OGS セッションレポート

森野式フォーゴットン・レルム*1キャンペーン その2*2
(3月27日)

ある奇怪なクリーチャーの手記

マスター:森野たくみさん
プレイヤー&キャラクター


ダート(R2さん):純粋なヒーラー。クレリック4レベル。
トビー=マックスウェル(綾辻さん):今はまだ純粋なローグ(トリックスター目指してる模様)4レベル。
ラムゼス(宮之下さん):流行のハーフ・ミノのダメージディーラーでケンサイを主軸にディバイン系で自己強化。
デローム(DM-SKM):我ながらなんだかよく分からない生き物。クラスはヴァンパイア・メイジでこれまたよく分からない(笑)*3


出会いと正義とウーズ・・・

気がついたら野宿していたデローム君(笑)・・・そこら辺の草でも食べてでろでろしてると、なにやら冒険者風の人たちがくる。
一人はとても人じゃなさそうだけど・・・(<半分は同じ血が・・・笑)。

ティールという神様の神官(ダート)がにこやかに
ダート「我々は正義のために戦っているのです。共に戦いましょう!」
と話しかけてくる。
むう、私をみて驚かないとはさぞかし高名な冒険者に違いない!
久々に”正義”などという言葉を聞いた気がするなぁ・・・そこで
デローム「わたしは以前”正義”に救われた身です!喜んで戦いましょう!いざ行かんでろん〜」(笑)*3
ラムゼス「緊張感があるのか、ないのか分からないキャラだ(笑)」

と、こんな感じで簡単にパーティーになりましたとさ。
ちなみに死体を食べたのは僕じゃないよ(笑)


ウルフパック

色々と仕事が溜まっているようですが、街道/村のパトロールを兼ねて先の冒険で倒した大熊の巣のダンジョンの捜索を開始。
目的地にゆく途中ウォーミングアップのワンダリングに遭遇。
どうやらウルフらしい。数は
9匹、と思ったらDMが1匹余計に置いてる・・・

ダート「ん、9体では?」
DM「ボーナスですよ
ボーナス。欲しいでしょ」

戦闘開始と同時に、右翼から切り崩すことに。
左翼には私が「Concussive Barrier」*4をお見舞いして、ダメージと移動を制限させる。
その後、近づいてくるやつから順番に、ラムゼスが片っ端から切り飛ばす。
4レベルにして、フルアタック3回攻撃はやっぱ強いわ!
ウルフも必死で噛みついてくるが、対したダメージにはならない。
数が減ったところを、各個撃破してあっけなく勝利。


まるでウィザードリー

熊の巣の先には5'幅の通路があり、身を縮めて進んで行く*5
ひたすら進む、その先は十字路
さらに進んで、その先も
十字路
右に行っても、その先は
十字路
後ろも、左も、その先は
十字路
・・・ぎゃー、本当に
十字路ばっかりだぁ!

「ひょとして
ターンフロアー?(笑)」
「ウィザードリーじゃあるまい・・・つーか、いくらなんでも気づくだろ(笑)」
「その昔、酷い目にあった記憶が・・・」
「でも森野さんだし・・・(笑)」
「うんうん(笑)」
「さっき、なんかダンジョン揺れてたしな」
「つーことでDM、印をつけておきますね」

結果的にはターンフロアーではなく、どうやら
本当に碁盤の目のようになっている模様。
部屋も扉もない・・・面倒になってきたあたりで、なにやら角から迫ってくる物体を発見。
ゼラチナスキューブが我々と同様に身を縮めながらやってきたようだ。
戦闘開始と同時に、まさかでラムゼスがパラライズして取り込まれてしまう。
しかたなく、秘蔵のスクロールからClaws of the Demonを使い、2d8ダメージのクローを生やして攻撃。
トビーの弓と一緒に攻撃して何とかこれを撃破して、救出する*6

戦闘中に
「デローム、合体だ!(笑)」
などと言う、不謹慎な声が聞こえて来たような・・・(笑)
デロームはOozeではなくて、
Aberrationです!念のため。

その後もやっぱり、
十字路だらけのダンジョン・・・。
「だー、ローラー作戦開始(笑)」
す・る・と・・・ピット(落とし穴)に落ちました(笑)
深さ60'で6d6ダメージ。デロームじゃなきゃ死んでるってば。
ある意味、とても恐ろしいダンジョンだ・・・。
もはや、この恐ろしい(構造の)ダンジョンに精神を蝕まれていた我々は
ひたすらピットに落ちる・・・
だってTake10じゃ発見できん。
結局Take20でサーチをすることにした頃には、ワンドのチャージが激減していたのは言うまでもない(苦笑)
(各角で1回、Take20で1回のワンダリングチェックとなります)

そんなこんなで、やっと下へ行く階段を発見。
同時に、
前方の十字路の各方向から3匹のキューブが到着。
戦うことすら面倒になってきていた今日この頃、いったん撤退して1匹ずつ屠ろうとすると・・・・
後方の十字路にも3匹のキューブが出現
逃がす気は毛頭ないらしい・・・
恐るべし!

戦闘開始と同時に後方の十字路にConcussive Barrier展開。
キューブの足が遅いことを良いことに、ダメージ入れ放題&時間稼ぎ。
その間に、前方のキューブを1体ずつ屠る。
通常攻撃が当たらないとふんだDMはグラップル攻撃を仕掛けるが、AoOで撃墜する。
前方のキューブを屠ったラムゼスがバリアーに頭をつっこんで、迫ってきていた後方のキューブを撃破する。
が、私の手番でラムゼスはバリアーに吹っ飛ばされて、ダートに激突、手痛いダメージを与える・・・
一番痛い攻撃だった(笑)
そうこうしてなんとか、キューブ6体を撃破しました。
正直キューブのルールミス*6がなければ
間違いなく全滅していた戦いだった気がするが・・・。
とりあえず、レベルアップ*7とワンドの補給のために一端町に撤退することにする。

が、
帰り道がなかった・・・壁をぶち破っても土だけ。
まあ、結局のところ
”回っていたのはダンジョンでした”と言うオチです。
片っ端から壁をぶち壊して脱出。

町に帰るとレベルアップ作業。
スキルアップにひたすら時間が必要ですげー大変。
しかも、報酬は微々たるもの・・・だってキューブのランダムの宝だけですよ!
出目が悪かった場合、生活すらできませんね。


アンデット軍団とDのN

レベルアップ初めて1週間。オークの死体とミノタウロスの死体が大挙して町に攻めて来ました。
しょうがないので迎え撃つ面々。
オーク・ゾンビ20体にミノタウロス・ゾンビ2体の大群を出迎える。

デローム「お、多いなぁ」
DM「さっきのバリアー使えばいいじゃん」
デローム「あんな処理の重い呪文使えん・・・」
DM「やったー。
勝った〜
デローム「(いや、そう言う問題じゃないと思いますが)・・・」

戦闘開始早々にダートからターン・アンデット。出目はあまりよくないがゾンビ程度なら十分。
その後もターンを重ね次々にオーク・ゾンビを破壊してゆく。
やはりクレリックは強いのです。
なので、雑魚のオーク・ゾンビはダートのターンに任せて、他はミノタウロス・ゾンビに集中攻撃。
まず攻撃力を削るために、ミノタウロス・ゾンビに対してAcid Curse
ミノタウロス・ゾンビの目を酸で焼き、
盲目にする。*8
続くラウンドで
もう1体も盲目にする。
盲目にしたゾンビに向かって激しく切ったり、突いたりして攻撃するラムゼス。
が、これが結構タフでラムゼスのフルアタックでも落ちない!
(実は出目が悪くて当たっていないと言う噂あり・・・)
しかも、ミスチャンスをかいくぐってラムゼスに手痛い一撃を与えてくる。

そうこうしてると
DM「君たちの上空を、街の方向に何か飛んで行ったよ。知識(プレーン)があればチェックどうぞ」
デローム「出目1・・・」
(他のPCが出目良かったので)
DM「Dな連中のNではじまるやつだよ」
デローム「Nupperiboかぁ」*9
全員「ちがーう!」


19人の・・・

なんとか、ゾンビ軍団を撃破して町へと急ぐ面々が見たものは!
NupperiboNalfeshneeに襲撃されたティール神殿と殺された神官たち。
神殿に保管していた大切な(高価な)神具をも奪い取られ、後に残されたのは
19人のアプレンティス
この町における最高レベルとなったダートに神殿と19人のアプレンティスを任せられることになりました。

ダート「詳細なデータはありますか?」
DM「好きなように作ってください」(笑)
ダート
12人まではすぐに名前が浮かぶ
全員「そうだねぇ〜(笑)」「全員女性だったのか(笑)」「19人は大変だねぇ(笑)」「次回が楽しみだ(笑)」


最後に

ちょっと時間が余ったのでパトロール。
熊3匹と遭遇。
初手で、1匹をIndescribable Creepで無力化*10
あとは2体はAcid Curseで盲目にしたところを、
トビーのスネークダメージ(実は本日初スネーク?)とラムゼスのフルブレードで屠りました。
これにより、デロームはさらにレベルアップしました。
次回から2レベル呪文が使えるらしい(喜)


*1:多分(苦笑)。フラン市が舞台です。DM的にはレイブンロフトにPCを叩きこみたいらしい。

*2:私は1回目は家庭の事情で欠席でしたので、今回が初参加です。

*3:詳細はデロームの秘密を参照。ただし、猛毒危険です(笑)

*4:Concussive BarrierはForceの力場を発生させる呪文。1d4×5'吹き飛ばされて、吹き飛ばされた5'について1d4ダメージを与えます。
 その上でSTに失敗すると、転倒+持ち物落とすオマケ付き・・・。
 ダメージがForceということから、インコーポリアルにも効果がある強力な”戦争用”呪文。

*5:デロームとラムゼスはLサイズクリーチャーで通常Faceが10'×10'です。従って、5'の狭い通路だとACへのDEXボーナスを失い、命中判定にペナルティを被ります(大型武器は使えなくなる)。UD収載のルールです。
 今回デロームはスネークが効かないことやBlind-Fightを持っているなどの理由から、先頭を歩いています。彼は前衛キャラですから(笑)

*6:ルールミスがありました。
 実はゼラチンキューブは敵を取り込むために攻撃(グラップル)する必要ありません。 
 敵のいるマスに移動するだけでOKなんですよね。
 敵はRefST(DC13)で避けるか、AoO(AoOで死ななければ取り込まれる)のどちらかを選択できます。
 また、取り込まれた後はグラップル状態なので、脱出も可能なんですね。麻痺しなければだけど・・・。
 あと、キューブのFaceは15'でしたね。でけえ・・・昔は10'だったと記憶していたけど。
 なので、5'通路では実は5'しか動けなかったのでは?つーかこんな狭いところに所に群がるなよ(笑)

*7:もちろんトラップの経験値が大きかったためと付け加えておこう。

*8:このMonteの呪文を使った辺りから、とうとうDMに泣きが入ります(笑)
 d20の威力(奇怪なクリーチャー)を目の辺りにして、さすがにかのDMにもダメージが入ったらしい。
 (DMのPCがクラッシュしていてシナリオ・データが飛んでいたのも大きな原因かも・・・)
 この時のダメ出しにより、デローム君の手間隙かけた成長計画はご破算しました _| ̄|○
 一番の問題は、プレステ用の無駄なフィートとスキル(<特にスキルはお金かかっているのだ)を取り直せるのか微妙。
 次回、色々DMと交渉しないとね!
 と言うより忘れている可能性もあるが・・・。

*9:Nupperibo。レムレー同様の最弱デビルの一つ。むろん飛べない。ちなみに本当はCR14のデーモン”Nalfeshnee”です。

*10:パニック状態になり逃走。