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セコイ


仮想のゲームの中なのに、嫌な自分というか、トホホな自分がいたのね。その顛末おば。

死にまくって、さんざん迷惑をかけた後、
荷物は全部保管してもらっていたのね。
で、鑑定にかけたらさ、おれが、
「シルバーで、マイトな、槍」を持ってることが分かったのよ。
2万は軽くこえる品だということを友人から聞いていたわけ。
狂ってしまいました。
「お金はみんなでわけてよ。おれは槍だけで良い。俺がさばけるよ。
友達いるから、売ったお金の半分は、みんなで分配してよ」
そこには五人のメンバーがいました。

・・・・・自分が、ものすごくセコイ事を言ったことに気が付いたのは、
布団に入ってから。
何であんな事を言ったのかは、理由は単純なんだ。
「船」が欲しかったのよ。
1万あれば何とか船が!
その言葉で頭が一杯になっちゃってたのね。「りん」が羨ましかったんだ。
仮想空間の、仮想のお金で、しかも偶然の幸運、迷惑をかけまくった後なのに
なんて格好悪いことしちゃったんだろう、俺。
今日、みんなに連絡を付けて、謝ろうと思ってる。きちんと五等分しようってね。
しかしまぁ、現実のせこさが、こーゆー所に出ちゃうのね、とほほ。
格好良く、優しい戦士を演じたいよー。せめてあの世界ではね。
で、
じなじなになって昨日のパーティリーダーであるところの
「バッドヘッド」氏に連絡したわけよ。
「昨日はホントにごめんよー」ってさ
そしたら

「うひひひひ
みんな馬鹿だからそんなことどうせ覚えてないよ」

この一言!
この言葉だけで自分の心が軽くなるのを感じたね。
こんな事、とっさに言える?

すげえよリーダー。あんたこそまさに「屁こき・レッド」だ!
いやいっそのこと「屁こキング」と呼ばせていただきたい。


・・・・・・そしてお待ちかね、「オチ」の時間でございます。
僕は友達に喜び勇んで連絡しました。
「スゲエアイテム手に入れたぜー」と。
友達は、さらっと。
「6000だね」

・・・・・1人1200.
とほほほほほほほほほ


しかしまあ、金が入ることは間違いないわけで・・・・・・・
これでまた船に近づいた。うひひひひひ。(←こりてません)