森野式フォーゴットン・レルムキャンペーン その5
(6月6日)
マスター:森野たくみさん
プレイヤー&キャラクター
・デローム(DM-SKM):プレステージが入って俄然よく分からない方向へ成長。*1
・ラムゼス(宮之下さん):流行のハーフ・ミノ。前にある物全てを切り倒すパーティー最大のダメージディーラー。地味にドルイド呪文使い。
・レオン(キプロスさん):AC30の鉄壁ファイター。何時かは”脱人間”!?
・ タルタラ(武田さん):たぶん一番冷静なキャラにして、パーティーの知恵袋ウィザード。
今回はローグはおろかクレリックまでも不在と言うパーティーの危機的状況。
(つーかセッションになるのか?)
前衛2名にキャスター2名という、まるでアクションゲーム(ガントレットの様な)を彷彿させる陣容です。
(ダメージ受ける前に敵を倒せ!)
え、デロームは前衛?まあ、似たようなもんですけどね(笑) <後で後悔する・・・。
DM「いや〜。今日R2さんとかいればレイブンロフト物やろうかと思っていたんですよ!」
デローム「遠慮します・・・つーか、早すぎ・・・いや、それ以前にこれはFRキャンペーンじゃ・・・(笑)」
DM「最近、(ELとかで)色々言われるから、たまには市販シナリオやろうかと思っているんだけど」
デローム「ふ〜ん・・・言っておきますがNecromancerGamesとかはお断りですからね」
DM「うぎゃ、貴様、何で分かるんだ!?」(と言って危険なシナリオを出す)
デローム「・・・(本当にそのつもりだったのか・・・)」*2
DM「大丈夫ですよ。今日は4人何でバランス調整しますんで。ええ。」
デローム「ふ〜ん・・・一応バランス考えてるんだ(笑)」
とまあ危険な香りがするセッションが開始されました(笑)
グリムロックとミミズ
ローグもクレリックもいない以上、ダンジョンに潜るのは自殺行為。
かといって野外もSpotに自信がなくて危険。
結局何処へも行けないねぇ(笑)
今回新たに、下水道にアンダーダークと思しき場所へ続く洞窟が見つかり、その調査というミッションが加わりました。
無論、行けません(笑)
それから、以前オークを追い出した要塞に今度はホブゴブリンが住み着いたらしい。
また、変なエビル・アウトサイダーが出てきても困るので却下(笑)
他に街道を荒らす”何者か”を調査/退治するミッションもあったので、とりあえず情報収集。
が、この面子でうまく行くはずもなく・・・
とりあえずアンデット以外のMサイズモンスターであることだけ確認できた。
まあ、「黒い人」かとも思ったが、一番無難そうなのでこれを選択。
装備を整えて問題の街道に赴くと、人間(ファイター)離れした数値でレオンが敵を発見!
向こうはまだ気がついていないので、呪文を準備。
デローム「レオンに肉体改造系スペルを使うでろ〜ん」(ペトッ)
レオン「うわー何するんだー!!」
レオンの皮膚は見る見る土色に変わり・・・こうしてアース・エレメンタル/レオンが完成した(笑)*3
敵は4体のグリムロックだった!
デローム「これぐらいなら楽勝でろーん。クラス持っていたり、変なテンプレートついてない限り・・・」
DM「君みたいにめんどくさい事はしない!」(笑)
デローム「・・・」(笑)*4
戦闘開始から、エンジン全開の3名。
タルタラだけが冷静。
タルタラ「いいか、殺すなよ!。生かして情報を吐かせるんだからな」
デローム「了解でろーん、Thundershock!」(ドッカーン!)
ラムゼス「任しとけ、コンバット・リフレックスでAoO攻撃です」(ズバシャー!)
タルタラ「だ、大丈夫なのか?・・・こいつらを止めらる奴がいない・・・」
結局、タルタラのホールドパーソンで1体を麻痺させて、そいつから情報ゲットできました。
いつの間にかラムゼスがコンバット・リフレックス使える様になっていてびっくり。
つーか、DMが最も驚いていました(笑)
捕虜の情報によると
「クランがミミズ種族にのっとられて、グリムロックのクランにキャンプを築いている!」との事・・・
一瞬、何故か別次元の怪物が頭に浮かび凍り付く3名(笑)
PL1「FRだよね?」
PL2「いや、森野さんだし、やっちゃうかも(笑)」
PL3「き、危険なシナリオだ」
DM「君たち何を考えているんだ!?そんなことしねーよ!」
聞けば(知識スキルでチェック)、サローンというモンスターらしい。
ああ、良かった(<何か間違ってる)。
と、ここでレオンの笑撃的な発言が飛び出す。
タルタラ「キャンプを襲撃するのか・・・」
レオン「グリムロックの!?」
一同「おおぉ。また凄いことを!」(笑)
デローム「う〜ん、ミネラル・ウォーリアーについては教えたけど、そんなことは教えてないでろーん」(笑)
ラムゼス「ひょっとして、実はブラックガード狙い?」(笑)
タルタラ「恐ろしいこと言うね君も」(笑)
デローム「皆殺しにして、経験値とお宝を奪うつもりでろーんね?」
やっぱ、凄い成長を感じるよ(笑)
敵の数もだいたい聞き出すことに成功したので、
(以前の我々とは大違いだな。別な意味で成長を感じるよ(笑))
敵の数をチェックしながら洞窟内を進撃。
(グリムロックは無傷で助けられれば、1体につき100gpの報酬が貰えることになった)
散発的に敵の抵抗に遭うが、快進撃を続ける。
ただし、嫌らしいことにサーロンはMind Fogの呪文とドミネイト・パーソン/ホールド呪文のコンボを使ってくる。
これがかなり嫌らしい。
デロームはパーソンではないのでドミネイトされないがラムゼスはとっても危険!
(さらに、デロームは密かにプレステージが入ってWillSTが+2なのだよ!)
そして、サーロンのリーダーがいる部屋に突撃!
敵はサーロン2匹、トロール、サーロン・リーダー、(操られた)グリムロック5匹(=500gp相当)
初手にタルタラからWebが撃たれ、リーダーとグリムロック3体を無力化。
このWebがとても良かった。
リーダーの効果線を遮り、実質的にサーロン・リーダーの特殊能力を完全に防ぐことができた。
一方デロームは寄ってくるグリムロックをフリー・キャストの呪文でスタンさせつつ、攻撃呪文でサーロンとトロールのHPを削る。
そして、サーロンにドミネイトされるラムゼス・・・危険!!
が、何とか対象のサーロンをすぐさま撃破して事なきを得ました。
後は、タイミングを見計らって、Webを解除し(切れるんだ!)ボス・サーロンを血祭りにして終了!
そうそう、途中Daemon's Eyeで偵察しようとしてトカゲを召還すると、何故かすげーガラが悪かったと記しておこう(笑)
あと、Wizはスペルスロットを開けておくと、後から15分ほどで追加で覚えることができることを知ってびっくり(重要)
それは船だった・・・
やっぱり、ダンジョンはきついので、アウルベアー狩りに出発。
魔法使いがその爪を欲しがっているらしい。
早速、アウルベアーの出没する森に出かける。
ラムゼスとデロームの鼻が敏感にアウルベアーのにおいを嗅ぎつける。*5
すると・・・洞窟があり、どうやらそこが巣になっているらしいことを突き止める。
早速なかにはいるとドアが沢山あって・・・って洞窟じゃないじゃん!
今更、引き返す訳にもゆかず、一応慎重に進んでゆく。
しばらく進むと、通路の両側からアウルベアー御一行が到着。
思ったとおり、挟み撃ちされる展開・・・(苦笑)
一方をデローム、もう一方をラムゼス&レオンが引き受け、間に入ったタルタラが適当に援護射撃する。
まあ、思ったとおり普通に撃退(笑)
突然ドアが開いて何者かが襲ってくると怖いので、
まずは軽く探索して、安全を確保しようとする。
で、手近なドアを開けて捜索を開始する。
幾つかアイテム(「偽りの預言者」*6と言う本とか)をゲットして、ふと壁を見ると・・・
DM「しっかりビス止めされた、円形の窓のようなものがある」
タルタラ「ぎゃー!」
ラムゼス「そ、それは、ま、まさか!」
デローム「き、危険でろーん」
レオン「・・・何?」(<事情が分かっていない平和/無垢な人)
DM「ゴゴゴと言う音と共に地震が起きる。バランスチェックしてね」
タルタラ「いきなりか!」
デローム「足がないから転ばないデローン!とか冷静になってる場合じゃないでろーん!」
ラムゼス&レオン「ああ、転倒してる」
タルタラ「(DMの目が)危険だ。」(笑)
デローム「とりあえず入り口に向かって走り出す」
DM「入り口からは土砂が流れ込んできている。出るにはクライムのチェックが必要ですよ」
タルタラ「・・・そりゃ無理だ」(<STRと移動力がない人)
ラムゼス「Sサイズくらい余裕で担げます」
レオン「・・・みんなさようなら・・・」(<フルプレート着ていてクライムできない人)
デローム「大丈夫。バックオブトリックとトランスポジションがある!」
まあ、なんとか適当に脱出に成功。
ちょっと転がり落ちて、ダメージを負っていた人もいたような気がしますが、月旅行するぐらいなら問題ないでしょう。
DM「それ*7は見る見る空へ上ってゆき、小さくなってゆく。最後にきらりと光って視界からなくなった」
DM「実はその昔、SunMage達の船が漂着して・・・月世界での冒険が解しさえる予定だったのに。」
ラムゼス「もし行っていたら、パーティーはどうなるんですか?」
DM「そんときゃ、全員”捕虜”として始めれば問題なしでしょ」(笑) (<あんたは鬼か?(笑))
デローム「ご免だよ、つーか問題あるだろそれ」(笑)
タルタラ「おいおい」(笑)
ラムゼス「それはちょっと」(笑)
レオン「・・・それよりみんな良く思いつきましたね!窓見ただけで」
「嫌な経験があるんだよ(笑)」
「DMがDMだからね。直球だし(笑)」
「それがこの世界で生き残る術だ・・・(笑)」
とかなんとか(笑)
タルタラ「そう言えばアウルベアーの爪は?」
一同「あぁー!!!」(忘れた・・・)
狩られるのは?
一息ついて、最後のミッション「ワイバーン狩り」に赴く。
で、ワイバーン狩りに出かけた一行はあっという間にワイバーンの住処の谷底に到着。
賢いワイバーンはなんとハイドの達成値が20を軽く超えてるらしい。
ローグのいないパーティーじゃ探しようがないですね・・・。
で、戦闘と同時にワイバーンに囲まれる俺ら・・・。
これが強かった!
はっきり言ってワイバーンなめてました。
だいたい、平均6.5レベルの(クレリックのいない)パーティー4人にCR7が3匹と言う時点で、
危険極まりなかったのですが、慢心の精霊が・・・。
しかも、デロームのSaveDCを成功させること2回。DMの出目の良さが手伝う!
今までの鬱憤を晴らすべく、これ見よがしに、袋叩きにあうデロームであった。
2匹からフルアタックで計14回*8攻撃を食らう。
これが、10か11回ほど命中する。そりゃAC16じゃ当たるよな・・・。
積もり積もって、ダメージ総計104点。
その他のダメージ加えて計108点。
普通死んでる、つーかデロームでも死ぬって。
まあ、それでも残り12で生きてるけど(笑)
残る1匹がスタンしていなかったらマジで死んでいた・・・。
その後は、わざわざデロームに近づいてきてくれたワイバーン達をスタンさつつ、ラムゼスが切り落として何とか終了。
う〜ん、DMのことだから平均6.5ベルの4人パーティーにCR7の敵を3体ぐらい普通に出してくると予想すべきであった(笑)
これに懲りて、自身にもちゃんと防御魔法はかけておくことにしようと、強く思った。
つーか、手を抜かないようにしよう。
慢心の精霊恐るべし・・・
次回は、もうちょっと自己パワーアップを考えておこうと反省。
皆さん次回もよろしくおねがいします。
*1:Oozeじゃないよ。Aberrationだよ(笑)。詳細はデロームの秘密を参照。ただし、猛毒危険です(笑)
*2:特にこのメーカーのシナリオはデンジャラスでちょっと有名(笑)
*3:新たに取得した3レベル呪文「Elemental Shape」。詳しくはデロームの秘密を参照。
実はこの時点ではアースは移動力が1/2になることを忘れてました。
*4:注)だからと言って私が邪悪とかそう言う意味ではない(笑)
*5:彼らはハーフミノタウルスなので”Scent”持ち。
*6:別にウルティマとか言うゲームではない(笑)読める人はいなかったので、後日呪文で読みまた。
*7:口にはしませんがジャマーシップのことです(笑)
*8:厳密にはワイバーンの飛行マニューバーは悪いので、ホバリングできず移動しないといけません。
従って囲まれても、フルアタックを受けることは稀です。今回、この点を失念していて指摘しませんでした。