2004.10.16  下北沢 440   報告者 MS

出演  野澤享司&井の浦英雄  和久井光司&セルロイド・ヒーローズ  遠藤賢司  

 夕べは下北沢の440で行われた和久井光司氏5夜連続コンサートの最終日に出演した野澤享司と元サンディ&サンセッツのメンバーの井の浦英雄のコラボレーション・ライブを観てまいりました。
 昨年の同企画でこのユニットの出演がアナウンスされていたにもかかわらず残念ながらスケジュールの関係で流れてしまった経緯もあり僕としてはやっと観れたと感慨深い観戦でありました。
 結論から言ってしまえばパーカッシブな野澤享司の演奏に絡む井の浦英雄のパーカッションはとてつもないスリルを感じさせる瞬間を生み出した。このユニットとしての最初のライブという事でセッション的な範囲からははみ出してはいないもののシンコペーションの隙間を井の浦英雄のパーカッションが何気に埋める瞬間の気持ちよさを何度か感じさせてくれた。
 演奏後お二人にお聞きしたところ今後も継続的にこのユニットを続けて行くということなので近い将来完全に昇天させてくれる演奏を体験させてもらえそうです。凄く楽しみです。
 昨夜のセット・リストは以下の通り。

1)明日への航海
2)Come Together 〜 それでも Lucy は空に
3)悲しみは Blues で
4)Over The Rainbow
5)Jungle Drums (井の浦英雄)
6)ワヤンの恋(?)(井の浦英雄)
7)Fender Bender Locomotion

 パーカッションのノリでいつもの野澤享司よりもスピード感のある重心の低い地を這うような凄みを聞かせる演奏に僕は100%満足しましたね。
 井の浦英雄のバッキングに徹した5)ではコード・ストロークを交えたエキゾチカな6)では小指にボトルをはめ込みスライドギターといつもはあまり聞くことの出来ない奏法も楽しむ事ができました。
 そんなわけで時々違った顔を見せてくれる野澤享司も魅力的だな。ってのが僕の感想文でした。




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