雑記表紙へ

業師たちとの交流

(画像は全部、クリックすると拡大するよ。)

ツインリンク茂木の、アクロバット大会を見てきたですよ。
まず最初に、結論から。
最高、でした。いや、ホント。

音楽に合わせて、
世界屈指のアクロバットパイロットたちが、
それはもう、とんでもない技術を披露してくれるのです。

このとんでもなく楽しいイベントを僕に教えてくれたのは、


高校時代からの友人である、この人たち。
彼らもこのイベントははじめてで、みんなで大興奮。

「連れてきてくれて、ありがとう!」
「来てよかったねぇ」

というやりとりを、100回くらい くりかえしていた、
というところから、興奮を推し量っていただければと。

飛行機は、本当にすごくて、かっこよくて、パイロットたちの技量が、
Gが、なんていくら言葉を並べても、
空見上げながら感動して涙流しまくっていた
僕の興奮は伝わらないと思うので、
とりあえず写真を27点ほど
(重くてすまんす。)

(画像は全部、クリックすると拡大するよ。)


飛行を見せてくれたのは、
シングルの飛行機パイロット6人、
パイロットチーム2隊。
そしてヘリ、パラモーター、マイクロフライトの各チーム。
音楽にのり、すんごい技を次々と披露してくれて、しびれまくりましたよ。

何よりも、演技をしている彼らの楽しさが伝わってくるのが、いい。
観客の歓声、驚き、そして拍手を得るために、
超絶技巧を駆使し、肉体の限界に挑戦する。

「こう飛んだらどうよ?」
「ここでこの技、俺以外にできる?」
なんて言うパイロットの言葉 が、機体を通して、確かに聞こえるんだ。
機体速度は、軽く300km/hを超え、時には400まで。
死んじゃうんじゃないかと心配するほどの大急降下、
物凄いGが体にかかるだろう。
正直、意識を保っているのが、信じられないよ。

密集隊形を保ったままの宙返り、
飛行機なのに空中に静止しちゃったり、
ヘリは最大速度でバック、
パラモーターチームは空中ブランコまで披露と、
ただただ驚愕と、興奮でした。

演技の最後に、
観客席の前を低空で飛ぶというサービスまで。
しかもこの人たち、
ただ飛ぶなんて芸のないコトなんて、しやしない。
機体傾けたまま、ポールにぶつかる寸前を飛ぶは、
背面で駆け抜けるは、
コクピットをこちらに向けて飛ぶはと、
もうサービスと命を天秤に掛けてるとしか思えない
ものすごさ。
しびれまくりです。

大会は3日、僕らはそのうちの最終日とその一日前を見たのですが、
競技はもとより、ストーリーに従って技を見せる
「エアミュージカル」でさえ、2日目では内容が違う
ラストなんざすべての機体で飛んできてくれて、
もう、パイロットたちのそのサービス精神に、深く、深く感謝でした。

写真ヘタですまんです。9機が編隊で飛んできて、一気に傘開いた瞬間なんて、もう、たまらんでしたよ。

特に僕が気に入ったのは、「クラウス・シュロット」というパイロット。
なんと56歳になるオヤジなんですが、 特に最終日はハジケまくり
もう演技はノリノリで、観客への挨拶は超低空での背面から、
そのまま山の峰沿っての降下、観客に「墜落したんじゃないか?
と、わざと思わせる演技を、2回も披露。
しかもねえ、前日試してやがるのよ、このオヤジ(友人のビデオで、確認しました)。
前日はラストに山の線に急降下してましてね、
「コレはもっと派手にすれば、受けるぞお」とか言うつぶやきを、
絶対してたに違いありません。

良い意味で大馬鹿。 という言葉は、この人のためにあるなぁと。
確信しましたよ、僕は。

その写真をお見せできないのは、とても心苦しいのですが、
はしゃいでて、写真どころじゃなかった ですよ、ええ。

一人で書くのは、とても難しい「ハート」前回は競技時間の1/4を使ってようやく書いたそうです。今回は初っぱなにすごい勢いで描き、さらに真ん中から錐もみで急降下して、ヒビいれて、「ブロークンハート」にしやがりました。「56にして、なんかあったんでしょうか?」とか、アナウンサーにも突っ込まれてましたよ。

航空自衛隊整備士による「ブルーインパルスジュニア」。トホホな笑いを演出しますが、技量は超一流、機体もすげえ細部までこってて、ギミック満載なのよ。 みんな明るくて和やかな雰囲気の表彰式。シャンパンぶっかけて、ハジケまくりでした。
観客がまた暖かくてね、すごく気持ちよかった。
全行程が終わった後は、機体を公開。思ったよりすごく小さくてびっくりでした。パイロットにサインもらえたりもできました。

パイロットの楽しさ、観客をたのしまさせよう、という気持ちと、
技量を磨くプロとしての心意気をまざまざと感じさせるイベントでした。
こういうイベントに参加するのは、本当にはじめて。
そこには確かに、僕らとパイロットの交流がありました。
もうね、めちゃくちゃ楽しかったです

最終日は、イベント終わった後のツインリンク茂木を散策。
いやあ、結構たのしいっす。
バイク好きにはたまらない「ホンダミュージアム」は車・オートバイの歴史を
実際の車を見ながら楽しめる。
そして、「ホンダファンファンラボ」ですよ!
ホンダの誇るスーパーロボ、アシモを生で見ましたよ。
かっちょいいです。
さらに、バイクや自動車シュミレーターもあります。
こいつ、アーケードゲームよりヘタしたら面白いっすよ。
シュミレーター、良いパソコンなら動きそう。
欲しいな。

あ、特にミュージアムのカフェの食い物、うまいです。
カートでレースもできるし、
イベントなくても、休みに行って楽しめますね。

たははは、趣味丸出しでロボしか写真撮ってきませんでした。次世代の「機動」を目指しての2足歩行研究だそうで、マジで「不整地走破性」を目的としているそうですよ。レイバー作ってくれそう。
ここのシミュレーターとか、ミュージアムとか、全部入場無料なんです。ミュージアムもメカ好きにはたまらんですよ。
イベントが終わった茂木は、いろんな人たちがコース使ってました。けっこーお得気分。 茂木は宇都宮からバスで2時間くらいと、結構遠いですな。んで、ラストはお約束の餃子でしめましたよ。