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上海な写真集


いってまいりました、上海。
あくまで仕事なので、まあ、観光満喫、というわけではありませんが、
俺の場合、遊ぼうとしても結構どう遊ぼうか? という感じなのでねえ。
でもまあ、楽しかったです、観光もしたしね。
俺はまだ海外に行った経験も少なく、
何よりも遊びでは一回もないのですが、

やっぱりね、生きている人のリズムというか、
本当に、異邦人として、ただ彼らの生活の断片を見る、
というのは非常に楽しい体験です。

どんな外国に行ってもこういう楽しみ方ができれば充分満足できますし、
外国行きの楽しみって、こういうところにあると思います。

さて、ホテル。
JWマリオットという超高級ホテルの、しかもエグゼクティブルーム。
ガウンはおりながらブランデーグラスをくゆらすような部屋です。
57階から見る上海の街はまるで夢の世界。

ビルもなんかキテレツな形してるの多いしね。
でもね、ビルの間を見ると、ものすごい数の家が建っているのが見えるはずです。
よく見るとぼろぼろのビルもちらほら。

シムシティー的世界というか、ものすごく貧富の差がはっきりしています。
台湾や韓国も目じゃないね。
んで、食べ物やさんも、ちっちゃな市場では濁った水の中に川魚が
腹を浮かべて浮いていて、ハエがわんわんたかっていたり、
屋台の食べ物も同様。

一歩離れると別世界が広がる、そういうところでした。
上から見下ろしているだけでは見えてこないし、
観光客が気軽に入れない世界が点である高級世界を囲んで広がっています。

上海は空前の建築ラッシュと言うことはニュースで伝えられていますが、
人の住んでいた区画をつぶして立てられたぴかぴかのマンションは
全然人が入っていません。
今までそこにそこに住んでいて街を作っていた人たちはみんな強制的に立ち退き。
50〜60、ひょっとしたら70年代までの東京はこうだったのかもしれないね。

ただ、本当に台湾、中国の人の生活空間って狭い。
アパートとか、人と人の距離がびっくりするほど近くて、
狭い地域に人がびっしりいるんだよね。

上の3枚はホテルの周り。
明るくて、写真とれる場所だった。
他の場所では、ちょっとカメラ向けられると怒りそうかな、
という場所もあったよ。杞憂の可能性が高いけど。

僕らから見れば生活水準がどうとかって話はあるけど、
のんびりしている感じは日本と同じ。
貧困ではないと思う、普通なんだろうね。

休日だからかもしれないけど、金魚とか、水槽に入れる小物を売っていた。
ペットやさんが多かったから、有名なところなのかもね。
まったりしているいい場所でした。
こちらは「よ園」という観光地。ものすごくおいしい肉饅頭屋さんがある。
周りは土産物屋さんで、偽ロレックス売りつけようとする
ものすごい数の怪しい売り子に声かけられた。
こちらが日本人だと分かると盛んに声かけてくるんだよね。
日本でも観光地ではしつこい売り子とかいるから、それほど変わらないのかもしれない

上海リニアですよ、リニアカー。帰りに乗りました。
片道50元だから、750円くらい。地下鉄5駅で3元、50円以下だから、
ものすごく高い乗り物だよね。

時速460キロ、最高時速はホントに短い間だけど、
やっぱりマジでびっくりでしたよ。
笑っちゃうほど早かった。

だけど座席とか超ちゃちいの。
新幹線乗りたくなっちゃいました。