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2ちゃんねる考
言わずとしれた巨大掲示板、2ちゃんねる。
非常に“面白い”場所である。
100人いれば、100人違うスレッドをのぞいている、
というところが、楽しい。
とんでもなく間口が広いのに、
中は死ぬほどディープなのが気に入っている。
俺が見ている板って、やっぱり人少ないんだろうなー、みたいな。
んで、ここで分かったこと。
やっぱり、大衆って醜いってのが結論ですな。
嘘、大げさ、誹謗中傷、その繰り返しと、荒らし。
3人寄れば文殊の知恵だけど、100人いると有象無象ですなぁ。
人間というのは、人数がそろうと何も生み出さない生き物だというのが、
よく分かる。
何かを作る、成したい、というのはある程度犠牲を要求するものだ。
その犠牲を根本に反対意見は、当然出るし、それは正論だ。
だからこそ、平均化され、何もしないのが最善の策になる。
やっていくことで、出てくる不具合、そして矯正ってのをしていくことで、
人間は前に進む。そのときには、ある程度人の不平不満は黙殺される。
完全無欠ってのは世の中にないんだということを改めて知らされる。
批判は簡単だ。だって、何の代償も要求しないから。
ただ愚痴を言っているだけなんだよね。
結局2ちゃんねるってのは、そういう場所だ。
だからこそ、面白いし、ただの情報がより多くの人から手にはいるってのは、いい。
何も生み出さないけど、情報源として、ちょっとだけ有用だ。
それは、消費者の声が聞けるからだ。
商用サイトでは取り上げられない批判を手にすることができる。
あとは、だらだらアホなことをただ言ってるだけっていうところが、面白い。
しかし、そこでさえ厳然とした才能の差があって、
人間って言うのは平等な生き物じゃないってのを痛感されるんだけど、
これも、大人数あってこそなんだよね。
とても面白い、かってないコミュニティーだと、思う。
ある意味、人間が見える、ユニークなところだ。