。
  • 流用設計が思うようにいかない。
  • チーム設計が思うようにいかない。

これらの問題が表面化し、従来に比べ、3次元設計は設計者の負担が増えるばかりで、設計の生産性が落ちていることに気づくのです。上記の項目に思い当たるふしはございませんか?

問題に共通する要因

これらの問題に共通する要因は、2DCADを3DCADに置き換えれば、自動的に3次元設計が実現できるという思い込みにあります。

そもそも2DCADと3DCADとはツールの特性が異なります。特にフィーチャベースの3DCADの場合、機能の高度化で仕組みが複雑化している分、ツールの特性に適したツールの使い方は2DCADとは大きく異なります。

このツールの特性の違いを無視したまま間違った使い方を続けていては、いつまでたっても3DCADを有効活用できません。停滞を繰り返して設計者の負担が増えるばかりになってしまいます。

では、どのようにすれば、3DCADによる3次元設計で設計の生産性を向上させることができるのでしょうか?

設計の生産性を向上させるポイント

3DCADによる3次元設計で設計の生産性を向上させるためのポイントは2つあげれらます。

1つめのポイントは、設計品質を早期に作り込めるようにすること。

設計本来の目的は、構想案が成り立つのかどうか早めに当たりをつけることにあります。そこで3DCADを利用して、まずは2割程度の作り込みで、8割程度の全体像が見えるモデルの完成を目指します。

正しい設計プロセスで作られたモデルであれば、2割程度の作り込みでも、全体に影響する重要な要素の検証が可能で、構想案が成り立つのか早い段階で当たりをつけることができます。これにより設計ミスや手戻りによるロスを大幅に削減できます。

また8割程度の全体像でも、早めに多くの関係者に見せることができれば、意見や要望をもらって先に問題点をつぶすことができます。これにより設計品質を高めていけます。

2つめのポイントは、設計効率を高めること。

3次元設計の場合、設計のアウトプットとして、単純に考えてもモデルデータと図面データが必要になりますが、これらをいつも一から作っていたのでは設計者の負担は一向に減りません。そこで、勘所以外の作業はできるだけ少ない労力でできるようにする、設計の効率化への取り組みが必要になってきます。

具体的には、定型の作業はできるだけ省力化や自動化をはかる、使える既存データはとことん再利用できるようにするなどの取り組みがあげられます。

設計品質を早期に作り込む、設計効率を高める、これらの実現は3DCADを導入するだけでは成立しません。自社の業務プロセスに適した3次元設計のインフラ構築が必要になります。

3次元設計のインフラ構築のキーワード

3次元設計のインフラとは、3DCADによる3次元設計を機能させるのに必要なシステムや仕組みのことを指します。

3次元設計は、3DCADのモデルデータを正にして、知を共有してはじめて成り立つものです。3次元設計のインフラを構築する際にはこのことを念頭において、まずはじめに自社の業務プロセスにおいて、どの部分に3DCADを適用するのか目的を明確にし、次にモデルデータの入力、出力、管理をテーマに必要なものを順次組み込んで、段階的にシステムの体制を整えていく必要があります。

この3次元設計のインフラ構築において、重要なキーワードになるのが標準化です。

例えば同じ対象のモデルデータでも、自分が作るのと他人が作るのとでは見た目は同じでも、完成形に至るまでの作り方は自然とバラツキが生じるものです。しかしこのバラツキがあまりにも大きくなるとモデルデータの再利用は難しくなる傾向にあり、場合によっては再利用ができないケースも出てきます。

このバラツキの要因には次があげられます。

  • 使用する3DCADおよび環境設定の違いからくるもの。(3DCAD)
  • 形を作る方法の違いからくるもの。(モデリング手法)
  • 設計の進め方や考え方の違いからくるもの。(設計手法)

逆説的にいえば、3DCAD、モデリング手法、設計手法の標準化を軸に、3次元設計のインフラを構築していけば、モデルデータの再利用がしやすくなり、設計品質の早期作り込みや設計効率の向上も狙えるようになり、設計の生産性の向上が望めるということです。

お客様の3Dによるものづくりを全力でサポートします!!

これまで述べてきたように、3DCADによる3次元設計は、目的に適した3DCADと、実務に適した3次元設計のインフラのどちらか一方が欠けてもうまくは回りません。この2つが車の両輪のようにうまくかみ合って回ることではじめて、3DCADによる3次元設計は成功へと導かれ、3Dによるものづくりにおいて、3DCADに求める価値、期待通りのメリットが得られるようになります。

一般に3DCADの導入は、予算の範囲で目的に適したソフトやハードを選択すればよいだけですから、これらが高価であることを除けばハードルはそれほど高くありません。しかし、3次元設計のインフラの構築は

  • 効果が出るまでに時間がかかる。
  • 頭を使う。
  • 手間がかかる。
  • コストがかかる。

性質のもので、ただでさえ忙しい設計者が日々の業務と並行して行うとなるとハードルは高くなります。
とはいえ、設計インフラを構築しないことには、早い段階で3次元設計がうまく回らなくなり、停滞を繰り返すパターンにはまってしまいます。

そこで弊社では、3DCAD Inventorを導入している、または導入を検討されている設計者10名以下の中小企業様向けに、3次元設計で設計の生産性を向上させて良い製品を生み出すためのシステム作り、仕組み作り、データ作りなど、3Dによるものづくりを全力でサポートさせて頂いております。

詳しい内容については、業務案内のページをご覧ください。