OGS セッションレポート

森野式フォーゴットン・レルムキャンペーン その3
(4月11日)

ある奇怪なクリーチャーの手記

マスター:森野たくみさん
プレイヤー&キャラクター


デローム(DM-SKM):我ながらなんだかよく分からない方向へ成長中。クラスはヴァンパイア・メイジでこれまたよく分からない(笑)*1
ダート(R2さん):純粋なヒーラー。ティールのクレリック5レベルにして19人の弟子を持つ(笑)。
トビー=マックスウェル(綾辻さん):今はまだ純粋なローグ(トリックスター目指してる模様)5レベル。
ラムゼス(宮之下さん):流行のハーフ・ミノのパーティーのダメージディーラーでケンサイを主軸にディバイン系で自己強化。実はBABが低い・・・
ジェイン(キプロスさん):人間の誇りを持つファイター4レベルでパーティーの壁。フルプレート+1装備+フィートで鉄のAC。
タルタラ(武田さん):ウィザード4レベル。パーティーの知恵者。的確なスペルの使いどころがミソ。


まあ、なんと言いますか・・・壮絶なシスター達だ。
(いや妹じゃなくてね(笑))


今回は6人パーティーです。なんか「余裕」とか思ったりして・・・(無論かのDM相手にあり得ないけど・・・)
前回のイベントでティール神殿が破壊されてしまい、後を任されたダートと19人のシスター*2
これが凄い陣容。
サッキュバスまでいるし!良いのかそれで!?
この辺り、さすがR2さんと言うところか。彼にしかできませんとか思ったり・・・(笑)
で、19人のシスターのデータをチェックして「勝手にしろ」的な発言をするDMもどうかと思ったり・・・(笑)

さて、デローム君はと言えば、新しい2レベル技(呪文)を得て、うきうき気分で
でろでろしてます。
で、タルタラがウィザードと知るや、すかさず「フロスト・アーマー」のスクロールを差し出して、書き写してもらう。
私が持っていてもあんまし使わないしね。

こうして、各自出撃準備(?)をしていると、
なにやら町に新しい勢力が誕生しているらしい。
どうやら「
ヘルム信者」が町に入ってきたらしい。
なんかどっかで聞いた話だな(笑)
とりあえず、ダートがシスターを引き連れて、挨拶に行く。

ヘルム神官「〜(嫌みっぽく)町の治安は我々に任せてもらおぅ・・・」
ダート「・・・うむ、
じゃあ任せた。
ヘルム神官「・・・(オイオイ)」
ダート「
本当に任せたからな!いいな。しっかり任せるぞ!
    (安心して冒険に出られるし)
ヘルム神官「・・・う、うむ・・・・」

シスター達のCHAに圧倒されたのか、
ともかくこうして町の治安はヘルムに任されることになったのであった(笑)

DM「ヘルムが信者獲得のために布教活動していて、信者少しづつ増えているらしいぞ」
R2さん「我がシスター達が
CHA18以上を武器に布教するので、たぶん相手になりませんよ」
全員「絶対、
違う意味の信者が集まりそうだ(笑)」

さてそうこうしている間に先日襲撃してきたオーク部族について調べて回ったりする。
(デロームとラムゼス以外)
で、どうやら北方に大きなオーク部族の領域があり、その中の”マンスレイヤー”と言う名の部族らしい。
この部族が今までオークの部族間抗争の中をとりまとめ、人間vsオークの対立姿勢を誇張しているようだ。
まったくもって嫌な名前の部族である。
ま、デロームには関係ないけどね♪(笑)

しかし、実際に敵の動きとなるとほとんど得られません。
町の復興の邪魔にもなるので、とっとと追っ払いたい所ではるので、
パトロールがてら(<重要らしい)にオークの先遣隊の撃破(?)に打って出る事にする。

あと、評議会から変な噂話があった。
故フラン王朝の王族の宝に関する古文書が発掘されたらしい。
宝と言っても、アーティーファクトとか聖剣とかではないらく、レアメタルの鉱山とのこと。
う〜ん回収できないお宝はなぁ(笑)
どうせ、ディープ・ドワーフ辺りがはびこっていそうだし・・・危険。


オークの斥候

レンジャーでもないのに、巧みにオークの臭いをかぎ分けつつ、オークの野営地跡を発見。
追跡を開始し、ルートを確定し、先回りしてこれを迎え撃つ。
おかしい、先回りしたはずなのに普通にエンカウンターが始まってる!(笑)

オークの陣容は
黒い人×1 あくまで黒い人。ダークエルフかは謎だ(笑)
オーク・リーダー×1
オーク×11
ウルフ×2

戦場は森なので双方ともに木々に邪魔されて視線と移動が妨げられる。
戦闘開始と同時に、双方ともに陣取りを行い、間合いを詰める。
そして、デロームの手番で山林に爆音がこだまする。

デローム「ふっふっふ。新必殺技その1だでろ〜ん。
Thunder Shockをキャストでろ〜ん!」
      視線がいまいち通らないので適当撃ちで、この辺りですね。えっと、20'ラディウスだから・・・
DM「・・・で、どうなるんですか!?」
デローム「まずは2d8のライトニング(・・コロコロ・・)うわ、2だよ。」
DM「・・・どうせ、まだあるんでしょ!?」
デローム「ソニックダメージが(・・コロコロ・・)4点。
DC23のFort成功で1/2です。」
DM「・・・
23〜!?
デローム「何か問題でも?」
DM「・・・こいつら失敗」
デローム「Fort失敗すると、爆音で1ラウンドのスタンと1分間耳が聞こえなくなります
DM「どこの呪文だよ!」
デローム「つーか生きてるのか!?こいつら普通のオークじゃねえ。」
DM「何か問題でもありますか?」

その後、微妙に化け物ども(デロームとラムゼス)を避けつつパーティーの後衛へと迫ってくるオークですが、結局はラムゼスのRain of Blowsからの3回攻撃でサクサクと散って行きます。
ああオークも切ないねえ(笑)
黒い人は結局逃げてしまいましたが、他は壊滅させました。


強襲Vrock!!

斥候隊を壊滅させて意気揚々とオークのキャンプを眺める一行。
オークの数は100体以上。
まあ、この際オークの数はあんまり問題じゃないのですがね。
問題は、一緒にいるノール、バグベア、オーガが厄介。
オークだけならまだしも・・・。

仕方なく、正面からの攻略はあきらめて、ゲリラ的な攻撃を立案。
まずは偵察から。
デローム「ゲイリー・ガイギャックスは偉大だぁ!(笑)」
と言って、DaemonEyeで100'離れた地点に隠れつつ、トカゲが偵察。
内部の状態をざっと確認。

火矢をいかける。
デロームとラムゼスが傭兵として中に入って、しかる後に暴れる。
トビーが潜入し隊長を暗殺する。
など、など色々案が出ますが、どれもいまいちリスクと効果が釣り合わない。

結局、食料貯蔵庫を燃やす作戦で行くことになりました。
(雇われているノールやバグベアーも食料がなくなってしまえば、オークを見限るという判断です)
方法としては、
「フラスコランチャーでアルケミスト・ファイアーを食料貯蔵庫に打ち込んで、やばくなったら逃げる」
と言う至って簡単なもの。
が、ジェインが凄いことを言い出す。

ジェイン「
火がついたところに、Concussive Barrier張れば消火できないですよ(力説)

一同
「おおおぉ。なんてナイスなぁ
デローム「う〜ん、そんな凄い考え、僕でも思いつかなかったでろ〜ん。」(笑)

と言うわけで、
ジェインの提案通り、
「フラスコランチャーでアルケミスト・ファイアーを食料貯蔵庫に打ち込んで、Concussive Barrierを張りやばくなったら逃げる」
と言う
グレードアップ案に変更されました。

Concussive BarrierはレンジがMなので、100フィートまで近づく必要があります。
フラスコランチャーもレンジが60'なので、あまりに遠くからは、貴重なアルケミストファイアーが無駄になる可能性があります。
と言うわけで、とりあえず100'までパーティーの距離を詰めますが・・・
さすがに、ラムゼスの巨体が敵に発見されてしまい、戦闘になってしまいます。

戦闘開始を告げるトビーのフレスコランチャー/アルケミストファイアーが食料庫に炸裂。
そこにデロームがConcussive Barrierキャストすると・・・。
案の定、消火しようと寄ってきた
”女子供の”オークが吹き飛ばされる!

デローム「
やっぱジェインは凄いことを思いつくでろ〜ん
(その呪文を提供しているのはおまえだろとのつっこみは置いておく(笑))

当然敵も黙ってはいない。
オーク部隊バグベアー部隊が出てくる。
しかし、オーク部隊は隊長を含め大部分をタルタラのウェブが押さえ込み、結局DMが処理がめんどくさくなった模様で脱落(笑)
残りは数匹のオークとバグベアー。

こうなると、もはやパーティーのペースで戦闘が進みます。
のこのこ出てきた敵を一掃したころ、一際大きなテントの天幕を破り、この世に在らざるモノが姿を現す!
タルタラが知識(異界)のチェックに成功し、それが
Vrockであることを告げる!!

 「
なんですとー!
 「
聞いてないよー!

相変わらず恐ろしいことをするDMだ(笑)
Vrockと言えば3版時代はCR13を持つ凶悪なデーモンだぞ。

Vrockはなにやらポーションを飲んでから(<飲むなよ!(笑))、テレポートで我々の近くに出現する。
しかも
ミラーイメージが5体もついてる!
そして、壮絶な戦闘が開始された。

とりあえず、二つめの必殺技を使うしかないのだが・・・ミラーイメージが邪魔

タルタラのマジック・ミサイルはSR抜けず、ラムゼスの一撃もかすりもしない。
オマケにトビーは無意味に本体に命中・・・(DR抜けずにダメージなし)

(よく考えたら、マジックミサイルはターゲット指定の呪文なので、発射する時にミラーか本体を決める必要があるのでは?
 で、ミラーイメージ自体は幻術(虚像)なのでSRなく、消えるんじゃなかろうか?
 誰か、ミラーイメージとSR関係を教えてプリーズ)

仕方なく、ミラーイメージは自前で何とかすることにする。
デローム「サンダーショックをキャストでろーん。Empower BloodでSR判定+4」
見事にd20で20を出して判定値27でSR突破。ミラーイメージを消滅。
しかし、さすがにFortDC23は成功され、ダメージはソニックの2d4のみ。
残りhp66

しかし、その直後
Vrockのフルアタックで、ラムゼスが気絶
つーか、へースト・ポーションかよ!
とりあえず、ダートから回復呪文を頂きhp+15
残りhp78)

次ラウンド。
デローム「新必殺技その2。まず、
タッチド・GemからTrue Strike!
 そして、
SoulBurnをキャストでろ〜ん。さらにスペシャルマテリアルコンポーネント指定でダメージUP。
 (・・・コロコロ・・・)レンジド・タッチ・アタックでAC27まで!」
 (実は危険な出目だった・・・)

DM「当たりだよ。SR判定してください。」
デローム「SRないでろ〜ん。ついでにSTの余地もないでろ〜ん」
DM「何処の呪文だよ!えげつない。」
デローム 「じゃあそゆことで、HP71削って79のポジティブ・エネルギー・ダメージ!ってことで(笑)」。
残り、hp7点)
(あれれ、2レベル呪文のキャスト用の
6hpを引き忘れてました・・・すいません。反省

DM「・・痛てぇ。でも生きてます。」
デローム「ぐう、生きてますか・・・」

強烈なダメージで怒ったDMVrockは手近にいる
ジェインにフルアタックしこれを仕留めてしまいます
(本当に鬼だ!)

デロームもサンダーショックで応戦する。
hpがないので、Vrockを指定でバンパイア・キャスト。

DM「WillSTに成功すると呪文発動しないけど良いね?」
デローム「・・・HPないし、選択肢ありません・・・」

結局WillST(DC25)失敗でVrockにチクッと6ダメージで、再びサンダーショック。Empower BloodでSR判定+2
しかし、出目が悪くSR突破せず。
残りhp4
本当はこの時点で気絶してますね・・・まあ、この後は活躍していないのであんまし関係ないんですが・・・)

もはや万事休すか!?

しかし、
パーティーの必死の呼びかけ(キュア)で目を開けたラムゼスが窮地を救います。
AoOを避けるように寝たままアタックし、Vrockに強烈な一撃、二撃!
なんとか
Vrockを撃退することに成功はしたものの、ジェインが命を落とす苦い結果となってしまいました。

当初VrockのHDが10と言うことなので、
アウトサイダーのHDが8(=ベースでHP45)であることを考え、これにCONが+4修正だとHPが85。
+5でも95なので、SoulBurnに加え、ラムゼスの攻撃が1回当たれば落とせるだろうと考えたんですが・・・
甘すぎ
まさかCON修正+7でHP115(に加えてミラーイメージ+へーストでAC23)とは思わなかったよ。
(だって3版の頃はhp60だよ!)
つーか、こんな奴どうしろと言うんだ普通。

DM「3.5になってCR下がっていて、CR聞いたら驚くよ(喜)
うちら4/5レベルなんで、CR9でも十分驚くってば(笑)

DM「デロームは普通じゃないから何とかなるでしょ。」
いや、そう言う問題か?(笑)

DM「
SR17しかないから、3レベルキャスターでも何とかなるでしょ」
ならないって、普通(笑)

SoulBurnの79ダメージなかったら
全滅してるよ普通
いや、まあ何とかなってしまったので文句は言えませんが(笑)
・・・とは言え死人は出てしまいましたからね・・・


だから、なんなんだよ!このダンジョンは!

Vrock戦で散ったジェインのシスター達の手で丁重に弔い、代わりに人間のファイターであるレオンを雇い入れる。

デローム「また人間なのでろ〜ん?」
レオン「・・・人間でいさせてください・・・」
デローム「まあ、今のうちは良いと思うでろ〜ん」(笑)*3

多少時間が余ったので、前回ゼラチンキューブが群れていた、
十字路通路(とピット)だけのダンジョンのレベル2へアタックしてみる。
す、る、と・・・

ぎゃー、十字路だ(笑)
一応、各通路の端にはドアがあるらしい。
なんか、ホットしたのもつかの間、開けるとさらに長い通路が・・・くらっ(笑)
その先には、またドアがあり、中を開けると怪しげなポータルが・・・。
この部屋のドアにあった印と他の4つの扉の印からすると、エレメンタル・プレーンへのポータルらしい。
まあ、この装備で飛び込んでも何も良いことはないので引き返して、本日のセッションは終了しました。


*1:Oozeじゃないよ。Aberrationだよ(笑)。詳細はデロームの秘密を参照。ただし、猛毒危険です(笑)

*2:内訳はR2さんのレポートを参照あれ。

*3:「脱人間のススメ!」を参照あれ(笑)。