2007.05.18

いまから20年近く前、まだパソコン通信全盛期の時代、PC−VANの「ほがらか横町」で「赤ちょうちん『どぶ板』」というバーチャル飲み屋を開設していました。そこで、来店したお客さんにお出しするように”本日のおすすめ品”という酒の肴を掲載していました。元々このホームページは、このPC−VAN「赤ちょうちん『どぶ板』」のインターネット版を目指していますので、今回、”本日のおすすめ品”も復活させることにしました。まずは20年前のメニューを少し練り直して掲載していきます。
※合うお酒の例:日本酒  焼酎  ビール  ウイスキー ワイン

肴の名前 作り方
はまぐりのうに焼き 砂を吐かせた殻付きはまぐりを、よく熱した焼き網の上で焼き、貝の口が開いたら、生うにをのせ、軽く塩をふって、蓋をかぶせて蒸焼きにした物です。塩を敷いた器に笹の薬をあしらってお出しします。
磯の香りが漂い、日本酒に最適です。
まぐろの和風ステーキ 斜めに浅く包丁目を入れたまぐろ2切れを、バターを溶かしたフライパンに並べ、両面を色づくまで焼きます。これに、おろししょうが、酒、醤油を混ぜたものを加え、蓋をして中まで火を通します。しょうが醤油をからめて仕上げ、青じそを敷いた器に盛り、大根おろしを添えます。
口当りは牛肉に似ていますが、やはり、日本酒がいちばん合うでしょう。
うざく 小口切りにし塩もみしたキュウリと同じく小口切りにして軽く酢をかけたウナギの蒲焼きを、酢とみりんと醤油であえて、小鉢に盛り、しその実を天盛りにしてお出しします。
日本酒だけでなく、ビールにも合います。
枝豆豆腐の冷や奴 枝豆を鞘から出し、薄皮をむいて石臼でひきます。一度煮て、漉してからニガリで固めます。作り方は、普通の豆腐と同じですが、緑の鮮やかな色と枝豆特有の香りを楽しんで下さい。小さな桶に井戸水をはって5cm角に切った豆腐を入れ、別皿に薬味を盛ってお出しします。醤油は土佐醤油ですが、あまり付けすぎると豆腐のうまみがなくなりますから注意して下さい。
やはり、冷や奴とくれば日本酒かビールですね。
素麺サラダ 素麺は普通に芯がなくなるまでゆでて冷たい水につけておき、冷えたらよく水をきります。カマボコは千切りにしておきます。マヨネーズに梅酢を混ぜたものと先ほどの素麺、カマボコを和え、小鉢に盛ってパセリのみじん切りをふりかけてお出しします。
梅酢でマヨネーズの脂っこさが軽くなりなかなかいいつまみになりますが、日本酒には ちょっと不向きでしょう。ビールか、洋酒には合うでしょうね。
しめじのしょうが煮 しめじは石づきを削って小房にさき、熱湯でサッとゆでておきます。しょうがは、皮をむいて薄切りにしておきます。鍋に酒、醤油、みりんを煮立ててしめじを入れ、混ぜながら煮詰めてしょうがを加え、汁けがなくなるまでいります。しめじ本来の風味を引き出すために調味料は控え目にしました。
日本酒、ビール、ウイスキー、どれにも合います。

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