深秋の京都
安楽寺

安楽寺

安楽寺の石段が、落葉した紅いカエデで敷き詰められたこのショットは是非撮りたいと以前から思っていたものです。この情景が見られるのは、12月に入ってからと小耳にはさんでいましたが、今年はこのチャンスを逃すまいと、足しげく通いました。そして12月4日に念願の光景を見ることができ、このような写真も撮ることができました。

確か昨年の2009年だったかと記憶していますが、JR西日本の秋の京都観光用の広告として、このショットが大きく掲載され、駅のホームに掲示してあったように思います。

安楽寺には午前9時30分から入れますが、その約30分程前からご年配の方がこの門前の掃除をされていました。ただ、この石段に降り積もった紅葉したカエデの落ち葉には手を付けずにそのままにされています。それでこのような情景を見ることができるのですね。

安楽寺は、カエデが紅葉してくるとそれだけでも見頃になりますが、やはり石段に降り積もった紅いカエデをたたえたその風情には、目を奪われるだけでなく心惹かれるものがあります。

哲学の道からちょっとそれた山手の方にこの安楽寺はあります。ここから100mも行かないところには法然院もあります。

関連情報については安楽寺のページをご覧ください。