雑記表紙へ

高齢家族旅行


今日は、なんと「家族旅行」でした。
母親企画。
孫もないと、こーゆーふーになっちゃうのかね、とほほほ。
出不精の父を引っ張り出し、美容師の少ない休みをさいてくれた妹と、
実に10年ぶりぐらいの家族旅行。
テーマは、東京見物でした。
皇居をまわり、靖国神社、千鳥が淵を参拝、
父が「飛行機見てえ」と、珍しく提案したので、
ガキを放し飼いにしているような「交通博物館」に
行きました。

いやあ、ジェットのエンジンとかすごかったんだけど、
自動車・バイクブースの
オート3輪や、昔のバイクに、父とそして母が反応しまくり
。 母はわりと反応も分かって、観光には行けるのですが、
父親の好みってイマイチ分からなかったんだよね。
ノスタルジーには反応しますか。まあもう60だしね。
今度なんか面白そうな企画を立てるとしたら、
「メカ・昭和全中半」ですな。

僕は、基本的に「貧乏な浪費家」で、物買ってばっかりで、
あんまり外には出ません。
旅行は、好きなのですが、自分であまり企画しないですな。
母は、やはり外に出るという行動は、好きみたい。
だから、母となら、ちょっとした贅沢をして、休み過ごすことはできるんですよ。
しかしまぁ、父はほんと、わからんのですわ。
自分からアンテナを張らないから、物の価値が分からない、
だから結果、ケチになってしまう。
出不精というより、楽しみ方が分からないんですな。
何故そうなるかというと、自分が楽しいのをアピールするのが下手だから。
そうすると、楽しめる部分を補強してくれる友人はできないし、
自分自身、どういう部分に特化して良いか分からない。
まあ、みんながみんな俺みたいな偏執狂なうえに
食い道楽じゃないのは承知なんですが、
趣味がよく分からない人って、不幸だと思うのですよ。
大きなお世話なんですけどね。
外には、自分の興味を満たしてくれたり、楽しい物がある。
そういうことを、ちょっと外に出るだけで再認識できるよね。

けっこうそこそこ楽しいです、家族旅行。
本当歯ねぇ、俺自身の家庭ってのが当たり前で、
この年で一家そろってるのは、ちょっと異常かもって気もするんですが、
もうね、価値観はそれぞれと言うことで、
あえて自分の意見を押し通すと言うことで。
妹も、まんざらじゃないというか、それなりにみんなで
調子を合わせている、という独特の楽しさがありました。
全員大人の旅行ってのも、世間と隔絶した感じが楽しいかも。
まあ、強くは薦められませんが、それなりに面白いですよ。
何よりも、母が喜んでくれるのが良かったかな。
ラストは東京タワーでしめました。
ちょっとお疲れ気味でしたが、家族みんな楽しめたかと思うな。

ぼくんちの場合、ホントこういう機会は滅多にないのですが、
幸い自由業になったしな、うひひひ。
まあ、これを取り返すため明日から頑張らないと行けないんですが、
こういう時間を再び持つため、もうちょっとこの仕事にこだわろうと、
再認識しました。
がんばろっと。