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daia ドボン戦術基礎編 daia

1.大きな数字を優先して出す

出せる数字が2種類以上あるときは、なるべく大きな数字の札から出すようにしましょう。
どのような手札でも2枚のときには必ずドボンできる数字が存在しますが、このとき大きな数の札2枚だと待ちが一つだけになることが多く、効率が良くありません。
また、3枚以上においては「ドボン」可能なのは札の合計の数が一致した場合のみですのでなるべく低い数字で固めた方がより多い枚数で「ドボン」することが可能となります。

例えば、このような場合を考えてみましょう。
手札:heart-A spade-5 heart-10  台札:heart-9  TC:spade-A
このとき、出せる札は heart-Aheart-10 の2枚がありますが、この場合は heart-A よりも heart-10 を出す方が有利です。
待ちが良くなる( heart-A を出した場合の待ちは2と5、 heart-10 を出した場合の待ちは4、5、6)こともありますが、この巡目に誰も札を出さなかった場合、 heart-10 を出したパターンなら次に4を引けばツモ上がりとなるからです。

このような場合はどうでしょうか。
手札:heart-2 daia-10 spade-10 clover-10  台札&TC:clover-3
daia-10 を出せばドラの clover-10 は温存できますが後が続かなさそうです。
ここは clover-10 を出して全体の合計数字を減らしておき、あわよくば spade-10 も出して1、5、6の3面待ちにしたいところですね。

また、大きな数字は「ドボン」される危険性が高いので防御面から見ても早目に処理した方が望ましいでしょう。
(但し、相手の手札が2枚の時は低い数字の方が若干危険です)


written by tsa
tsa_dobonlabo@excite.co.jp