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アメリカ随想


てな訳で、初海外でしたよ。
8時間以上も飛行機乗ったのも、はじめて。
いやあ興奮、写真撮りまくってました。

んで、いろいろ連れていってもらったのも感激でした。
カルフォルニア〜も行って来たし、空はきれーで、
観光用のセスナは飛んでるしで、楽しかったですよー。

いろいろマーケットに行ったり、
通りを歩いたりと、前2日は、ホント観光三昧で、大変幸せでございました。
写真が遠景しかないのが、かなりアレですなあ。
もうちょっとセンスみがかんとなあ。

海外というわけで、外人さんといえば、俺達。
いやあ、やっぱり結構緊張してました。
ロスは車通りは多いは、治安悪いは、で、はじめてと言うこともあって、
結構張りつめてたのかもなあ。

耳に入る雑談が英語なのが新鮮。
結構寝付きが悪くて、寝る前はいろいろ「声」が聞こえちゃう僕なんですが、
それが英語なのよ、さすがにちょっと笑いましたわ。

ちょっと寂しいのは、アホステーキ頼めなかったことだなあ。
焦げちゃってる、でかいステーキ食いたかった・・・・。


アメリカ上空。いやあ、フライトシムのテクスチャーが茶色委の納得、アメリカは、茶色の国でした。 ホテルから見るロスのダウンタウン。けっこー治安悪いです。やっぱりツアーがいいかも、旅行って。
カルフォルニアビーチですよ。結構ハイソな雰囲気で、楽しげ。あんまり潮の匂いがしなくてびっくりです。 カルフォルニアへ行く道すがら車から。アメリカって、昔のアドベンチャーゲームに欲出てくるんだけど、ちゃんとそういう雰囲気なのよ、感動。
おまけ、なんと朝焼け。興奮しちゃって目が覚めちゃってやんの、たはははは。なんと、8時近くまで日が沈まなくて、5時過ぎには日が昇るよ。

んで、お仕事です。
一日目はちょっと失敗しちゃいました。
というか、コナミの段取りが悪かったと、声を大にしたい。
ま、すんでしまったわけでいいですが。

突然電話で呼び出されて、ハリウッドへ。
タクシー乗りました、気分はもー、「はじめてのお使い」。

一生懸命雑談して「君の英語は分かるよ!」なんて言われる始末。
えー、今回一番使った言葉は、
「I speak english very little sorry(スペル文法いい加減canも入れたり入れなかったり)」
これ、何人に言ったかなあ、トホホホ。

そして会場。
E3というのは、基本的に大人だけの「商用」のイベントなんです。
だから、結構落ち着いた雰囲気。

もちろんショーやイベントは派手派手だけど、
コスプレの人とかちょっと勘違いしている人は入れないので、
日本と違い、純粋にゲームの熱意が見えます。
でも、クローズドブースも多くてむかつくことも多いけどね。

とにかくスケールでっかい、規模で5倍くらい違うかもしれないけど、
なんと言っても世界中のタイトルが集まっているのが凄い、
最先端の「ゲームビジネス」が見えます。

1つのタイトル2時間並ぶとかはないのも面白いなあ。
人気タイトルはあるはずなんだけど、
ここら辺は人の地域差なのかもしれないけど……。

まあ、僕はいわゆる「ゲームファン」じゃなくて、
「仕事」のひとなので、わくわくはするのですが、やっぱりちょっと寂しい。
見て遊びたいんだけど、それができない仕事なのよねえ。

でもね、メーカーさんや制作者さんと話せるのは、本当に、とてもとても楽しい。
「どんなゲームなのか?」「どこに熱入れて作っているのか?」
そういうのを、面と向かって聞けるのって、とっても楽しいよねえ。

僕の場合は、きちんと事前に手を打っていただいたおかげで、
ほとんど日本の広報さんとお話ができました。とてもありがたかった。

で、そこでしみじみ思ったのが「韓国の人って凄い」ということ。
担当で、日本語が使える方がいるの、しかも制作者に。
ゲームを学ぶために日本語を学んだんだろうなあと、逆かもしれないけど。

日本で、ゲームと外国語を両立している「制作者」さんて、どのくらいいるのかな。
言語が分かれば、2倍のゲーム情報について学べる。
こういう人達が、韓国のゲームを引っ張っていくとしたら、凄いものができそうだよ。
もはやそれはパクリじゃない、リスペクトだ。

いい意味で、「混じり合った」作品ができてる、ここら辺はすげえ。
台湾もそう、まあ、PC使ってゲームをしない日本だから、
日本がこの波には乗れないだろうけどねえ。
何たって、地方でゲームができるパソコンを手に入れられないんだものなあ。

そして、海外のPCゲームは凄まじいです。
ちゃんとアドベンチャー専門のメーカーなんて生き残ってるし、ぞくぞく。
日本が広げた可能性をね、スケール上げたまま残している感じですよ。
こりゃ本気で辞書片手にゲームしなくちゃだなあ。

そして、今年から来年に書けては豊作です、きますぜ。
当たり年でした。
日本は、どーなのかなあ、今年のゲームショウでちょっと見てからですな、
俺今回はコメントできないや。見てないから。

とにかく、今度もまた海外のイベント会ったら是非行きたいと思わせてくれました。
こんな仕事をさせてくれた、インプレスのゲームウオッチ編集部様に、
本気で、ただただ感謝です。

頑張ってついていこうと思います、
使いでのあると思ってもらえるライターにならないとと、
より強く決心したし、もっと前を進もうと。

一番の収穫は、業界のトップクラスの人達と一緒に仕事ができたこと。
見ている物が違う、知識が違う、そして「意地」が違う。
編集さんも、ライターさんも、みんなプロで職人でした。

誇りとポリシー持ってるんだよね。
これにビビっと共感を感じられなければこの仕事している意味はないし、
見習おうと思わなければ、プロでいる意味がない。

ああ、あまりに目標は遠いよ。
彼らのように仕事ができれば、これからも食えるんだろうなあ。

だから、やります。
とりあえず、ごはん食う方法を模索できるのは、楽しいね。