OGS セッションレポート

森野式フォーゴットン・レルムキャンペーン その4
(5月16日)

ある奇怪なクリーチャーの手記

マスター:森野たくみさん
プレイヤー&キャラクター


デローム(DM-SKM):我ながらなんだかよく分からない方向へ成長中。クラスはヴァンパイア・メイジでこれまたよく分からない(笑)*1
ダート(R2さん):純粋なヒーラー。ティールのクレリック6レベルにして19人の弟子を持つ(笑)。いつの間にかフランで最高レベル−1のクレリック。
トビー=マックスウェル(綾辻さん):いよいよWizが入ってトリックスターに近づいた。
ラムゼス(宮之下さん):流行のハーフ・ミノのパーティー最大のダメージディーラー。地味にドルイド呪文を使う。
レオン(キプロスさん):ジェインに変わって登場した鉄壁ファイター5レベル。
バルンデル(はるさん):クレリック5レベル。その勇士は未だ見たことがない・・・(笑)*2


アリ退治

デロームがに行っているこ頃、パーティーの面々はとんでもない敵と戦っていたようです。
レイス3体とババウ2体らしい*3
辛そうだね・・・。
彼らが町に戻ってくる頃に、デロームも「酒まんじゅう」片手に到着(笑)

酒まん食ってにわかにテンション上がった状態で、次のミッションを選択。
が、ろくなミッションが残ってない・・・。
商人が
”巨大な竜”を目撃したんで「調査する」等と言うミッションが加わっていたのだが・・・
無難に
”アリのギ酸採取””農園を荒らすコボルド退治”に出発。
相変わらず
志が低い?(笑)

農園へ向かうついでに、ギ酸取りで蟻塚を探す。
途中、沼で
大量のカエルが襲ってきた。
見るからにスウォームだ*4。パーティー内に一瞬緊張が走る。
が、カエルの移動力が遅くパーティーに接近できなさそうだ・・・(笑)
そうと分かれば
「弱いやつにはとことん強い我ら」(笑)
敵の移動力外からサンダーショック連打であっけなく経験値ゲット。

その後、蟻塚で
赤アリのスウォーム巨大黒アリの二種類と戦闘。
パーティー唯一の範囲攻撃を持つデロームが赤アリのスウォームを担当。
と、ラムゼスら
なんとエンタングルが黒アリに飛んだ。
おお、
そう言えばドルイドだったね。すっかり忘れてましたよ(笑)
赤アリはデロームの無常なサンダーショックの連打攻撃で蟻塚もろとも壊滅。
黒アリはエンタングルされたところを、ラムゼス、レオン、トビーが各個撃破して楽勝。


コボルド退治

無事にギ酸を手に入れた我々は、問題のコボルドが出没すると言う農園へ到着。
なんでも
夜になるとキャベツを盗んでゆくらしい。なんともハートフルなシチュエーションだ(笑)

夜中に見張っているとのこのことやってきた
コボルド4匹
デロームが初手にExhaustをキャストし、「降参するでろーん!」と声を上げる。*5
まあ、実際にはコモンでしゃべったので、理解していないだろうが・・・
とは言え、ラムゼスが初手にチャージで一匹を細切れにしているのだから、降参しないわけがない。
(ひょっとするとトビーのスネークだったかも?まあ、誰が攻撃したにしろ、
細切れ状態に代わりはないだろう・・・
 あと、誰かがドラゴニック喋れたはず)

事情聴取を始めようとすると・・・
ダートが
「3匹もいらない!」とか言い出す。
こらこら神官の言うことか(笑)
コボルドの話では彼らの住処の奥にあった石の扉から
”黒い人達”が出てきて、こき使われているらしい。
「助けて欲しい」とかなんとか。
なんか、コボルドはやっぱり可愛いねぇ。
まあ、どうせ黒い人達とはいつか戦闘になるし、
いざとなったらコボルドごときの命なんて安いもんだしね。
とか、考えつつ
”彼らを囮”にして黒い人をおびき出す作戦が決行される。
つーか、俺たちのやってることは”思考も含めて”goodじゃないね(笑)
ま、理由だけはgoodだけど(<主に後付けだが・・・)(笑)


黒い人退治

囮に引っかかって出てきたのは
アホで下っ端のオーク達
相変わらず
草むらからはみ出したラムゼスの巨体が見つかり(笑)、戦闘開始。

不用意に近づいてきたオークどもはラムゼスのAoOで次々に肉塊になる。
軽くオークを粉砕して、そのまま洞窟へ突入!

問題の石扉を抜けると、5'幅の通路の先にT字路がありその
奥からドロウのアーチャーが射掛けてくる。
ここはパーティー1硬い
鎧男に成長したレオンに託すことになる。*6
細いT字に出たとたん、両側から弓矢が降ってくる!が、
レオンのACも並ではない!
これらをかわして、反撃にでる。
そこに、ラムゼスが突入しドロウを一気に切り崩す。

そして、最後の扉(ボスがいそうな部屋の扉のこと)へと向かうが・・・
あ、
トビーが穴(ピット)に落ちた・・・
100'のピットで9d6ダメージ!(10'はタンブルで軽減)。*7
泣きそうですね。なんとか一命は取り止めたものの、ロープの長さも足りず、引き上げる手段がない。
仕方なくデロームが降りていって引き上げることにする(デロームはクライム速度持ち)。*8
5'幅のピットに10'フェイスのデロームが下りてゆく・・・
ああ、
トビーから見たらさぞかし恐ろしい光景だったに違いない
なにせ、ピットに落ちて、その上から得体の知れないウーズが降りてくるのだから!(笑)
そうして
「さあ、僕の手につかまるでろーん」と”デロッとした手”を差し出すデローム・・・(笑)

そうして、ようやく最後の戦いに突入。
敵は
スラード×1に、ドロウのクレリック×2親衛隊のファイター多数と、なかなかの陣容。
ダートが
(クレリックが男であることを確認し)下っ端が!などと言っていた気がする(笑)

さて、部屋に入るには狭い通路を抜けないと行けない。
まず、
ダートがプレイヤーを唱えると、敵のクレリックもプレイヤーを唱えてくる。
ACの高いレオンを先頭にして、道を切り開く予定だったのですが・・・
いきなり、
ホールドパーソンで落とされると、で逆に道を塞がれてしまう。
それどころか、レオンが危険!
とりあえず、デロームはExhaustをレオンを
”含めて”取り巻きのドロウ・ファイターにキャストして、ダメージの減少と時間稼ぎを行う。
が、戦況は思わしくない。
スラージのサモンは失敗したものの、狭い通路が災いしていて、トビーの攻撃やトランスポジションが有効に使えない。
しかも、デローム呪文もSRに阻まれ、50%程度しか効果が上がらない。

とりあえず、レオンの盾になるべくデロームが戦線に割り込んでゆく、しかし依然としてレオンは危機的状況。
Exhaustの効果も麻痺もダートの呪文で回復できるのだが、如何せん位置が悪い。
おまけにスラージが迫ってくる。
それでも何とか持ちこたえて、ダートが機転を利かして、
ラムゼスを戦線に投入すると徐々に形勢が逆転する。
さらに、レオンが戦線に復帰し、スラードにはSoul Blastで40点ダメージを与えておく。

スラージがフラつくと、やばいと思ったクレリック2名は逃走しようとする。
だが、逃がす気は毛頭ない!
デローム「(脱出用通路を指差して)この付近に
Concussive Barrierをキャストでろーん!」
もう少しで逃げられると思っていたドロウたちは、透明なバリアーに激突して吹っ飛ばされる。
そして
ラムゼスの足元に転がり(プローン)・・・もはや、その先は語るまい(笑)
こうして、邪悪な黒い人を撃退に成功し、哀れなコボルドに貸しを作ることができました(?)


う〜ん、最後の戦闘はかなり、戦術的にミスしましたね。
まず、
初手から、トランスポジション&バッグofトリックのコンボで、ラムゼスを戦線に投入しておくべきでした。
R2さんが気がつくまで忘れてましたよ。
あと、もう少しで戦闘終わるだろうと予測して、スラージにSoul Blastを放ったが、予想以上に時間がかかり、かなり危険だった。
(DMが暫くデロームが弱っていることに気がつかなかったので助かった)。
にしても、ほとんどの敵をラムゼスが打ち殺しているように思うのですが・・・気のせいですか?(笑)

と言うわけで、
次回は3レベルスペルが飛ぶようになるデロームです!!
どんな極悪なスペルが飛び出すのか興味心身だね。
皆さん次回もよろしくおねがいします。


*1:Oozeじゃないよ。Aberrationだよ(笑)。詳細はデロームの秘密を参照。ただし、猛毒危険です(笑)

*2:今回デロームと入れ違いで参加したためです。実はパーティー内で未だ会ったことがない二人であった・・・。
  バルンデルはデロームの様な怪しい生物がパーティーに存在していることを信じていないらしい(笑)

*3:3.0ではCR7にして高い防御力を有するBoVD収載のデーモン。3.5ではMMに収録されるもCR6となり弱体化。
 3.0ではSとPタイプの武器は自動的に1/2ダメージとなり、非魔法の武器で攻撃するとその武器が破壊される。
 魔法の武器でもST失敗で破壊されると言うとんでもない能力を有していた。
 が、3.5ではダメージ半減能力を失い、武器へのダメージも1d8にとどまっている。
 Lサイズ全盛期にこの程度の武器ダメージ大したことなさそうだ。敵の数にもよるけど・・・。

*4:スウォーム属性には武器による攻撃が一切効果ない。効果があるのはエリア魔法だけ。なので、まともにやり合うと非常に強敵です。
 ま、あいにくデロームは攻撃呪文を連発できるので、移動力が遅いのであれば驚異じゃありません。
 これがWizとかだと、殺す方法がなくてかなり苦戦する。つーか勝てないだろう・・・。
*5Exhaustは次のアクションを失わせた上に、過労状態にしてしまい、有効STR/DEX-6、走れず委動力1/2。
 しかも効果は回復するまでと、我ながら凶悪だ。

*6:残念ながらこのACの高さはフィートによるもの。未だ人間の域を脱してはいない(笑)
 次回は彼のために、肉体改造系のスペルを持ってゆこう(笑)

*7:つーか、普通(走ったり、戦闘速度など無警戒状態は無理らしいが)ピットに落ちるときはRefセーブがあるような・・・?
 いつも強制的に落ちてるような気がします(笑)
 そうか、俺らは魔法の効果時間が惜しくて走っていたに違いない(笑)

*8:クライムに関して当日はチェックしませんでしたが、クライムスピードがあってもチェックは必要でした。
 (DM的にも見落としていましたよ!)
 ただし、クライム・スピード持ちは+8ボーナス、戦闘時でもTak10が可能などかなり有利。
 この時のDCはダンジョンの垂直な壁なので基本が20〜25ですが、
 狭い場所(デロームがLサイズに対して、穴は5'幅)なのでDC-10ですから、DCは10〜15になります。
 デロームのクライムのスキルは+14ありますので、Take10するまでもなく自動成功という事で、結果的には問題ありませんね。