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キャラについて・・・・・・1


かーっだから、パーソナルなこと言ったって、誰がおもしろいやらっ!
と、みなさまお思いでしょうが、
ルネッサンス雑感もあんまりありきたりだし、
とりあえず自分のキャラクターについて、話すことはあったけど、
文字にはしてなかったしね。
いちおー僕自身の思い入れを描いてみるね、せっかくだし。

さて、僕んとこのキャラストックには、3つしか登録されてない。
「らいあん」、「コルム」「すまいる・0・えん」の3人だ。
UOをはじめてから、すでに1年と6ヶ月、このキャラ数と
成長速度はとんでもなく少ないかも・・・・。

んで、最初はやっぱり、「らいあん」
ひげで戦士なので、よく「ドラクエ?」とか聞かれることも、多い。
僕はファミコンは持つことはなかったし、スーファミのソフトも10本持っていない、
ちなみにゲームは、300本は持ってるよ。
いいゲームなのは知ってるけど、結局ドラクエは1本もクリアーしたことないや。
1.2.3プレステで出ないかなぁ。・・・・結局買わなかったりして・・・・。
閑話休題。
きっかけは、「リオーネ」の家でやらせてもらったときの、キャラの名前だった。
電話代で、死ぬほど躊躇していたときのことだよ。
リオは、同志を集めるべく、UOの布教活動をしていたのである。
で、キャラ作ってみなよ。ということになった。
思いついた名前が、「Lian」だった。
僕はTRPGというゲームを10年以上やっていて、いろんなキャラクターを作ってきた。
思い入れのある名前もたくさんある。で、やっぱり法則があって、
「あ」行と、「ら」行を多用する傾向にある。
その元を作ったかもしれない名前が、「らいあん」だったんだ。

僕が高校生だったときだから、10年以上も昔の話なんだけど、
そのとき僕は、「ウィザードリー」というゲームをやっていた。
ファミコンで出る3年も前のこと、ものすごく大人なゲームだった。
キャラを6人も作らねばならないのよ。
「サムライ」と「ニンジャ」は、白戸三平から、それ以外は、
ムアコック(後述、コルムのとこでね)から引用しよう。とかいって決めたんだけど、
何となく物足りない、そこでてきとーにオリジナルでつけた戦士の名前が、
「Lian」だったんだ。
こいつは何の特長もない、数あわせの戦士だったんだけど、
思い入れのあった「サムライ」はなんか成長が鈍だし、
戦士はやっぱり攻撃の回数が多いから、目立つ。
頼りになる男というイメージが、固まってきていたんだ。
そして、UOをやる際、「洋ゲーのRPG」で、「初体験」しかも、
「その場限り」で「様子見」なら、「Lian」で、いいや、
と思ってつけたキャラなの。じつは。
でも、そのときの冒険がものすごかったんだ。
エティン、ハーピー、トロールとの遭遇。友人とのプレイ。
知らない人にもらったアイテムを泥棒に盗まれる。
PKに襲われる(向こうも初心者だったけど・・・)。
と3時間で、とんでもない体験をいっぱいしたんだ。

その強烈な体験が購入を決定させ、「らいあん」の生活が始まるんだ。
どうして同じ名前にしたかといえば、「リオーネとの待ち合わせに便利だから」
という、トホホな理由がまず第一。
でもやっぱり、あの強烈な初体験が、ライアンというキャラクターを
ブリタニアに立たせることとなったんだよね。
そう、「らいあん」という容れ物が
すでにきちんとブリタニアにあることを自覚したんだ。

そして生まれたらいあん。
戦士にしよう、というのははじめから決めていたことだった。
しかも、一癖ある、正統派から少しはずれた戦士にしよう。というのは
キャラを作る前から、決めていた。
どうしても、「青春真っ盛り」な、新人剣士を作りがちと考えていた。
フルプレートを着て、紋章を彫り込んだ盾。ロングソード。
TRPGをやっていても、僕はこういう「騎士様」は苦手でねぇ。
ま、僕の性格は単純で、頭が固いからホントは「権柄づく」な
キャラを演じるのが一番合ってるんだけど、だからこそ、
アウトローにあこがれるんだ。
戦闘するのにうっとうしい、正統派でない証拠の、長髪。
かっこなんかこだわっていないように、その髪を後ろに束ね、
歴戦の勇士ぶるために、とってつけたような口ひげ。
最初ライアンは、もうちょっと黄色がかった肌の色だったんだ。
バグで今の肌の色になっちゃってねぇ。
「異国の風貌」を出したかったんだよ、とにかくさ。

で、次は服装と武器だな。
服の基本は、「落ちているモノ」だった。
自分の意志で決めたのは、羽付き帽子だけ。
ブーツを決めたのは、「オークがはいているから」だ。
服なんかあり合わせでかまわない。
旅をするから、マントは必須。はためく姿もかっこいいしね。
質素でノーマル。それがライアンの服装だ。
特にシャツの名前が気に入ってる。
「物乞いのシャツ」というそーだ。最高にライアンにあっている。
レストランで、絶対入店を断られる服装、それがライアンの衣装なのだ。
まぁ、いまは「みわ」ブランドの高級品なんだけどね、じつは。
ライアンは昔、食うためと自分の鎧を作るために、革の裁縫と、釣りを得意としていた。
一人の寂しさを紛らわすために、遠くの街にギターを買いに行き、
ずーっと持っていたこともあった。
スナフキンというか、「風来坊」を気取っていたわけだ。
そして、武器。
ライアンといえば、「シミター」である。
半月刀。僕はこの形をした武器が好きでね。
ファンタジーのTRPGをやると、最初のキャラには、
必ずと言っていいほどこいつを持たせるんだ。
一番影響を受けたのは映画「コナン・ザ・グレート」だったかな?
1作目の方の、けちな盗賊でもあるコナンの相棒が、腰につっていたモノなんだ。
スピードを生かして横に剣をなぐ。という動きにしびれてね、
やっぱり力でたたきつける直刀よりも、血管ねらって刃を滑らせる
というのがいいよねぇ。ずるくて、こそくでさ。
この武器を好んで使う、というのはライアン、ひいては僕の性格を表している。
UOでは、「カタナ」が一番強い。
そして「シミター」はおそらく、3番目か、4番目に効率的な武器なんだ。
こがミソだ。
みんなが使っている「カタナ」はあえて使わず、それでいて効率はやっぱり求めてる
という、こすっからさが、よく出ている。
武器がそれほど弱くないからこそ、「自分のスタイルである」といい気になれるのだ。
僕はもちろん、ライアンはそういう人間なのである。
相手の弱点はすかさずつく、正々堂々より勝てること、生き残ることを選びたがる。
気が小さくて、こすっからいくせに、尊大に見せたがる。
どちらに利があるかを常に考えている。
それなのに結局情にもろかったり、間違いなくヒーローにあこがれていて、
ポカをやって、損ばかりしている。
「まんが」のキャラクターだよね。
これが僕の考えている「ライアン」像だ。ほんのちょっとあこがれるところがあるね。
根が馬鹿正直な小悪党。ステロタイプだね。たはははは。
ゲームでは、こんな風に演じることは出来ないけど、もし「お話」で
ライアンを描くなら、こうしたい、と思っているよ。
あとは、鎧。だね。
今、ライアンは、きんきらきんの成金趣味な金のフルプレートを着ている。
実はこれ、「黄銅」なのだ。
金のインゴットってのは他にあって、それより遙かにたやすく掘れる
インゴットで作ったモノなんである。
当然安い。しかもまがい物だから、売れ残っている店が多い。
そういう事情も含めて、だからこそ僕はこの鎧を愛用している。
昔の友人からは、「何その趣味の悪い鎧?」といわれる。
ライアンは、「そこにあったから買った」とかいいつつも、「黄金の戦士」で
ある自分の姿に、人知れずにやにやしているのである。
ここら辺、ライアンという人間がよく現れている。

まあ「ドルアーガーのギルみたい」とか思ってる自分もいるのではあるが。

ギルといえば、彼の黄金の鎧に走る青いラインがある。
それをまねて、ライアンがいつもしているたすきを青くしようと
考えていたときもあった。
ところが、「ライアンは緑だろ?」といわれて、結局はたせなかった。
いまいきなりたすきの色を変えたら、それこそ誰であるか分からなくなってしまう。
そんなわけで、こだわりなく選んだ服装までも、
いろいろこだわりを生むことになってしまっていたのだ。
「生活」ってこんな事なんだろうな、とも思うよね。

スゲー長くなったなぁ。コルムもぜろえんも長くなりそうだ。
とりあえず今回はこんなもんで・・・・・・