雲南省南端に位置し、ミャンマーとラオスに接する。面積19700平方公里。1市2県。人口83万人、傣(タイ)、哈尼(ハニ)、拉祜(ラフ)、布朗(プーラン)、瑶(ヤオ)、彝(イ)、佤(ワ)、白(ペー)族等の少数民族が73.9%を占め、その約半数がタイ族。景洪市の海抜は523m、熱帯湿潤気候に属し、年平均気温18.1~21.7℃、最高気温41℃、最低気温3℃。雨季は5~10月で熱帯特有のスコールが降る。州の61%が森林で州全体が風景区。
西双版納(Xishuangbanna)とはタイ語で「田の在る12の村」の意味で、「西双」は
12=4×3 → 四(Si)三(San)
→ 西(Xi)双(Shuang)
という音韻と漢字の変化に依る。明の時代「1版納」が納税の単位でした。景洪市・勐海県・勐臘県が西双版納タイ(傣)族自治州を構成して居ます。
景洪市は西双版納の中部で、面積7133平方公里、5鎮、人口35万人。傣(タイ)、哈尼(ハニ)、基諾(チノー)、拉祜(ラフ)、布朗(プーラン)、彝(イ)、瑶(ヤオ)等の少数民族。州の政治・経済・文化・交通の中心で西双版納空港(=嘎洒(ガサ)空港)が市の南側に在る。市の中心を瀾滄江(=メコン川)が流れる南国情緒豊かな街。
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|景洪市市街|西双版納西部|西双版納東部|
▼景洪市市街の地図
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▼西双版納広域の地図(Map of Wide area of Xishuangbanna)
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▼西双版納西部の地図(Map of West area of Xishuangbanna)
先程記した様に西から、勐海県・景洪市・勐臘県が西双版納タイ(傣)族自治州を構成して居ます。
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▼西双版納東部の地図(Map of East area of Xishuangbanna)
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