[76] GシリーズのDVD(*^^*)♪ NAME:りでぃあ DATE:2001/01/11(Thu) 11:48:40

つ。ついに出ますねぇ。Gシリーズ!!!

『ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ガメラ2 レギオン襲来』、
『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』各巻は、2月21日に各4700円で。

3作品セットの『ガメラ THE BOX1995-1999』は、3月23日に、24,000!!!
BOXは5枚組で、1〜3が作品。
4枚めが、『ガメラ特別映像盤〔特撮術〕』樋口監督のインタヴューを軸に完成映像の特撮シーン。
5枚めが『ガメラ〜〔軌跡〕』劇場予告、TVスポット、ガメラ・データ集等。
◆初回限定特典
1.32Pオールカラー・コレクタブル・ブックレット
2.完全復刻版”復刻ポスター”ポストカード

うーん。BOXが欲しい・・・約10,000円の差なんだよね(;_;)ヴヴヴ


[76へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/11(Thu) 23:55:19


いや〜、それはやっぱり、正しいファンならばBOXを買うべきでしょう……
なんてけしかけたりして(笑)。
ファンにとっては、オマケ映像ってけっこううれしいですよね。
私も、『君のいた永遠』の中の金城クンのインタビューのところは、
うれしくて何度も見たもん!(←アホ;笑)


[76へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/12(Fri) 23:46:42

待ってました! 平成ガメラシリーズ!!
マニアはうれしい悲鳴ですよね。
ここはやっぱりBOX!!と言いたいところですが、エセ怪獣映画ファンである
僕は、客観的に観ても一番出来の悪い三男『ガメラ3』の単品買いです(笑)。


[76へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/13(Sat) 12:03:00


3出来悪いですかぁ^^;?
好みで言えば2−1−3ですけど、どこぞやの平成シリーズに比べれば
(許せ!( ^.^)( -.-)( _ _)ゴジラ:爆)相当なもんです。
ラストが気に入らない!っていう人も多かったみたいですが、
わたしは、ラストはあれでいいと思ってます(^-^)。


[76へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/13(Sat) 12:51:46

○りでぃあさん
僕は、「映画」としての完成度では、
1位:よくできた怪獣映画であるG1(特撮は、今やチープな感も?)
2位:SFシミュレーション映画であるG2(それだけにストーリーがやや弱い?)
3位:G3
ではないかと思ってます。G3は「世紀末の迷える人間と神様の映画」だと
思ってたのですが、映画自体も迷ってしまい(笑)説明不足ではないかと。ただ、完成度と好みは別物で、好み的には3−2−1です。

G3のラストは僕もお気に入りです!
映画は映像で語るものだけど、撮らないことで語る方法もありますよね?


[76へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 13:52:01


G3のラストは、私も好きです。っていうか、私好みでした(笑)。
印象深さでいうと、3→2→1ですね、私も。
面白いと思ったのは、2が一番かもしれませんけど。


[74] 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 NAME:ぐっち DATE:2001/01/09(Tue) 01:19:05

去年の映画日記でいまさらですが、『ダンサー・イン・ザ・ダー
ク』の評の中に『殉教者』の文字をみつけ、膝を打つ思いでした。
自分もちょっと書いたところで、この言葉を使いました。

ただ、その後が村田さんとは違う。映画の中まで踏み込めなかっ
たんですね、私は。ヒロインの辿る運命のあまりの理不尽さに嫌
悪さえ覚えてしまった。いや、運命ならまだ良い。どうみても運
命的にとは言えないよな、あの脚本の拙さじゃ。

悪くいうとね、ビョークを理不尽なまでに不幸に描くことによっ
て、殉教者的イメージを作り、反面、その聖女性を高めようとし
たようにも感じたんです。もし、ほんとにそんな演出意図だとし
たなら、俺はダメです。受付ません。

ま、とにかくあわない映画でした(^^;

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[74へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/09(Tue) 06:59:18

現実の世の中は結構理不尽な物だと割り切るならばダンサーの世界は紛れもなく現実だと
理解して見ました。やりきれない思いのする映画だな。お巡りの様な人物っているんだよな。
人を見る目を養う映画として最高でした。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[74へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/09(Tue) 23:38:11


★ぐっちさん
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします<(_ _)>。

で、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』ですね(笑)。
私も、あの映画のドラマ部分には一滴も共感することはできませんでしたよ。
だって、まるで60年代の少女まんがみたいな、あんな大時代的な不幸に、
どうやって感情移入するんだ?(^^;)
ビョークは聖女なのかなぁ? 私には身勝手な人にしか思えなくて、見てる
最中、何度もムカムカしました。
でも! でもなんですよ!(なに興奮してるんだ;笑)
ミュージカル部分の何カ所かに、私はやっぱり目と耳を奪われてしまったんです。
例えば工場の機械音が音楽に変わっていくときの、現実と幻想の重ね方とか、
動く荷物列車の上で踊り歌うシーンの、列車の動きとビョークの歌声が交錯
するときのなんともいえない高揚感とか、あと、ラストシーンもすごかった。
あのラストは、「セルマの物語」を劇中劇として入れ子の中に入れ込んだミュージカル作品と化していたように私は思えたんです。
あのまますーっと幕が降りて、ビョークがアンコールに出てきてもおかしくないような。
そういうのが映画としてどうなのか、私にはなんともいえませんけれど、
とても面白いと思いました。
ただ確かに、ああいうストーリーを映画の結構として用いるトリアー監督の
真意はよくわかりませんね。


[74へのレス] NAME:ぐっち DATE:2001/01/12(Fri) 07:34:04

俺、ミュージカルとかオペラ(←一緒にしてる時点でダメダメ)
とかへの感受性があんま無いみたいなんだよね。そういう点でも
この映画向きの客じゃなかったんだろうなぁ。
もうねぇ、不幸のための不幸の連発、しかも、ビョークも不幸に
なろうとしてるとしか思えない展開にゲンナリだったんだよな。

違うとこのレスですが、ことあるごとにいってますが、『遠い
空の向こうに』はグッドです。泣けます。涙は、悲しい時だけ
にでるもんじゃないぜ!


[74へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/13(Sat) 00:49:09


私も、いうほどミュージカルが好きなわけじゃなくて(笑)、ふつうは積極的
に見る方でもないんです。
でも『ダンサー・イン・ザ・ダーク』って、往年のハリウッドミュージカルが
好きな人には、あんまりオススメでないミュージカル映画ではないでしょうか。
おもしろいアングルとかはあるけど、キレイに撮ってないし(ビデオ撮影だし)、なんか違うよね。
ほんと、不思議な映画です。


[77] 話は嫌い、でも映画は好き NAME:スキッパー DATE:2001/01/11(Thu) 22:38:02

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』…ホントにいろんな意見があって興味深いです。
嫌悪感を露にする人も結構いますねー、お●ぎとか(笑)。
確かに酷い話だと思うんですよー。監督の真意もさっぱりわからん。
でもまぁ私には、理屈ぬきにして「本能的に好き」な映画なんですよね〜。
どんな言い分も腹は立たないし、納得もいくけど関係ない。
ただ「いい作品だと思うが、泣くような映画ではない」という意見(があった)
には、「なんで???」って思います。
そんなねぇ〜〜、他人の涙腺のことまでケチつけなさんなっ!!
考えるより先に涙があふれてくるんだから仕方ないじゃん(特にミュージカルシーン)。
『エド・ウッド』で泣いた、と告白すると必ず同じこと言われるんですけど(^-^;)
あ、でも『17歳のカルテ』では泣きませんでしたよ(私もこれが今年の映画初め)。
で、困ったことに『ダンサー〜』の場合、ビョークの歌声(映画の中の歌)を聴くと
必ず「うるっ」ときちゃうんですよ。パブロフの犬状態!!
あちこちの映画館で予告編がかかる度、涙流しちゃう(笑)。
先日は『ゴッド&モンスター』の予告と『ダンサー〜』の予告のセットで、
本編が始まる前からベソかき顔(本編はコメディーなので、全く涙なし)。
でも、こんな自分をカワイイと思う今日この頃(笑)。
ハタから見ると気持ち悪いかも知れないけど。
『ダンサー〜』はもう1回は観たいんですけど…サングラスが必要かなぁ…。


[77へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/12(Fri) 00:25:14


>ただ「いい作品だと思うが、泣くような映画ではない」という意見(があっ
た)
>には、「なんで???」って思います。

涙腺にかぎらず、人の好みにいちいち文句たれるのは「よけいなお世話」ですよね(笑)。
「いい映画だと思うけど」っていう接頭文句がつくときは、じつはその人は
その映画のことをさして好きではないんだと思う。
とくに好きじゃないけど、なんか誉めなくちゃいけないのかな、って思うから、
そういう言葉が出てくるんじゃないだろうか。
『エド・ウッド』は私も泣きましたよ。あんなに切ない話はないよね。
『ゴッド&モンスター』は見たい映画なんですが、予告編は見たことがないなあ。
あ、今日『Brother』の予告編を初めて見ました。なんだかいつにもまして
男どもの佇まいがホモっぽくて(笑)、あー、楽しみ! 早くみたい。


[73] 初雪・・・ NAME:エリソン DATE:2001/01/07(Sun) 23:56:09

と聞いて、今朝いそいでタイヤをスタットレスに交換するために出向いたら
すでに30分待ちの状態・・・あっという間に1時間待ちへ。そういえば去年も
同じだったなぁと思い返して、直前にしか行動できないのは一般の心理なのかも知れませんね。
東京西部の我が家周辺は、みごとな初雪です。確か一昨年も1月半ばに
かなりの積雪がありましたね。
明日、「初フラメンコ」の後に「初映画」と思っていたのに一体予定は
どうなるのか未定です。
>村田さん
初映画=初泣き・・・いいですねぇ。きっとラッキーな年になるのではない
でしょうか。感想、楽しみにしています。


[73へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/08(Mon) 19:12:29

函館に勤務していた時以来競輪を覚えて節目になるレースだけ電話投票を試みているのですが1月8日は
立川競輪も平競輪も雪で中止でした。所変われば雪一つでもかなりの影響がでてくるものですね。
過日、九州から客人が見えられ1メートル歩くのにも難儀しており滑り止めを進呈したら大変喜ばれました。
初雪がそのまま根雪になっている札幌に在住していると初雪から連想される世界の違いに
ふんふんなるほどと感心している次第です。まだ初映画していない私であります。とりとめもなく

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[73へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/09(Tue) 00:17:32


今朝起きたら、この冬はじめての雪景色にしばらく見とれていました。
でも、やっぱり雪の降った日はとても寒くて、外に出るのがおっくうになってしまいます(^^;)。
初映画で気持ちよく初泣きできたのは、確かにラッキーでした(笑)。
無理やりかき立てられたり沈んだりしない映画というのは、いいものですね。
去年のベスト10をつれづれに考えたりしていますが、そこそこよかった映画が多くて、なかなか決められません。
1位だけは『カリスマ』で決定しているのですが……(笑)。


[67] 三が日は過ぎてしまいましたが、 NAME:ちょき DATE:2001/01/04(Thu) 10:44:17

明けましておめでとうございます。
21世紀初のお正月は如何でしたか?
僕は、木星からの電波を受信するわけでもなく、
例年通りののんびりとしたお正月でした。
仕事初めまでは、まだしばらくあるので、今のうちに映画を観るぞ!
などと、これまた例年通りの意気込み!?だけはあるみたいです(笑)。
それでは、
今年もよろしくお願い致します。
2001年が皆様にとってよいお年でありますように。


[67へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 01:00:17

こちらこそよろしくお願いいたします。
お正月はのんびりと骨休みできましたか?
元旦に放映された『世にも奇妙な物語』をビデオに録画していたのですが、
ついさっきそれを見ていました。
石井克人さんもワンエピソードを撮っていました。
文字通り奇妙で奇っ怪な話で、なかなか面白かったですよ。


[67へのレス] NAME:ちょき DATE:2001/01/07(Sun) 23:33:12


『世にも〜』は、僕も観ました。
石井監督の作品の中では、一番まとも(?)だと思ったのは、僕だけでしょうか?
石井監督は、ああいう面白いキャラ同士のしつこい会話のやりとりでは、
本領発揮という感じですね。またまた我修院達也氏も出てたし(笑)。
でも、キムタクの演技ってなんか面白いですね。地のままというか、タレント
としてのキャラクターに合っている自然な感じだったように思いました。


[67へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/09(Tue) 00:04:15


>でも、キムタクの演技ってなんか面白いですね。地のままというか、タレント
>としてのキャラクターに合っている自然な感じだったように思いました。

キムタクは、実はとても強いキャラクターの持ち主で、そのキャラが生きる
のは、案外バラエティ番組なのではないかと思うことがよくあります。
あのドラマでは、彼のキャラがとても自然児的に生かされていましたね。
でも、実は彼にはあれしかなくて(笑)、ドラマではなにをやっても「あれ」
になってしまうという恨みがあります。
例えば今日から始まった『ヒーロー』では、個性的な検事役なのですが、「個性的」と
いうよりは単に「ラフ」なだけなのではないか、と感じてしまったなあ。
もう少し持ち札を増やさないと、歳をとるにつれてしんどくなるような気がします。


[71] 天然度うらない NAME:横田 昌樹 DATE:2001/01/06(Sat) 18:35:45

様々な情報が飛び込んでくるお正月でした。
のんびりとしていたら
 http://www.fuji.sakura.ne.jp/~kurumi/tennen/check.shtml
で遊んで見なさいと誘われやってみました。
 私は64点でした。バージョンアップ編では74点になりました。
 前向きに捉え良しと考えていますが映画から離れてしばし
 村田さん一族の方々頭の体操?感性度チェックをされてみませんか
 あっはっは。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[71へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 21:10:09


53%(藤崎奈々子級)でした。
藤崎奈々子は、私の目から見ると相当な天然ボケだと思いますが、一緒にされてまいました(笑)。
ちなみに、私はわりとくよくよと悩む方なので、天然ボケではないと自覚しているのですが、さてどうでしょう?


[71へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2001/01/08(Mon) 02:25:25


ヾ(@^▽^@)ノわはは・・・なんと66%でした。
釈由美子級だそうです(苦笑)。
どうせ・・・だろうと、思ってたんですけどね(^_^)ゞ


[71へのレス] NAME:takoyo DATE:2001/01/08(Mon) 19:00:49

りいであさん私より2点上ですね。バージョンアップ版になると
山川恵理佳でした私は。普通版で止めといた方が良いのかな同士
笑!

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[72] 初映画とBSドラマ NAME:村田恭子 DATE:2001/01/07(Sun) 00:56:07

今世紀最初の映画は『十七歳のカルテ』でした。ついでに初泣きしてきました。
思っていたよりもはるかによくて、映画の趣味が全く合わない相方と久しぶりに「いい映画だったね」と気が合いました(笑)。

ところで、『陰陽師』が阿倍晴明=稲垣吾郎、源博雅=杉本哲太でNHKBSでドラマ化されるそうです。このキャスト、大きく外れているわけではないんですが、どうなんでしょうね?(笑)
『陰陽師』に描かれている阿倍晴明って、両性具有というか、女の中に入っても同レベルの心性や匂いを保てるのに、男同士の話もできる、という感じがして、とっても不思議な人なんですよね。
そういう摩訶不思議が吾郎ちゃんで出せるかどうか。でもきっと見るだろうなあ(笑)。


[70] Happy New Century! NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 00:30:57

新世紀もよろしくお願いいたします。
みなさん、書き込みありがとうございました。
今日、帰省先から自宅に帰ってきました。
留守の間、相方のパソコンと一緒に田舎へ帰り、ここも覗きに来たのですが、
ケチな相方は、書き込む時間をくれませんでした(T.T)。
みなさん、新世紀はどのように迎えられましたか?
今年の年賀状は、結婚しました、とか、子供が生まれました、という
便りがいつになく多くて、そういう変化はほのぼのとうれしいですね。
べるえぽっくは、とりあえず変わることなく今年も継続していく予定です。
今年の抱負は……見た映画の感想は全て書く、感想にはできるだけ生活実感を
反映したいということです(笑)。
今後ともよろしくお願いいたします。
今年もみなさまにとって明るくステキな1年でありますように。


[70へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 01:27:42


★エリソンさん
年末のご挨拶、ありがとうございました。
フランスに行っておられたんですね。
パリの教会でバッハのミサなんて、とってもステキ。
今年もまたいろいろとお話ができるのを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします。


[70へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 01:31:41


★熱帯青年さん
年末のご挨拶、ありがとうございました。
ご両親とご一緒の初詣、素晴らしい新世紀の初日ですね。人出はいかがでしたか?
『オーロラの彼方へ』は面白い映画で、私も楽しみました。
今年もいろんな映画を見て、いろんな感動と出会えるのが楽しみです。
なにとぞよろしくお願いいたします。


[69] 21世紀、おめでとーございます。 NAME:アキーロ DATE:2001/01/05(Fri) 02:11:44

突然、旅行会社の店頭に月旅行のチケットが並んだり、
ロボットの運転手がタクシーを転がしていたり、
新築のマンションの一室に、3Dバーチャルルームがあったり、
な〜んてことが、起こるはずもありませんが、なんだか、とっても
ワクワクしてしまいます。
今年も、よい年でありますよーに!! HAPPY!


[69へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 01:09:33

21世紀、はじまっちゃいましたね〜。
新しい1年目というのは、ほんとにそれだけでわくわくしてしまいますね。
私が生きている間に月世界旅行が実現したら、ぜひぜひ行ってみたいです。
前世紀末にはロボットのペットが登場したから、タクシー運転手もそう遠く
ないかもしれませんよ。
今年もよろしくお願いいたします。いい1年でありますように。


[68] 明けましておめでとうございます。 NAME:SADAHIKO DATE:2001/01/04(Thu) 23:46:26

いよいよ21世紀の開幕ですね。
昨年の最後に観た映画は『13デイズ』そして『恋の骨折り損』
思いっきり20世紀を回顧したような気分でした。
21世紀の始まりは、生きのいいところでといきたいところでしたが、結局初笑ってことで、メル・ブルックス監督の『プロデューサーズ』
いつもと変わりのないお正月でした。

DVD、ビデオのおかげで、恩恵をいっぱい受ける一方、うちのページに集まる映画の感想にも
映画館では気付かない細かい部分を指摘するようなものもあり、映画の見方もさらに多様化しているのを実感しています。

21世紀には映画の上映形態も、フィルムがなくなったり、どんどん変わっていくのかもしれません。
かつて「音が出てくる映画なんて」って言っていた人がいたように私も「フィルムじゃない映画なんて…」
なんて言って、生きている化石みたいに思われるときがくるのでしょうか。

とはいえ、技術が進歩しても、映画のハートは、いつまでも変わりなくあることを願ってやみません。
チャップリンと、ウディ・アレン。ジョン・フォードとタランティーノ(どういう組み合わせじゃ)
がその時代の映画と同時に楽しまれ、愛され続ける21世紀であってほしいと思います。

本年もよろしくお願いします。

http://www.din.or.jp/~grapes/


[68へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 01:04:08

こちらこそよろしくお願いいたします。
20世紀は「映像の世紀」という言い方を前世紀中に(笑)よく耳にしましたが、
まさに20世紀は映像=映画の歴史と重なっていたんですね。
今世紀は映画がどう変わっていくのか、できるだけ長く(笑)、楽しみに
見届けたいと思います。
それと同時に、旧作、名作も見ていきたいと思います。


[66] あけまして21世紀! NAME:スキッパー DATE:2001/01/03(Wed) 17:18:29

あけましておめでとうございます!!
昨年はいろいろとお世話になりました。
実際にお会いできたことが、一番の事件でしたね(笑)
映画もいろいろ観ましたが、生もんには適わないな、と…。
今年は生ジョニーが目標!(そんなもん目標にしてどうする…^^;)
それ以外の目標としては、まぁ私生活を充実させたいなぁ(笑)
後悔しない日々を送る、ということで。でもそれが一番難しいかな。
なにはともあれ、映画はたくさん観るぞ!(笑)
そして、またこちらにもちょくちょく遊びに来させて頂きます。 
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます <(_ _)>


[66へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 00:54:51

こちらこそよろしくお願いいたします。
お会いできたことは、本当にうれしい事件でしたね(笑)。
私も今年は生ジョニーを目標に……でも、その前に生金城クンの方が簡単そう
だから、とりあえずそっちも実現したい〜(笑)。
お互いに、私生活も充実させましょうね。後悔しないように、うん、それは
とても大事なことかも。
いい1年にしましょうね。


[65] 2001年事始め NAME:横田 昌樹 DATE:2001/01/03(Wed) 02:02:22

 村田一族と名付けてお気に入りになっている我が家のMacは正月3日間は
恒例の(あけましてお目出度うございます、本年もよろしく)の文字が
鮮やかに浮かんで妙な感動を覚えます。
 会社のウインドーズのデスクトップにはショットカットで村田一族アイコンが
自己主張しております。4日から出社ですので開くのが愉しみです。
 365日休み無しの遊びのスガイに勤めて始めてと云って良い程のんびりした
正月休みです。
 現場報告を中心に今年も皆さん宜しく。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[65へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 00:48:36

takoyoさんの現場報告、楽しみにしています。
今年の大ヒット作はいったいなんでしょうか〜。今からワクワクしますね。
よろしくお願いいたします。


[64] A Happy New Century ! NAME:りでぃあ DATE:2001/01/01(Mon) 03:59:06

明けましておめでとうございます。

ついに、21世紀が幕を明けましたね(^-^)

21世紀最初の映画は・・・と、今TVで観ている『アビス完全版』
みたいです(笑)。BSは、『未完成交響曲』をやっているみたいですが・・・
キャメロン監督の作品の中でも好きな作品だし(^_^.)

20世紀最後の映画は、『ダイナソー』だったので、『ジュラシック・パーク』にでもすれば、よかったかしらん(爆)。

新世紀もなんだか、いつものように始まってしまいました。

今年も、よろしくお願い致します。(●^o^●)


[64へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2001/01/06(Sat) 00:45:52

こちらこそよろしくお願いいたします。
『ダイナソー』はいかがでしたか? 恐竜がしゃべるのがお茶目ですよね。
『アビス』は完全版じゃない方を劇場のオールナイトで見ました……はるか昔(笑)。
今年の初映画はまだです。なににしようかな〜(^^)。


[63] 20世紀もあと1日 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/30(Sat) 22:14:25

まだ東京にいます(笑)。
明日から帰省しますが、今年は相方のパソコンを田舎に持参する
ことになりましたので、年末年始も覗きに来るつもりでいます。
みなさん、よかったらお正月も遊びに来てくださいね。
(ただ、メールはチェックできないと思いますので、お許しを。)

今世紀最後の映画はやっぱり「ダンサー・イン・ザ・ダーク」でした。
21世紀最初の映画は……来年の話は、来年になってからにしようっと(笑)。
ではみなさん、よいお年を!


[63へのレス] NAME:エリソン DATE:2000/12/31(Sun) 00:58:27


村田さん、そしてみなさま、今年もあと1日ですね。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』私も今年最後の映画になりました。
パリのソルボンヌの裏側にある小さな劇場でやっていたのですが、
(大きな所の上映はすでに終わっていたので)上映少し前には
すでに列が出来ているほどでした。
村田さんの感想を、読ませていただいてとても共感できる所が
あって嬉しくなって書いています。もちろんフランス語でしたので
理解度は100%ではなかったので、もういちど観るつもりです。

今年のパリは、あまり寒くなくてとても静かなクリスマスでした。
ちょうどアパートのそばの教会で、バッハのミサをやっていたので
それを聴きに行ったり、いつものように美術館めぐりや墓地の散歩や
友人とのおしゃべりなどで、なんとなく終わってしまいました。
短い滞在でしたが、今回は何故か「日本」に早く戻らなくちゃ・・・
願望が不思議にすこしあって、今ホットしています。

明日の夜は、いつものように友人たちが集まって飲んで踊って
新世紀を迎えます・・・みなさまも良いお年を!!!!!


[63へのレス] NAME:熱帯青年 DATE:2000/12/31(Sun) 19:25:17

私も『ダンサー・イン・ザ・ダーク』で締めくくるつもりで見ましたが、これで20世紀を締めくくるのは、あまりにもさみしいと思いまして、『オーロラの彼方へ』で締めくくりました。未来は暗いものでなく、自分の努力で明るい未来を築いていく意味をこめたものとして。20世紀に生を受け、自分なりに一生懸命生きてきました。更に21世紀はもっと多く、素晴らしい映画、音楽、小説、食べ物、旅行そして人との出会いができるような21世紀にしていきたいと思います。明日元旦は両親と15年振りに近所の成田山へ初詣へ出かけようと思います。皆様も良い年をお迎えください。では21世紀でまたお会いしましょう!


[62] 20世紀の年の瀬に……。 NAME:SADAHIKO & SACHINEKO DATE:2000/12/29(Fri) 23:01:04

村田さん、みなさま、こんにちは。

今年は、私たちがたまたま多く観ているからかも
知れませんが、韓国、中国、香港などアジア映画の
秀作がたくさん上映されましたね。
年末になりましても、『ヤンヤン 夏の思い出』
『初恋のきた道』など観たい作品が目白押しです。
香港映画の『星願』も、よさそうですね。

今年、日本映画は、ついに一本も観ませんでした。(^^ゞ
(結局私たちの20世紀の"納め映画"は、やはりイギリス関連で、
一足早い"新春芸能人隠し芸大会"『恋の骨折り損』でした)
しかしながら、クラシックスは、黒澤明監督の全作品、
溝口健二、成瀬巳喜男作品などを観まして、ある時代、
日本映画が持っていた力強さを実感いたしました。

私たちも、ともすれば自分の感性に偏ってしまいがちですが、
村田さんのレビューを読ませていただいて、
新しい発見があったり、納得させられてしまうことが
あったり、"一喜一楽"させていただきました。
村田さん今年一年、本当にありがとうございました。
また、ここに集われているみなさま、ありがとうございました。
21世紀も引き続き、楽しみにしておりますね。

それでは、良いお年をお迎えください。

http://www.din.or.jp/~grapes/


[62へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/30(Sat) 21:59:21


こちらこそ、お世話になりました。ありがとうございました。
今年は確かに、アジア映画の豊作の年でしたね。
「初恋の来た道」「ヤンヤン」「サイレンス」は私も来年に持ち越してしまいました。
私的には、洋画邦画ともに旧作指向の1年だったような気がします。
来年早々には、三百人劇場で「フランス映画の輝き イタリア映画の誘惑」
という上映会がありますので、アラン・レネとかジャン・ルノアールとか
アントニオーニ、ベルトルッチの処女作とか、そのへんを見に行きたいと
思っています。来年も旧作指向は続く予定です(笑)。

また来年も、おふたりのお話をお聞きできるのを楽しみにしています。
よいお年をお迎えくださいね。


[60] お正月映画 NAME:takoyo DATE:2000/12/25(Mon) 10:24:05

札幌地区の動員数は12月25日現在<1>ダイナソ<2>バーチカル
<3>グリンチ<4>13デイズ<5>バトルロワイヤル
<6>エクソシスト<7>ダンサー・イズ<8>シックス・デー
<9>ホワット・ライズ<10>オーロラの彼方にとなっています。
<8><9>が戦線離脱の予定外であり実質<6>が大健闘です。
欄外のナトウに至ってはテレビの特番で映画を丸ごと見せてしまい
初日の土曜にテレビ鑑賞した人が多かったのか日曜日には半分の
動員になっておりとほほほほでした。現場報告をしました。
####村田さんへ=メリークリスマス。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[60へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/25(Mon) 11:40:47


ステキなクリスマス・イブでしたか?
現場報告、ありがとうございます(笑)。なかなか面白い結果ですね。
うちの近所でも『ダイナソー』はやはり人気のようですが、字幕版より
吹き替え版の方が上映回数が倍以上多いのは、子供向けに的を絞り、
その読みが当たっているということなんでしょうね。
『エクソシスト』の健闘は、あの映画を面白いと思う人が多くての結果で
あれば、とてもうれしいですね。
やっぱりきちんと作られている映画だな、というのが実感でしたから(^^)。

>欄外のナトウに至ってはテレビの特番で映画を丸ごと見せてしまい
>初日の土曜にテレビ鑑賞した人が多かったのか日曜日には半分の
>動員になっておりとほほほほでした。

真面目にやる気があるのかどうか、疑ってしまいますね(^^;)。
『ナトゥ』はどう考えてもウンナンのテレビ番組から流れてくるファン相手の
映画だと思うんですけど、その概要を当のテレビで見せてしまったら、
映画館に行く人がなくなるのは当たり前ですよね(笑)。


[60へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/25(Mon) 23:29:28

『バトルロワイアル』は6位ですか。 公開直前には話題になったのに、
イマイチですね(笑)。確かに、僕が観た劇場でもそれほど入ってなかったな。
しかし、『バトル〜』は、僕が20世紀に映画館で観た最後の映画になりそう
です。
まあ、20世紀最後の世紀末映画としては相応しいですかね(笑)。
では、21世紀初めての映画は?というと。
う〜ん。上のベスト10を見る限りでは、21世紀のスタートに相応しそうな
映画はあまりなさそうですね(笑)。


[60へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/25(Mon) 23:40:29

追加
21世紀のスタートに相応しいそうな映画ってありますか?
何かあれば教えてください。
あっ、まだ25日ですね。メリークリスマス!!


[60へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/26(Tue) 16:38:12


★ちょきさん
21世紀最初に見たい映画は、私はやっぱり『2001年宇宙の旅』なんですけどね(笑)。
来年中に劇場でリバイバルしてくれるかしら。どうかなあ。
今世紀最後の映画は……『ダンサー・イン・ザ・ダーク』になりそうです。


[60へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/26(Tue) 17:47:28


★村田さん
『2001年宇宙の旅』劇場上映されますよ!(^^)
12/31に恒例の渋谷パンテオンの年越しオールナイトで上映されます。
他の作品は、『ザ・ウォッチャー』『ペイ・フォワード/可能の王国 』。
もし、こちらにいるなら、是非!!!


[60へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/27(Wed) 00:37:53


レスありがとうございます。21世紀といえば、やっぱり『2001年〜』
ですか。確かにテーマ的にもハマってますね。
しかし、渋谷か...ちょっと遠いかな(笑)。


[60へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/27(Wed) 11:03:42


教えてくださってありがとうございます>りでぃあさん。
でも、残念ながら、年末年始は東京近辺にいません(;.;)。
私はこちらにきて20年近くになるのに、東京でお正月を迎えたことが
1回しかありません。
なんて親孝行なんだろう(笑)。


[60へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/27(Wed) 12:46:43


★村田さん、ちょきさん
すまんそ。情報入手がちょっと遅れてました。( ..)ヾ ポリポリ。

『2001年宇宙の旅』ですが、12/31のイベントではなくて
来年2001年、4月7日から、”ル テアトル銀座"で公開されます。
『2001年宇宙の旅』といえば、テアトル東京(笑)ですから、
"ル テアトル銀座"で上映はうれしいかも。
でも、シネラマで上映するのかしらん?(^.^)

↓"ル テアトル銀座"の載ってるHP(テアトルのHPですが)

http://www.theatres.co.jp/letheatre/index.html

まだ、スケジュール表には載ってません(笑)。


[60へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/27(Wed) 14:05:14


>来年2001年、4月7日から、”ル テアトル銀座"で公開されます。
>『2001年宇宙の旅』といえば、テアトル東京(笑)ですから、
>"ル テアトル銀座"で上映はうれしいかも。

おぉ〜! その情報を待ってました(笑)。
かさねがさね、ありがとうございます。
『2001年〜』は、16,7年前に「有楽町スバル座」でリバイバルを
見たんですが、やっぱりもう1回劇場で見たいなーとずっと思ってたんです。
『1999年の夏休み』を1999年にリバイバルしたから、
『2001年〜』も絶対リバイバルするのではないかと期待してました(笑)。
きっと全国で上映するんでしょうね。
ちょきさんがお住まいのところにもきっと行くと思いますから、
一緒に待ってましょうね!


[61] 今朝の情報番組によれば…… NAME:村田恭子 DATE:2000/12/25(Mon) 11:59:34

今年はシネコンなどの増加で劇場数が増えたにもかかわらず、
劇場動員数はやっぱり上向きにならなかったそうですね。
でも、DVDの売り上げは伸びたそうですから、結局、劇場にいって
映画を見る人が減っている、ということなんですね。
確かに、土曜の夕方とかにいっても、「え?」と思うくらい
ガラガラのことって、最近ときどきあるなあ、と思います。
大好きな映画をDVDで何度も見るのももちろん楽しいけど、
劇場で映画を見るのはそれとはまた違った楽しさがあるんですけどね。

でもまあ、今年にかぎっていえば、去年の『マトリックス』とか
『シックス・センス』のように、たくさんの人を長期にわたって
動員できて、クオリティもそれなりに高いという映画が
少なかったかな……という気もします(かなり独断かも。異論のある方は
許してね;笑)。


[61へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/25(Mon) 12:24:39


そうそう。
平均すると、一年、一人一回、劇場に行ってないんですってね。
悲しいことだ(・_・、)。
大型プロジェクターで、DVDのサラウンド装置付きだったら、
お家が小型映画館ですものね。


[61へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/25(Mon) 18:46:43


http://kabu.zakzak.co.jp/news/kiji/2000122502.html

う〜ん。
マイカルは経営が298店中100店が赤字だぁ!
アメリカでは、シネコン・ラッシュしたあと、やはり思った程入りが伸びず
淘汰されたんですよね。

WM頑張ってほしい・・・


[61へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/26(Tue) 17:21:42


映画も想定される観客の層で細分化されてきたっていうか、
とりあえず、あらゆる人が見るだろうという映画がなくなりましたよね。
そうなると、娯楽としてはちょっと苦しいかな……と。

マイカルはどうなるのかな? うちの近所は大丈夫かしら(^^;)。


[59] 『天上の恋歌』 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/22(Fri) 00:05:12

は、香港インディペンデント映画などで撮影監督をしていたユー・リクワイ
という人のデビュー作です。見てきました。

まず、会場のル・テアトル銀座(旧銀座セゾン劇場)について。
あそこの椅子は、座席の手前部分がちょっと上がっていて、もしかしたら疲れにくい構造になっているのかもしれませんが、後ろの人のジャマにならないようにちょっと腰を浅く頭を低くして座ろうとすると、かえって疲れます。つまり、映画向きではないんですね。

映画について。
驚いたことに(ってのが最近本当に多いんだけど;笑)、先日見た成瀬の『浮雲』と相似形のような映画でした。香港の返還後というのは、もしかしたら日本の戦後ときわめて近いのかもしれない、と。
『天上の恋歌』の原題は『天上人間(てんじょうじんかん)』というのですが、この言葉のイメージするものは『浮雲』とこれまたわりあいと近いかな、と。
こういう一致というか、意図したわけではないのに似ていると感じるのは、これも一種の共時性なのかな?


[59へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/22(Fri) 00:11:47


久しぶりのレオン・カーファイがとてもよかった。彼は最近の海外向け香港映画ではあまり見ないのですが、いい役者ですね。この映画のプロデューサーを兼ねています。


[59へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/22(Fri) 08:28:37


TOKYO FILMexのディレクター、市山尚三さんがパンフに書いているのですが、新しい映画祭を始めようと思ったわけは、面白いのに商業公開のベースに乗るチャンスの少ない映画を、できるだけたくさん見る機会を作りたかった、ということ、もうひとつは、映画作家と会ってみたい、ということだと書いています。
昨日、上映の後に監督を迎えてのティーチ・インが行われたのですが、これがすごくよかった。質問が的を得ていて私も知りたいと思ったことが多かったし(ときには、突拍子もない質問ばかりが集中するティーチ・インもあるから)、またそれに対する監督の答えが、とても明晰で具体的で、映画の余韻を楽しみながら振り返る一助としては最高の質疑応答だったと思いました。これは、通訳の人もエラかったのだと思うけど(笑)。


[58] 「アクターズ・スタジオ・インタビュー」 NAME:りでぃあ DATE:2000/12/21(Thu) 19:20:13


▼トム・ハンクス自らを語る
「アクターズ・スタジオ・インタビュー」

http://cgi2.nhk.or.jp/pr/bangumi/omoban/o1224.shtml#06

12/24(日)後11:46〜0:37/NHK教育

で放映されるそうです。


[58へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/22(Fri) 00:18:09


サイトを読んでいろいろと思い出しました(笑)。
そういえば『スプラッシュ』って見たいなとずっと思っていたのに、
結局見てないんですよね、なぜか。
『プリティ・リーグ』はとても可愛い映画で、大好きでした。
トム・ハンクス、最近の出演映画より、あのころの方が好きかも(^^;)。


[54] AKAKAGE NAME:りでぃあ DATE:2000/12/19(Tue) 18:46:34

【仮面の忍者赤影】を映画化するらしい。
公開は、来年の夏。
主役の赤影には安藤正信。監督は中野裕之。


[54へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/19(Tue) 21:05:58


あ、このニュースは知っていました(笑)。
子供の時、毎週テレビで見てました。「赤影!青影!白影!」ってね。
懐かしさよりも、安藤政信クンでもう、即、見に行こうと決めました(笑)。
中野裕之って『サムライ・フィクション』の人ですよね。
あの感覚で忍者もの。かなりいいかも。

http://www.red-shadow.com/


[54へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/19(Tue) 21:17:43


「時代劇版『マトリックス』を目指す」って公式サイトのコピーが超ヤバっぽい(笑)。
制作費が全然違うんだから……とは思うものの、中野監督だから、
レトロっぽいものであるはずはなかろうし、いや、どうなるかほんとに楽しみ。


[54へのレス] NAME:熱帯青年 DATE:2000/12/20(Wed) 22:19:46

『バトル・ロワイヤル』を見に行ったら予告やってましたね。
ただ赤いマスクはしていなかったようですが、安藤正信すごい売れてますね。
『バトル・ロワイヤル』の殺人マシーンも凄かったし、『サトラレ』にも出ていたような。日本映画も楽しみ一杯です。


[54へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/20(Wed) 22:42:32


★熱帯青年さん
こんにちは!
赤いマスク、してないんですか? それはうれしいです(笑)。だって、マスクをしたらせっかくの美貌が見えなくなってしまうから……。
『サトラレ』では、再度本広監督と組むんですね。(http://www.satorare.com/
ほんとに最近、安藤クンは売れてきました。『キッズ・リターン』から目をつけていたので、「やっと良さに気づいたか、みんな」とうれしい気持ちです(笑)。


[54へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/21(Thu) 01:13:54


青影と白影はいるんでしょうか?(笑)
そっか、マスクなしなのね(^ー^)


[54へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/21(Thu) 14:24:59


>青影と白影はいるんでしょうか?(笑)
そうそう、私もそれはちょっと気になるところです(笑)。
テレビ版では、赤影はかっこいい若者で、青影は子供で、白影はオジサン
だったと記憶しています。
しかし、上の↑私の書き込みって、ミーハー丸出しで、読み直してわれながら呆れました(笑)。赤いマスクをしないのは、新生赤影、っていう感じにしたいからかな?


[54へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/21(Thu) 19:17:01


NTTDokomoの『スーパー・ジェッター』、『サイボーグ009』
『ウルトラマン』『サンダーバード』みたいになつかしい(^^ゞ


[56] 安藤政信ちなみに NAME:ちか DATE:2000/12/21(Thu) 14:09:00

本広監督はまた安藤くんを起用したのですね。
「スペトラ」も安藤くんが主役、という感じでもあったしなあ・・・
その安藤くん、香港の關錦鵬(スタンリー・クアン)監督とも組むようです。
共演は張國榮と梅艷芳とのこと。想像しただけで。。。!
撮影はこれからみたいですが、一体どんな。。。?
でちなみにのちなみになんですが
先日關錦鵬監督の新作「異邦人たち(原題:有時跳舞)」を
TOKYO FILMexで見てきました。直後はピンとこなかったのですが
今になってじわじわと、感じ入るものがあります。
もう一度見に行きたい感じです。(公開は来年2月)


[56へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/21(Thu) 14:31:06


ちかさん、うれしい情報をありがとうございます!
スタンリー・クワンの映画に安藤クンが出るなんて、夢のようです。

>共演は張國榮と梅艷芳とのこと。想像しただけで。。。!

鼻血が出そうです(爆笑)。安藤クンが若さを吸い取られやしないかと……(^^;;;)。

『異邦人たち』ご覧になったのですね。私も見たかったけど、いずれ公開
されるだろうと思い、TOKYO FILMexでは『天上の恋歌』のみにしました。
『りんご』のサミラ・マフマルバフの新作も見たかったのですが……。
これも、公開されたら絶対に見たいと思います。


[55] 今週末から NAME:村田恭子 DATE:2000/12/21(Thu) 00:22:13

うちの近所のシネコンでも「バトロワ」が始まるので、
もう1度見てこようかなと思ったりしてるのですが、
ついでに「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を見ようと思うと、
これが時間割の関係でうまくはしごできない。
やっぱり客層がはっきり違うと劇場側は思ってるのかしら。
そうでもないと思うんだけどな。
渋谷でいつのまにか「ヤンヤン 夏の思い出」も始まっている。
「サイレンス」も見たいし、じつは「倦怠」も見たかったけど
今週いっぱいだし……。
あ、明日はTOKYO FilMexで「天上の恋歌」を見てきます。


[53] ようやっと NAME:村田恭子 DATE:2000/12/19(Tue) 09:09:18

先週は1週間で映画6本という強行軍だったので、ちょっと疲れました(よく映画をご覧にある方だったら、それくらいはめずらしくも何ともないんでしょうけど;笑)。
でも、ようやっと、ユーロスペースでやっている「増村保造レトロスペクティブ」にもいってきました。見たのは佐分利信主演の『氾濫』と、田宮二郎主演の『黒の超特急』。
『氾濫』は伊藤整原作だから、ふつうならば文芸ものになってしかるべき映画なのでしょうけど、これが堂々たるエンタテインメント(笑)で、面白いのなんの。出てくる人が片っ端からいい加減だったり嘘つきだったり情が深すぎたりする人たちで、まともなのは佐分利信ひとり。でも、「こんな人はいないよなあ」とは決して思わせないみごとな徹底ぶりと、人物の出し入れがとてもスピーディなので、佐分利心が全てを失っていくプロセスに説得力があります。
若い人は川崎敬三なんてご存じないかも知れないけど、彼の軽薄ぶりはすごいです。こんな男、私だったら最初から近づかないけど、若尾文子はあっさり騙される(笑)。その清純ぶりも板についていました。
『黒の超特急』はコッテコテのピカレスク・サスペンスで、突きつめれば現在のテレビの2時間ドラマに行きつくのかもしれませんが、テレビとは違ってムリムリの設定がなく、事件にリアリティがあります。山陽新幹線開通をめぐっての用地売買の裏取引を描いていて、当時の社会情勢を下敷きにしているグルーヴ感が伝わってくるからでしょうね。田宮二郎に華があるのはいうまでもなく、加藤大介とか船越英二とか、脇がうまいです。


[53へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/19(Tue) 09:11:34


佐分利心→佐分利信でした(笑)。実は若い頃はこの人の大ファンでした。


[52] 来年は巳年 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/17(Sun) 23:39:49

だから、というわけではないですが、楳図かずおの『へび少女』の文庫版を思わず買ってしまいました。私が小学生の頃少女フレンドに連載していたまんがですけど、今読んでもものすごく怖い。のっけから怖い表情の絵よりも、普通の人間の表情が微妙にいつもと違う、その気配が怖いです。
楳図かずおっていうマンガ家は、私の人生で最初に恐怖体験を教えてくれた人で、その発想やアイデアも含め、つくづく天才だなと思う。人間の中の目に見えない暗部が表面に出てくるときの怖さを、リアルに、土俗的に見せてくれる。
描かれた時代が時代なので、日本家屋が描かれていることが多いのですが、本来の日本家屋って、隙間だの暗闇だのが多かったんですよね。床下とか天井裏とか押入れとか物置とか、居住空間以外の空間がやたらと多い。あと、生活必需品で怖いものに井戸がありましたね。井戸の怖さは『リング』が久々に堪能させてくれました。
こういう空間がほんとに少なくなったなあ、と思います。


[52へのレス] NAME:エリソン DATE:2000/12/18(Mon) 08:29:52


『へび少女』すご〜く懐かしい。私もあの「怖さ」に当時夢中になっていました。おまけに、小さい頃住んでいた家は木造の日本家屋だったので、
村田さんがおっしゃるようにな空間の怖さが、実生活にも存在していたから
よけいにリアル感が強かったのかも・・・。
世紀末、時代を振り返る映画が多い中で、先日『愛のコリーダ』を観てきま
した。この作品は’76に公開され当時こそセンセーショナルな反響でしたが、パリの小さな映画館でしばしば上映中のポスターを見かけたりしたこと
はあっても、今回まで何故か縁がありませんでした。
昭和11年の阿部 定事件。この作品がこんなに限りなくアートに富んだ
ものだったということ、そして古い京都の日本家屋、妖艶なほどの着物、
そして定という女の性と生に、まるで浮世絵のなかに入り込んでしまった
ような錯覚さえ感じました。
20世紀に残る日本映画です。


[52へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/18(Mon) 12:11:40


>昭和11年の阿部 定事件。この作品がこんなに限りなくアートに富んだ
>ものだったということ、そして古い京都の日本家屋、妖艶なほどの着物、
>そして定という女の性と生に、まるで浮世絵のなかに入り込んでしまった
>ような錯覚さえ感じました。

実は私は、『愛のコリーダ』は、同じ大島監督の『愛の亡霊』と2本立てで、学生時代にBFと見に行ったのです(笑)。
デートというほど大げざなものではなくて、女ひとりで行く勇気はないし、女同士で見たくもなかったので、BFに頼んで一緒にいってもらったんですね。
とにかく好奇心が火の玉のように熱く燃えたぎっていた若い頃のことですから(笑)、この映画が見たくてしょうがなかったの。でも、BFはほとんどずっと居眠りしていて(今思えば、女の子と一緒にあの映画を凝視することに照れたんでしょうね、きっと。ほんとに申し訳ないことをしてしまいました)、私はといえば、なんとなく居心地が悪くて、その上、映画の強烈な輝きに圧倒されて、もう、どうしていいか分からない状態だったことしか覚えていないんです(笑)。
だから、エリソンさんの上の言葉を読むと、もう一度ちゃんと見たいな、という気持ちがとても強くなりました。


[51] 『エクソシスト』の怖さって NAME:SADAHIKO DATE:2000/12/16(Sat) 03:08:22

村田さん、みなさまこんにちは。
さてさて27年ぶり^^;に『エクソシスト』を観てきました。…結構よく覚えていました。大人のやりとりの細かい部分は
すっかり記憶から落ちていたり、順番がバラバラになっていた部分もありましたが…(子供の頃でしたからねぇ)

実は今度はこの映画、音とかには驚かされましたが、仕掛けの数々に目を覆うようなことは
さすがになくなっちゃいました。
ただ、この映画から日常の中にも悪魔が存在しているんだというイマジネーションが
涌いてきました。そう意味での恐怖がこの映画にはあるようです。
多分これは自分が病気をしたことが原因になっているのかもしれませんが…

リーガンの顔がどんどん豹変していくさまは、まさに病気を思わされます。病院に行き検査を
するシーンが何回も挿入されるので、いっそうそんな思いが強くなります。
結果が出るまで執拗に苦痛を伴う検査をする医師たち。それで為す術もなく、焦りばかり
が募る肉親。自分の変化に不安を募らせる病人。これは本当に怖いです。
まさに私にとっては実体験と重なってきます。

リーガンは、母親に対しては「覚えていない」と言いながら、実は何があったかわかって
いたんですね。神父さんにキスをする時、カメラがぐっと首のところに寄ります。そして彼女の一瞬の表情。
家を出ていく彼女がまるで退院して家に帰っていく子供のようでした。健気にも、元気を装っている…

もうひとつの恐怖…
彼女と一度も現れない父親との関係。母親の恋人に少しばかりいやな気持ちをもつ少女。
幸福そうに見えた彼女たち親子の間にも不幸が潜んでいました。
少女が悪魔に憑かれないまでも、いつか爆発したとしたら…
映画の中の犠牲者(ファーザーと、母親の恋人)がそんな潜在意識の延長線上にあるんですね。

そして、自分の人生の迷いからふがいなく母親を、精神病院で死なせてしまったという罪の意識を
背負うカラス神父。彼は身を犠牲にして自分の罪をつぐなうかのように、自殺的な死に方をします。

この映画が怖いのは、物語の背景にそういったことを含んでいるからこそなんです。
悪魔が引き起こしたこととはいえ、それらひとつひとつは私たちの日常の延長線上にあるからです。

実際、相続の争いで憎しみあう肉親たち、こんなのを隣近所で目撃したこともあります。
その争いで一番気が弱く、真面目なだけが取り柄のような人が自殺をしてしまいます。
それなのにその人のお葬式の式場でなってさえ、言い争いをまだ続ける人たち。
彼らには悪魔が宿っているとしか思えません。
それこそ本当に怖いです。絵空事ではないですから。

この映画の優れている点は、まさにそんなことを思いおこさせる恐怖だからだと私は思います。
私たちの日常にも悪魔はひそんでいるってことを…

http://www.din.or.jp/~grapes/


[51へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/16(Sat) 08:38:23


「エクソシスト」の面白さは、SADAHIKOさんが書かれているように、いきなり何かが憑いてむやみに怖がらせるのではなく、リーガンの変化のプロセスをたんねんに見せているところだと私も思います。医学的に検査しても、肉体的にはどこも悪いところはない。心の問題だ、という結論に達するまでの過程で、医学の限界を感じさせるところ(なんだか杓子定規なことしかいわない医師たちにうんざりしてしまうことも含め;笑)は、とてもリアルなものを感じました。
日常と地続きの淵に潜むなにか。突然訪れ来るなにか。誰にでもあてはまるなにか。あの映画はそんな「突然の来訪者」の映画だと、思いました。


[50] 池袋の NAME:村田恭子 DATE:2000/12/15(Fri) 14:14:41

新文芸坐で成瀬巳喜男の「浮雲」を見てきました。ずーっと見たいと思っていた映画だったので。「めし」と併映だったので2本立てにしたかったのですが、昨日も2本立てだったので、ちょっと疲れてしまって(笑)、今日は1本だけにしてしまいました。
ところで、新文芸坐はパチンコ屋さんの3階で、そのパチンコ屋さんが経営権を買った模様ですが、文芸座のスタッフだった人たちを運営スタッフとして迎えて、新文芸坐として再出発したようです。椅子がとても気持ちよくて、スクリーンも大きくて、りっぱな映画館です。
最近、テアトル池袋がアジア映画専門館に路線変更し、駅の上にシネリーブル池袋がミニシアターとしてスタートし、これで新文芸坐がクラシック映画をスクリーンにかけてくれれば、池袋が都内で一番最寄り駅である私にとっては、なんともうれしい事態となりそうです。

「浮雲」は、また感想を書きますけど、小津安二郎が「僕にはあの映画は撮れない」と言ったというのがうなずける映画でした。戦後すぐの話ですが、どん詰まりの退廃、聖俗両面を描いていながらどこかしらピュアな、男と女の映画でした。高峰秀子と森雅之が、もうほんとーに!(笑)映画スターの輝きを放っていて見ているだけで幸せでした。


[50へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2000/12/16(Sat) 03:22:12

私もつい最近『浮雲』を観てきました。

戦後まもないこの時期、大陸から戻った人たちの心にあいてしまった空虚な穴。その陰が、全編に流れている映画ですね。その心を『浮雲』としたタイトルは、見事な感覚ですね。

大陸で、不倫の恋をしたふたり。「日本に戻ったら、妻と離婚するから結婚しよう」と誓った仲だったのに、いざ戻ってみると、
男は、日本の変わりように愕然とします。「戦争中、こんなに妻に苦労させておいて、離婚なんて、とてもできない」と、心変わりしてしまいます。
しかしながら、奥さんとは今更元に戻るわけもなく、ダラダラと腐れ縁のように、ふたりの関係は続いていきます。
そのさまがまさに「浮雲」なんです。

ふたりで、温泉宿に行った時、そこの主人加東大介の若妻と、ダブル不倫の関係に男はなります。そして妻を追って、東京に出てきた加東大介は、
嫉妬から妻を殺してしまいます。
歳が極端に離れた奥さんをお金の魅力をちらつかせて、結婚したこの男の空虚さ、そして最後は殺人にまで追いこまれてしまう、このエピソード
は映画の中では、ほんの小さなシーンなのですが、凄みさえ感じてしまいます。

なかなか、ドキュメンタリーでは伝わってはこない、戦後のすさんだ人の心をこんな風に体験できるのは、まさに映画ならでは。
ちょっと、戦後の日本映画もいくつか観たくなってしまいました。

高峰秀子は本当に素敵でした。あんな人となら「浮雲」のように漂ってみたい(笑)無理無理。

http://www.din.or.jp/~grapes/


[50へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/16(Sat) 08:05:00


森雅之扮するあの男って、日本映画史上屈指の「ダメ男」ですよね(笑)。本当にとんでもなく優柔不断で自堕落な男。それなのに、ものすごく魅力的でした。
映画が終わったとき、私は森雅之にメロメロでした(笑)。あんな退廃を表現できるスターって、今の日本にはどこにもいませんよね。森雅之は有島武郎の息子だそうですが、父親の血をしっかり受け継いでいるのでしょうね。もし彼のような人が相手だったら、私も高峰秀子のように、悪態をつきながらどこまでもどこまでも追いかけてしまうかも知れません(笑)。
加藤大介と岡田茉莉子の夫婦のエピソードも、世間ではよくある話でしょうけど、それをあんな風に映画にしてしまうのって、すごいな、と。温泉宿で岡田茉莉子に目配せする森雅之、ふたりきりになった途端、突然抱き寄せるところなど、なんてエロティックなんだろう、と。森雅之のセリフに「僕は亭主に同情してる」と言ってましたけど、まったく身勝手なセリフではありますが、私もそう思ってしまいました(笑)。
高峰秀子は、追いすがる女ではあるんですが、ひとりで仏印に渡ったりする自立心の強い女性として描かれていますね(あの時代に普通の女が単身で外国にいくなんてことは、たぶん考えられなかったことだと思います。ものすごいお嬢様か、水商売から成り上がったやり手の女か……大佛次郎の「帰郷」に出てきた女が印象が強くて;笑)。でも、自立心は強いけど頑なではない。あのへんがとても魅力的です。色気だけではない「女」の実像に、ほれぼれとしてしまいました。


[39] エクソシストの呪い NAME:ぢみ〜 DATE:2000/12/04(Mon) 10:58:27

「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」を見ました。オリジナル版は何度か見ているのですが,“封印された15分間”がどこなのかあんまりよくわかりませんでした。でも,とりあえずエビゾリ走りのシーンはなかなか不気味でよかったです。それに,久々にリンダ・ブレアを大画面で見れたのもうれしかった。素顔のシーンってすごく少ないんですが,目を緑色に光らせて「お前の指をあたしの×××に入れな」なんてわめくところもなかなかチャーミングでした。パンフには,「エクソシスト」のリーガン役のイメージが強烈すぎてその後の女優人生は恵まれていないみたいなことが書いてありましたが,レスリー・ニールセンの「エクソシスト」パロディものに自ら主演したり,「スクリーム」にキャスター役で特別出演したりしているのを見ると,「エクソシスト」の遺産で食いつないでいるどさ回り歌手的人生というのが感じられて,やっぱりちょっとカワイソーですね。でも,ぼくは彼女が出てるB級作品,とくに女囚ものもとっても好きですけど。だけど,さすがに最近は見かけませんね。どうしてるのか,知ってる人は教えてください。ところで,「エクソシスト」の遺産で食ってるのは監督のフリードキンも同じですよね。やっぱり呪いなんでしょうね。
ところで,韓国映画の「ペパーミント・キャンディー」。とってもよかったです。だんだん時間が溯っていくみたいな構成というのはかったるくて趣味じゃないんですが,この作品の場合,効果的だと思いました。
それから「オータム・イン・ニューヨーク」。難病もの+ラブストーリーの王道ですよね。見ていて30年前の「ある愛の詩」を思い出しました。そういえば,以前リチャード・ギアが出てきたとき,ライアン・オニールに似てるなと思ったのを思い出しました。ただし,ウィノナ・ライダーはアリ・マッグローの鮮烈さからは遠かったです。ジョアン・チェンもやるもんですね。


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/04(Mon) 11:23:05


あなたの書き込みを読んでいると、懐かしさに胸が締め付けられそうになります(笑)。
アリ・マッグローの名前を、いったい何年ぶりに耳にしたことでしょうか? 『ゲッタウエイ』で共演した後スティーブ・マックイーンの奥さんになって、彼が亡くなった後、どうしてるんでしょうか? ご存じの方、教えてください。
リチャード・ギアとライアン・オニール、確かに似てますね。ダイコンなところもそっくり!(笑)
リンダ・ブレアは先日、『エクソシスト ディレクターズ・カット版』の公開に際して、テレビでインタビューに答えているのをみました。ごく普通のきれいなオバサンになっていました。

>ところで,「エクソシスト」の遺産で食ってるのは監督のフリードキンも同じですよね。
>やっぱり呪いなんでしょうね。

うーん、そうだったのか(笑)。なんかものすごく納得。


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/07(Thu) 08:24:01


昨日、私も『エクソシスト ディレクターズ・カット版』を見てきました。
実は、『エクソシスト』を見たのは今回が初めてなんです……っていうと、また
ぢみ〜さんに「えぇ〜!」と言われそうですが(笑)、なんか、オカルト映画
や恐怖映画として、というより、映画としてとてもすばらしいと思いました。
とても事件ぽく、ドキュメント風に描かれているせいか、観客を巻き込きこんで
大騒ぎする怖さというのではなく語り部が惻々と語る怖さ、みたいなものを
感じました。
リーガンの部屋の寒さがとてもリアルで、『ホワイトアウト』よりずっとずっと
寒かった(笑)。


[39へのレス] NAME:ぐっち DATE:2000/12/08(Fri) 06:03:43

おお、観てきたんですか!私は怖くて観にいけません(^^;
でも、今時の若者(初見の人ね)に言わせると、あれのどこか怖
いの?ってのが大多数らしいです。
私もあらてめて観るとそう感じるのかもね。記憶の中で、相当に
増幅されてるかも。『オーメン』なんかも観るの怖いし(^^;

たぶん、この手のは宗教観あっての恐怖であり嫌悪だからなぁ。

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/08(Fri) 21:10:33


★ぐっちさん
私はとにかく若いときは怖い映画がダメだったので、あの時代の恐怖映画って
ひとつも見てないんです(『オーメン』も同じく;笑)。で、今回見たら、やっぱり大人になったせいか(笑)、生理的な怖さは感じませんでした。

>たぶん、この手のは宗教観あっての恐怖であり嫌悪だからなぁ。

もう、堅固なまでの「カトリック文化」の影をずるずる引きずっていて、その影は主にダミアン神父という人物が背負っているんですが、彼の人物造型は、無宗教な日本人(私のことです;笑)には理解しがたいけれどもある意味で魅力的で、この映画の核のような存在ですね。
この映画を見ると、やっぱり日本って「神は細部に宿りたもう」の国だなあ、と。森羅万象にいのちを見る「神の国」(笑)の感性にとっては、ほんとにショック療法とも言うべき堅固な思想ですね、カトリックって(^^;)。


[39へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/13(Wed) 00:53:52

家路につくエレン・バーンスタインのうしろに、枯れた枝がからまって
輪っかになったもの(あれの名前ってなんでしたっけ・・・(~_~;)
が♪チューブラ・ベルズ♪のメロディの流れる中、ころがっていく
シーンが、すっごく印象的でした。>『エクソシスト』

興行的にヒットしたんで、お正月も続映だそうですね。


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 08:05:10


★りでぃあさん

「エクソシスト」ヒットしたんですね。オールド・ファンと若い世代のホラー・ブームがうまくマッチしたんでしょうね。
でも、昨今の刺激の強いホラーを見慣れている若い人には、どうなんでしょうか? 私はちょっと萩尾望都の世界を彷彿としました。もちろん、萩尾さんはホラーを描きませんけど、罪の意識とか、恐怖する心の哀しみとか、そういうのが……ね(笑)。


[39へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/13(Wed) 17:21:27


そ。そ。(^.^)
『エクソシスト』は、そういったものがあるから、ただ驚かしだけの映画
と、違ってるんですよね。
『エクソシト2』になると、もっと内面的になって、『エクソシスト』の
コワ〜いところが好き〜♪と、いうファンからは見放されてしまいました。
わたしは、2のほうが好きなんだけどな(苦笑)。
萩尾さんといえば、『オーメン2』は、萩尾さん的(竹宮さん的かな?)でしたね(爆)。


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 23:22:00


『エクソシスト2』があったこと、今まで知りませんでした(^^;)。

>萩尾さんといえば、『オーメン2』は、萩尾さん的(竹宮さん的かな?)で
>したね(爆)。

うむむ、見たい……。『オーメン2』は、『オーメン』を見ないで見ても問題ないですか?


[39へのレス] NAME:ぐっち DATE:2000/12/14(Thu) 01:06:04

『エクソシスト3』ってのもあったぞ。たしか原作者が監督だか
脚本だかをやった記憶が。こっちが正式の続編だ、と言っていた。

オーメン2が萩尾さん的(竹宮さん的かな?)ってのは、少年だ
けの寄宿学校(軍隊のだったかな?)がでてくるからでは(^^;
村田さん、勘違いしてみると怖い目に……

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[39へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/14(Thu) 01:48:07


★村田さん
『オーメン』は、2より『オーメン』のほうが、映画の出来としては、
いいと思いますよん〜
2は、寄宿学校もそうなんですけど、ダミアン(主人公)が、なぜ
ああなっちゃったかな・・・というところが、萩尾さん的というか・・・(~_~;)。
むぅ。ストーリーが言えないのが・・・(苦笑)。

『エクソシスト3』は、原作者が監督・脚本・製作すべてをやった
ものですね。原作者=いい監督では、ありえない作品になってます(笑)。


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/14(Thu) 07:20:26


寄宿学校……うむむ、やっぱり見たい(ずるずる←舌なめずりの音)。
監督をやりたがる原作者といえばスティーブン・キングを思い出しますね(笑)。


[39へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/14(Thu) 23:49:22


★村田さん
あまり期待しないで観ると、おもしろいかも(笑)>『オーメン2』(笑)


[39へのレス] NAME:ぢみ〜 DATE:2000/12/15(Fri) 17:28:39

「エクソシスト」は、原作者が作った「3」とは別のオリジナル路線で、「4」までありましたよね。もっとも、「4」は3年ぐらい前に突然つくられたヤツで、リンダ・ブレア=リーガンなんかも出てこなくて、なんか縮小再生産気味でしたけど。ただ、悪魔だか悪魔につかれた女だかが廊下をふわっと横切るシーンがすっごく怖かった記憶があります。
「オーメン」も「3」で完結したずっと後に突然「4」ができましたよね。もっとも、あれはアメリカでTV用に作られたものだったらしいですけど。
あれこそダミアンが女の子に変わっただけの、ただの焼き直し作品でした。ぼくは「エクソシスト」は「1」、「オーメン」は「2」がいちばん好きです。「エクソシスト2」は「1」とは全然肌合いの違う作品でしたよね。「オーメン2」は、思春期のダミアンが自分の宿命を知って苦悩するところがシブかったです。「3」は演出が地味すぎ。続編は監督変えて成功する例は少ないと思います。「エイリアン」なんて「2」までは熱狂してたのに、「3」では思いっきり寝ちゃいました。「リング」も「2」はつまらなかったな。「らせん」の流れもなんかあんまりおもしろくないし…萩尾先生は、「ポー」を30回ぐらい読みました。そう言えばぼくの尊敬する金子修介が「トーマの心臓」を「1999年の夏休み」として映画化しましたよね。あれすごく好きです。女の子が少年役やってるって知らないウチの嫁は、「なんて美少年ばっかなの」って感動してましたけど。


[39へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/15(Fri) 18:12:18


★ぢみ〜さん
「エクソシスト」と「オーメン」の流れを解説していただき、ありがとうございます(笑)。今後の鑑賞の手引きにします。
「リング」は1も2も「らせん」もあんまり面白くなかったな、私は。強いて言えば「リング」がまだ一番怖かったかな。
「エイリアン」は、3はそんなに嫌いじゃない(デビッド・フィンチャーは嫌いだけど;笑)。1がやっぱり一番好きだけど、4の気持ち悪さも捨てがたいし。
「1999年の夏休み」は私もすごく好き。ビデオでしか見てなかったんだけど、去年の夏(まさに1999年の夏ね;笑)リバイバルされたとき、劇場で見てきました。「トーマの心臓」もすごく好きだけど、換骨奪胎して全然別の金子ワールドになってましたね。「夏休み」の寄宿舎の、暑いのに人気がなくて森閑とした感じがよく出ていました。


[46] ビデオレンタルランキング NAME:takoyo DATE:2000/12/11(Mon) 16:57:05

洋画部門
1マトリックス、2スターウオーズ、3シックスセンス
4ブレア・ウイッチ・プロジェクト、5プリンス・オブ・エジプト
6ターザン、7ライオン・キング
邦画部門
1鉄道員、2ケイゾク、3梟の城、4黒い家、5無問題
6ポケット・モンスター、7カードキャプターさくら
2000年にビデオレンタル店でのベスト7位までです。
私は邦画部門の6位と7位だけまだ見ていませんでした。
正月休みにでも鑑賞しなくては。
皆さんはどのくらい鑑賞されているのでしょうか?


[46へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/11(Mon) 23:58:42


洋画の1-3位、邦画は「黒い家」(しかもビデオ)しか見てません。
「黒い家」はなんと落ち着きのない映画だと思いました……不快感を
あえてかき立てるような、ちょっと私の周囲10メートル以内には
あってほしくない世界というか(笑)。


[46へのレス] NAME:ぐっち DATE:2000/12/12(Tue) 20:14:19

同じく、邦画5,6と『黒い家』は観てません。。
しかし、シックスセンス以外は世間様ほど評価してません。期待
が高すぎた作品もあるけどね。
『ケイゾク』あたりは映画単品として成立してないと思うんだけ
ど(笑)、ドラマのファンでその雰囲気を劇場で味わいたいなら
OKかな。私はまぁ、OK。
ターザンは画面の目まぐるしい動きに疲れたっけ。テレビでもそ
うだったんだから、劇場で観てたら目が回ったかも(^^;

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[46へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 08:18:33


★ぐっちさん
そういえば「ターザン」は吹き替え版を見ようと思ってたんだわ……。
思い出しついでに、ビデオ借りてきます(笑)。

>同じく、邦画5,6と『黒い家』は観てません。

……ってことは、「カードキャプターさくら」をご覧になっているのですね!(笑)
面白かったですか?
「ケイゾク」はテレビシリーズは好きでずっと見てましたが、映画は結局見なかったなあ。
テレビの方をすでに忘れつつあるので、今から映画を見ても、分からないかしら?


[46へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2000/12/13(Wed) 21:18:24

な、なんと洋画の1位から3位までしか観ていません。
14本のうちの、たったの3本なんて。
私って、実は「流行遅れな人々」だったのかしらん^^;

http://www.din.or.jp/~grapes/


[46へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/13(Wed) 23:02:16

僕もSADAHIKOさんに同じです(笑)。


[46へのレス] NAME:ぐっち DATE:2000/12/14(Thu) 01:12:11

きっと皆さん、映画館に足繁く通ってらっしゃるからですよ。
私は映画館で観る本数が激減したぶん、ビデオで見てる感じで
すもん。
本数減ると、映画館で観るのも無難に話題作ばかりになっちゃ
って……

『カードキャプターさくら』ね、これはなかなか……って観てる
わけないでしょ(^^;
まぁ、そういう趣味のオトモダチは多いんで(笑)基礎知識はあ
ありますけど(^^;

http://www2.plala.or.jp/gutti/index.htm


[46へのレス] NAME:りでぃあ DATE:2000/12/14(Thu) 01:53:46


洋画は、とりあえずすべてクリア(^・^)。
ただし、『ブレア・ウィッチ』はTVで観た(笑)。
邦画は、全部観てないぃぃぃぃ(←いいのか、これで(-_-;)


[45] 本のお話で恐縮ですが、 NAME:ちょき DATE:2000/12/10(Sun) 23:56:23

セオドア・ローザック『フリッカー、あるいは映画の魔』文春文庫
という本をご存知ですか?
映画を題材にした小説で、主人公である映画学科の先生が、ドイツから
アメリカに渡ってきてB級映画ばかり撮らされた監督の作品の中に住む
「魔」を見つけ、その謎を探っていくというストーリーなのですが、
凄いです。僕は本を読んで数年振りに「めまい」を起こしました。
特に作者が虚構世界を成立させるために用意した虚実入り混ぜた映画の
「うんちく」には参りました。 映画ファンにはオススメです。
もっとも、本の帯によると「'98年度ベスト1」と書かれているので、
皆さん、既にご存知なのかも知れませんが...(僕は、今年の1月に
読んだもので)。


[45へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/11(Mon) 00:10:48

知ってます!知人からも「面白いですよ。映画好きは必読!」と勧められたのですが、まだ読んでません。読もうと思って積ん読状態の本がいっぱいあるのですが、そのあと、なんていってるといつになるか分からないので、先に読もうかな(笑)。


[45へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/11(Mon) 23:19:08

やはりご存知でしたか。是非読んでみてください。正直言うと、「うんちく」
は、有名ながら未見の映画についてが多かったのですが、それでも僕は十分
楽しめました。
また、本の最後に載っているキャッスルのフィルモグラフィーによると、
No.44でカキコミのある『マルタの鷹』にも協力とのこと(笑)。

積読は、僕も得意です。本屋で面白そうな本を見つけるとつい買ってしまう
のですよね(笑)。


[45へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/12(Tue) 00:07:24


「フリッカー、あるいは映画の魔」上巻のみ購入しました。上下巻同時に買ってしまうと、また安心して積ん読の山に直行する可能性が大なので(笑)。
早く下巻を買わないと書店から消えるかも……と思うことを上巻を読む推進力にします。
今読んでいる「朗読者」は、たぶん明日には読み終えられる……はず(笑)。

ちなみに、最近読んで面白かった本は「翻訳夜話」(文春新書)です。翻訳者を目指しているわけではない人でも、日本語の文章を書く上で大変ためになる本だと思います。翻訳者がテキストに向き合う姿勢についての言及は、映画ファンが映画に向き合うときの体験に通じるものがあります。


[45へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/12(Tue) 00:14:00


「翻訳夜話」では、村上春樹と柴田元幸がレイモンド・カーヴァーの“COLLECTOR”とポール・オースターの“AUGIE WREN'S CHRISMAS STORY”をそれぞれに訳していて、読み比べられるようになっています。
“AUGIE WREN'S CHRISMAS STORY”を読んでるとき、「どこかで聞いた話だな」と思ったら映画『スモーク』の原作でした(笑)。


[45へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/12(Tue) 11:54:23


“CHRISMAS”とはなんぞや?(笑)“CHRISTMAS”でした。
ちゃんと見直さないでアップしてるのがばればれ(笑)。


[45へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/13(Wed) 22:22:32

翻訳本を読んでいると、原書が気になることもありますね。
名文(!?)と言われるチャンドラーがどんな文章を書いているかとか、
エルロイの「ホワイトジャズ」はどんなぶっとんだ文章か(笑)。
「翻訳夜話」面白そうですね。とりあえず、本屋でみてみます。

絶賛帯付き(笑)の「朗読者」は如何でしたか?



[45へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 23:19:28


予想以上によかったですよ!「朗読者」(笑)。ああいう話だとは思っていませんでした。


[47] 『鮫肌男と桃尻女』 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/12(Tue) 15:49:57


★ちょきさん
『鮫肌男と桃尻女』見ました。ごめんなさい、率直にいうと、あんまり面白くなかったです(^^;)。
完全に笑いを狙って撮られた映画だと思うんですけど、全然笑えなかった(笑)。もしかしたら、私が古いのかもしれない、と思ったりもします。車の中での意味のない会話とか、たしかに『レザボアドッグズ』を彷彿としますが、『レザボア……』ではそういう遊びのシーンを面白いと思えたのに、『鮫肌……』では思えなかった。どうしてかな?
私は英語の会話を理解できないので、『レザボア……』では会話の内容を理解することを最初から放棄していたのが、かえってよかったのかも。ほとんど音楽のように聞いてましたから(笑)。でも、あれを日本語でやられると、どうしても内容を聞いてしまうからね(笑)。
映画って、私の中では「持続」なんですね、きっと。それがストーリーにしろ運動にしろ感情にしろ、何かの持続なんだと思うんですけど、『鮫肌……』って、「持続」しないなにかを見ようとしているのかな、という気がしました。瞬間のインパクトを見せるのはさすがにうまいな、と思ったのですが、どうもそれだけでは満足するには遠かったような気がします。
『Party7』もそうなんでしょうか?


[47へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/13(Wed) 22:59:27


○村田さん
率直に言って頂いて結構です(笑)。前にも書きましたが、僕もこの映画の出来は、
かなり悪いと思っています(というかコレって映画?)。
では、なぜオススメしたのかというと、出来の悪さを分かった上でもこの作品
のセンスに見るべきものがあると思ったからです。邦画でこれだけの独特の
センスが出せる監督って、あまりいないのではないでしょうか。
僕は、この監督が良い脚本に出会ったならば、とても面白い作品を作ってくれ
るのではないかと思っています。
一方で、”映画的な語りのセンス”の悪さは、致命的な欠陥かもしれないと
思わないでもない(笑)。まあ、それは、映画感覚の極度に研ぎ澄まされてい
る(と僕が思っている)タランティーノの作品と比べてしまっているからなの
かもしれませんが。

う〜ん。「持続」ですか...難しいですね。
『PARTY7』は、『鮫肌〜』よりマシだと思いますが、ちょっと映画と
しては辛いかもしれません。どちらかというと、映画というより、コントに
近い感じかもしれません。また、「語りのセンスの悪さ」は、払拭されなかった
ですしね。正直、オススメしません(笑)。
でも、僕はこの監督の馬券(笑)は、もうしばらく買い続けるつもりです。

『PARTY7』には、村田さんがお会いになっている岡田義徳さんも
出てるんですけどね。


[47へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 23:17:36


>『PARTY7』には、村田さんがお会いになっている岡田義徳さんも
>出てるんですけどね。

そんなことを、よくこのHPの中から探し出してこられましたね(笑)。
じつは、あの映画の予告編で岡田君が出ているのを見て、ちょっと心を
動かされました(笑)。でも、ビデオ化されてからかな、と思っています。

>でも、僕はこの監督の馬券(笑)は、もうしばらく買い続けるつもりです。

偉い! やっぱり、気に入った監督の馬券は、納得がいくまで買い続けるのが
正しいファンといえると思います(笑)。


[48] 12月9日公開正月映画第1弾! NAME:takoyo DATE:2000/12/13(Wed) 00:15:43

12月9日から正月映画が公開され始めました。
1「ダイナソ」
2「バーチカル・リミット」
3「ホワット・ライズ・ビニーズ」
4「オーロラの彼方に」
5「コヨーテーアグリー」
1〜5順位の動員ですがさて此れからどうなります
      厳密に云うと4位はエクソシストなのです。
      ついでにエクソシストはこぎゃる、圧底ブーツ、やまんば頭
      世代のイベントとして捉えられている様です。
      3の作品が劇場の格からすれば一番であって不思議ないのですが
      東宝は2001年早々公開作品を考えなくてはいけない様です。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[48へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 08:12:21


>ついでにエクソシストはこぎゃる、圧底ブーツ、やまんば頭
>世代のイベントとして捉えられている様です。

私が見た日も、チケット売場で私の後ろに並んでいた女子高校生ふたりが、
「エクソシスト」にするか、「世にも奇妙な物語」にするか、話し合っていました。
で、結局、ふたりとも私といっしょに「エクソシスト」を見たのですが、
決定するまでのふたりの理由というのが、「やっぱり映画で見るならこっちよね」。
けっこうまっとうな理由だったので、ちょっと笑ってしまいました。
やまんばギャルじゃあなかったですけどね(笑)。
「ホワット・ライズ・ビニーズ」はオススメしません(^^;)。
見た後、損をしたような気持ちになってしまいます。


[48へのレス] NAME:takoyo DATE:2000/12/13(Wed) 12:18:23

女性の関心が薄い作品になっているようです。怖がるのも貴方の勝手でしょう的な感覚で捉えられてしまったのかな。「ダンサー・インザ・ダーク」の試写会に芸能人が押し寄せているようです。華やかに見えていながら実生活ではままならない多くの芸能人の心に等身大で捉えられての支持かもしれません。
ともあれ村田さんの断言は興行界にとってはかなりの痛手です。とほほほほ。


[48へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 14:50:46


>ともあれ村田さんの断言は興行界にとってはかなりの痛手です。

私にはそんな力はないですよ(笑)。
「ホワット・ライズ・ビニーズ」、takoyoさんはご覧になりましたか?
女性だけでなく、男性にも評判悪いみたいですよ(笑)。サスペンスとしての緊張感が弛緩してる映画って感じがしてしまいました。話を引っぱりすぎなんですね。


[48へのレス] NAME:takoyo DATE:2000/12/13(Wed) 21:19:29

見ています。東宝系の一番のチエーンで公開される映画だと、云う其の事柄に興行側の人間はすっかり惑わされて商売人失格の有り様です。現実に数字が出て思わせぶりそのものが観客側迄伝わらない。にも関わらずスクリーンの中でのみ話を長引かせて誰も信じなくなる。丁度 御本人以外の支持が得られず低迷している森さん政治を別の角度から見ているような錯角を覚えました。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[36] 『タイタス』鑑賞後の思いつき NAME:ちょき DATE:2000/12/03(Sun) 00:04:40

『タイタス』観ました。いまだ自分の中で消化しきれていないので歯切れが
悪くカキコミすべきでないかもしれませんが一応...。
ジュリー・テイモア監督の時代考証まったく無視(バイクに乗るローマ兵!
等)の斬新なセンスという意味では、期待以上でした。 特に印象に残ったの
は、タイタスの娘ラヴィニアの哀しくも美しい御姿です(詳細は劇場にて)。
舞台監督出身なので、映画としてのテンポや、つながりに違和感を感じたり
するのかな?と危惧していたのですが、そのようなことはありませんでした。
でも、なんとなく物足りないのはナゼなのだろう?
ストーリーは、シェイクスピア原作の復讐劇なのですが、観ていて、あまり
復讐がいけないものだとは考えられなかったのは演出ミスか?それとも僕に
問題があるのでしょうか?


[36へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/03(Sun) 02:19:36


『タイタス』見るつもりなんですけど、なんか面白そうですね。

>ストーリーは、シェイクスピア原作の復讐劇なのですが、観ていて、あまり
>復讐がいけないものだとは考えられなかったのは演出ミスか?

もしかしたら、監督自身も「復讐はいけないものだと考えてない」のでは?(笑)
うーん、面白そうだ。


[36へのレス] NAME:ちょき DATE:2000/12/04(Mon) 23:42:27

ちょっと考えがまとまったので、自分でレスします。
物足りないと思ったのは、素直に入り込んで観ているのでなく、
どこか引いて観ていたからだと思いました。
どういう所で引いて観ていたかと言うと、舞台演劇的なところでしょうか。
”シェイクスピアの詩的?な表現の台詞”を楽しめないのは、僕の問題と
しても(笑)、演劇的な説明台詞を残す必要があるのでしょうか?
たとえば、「おお、そこに来るのは我が弟マーカスではないか」って、
映画の場合は映像の積み重ねで説明できるんじゃないかな。
これもシェイクスピアの味なのですかね?
でも、黒澤明の「蜘蛛巣城」なんかは、こんな台詞なくてもシェイクスピア
してたように記憶しているのだが...。

映画自体は嫌いじゃないんですけどねー。


[36へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/04(Mon) 23:52:09


映画と舞台っていうのは、私はまったく違う構造のものだという気がします。
舞台俳優さんに聞いたことがあるんですけど、役者さんにとっては、180度
正反対のものだって。
見てみないことにはなんともいえないので、とにかく『タイタス』見てみますね。


[36へのレス] NAME:kowalski DATE:2000/12/05(Tue) 15:59:04

舞台俳優について: これはまったくそうです。映画のオーディション
に参加すると色々なタイプの役者さんがくる訳ですが、舞台俳優は一発
で判ります。舞台俳優の演技はいわゆるこゆい傾向になりがちなので、
あまりにキャラ立ちしすぎるんです。映画の場合は立ち位置から細かく
設定されるので、基本的に動かず自然に演技する役者さんが好まれます。
あとは舞台俳優は舞台の幕があけてしまえば、自分が監督になりうるので
そこが一番の大きな点です。映画では監督が逐一演技指導したりして、
さいやくカットにNGだしてやり直せますから。

ロミオとジュリエット(最近のやつ)で設定は現代風でも台詞は原作
どうりってのは良かったですけどねー、なんか斬新で。


[36へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2000/12/06(Wed) 00:34:46

おひさしぶり&はじめまして。
私も『タイタス』を観ました。
私はこの映画復讐劇というより、親の子への、また親どうしのエゴのぶつかりあいの部分が
あまりにも剥き出しで感情的な感じがして、引いてしまいました。
冒頭で現在を示したり、過去、大過去を混在させた、美術、衣裳を出すこと
で、一見ファシズムや、人類の
戦いの歴史、人種問題までを表現しているようにも見えるのですが、それと
は裏腹に目の前で広がるのは
もっと個人的な世界のような気がしてしまうのです。
『タイタス』のオリジナルがどうなのかは、舞台とか見たことがないんで、なんとも言えないのですが、
『ライオンキング』の舞台も、「父と子」それを強く意識させられる芝居だっ
たので、監督自身の
資質なのかなと、勝手に自己解釈している次第です。

とは言え、彼女の舞台同様、大仕掛けで様式的な演出もあり、まずは観て損はない映画だと思います。

http://www.din.or.jp/~grapes/


[36へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/07(Thu) 08:09:07


★SADAHIKOさん
実は、昨日『タイタス』を見るべく、都内のシネコンに向かって朝早く車で
家を出たのですが、埼玉の幹線道路が午前中あんなに混んでると思わなくて(笑)、
上映時間に間に合いそうもないので、途中でUターンして帰ってきてしまいました(^^;)。
というわけで、楽しみはお預けです。

>私はこの映画復讐劇というより、親の子への、また親どうしのエゴの
>ぶつかりあいの部分があまりにも剥き出しで感情的な感じがして、
>引いてしまいました。

シェークスピアのお芝居には、意外に家族の確執を裏としてもつお話も多いんですね。
舞台だったら様式化して描かれうるものが、映画を選んだことで、監督の資質
として表に出てきたのでしょうか?
見るのが楽しみです。



[36へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 14:43:21


「タイタス」見てきました。えらいレトロなものを見せられてしまった、という感じがしました(笑)。
舞台的なセリフまわしは、最初はかなり違和感がありましたが、次第に慣れてくると快い響きにこころが落ち着くようになりました。そのへんは、舞台演出家としての計算がうまくいっていたのではないか、という感じがします。

>冒頭で現在を示したり、過去、大過去を混在させた、美術、衣裳を出すこと
>で、一見ファシズムや、人類の戦いの歴史、人種問題までを表現している
>ようにも見えるのですが、それとは裏腹に目の前で広がるのは
>もっと個人的な世界のような気がしてしまうのです。

映画を見ると、SADAHIKOさんがおっしゃっていることの意味がよくわかりました。
視覚的には現代を取り入れているように見えますが、とりあえず、あのイメージの作り方そのものが、20年くらい前の“Modern”という感じがして、古いな、と(笑)。
そこでかなり引いてしまったのですが、視覚の刺激がテーマとして現代社会とリンクしていないので、かえって話が古色蒼然としてしまったのではないかな、という気がします。
個人的にはイマイチな映画でした。


[49] ホラーといえば…… NAME:村田恭子 DATE:2000/12/13(Wed) 08:48:48

来年公開の黒沢清「回路」がとっても楽しみです。
インターネットを題材にしたホラーだそうで、出演も加藤晴彦、麻生久美子、
有坂来瞳、小雪とテレビの人を使ってきます。
そのほかに武田真治、風吹くジュン、菅田俊、哀川翔、役所広司 などの黒沢組常連も。
おまけに主題歌がCoccoで(笑)、こういうそれなりにメジャーっぽい路線を
映画会社から押しつけられても、ちゃんと黒沢ワールドを作ってくるいつもの
パターンとなるのか、ネットをどのように捉えているのか、いろいろと楽しみ。
http://www.kairo-movie.net/index.html


[44] 『三つ数えろ』 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/10(Sun) 23:24:51

のDVDを2000円で売っていたので、思わず買ってしまいました。ハワード・ホークスづいている今日この頃。これ、チャンドラーの『大いなる眠り』が原作なんですけど、映画は見てなかったんです。そーいえば、ボギー主演ものとしては『マルタの鷹』も見てないなあ。小説は大昔に読みましたけど。
このDVDは面白くて、1945年の116分バージョンと、1946年の113分バージョンが入ってるんです。しかも、この二つのバージョンの違いを解説した16分のドキュメンタリーつき。私は二つのバージョンがあることももちろん知らなかったのですが、こういうことができるのはDVDならでは。
『クーリンチェ少年殺人事件』の3時間バージョンと4時間バージョンを格納したDVD、出してくれないかな(笑)。


[43] 『ホワット・ライズ・ビニーズ』 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/10(Sun) 17:41:32

昨日見てきました。
で、映画としてもほんとにどうしようもなく大したことがなかったんですが、
それ以上に、映画館で流されていた予告編のネタバレぶりに呆然としてしまい
ました。あんな予告編を作るなんて、映画会社はどうかしてる。
それにしても、ゼメキス。『フォレスト・ガンプ』あたりからちょっと危ない
な、とは思ってたけど……私は悲しい。


[42] ジョンの命日 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/08(Fri) 21:36:42

今日はジョン・レノンの命日なんですね。20年前のジョンが殺された日のことをハッキリと覚えています。
私はビートルズ世代では全然ないし、気がついたときにはビートルズはすでに解散してたのだけれど、高校生くらいの時にはまだビートルズの栄光の残滓があちこちにあって、「遅れてしまった」ことの悔しさばかりを噛みしめていました(田舎の高校生だった、ということも大きな要素かも;笑)。
ご多分に漏れず、高校生の頃はポールのファンでした。だって、4人の中では彼が一番アイドルっぽいじゃない?(笑)マセてる同級生はだいたいジョージ・ハリソンのファンで、ジョンのファンていうのは意外にいなかったなあ。
ジョンのことをいいなあと思えるようになったのは、大人になってからです。あの、屈折しまくった、コンプレックスだらけの魂を、愛しいものとして近くに感じたいと思えるようになったんですね、きっと。

ところで、ジョン&ビートルズの映画といえば、高校生の時に見た「イエローサブマリン」と「レット・イット・ビー」、ずっと後年になって見た「イマジン」が印象深いです。
「レット・イット・ビー」はビートルズが断末魔の叫びをあげていた頃の映画で、アップル社屋上での演奏シーンの寒々しい哀しさが目に焼き付いています。


[42へのレス] NAME:アキーロ DATE:2000/12/09(Sat) 00:12:56

ジョージは音的には、ビートルズの楽曲の中で目立つ存在ではなかったかもしれません。
でも、ソロになると、やっぱりジョンとジョージがイイですね。
音楽の話しだと、「リボルバー」が一番好きです。
ちなみにリンゴが、なぜリンゴという名前になったのか? っていうと、
当時、指にリングをいっぱい着けていて、リング! が訛ってリンゴ・スターになったとか? ならなかったとか?(笑)
ずいぶん前ですが、深作監督にお会いしました。バトル・ロワイアル完成直後です。
もしかしたら、と思ったのですが、たけしさんには会えませんでした。残念。
でも、いろいろとお話をしていただき、やっぱりすっげー人だと感動しています。
あんなおっさんに、おれもなりてーって思いました。
久しぶりなので、支離滅裂な書き込みで、ごめんなさい。
それでは、20世紀もあとわずか、素敵な時をお過ごしください。
そして、これからもよろしくお願いいたします。


[42へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/09(Sat) 10:51:11


アキーロさん、お久しぶり〜!書き込んでくださってありがとう。
ジョージはちょっと渋い魅力があって、作る歌も味があって、けっこう人気があったんですよね。

>当時、指にリングをいっぱい着けていて、リング! が訛ってリンゴ・
>スターになったとか? ならなかったとか?(笑)

あは!なんだかリンゴらしいエピソードですね。リンゴは「りんご」が日本語で“apple”のことだと知っていたそうで、その言葉遊びも気に入ってたんじゃないかな、なんて想像してます。

>ずいぶん前ですが、深作監督にお会いしました。バトル・ロワイアル完成直後です。
>もしかしたら、と思ったのですが、たけしさんには会えませんでした。残念。
>でも、いろいろとお話をしていただき、やっぱりすっげー人だと感動しています。
>あんなおっさんに、おれもなりてーって思いました。

もしかしたら、監督の写真を撮られたのですか?やっぱり、いろんな修羅場をくぐり抜けてきた人は、言葉も行動も人を感動させるなにかがあって、すごいですよね。
「バトル・ロワイアル」はとても怖い映画だったけど、私は感動しました。深作監督は、やっぱり映画の人だ〜って納得できる、リアルなスタンスがありました。
もうすぐ21世紀なんですね。アキーロさんの掲示板は時々覗かせてもらって、元気をもらっています。今世紀中に(笑)1度ご挨拶&遊びに伺いますね。


[42へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2000/12/09(Sat) 14:22:07

ジョンの命日の日、私はやっぱり彼の曲を流してしまいました。
もう20年もこれを繰り返しています。

亡くなった時は丁度高校生でした。学校帰りに本屋さんで流れていたラジオで「撃たれる」の第一報を耳にしたのを今も思い出します。

私が洋楽を聴き始めた頃は、もちろんビートルズはとっくに解散してました。
ポール・マッカートニーといえば、もうウイングス全盛の時代だったんですね。
けれども丁度その頃ジョンは活動停止してましたので、聴くチャンスはなく、初めて新作のアルバムを出し、聴いた時には凶弾に倒れてしまったということになっちゃったんです。
ジョンに関しては、それが唯一のリアル・タイムの体験です。
けれども、メンバーの中で一番好きなのはジョンです。
人間的には一番面白そうで、深みがあるからかもしれません。

ポールの曲は耳に馴染みやすいけれど、何回も繰り返して聴くと、飽きがきやすい。ジョンの曲は聴くたびに味が出てくるような気がしてます。
ジョージは解散後も時々名曲を作る侮れない存在。彼のマイ・ペースぶりが好きです。
リンゴは不思議な人ですね。別々とはいえ、ビートルズのメンバー全員が参加した唯一のアルバム73年の「RINGO」がお気に入りです。
仲間にああいう人がひとりいるといいなぁって思います(笑)

というわけで、今も「BBCライヴ」が流れている我が家でした(笑)

http://www.din.or.jp/~grapes/


[42へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/10(Sun) 17:29:02


★SADAHIKOさん
>けれども、メンバーの中で一番好きなのはジョンです。
>人間的には一番面白そうで、深みがあるからかもしれません。
>ポールの曲は耳に馴染みやすいけれど、何回も繰り返して聴くと、
>飽きがきやすい。
>ジョンの曲は聴くたびに味が出てくるような気がしてます。

ビートルズの精神性を支えていたのは、ジョンでしょうね。ジョンの詞はとても深くて、ちょっとわかりにくい(笑)。でも、いろんなことを考えさせてくれる詞です。
ポールのファンになった後にジョンを好きになって、それでどこに戻ってきたかというと、結局“Lennon & McCartney”のコンビネーションの素晴らしさを再認識したことかなあと(笑)。
ポールの、誰にでも親しめるポップな音楽性もまた捨てがたく素晴らしい。
ポールはきっと、楽しんで楽しんで曲を作っていたんだろうなあ、という感じがします。


[41] 『リオ・ブラボー』 NAME:村田恭子 DATE:2000/12/07(Thu) 19:51:26

今年の総括をするにはまだちょっと早いけれど(笑)、今年いけなくて一番悔しかった映画は春の「ハワード・ホークス映画祭」でした。二番目は、モフセン・マフマルバフの「サイクリスト」と「行商人」。このへんの映画って、見逃すと当分見られないからなあ。
先日、近所のビデオ屋さんで、ホークスの『リオ・ブラボー』を見つけたので
借りてきました。1959年の作品。
ファーストシーンからすごい映画ですね。説明もなにもなく、唐突にいきなり始まるんだから。でも、とにかく面白いです。ホークスって、コメディも撮ってる人だから、テンポがいいんですね、話や人間の動きの。セリフもシンプルだけどちょっとしたひねりが利いていて、にんまりしてしまいます。
コメディ作品も見てみたいけど、とにかく、クラシックのコメディって、小さなビデオ屋さんには皆無ですね。新宿まで行くのは億劫だし……。


[41へのレス] NAME:SADAHIKO DATE:2000/12/07(Thu) 21:48:17

『リオ・ブラボー』は大好きです!
保安官事務所の面々が、みんなどこかハンディをせ背負っているのです。アル中のディーン・マーティン、年寄りのウォルター・ブレナン、銃が下手なリッキー・ネルソン、そして口下手なジョン・ウエイン。
それが、大勢の敵をやっつける。これは痛快です。

とっても好きなシーンがあります。
戦いの前の束の間の休息。ウォルター・ブレナンのハーモニカに合わせてみんなで、歌を唄うシーン。
考えてみれば、3人のうちふたりは歌手が本業の人たちなんですね。
彼らが歌うのをジョン・ウエインが、コーヒー・カップを持ちながら、ちょっと手持ち無沙汰って感じで、ニコニコ笑って眺めている図。
それが、なんだかとても微笑ましくて、いつ観てももいいなぁと思います。

ジョン・フォード監督作品のジョン・ウエインと、またちょっと味が違うんですね。

http://www.din.or.jp/~grapes/


[41へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/07(Thu) 22:47:34


レスがついて、とってもうれしいです(笑)。

>戦いの前の束の間の休息。ウォルター・ブレナンのハーモニカに合わせて
>みんなで、歌を唄うシーン。
>考えてみれば、3人のうちふたりは歌手が本業の人たちなんですね。
>彼らが歌うのをジョン・ウエインが、コーヒー・カップを持ちながら、
>ちょっと手持ち無沙汰って感じで、ニコニコ笑って眺めている図。

ああ、あのシーンはほんとにいいですね。なんだか、とってもとっても幸福な気持ちになれるシーンでした。
ジョン・ウェインのカットはほんのちょっとしかないんだけど、みんなを見守ってるっていう風情が、ほんとに微笑ましくていいですね。

>ジョン・フォード監督作品のジョン・ウエインと、またちょっと味が違うん
>ですね。

そうですか。西部劇は全然といっていいほどみていないので、今度はジョン・フォードのを借りて、見てみますね。


[41へのレス] NAME:takoyo DATE:2000/12/09(Sat) 07:11:44

エクソシストを映画館の支配人時代手掛けた事が有ります。
24時間休む事無く上映しました。
今回、何故か北海道の数字が全国比率的に良い様です。
我が侭監督のおかげで公開が伸びてしまい
やや拍子抜けの興行になってしまいました。
PCの上で講釈師見て来た様な嘘を付くで、情報が行き届き過ぎてエクソシストの場合も公開前に見てしまった感覚になったのかも知れません。 
北海道はその意味ではのんびりしているのかな??

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[41へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/09(Sat) 10:20:42


★takoyoさん

別にいいんですけど(笑)、「エクソシスト」の話だったら、[39]の下にレスをつけていただいたらわかりやすいと思うんですけど(^^;)。
新しくスレッドを作っていただいてもいいですし。
「リオ・ブラボー」の後ろに「エクソシスト」の話があっても、もちろん、それはそれでいいんですけどね(笑)。
「エクソシスト」は私は今回はじめてみたのですが、絶対に劇場で見る価値がある映画だと思います。ネット上の情報だけで見たような気になっている人がもしいたら、ぜひ、そういって差し上げてください。


[34] 『漂流街』 NAME:村田恭子 DATE:2000/11/30(Thu) 22:13:13

シネコンの19:35からの回で『漂流街』見てきました。むっちゃくちゃ面白かった(笑)。
しかし、いかにここが埼玉とはいえ、劇場に入ったらお客は私ひとり。しかも、始まるまでのBGMがカーペンターズの“Merry Christmas Daring”で、映画が始まる前からひとりでしみじみしてどうすんのぉ?と思ってたら、カップルが入ってきました。よかった〜(^^;)。
それにしても、これは邦画なんでしょうか?三池崇史ってほんとに日本人なんでしょうか?(笑)Passionの形というか置き場所が、日本人と全然違うっていう感じがしました。いやもう、文句なく一見の価値はあるでしょう。


[34へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/11/30(Thu) 23:56:24


Daringの綴り、Darlingの書き間違いでした。本筋に関係ないけど(笑)。


[34へのレス] NAME:takoyo DATE:2000/12/02(Sat) 01:28:41

シネコンの嵐が未だやみませんね。
立派な箱が出来てもそこに通ってくれる人が居なければ
困ったちゃんです。コンビニ感覚で開いてて良かった映画館(苦笑)
試写会に出かけると同好の友がいて安心出来るとの声に
村田さんの寂しい限りの観客を重ね、思案投げ首の映画館当事者です。
とほほほほほ。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[34へのレス] NAME:スキッパー DATE:2000/12/02(Sat) 02:11:45

おおっ、ご覧になりましたか!しかも面白かったのですね?
それは、とーーーっっても有り難いお言葉(;_;)
か〜なりぶっ壊れてるんですけど(笑)あのパワーはすごいですよね。
ハリウッドが注目するのも納得です。ただ…勢いばかりではね(^-^;)
動員のことはあまり言いたくないんですけど、やっぱ大コケだったみたいですね。
やっぱ、みんな安心してTVドラマの延長みたいに見られる奴か、
派手にCG使った大作じゃないと、食指が動かないのかしら…。


[34へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/02(Sat) 11:35:03


★スキッパーさん

>動員のことはあまり言いたくないんですけど、やっぱ大コケだったみたいで
>すね。

まあ確かに、東宝系劇場で全国公開するタイプの映画ではなかったかもしれませんね(笑)。
でも、面白いよね〜。ああいう映画がヒットするようになれば、邦画界は変わるんじゃないかな、という気がしました。
小手先のスタイルじゃなくて、上にも書いてるけど、Passionを感じるのね。
しかも、人間たちが、それぞれに変だったりユニークだったりするけど、みんな愛してしまうよね。人間的で、魅力的だね。
ミッチーはもちろんだけど、吉川晃司の胡散臭さはなに?(笑)
私の友人で「吉川晃司が好き」っていう変わったオバサンがいるんだけど(笑)、
彼女の気持ちがものすごくよくわかりました(笑)。


[34へのレス] NAME:ちか DATE:2000/12/06(Wed) 11:17:29

ご無沙汰しています。「漂流街」のっけから笑いました。
三池作品は実は初めてだったんですけど、そう確かに「PASSION」を感じますよね。もちろん今一番勢いのある人だと思うけど、日和ったところがなくてほんと見ていて気持ちよかった。
テレンスファンの私としても見所は満載だったというのもありますけど
ホントに面白かった〜!動員が伸びなかったのはホントに残念。
「不夜城」の映画化よりよっぽどというかずっと良かったのにな〜


[34へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/07(Thu) 08:15:12


★ちかさん
こんにちは!
そうそう、笑えるんですよね、『漂流街』。
笑えなかった『不夜城』(もちろん、笑うようには作ってなかったんですけど;笑)
とは、いろんな意味で対照的。
あの笑いって、ユーモアというよりはちょっと過激で、毒があって、Passionがある。
ほんとに日本にはないタイプの映画でした。
あ、『不夜城』の金城クンは、けっこう気に入ってるんですけどね(笑)。


[40] 御無沙汰しているうちに NAME:takoyo DATE:2000/12/05(Tue) 22:41:37

コメントを書く場所を間違えてしまった札幌の横田でした。
35番の処を読みながら返信におもわず文字を
打ち込んだ粗忽者です。笑い。

http://www2.justnet.ne.jp/~masaki-yokota/


[40へのレス] NAME:村田恭子 DATE:2000/12/05(Tue) 23:36:02


書き間違えた場合は、上の「削除」というところをクリックしてください。
削除できますので。
一つの事柄についての応酬が多くなったのは、掲示板の形態を変えたからだと
思います。
一つの書き込みをテーマにして、それにだれでもレスがつけられるようになったからです。
私としては、話の流れがわかりやすくなって、この方がいいのではないかと思っているのですが、いかがでしょうか?