[100] 『回路』観ました。 NAME:ちょき DATE:2001/02/11(Sun) 22:59:53

嫌いではないテーマを扱われると(素人が僭越ながらも)僕ならばといろいろ考えてしまい、
素直に映画に向かうことができなくなるようです(僕の場合)。
この映画で扱われている恐怖は、人間の根っこに存在するもので、情報化社会と呼ばれる現代では、特に意識されるようになったものかも?なんて思いました(僕の解釈)。皆さんはどう思いましたか?
しかし、単純なホラー映画にはしないであろうと思っていましたが、やはりそうでしたね。
僕は、もう一度観ないといけないようなひっかかりをまだ感じています。
些細なことでも、ネタを割らない方が良いと思われるので、抽象的な書き方になりました。


[100へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/02/11(Sun) 23:02:20


ここ名古屋の東宝直営館では、初日の2回目でガラガラでした。
悲しい。 頑張れ日本映画!!


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/13(Tue) 00:19:34

ちょきさん、さっそくご覧になったんですね。
うう、私も早くみたいです。
ネタを割らないでくださって、本当にありがとうございます。
こういう映画は、真っ白な状態で見たいですよね。

>ここ名古屋の東宝直営館では、初日の2回目でガラガラでした。

うーん、私も悲しい。
早く見てきて、せっせといろんなところで宣伝しなければ!(笑)。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/15(Thu) 08:01:12


『回路』は、監督自身によるノベライズ本もとても面白いんだそうです。
映画を見た後、読みたいと思っています。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/28(Wed) 17:08:43


本日『回路』見てきました。こっ…………こわいよ、黒沢監督!
ほんとに、真剣に、こんなのひとりで見ても大丈夫だろうかと思うほど怖かった。
新宿オスカーという、スクリーンのわりにだだっ広い、そのくせ椅子と椅子の
間がやたらに広いがらーんとした劇場で見たもので、しかも暖房が利いていな
かったので、寒くて寒くて、背筋がゾクゾクする2時間でした。
この映画を失敗だと言う人がいるのはなんとなく理解できましたが、
そういう構成上の瑕疵が全然気にならないほど、底冷えがするような同時代性
を感じる恐怖で、さすが黒沢清だな、と私は思いました。
私ももう1度みたいなと思っています。ノベライズも買ってしまいました(^^;)。


[100へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/03/03(Sat) 10:41:39


>この映画を失敗だと言う人がいるのはなんとなく理解できましたが
そういう方もいらっしゃるのですね。まあ、はっきり言ってわかんない映画ですよね。
もともと黒沢監督は、あまり説明しない方なので、そのためなのか、単に出来が悪いのか(笑)。
僕は、一回観ただけでは、まだよい悪いと一概に言えないのです。

僕がこの映画で興味深いと思ったのは、「コミュニケーションの不在」、「人間の孤独」
の恐怖を描いている点でした。乱暴な論理になりますが、現代人の行動(ケータイ、
メール、インターネットの普及。スケジュール帳を必死になって埋めようとする人。
オタク化する人)は、この恐怖から逃れるためと考えるとわかる気がするのです。
『CURE』の萩原聖人が怖いのは、こちらからはコミュニケーションできないのに、
向こうはこちらの心に入り込んでくることだったと考えると、黒沢監督はこういうこと
をとてもよく感じているのかなと思いました。

そんなテーマはともかく、メジャーらしい?お金がかかったであろう場面(投身自殺の
シーンはマジに驚いた!し、ラストの方の街も)もあり、十分に楽しめました。
でも、監督自身が脚本を書いていながら、ノベライズが出るということは、映画では
(メジャーの縛りで?)やりたいことができなかったということなのでしょうか?

もうひとつ。
こういう世紀末映画はもうそろそろいいんじゃないかな?とも思いました。
好きなんですけどね(笑)。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/03/03(Sat) 12:58:42


>でも、監督自身が脚本を書いていながら、ノベライズが出るということは、
>映画では(メジャーの縛りで?)やりたいことができなかったということな
>のでしょうか?

ノベライズ読みました。
やりたいことができなかった、といったレベルの問題ではないのだと思います。
「小説と映画は全然別もの」だということを監督自身が2つのメディアを使って証明したということなのだと思います。
小説が先にあってそれを元に映画化したら、絶対にあの映画は出来なかった、
ということです。
映画ではわからなかったことは、ノベライズを読めばむちゃくちゃよくわかります。
それは要するに現象の「意味」ということですよね。
でも、映画でわからなかったことがわかったからといって、あの映画が失敗だとはやっぱり思わないですね。
映画にしかできないことを『回路』という映画はやっちゃってるということです。
「映画は根本的に生理的衝撃」だと思っているんですが、ただ「怖い」と感じる
ことがそうなのではなくて、その怖さがどこから来るのかを映像できちんと解明していて、それが日常的な心理空間にまで浸み出してくるから怖いんですね。
『リング』と同工異曲の素材でありながら、『回路』の方が圧倒的に怖いです。
『リング』はやっぱり小説先にありきの映画でした。

>僕がこの映画で興味深いと思ったのは、「コミュニケーションの不在」、
>「人間の孤独」の恐怖を描いている点でした。

武田真治が映画の中で「人間は繋がってなんかないよ」というセリフを言いましたけど、
私はあのセリフに全面的に賛成です(笑)。
「コミュニケーション」って、人間観察やら信頼感やらの上に(ぎりぎり譲ってそういうことがらと同時に)成立するものなんじゃないのかな。
いきなり知らない人と「メル友」になって、たまたま感情的に同期するものがあったからといって、
それが「コミュニケーション」だと思うこと自体どこかおかしいですよね(笑)。
話せば話すほど相手との距離を感じることもままあるのが人間同士だな、と
思うこともよくあります。
ただ、黒沢監督は、どちらかというとがばっと人間を大掴みしてから次第に
細かく描くタイプの人ではなくて、とても分析的な手法で描く人だと思います。
そこが「冷たい」と感じる人には監督の映画は向かない、と言わざるを得ないかな。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/03/03(Sat) 13:17:28


>『CURE』の萩原聖人が怖いのは、こちらからはコミュニケーションできな
>いのに、向こうはこちらの心に入り込んでくることだったと考えると、
>黒沢監督はこういうことをとてもよく感じているのかなと思いました。

ストーカーと呼ばれる行為は、ほとんどがこれですよね、きっと。
ありきたりな言い方ですけど、「相手」という概念が自分の中にないんですね。
つねに「自分」にとっての認識しかできない。
話しても話しても「通じてる」感じがしない人って、日常的にも確かにいますよね。
これってまさに同時代的な恐怖だなぁ。


[100へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/03/04(Sun) 01:45:58


>「小説と映画は全然別もの」だということを監督自身が2つのメディアを使って証明したということなのだと思います。
う〜ん。なぜそんなことをする必要があるのでしょう?
映画、小説とメディアの違いで物語方が違うのは当たり前だと思うのですが。

村田さんがおっしゃるように、
>映画にしかできないことを『回路』という映画はやっちゃってるということです
という点には同感です。なので、わからないことも理解できるのなら「映画」で理解した
いと思っています。現時点では、映画『回路』が自分の中で十分に咀嚼できていない
ので、メディアの違いを楽しむのはまだ先かもしれないです。今読むとノベライズ
がサブテキストとしての位置付けになってしまう気がしてます。

>「コミュニケーション」って、人間観察やら信頼感やらの上に(ぎりぎり譲ってそういう
>ことがらと同時に)成立するものなんじゃないのかな。
 そうですね。相手を理解しようとし(理解できるとは限らなくとも)、その相手を信頼することから始まるものかもしれません。
>たまたま感情的に同期するものがあったからといって、
>それが「コミュニケーション」だと思うこと自体どこかおかしいですよね(笑)。
 こういうことが、感情的に同期できなければ、そういう人は自分にとっては理解できないものであると、排他的な考えに陥ってしまう原因のひとつなのかもなどと村田さんの文章を読ませて頂いて考えてしまいました。

>そこが「冷たい」と感じる人には監督の映画は向かない
僕は「冷たい」とは思わなかったですね。むしろ、「冷たい」と思うのは、
自分は高みにいながら見下していると感じさせるような視点でしょうか。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/03/04(Sun) 09:53:48


ちょきさんの文章を読んでると、ふだんの3倍くらいものを考えている自分に気づきます(笑)。

>こういうことが、感情的に同期できなければ、そういう人は自分にとっては
>理解できないものであると、排他的な考えに陥ってしまう原因のひとつなの
>かも

そうそう、その通りだと思います。
でも考えてみれば、10代のころというのは、相手と感情的に同期したいと
思うのは、そんなにめずらしいことではないのかもしれません。
そういう年頃だものね。
だから、「メル友」そのものをまるっきり否定するものではないんです。
ただ、ツールの特徴として「メール」はあまりにも簡便、安易なものだから、
「感情の同期」=「本音」への道筋が短すぎるのかな、と。

「理解」ということについていうと、私は、最近、相手を理解しようとあまり思わなくなりました。
理解したい、相手に近づきたいと、若い頃は切に願うような人間でしたが、
「理解」というのも、結局は自分の基準に相手を当てはめることのひとつだと。
極端に言ってしまうと、「この人とは感覚が合うな」と思っても、やっぱり
どこかしら齟齬はあるわけで、その「ちぐはぐさ」を当たり前だと思えるようになったのかな、と。

>>「小説と映画は全然別もの」だということを監督自身が2つのメディアを
>使って証明したということなのだと思います。
>う〜ん。なぜそんなことをする必要があるのでしょう?
>映画、小説とメディアの違いで物語方が違うのは当たり前だと思うのですが。

なぜそんな必要があったのかは、私にはわかりません(笑)。
ただ監督がそうしたかったんじゃないかなって、当たり前か(笑)。
「映画と小説では語り方が違うのは当たり前」なんだけれども、見る側が
映画を小説のように見るやり方というのがものすごく多いと、私は思うんです。
たとえば、その人物がどうしてそういう行為をするのか、それは彼が**であるがゆえに心の傷を負っていたからである……っていうような見方って、
とても小説に近いなあ、と。私もときどきやるんですけどね(笑)。
どうしてだかわからないけど「彼がそうした」ことが目の前にあって、
それを映像で見せられて「恐ろしい」「面白い」「めちゃくちゃ変」「涙が出そう」
と感じることって、すごいと思いませんか?
もちろんそこには、見る側の感情が動くファクターがあるんだけれども、
理路整然と説明できなくてもいいのかな、と。
言葉足らずだけど、私が映画に求めているのはそういうことなのかな、と。


[100へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/03/05(Mon) 23:09:57


>「この人とは感覚が合うな」と思っても、やっぱりどこかしら齟齬はあるわけで、
>その「ちぐはぐさ」を当たり前だと思えるようになった
 僕はそのレベルまで達していないのですが、「ちぐはぐさ」の原因である「違い」
をお互い認め合うことがコミュニケーションなのかなと思います。

>その人物がどうしてそういう行為をするのか、それは彼が**であるがゆえに
>心の傷を負っていたからである……っていうような見方って、とても小説に近い
 う〜ん。そうかー。そうかもしれない(笑)。
 え〜と、僕が考えていた物語り方の違いというのは、上記の場合において、
文章・言葉で、状況説明や人物の心情、内面を描写することができるのが小説。
言葉でなく、人物の行動、カメラワーク等によって行動、心情を描写するのが映画。
だと思ってました。もっとも、映画でも主人公のモノローグや人物同士の説明的な
会話で語っちゃう荒技もありますが(笑)。最近は字幕を出しちゃうのまで!

>それを映像で見せられて「恐ろしい」「面白い」「めちゃくちゃ変」「涙が出そう」
>と感じることって、すごいと思いませんか?
 もちろん。それも映像の力だと思います。ただ、僕の場合は、映画は映像の
積み重ねで語るものだと思っているので、あるシーンのみで感情を動かされる
ということは少ないように思います。
 人の涙にケチをつけるわけではないのですが、たとえば、ある映画を観て
「泣いた」からといってイコール「感動した映画」ということではないような
気がするのです。いわんとしていることがわかるでしょうか?
これは、日頃漠然と考えていることなのですが.イヤなことを言ってごめんなさい。

>ちょきさんの文章を読んでると、ふだんの3倍くらいものを考えている自分に気づきます(笑)。
 実は、僕もいっぱいいっぱいです(笑)。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/03/06(Tue) 12:36:48


うーん、たぶん、ちょきさんと私は、そんなに遠くないことを言っていると
思うんです(笑)。
ただ、ちょきさんの方が私より何倍も論理的なんだと思う。
私の書き方がなんともうまくないんだよな、と自分でも感じます(笑)。

>言葉でなく、人物の行動、カメラワーク等によって行動、心情を描写するの
>が映画。
>だと思ってました。

っていうのは、その通りだと思います。
その通りだと思うんですけど、「こういう風に描いてるからこういう心情を
表現しているらしい」という見方をするのはなんとなくつまらないし、
そういう既製の価値観にはどうしてもあてはまらないものが、今の世の中には
いっぱいあるじゃない?
それを、万人にわかるように映像化できたらそれはものすごいことだと思うし、
その監督は大変な才能の持ち主です。
そういう監督、そういう映画も、もちろんいっぱい存在しますね。
でも、それがあまり馴染みのない心情であればあるほど、そう感じる人の数は
少ないでしょうね。
でも、だからといって、そんなに簡単に既製のなにかに置き換えなくても
いいんじゃないか、というのがひとつあります。
でも、例えば、もう誰が見ても人物と違和感のない感情の動きを描いた、
「プロの仕事」といえる映画もまたたくさんありますよね。
それはそれで、もちろん素晴らしいと思うしとても感動します。
そして、そういう映画を見た後は気分もいいし、充実感もありますよね。
だから、それはそれでいいというのもひとつ。

>人の涙にケチをつけるわけではないのですが、たとえば、ある映画を観て
>「泣いた」からといってイコール「感動した映画」ということではないよう
>な気がするのです。いわんとしていることがわかるでしょうか?

うん、わかります。
涙というのはとくに感動しなくても、涙腺を刺激すると出ますから(笑)、
涙腺の刺激の仕方を自分でわかっていると出ますよね。
女優さんなんか、そうやって泣く人もいるんじゃないかな。
ちなみに、私は最近、映画やテレビを見て非常によく泣きます(笑)。
これは感動のせいではなくて、歳のせいだと思う(爆笑)。
私が上のちょきさんの言葉でもし、ちょっとだけ引っかかるとしたら
映画の「感動」ってなんなのかな、ということ。
泣くことは即感動ではないですよね、もちろん。
でも、心情を理解することだけが感動でもないような気がします。
例えば、『回路』の中でよろけて体勢を崩す幽霊を見た時の驚きっていうのも、
私にはものすごい感動でした。
あのシーンだけで、『回路』は映画史の水面に石を投げたと思います(笑)。
それは、シーンの奇矯さに感動する、という意味ではなくて、
そのシーンが見る側のなにか既製の概念をぶち壊した、ということ、
また、幽霊をひとつの存在として実感してしまった(要するに怖かった)
ことに感動した、という感じかな。
もちろん、すべての人がそう感じるとは思わないし、そう感じなければならない、
ということもないのは言わずもがなのことです。

って感じで、わたしもいっぱいいっぱいです(笑)。


[100へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/03/08(Thu) 00:24:25

僕ってつくづく文章表現力がないですね。ということで補足すると。
>>言葉でなく、人物の行動、カメラワーク等によって行動、心情を描写するの
>>が映画。だと思ってました。
というのは,映画の作り手が,観客に伝えたいことを映像で示すことが
映画の表現方法ではないか?という意味と思ってください。
ただ保守的な僕が思っているのは、もし奇矯な表現をするのであれば、
それにはそれなりの理由(既成の方法より最適である。映画の語り口、
ストーリー等に合っている。映像の積み重ねではわからなくとも、観客に
高揚感を与える(←塚本晋也監督の映画とか))等が必要ではないか、
理由もなく奇矯な表現をするのは違うのではないかということです。
村田さんのカキコミの『回路』の例についていえば、観客に恐怖を感じさせる
という表現では、(見たこともない演出ですが)奇矯ではないと思っています。

>>人の涙にケチをつけるわけではないのですが、たとえば、ある映画を観て
>>「泣いた」からといってイコール「感動した映画」ということではないよう
>>な気がするのです。いわんとしていることがわかるでしょうか?
うわー。我ながら、これってすごいわかりにくいですね(笑)。
前のカキコミ文章の流れからすると(自分で分析してるよ)、ある特出したシーンが
涙を流すほど「すばらしい」からといって「良い」映画ではないという意味ですね。
もちろん、ー場面をあげてそのすばらしさを感じることもないとは言えない
(というかある!)のですが、映画が映像の積み重ねで物語るモノだとしたら
(この定義自体違ってるのかも?)名場面というのは、それまでのストーリー
なり、シーンなりがあった上で成り立つものだと思うのです。
もし、そのシーンだけを持ってきても映画全体を見ていない人にとっては、
対して価値のないものになるかもしれません。
たとえは、映画のラストシーンなんかその典型ではないでしょうか?
なんでもいいのですが、そうですね『ニュー・シネマ・パラダイス』とか。

>映画の「感動」ってなんなのかな、ということ。
それと「感動」という言葉は一般的によく使われ、分かり易いと思って用いた
のですが安易な表現でした。すいません。じつは、
僕自身の感情を表現する言葉としては、「感動」という言葉を使ったことは
ない人間なので、これは誰かに聞いてみたいと思っております(笑)。
うーん。偉そうな発言だな。失礼!

>でも、心情を理解することだけが感動でもないような気がします。
心情を理解する。つまり感情移入をするということだと思うのですが、
必ずしも僕はこれを求めて映画を見てるのではないです。はい。
かなり抽象的な表現になりますが、映画に求めているのは、
「見たいと思っている映像、ストーリー」と「見たこともない映像、ストーリー」
だと思っているので、基本的には村田さんが映画に求めているものと近いもの
なのかなと思っております。

しかし、たまには突き詰めていろいろ考えるのも面白いです。僕は(笑)。
お付き合い頂きありがとうございました。


[100へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/03/08(Thu) 13:02:14


ちょきさん、こちらこそありがとうございます。
とってもわかりやすく書いてくださって、今度こそ、私なりに
ちょきさんのおっしゃっていることに近づけたような気がします。

>しかし、たまには突き詰めていろいろ考えるのも面白いです。僕は(笑)。

私も同感です(笑)。
っていうか、私の頭のリフレッシュにつき合っていただいて、
こんなにいろいろと、かみ砕いて書いてくださって、
ほんとうに感謝しています。


[100へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/03/09(Fri) 21:42:32

一方的に終わらせるような書き方になってしまい、すいませんでした。
なんだか自分の発言が、しょうもないことを言ってるように感じたのと、
人様のHPに来て、無理やり付き合わせているような気がしてしまったので、
変な書き方になってしまいました。悪気はなかったので、それだけはご理解
下さい。

前のカキコミを振り返ってみれば、僕が「感動」という言葉を使ったことが、
村田さんのおっしゃる「簡単に既製のなにかに置き換え」ることだったみたい
ですね。
結局は自分の表現でないと、真意は相手に伝わらないのかもしれませんね。
これは、映画も同じなのでしょう。


[110] きんさん、ぎんさん NAME:村田恭子 DATE:2001/03/04(Sun) 23:19:57

さっき、つけっぱなしのテレビで「きんさん・ぎんさん」(知ってるつもり)
のことをやっていたので、つい見てしまいました。
お二人は、すっかり「おばあちゃん」になってしまわれてから社会に登場した
人だから、いつもお二人一緒の福々しい笑顔しか知らなかったんだけれども、
じつは、その前に、ふたり別々の、母親として妻として女として夫や子どもと過ごした長い長い年月があり、その長さは半端じゃあなかったんだということ
を改めて感じました。
一生懸命働いて、子どもをたくさん生んで育てて、戦争体験をはじめとする
悲しい思いをいっぱいして、その末にあのちいさなアイドルとしての「おばあちゃん」の姿があったことに、いうにいわれぬ感動を覚えました。
長いこと生きている間には、イヤなことも辛いことも山ほどあっただろうし、
また逆に、ついイヤなことを夫や子どもや嫁に言ってしまったことも山ほど
あったでしょうね(笑)。
でも、人間だもの、それは当たり前のことで、むしろ、そういう身近な想像が
できることがお二人の人徳ではないか、という気がします。
お二人の姿は、あの世代の女性たちが生き抜いてきた時代の生き証人みたいな
もので、それは、私自身の祖母やその母たちに思いを馳せる手がかりのような
ものでもあったんですね。
天晴れな人生に、明るく生きる気力をもらったような気がします。


[106] 『ブラックボード』 NAME:村田恭子 DATE:2001/02/23(Fri) 10:08:31

朝から「反町・菜々子入籍」のニュースを見てました(笑)。
べつにふたりともとくに好きってわけではないんですが、
さっぱりしていてベタベタしない、フレンドリーな「友だち結婚」
って感じがいいですね。
いや、どうも私は古い人間なので、「らぶらぶ」というのが
わりと恥ずかしいんです、たとえそれが他人であっても(笑)。

昨日、『はなればなれに』を見に行って、『ブラックボード〜背負う人』の
予告編をはじめてみました。
イランの20歳の女性監督、サミラ・マフマルバフの映画なんですが
期待以上の映画の予感。公開が楽しみ。


[106へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/23(Fri) 19:29:08


で、昨日は『トラフィック』の試写会にも行って来ました。
ちゃんと感想を書くつもりですけど、これは大変面白かったです。
アカデミー賞作品賞にノミネートされてますが、
わたしの感触では『トラフィック』で決まりじゃないかな。
(あとの4本は『グラディエーター』『エリン・ブロコビッチ』
『グリーン・デスティニー』『ショコラ』)
『ショコラ』は見てないけど、たぶん『トラフィック』ほどは
面白くないだろう……って勝手に決めていいのか(笑)。
ジョニー・デップが出てるんだけど……ごめんね、ジョニー(^^;)。


[106へのレス] NAME:ちか DATE:2001/02/27(Tue) 11:22:09

ご無沙汰です。「ブラックボード」はTOKYOFilmexでみました。
彼女のデビュー作「りんご」も良かったので楽しみにしていたのですが
面白かったです。ちなみにこの<背負う人>という設定は
彼女と彼女の父(やはり映画監督)の空想の産物らしいのですが
なにか妙なリアリティがありました。ぜひ村田さんの感想が
きいてみたい映画です。


[106へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/27(Tue) 16:59:15


★ちかさん
TOKYOFilmexでご覧になったんですね、『ブラックボード』。

>ちなみにこの<背負う人>という設定は
>彼女と彼女の父(やはり映画監督)の空想の産物らしいのですが
>なにか妙なリアリティがありました。

空想の産物だったんですか。
「イラン」の現状を伝えるものとしては、とてもわかりやすい設定だと
感心していたんです(笑)。
見るのが楽しみです。
TOKYOFilmexと同時に、別会場で『ブラックボード』のメイキング・
ドキュメンタリーが上映されたそうですが、そちらもとてもよかった、と
とあるサイトで読みました。
本編と一緒に公開してくれないかしら。


[109] 映画前売り券について NAME:takoyo DATE:2001/02/27(Tue) 16:35:22

1300円に統一する動きがあります。東京ではひとつの作品で12種類ほどの前売り券が発売されることもあり映画館名の差し替えなどで年間5000万以上のお金が1300円に統一することで浮くようです。大人も子供も一律料金の前売りにする。夜6時30分以降の場合木戸料金1300円。毎週のレデイスデー、毎月1日の映画デーもあり前売券そのものの価値が下がっていますからね。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[109へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/27(Tue) 16:49:35


いま↓に書いたばかりですけど、さまざまな細かいサービスが増えてきた
おかげで、前売り券を買って映画を見ることが本当に少なくなりました。
前売り料金が1300円に統一されるのは、いまより安くなるので
観客サイドからみれば大歓迎です。
映画を巡る環境がシンプルになって、結果コストが削減されるのは
大きく見ればとてもいいことなのではないかと思います。


[109へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/27(Tue) 16:52:22


ただ、大人と子どもの料金くらいは分けてもいいのではないかと思います(笑)。
お小遣いで映画を見る子どもに大人と同じ料金を払わせるのは、ちょっと
かわいそうかな。


[108] 2001yen NAME:りでぃあ DATE:2001/02/26(Mon) 16:32:33

この春リヴァイバルされる『2001年宇宙の旅』!
前売ペア券2001円を200枚限定で発売するそうなw(゚o゚)wワオ!!
でも、なんで2001枚じゃあないのか(苦笑)


[108へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/27(Tue) 16:39:22


>前売ペア券2001円を200枚限定で発売するそうなw(゚o゚)wワオ!!
>でも、なんで2001枚じゃあないのか(苦笑)

思い切って、ペア券すべて2001円とか(笑)。
そんなことしてくれるわけないか……(^^;)。
ところで、ペア券ってふつうは2500円くらいなんでしたっけ?
考えてみたら、ふたりで行くときでもあんまり利用したことないなあ。
シネコンで見るときはカードを作ったのでいつでも前売り料金で見られるし、
ミニシアター系は水曜日のレディスデーを利用することが多いから、
前売りを買ってみることが少なくなっています。


[102] 24時間4万回の奇跡 NAME:エリソン DATE:2001/02/16(Fri) 22:34:07

というヘンなタイトルのベルギー映画を観ました。そうです、予想の通り
劇場はユーロ・スペース・・・まさにイメージどうりですが(笑)。
たまーに、CDのジャケ買いでやたらとモードっぽくて気に入って
買ったりする感じで、このタイトルにやたらと興味があって足が
向いたという感じです・・・・が、◎でした。過酷な一日の夜、疲れた
身体にムチ打って行って出合った作品。一般批評は知らないけれど、
数えるほどの少ない観客は、ホントにラッキーな方々ですね。

このブノワという監督は、ドキュメンタリー出身で、アキ・カウリスマキ
監督と作風が似ているせいか(といっても、モノ・クローム撮影という
共通点くらいだと思うけれど)比較されていろようです。
個人的な感想としては、笑い、哀しみがたくさんつまった良質の
フィルムに久しぶりに出合ったという感じですね。
アキ監督とは、映像の質感がすこし違うような気がしました。

★村田さん
『はなればなれに』もステキな作品でした。
1964年の作品だから、この頃はアンナが監督ゴダールと一番幸せ
だった時期かな・・・と思ったのは、彼女の生き生きとした表情に表れて
います。ストーリーはごくシンプルなのだけれど、ルーブルを9分43
秒で走るシーン(ネタあかしてごめんなさい)やダンスのシーンには
思わず目をみはってしまいました。


[102へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/17(Sat) 17:51:53


ネットカフェで時間切れとなりました。
自宅でまたレスを書きますね。


[102へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/18(Sun) 21:48:50


エリソンさん、レスが遅くなってごめんなさい。
『24時間4万回の奇跡』って、確か24時間で**を何回**出来るか(笑)
という設定が面白いなあ、と、チラシを見て思った映画です。
ベルギー映画、モノクロというのにちょっと心惹かれます。
『はなればなれに』の感想、ありがとうございます。

>ルーブルを9分43秒で走るシーン(ネタあかしてごめんなさい)

こういうネタはいくら明かしても全然大丈夫(笑)。
逆にまたさらに見たくなりました。近いうちに行ってきますね。


[102へのレス] NAME:エリソン DATE:2001/02/20(Tue) 07:58:09


『24時間〜』は題からうけるイメージと内容は
かなり違います。もしそれのみの作品だったら、それはそれで
いいのかも知れませんが(笑)。

シネリーブルでやっている『しあわせ』はどうでしょうか。
もうルルーシュは昔のイメージではあるけれど、
なんとなく興味をそそられて・・・でも終ってしまうかしら。
あの劇場の「展望トイレ」と無料のポップコーンも魅力ありです。


[102へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/23(Fri) 10:02:11


昨日『はなればなれに』を見てきました。
ほんとに、ゴダールの中でもかなりシンプルな映画だと思いますけど、
とてもよかったです。
なんていうか、とても豊かな感じがして、満足感が残りました。
ルルーシュは今でも映画を撮っていることそのものがなんだか
うれしいですよね。
『しあわせ』も興味があるので、もし行けたら行きたいなあ、と……。
シネリーブルの展望トイレにも入りたいし(笑)。


[105] 『アンブレイカブル』 NAME:ぐっち DATE:2001/02/22(Thu) 04:08:25

ども、おひさのぐっちです。
『アンブレイカブル』の感想読みました。すっきりと短くまとめ
てますね。そういうことできる人が羨ましいです。
私もちょうど今感想を自分とこにアップしたとこですが、異常に
長くなってしまいました(おお執筆2時間かかっちょる(汗))。

そうそう、下のほうで話題の『ギャラクシー・クエスト』。私も
この間見てきたんですが、超お奨めですね。面白いっす。
この手の映画も邦画の苦手な分野かなぁ。実のところ、コメディ
やパロディほど金をかけて作りこまないとダメなんだろうな。金
無くても脚本がしっかりしてるとか。
そのへんが邦画だと苦しい……

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[105へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/02/22(Thu) 10:53:23


パロディ映画は本当にむつかしいですね。
演劇でも人を泣かせるより、笑わせるほうがはるかにむつかしい!
っていいますものね。
元ネタがわからなくても面白い。元ネタを知っている人は、もっと楽しめる!
そうなってこそ、一級品だと思います(^-^)/
『ギャラクエ』はパンフもかなり凝っていて、思わず買ってしまいました(笑)。


[105へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/23(Fri) 09:54:35


★ぐっちさん
>『アンブレイカブル』の感想読みました。すっきりと短くまとめ
>てますね。そういうことできる人が羨ましいです。
>私もちょうど今感想を自分とこにアップしたとこですが、異常に
>長くなってしまいました(おお執筆2時間かかっちょる(汗))。

私は、2時間かかって出来上がったのが10行だった、ということが
何度もあります(笑)。
見た映画にあまりひっかかるところのないとき、なかなか調子が出なくて
「あーでもない、こーでもない」とひねくり返して削ったり消したりしてると
結局残ったのは10行だったという(笑)。
でも、書くことのあまりない映画のことを書くのも勉強のひとつだと思って(笑)、
なるべく書くようにしています。
読んでくださる方には申し訳ない話です。
みなさん、ほんとにありがとうございます<(_ _)>。

ぐっちさんの文章は、長くても、要点がきちんと書かれていて
必要な長さなので、全然長く感じません。
私はじつは、長い文章を書くことがわりと苦手なんです(性格のせいだと
思うんですけど;笑)。
だから、かえってうらやましいです。


[105へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/23(Fri) 09:56:53


★ぐっちさん、りでぃあさん
『ギャラクエ』ほんとにあちこちで好評で、とっても見たいです(笑)。
今相方と一緒に行くことを相談中。


[103] 『BROTHER』の感想読ませていただきました。 NAME:ちょき DATE:2001/02/17(Sat) 10:22:35

僕自身、北野監督の映画は、『キッズ・リターン』以来だったのですが、
はっきり言ってダメでした。なら黙っとけ!という気もしますが、お聞き流し下さい。
『キッズ〜』を観たとき、映画として上手になってきている(偉そうな物言いですいません)と
感じたものの、その後なんとなく北野映画から遠ざかっていたのですが、本作を観て、
僕がなんとなく感じたものを再確認させられたように思いました。
本作と『HANA-BI』(←遡って観た)では、考えていることを表現することと、
自己抑制して表現しないことのバランス感覚が、以前の作品と異なり、分かり易く感傷的すぎるように思うのです。
これは、もしかしたら北野監督が(年齢と共に?)変わったのでなく、僕自身が変わってしまったのかもしれませんが。
正直、有望だと思っていた監督を失ってしまったようで寂しい気がしました。

ついでに、
『HANA-BI』。個人的な好き嫌いは別にして、「癒し」に走ってもその点では、
イヤな気はしなかったんですよ。
ビートたけしが演じる主人公は従来通りで、「癒し」は、主人公の奥さんや
大杉漣演じる刑事(もうひとりの「たけし」でもあるのでしょうが)に走っていて、それはそれで良しかなと。


[103へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/17(Sat) 17:50:37


そうですか、ダメでしたか(^^;)。
いや、そういう人がいても全然不思議ではないです。

>本作と『HANA-BI』(←遡って観た)では、考えていることを表現すること>と、自己抑制して表現しないことのバランス感覚が、以前の作品と異なり、>分かり易く感傷的すぎるように思うのです。

うん、これを否定はしません。
でも、「分かりやすく感傷的」なことは、そんなにいけないことでしょうか?(笑)
…っていうのは、私自身もまた変わってきてるからいえることかもしれないんですが。
北野武というひとについて言えば、彼はもともと「感傷的」だったんじゃないかな。
『あの夏一番静かな海』も『ソナチネ』も『キッズ・リターン』もある意味で感傷的な映画だったと思います。
色んな所で彼自身が言っているように、『戦場のメリークリスマス』で映画を会得した彼は、
筋金入りのニヒリストでかつ変人の大島渚の影響をかなり受けたのだと思うし、
「感傷」をストレートに表現しない方法を直観していたのではないかと思います。
ただもともとの素地はやがては出てくるもので、何本も撮るうちにはそれが
表面に出てくるものもあるのではないか、と。
基本的に、私は彼の「感傷」を好きになったファンだと自分で思っているので、
そのことに関してはあまり抵抗がありませんでした。
あー!もっと書きたいことがあるけど、じつはまたネットカフェからなんです。
隣で相方が急かすので、思ったことがうまくかけない!(笑)
帰ったら自宅でまた補足します。


[103へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/18(Sun) 22:00:40


えっと、補足しますと書きましたが、あれからいろいろと整理してみると、
あんまり補足することもありませんでした(笑)。
『HANA-BI』は、もちろん私も嫌いな映画であるはずはなく、ただ、
北野武の映画の中では上の方には来ないかな(笑)、といった程度の
序列の問題です。
『BROTHER』では「わかりやすさ」「感傷」ともうひとつ、「日本趣味」が
強すぎることへのファンの反発も大きいようです。
でも私は、それもあまり気にならなかったし、言われているほど「日本回帰」
への欲望も感じませんでした。
彼は映画を作ることを愛しているし、楽しんでいるけれど、映画になにかを
託そうとする人ではないと思います。
まあ、私はかなりの「北野フリーク」なので、思い入れもありひいきもあり、
話半分で聞き流してくださいね(笑)。


[103へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/02/19(Mon) 00:18:01


>北野武というひとについて言えば、彼はもともと「感傷的」だったんじゃないかな。
 僕もそう思います。ただ、そういう感傷を描くゆえの作品全体を抑制する
ような演出が北野監督の個性、魅力になっていたように思うのです。
>ただもともとの素地はやがては出てくるもので、何本も撮るうちにはそれが
>表面に出てくるものもあるのではないか、と。
今回は「その表面に出てくるモノ」が、北野監督の魅力を大きく損なってしまっていた
ように感じたのです。この辺は好き嫌いの問題なのでお気にはなさらないでください。

>まあ、私はかなりの「北野フリーク」なので、
女性で北野フリークって、めずらしいのではないですか?リサーチした訳では
ありませんが?
そういえば、以前『HANA-BI』を観たという女性に感想をうかがったところ
一言「許せない」と言われた事があります(笑)。
その気持ちもとても分かるのですが、男ってああいうバカなところを女性に
容認してもらいたいと思っているのでしょうね。

>「日本趣味」が強すぎることへのファンの反発も大きいようです。
まあ、日本趣味というか、ああいう男の世界を「ヤクザの世界」でしか描けない
というところは嫌いではありますね(笑)。
なんかキツイことも書いてしまったかもしれませんが、今後ともよろしくお願い
します(笑)。


[103へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/20(Tue) 00:11:15


>女性で北野フリークって、めずらしいのではないですか?リサーチした訳で
>はありませんが?

たけしは壊滅的に女性を描けないので(笑)、女性の共感を得ることが少ない
のでしょうね、たぶん。
そういえば、北野映画のファンの女性って、私も会ったことがないような気がします。
私はたけしの映画を見るときに女性の気持ちを思いだしたことがないので(笑)、全然大丈夫だけど。
しかし、今まで意識したことがなかったんですが、たけしの映画って「男の映画」だったんだな、と、ちょきさんの書き込みを見て気づきました。
私はほんとにそこに描かれているものが「男の世界」だという意識も身構えも、
北野映画の前ではしたことがなかったんです。
あれは「私の映画」だと(笑)。

>その気持ちもとても分かるのですが、男ってああいうバカなところを女性に
>容認してもらいたいと思っているのでしょうね。

『HANA-BI』からこういう感想が出てくることは全く私の予想外だったので、
いや、ほんとに映画というのは見る人によってまったく別の横顔が見えてくる、面白いなあと思います。


[98] 渇望状態 NAME:村田恭子 DATE:2001/02/10(Sat) 22:23:10

毎週最低1本をひそかに今年の目標にしているのに(笑)、今週はついに1本
も見に行けず……。
そうこうしているうちに、明日から『回路』が始まるし、『BROTHER』と
『ユリイカ』は絶対見に行くつもりだし、ゴダールの『はなればなれに』が
始まっているし、『風花』『僕たちのアナ・バナナ』も見たいし、『星願』
『わすれな草』の香港組も忘れちゃならんし、あ〜ん、このうち、何本みら
れるかしら?(^^;)
明日は久しぶりに劇場にいって『アンブレイカブル』を見る予定。
『ハート・オブ・ウーマン』もじつは見たいんだけど……とても手が回らない
だろうなあ。

みなさん、最近どんな映画をご覧になりましたか?
ぜひお話をお聞かせください。


[98へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/02/12(Mon) 15:41:20

週に1本を目標にされている村田さん。その言葉につらされて今年になって鑑賞した作品を
次に挙げてみましょう。『背信の行方』『溺れる魚』『東京攻略』『顔』『星願』
『処刑人』『アバロン』『ビッグマウスハウス』『リトルダンサー』『ミートザペアレンツ』
『キヤストアウエイ』『ガールファイト』『ブルフ・オブ・ライフ』
『ザ・ミミリオン・ダラ−・ホテル』
『レンブラントの贈り物』『あの頃ペニーレインと』『バガ・フアンスの伝説』
『The Family Mann』の18本になります。
http://www5.jp-bbs.com/680/board.cgi?room=takoyo
で試写を見たら何か書くようにしました。村田さんの影響ですかな??
あっはっは

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[98へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/13(Tue) 00:06:35


ほんとうは、見たい映画が多くって週に1本では追いつかないのですが、なか
なか見たい映画全部は見に行く時間がなくて、最低週1くらいは見たいなあ、
と……。
takoyoさんがご覧になった映画の中で、「これはオススメ!」っていうのは
ありましたか?
takoyoさんちの映画の掲示板、ときどき覗いています。


[98へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/02/13(Tue) 09:27:13

顔・キャストアウエイ・あの頃ペーにーレインとかな
覗いたついでに教育的指導もお願いします。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[98へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/02/13(Tue) 15:21:57


『回路』も入ってないようですが、
劇場に観に行った友達が、題名どおり(苦笑)の入りじゃんこの映画!
って・・・・・『ふたりの男とひとりの女』のことですが。
『アンブレイカブル』は、あのスポットが効いてヒットしたみたいですね。
でも、『シックスセンス』に比べると?????らしいですが。

★村田さん
>毎週最低1本をひそかに今年の目標にしているのに(笑)

 わたしは、2週で1.5本を目標にしているのになぁ〜(苦笑)
 『アヴァロン』と『レッド・プラネット』を観たのが、最期だδ(⌒〜⌒ι)とほほ...


[98へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/02/14(Wed) 00:03:21

キャメロン・クロウ監督期待の新作『あの頃ペニーレインと』の原題は
『almost famous』て言うんですよね。
な、なんでこんな邦題になっちゃったの??
いや、いいんですけど...(笑)。


[98へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/02/15(Thu) 13:01:56


『あの頃ペニー・レインと』
結構いいタイトルだと思うけどな(^-^)。
原題のままでなにがなんだかの『ホワット・ライズ・ビニース』
『ミート・ザ・ペアレンツ』とかよりは(苦笑)。

ケイト・ハドソンは、ゴルディ・ホーンの娘なんですよね。
サントラがすっごくいい!っていうんで、買いたいなぁ〜っと・・へへ (^^;;


[98へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2001/02/17(Sat) 00:43:05

みなさん、ずいぶんたくさん映画をご覧になっているのですね。
観たい映画は多いけれど、手から水がこぼれおちるように、映画が終わってってしまいます。お願い!もうちょっとやってて!
今年観た映画は『プロデューサーズ』『初恋のきた道』(昨年のベスト・ワン)『ヤンヤン/夏の思い出』
『ゲット・ア・チャンス!』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『リトル・ダンサー』『若者のすべて』
そして今年のベスト・ワン『ギャラクシー・クエスト』なんかムチャクチャな嗜好だなぁ(苦笑)
目標はあくまで、月5本です。(;_;)…もっと観たい

http://www.din.or.jp/~grapes/


[98へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/02/17(Sat) 10:35:27

>『あの頃ペニー・レインと』
ペニー・レインって、ケイト・ハドソン演じる女性の名前なんですよね。
とすると、このタイトルってストレートに初恋みたいなものを振りかえってる
みたいで、僕の感覚からすると、ちょっと恥ずかしいんですよね(笑)。
>サントラがすっごくいい!
この映画もそうですし、『ザ・エージェント』も監督が音楽誌の編集をしていた
だけあって音楽の使い方は上手みたいですね。
でも、70年代の音楽はわからんなー(笑)。

☆SADAHIKOさん
>そして今年のベスト・ワン『ギャラクシー・クエスト』
いろいろご覧になっているようですが、やっぱり↑ですか。
パロディみたいなコメディは、映画館では敬遠しがちなのですが、評判いいみたいですね。


[98へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/17(Sat) 17:35:57


★SADAHIKOさん
『ギャラクシー・クエスト』、私もちょっと興味があった映画なんですけど、
やっぱり面白かったですか。
ビデオが出たらぜひ見てみます。
『若者のすべて』は三百人劇場でやっていた特集で上映されたものですよね?
あれは私も見たい映画がいくつかあったんですけど、いける日と見たい映画が
うまく合わなくて、結局いけませんでした。
『フレンチ・カンカン』とか『赤い砂漠』も見たかったんですけど、返す返すも残念です。

★ちょきさん、りでぃあさん
ペニーレインといえば、音楽ファンならビートルズを、少女漫画ファンなら
萩尾望都を思い出すんでしょうね(笑)。
ちなみに、私は校舎で、最初に萩尾さんの名前が浮かびました(^^;)。
『あのころペニーレインと』はみたいと思ってます。


[98へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/17(Sat) 17:37:18

↑「校舎」は「後者」の間違いです。なんちゅう変換をしてくれるんだか……。


[98へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/02/18(Sun) 02:14:08


『ギャラクエ』(爆)!面白かったですよぉ〜♪
久々のヒットでした。元ネタを知らなくても十分楽しめますよン。
なんたって特撮は、ILMだし(^-^)。翻訳は戸田さん!

『あの頃ペニー・レインと』は、もろ監督の自叙伝映画らしい
ですね(笑)。


[98へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2001/02/18(Sun) 11:37:36

★村田さん
『若者のすべて』三百人劇場でやってたやつです。私も他にも行きたいのが
あったのですが、場所がねー…
この作品だけは、「ヴィスコンティのオフ会」というのに誘われて、その
後押しもあったんで見に行けました。
『フレンチ・カンカン』は2月20日にNHKBSにてPM4:15よりやるそうですよ。(この映画大好きです)(^.^)

『ギャラクエ』は『サボテン・ブラザース』の発想+『スター・ウォーズ』
なみの感動でした。
『ヤング・フランケンシュタイン』なみの質と爆笑度!
好きな方がここにもいて嬉しいー(^.^) >りでぃあさん

http://www.din.or.jp/~grapes/


[98へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/18(Sun) 21:38:29


★SADAHIKOさん

>『フレンチ・カンカン』は2月20日にNHKBSにてPM4:15よりやる
>そうですよ。(この映画大好きです)(^.^)

情報、ありがとうございます! これはうれしいです。
最近、歳のせいか忘れっぽくて困っているので(笑)、
忘れないうちに、さっそくビデオチェックをしておくことにします。
昨日飲んだ友人も『ギャラクエ』が超面白かったと言ってました。
調べてみたら、まだ渋谷のシネクイントでやってますね。
うまく時間が出来たら、ぜひ見に行ってきます。


[104] お待ちしてます NAME: DATE:2001/02/17(Sat) 20:38:04

イウォークがすきなら私のサイトにいっぱいいます。
なぜなら、国内唯一イウォーク族専門サイト。

http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/8497


[101] お久しぶりです NAME:きえ DATE:2001/02/14(Wed) 00:35:44

大変ごぶさたしております。
仕事もなんとか区切りがつきまして、ようやくお邪魔しています。

村田さん『溺れる魚』の感想読ませて頂きました!
私が言うのもなんですが、実は村田さんとまったく同じ感想なんです。
しかも私の後ろの席の女性客も同じように「面白かった」と言っていたところまで(笑)
“小ネタ”をいっぱい見せられたけど、大画面だとスカスカするなーって感じでした。
興行成績もなかなかシンドイ状況のようです。ほんとにお客が入る映画を作るのって難しいです。

『アンブレイカブル』お客さん入ってましたよー でも正直“なんだかなー”って作品でした。
うまく言えませんが、力入れすぎで空回りして、こっちまで届いてこないって感じです。
期待が大きかったせいかもしれないんですけど.....。

先ほどアカデミー賞のノミネート作品が出そろいましたね。
『グリーン・デスティニー』が10部門もノミネートされていて、かなり驚いてます。
詳しくはこちらで → http://www.oscar.com/oscars_home.html


[101へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/02/14(Wed) 10:32:42


『グラディエーター』は12部門ですね。
ゴールデン・グローブ賞と、ほぼおなじか・・・?
でもこの2本しかなかったのか2000年って!(謎)

リドリー・スコット監督復活!は、うれしいんだけどね。
『ハンニバル』ちょっと楽しみ。


[101へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/15(Thu) 08:16:06


★きえさん
お世話になっております。いつもありがとうございます。
堤幸彦監督のドラマ、ことに『ケイゾク』は好きで毎回みてたんです。
(映画の方はみてないんですが。)
『溺れる魚』はまさにキャラクター勝負のドラマの延長といった感じの映画で、
それにノレる人にとっては面白かったということなんでしょうね。
窪塚洋介という男の子は、金ドラの『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』
にも出ているのを時々見ますが、ちょっと一風変わったキャラクターの持ち主ですね。
「男の子」っていう感じがしないんだけど「男の子」なんですね(笑)。

『アンブレイカブル』は『シックスセンス』に比べると評判はいまひとつのようで、ちょっと見るのが心配(笑)。
チケットを買ったので、近々見てきます。

『グリーン・デスティニー』の好評価には私も正直驚いています。
もちろん悪くはなかったですけど、そんなに評価されるほどでもなかったような……(笑)。


[101へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/15(Thu) 08:19:46


★りでぃあさん
『グラディエーター』と『グリーン・デスティニー』、どちらも娯楽時代劇で、
なんか今年のアカデミー賞はいつもと選考基準が違うのかな(笑)なんて
思っちゃいました。
昨日のめざましテレビによると、あのマイケル・ダグラス+キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
共演の『トラフィック』がめっぽう面白いといってました。
監督はこのところ好調のソダーバーグだし、ちょっと楽しみです。
(マイケル・ダグラスを見るのは暑苦しいけど;笑)


[101へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/02/17(Sat) 10:39:50


独り言めいた発言になりますが、『グリーン・デスティニー』を観て『スターウォーズ』
を連想したのは僕だけでしょうか?
でも、10部門ノミネートされても、ミッシェル・ヨーはノミネートなしか。
個人的には2000年ベスト・アクトレスなのですが(笑)。


[101へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/17(Sat) 17:19:22


>でも、10部門ノミネートされても、ミッシェル・ヨーはノミネートなしか。

アジア人にとってはまだまだ遠い道のりなんでしょうね、アカデミー賞。
いいんです、もらわなくったって。所詮アメリカ人が基準のお祭りなんだから(笑)。
↑決してふてくされてるわけじゃなくて、アジア映画ファンとしての素直な気持ち(笑)。


[99] インターネットカフェ NAME:村田恭子 DATE:2001/02/11(Sun) 17:18:11

今日は朝からいろいろと駆けずり回って、結局「アンブレイカブル」を見るのに失敗(笑)。
だって、開映30分前に行ってもお立ち見なんだもの。
でもって、そのまま帰るのはしゃくなので、初めてネットカフェなるものに足を踏み入れました。今現在体験中。
ここ、もともとはマンガ喫茶だったみたいなんですが、インターネット業も始めたところそちらの方が繁盛してる、という雰囲気。
こういう、個室になっててちょっと押し込められたような状況がじつは嫌いではないので(笑)、結構楽しんでいます。

ところで、自分のパソコン以外の環境でHPを見たことが無かったのですが、
このネットカフェのパソコンで見ると、今のデザインでは文字が幅一杯に広がって読みにくいですね。
HPのデザイン改変を考えようかしら。


[99へのレス] NAME:エリソン DATE:2001/02/11(Sun) 20:55:36


きゃー、村田さん、文字の色が違うと思ったらカフェからだったのですね。
私も一度だけ体験あり・・・海外だったのでかろうじてアルファベで打ちました。でもこのページ、デザインが見にくいとは思いませんよ。

最近のヒットは『リトル・ダンサー』と『はなればなれに』なのですが、
感想をお伝えする時間がなかなかありません。
このところ、演劇やオペラにも浮気?をしていましたが・・・演劇といえば
先月22日のマルセ太郎さんの訃報には、ショックでした。子ども劇場活動
のお手伝いをしていたころ、マルセさんの作品をはじめ、彼の生の声に
本当の芸人としての姿、そして思想にも感銘をうけました。
村田さん、話題がずれてしまいごめんなさい。


[99へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/02/12(Mon) 12:24:43

http://www.sugai-e.co.jp/doctor/chain.htm
当社では二店マンが喫茶を運営しております。最近は
マンガよりPCの方が人気あります。村田さんの出かけられた
お店の特徴等教えて下さい。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[99へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/13(Tue) 00:16:24


★エリソンさん
『はなればなれに』ご覧になったんですね。
久しぶりに、アンナ・カリーナの姿を見に、私もぜひいきたいと思っています。
ネット・カフェは待ち合わせまでの時間つぶしなどにとてもいい場所ですね。
少し不便なのは、使い慣れたパソコンのように、思った通りに漢字変換して
くれないこと(笑)。
最近は映画ばかりで、お芝居とはずいぶんご無沙汰してしまっています。
マルセ太郎さんのことはあまり詳しくないので、またぜひ教えてくださいね。

★takoyoさん
私のいったところは、主にマンガを読む席とネットをする席、ゲームをする席などに分かれていて、どの席でもまんがを読んでもいいことになっていました。
席ごとについたてのようなもので仕切られていて、隣のようすが直では見えないようになっているので、落ち着いて時間を過ごせるようになっています。
ドリンク飲み放題で1時間330円でした。


[97] トムくん、二度目の離婚 NAME:村田恭子 DATE:2001/02/07(Wed) 20:58:32

トム・クルーズとニコール・キッドマンが別居→離婚確実なんだそうですね。
「お互いに忙しくすれ違いが続いたため」って、そんなこと、スターだったら
初めからわかってたことじゃないのかな?(笑)
たぶん夫婦の形は一組一組ちがうから、一生すれ違いでも夫婦でいられるカップルもあると思う。そういう人はとってもクールな人なんだろうなあ。
夫婦愛というよりは、「友情」みたいな感じなんでしょうか?
ちなみに、なにか、ふたりで一緒に力を合わせてやることがあると、夫婦って
壊れる確率が少ないような気がします(壊れてるヒマというか、余裕がないい;笑)。
とかいいつつ、自分のことはよくわからないんですけどね(笑)。


[97へのレス] NAME:エリソン DATE:2001/02/09(Fri) 00:25:59


「どうぞお好きなように・・・」と思ってしまいますが。
『アイズ・ワイド・シャット』でエネルギーを使い果たしたのかしら・・・。
「一生すれ違いでも夫婦でいられるカップル」ってまるで私と夫の様
ですが一生つずけるのには、かなりの覚悟が必要でしょうね。
立ち入った話題は失礼かもしれないけれど、村田さんのところは
「ふたりで一緒に力を合わせてやるタイプ」ですか?


[97へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/09(Fri) 17:48:11


>村田さんのところは「ふたりで一緒に力を合わせてやるタイプ」ですか?

うーん、「よくわからない」というのが本音かも(笑)。
幸いにも、というか、「ふたりで力を合わせて乗り切る」ような出来事に
まだ遭遇していないという感じがします。
子どもがいれば、子どもの教育方針で意見が違ったりケンカをしたり、と
いうことも出てくるのでしょうが、なにせ、ふたりでこの上なく気楽な生活を
送っているので(笑)、ケンカをするタネもほとんどありません。
でもまあ、私が気まずい空気に極端に耐えられない人間なので、ケンカしても
長くは続かないかも(笑)。
一生すれ違いでも夫婦でいられるカップルというのは、ある意味で、とても
人間同士としての絆が強いのではないかという気がします。


[96] おはようございます。 NAME:村田恭子 DATE:2001/02/06(Tue) 08:41:53

うわ、金曜日からここへきてなかった(^^;)。
ちょっと突然忙しくなって、ご無沙汰していました(笑)。
まだ当分バタバタすると思いますが、見た映画の更新は
なるべく密にしたいと思いますので、みなさん、お見限りなく
よろしくお願いいたします。

『ユリイカ』も『BROTHER』もまだ見てない……くそぉ(^^;)。


[95] プルフ・オブ・ライフ NAME:takoyo DATE:2001/02/02(Fri) 17:54:44

メグ・ライアン、ラッセル・クロウ競演による話題作です。
南米を舞台にしています。切ない恋の物語でもあります。
国際的な人質事件の際にプロの交渉人として腕を振るう
役どころをラッセル・クロウが渋い演技で見せてくれます。
誘拐事件が勃発して身代金の要求があって犯人側との折衝をする
という辺りが通常のサスペンス映画の常道なのですが<プルーフ・
オブ・ライフ>では身代金を支払う会社が倒産の憂き目にあって
身売りしてしまい、さあ大変なのであります。ダムの工事現場を取りしきる実直な技師はそうした会社の思惑も知らず誘拐事件に巻き込まれ、技師の妻を演ずるメグ・ライアンの懸命な依頼によって
物語は(プロの交渉人の使命である、命をかけて人質を守る。依頼人と決して恋に落ちないこと)を軸に展開します。
派手さはありませんがじっくりと見る側に迫ってくる映画です。
金持ち大国として新聞紙上をにぎわす日本人誘拐事件の一端を
彷彿させてもくれる映画でした。



http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[95へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/02(Fri) 22:19:31


なんだか面白そうですね。
この映画、ラッセル・クロウとメグ・ライアンの恋愛スキャンダルの陰に
隠れてしまった形ですが(笑)、もともとラッセル・クロウは好きですし、
見に行きたいなあ。


[93] ゴミにする前に…… NAME:ぐっち DATE:2001/01/31(Wed) 16:54:47

ヤフオク出品ですよ、ヤフオク(^^;

まぁ、暇じゃないとなかなか迅速な対応ができません
し、村田さんには難しいかもしれませんが……

オークションにはまってるぐっちでした(^^;

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[93へのレス] NAME:ぐっち DATE:2001/01/31(Wed) 17:00:17

黒電話、けっこう出品されてましたよ。かなりレトロなタイプなら
落札者もついてました。
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=%B9%F5%C5%C5%CF%C3&alocale=0jp&acc=jp
参照。

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[93へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/31(Wed) 18:06:29


LPレコードもついでにYahoo!へどうですか(笑)。
http://search.auctions.yahoo.co.jp/search/auc?p=LP%A5%EC%A5%B3%A1%BC%A5%C9&alocale=0jp&acc=jp

わたしも、先日大掃除した時に、ご近所の古本屋さんへ持っていったら
二束三文でした(;_;)。。。


[93へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/01(Thu) 00:09:35


★ぐっちさん、りでぃあさん
アイディアをくださってありがとうございます。
Yahoo!オークションは、絶版マンガ本を探しに行ったことが何回かあります(笑)。
じつは暇も興味もあるんです(相方が何度か落札したのを見てたし)。
でも、売る方に回ることはそういえば考えたことなかったなあ。
黒電話にあんなにいろいろ型式があるとは知りませんでした(笑)。
うちのはフツーの普及版だから、入札者がつかないんじゃないかな。
LPも、マニアが飛びつくようなレアなものはひとつも持ってないですけど、
試しに1枚、出してみようかしら?
ちょっといろいろ研究してみます。
古本屋さんは、ほんとに二束三文ですね。この間、ハードカバーの単行本を
20冊あまり売りに行ったら、1冊50円くらいでした(^^;)。


[93へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/02/01(Thu) 23:51:30


古本の有効活用といった意味では、図書館に寄付するという手もあります。
どうせ古本屋に持っていってもお金にはならないですからね(笑)。


[93へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/02(Fri) 22:16:35


★ちょきさん
あぁ、その手がありましたね。一番有効な嫁ぎ先かも(笑)。
今度はぜひ図書館へ持っていってみます。
「こんな本、いりません」っていわれたら困るなあ(^^;)。


[94] 予告編など NAME:村田恭子 DATE:2001/02/01(Thu) 00:47:31

昨日、久しぶりに銀座シャンテシネにいって『ベニスで恋して』を見たんですが、
イタリアっぽいアバウトさがけっこう気に入りました(笑)。
そのあと『溺れる魚』の試写に行きました。感想は後日。

いくつか予告編のことなど。
アン・リー監督『楽園をください』って、タイトルだけみると『憂鬱な楽園』
とか『恋する惑星』とかの中国圏アートムービーをちょっと彷彿とさせるけど、
全然違って、南北戦争のけっこうハードな話みたいです。
でも出てるのが、トビー・マグワイア、スキート・ウールリッチ、ジョナサン・
リース・マイヤーズとくれば、アイドル映画みたいじゃん(笑)。
ちょっと見たいかも(^^;)。
『見出された時』は原作(『失われた時を求めて』)最後まで読んでないけど、
予告編の中のジョン・マルコヴィッチが色っぽかったので、すごく見たい(笑)。
でも、2時間43分。長い。
文芸ものはどうして長尺になるのか。だれかその謎を解き明かしてくだされ。


[90] リトルダンサーにめろめろです NAME:さなえ DATE:2001/01/30(Tue) 00:08:41

こんばんは。
「リトル・ダンサー」のレビューを拝見しました。
私はすっかりこの映画に魅了されてしまったので(笑)、
読みながらまた感動がぶりかえして来て、じ〜んときてしまいました。
父と兄のとらわれている炭坑夫としての生き方があるからこそ、
ビリー少年のバレエへの想いが、軽やかに(でも決して明るいだけでは
なくて)いっそうひきたつのだなぁ、と改めて思いました。
ところでこの映画、字幕翻訳が戸田奈津子さんなんですよね。
私はちょっと意外な感じがしたんですけど、(戸田さんはもっと
大型な映画の人というイメージなので)いかがでしたでしょうか?

http://homepage1.nifty.com/sasha/


[90へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/30(Tue) 17:59:13

http://www.herald.co.jp/movies/little-dancer/index.htmlhttp://www.excite.co.jp/event/tokyo/
健気な男の子がバレリーナ−を夢見て引き起こす物語では
家族や社会との様々なかかわりを見る側に問いかけて来ました
秀作だと思います。戸田さんって素敵な女性だと思います。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[90へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/30(Tue) 18:01:55

http://www.herald.co.jp/
でした。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[90へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/30(Tue) 23:25:29


★さなえさん
日記を拝読してきました。どうやら、私もさなえさんと同じ日に『リトル・ダンサー』の試写を見たようです。ビリー少年のダンスへの情熱に、思わず胸キュンになりました(笑)。ほんとにいい映画でしたね。
炭坑のストのようすなど、子どもの目線で描かれているので、さらっとしているのですが、さりげなく、きちんと、ビリーが身を置く社会の背景や父・兄の心情を表現していました。コミュニティの描き方が秀逸ですね。
字幕の話、たしかに、戸田さんはハリウッド中心という印象がありますね。
これはちょっと聞いた話なのですが、微妙な心情を表現するセリフが多い映画は日本語訳がむずかしいので、やはり戸田さんに白羽の矢が立つことがよくあるのだそうです。『リトル・ダンサー』などは、まさにそういう映画ですから、戸田さんに話がいったのではないでしょうか?

戸田さんの字幕翻訳の苦労話が載っていました。↓
http://www.herald.co.jp/ichigoichiei/vol_2/index.html
1行の字幕でセリフのニュアンスを表現することの大変さがよくわかります。


[90へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/31(Wed) 20:54:14

ガールファイト
つい最近、男の子がバレリーナーを目指す<リトル・ダンサー>
が公開されました。<ガールファイト>は思春期の女子高校生が
ボクサーを目指す燃える映画です。
 http://www.girlfight-movie.com/
闘い始めた少女は迷うことなく女ボクサーとしてたくましく変身していきます。父子家庭に育ち兄のい
る<リトルダンサー>の少年。父子家庭で弟のいる<ガールファイト>。似た環境に育った主人公
のいき様を見ていて感ずるのは家族の絆の大切さです。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[90へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/02/01(Thu) 00:23:23


★takoyoさん
『ガールファイト』の監督、お父さんが日本人なんですね。
エグゼクティブ・プロデューサーがジョン・セイルズ。
サンダンス映画祭から出てきたアメリカン・インディーズ。
なんだかとても興味があります。公開されたらぜひみたいです。
でも、『ガールファイト』の公式サイト、ちょっと読みにくいですね。
黄色い背景に黄色の文字が重なってる部分があるんです。
せっかくのHPだから、もう少し注意深くつくってほしいですよね……。


[92] 香港映画>星願 NAME:takoyo DATE:2001/01/30(Tue) 23:20:45

アメリカ映画に天国から来たチャンピオンと言う作品がありました。日時を限って天国から舞い戻って
来る話です。ゴ−ストにも通じそう。
http://www.seigan.org/
星願>は香港映画です。全アジアの女性達を涙させたと云う触れ込み通り徹底した純愛ドラマでした。
視力と言葉を失いながら常に前向きにいきる青年と見習い看護婦との交流を軸にした悪人が一人として
出てこない映画です。サキソフォーンの音色に私もしびれました。心優しい女性はきっと涙するに違い
ありません。心清くありたいものです。自戒を込めて。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[92へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/30(Tue) 23:30:24


takoyoさん、お久しぶりです(笑)。
『星願』、東京ではいよいよ公開になりました。最近はあんまり大ヒットする
香港映画が出ていないので、ぜひヒットしてほしいな、と一香港ファンとして
期待しています。
セシリア・チャンの清純な美しさは、本当に心洗われるようです。


[87] ゴールデン・グローブ賞 NAME:りでぃあ DATE:2001/01/22(Mon) 17:29:12

第58回ゴールデン・グローブ賞の受賞結果が出ましたね。
今年は、ノミネートの時点で、バラけてるなぁという印象が
強かったですが、結果もそうなってしまいましたね。
コレ!っていう作品がなかったのかな・・・
ゴールデン・グローブ賞は、アカデミー賞前哨戦と言われて
ますが、どうなることやら・・・。
この結果で、日本では『グリーン・ディスティニー』の再上映
が決まったみたいです。

◇ドラマ部門
◆最優秀作品賞
『グラディエーター』リドリー・スコット監督
◆最優秀主演女優賞
ジュリア・ロバーツ『エリン・ブロコビッチ』
◆最優秀主演男優賞
トム・ハンクス『キャスト・アウェイ』

◇ミュージカル/コメディ部門
◆最優秀作品賞
『オールモスト・フェイマス』キャメロン・クロウ監督
◆最優秀主演女優賞
レニー・セルウィガー『ナース・ベティ』
◆最優秀主演男優賞
ジョージ・クルーニー『オー・ブラザー・ホエア・アート・ダウ』

*****
◆最優秀外国映画賞
『グリーン・ディスティニー』アン・リー監督
◆最優秀助演女優賞
ケイト・ハドソン『オールモスト・フェイマス』
◆最優秀助演男優賞
ベニチオ・デル・トーロ『トラフィック』

◆最優秀監督賞
アン・リー『グリーン・ディスティニー』
◆最優秀脚本賞
スティーブン・ギャガン『トラフィック』

◆最優秀作曲賞
ハンス・ジマー、リサ・ゲラード『グラディエーター』
◆最優秀主題歌賞
Things have changed『ワンダー・ボーイズ』


[87へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/23(Tue) 00:10:24


まだ日本にきてない映画は見てみないとわかりませんが、ドラマ部門の作品賞が『グラディエーター』ってのは、確かにちょっと寂しいですね(^^;)。
そういえば、『ワンダー・ボーイズ』って面白かったんだけど、途中腹痛で15分抜けちゃったので、感想書いてないんです。ビデオが出たら、もう1度ちゃんと見なくちゃ。
『グリーン・デスティニー』も、もちろん、悪くはなかったですけど、最優秀監督賞をもらうほど素晴らしい!って映画でもなかったなあ(笑)。
ジョージ・クルーニーで思い出しましたが、『スリー・キングス』をDVDで見たら、かなりおもしろかったです。最近彼は、なんだかとてもいいですね。『オー・ブラザー・ホエア・アート・ダウ』ってどんな映画なんでしょう?


[87へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/30(Tue) 23:23:20

http://www.uipjapan.com/castaway/index.htm
トムハンクス主演です。何も言う事はありません。
名演技でした。無人島に漂流して4年の年月を経てしまう
事を物語るのは撮影中に25キロの体重を落として挑んだ
迫真の演技に尽きます。いきていく事の難しさに負けずに
絶望と孤立さえも見方に引き付ける様子に接しながら
映画鑑賞していたらあっという間にエンデイングに
向って本当に人間にとって大事なものの意味が
解ってくる本年度もまたトムハンクスに主演男優賞が
いってもしょうがおまへんな〜あでした。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[91] 試写の現場から<処刑人> NAME:takoyo DATE:2001/01/30(Tue) 17:54:30

題名の示す通り悪を懲らしめる物語。イタリア&ロシアの
マフイアの壮絶なる戦い振りは、どこか話題を呼んだ
バトルロワイヤルを彷彿させてくれた大人バージョンの
趣がした。
http://www.movienet.co.jp/syokeininn/
今の世の中、間違っていると思いませんかと問い掛ける
映画であり答えは{そうだよな〜あ}と思いつつこの
映画かなりやばいっすよ。法で裁けぬ悪人どもに、死の
制裁を加える=必殺仕置き人の世界そのものでした。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[86] 『カリスマ』の感想を書くつもりが... NAME:ちょき DATE:2001/01/21(Sun) 01:08:53

今日は、この冬はじめて道路にまで積雪しました。
ということで、『カリスマ』でも借りて家でおとなしくと思っていたら、
本屋で北村薫の「リセット」を見つけてしまい予定変更!(めずらしく)読書の日
となりました。
このシリーズは「あっ」と驚かせる仕掛けはないものの、やっぱり良いですね。この作家さんは、村田さんもお好きでしたよね。
しかし郊外の本屋に多いのですが、この作家の本を女流作家の棚に置くのは
如何なものか?(笑)


[86へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/21(Sun) 22:41:24


>しかし郊外の本屋に多いのですが、この作家の本を女流作家の棚に置くのは
>如何なものか?(笑)

覆面を外したら、温厚で優しそうなおじさんだった……のがわかったのは、もうずっと以前のことですものね。でも、確かにいまだに女流の棚においている書店を、私も見かけたことがあります。
『リセット』は私も読むつもりですので、感想をぜひお聞かせください。

『フリッカー、あるいは映画の魔』をやっと読み始めました。映画全盛期の頃のアメリカの空気が伝わってきて、面白くてわくわくしながら読んでます。
昨日書店で逢坂剛の新作『牙をむく都会』を見つけて購入し、冒頭をちょろっと読むと、これがまた映画の話で、B級西部劇のウンチクが面白くてやめられなくなってしまいました(小説としてはとりわけ面白いというわけではないのですが;笑)。結局、今2本立てで読んでます。これをやるから、なかなか読み終わらないんですよね(^^;;)。


[86へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/28(Sun) 01:04:25


北村薫さんの小説は、過剰な書きこみがないため、会話、道具立て、センテンスの
ひとつまでが、とても印象に残ります。また作風も、やさしさが大きな柱となって
いながら、大甘になるのでなく、厳しさ、残酷さも表現している所が好みですね。
『リセット』も「しし座流星群」「啄木かるた」「飛行艇」などの道具立てが
よかったです(他にもありますが)。
ちなみに、北村薫の個人的なベストは『夜の蝉』ですね。

>確かにいまだに女流の棚においている書店を、私も見かけたことがあります。
まあ、栗本さん、高村さんちの薫さんも女性ですから(笑)。

そうそう、『ターン』は映画化されるらしいですよ。


[86へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/29(Mon) 20:54:18


どんな話だったか忘れていたので(^^;)、『夜の蝉』再読してみました。
女同士の微妙な関係は、姉妹のみならず、親子の間にもあるなあ……なんて
思いながら読みました。
北村薫の小説は、「優しくないこと」に対してとても厳しいんですよね。
読みながら、胸がチクチクと痛むことがあります。

>そうそう、『ターン』は映画化されるらしいですよ。

それは楽しみですね。ああいう話だから、「ロミオとジュリエット」のよう
な、純度の高い恋愛映画になりうる可能性はありますね。
時間・空間がとても限られた話だから、どのように工夫して構成するのか、
ぜひ注目したいです。


[86へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/29(Mon) 23:40:32


>女同士の微妙な関係は、姉妹のみならず、親子の間にもあるなあ……
男である僕は、兄弟に置き換えてなんとなく共感してしまいました。
友人、知人ではなく、最も近い家族(兄弟)だから言えること言えないこと。
こういう複雑な感情(良い感情も悪い感情も)、痛いほどわかりますね。

>「優しくないこと」に対してとても厳しいんですよね。
 あっ、すごい。そう、その通りです。とても適切な表現だと思います。

個人的に、北村薫の小説は映像にし難いと思っていたので、映画化は不安半分、
期待半分で待っていようと思っています。


[89] 再び『ユリイカ』 NAME:村田恭子 DATE:2001/01/26(Fri) 11:56:35

うーん、明日からまた次々と見たい映画が封切りで、困っています(笑)。
感想の方もどんどんたまりつつあり、見た映画の全ての感想を書くという
目標は、早くも頓挫しそう。

ところで、『ユリイカ』は長尺、高価格の壁をはねのけて大ヒットの模様。
上映館はテアトル新宿ですが、カンヌ映画祭の冠の力か、青山真治の名前が
どっちかというとユーロスペースのような渋谷単館系の匂いがするからなの
か、若い観客を動員できているようですね。
まあ、でもそれはとてもいいことです。
毎朝10時にその日の毎回分の整理券を出しているそうですので、
見に行かれる方はご注意なさった方がいいかもしれません。
水曜日は混んでるんだろうなあ……でも早くみたいという気持ちもあり。


[89へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/27(Sat) 23:02:22

↑と書いたけど、別サイトの書き込みによると、平日の最終回でもガラガラ状態で、ヒットしてない模様との情報を見つけました(笑)。
どうも、混んでるのは水曜日だったからのようです。


[89へのレス] NAME:エリソン DATE:2001/01/28(Sun) 22:03:53


そうなんですか・・・。やはり水曜日ですかぁ、それでも1500円だと
行きたいけれど、時間的余裕がある日がまるでないので行けるかどうか?
でも、もしユーロでやっていたとしたらはたしていくらだったのかしら。

このところ、精神的にも肉体的にも忙しすぎて(へんな表現ですね)映画
から少し遠ざかっていますが、このページを見るとホッとします。
「去年のベスト」落ち着いたら送りますね。


[89へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/29(Mon) 20:34:43


私も、水曜日って限定してしまうと、なかなかうまく都合が合わなかったりするので、普通の日に前売りチケットを買っていくかもしれません(^^;)。

>このページを見るとホッとします。

そういっていただけると、ほんとにうれしいです(^^)。
「去年のベスト」、楽しみにお待ちしていますね。
ほかの方も、ぜひお寄せください。


[78] オバキョンのベスト10 NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 00:57:34

去年の私的ベストテンを「うたかたの日々」にアップしましたので、
よかったら見てってください。
私が見てない映画をたくさんご覧になってる方もいらっしゃると思いますので、
よろしければみなさんのベスト10も教えてください。
掲示板でもいいし、メールでもけっこうです。
何人分か集まったら、HP内にコーナーを作ってアップしたいと思います。

10時からの野島伸司脚本、タッキー+深キョン主演の金曜ドラマを
見たんですが、その直後から相方が「オバキョン」としきりにいって
いるので、誰のことかと思ったら、私のことみたいです(笑)。
まあ、確かにその通りなんですけどね。


[78へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/20(Sat) 00:07:54


恥ずかしながら、僕のベストも投稿させて頂こうと思います(ホント恥ずかしい)。
鑑賞本数が少なく10本選べませんでしたが、何かの参考(何の?)になれば
幸いです。よろしくお願いします。


[78へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/20(Sat) 00:13:30


「オバキョン(失礼!)」のベスト1『カリスマ』は、難解そうだったので敬遠
してしまったのですが、今度ビデオで観てみようかな。


[78へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/21(Sun) 00:10:04


ちょきさん、「2000年ベスト」の投稿、受け取りました。ありがとうございました。なるべく近いうちに、アップさせていただきますね。
ほかの方々も、ぜひご投稿ください。原則として、2000年に公開された新作ならば、劇場公開でもイベント公開でも、本編でも予告編でもOKということにします(私もリバイバルだった『浮き雲』は外すことにしました)。
個性的なベスト10をお待ちしています。


[78へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/21(Sun) 00:15:08


『カリスマ』は、私は難解だとは思いませんでしたが、黒沢清の映画は見る側の好き嫌いがはっきり分かれるものが多いと思いますので、積極的には勧めません(笑)。
もし気が向いたら、ご覧になってみてください。サイコホラーが苦手でなければ、『CURE』あたりは入りやすいかもしれません。


[78へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/28(Sun) 01:13:16


『CURE』は観ました。理解力のない僕でも、これはサイコホラーの傑作だと思います。『カリスマ』は、木やそれを巡る人々がいろんなもののメタファーと
なっていそうで、僕にはそれらが理解できなさそうと思ったのです(笑)。
黒沢監督の次回作『回路』は、メジャーでの登板ということで、
とても期待しています。


[78へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/28(Sun) 11:23:21


『回路』は2月10日公開のようです。私も超楽しみにしています。
試写を見て「今回は失敗作」なんて言ってる人もありますが、全然気にしない(笑)。
たけしの『Brother』も公開されたし、見たい邦画が目白押しです。


[88] 長嶋一茂! NAME:ぐっち DATE:2001/01/23(Tue) 15:00:32

わざわざ別発言にしました(^^;

朝の連ドラの一茂ね、これほんとうにいいっすよ。や、俺も観て
るわけじゃなくて、偶然チラリと、なんですけど。

なにがいいって、時代劇の役者をやってるとき、これが似合うわ
けよ。あんなにマゲの鬘が似合う俳優さんは久しぶりです。それ
に和服も似合ってるの。

基本的にさ、昔の時代劇のスターって顔デカイでしょ。それじゃ
ないと、マゲって似合わないんだよね。
それと体型。肩幅ががっちりしてて、短足(これは全体的な身長
に比してだけど)ってのも着物にぴったり。
武士ってのは、ガタイ良かったそうです。日本刀って鉄の棍棒み
たいなもんで、えらく重いから、実際の達人みたいな人は、腕も
太くて体格もいいらしい。
一茂って身長はデカ過ぎるけど、恐ろしく時代劇向きなんだと看
破しました。演技がどうとは言わないけども(^^;

つうわけで、時代劇に一茂を!

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[88へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/23(Tue) 15:30:44


そっか〜、一茂が時代劇に……。いや、そのことを看破したNHKのプロデューサーはすごいですね。だって、これまでだれもそのことに気づかなかったんだもの。明日、忘れなければ『オードリー』を見てみます。
時代劇は、様式の世界ですから、見た目やガタイが大事なんですよね、意外に。演技もそれはうまい方がいいけど(笑)、動きやセリフまわしにもある種の型があるから、繊細な演技ができるよりは、やっぱり見た目の方が重要かも。
『五条霊戦記』の浅野忠信と永瀬敏行の「か細さ」にがっかりした身としては、一茂に期待したいですね。彼、野球評論家やめて専念した方がいいんじゃないの?(笑)


[88へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/23(Tue) 15:33:07


↑永瀬正敏のまちがい(^^;)。


[88へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/24(Wed) 21:15:28


今朝『オードリー』見ました。朝ドラをちゃんと見たの、15年ぶりくらいかもしれません(笑)。
ジュリーも長嶋一茂も出てました。ただ、一茂はもう大京映画を飛び出してしまったという設定でしたので、時代劇役者のシーンは当分見られないかも。
でも、現代劇の場面でも、一茂は存在感がありました。想像した以上でした。芝居は下手なんだけど(笑)、なにかこう、テレビをはみ出してくるものがありますね。なんだろう、あれは。役に自分を当てはめようとしてないんでしょうね、たぶん。そこがいいんだと思う。
それと、今日の15分を見ただけで、『オードリー』がどういう話なのか、人間関係がどうなっているのかがほとんどわかるという「作り」に感動しました。これは、ほんとにすごいことだと思う。


[88へのレス] NAME:熱帯青年 DATE:2001/01/24(Wed) 21:38:35

「オードリー」で、大京映画の社長を演じている國村隼は、チョウ・ユンファ
と『ハード・ボイルド』でオープニングの狂気のマシンガン男で対決していましたね。昨日、渋谷の外資系レコード店でこのDVDがありましたが、中野ブロードウェイより1,500円高かったです。


[88へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/24(Wed) 22:26:59


國村隼って、いい味がありますよね。でも『ハード・ボイルド』に出てたのは覚えてませんでした(^^;)。
ユンファといえば、『NYPD15分署』をビデオで見ました。最近見たポリスものの中では出色だと思いました。無駄がなくてテンポがよくて、なおかつジョン・ウーがハリウッドで撮ってる映画よりはるかに男臭い(笑)。ユンファのちょっと屈折した役柄もいいけど、マーク・ウォルバーグもすごくよくて。
どうして香港映画ファンはこの映画の良さをもっとPRしないんでしょう……私が知らないだけかな?(笑)


[81] ついにリンクを NAME:さなえ DATE:2001/01/17(Wed) 23:54:40

こんにちは。お久しぶりです。
先日、長いこと続けていたHPをバッサリ捨てて、Wednesdayという映画系サイトを立ち上げました。そこから、リンクを貼らせていただいたのですが、事後ながら、ご報告におうかがいしました〜。
URLを入れておきましたので、お手すきの時にでも、ご確認いただければと思います。

2000年のベスト……私は案外「ストレイト・ストーリー」が1番だったかなぁ、などと思っているのですが……。でも、初めてスクリーンで見た溝口健二作品の、モノクロの美しさにも一票入れたいです。

ちなみに、期待はずれベスト5は、「五条霊戦記」「ザ・ビーチ」「MONDAY」「マグノリア」「Go!Go!L.A.」でした。

http://homepage1.nifty.com/sasha/


[81へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/18(Thu) 20:30:37


こちらこそ、お久しぶりです。
新しいサイトを立ち上げられたんですね〜。
リンク、ありがとうございました。こちらからもリンクを貼らせていただき
ましたので、ご確認くださいませ。
さなえさんとは映画の趣味が微妙に重なっているな、って感じることが多いです。
これからも感想を楽しみに読ませていただきますね。
溝口といえば―――『雨月物語』が去年の末にBSで放映されたのを
ビデオチャックしました。まだ見てませんが、近々見るつもりです。
『ストレイト・ストーリー』はビデオが出たときに再見しましたが、
やっぱりいいですね……リチャード・ファーンズワースさんの死が
残念です。


[81へのレス] NAME:さなえ DATE:2001/01/23(Tue) 21:03:55

こんにちは。
相互リンクしていただいて、どうもありがとうございます!
ちょっと体調を崩したりで、お礼が遅くなってしまいました。すみません。
趣味の重なっているところ・・・は、フルーツ・チャンあたりですよね。
「ドリアン・ドリアン」も、ものすごく楽しみにしてるんですよ。
あ、あと、ジョニーもですね☆
今は公開時に行きそびれてしまった「ナインス・ゲート」が見てみたくて、うずうずしています。ポランスキーは1つしか見ていないけれど、かなり好きな感じでした。
溝口健二も、「西鶴一代女」など、できればスクリーンで見たいと思ってます・・・
「雨月物語」は、3月にレイトでも掛かるらしいです。探せば古いのでも意外にやってるんですね。


[81へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/24(Wed) 21:04:21


『ナインス・ゲート』は、ヨーロッパの街並みが、独特の謎めいた雰囲気を醸し出していて、ステキです。
また、その風景にジョニーがとけ込んでいるのが……かれはヨーロッパが最も似合うアメリカ人かも(笑)。ぜひご覧ください。


[85] ジュリー! NAME:村田恭子 DATE:2001/01/21(Sun) 00:31:20

さっきテレビに沢田研二が出てました。
太ってしまって、ある意味では見る影もないのですが(笑)、あの人独特の
オーラは衰えてないんですね。
色あせた感じがしない、というのは、すごいことです。
そういえば、新文芸坐で23日(火)にリバイバルされる長谷川和彦監督の
『太陽を盗んだ男』はジュリー主演だったなあ。
実はこの映画、見てないので(^^;)この機会に見に行くべきか……と
思ってたところでした。
ところで、長谷川和彦っていまどうしてるか、誰か知ってる?

鈴木清順の3部作『ツィゴイネルワイゼン』『陽炎座』『夢二』も
今年「シネセゾン渋谷」でリバイバルされますけど、こちらもジュリー主演の『夢二』だけ見てないので、観にいこうと思ってます。


[85へのレス] NAME:スキッパー DATE:2001/01/21(Sun) 23:32:21

長谷川和彦監督について…知ってるわけじゃないです(笑)
ジュリーが出てたのは「love love 〜」ですね。
私も観ました。ついでにいうと、先日の「ミュージック・フェア」も…(^-^;)
母親が「ジュリー出てるよー!」と大声で呼んでくれたもんですから。
いや、最近私が「全盛期のジュリー(の映像)が見たいな〜」と
さかんに言ってたからなんですけどね。
ジュリーの全盛期の頃、私は小学生でしたがやっぱり多少なりとも
ときめいたもんです。
『勝手にしやがれ』なんて、私の歌謡曲オールタイムベストかも(笑)
わが愛しのみっちーも、ジュリーにはかなり影響受けてるみたいです。
『太陽を盗んだ男』は、以前深夜TVで放送されていて、ホンットに
たまたまチャンネルを合わせて、なんとなく見てるうちに
どんどん引き込まれて、結局最後まで見てしまったという
思い出深い(?)作品です。終わったの4時半くらいだったなぁ(^-^;)
これは現代でも十分通じる題材でしたし、得体の知れない怖さと
えも言われぬ色気のある作品で…とにかく非常に面白かったです。
今、あの主人公を演じられる俳優っているのかなぁ…。


[85へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/22(Mon) 00:01:48


全盛期のジュリーは、それはそれは美しかった!(笑)
ザ・ダイガースっていう「グループサウンズ」(と呼ばれた、ビートルズの真似っこをしたバンドが雨後の竹の子のようにいっぱい日本に存在した時代があるんです)のボーカルだった頃には、コンサートで失神する女の子が続出して問題になりました(笑)。
ジュリーは、いまの、例えばジャニーズ系の男の子たちのような健康的な明るさではなくて、隠れてひっそりと見ていたい、どこか隠微な妖しさを持っていました。
ジュリーがソロになって最初の『危険なふたり』
 ♪……あ〜なたは〜〜、と〜し〜う〜え〜の〜ひ〜と〜美し〜すぎ〜る
っていうフレーズを聞いたとき、まだうぶな高校生だった私は、見てはいけない危険な大人の世界を覗いたときのような気分でいっぱいになったもんです(笑)。
『太陽を盗んだ男』、面白かったんですね、やっぱり……決めました!(笑)明後日、なんとかして見てきたいと思います。


[85へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/22(Mon) 13:34:24


いま、NHKの『オードリー』に出演してるんですよね。ジュリー

>コンサートで失神する女の子が続出して問題になりました(笑)。

〜♪君だけに・・・君だけに〜♪
って、指差されるとですよね(爆)。
ザ・タイガースのファンではなかったですが、映画の『世界は僕らを待っている』
とか『ハーイ・ロンドン』とかも観たぞ(まだ、ガキだったけど:爆)。

ジュリーの魅力的な映画と言えば、『魔界転生』でしょう。
ジュリー=天草四郎の誘いだったら、魔界に入ってもいいかなと・・・(^^ゞ
『太陽を盗んだ男』、面白いので、是非!観てください!


[85へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/23(Tue) 00:12:35


>いま、NHKの『オードリー』に出演してるんですよね。ジュリー

『オードリー』って、東映京都だか大映京都だかをモデルにしてるドラマですよね? 話には聞いたのですが、見てないんです(^^;)。長嶋一茂が出てて、それがけっこういい、という恐ろしい噂は聞いたことがあるのですが(笑)。
『魔界転生』ね、あれは面白かったですね。久しぶりに見たいけど、ビデオがなかなか見つからないだろうなあ……。
ところで、『遠い空の向こうに』がなかなか近所のビデオ屋さんで見つかりません。あんなに話題になった映画なのに、どうしてなの?……早く見たいのに。


[85へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/23(Tue) 00:18:55


ところで
>映画の『世界は僕らを待っている』とか『ハーイ・ロンドン』とかも観たぞ
>(まだ、ガキだったけど:爆)。
はすごい!ちょっとうらやましい(笑)。さすがはりでぃあさんだわ。今見るとかなり恥ずかしいかな? でもちょっと見てみたい。


[85へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/23(Tue) 01:40:11


長島一茂、いいですよ。ちょっと、ビックリです(ё_ё)。
いや、野球やってた時よりも、解説者やってる時よりも一番いいかも(笑)。
沢田研二は大竹しのぶの元恋人役の設定です。

>今見るとかなり恥ずかしいかな?
と、思うけど・・・ヾ(@^▽^@)ノわはは。
テンプターズの『涙のあとに微笑みを』なんていうのもありましたね。

GSの映画では、ジャガーズの『進め!ジャガーズ敵前上陸』は、
とっても面白いです。監督は前田陽一。
これなら今観てもイケるかも(大謎)(^^ゞ
公開当時、大島渚の『帰って来たヨッパライ』と、2本立てで、
ガキにとって大島渚の映画はツラくて(つまんなくて・・・:笑)、
なんでこんなの観なきゃいけないの〜ぉ・・・・・って、思ってたです(苦笑)。

しかし、わたしって、GSの追っかけだったのかしらん(‥;)


[85へのレス] NAME:ぐっち DATE:2001/01/23(Tue) 14:53:15

お久しぶりに書き込みます。
シンクロニティともうしましょうか、私もジュリーA面コレク
ションとか聴きたいと思ってるとこでした。タイムリー!
ジュリーの昔の映像ってなかなか見れないんですよね。あれだ
けのヒットを飛ばした人だから、昔の曲を歌う、みたいなので
映像が流れてもいいのに。ジュリー(の事務所?)がOKしな
いらしい。ドリフのコントとかも観たいなぁ。志村けんとから
んでるやつ。


[85へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/23(Tue) 15:14:32


盛り上がってますね、ジュリーの話題!(笑)
私もジュリーの昔の映像見たいです。大昔のGS時代のから見たい!でも、ザ・タイガースの映像を流すと、岸部四郎とかも一緒に映ってしまうなあ(笑)。彼はオリジナルメンバーじゃないんだけどね。

意気込んだのに、結局やっぱり今日の予定が空けられなくて、『太陽を盗んだ男』を見に行かないで仕事してます(T.T)。でも、きっとビデオで見つかると期待。『青春の殺人者』あたりもうちの近所のビデオ屋さんにあったし(笑)。

しかし、『帰ってきたヨッパライ』って、フォーク・クルセダースの映画?どうしてそれを大島渚が撮ったのか、ちょっと面白いですね。彼らを出演させてはいるけど、中身は大島節になってるってことなんだろうな、きっと(^^;)。
『進め!ジャガーズ敵前上陸』って……ぬあんと、「シネマクラブ」のデータによれば、脚本が小林信彦じゃあないですか!てんぷくトリオの面々も出てるし、うーん、これは見たいぞ。


[75] ベストテンの季節です。 NAME:ちょき DATE:2001/01/09(Tue) 23:22:03


キネ旬の2000年度ベストテンが発表になりました。
 【日本映画】<1>顔<2>ナビィの恋<3>御法度<4>十五才/学校4
 <5>バトル・ロワイアル<6>三文役者<7>スリ<8>独立少年合唱団
 <9>雨あがる<10>はつ恋
 【外国映画】<1>スペース カウボーイ<2>オール・アバウト・マイ・マザー
<3>あの子を探して<4>初恋のきた道<5>ストレイト・ストーリー
<6>アメリカン・ビューティー<7>マルコヴィッチの穴<8>グラディエーター
<9>ダンサー・イン・ザ・ダーク<10>ペパーミント・キャンディー

だそうです。私見ながら、自分のベストとは大違い(笑)。


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/09(Tue) 23:52:45


なかなか面白いですね(笑)。
日本映画の方はある程度キネ旬のスタンスがわかるけど(『カリスマ』が
入ってないってのはわかりやすいなあ;笑)、外国映画の方がちょっと
わかりにくいですね。
1位が『スペース・カウボーイ』なのはとても高い見識だと思いますが(笑)、
どうして『マルコヴィッチの穴』と『グラディエーター』と
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』と『ペパーミント・キャンディ』が
同時にランクインするのか、ちょっとわからないかも(笑)。
単に編集者の趣味かな。
私も近いうちにベスト10を出そうと思っていますので、ちょきさんの
ベスト10もぜひ教えてください。
そういえば、チャン・イーモウの2本(『あの子を探して』と
『初恋の来た道』)、どちらも見てないなあ……。


[75へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/10(Wed) 16:59:09


ついでに(笑)、SCREEN誌とロードショー誌のベスト10も。

◆SCREEN誌ベスト10
1.マルコヴィッチの穴
2.ストレート・ストーリー
3.アメリカン・ビューティー
4.オール・アバウト・マイ・マザー
5.初恋のきた道
6.グラディエーター
7.サイダーハウス・ルール
8.スペース・カウボーイ
9.グリーン・マイル
10.グリーン・ディスティニー
次点。インサイダー

◆ロードショー誌ベスト10
1.マルコヴィッチの穴
2.ストレート・ストーリー
3.アメリカン・ビューティー
4.インサイダー
5.グラディエーター
6.オール・アバウト・マイ・マザー
7.サイダーハウス・ルール
8.初恋のきた道
9.マグノリア
10.グリーン・ディスティニー

いかんせん観ている本数が少ないのですが(苦笑)、
わたしゃ、『アイアイン・ジャイアント』か『遠い空のむこうに』がよかったなぁ・・・(^^ゞ
今年は『A.I.』に、とーっても期待〜♪


[75へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/10(Wed) 17:01:13

日本映画は3・4・5のみ。洋画は1・5・6・7・8・9を鑑賞していますす。顔を見そこなっているのが残念かな。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/10(Wed) 17:05:03


★りでぃあさん
やっぱ、『スペース・カウボーイ』をランクインさせてないロードショーは許せないな、って、しつこい?(笑)
でも、『マグノリア』を入れてるのは面白いですね。あの映画は、基本的に嫌いじゃないんです、***降らし以外は(笑)。
それにしても、両誌ともアメリカ映画以外ではいってるのが中国映画の『初恋のきた道』だけっていうのはすごいな。ヨーロッパ映画はいったいどうした、って感じ(笑)。あ、まちがい!『オール・アバウト〜』はスペイン映画でしたね。
ちなみに、上の中では私は『初恋〜』だけ見てないです(^^;)。今年はアメリカ映画をけっこうマメに見てたんだなあ、振り返ってみると。
『遠い空の向こうに』もビデオ借りてきて見ます。


[75へのレス] NAME:スキッパー DATE:2001/01/11(Thu) 22:21:48

あれぇ?なんでどこにも『スリーピー・ホロウ』が入ってないんだ?!(笑)
まぁ、バ−トン監督作にしては薄味だったしね。でも私はベスト10に入れちゃう!
年間ベストって、映画評論家(及びそれに準ずる人)の投票で決まるんですよね。
結果一覧は未見なんでわかりませんが、『スペース・カウボーイ』を
熱烈に支持する人が数名いれば、ばらけた順位で広く支持された作品より
上には来るだろうな、と…。キネ旬はベテランの方が多いですから、
あの作品に強く思い入れのある方も多そうだし…(笑)
『ペパーミント〜』が入ってるあたり、いかにもキネ旬ってカンジ。
『ヤンヤン 夏の思い出』は恐らく来年のベスト1になるんじゃないかな。
因みにジョニー主演作では『ギルバート〜』(94年)が5位
『エド・ウッド』(95年)が5位、『フェイク』(97年)が7位に入ってました。
『マーズ・アタック!』は8位だった…。

2000年の公開作品は、ワタシ的にはかなりアタリが多かったので、
未だベスト10を決めかねてます。
ベスト1は2月の終わり頃から変わってませんが(例え***が降ろうとも!)
日本映画は10本も選べないや(^-^;)でもベスト1は村田さん同様『カリスマ』だな。
比較対象すらないかも知れない…。
「すごいもん見ちゃったー!」という感覚は、他の邦画では味わえませんでしたから。


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/12(Fri) 00:13:55


★スキッパーさん

いや〜、よかった。実は、上の書き込みをしたあとで、キネ旬のベスト10って
もしかしたら投票制だったかも……なんて思ったんだけど、誰も訂正してくれ
ないから不安になって、本屋まで調べに行こうかと思ってました(笑)。
どうもありがとうございます。
『スリーピーホロウ』は私もベスト10に入っちゃう。あの映画は、ほんとに
プロダクションがよかったと思います。よくできてたし、美しかったし、面白かった。
『ヤンヤン 夏の思い出』は今日見てきたばかりです。すごくよかった。早くも私の今年のベスト10入り確実だな(笑)。
『カリスマ』は……そうなのよね。比較対象が思い当たらないんです。
だから、そのあとにどんな映画を見ても、消えないで残っている強い印象がありますね。


[75へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/12(Fri) 23:38:56

各誌のベストテンを比較してみると面白いですね。
SCREEN、ロードショー誌のベスト3は、世評も良い手堅い作品が並びましたが、
下位はなかなかバラエティに富んでますね。
これらと比較すると、キネ旬は、ちょっとひねくれてますね(笑)。

ところで、SCREEN、ロードショー誌には日本映画のベストはないのですか?


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 00:51:44


>ところで、SCREEN、ロードショー誌には日本映画のベストはないのです
>か?

あ、私も同じことを思いました。
スクリーンもロードショーも、ハリウッドスター中心の映画情報誌だから、
日本映画は完全無視なのかな?


[75へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/13(Sat) 18:17:10


邦画・洋画混ぜてるのは、ぴあのベストテンでしたよね。
SCREEN、ロードショー誌の筆者が選ぶベストテンの場合は、邦画は
入ってなかったと・・・?!
邦画で一権威があるのは、ブルー・リボンですよね。

海外では、◆◆誌の○○さんが選ぶベストテンはあっても◆◆誌のベストテン
ってないですよね(笑)


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 18:36:10


>海外では、◆◆誌の○○さんが選ぶベストテンはあっても◆◆誌のベスト
>テンってないですよね(笑)

これは至言です。まさしくその通り。
評論家の投票制で決まったランキングになんて、「さもありなん」と思う以上
の意味はないと思うな(笑)。


[75へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/19(Fri) 15:43:26


またまた◆◆誌のですが・・・(^^ゞ
優秀映画鑑賞会って、じみ〜ぃな活動をしてるとこなんで、
他のミーハー系(笑)とは、違ってるところがおもしろいところです。

−−−優秀映画鑑賞会会員選出ベストテン−−−
◆邦画
1.十五才−学校4
2.三文役者
3.雨あがる
4.どら平太
5.顔
6.独立少年合唱団
7.老親
8.群上一揆
9.はつ恋
10.あかね色の空をみたよ
◆洋画
1.初恋のきた道
2.あの子を探して
3.太陽は、ぼくの瞳
4.グリーンマイル
5.ストレイト・ストーリー
6.サン・ピエールの生命
7.クリクリのいた季節
8.ムッソリーニとお茶を
9.ただいま
10.スペースカウボーイ


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/19(Fri) 21:08:13


ほ〜ら、ヨーロッパ映画がたくさんランクインしてくると、途端に見た
映画の数が減ってしまうじゃないの(笑)。←自分に言ってます。
上記20作品のうち、見てる映画はわずか4本です(笑)。
邦画に到っては1本で、タイトルすら今初めて聞いた映画が1本(^^;)。
やっぱり、優秀映画とは縁がないのかしら(ってのは言葉のあやです;笑)。

ところで、今日買った「ぴあ」に載ってた「ぴあテン」みたいなノーテンキ
なランキングも、けっこう好きです(笑)。
1.グリーンマイル
2.M:I-2
3.ホワイトアウト
4.シュリ
5.アメリカン・ビューティー
6.マルコヴィッチの穴
7.トイ・ストーリー2
8.チャーリーズ・エンジェル
9.スペース・トラベラーズ
10.スリーピー・ホロウ

『トイ・ストーリー2』だけ見てない。パーフェクトでないのが残念だわ(^^;)。


[75へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/19(Fri) 21:12:20


よく見ると、上の「優秀映画鑑賞会」の洋画ベスト10、ヨーロッパ映画が3本でアジア映画が4本ぢゃないですか!(笑)
しかも、アジア4本とも見てない私は、アジア映画ファンを返上して精進します。
ごめんなさい<(_ _)>。


[75へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/20(Sat) 00:17:59


優秀映画鑑賞会のベストは洋邦合わせても1本しか観てない!
こんな僕の「映画ベスト」っていったい...(笑)。


[84] いろいろと NAME:村田恭子 DATE:2001/01/19(Fri) 21:31:06

増村保造レトロスペクティブは思ったほど通えなくて、3本しか見てません。
今日、若尾文子と田宮二郎の名前に惹かれて(笑)3本目の『爛(ただれ)』を見てきました(タイトルからしてすごいね)。
いや、これが……すごいものを見てしまった、という感じ。こんな映画があっていいのだろうか! 増村監督って、ちょっと日本にはめずらしく、機微というものにまったく頓着しない、極端に乾いた感性の持ち主ではないでしょうか。また感想書きますけど……。

邦画では、明日からいよいよ『ユリイカ』公開で、水曜日1500円を狙って行くつもりです(笑)。
香港系では、スタンリー・クワンの『異邦人たち』と、ウォン・カーウァイの『花様年華』は見に行くつもり。『異邦人たち』の予告で見る限り、あんなに魅力的な大沢たかおを初めて見た、ってくらい彼が美しく撮れていて(笑)、楽しみです。
『花様年華』の予告編やポスターのマギー・チャンもめっちゃくちゃ美しい!カーウァイの中では好きな『欲望の翼』あたりを再見・予習して公開に備えるつもりです。


[82] 佐藤史生が… NAME:なおみ DATE:2001/01/18(Thu) 01:05:26

お初に書き込みいたします。漫画棚から来ました。
ごくマイナーな話になることと思います。
(公共の場で展開することをお許しくださいませ。)
滅多に書き込みってしないのですが、
佐藤史生の、それも七生子シリーズのレビューを、
今このご時世に読むことができるとは思っていなかったし、
そして、佐藤史生を読んで
同じことを感じている人がいるという経験もしたことなかったので。
非常に嬉しくて。
いや、読んでいる人はぜったい読んでいるだろうとは
判っていましたが…。でも。
それを実際に知ることがあるだろうとは思っていなかったのです。

春の桜のレビューが、ワン・ゼロとかより先にアップされてるあたり
趣味的にあまりに近くて
世の中に私がもう一人いて書いたのではないかと思ってしまったわ。
(嘘です。名文です。と思ったらライターさんだった。流石。)

私も七生子(ああちくしょう、変換されん)が好きです。類も。
七生子の父母も。雨男、は不世出の傑作だと思っていました。
あのような対話劇がかけるなら、そしてあのような人物が現出できるなら、
作家になっていたでしょう。(そりゃそうだ)
夢見る惑星の導入部も天才的ですが、私にとっては七生子シリーズは
(その知名度の低さにもかかわらず)佐藤史生の一番好きな本です。

突っ走った書き込みで申し訳ありません。
映画はあまりわからないのです。
好きなのはセントオブウーマンかな…タンゴのシーンが好きです。
あんなシーンが撮れるなら、映画を作っていたでしょう。
(いいかげんにせえ。笑。)

他の本のレビューも待ってます。
では。



[82へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/18(Thu) 20:52:04

なおみさん、はじめまして!
拙文を―――しかも、デッド・コーナーに近い「マンガな本棚」の、しかも知る人とて少なかろう佐藤史生(「さとう・しお」と読ませる作者のお茶目さが好きです:笑)の、中でも決して一番人気とはいえなかろう「七生子シリーズ」のレビューを読んでくださって、本当にありがとうございました。
「七生子シリーズ」をこんなに好きな方から反応があって、心の底からうれしいです。
昔は「映画とマンガの2本立て」のサイトとしてやって行くつもりでしたので、掲示板にもマンガ関係の書き込みが時々あったのですが、最近は、映画を見てレビューを書くだけで手一杯でマンガまで手が回らなくなり、更新しなくなってしまったせいで、マンガ関連の書き込みは皆無になってました。
(全ては私自身のせいなのですが;笑)
でも、もちろんマンガについての書き込みは大歓迎ですので、よろしければ、場違いなどとおっしゃらず、時々遊びにいらしてくださいね。

佐藤さんのマンガのレビューは、実はむずかしくてなかなか次々とというわけにいかず、なんとなく中断してしまったところがあります。でも、ふと思い立って、ここ1ヶ月ほど、佐藤史生さんの作品をずーっと読み直していました。彼女のSFって、今になって読み返すと、ほとんどブレのない未来の予言になっていて、そのセンスの天才的な確かさには感服します。
すぐにとはいかないかもしれませんが、いずれかならず、佐藤史生さんのマンガのレビューは更新したいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。


[82へのレス] NAME:なおみ DATE:2001/01/19(Fri) 01:56:13

早速のレスありがとうございます。
こちらこそよろしくお願いいたします。
漫画はいろいろ読むのですが、どーも昨今年をとったらしく(笑)
10年15年昔の作品に惹かれることが多いです。
他にも幾つか気になる作家さんのお名前があるようですので、
お忙しいとは思いますが、お気が向かれた時に、
書いていただけると楽しみです。
私も気長〜にお待ちいたしておりますね。


[83] no title NAME:なおみ DATE:2001/01/18(Thu) 01:22:04

ありゃ。
今見たら漫画棚は1998からアップされてなかったのですね。
やっぱ場違いだったかなー。ごめんなさいです。

ちなみにダンサーインザダークは私の周りでも
評判悪いです。見た人はサントラ聞くと怖くなると聞きました。
あらすじ聞いただけで見てないですけど、そう聞くとCMのビョークの顔が
怖く見えてしまうから先入観てこわい。
でも怖い。



[80] 再び『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 NAME:エリソン DATE:2001/01/14(Sun) 00:18:28

を2度目の鑑賞、仏語字幕で観たときになんか納得いかなかった部分も
やっと解明?されてスッキリ。最初、トリアー監督について知ってる事
といえば、彼が「ドグマ95」の映画運動を提唱していることと、私が
嫌いな『奇跡の海』の監督だったということくらいでした。そして、初め
に観た時に、これはドラマ的要素の多いミュージカル。そしてそのドラマ
部分は、いかにもという構成・・・と思っていたのですが、今回は映画
全体がミュージカルだったということに気がつきました。あのストーリー
はあれで良かったのではないかと。ラストも極まりなく悲しいけれど、
彼女は観客の前で、「母」を演じなければならなかったのだと・・・。
そして、この作品のダンスの部分の衣装や小道具や照明がナチュラル
で、それがそのままセルマの個性に結びついていたことや、ドヌーブの
ちょっとおさえがちではあるけれど煌いていた演技も加わって、とても
不可思議な雰囲気に仕上がっていますよね。
今年の初映画、ジェームス・アイボリーの『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』の最後も踊る場面が心地よかったけれど、踊りは言葉をはるかに超えて
いるような気がします。


[80へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/14(Sun) 02:04:50

そうそう。本当にミュージカル部分でだーっと心を奪われる映画でした。
踊りというのは、確かに言葉を超えるなにかがありますね。
『奇跡の海』は私もあんまり好きではなくて(笑)、なんちゅう暑苦しい
映画を撮る人なんだ!と思ったんです。
実は一昨日、近所の市立図書館に行ったら、どうしてこんなところにあるの
だかわからないけど、とにかくトリアーの『ヨーロッパ』のビデオがあった
ので、借りてきて見ました。
モノクロ(パートカラー)&シネスコの超横長サイズで、画面は暗いし、
テレビ画面の下3分の1に黒い部分が出てしまう(映像部分が細長いから)
という地獄のように見にくい環境でしたが、これが、とてもよかったんです。
また感想書こうと思ってますけど、『奇跡の海』なんかよりはるかによかった。
この映画は、ぜひ劇場で見たいな、と思いました。


[80へのレス] NAME:エリソン DATE:2001/01/14(Sun) 21:07:29

『ヨーロッパ』・・・地獄のようにみにくい環境なのによかったなんて、
興味がわいてくる感じですね。『奇跡の海』はホントに後味の悪〜い
作品でした。’87にユーロ・スペースでやった『エピデミック〜伝染病』
これも興味ありです。
このあたりの作品是非劇場で観たいなぁ。


[80へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/15(Mon) 23:33:15


『エピデミック』私も見たいです、あと、デビュー作の『エレメント・オブ・
クライム』が好きだという人が多いようで、これもぜひみたいなと思います。
ところで、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のプログラムはレコードジャケットの大きさで、ジャケットを模した紙の入れ物に入ってました。
アートっぽくて、ビョークのディスコグラフィも写真付きで載っていて、すご
く綺麗なプログラムでした。『セルマソングス』の収録曲の解説まで載ってい
て、いいのかな?(笑)でも、このアルバムはちょっとほしいです。買っちゃ
おうかな。


[80へのレス] NAME:エリソン DATE:2001/01/17(Wed) 05:39:35


今週は4時半起きしてます。なんと外の気温はー6度でした!
Takoyoさんはじめ、寒い地方に住んでいらっしゃる方は驚かれないと思いますが・・・。そしてあと数分で「阪神大震災」から6年なのですね。ご冥福をお祈りいたします。
そうそう、書きたかったことは、私が買ったプログラムは「ジャケットを摸した紙の入れ物」には入っていませんでした。くやしいので聞いてみます。


[80へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/17(Wed) 19:15:54


むむむ……よく見ると、「初版限定ジャケット入り劇場用プログラム」と
書いてありました(^^;)。ごめんなさい<(_ _)>。
黒地に白抜き文字でタイトルとかスタッフが英語で書いてあるだけの、
なんてことないジャケットですので、決して悔しく思われるほどのものでは
ないです(笑)。


[79] 信じられない話 NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 02:01:28

今サーフィンしてたら、20日から後悔の……もとい、公開の
『ユリイカ』の料金が、2500円に決まったという情報を読みました。
3時間37分(だっけ?)の長尺ゆえ演劇と比較しての決定とか
だそうですけど、なんで演劇の料金を参考にする必要があるわけ?
2500円といえば、演劇に比べればそれでも格段に安いけれど、
どうしてだかやっぱり高いと感じてしまうなあ。
私はこういう映画は絶対に見るタイプのミーハー人間ですから(笑)、
見に行くけど、この料金体系って、もしかしたら、ビデオやDVDで
稼げないタイプの映画だから……なんて理由じゃないでしょうね?
なんだか、あまり景気のよくない話で、ちょっと『ユリイカ』に対する
期待がしぼんでしまったなあ。


[79へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/13(Sat) 12:10:35


『1900年』が公開された時、確かそんな理由で(笑)高い料金設定だったと思います。
あれって第1部・第2部とあって、両方で5時間30分くらいだったと・・・。
でも、頑張って観たんだよね〜>昔は、若かった(爆笑)!
それでもって、確かLDは洋画にしては、とっても高い1万円を越える料金
だったと・・・(~_~;)


[79へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 13:47:05


5時間半かぁ〜。それはゆうに2本分を超えてますから、1日に上映できる
回数を考えると、高くてもしかたないかな〜と思いますね。
でも、3時間半くらいのの映画なら、ほかにもたくさんあったよね?
この映画、長尺の上に、モノクロ、シネスコサイズ(横にベロ〜ンと長い
サイズ)なので、ビデオやDVDではあんまり見たくない、できれば劇場で
見たい映画なんですよね。
だもので、そこにつけこんでいるのではないか、とひそかに疑っているんです(笑)。


[79へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/13(Sat) 16:54:08


じゃあ、短い映画は、安くしなくちゃならないじゃあないか?
てなことにはならないんですよね(苦笑)。

そーいえば、最近では、ケネス・ブラナーの『ハムレット』1998公開もそうでしたね。
シネコンでは当たり前な完全定員入替制を普通のRS館で上映。
おマケに長尺で採算が合わない?から、料金高めに設定されたと・・・。
特別弁当とかも売ってたっけな〜(爆)
どうも日本人って、文芸ものだと長くて当たり前で、料金高めでもいい
という、悪いクセ(笑)がありますよね。

かとおもえば(笑)。
『ペイ・フォーワード/可能の王国』は題名にちなんで、最終回のみ毎日1300円!
で、上映するそうです (^。^*))((^O^)v ー


[79へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 18:18:59


>じゃあ、短い映画は、安くしなくちゃならないじゃあないか?
>てなことにはならないんですよね(苦笑)。

内容無視、筋道だけを考えると、1館で1日何回かけるかで料金を設定するって
手はありますよね(笑)。
まあ、要は面白ければそれでいいんですけど、長尺の映画って、とりあえず
見る前から「長さに耐える」っていう変な心の準備をしてしまうものだから、
その上料金が高いと、「そこまでして見る価値があるのか」とか考えちゃうんだよね(笑)。
でも、見て「よかった」と思えたら、それですべてはOKなんですけどね。

>どうも日本人って、文芸ものだと長くて当たり前で、料金高めでもいい
>という、悪いクセ(笑)がありますよね。

長いのはそれが必要な長さなのならまあそれでいいけど、長くても制作費が高い
とは限らないし(笑)、興行側の問題もあるでしょうけど、長い=高いというのが
直接結びつくのはおかしいですよね。
長い映画って、ビデオを借りるときは逆に2本組でも1本分の料金だから得を
した気分になるという利点はありますね(笑)。
DVDだって、1枚の容量を考えると長いから高いということにはなってこないと
思うんです。
要は、二次使用でどこまでコストを稼げるか、ということが大きな問題だと
思うんですけど、でも、最初からビデオやDVDで稼げるかどうかを考えて
企画立てる映画ばかりじゃつまらないし、そんなことばかりやってたんじゃ、
ますます映画は衰えていくでしょうしね。
うーん、考えてると、いろいろと思い浮かんでしまって、ますます気持ちが
沈んでしまうので、このへんでやめます(笑)。